JPS597325B2 - 鋳鋼ショットの製造方法 - Google Patents
鋳鋼ショットの製造方法Info
- Publication number
- JPS597325B2 JPS597325B2 JP55057235A JP5723580A JPS597325B2 JP S597325 B2 JPS597325 B2 JP S597325B2 JP 55057235 A JP55057235 A JP 55057235A JP 5723580 A JP5723580 A JP 5723580A JP S597325 B2 JPS597325 B2 JP S597325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardness
- cast steel
- shot
- steel shot
- carbon content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 229910001208 Crucible steel Inorganic materials 0.000 title claims description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 15
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 claims description 6
- 238000005496 tempering Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 5
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910000677 High-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 229910000734 martensite Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000760 Hardened steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001563 bainite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属製被加工物の表面にショットを投射して
その衝撃により、表面に附着するスケール、砂等の研掃
を行うブラスト、あるいは、衝撃により表面に冷鍛加工
を与えて金属の疲労を防ぐピーニング加工に用いられる
ショットの製造に関するものである。
その衝撃により、表面に附着するスケール、砂等の研掃
を行うブラスト、あるいは、衝撃により表面に冷鍛加工
を与えて金属の疲労を防ぐピーニング加工に用いられる
ショットの製造に関するものである。
ショットは、0.2〜2.5mmφの中実の球状鉄粒子
であって、高速投射回転体あるいは高圧空気により、投
射速度50〜9 0 ml secで被加工物の表面に
循環投射されるものであるから、被加工物に対して球状
形態を維持する充分の硬度と、しかも粉砕しない粘り強
さを有することが必要であって、一般的に硬度HRC4
0〜48とされている。
であって、高速投射回転体あるいは高圧空気により、投
射速度50〜9 0 ml secで被加工物の表面に
循環投射されるものであるから、被加工物に対して球状
形態を維持する充分の硬度と、しかも粉砕しない粘り強
さを有することが必要であって、一般的に硬度HRC4
0〜48とされている。
いま一般的に、この硬度の鋳鋼製品を作るには炭素量0
.9%程度の高炭素鋼を焼入れ後、焼戻しを行い、炭化
物を析出させて粘り強さを附与することが必要とされて
おり、ショットの製造においても、例えば、C0.89
%、Si0.69%、Mn0.70%、P0.022%
、80.029%の成分の溶鉄を約1600゜Cの状態
で、鉄の表面張力を利用して高圧水で球状化させるとと
もに、この水中焼入により、HRC60〜65マルテン
サイトの組織を作り、これを加熱乾燥して、表面の水分
を除去し、次いで800℃前後の温度で約30分保持後
、再び水中に焼入を行い、乾燥後、500〜600℃の
温度に約30分保持して焼戻しを行なって、マルテンサ
イト+ベイナイトの混合組織とし、所定の硬度HRC4
0〜48のものを得ている。
.9%程度の高炭素鋼を焼入れ後、焼戻しを行い、炭化
物を析出させて粘り強さを附与することが必要とされて
おり、ショットの製造においても、例えば、C0.89
%、Si0.69%、Mn0.70%、P0.022%
、80.029%の成分の溶鉄を約1600゜Cの状態
で、鉄の表面張力を利用して高圧水で球状化させるとと
もに、この水中焼入により、HRC60〜65マルテン
サイトの組織を作り、これを加熱乾燥して、表面の水分
を除去し、次いで800℃前後の温度で約30分保持後
、再び水中に焼入を行い、乾燥後、500〜600℃の
温度に約30分保持して焼戻しを行なって、マルテンサ
イト+ベイナイトの混合組織とし、所定の硬度HRC4
0〜48のものを得ている。
周知のように鋼の焼入れ硬度は添附図面の表に示すよう
に、主として含有される炭素量に比例して増加する。
に、主として含有される炭素量に比例して増加する。
而して焼入れされた鋼は高温での平衡状態を低温に持っ
てきたものであるから不安定状態であり、この内部応力
を除去し、更にこれに適当な粘り強さを与えるため、焼
戻しが必要とされ、品物の種類に応じて、200〜60
0℃に再加熱することが行われている。
てきたものであるから不安定状態であり、この内部応力
を除去し、更にこれに適当な粘り強さを与えるため、焼
戻しが必要とされ、品物の種類に応じて、200〜60
0℃に再加熱することが行われている。
しかし、焼戻しにより、粘り強さは増加するが、硬度は
低下するから、焼入れ時の硬度は予めその分だけ高くし
ておかねばならず、前記したようにショットの製造にお
いても、高炭素鋼を用いて、一旦所定以上の硬度に作る
必要があった。
低下するから、焼入れ時の硬度は予めその分だけ高くし
ておかねばならず、前記したようにショットの製造にお
いても、高炭素鋼を用いて、一旦所定以上の硬度に作る
必要があった。
上記したように、従来は高炭素鋼を用いて焼入れ工程と
焼戻し工程により所定の硬度及び粘り強さを有するショ
ットを得ていたから、工程数が多く、生産能率が悪い上
、焼戻し設備である熱処理炉が必要となり、生産コスト
が高価となる等の欠点があった。
焼戻し工程により所定の硬度及び粘り強さを有するショ
ットを得ていたから、工程数が多く、生産能率が悪い上
、焼戻し設備である熱処理炉が必要となり、生産コスト
が高価となる等の欠点があった。
本発明者は上記の欠点を解決するため鋭意研究した結果
、従来よりも炭素含有量の少ない鋼を用いて焼入れする
ことにより、焼戻し工程を省略できると℃・5知見を得
、この知見に基き更に研究を進めた結果、粒径0.2〜
2.5朋φのショットであれば、炭素含有量が少なくて
も目的とする硬度(HRC40〜48)が得られるとい
う事実を見出し、本発明を完成するに至った。
、従来よりも炭素含有量の少ない鋼を用いて焼入れする
ことにより、焼戻し工程を省略できると℃・5知見を得
、この知見に基き更に研究を進めた結果、粒径0.2〜
2.5朋φのショットであれば、炭素含有量が少なくて
も目的とする硬度(HRC40〜48)が得られるとい
う事実を見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、炭素含有量が0.13〜0.21%の溶
鉄を水中焼入れして粒径0.2〜2.5龍φの金属粒子
となし、次いでこれを150〜200℃に加熱乾燥して
硬度HRC40〜48の鋳鋼ショットを得るようにした
ことを特徴とする鋳鋼ショットの製造方法を要旨とする
。
鉄を水中焼入れして粒径0.2〜2.5龍φの金属粒子
となし、次いでこれを150〜200℃に加熱乾燥して
硬度HRC40〜48の鋳鋼ショットを得るようにした
ことを特徴とする鋳鋼ショットの製造方法を要旨とする
。
本発明は炭素含有量が0.13〜0.21%の溶鉄を水
中焼入れする。
中焼入れする。
炭素含有量が0.13%未満だと目的とする硬度が得ら
れず、0.21%を越えると硬度が大きくなりすぎ脆く
なるため、焼戻しが必要となり、好ましくない。
れず、0.21%を越えると硬度が大きくなりすぎ脆く
なるため、焼戻しが必要となり、好ましくない。
上記水中焼入れによって粒径0.2〜2. 5 mmφ
の金属粒子が得られる。
の金属粒子が得られる。
粒径0.2〜2.5朋φの金属粒子とすることによって
、炭素含有量が少なくても目的とする硬度(HRC40
〜48)が得られる。
、炭素含有量が少なくても目的とする硬度(HRC40
〜48)が得られる。
即ち、粒径が0.2〜2.5朋φのものは、水中焼入れ
した際、金属組織の変化が瞬時に均一に行なわれ、粒子
の内部まで均一な硬度が得られる。
した際、金属組織の変化が瞬時に均一に行なわれ、粒子
の内部まで均一な硬度が得られる。
これに対し、粒径が大きいもの(粒径が2. 5 in
φを越えるもの)は水中焼入れの際、表面付近の硬度は
目的とする硬度(HRC40〜48)になっても、内部
の硬度はそれよりも小さい状態にとどまり、目的とする
硬度に達しない。
φを越えるもの)は水中焼入れの際、表面付近の硬度は
目的とする硬度(HRC40〜48)になっても、内部
の硬度はそれよりも小さい状態にとどまり、目的とする
硬度に達しない。
従って、炭素含有量が0.13〜0.21%の溶鉄を水
中焼入れしても、粒径が2. 5 mmφを越えるもの
は、粒子内部まで均一な硬度が得られず、ショットとし
て要求される硬度を備えることができず、実用に供し得
ない。
中焼入れしても、粒径が2. 5 mmφを越えるもの
は、粒子内部まで均一な硬度が得られず、ショットとし
て要求される硬度を備えることができず、実用に供し得
ない。
本発明のように粒径を0.2〜2.5mmφとすること
によって、はじめて、粒子表画付近から内部に至るまで
硬度を均一にHRC40〜48とすることが可能となっ
たのである。
によって、はじめて、粒子表画付近から内部に至るまで
硬度を均一にHRC40〜48とすることが可能となっ
たのである。
而して、本発明によれば溶鉄の炭素含有量は当初から少
ない(0.13〜0.21%)から(従来方法だと、炭
素含有量0.89%)、水中焼入れした後、焼戻しを行
なう必要がなく、焼戻しを行なわすとも必要な粘り強さ
が得られる。
ない(0.13〜0.21%)から(従来方法だと、炭
素含有量0.89%)、水中焼入れした後、焼戻しを行
なう必要がなく、焼戻しを行なわすとも必要な粘り強さ
が得られる。
上記の如くして得られた金属粒子は150〜200℃で
2分間加熱乾燥され、本発明鋳鋼ショットの製造が完了
する。
2分間加熱乾燥され、本発明鋳鋼ショットの製造が完了
する。
本発明によれば、焼戻し工程を省略できるから、従来の
焼戻し設備である熱処理炉が不要となり、加工費、燃料
費等を大幅に節減でき、その結果、生産コストを著し《
低下することができる等の効果を奏するものである。
焼戻し設備である熱処理炉が不要となり、加工費、燃料
費等を大幅に節減でき、その結果、生産コストを著し《
低下することができる等の効果を奏するものである。
次に本発明の実施例を示す。
実施例
第1表に示す炭素含有量の溶鉄を水中焼入れして粒径0
,2〜2.5朋φの金属粒子を得、次いで150〜20
0℃に加熱乾燥した後、硬度(HRC)を測定した。
,2〜2.5朋φの金属粒子を得、次いで150〜20
0℃に加熱乾燥した後、硬度(HRC)を測定した。
結果を同表に示す。得られたショットを破砕試験機によ
り繰返し投射して一定残量に至る回数(寿命値)を測定
し、従来のショットと比較したところ、いずれも従来の
ものの1.5倍以上に達する結果が得られ、粘り強さに
おいても充分、優れていることが判った。
り繰返し投射して一定残量に至る回数(寿命値)を測定
し、従来のショットと比較したところ、いずれも従来の
ものの1.5倍以上に達する結果が得られ、粘り強さに
おいても充分、優れていることが判った。
図は銅の焼入れ硬さと炭素含有量との関係を示すグラフ
である。
である。
Claims (1)
- 1 炭素含有量が0.13〜0.21%の溶鉄を水中焼
入れして粒径0.2〜2. 5 amφの金属粒子とな
し、次いでこれを150〜200℃に加熱乾燥して硬度
HRC40〜48の鋳鋼ショットを得るようにしたこと
を特徴とする鋳鋼ショットの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55057235A JPS597325B2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 鋳鋼ショットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55057235A JPS597325B2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 鋳鋼ショットの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152909A JPS56152909A (en) | 1981-11-26 |
| JPS597325B2 true JPS597325B2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=13049866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55057235A Expired JPS597325B2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | 鋳鋼ショットの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597325B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3106056B2 (ja) * | 1994-04-22 | 2000-11-06 | 株式会社大鋳 | 塗膜剥離方法 |
| KR100400660B1 (ko) * | 2001-03-29 | 2003-10-08 | 이부락 | 고온, 고압 오일을 이용한 금속 볼 성형 방법 및 장치 |
| JP5725416B2 (ja) * | 2011-06-28 | 2015-05-27 | 新東工業株式会社 | 低炭素系鋳鋼ショット |
| CN111278603A (zh) * | 2018-03-28 | 2020-06-12 | 新东工业株式会社 | 用于喷丸加工的弹丸 |
| CN109439855A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-03-08 | 洪桂金 | 一种钢砂生产工艺 |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP55057235A patent/JPS597325B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152909A (en) | 1981-11-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2363243B1 (en) | Method for manufacturing blasting material for shot-peening | |
| US4202710A (en) | Carburization of ferrous alloys | |
| JPS597325B2 (ja) | 鋳鋼ショットの製造方法 | |
| JPH11309630A (ja) | 鋼材製部品の製造方法 | |
| JPH07276242A (ja) | 鉄系ショット粒の製造方法 | |
| JP5085826B2 (ja) | Fe−Cr−C合金をベースとする角をもつ錆びのないショットブラスチング研磨剤の製造方法 | |
| JPH02228448A (ja) | 高強度・高靭性スチールショット | |
| USRE22452E (en) | Method of making powdered iron | |
| US3513038A (en) | Method for producing fragmenting steel | |
| US2310987A (en) | Grinding ball and the method of making the same | |
| US3048505A (en) | Process of prehardening austenitic manganese steel | |
| CN109593929B (zh) | 一种冷镦钢的球化退火方法 | |
| JPH0570685B2 (ja) | ||
| JPH02294462A (ja) | 鋼部材の浸炭焼入方法 | |
| US2979810A (en) | Rotating bands for projectiles and methods for making the same | |
| RU2024627C1 (ru) | Способ термоциклической обработки стальных деталей | |
| US2184926A (en) | Metal blasting material and method of producing the same | |
| JPS59211503A (ja) | シヨツト又はグリツトの製造方法 | |
| JP3167550B2 (ja) | 加工性に優れた冷間鍛造用鋼材 | |
| JPS5980715A (ja) | 高疲労強度球状黒鉛鋳鉄の製造法 | |
| JPS56152921A (en) | Hot formed spring and its production | |
| JPH03229852A (ja) | 高強度部品の製造方法 | |
| JPS5538983A (en) | Production of high density powder molding by powder hot forging process | |
| SU815046A1 (ru) | Способ изготовлени сортовогопРОКАТА из углЕРОдиСТыХ и лЕгиРОВАН-НыХ СТАлЕй | |
| RU2016092C1 (ru) | Способ термической обработки малолегированной заэвтектоидной стали перлитного класса |