JPS597631Y2 - 湿式多板クラツチへのオイル供給量コントロ−ル装置 - Google Patents

湿式多板クラツチへのオイル供給量コントロ−ル装置

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JPS597631Y2
JPS597631Y2 JP3358379U JP3358379U JPS597631Y2 JP S597631 Y2 JPS597631 Y2 JP S597631Y2 JP 3358379 U JP3358379 U JP 3358379U JP 3358379 U JP3358379 U JP 3358379U JP S597631 Y2 JPS597631 Y2 JP S597631Y2
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JP
Japan
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oil
clutch
valve body
engine
valve
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JP3358379U
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JPS55132531U (ja
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禎之 伊延
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、湿式多板クラッチへのオイルの供給量を、オ
イルの動粘度の変化に応じて制御するようにした湿式多
板クラッチへのオイル供給量コントロール装置に関する
ものである。
従来から多板式クラッチには、クラッチ板間にオイルを
強制的に供給して、クラッチ板同志の接合、離間をオイ
ル中で行なうようにした湿式多板クラッチがある。
このクラッチ板間に供給さ五るオイルの動粘度は、オイ
ルの温度が低いほど大きくなる。
このため、湿式多板クラッチにあっては、クラッチ板間
に供給されるオイルの量が一定の場合に、このオイルの
温度が低いほどクラッチ切れが悪くなる欠点がある。
このような湿式多板クラッチを装着したオートバイ、自
動車等の車輌にあっては、クラッチ板間に供給されるオ
イルにエンジンオイルを用いている。
この結果、クラッチ板間に供給されるオイルは、エンジ
ンの始動時(冷機運転時)には十分低いが、エンジン始
動後、時間がたってからの運転時(暖機運転時)には高
温になる。
このため、冷機運転時のクラッチ切れをよくするために
クラッチ板間へのオイルの供給量を少なくすれば、暖機
運転時にクラッチ板同志が焼付く虞があり、又、暖機運
転時のクラッチ板同志の焼付を防止するためにクラッチ
板間へのオイルの供給量を多くすれば、冷機運転時のク
ラッチ切れが悪くなるという問題があった。
本考案は、この問題を解消した湿式多板クラッチへのオ
イル供給量コントロール装置を提供することを目的とす
るもので、湿式多板クラッチへのオイルの供給量をエン
ジンの冷機運転時に少なくしてクラッチ切れが悪くなる
のを防止し、湿式クラッチへのオイルの供給量をエンジ
ンの暖機運転時に多くしてクラッチ板同志の焼付を防止
可能としたことを特徴とするものである。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
第1図において、1はカウンターシャフト、2はカウン
ターシャフト1に回転自在に支持されたプライマリード
リブンギャである。
このプライマリードリブンギャ2には、クラッチスリー
ブ3がピン4により一体に結合されている。
5はカウンターシャフト1の端部に形或したスプライン
で、このスプライン5はクラッチスリーブ3内に位置し
ている。
このスプライン5には、クラッチスリーブハブ6がスプ
ライン嵌合している。
7はクラッチスリーブハブ6の左端外周に突設されたス
トツパーフランジである。
3aはクラッチスリーブ3に形或されたスリット、6a
はクラッチスリーブハブ6外周面に形或された長溝であ
る。
このスリット3a、長溝6aは、カウンターシャフト1
の軸線と平行に延びている。
8はクラッチドライブプレート (クラッチ板)、9は
クラッチドリブンプレート(クラッチ板)である。
クラッチドライブプレート8、クラッチドリブンプレー
ト9はそれぞれリング板状に形或されている。
このクラッチドライブプレート8はクラッチスリーブ3
内に嵌合し、その外周の突起8aはスリッ}3aに長手
方向にのみ移動自在に嵌合している。
クラッチドリブンプレート9はクラッチスリーブ6外周
に嵌合し、その内周の突起9aは長溝6aに長手方向に
のみ移動自在に嵌合している。
この両フ゜レート8,9はカウンターシャフト1の軸線
方向に交互に重なっている。
10は図示しないクラッチレバーの操作により回転する
ピニオン、11はピニオンに噛合するラック、12はラ
ツク11を有する軸、13は軸12に回転自在に保持さ
れたプレッシャープレート、14は軸12のクラッチス
リーブハブ6側に突設されたフランジ、15はクラッチ
スリーブハブ6とプレッシャープレート13との間に介
装された圧縮コイルスプリングである。
この圧縮コイルスプリング15は、プレッシャープレー
ト13をプレート8,9側に押圧して、この両プレート
8,9をストッパーフランジ7とプレッシャープレート
13との間に扶持している。
カウンターシャフト1には、軸線方向に延びる油通孔1
6と、この油通孔16と間隙17とに開口する油通孔1
8とが穿設されている。
この油通孔16は、一端が図示しないオイルポンプの吐
出口に接続されている。
クラッチスリーブハブ6の内周面には、スプライン5に
スプライン嵌合している支持盤部19が一体に設けられ
ている。
この支持盤部19とクラッチスリーブ3との間に間隙1
7が形或されている。
支持盤部19には、間隙17とクラッチスリーブハブ6
の内周面に開口する油通孔20が形或されている。
クラッチスリーブハブ6には、その内外周面に開口する
油通孔21が形或されている。
これらの油通孔16、間隙17、油通孔20, 21と
によって、オイルポンプの吐出口(図示せず)とクラッ
チ板であるプレート8,9との間にオイル供給通路が形
或されている。
油通孔16内には、オイルの動粘度を検知して開度が変
化する流量制御弁22が介装されている(第1図ないし
第3図参照)。
この流量制御弁22には、次の構造の一方向弁が用いら
れている。
この一方向弁は、油通孔16内に圧入固定された筒状の
弁本体23と、弁本体23の一端閉塞壁24に穿設され
た油通路25と、弁本体23の他端開口部の周縁に設け
られた弁座26と、油通孔16の長手方向に移動自在に
閉塞壁24に保持された弁体27と、閉塞壁24と弁体
27との間に介装された圧縮コイルスプリング28とか
らなる。
この圧縮コイルスプリング28は、弁体27を弁座26
から離間する方向にばね付勢している。
このような一方向弁からなる流量制御弁22は、弁体2
7を上流に向けて油通孔16内に配設してある。
これにより、弁体27に作用するオイル圧は、圧縮コイ
ルスプリング28を圧縮する方向に作用する。
29は、弁体27と一体の弁ロツド27 a端部の溝2
7 bに取り付けられたサークリップである。
なお、流量制御弁22とオイルポンプとの油通孔16間
には、各潤滑部に開口する孔(図示せず)が連通してい
る。
また、エンジン始動時(すなわちエンジンオイルの温度
が低いとき)の油通孔16の上流の圧力をP′、エンジ
ン始動後一定時間がたってからのエンジン運転時(エン
ジンオイルの温度が高くなってある温度tに達したとき
)の油通孔16の上流の圧力をPとすると、PとP′は
オイルポンプと流量制御弁22とに開口する図示しない
孔及びエンジンオイルの動粘度の変化により次式のよう
になる。
P<P’・・・・・・・・・(1) ここで、流量制御弁22の圧縮コイルスプリング28の
初期設定ばね荷重をWとして、P, P’, Wを次の
ように予め設定しておく。
P≦w<p’・・・・・・・・・(2) 更に、弁体27が第3図の如く弁座26に着座したとき
の圧縮コイルスプリング28のばね力をW′とするとW
とW′は次式のようになる。
w<w’・・・・・・・・・(3) これに加えてP′をP1′とP2 ’ (P1’<P2
’)とに分けて考え、P1′,P2′,Wlを次式の
ように予め設定しておく。
P1′〈W′≦P2′・・・・・・・・・(4)次にこ
のような構或の湿式多板クラッチ及びオイル供給量コン
トロール装置としての流量制御弁22の作動を説明する
図示しないエンジンを作動させると、プライマリードリ
ブンギャ2が回転して、クラッチスリーブ3及びクラッ
チドライブプレート8が一体に回転する。
ここでクラッチドリブンプレート9は、圧縮コイルスプ
リング15のばね力によりクラッチドライブプレート8
に圧接しているので、クラッチドライブプレート8の回
転によりこれと一体に回転してこの回転をカウンターシ
ャフトに伝達する。
次に、この状態から図示しないクラッチを操作してピニ
オン10を反時計方向に回転させると、軸12が右方に
変位してプレッシャープレート13が圧縮コイルスプリ
ング15のばね力に抗して右方に変位し、プレート8,
9の圧接が解除されるので、カウンターシャフト1への
回転伝達が断たれる。
一方、エンジンの作動に伴なってオイルポンプからのエ
ンジンオイルの一部が、油通孔16内に吐出されその一
部は図示しない孔から潤滑部に供給される。
残りのエンジンオイルは、流量制御弁22の弁座26と
弁体27との間を通過したのち、弁本体23内、油通路
25、油通孔18、間隙17、油通孔20, 21内を
流れて、プレート8,9間に供給され、クラッチプレー
ト8,9間の間隙から外方に流れる。
しかしながら、エンジンの始動時は、エンジンオイルの
温度が低いので、エンジンオイルの動粘度が大きい。
このときのエンジンオイルは、流動制御弁22の上流に
開口する図示しない孔から潤滑部に流出するが、動粘度
が大きいために流出しにくいため、流量制御弁22とオ
イルポンプとの間の油通孔16内の圧力は上昇する。
これに伴ない、このときの動圧が弁体27に圧縮コイル
スプリング28を圧縮する方向に作用すると同時に、エ
ンジンオイルが弁体27に粘着するので、流量制御弁2
2上流の圧力がP′2のときは、この圧力P′2により
弁体27が圧縮コイルスプリング28のばね力に抗して
弁座26に第3図の如く着座して、プレート8,9側へ
のオイルの供給を完全に停止する。
このときには、プレート8,9間に動粘度の高いエンジ
ンオイルが供給されないので、上述したようにプレート
8,9間の圧接を解除したときに、プレート8,9には
エンジンオイルはほとんどなく、この結果、プレート8
,9が良好に相対回転して、プレート8,9間の回転力
の伝達が断たれる。
エンジンオイルは、エンジンの作動に伴なって温度が徐
々に上昇し、その動粘度はこの温度上昇に伴なって除々
に低下する。
これに伴なって、オイルポンプと流量制御弁22との間
の油通孔16に開口させた図示しない孔内を通過するエ
ンジンオイルの流れが円滑となり、流量制御弁22上流
の油通孔16内の圧力が低下する。
このようにして、流量制御弁22上流の油通孔16内の
圧力P′が、P′2未満であるP′1になると、弁体2
7が弁座26がら離間する。
このときの弁体27と弁座26との開度は、P′1の低
下に伴なって大きくなり、P′1=W≧Pとなったとき
に第2図の如く最大となる。
このように弁体27と弁座26との間の開度の増大は、
エンジン始動後しばらくしてエンジンオイルが上昇する
に伴なって始まり、この開度の増大に伴なってプレート
8,9へのエンジンオイルの供給量が増大する。
なお、油通孔16途中に装着する流量制御弁としては上
述した構或の一方向弁に限るものではなく、また、この
流量制御弁の装着位置も他の部分であってもよい。
本考案は、以上説明したように、湿式多板クラッチへオ
イルポンプによってオイルを供給する通路の途中に、弁
体と、該弁体を弁座に対して開弁し前記通路を連通ずる
方向に付勢するスプリングとから或る流量制御弁を、そ
の弁体を前記オイルポンプ側に向けて介装すると共に、
前記スプリングのばね荷重の値を、低温時のオイルの圧
力値よりは小さく、エンジン暖機により高温となったオ
イルの圧力値よりは大なる値に設定したものであるから
、湿式多板クラッチへのオイルの供給量をエンジンの始
動時である冷機運転時に少なくしてクラッチ切れが悪く
なるのを防止することができると共に、このオイルの供
給量をエンジン始動後、時間がたってからのエンジンの
運転時である暖機運転時に多くしてクラッチ板同志の焼
付を防止させることができる。
これは、特に冬期には有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す湿式多板クラッチの
断面図、第2図、第3図は、第1図の流量制御弁の作動
状態を示す部分拡大断面図。 8・・・・・・クラッチドライブプレート(クラッチ板
)、9・・・・・・クラッチドリブンプレート(クラッ
チ板)、{16・・・・・・油通孔、17・・・・・・
間隙、20, 21・・・・・・油通孔}オイル供給通
路、22・・・・・・流量制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湿式多板クラッチへオイルポンプによってオイルを供給
    する通路の途中に、弁体と、該弁体を弁座に対して開弁
    じ前記通路を連通ずる方向に付勢するスプリングとから
    或る流量制御弁を、・その弁体を前記オイルポンプ側に
    向けて介装すると共に、前記スプリングのばね荷重の値
    を、低温時のオイルの圧力値よりは小さく、エンジン暖
    機により高温となったオイルの圧力値よりは大なる値を
    設定したことを特徴とする湿式多板クラッチへのオイル
    供給量コントロール装置。
JP3358379U 1979-03-15 1979-03-15 湿式多板クラツチへのオイル供給量コントロ−ル装置 Expired JPS597631Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3358379U JPS597631Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 湿式多板クラツチへのオイル供給量コントロ−ル装置

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JP3358379U JPS597631Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 湿式多板クラツチへのオイル供給量コントロ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS55132531U JPS55132531U (ja) 1980-09-19
JPS597631Y2 true JPS597631Y2 (ja) 1984-03-08

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ID=28889351

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JP3358379U Expired JPS597631Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 湿式多板クラツチへのオイル供給量コントロ−ル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4684133B2 (ja) * 2006-02-28 2011-05-18 本田技研工業株式会社 パワーユニットが搭載された車両
JP6113681B2 (ja) * 2014-03-17 2017-04-12 本田技研工業株式会社 多板式摩擦クラッチ
JP7149432B2 (ja) * 2019-03-26 2022-10-06 ジーケーエヌ オートモーティブ リミテッド 潤滑制御を伴う脱連結可能カップリング

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