JPS597831B2 - ムノリセイシヨクヨウユザイ - Google Patents

ムノリセイシヨクヨウユザイ

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JPS597831B2
JPS597831B2 JP6301675A JP6301675A JPS597831B2 JP S597831 B2 JPS597831 B2 JP S597831B2 JP 6301675 A JP6301675 A JP 6301675A JP 6301675 A JP6301675 A JP 6301675A JP S597831 B2 JPS597831 B2 JP S597831B2
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weaving
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acid
carbon atoms
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JP6301675A
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雄一 井上
弘一 樫田
邦男 柴田
道風 小野
修 中川
誠 木村
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無糊製織用油剤に関する。
従来、無糊製織に関する研究は数多く行なわれており、
(1)親水性ビニル重合体を油剤中に混合して使用する
、(2)単繊維強度を上げる、(3)固形ワックスを整
経時に付着させる、(4)高粘度のポリウレタン化合物
を付着させる等の方法が提案されている。
しかしこれらの方法は操作工程中にケバや糸切れが多発
したり、ガイドその他に粘着物が析出したり、製品の風
合いが硬くなって用途面の制約を受ける等の難点があり
、広く本格的に実施されるに至っていない。
また無糊製織の最犬の工業的意義は従来のサイジング工
程における乾燥を省略し、省資源化に寄与しうることに
あるが、前記の固形ワックス又は高粘度のポリウレタン
などを水溶液又は水分散液として糸に均一に付着せしめ
るためには、作業性、安定性、粘度などの点から多量の
水で希釈する必要がある。
従ってこの方法は従来からの糊剤を使用した場合と同様
に乾燥工程を必要とし、無糊化する工業的価値が半減す
る。
また環境汚染の面から精練排水の処理が社会問題化しつ
つあって、この点については必ずしも適切な解決法が見
当らなかった。
本発明者らはかかる現状にかんがみ無糊製織用油剤につ
いて研究を進めた結果、本発明に到達したものである。
すなわち本発明は、炭素数1〜22のアルキル基及び/
又は炭素数4〜12のアルキレン基を有する有機ヒドロ
キシル化合物を使用して得られる水に不溶性のポリエー
テルウレタン化合物に、多塩基酸を反応せしめて酸価が
6.5〜50となるようにカルボキシル基を導入した変
性ポリウレタン化合物又はその塩類を主成分とする無糊
製織用油剤である。
炭素数1〜22のアルキル基及び/又は炭素数4〜12
のアルキレン基を有する有機ヒドロキシル化合物を使用
して得られるポリウレタン化合物は、水に不溶性となる
と共に平滑性及び耐摩性が優れているが、水溶液として
経糸に付与するには乳化剤の助けを必要とし、また精練
時においても脱落性が悪く染め斑の原因となり、無糊製
織用油剤として満足し得るものとはいえない。
しかるにこれに多塩基酸を反応せしめてカルボキシル基
を導入した変性ポリウレタン化合物又はその塩類は、乳
化剤の助けをかりることなしに水溶性もしくは水分散性
となり、経糸への付与を経済的且つ容易になしうると同
時に、精練時においても容易に脱落しうるので、無糊製
織用油剤としてきわめて優れている。
またそのアンモニウム塩は水溶性でありながら乾燥後の
耐水性が良く、ウォータージェットルーム用として最適
のものであり、この場合にも精練時に苛性ソーダもしく
は炭酸ソーダを使用することによって再び水溶性となっ
て容易に脱落し得るものである。
更に水溶性となって脱落した精練排水は、導入したカル
ボキシル基に基因して酸あるいは硫酸アルミニウムなど
の多価金属塩や各種のカチオン性ポリマーなどの添加に
より容易に凝集除去し得、公害防止上からも優れた性質
を有している。
本発明の無糊製織用油剤の中間体である水に不溶性のポ
リエーテルウレタン化合物を製造するには、炭素数1〜
22のアルキル基及び/又は炭素数4〜12のアルキレ
ン基を有する有機ヒドロキシル化合物とポリアルキレン
グリコールとに、ジイソシアネートを反応させることに
よって得られる。
ここに使用するポリアルキレングリコールとしては、分
子量3000以下のポリエチレングリコール、ポリ−1
,2−プロピレングリコール、ポリ−1,2−ブチレン
グリコール、ポリ−1,2−ドデシレングリコール等の
グリコール類又はエチレンオキサイド、1,2−プロピ
レンオキサイド、1,2−プチレンオキサイド、1,2
−ドデシレンオキサイド等のオキサイド類のブロックあ
るいはランダム共重合体が利用されるほか、下記の炭素
数1〜22のアルキルUNび/又は炭素数4〜12のア
ルキレン基を有する有機ヒドロキシル化合物のうちポリ
オキシアルキレン基を有するグリコール類も利用しうる
。
炭素数1〜22のアルキル基及び/又は炭素数4〜12
のアルキレン基を有する有機ヒドロキシル化合物として
は、たとえばメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロビルアルコール、フチルアルコール、2−エチル
ヘキシルアルコール、オクチルアルコール、ラウリルア
ルコーノペ ドコサノール、オレイルアルコール、ノニ
ルフェノール、1,4−ブチレングリコールモノエチル
エーテル、1,6−ヘキシレングリコールモノラウリル
エーテル等の飽和もしくは不飽和の、直鎖もしくは側鎖
を有するモノオール類、ならびにこれらのアルコールも
しくはアルキルフェノールにエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイド又はプチレンオキサイドを付加したポ
リオキシアルキレングリコールモノアルキルエーテル、
アルキルフエニルエーテルなどのエーテル類、ならびに
酢酸、プロピオン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸等にア
ルキレンオキサイドを付加したポリオキシアルキレング
リコールモノアルキルエステル等があげられる。
次にジオールとしては、前記のポリエチレングリコール
以外のポリアルキレングリコール類、ならびに1,2−
プロピレングリコール、1,2−jチレングリコール、
1,2−ジヒドロキシドデカン、1,2−ジヒドロキシ
オクタデカン等のα,β−グリコール、ならびにこれら
のアルキレンオキサイド付加物、プロピオン酸アミド、
ラウリン酸アミド、オレイン酸アミド等のアルキルアミ
ドのアルキレンオキサイド付加物ならびに炭素数4〜1
2のアルキレン基を有するジオールとして1,4−ブチ
レングリコール、1,6−ヘキシレングリコール、1,
12−ドデカメチレングリコール等ならびにこれらのア
ルキレンオキサイド付加物等があげられる。
以上のように炭素数1〜22のアルキル基及び/又は炭
素数4〜12のアルキレン基を有する有機ヒドロキシル
化合物とポリアルキレングリコールとは別個の化合物で
あってもよいが、一つの化合物中にポリオキシアルキレ
ン基と炭素数1〜22のアルキル基及び/又は炭素数4
〜12のアルキレン基との両方を有しているものであっ
てもよい。
イソシアネートとしては、たとえばフエニレンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイ
ソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ジフエニ
ルメタンジイソシアネート、ジフエニルエタンジイソシ
アネート、ジフエニルプロパンジイソシアネート、テト
ラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、オクタメチレンジイソシアネート、デカメチ
レンジイソシアネート、ドデカメチレンジイソシアネー
ト等が用いられる。
中間体である水に不溶性のポリエーテルウレタン化合物
を得るに際しては、有機ヒドロキシル化合物として後に
あげる比率の範囲内でジオールのみをジイソシアネート
と反応させてもよい、ジオールにモノオールを併用する
場合には、ジオール1モルに対しモノオール0.5モル
以下の割合が好ましく、これよりモノオールが多くなる
と分子量が低すぎて集束性がでないため好ましくない。
さらにポリエーテルウレタン化合物を水に不溶性とする
ために、炭素数1〜22のアルキル基及び/又は炭素数
4〜12のアルキレン基を有する有機ヒドロキシル化合
物が用いられる。
このうち炭素数8以上の長鎖アルキル基を有するジオー
ル又はモノオールが全有機ヒドロキシル化合物のうち少
なくとも10モル%存在すると、平滑性及び耐水性が向
上する。
しかし、10モル%以下であっても低級アルキル基を有
する有機ヒドロキシル化合物のモル比を高めるか、炭素
数4〜12のアルキレングリコールを多くすると、疎水
性が高くなり水に不溶性とすることができる。
前記中間体のポリエーテルウレタンを製造するには、有
機ヒドロキシル化合物に基づく全水酸基1当量に対し、
イソシアネート基が0.5〜0.9当量好ましくは0.
7〜0.9当量となるよう、インシアネート化合物を反
応させることが好ましい。
0.5当量以下であれば分子量が上らないばかりでなく
、ウレタン基による耐摩性が不足し、集束性油剤として
好ましくなく、0.9当量以上では多塩基酸によるカル
ボキシル変性の程度が低くなって、本発明の効果が十分
に発揮されない。
ウレタン化は公知の方法、すなわち有機ヒドロキシル化
合物とジイソシアネートを常温ないし150℃以下の温
度で1〜10時間反応させることによって行なわれる。
必要に応じ有機アミン類又は金属塩等の触媒を併用する
こともできる。
こうして得られたポリエーテルウレタン化合物は過剰の
水酸基を有しており、これをマロン酸、マレイン酸、コ
ハク酸、イタコン酸、アジピン酸、フタル酸、トリメリ
ット酸等の多塩基酸又はこれらの無水物と反応させてエ
ステル化すると、カルボキシル基を有する変性ポリウレ
タン化合物が得られる。
カルボキシル変性の程度は、その酸価が6.5〜50の
範囲が好ましい。
酸価が6.5より少ないと変性による効果が発現し難く
、50より多いと平滑性及び耐水性に対する効果が少な
い。
変性ポリウレタン化合物を繊維に付与する場合には、未
中和のまま又はNa,K,NH4などの塩、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ンなどのアルカノールアミンもしくはこれらの混合物で
変性ポリウレタン化合物の一部又は全部を塩とし、水溶
液又は分散液として使用する。
また水の一部をエチルアルコール、イソプロビルアルコ
ールなどの水溶性有機溶媒に置きかえても差しつかえな
い。
あるいは未中和のままでエチルアルコール、イソプロビ
ルアルコールなどの有機溶媒に溶解して経糸に付与して
もよい。
未中和であれば水には溶解しないがアルコール等の有機
溶媒に溶解し、これを経糸に付与した場合にも無糊製織
用油剤としての優れた性能を発揮すると同時に、精練性
、精練排水の凝集処理においてカルボキシル変性をした
効果が十分に発揮される。
所望により平滑性及び制電性向上のためレッドウッド粘
度計で測定した粘度が30〜500秒の鉱物油、固形パ
ラフィン、プチルステアレート、インブチルステアレー
ト、インオクチルパルミテート、インオクチルラウレー
ト、イソオクチルオレエート、トリメチロールプロパン
トリラウレート等の脂肪酸エステル、アルキルスルホン
酸、アルキルベンゼンスルホン酸、ジアルキルスルホコ
ハク酸、高級アルコールあるいは高級脂肪酸とブタンサ
ルトン、プロパンサルトンとの反応物等のスルホン酸の
K塩、Na塩、NH4塩、アルカノールアミン塩等、ア
ルキルホスフエート、ジアルキルホスフエート、高級ア
ルコール酸化エチレン付加物の燐酸エステル、又はこれ
らのNa塩、K塩、NH4塩、アルカノールアミン塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフエニルエーテル、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸モノエステル等を変性ポリウレタン化合物に対
し、40重量%以下の範囲で配合することができる。
本発明による変性ポリウレタン化合物の糸への付着量は
0.5〜5重量%が好ましく、0.5重量%未満では集
束性が悪く、5重量%を越えると経済的に不利であるの
みならずガイド等へのスカム発生等の問題が生ずる。
変性ポリウレタン化合物を付着せしめる方法としては如
何なる方法を用いてもよく、たとえば製織準備工程にお
ける荒捲整経時に接触ローラー装置などで追油しつつ整
経したのち、この荒捲ビーム数本からビーミングする方
法などが好ましく用いられるが、要は織機上にある経糸
に本発明の前記反応物が付着されていればよく、原糸製
造段階の仕上油剤として付着させる方法によってもよい
。
本発明の無糊製織用油剤を付着させた経糸は、従来のア
クリル−PVA系糊を付着させた糊付糸に比較して著し
く合理化されており、特に乾燐工程を要しないという点
で省資源化に大きく寄与し、また精練排水についてもカ
ルボキシル基に基因して酸、硫酸アルミニウム、カチオ
ン性ポリマー等により容易に凝集し、環境汚染の防止に
寄与するなど、本発明の工業的意義はきわめて大きい。
また製織性の効率の高いウォータージェットルーム用の
無糊製織用油剤として集束性のほか、平滑性耐摩性、耐
水性などがきわ吟て優れており、工業的価値はきわめて
大きい。
下記実施例中の酸価は、試料5gをエチルアルコールに
溶解し、0.5規定KOHアルコール溶液にてフェノー
ルフタレインが呈色するまで滴定し、得られた試料1g
当たりのKOHの■数で示す。
実施例 1 ポリエチレングリコール(分子量1000)7. 0
1<g (モル比0.7)、ホlJ7’ロピレンクリコ
ールモノブチルエーテル(分子量650)0.65kg
(モル比O、1)及びオレイルアルコール0. 5 4
kg(モル比0.2)を混合し、これにトリレンジイ
ソシアネート1.26kg(全水酸基に対し0.85当
量)を50℃で2時間、更に80℃で3時間反応させる
。
得られたポリエーテルウレタン化合物は水に不溶性であ
る。
次いで同温度で0.22kgの無水こはく酸を反応させ
ると、カルボキシル基を導入した変性ポリウレタン化合
物9.67kgが得られた。
得られた変性ポリウレタン化合物は酸価12.4で、こ
のものは水に溶解せず、25%アンモニア水0. 1
2 kgにて中和すると水溶性となる。
これを水に溶解し、全量38.8kyとすると、変性ポ
リウレタン化合物のアンモニウム塩の25重量%の水溶
液が得られる。
ポリエステル繊維、セミダル50デニール24フィラメ
ントを経糸に配し、同一素材の75デニール36フィラ
メントを緯糸に配し、ウォータージェットルームで経糸
密度75羽/2本/鯨寸、緯糸密度115本/鯨寸のタ
ックを製織するに当たり、経糸準備を次のようにして行
なった。
経糸をクリールから引出し、前記のポリウレタン化合物
の25重量%の溶液で追油しつつ、250m/minの
速度で全油分量2.5%になるように油剤を付着させて
荒捲ビームを作成し、この荒捲ビーム数本から同時に糸
を引出し、ビーミングを行なって織物規格として必要な
ルームスビームを作成した。
ウォータージェットルームでの製織状況はきわめて優れ
、原糸油剤と追油剤により適度な集束性に加え、優れた
平滑効果のため経糸の毛羽立ちはきわめて低頻度で、製
織効率は88.0%で50米長(1疋)製織時の触糸毛
羽立ちによる停台回数は2.15回であった。
また得られた生機の品質は従来の糊付方法にくらべ、工
業的に簡略化されることが大きく寄与し、経縞はほとん
ど皆無で高品位なものであった。
実施例 2 トリレンジイソシアネー}2.12kg(全水酸基に対
し0.8当量)にポリオキシエチレン(エチレンオキシ
ド7モル)ラウリルエーテル0.79kg(モル比0.
1)を40゜Cで反応させ。
続いてポリエチレングリコール(分子量1500)16
.8kg(モル比0.7)と1,2−ジヒドロキシドデ
カン0.65kg(モル比0.2)の混合物を反応させ
、2時間後90゜Cに加熱したのち更に3時間反応させ
る。
得られたポリエーテルウレタン化合物は水に不溶性であ
る。
これに無水マレイン酸0.3kgを加えて更に1時間反
応させると、カルボキル基を導入したポリウレタン化合
物20.6kgが得られる。
得られた変性ポリウレタン化合物は、酸価8,3でこれ
を水酸化ナトリウム0.06kg、25%アンモニア水
0.06kgで中和し、水で全量69.0kgにすると
水溶液となり、変性ポリウレタン化合物のナトリウム・
アンモニウム混合塩の30%水溶液が得られる。
ポリエステル繊維セミダル50デニール24フィラメン
トインターレース加工糸を経糸に配し、同一素材の75
デニール36フィラメントを緯糸に配し、ウォータージ
ェットルームで経糸密度75羽/2本/鯨寸、緯糸11
5本/鯨寸のタフタを製織するに当たり、実施例1と同
様にして前記の変性ポリウレタン化合物の30重量%の
溶液で追油して経糸準備を行ない、全油分量2.8%油
剤付着糸で製織を行なった。
製織効率は95.0%で停台回数は100回であり、き
わめて優れた製織性を示し、得られた生機品位も良好で
あった。
実施例 3 エチレンオキサイドープロピレンオキサイド共重合体(
モル比8:2、分子量2000)24.0kg(モル比
0.6)、ブチレングリコール0. 3 6 kg(モ
ル比0.2)及びポリオキシプロピレン(プロピレンオ
キサイド3モル)セチルエーテル2.02kg(モル比
0.2)の混合物に、ヘキサメチレンジイソシアネート
1.81kgを70℃で2時間反応させたのち、キシリ
レンジイソシアネート4.06kg(全水酸基に対する
全インシアネート基の当量0.9)を加え、11.0゜
Cまで加熱して合計6時間反応させる。
得られたポリエーテルウレタン化合物は水に不溶性であ
る。
これにアジピン酸0.42kg及び触媒としてパラトル
エンスルホン酸160gを加え、120〜130°Cで
エステル化すると、酸価6,5を有するカルボキシ変性
ポリウレタン化合物32.5kgが得られる。
これに25%アンモニア水0.22kgを加え、水64
.5kg及びイソプロビルアルコール10.8k9に溶
解すると、変性ポリウレタン化合物の部分アンモニウム
塩の30%溶液108kgが得られる。
ポリエステル繊維の仮撚加工糸セミダル150デニール
48フィラメントを経糸及び緯糸に配し、経糸密度33
.5羽/3本/吋、緯糸密度75本/吋で綾地をウォー
タージェットルームで製織するに当り、下記条件で経糸
を準備した。
経糸をクリールから引出し、前記変性ポリウレタン化合
物の部分アンモニウム塩の30重量%溶液で追油しつつ
、2 0 0 m/miytの速度で全油分量1.8%
の油剤を付着させて荒捲ビームを作成し、この荒捲ビー
ム数本から同時に糸を引出し、ビーミングを行なって織
物規格として必要な経糸のルームスビームを作成した。
ウォータージェットルームでの製織状況はきわめて優れ
、追油剤による適切な集束性に加えて平滑性も優れ、経
糸の毛羽立ちはまったく低頻度で製織効率は98.5%
で、約50米長(1疋)製織時の経糸毛羽立ち原因によ
る停台回数は1.02回であった。
更に製織時の毛羽、綜絖への油カスの付着はまったく微
量で、製織上何の支障も生じなかった。
得られた生機は品位が優れ且つ経糊がないため柔かく、
染仕上後の品質、風合は従来糊付方法で得られたものに
比し格段に優れたものであった。
実施例 4 エチレングリコール(分子量6 0 0 ) 3.6k
g(モル比0.3)、ポリ−1,2−プロピレングリコ
ール(分子量4 0 0 ) 4.okg(モル比0.
5)及び1,6−ヘキシレングリコール0.47k9(
モル比0.2)を混合し、これにトリレンジイソシアネ
ート2.63kg(全水酸基に対し0.7当量)を40
〜50℃で滴下し、発熱が止まったのち80℃に加熱し
、更に2時間反応させる。
得られたポリエーテルウレタン化合物は水に不溶性であ
る。
これに同温度で0.98kgの無水マレイン酸を反応さ
せると、カルボキシル基を導入した変性ポリウレタン化
合物11.68kgが得られる。
得られた変性ポリウレタン化合物は酸価48,0で、炭
素数1個のメチル基を有するのみであるが、水に溶解せ
ず、苛性ソーダで中和すると水溶性となる。
変性ポリウレタン化合物11kgを未中和のままでイソ
プロビルアルコール22kgに溶解すると、純分33%
の溶液33kgが得られる。
ポリアミド繊維(ナイロン6)セミダル50デニール1
7フィラメントを経糸に配し、同一素材の50デニール
17フィラメントを緯糸に配し、普通織機で経糸密度7
8羽/2本/鯨寸、緯糸密度105本/鯨寸のタックを
製織するに当り経糸準備を次の如く行なった。
経糸をクリールから引出し前記のポリウレタン化合物の
33重量%の溶液で追油しつつ、300m/―の速度で
全油分量2.0%に油剤を付着させて荒捲ビームを作成
し、この荒捲ビーム数本から同時に糸を引出し、ビーミ
ングを行なって織物規格として必要なルームスビ=ムを
作成した。
普通織機での製織状況はきわめて優れ、原糸油剤と追油
剤により適度な集束性に加え、優れた平滑効果のため経
糸の毛羽立ちはきわめて低頻度で、製織効率は90%で
50米長(1疋)製織時の経糸毛羽立ちによる停台回数
は2,00回であった。
更に製織上例の支障も生じなかった。
得られた生機は品位が優れ且つ経糊がないため柔かく、
染仕上後の品質、風合は従来の糊付方式で得られたもの
に比べてきわめて優れたものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 炭素数1〜22のアルキル基及び/又は炭素数4〜
    12のアルキレン基を有する有機ヒドロキシル化合物を
    使用して得られる水に不溶性のポリエーテルウレタン化
    合物に、多塩基酸を反応せしめて酸価が6.5〜50と
    なるようにカルボキシル基を導入した変性ポリウレタン
    化合物又はその塩類を主成分とする無糊製織用油剤。
JP6301675A 1975-05-28 1975-05-28 ムノリセイシヨクヨウユザイ Expired JPS597831B2 (ja)

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