JPS598298B2 - ポリオレフイン系剥離性保護フイルム - Google Patents

ポリオレフイン系剥離性保護フイルム

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JPS598298B2
JPS598298B2 JP6875776A JP6875776A JPS598298B2 JP S598298 B2 JPS598298 B2 JP S598298B2 JP 6875776 A JP6875776 A JP 6875776A JP 6875776 A JP6875776 A JP 6875776A JP S598298 B2 JPS598298 B2 JP S598298B2
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JP
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polyolefin
wax
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ethylene
film
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JP6875776A
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徳雄 宮西
静雄 清水
哲夫 東條
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリオレフィン系剥離性保護フィルムに関する
。
剥離性保護フィルムは、金属製品、プラスチック製品、
ゴム製品等の加工時、輸送時あるいは保管時の傷付き、
汚染、腐食を防止するために一時的に表面に被覆し、上
記目的を果した後は容易にかつ一体的に、剥ぎ取ること
のできるものである。
従つて剥離性保護フィルムには次のような性能が要求さ
れる。(a)基材に対し適度な密着性を有すること。
(剥離強度が100ないし5009/inchの範囲に
あること。)(b)剥離する際一体的かつ連続的に剥ぎ
取ることができること。
(c)密着性の経時変化が少ないこと。
(d)粘着性がないこと。
(e)基材の表面を汚染するような可塑剤、溶剤等を含
まないこと。
(f)金属製品の加工時に使用されるものは冷間加工適
性があること。
(g)使用後、廃棄処理が容易であること。
これまで特にアルミ板やステンレス板などの金属材料の
絞り加工、ロール加工時の剥離性保護材としては、被膜
が粘着性を持たず、密着力が比較的良好で、適当な引張
り強さと伸びが必要なため、ポリ塩化ビニル系オルガノ
ゾル、プラスチゾルまたはポリ塩化ビニルフイルムの片
面に粘着剤を塗布したもの等が用いられていた。しかし
ながら上記ポリ塩化ビニル系保護材には可塑剤および有
機溶剤が含まれているため焼付時の作業環境上、あるい
は大気汚染を生じる等の点で好ましくない。更にポリ塩
化ビニル系剥離性保護フイルムは、剥離後のフイルムを
処分する場合、焼却時に塩化水素を発生するため、通常
の焼却炉が使用できないという問題点があり、ポリオレ
フインへの代替が望まれている。しかしポリオレフイン
フイルムを剥離性保護フイルムとして使用するには、次
の課題を解決しなければならない。
まず第一点は、ポリオレフインは金属に対する接着性を
持たないことである。この課題に対しては、これまでに
ポリオレフインに接着性付与物質を含有せしめる方法、
およびポリオレフインと金属の間に接着層を設ける方法
が提案されている。このうちポリオレフインに接着性付
与物質を含有せしめる方法としては、例えば、ポリオレ
フインに炭化水素樹脂、ロジン類等の粘着性付与剤を配
合する方法が提案されている0(例えば、特公昭42−
8783号、特公昭46−26339号、特公昭48−
44928号など)しかしこのような方法では、組成物
が粘着性を持つため剥離性保護フイルムには採用できな
い。一方、カルボキシル基含有ポリオレフインを含有せ
しめることにより接着性を付与することも知られている
。しかし、例えば特公昭44−12580号、特公昭4
5−27235号、特公昭494822号などで提案さ
れている方法は、いずれも金属材料に強固に接着するポ
リオレフイン組成物を得ることを目的としており、本発
明の如く、手で容易に剥離しうる保護フイルムに対する
検討はこれまでになされていない。もちろん、上記の公
知技術よりカルボキシル基含有ポリオレフインの配合量
を調節することにより、剥離性保護フイルムに適した密
着強度を有する組成物が得られるであろうことは予想で
きないことではないが、本発明者らが検討した結果、実
際にはポリオレフイン中のカルボキシル基含有ポリオレ
フインの量とポリオレフインの金属材料に対する接着強
度とは比例関係になく、また被覆時の熱履歴によつても
密着性が大きく変化するため、適度な密着性を持たすよ
う配合量を調節することは極めて困難なことであつた。
しかもこのような組成物では例え被覆処理条件を厳密に
調節することにより100ないし4009/Inchの
範囲に密着性を調整することが出来たとしても、保管あ
るいは輸送時に密着性が徐々に増加して剥離が困難とな
ることが認められた。以上の如く適度な密着性を長期に
渡つて有するポリオレフイン系剥離性保護フイルムは本
提案以前はほとんど知られていない。次に剥離性保護フ
イルムの重要な特性に冷間加工適性がある。
金属の加工時に使用される保護フイルムは、冷間加工時
に切断、剥離を生じないこと、加工治具に付着しないこ
とが要求される。従つて、例えばエチレン一酢酸ビニル
共重合体フイルムは粘着性が強く、かつ貯蔵時にプロツ
キングしやすいため、保護フイルムには適していない。
また一般に使用されているようなポリオレフイン例えば
高密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、ポリ
プロピレンフイルムは冷間加工時に剥離あるいは切断を
生じるため、そのままでは保護フイルムとして使用でき
ない。本発明の第一の目的は特に金属材料に対し手で容
易に剥離しうる程度の密着性を有し、かつ基材を冷間加
工した際加工治具に付着したり、切断、剥離を生じない
ポリオレフイン系保護フイルムを提供することにある。
本発明の他の目的は、広い温度範囲で熱接着でき、かつ
被覆後の密着性の経時変化が少ないポリオレフイン系剥
離性保護フイルムを提供することにある。すなわち、本
発明は、(a)X線回折による結晶化度が40%以下で
、かつJISK63Olの硬さ試験による硬度が70以
上であるポリオレフイン99ないし60重量部と、(b
)〔η〕が0.04ないし0.4、酸価が5ないし70
のカルボキシル基変性炭化水素ワツクス1ないし40重
量部とからなるポリオレフイン組成物を素材とすること
を特徴とする剥離性保護フイルムである。
本発明につき詳しく説明する。
まず本発明では、X線回折による結晶化度が40以下で
かつJISK63Olによる表面硬度が70以上である
ポリオレフイン(a)成分を主成分とする。
本発明でいうポリオレフインとは、例えばエチレン、プ
ロピレン、1−ブテン、1−ベンゼン、3−メチル−1
−ブテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ベンゼン、
4−メチル−1−ベンゼン等の単独重合体もしくは共重
合体である。本発明の剥離性保護フイルムで上記の如く
(a)成分のポリオレフインを限定した理由は、本発明
者らが冷間加工適性と樹脂の特性との関連につき検討し
た結果、次の事実を見出したことに基ずく。
(1)引張試験における降伏点応力の小さいポリオレフ
イン程、冷間加工時の剥離が少ない。特に結晶化度40
%以下のポリオレフインは引張試1験による応力ー伸び
曲線においてほとんど降伏点を示さず、冷間加工性が優
れている。(2)ポリオレフインの粘着性と表面硬度は
相関する。
そして、JISK63OlA形による表面硬度(以下H
sと略す)70未満の樹脂は粘着性が大きく使用できな
い。本発明における(a)成分のポリオレフインは単一
重合体からなつてもよいし、2つ以上の重合体の混合物
からなつてもよい。
いずれの場合も(a)成分のポリオレフインは結晶化度
が40%以下好ましくは30%以下であり、かつ表面硬
度が70以上好ましくは80以上であることが必要であ
る。これらの要件を満たしうるポリオレフインとしては
、例えばエチレン含有率70ないし95モル%、密度0
.80ないし0.90g/dのエチレン一α−オレフイ
ン共重合体を主成分とするポリオレフインを挙げること
ができる。上記範囲のエチレン一α−オレフイン共重合
体のうち特にエチレン含有率86ないし95モル%、密
度0.87轡いし0.90g/d1融点60℃ないし9
0℃のエチレン一1−ブテンランダム共重合体は結晶化
度が5ないし30%でかつHsが80以上であり単独で
後述のカルボキシル基含有炭化水素ワツクスと混合して
剥離性保護フイルムとして好適に使用しうる。
しかし、エチレン含有率70ないし85モル%、結晶化
度が5%未満のいわゆる非晶性エチレン一α−オレフイ
ン共重合体はHsが70未満で粘着性を有するため、他
のポリオレフインを混合して改質する必要がある。
上記改質に用いられるポリオレフインとしては、例えば
高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ−1−ブテン、エチレン含有率10モル%以
下のプロピレン−エチレン共重合体、エチレン含有率9
5モル%以上のエチレン一α−オレフインランダム共重
合体、エチレン一α−オレフインプロツク共重合体等を
挙げることができる。これらの重合体と非晶性エチレン
一α−オレフイン共重合体との混合比は、得られるポリ
オレフイン組成物の結晶化度が40%以下でHsが70
以上になるのであればどのような組合せでもよい。本発
明者らによれば上記混合物において非晶性エチレン一α
−オレフイン共重合体を30ないし80重量%の範囲に
することが好ましい。例えば(a)成分が、低密度ポリ
エチレン/エチレン−プロピレンゴム(エチレン含有率
78モル%)の二成分からなる組成物の場合は、低密度
ポリエチレンが40ないし70重量%、エチレン−プロ
ピレンゴムが60ないし30重量部の範囲が好ましく、
高密度ポリエチレ\ン/エチレン−プロピレンゴムの組
成物の場合は高密度ポリエチレン30ないし50重量%
、エチレン−プロピレンゴム70ないし50重量%の範
囲のものが好適に使用される。
また低密度ポリエチレン/ポリプロピレン/エチレン−
プロピレンゴムの三成分からなる組成物においては、低
密度ポリエチレン20ないし65重量%、ポリプロピレ
ン5ないし20重量%、エチレン−プロピレンゴム30
ないし65重量%の範囲のものが、低密度ポリエチレン
5/高密度ポリエチレン/エチレン−プロピレンゴムの
組成物では、低密度ポリエチレン20ないし65重量%
、高密度ポリエチレン5ないし15重量%、エチレン−
プロピレンゴム30ないし65重量%の範囲のものが好
適に使用される。もちろん、このような組成比は、主成
分であるエチレン一α−オレフイン共重合体自体の組成
によつて変動する。(a)成分のポリオレフインの固有
粘度〔η〕(135℃デカリン中で測定)は1.0ない
し3.0の範囲にあることが成形性および強度の均衡し
たフイルムが得られるため好ましい。
次に本発明ではカルボキシル基変性炭化水素ワツクス(
(b)成分)を第2成分として使用する。
本発明における炭化水素ワツクスとは、例えば石油精製
時に得られるパラフインワツクス、マイクロクリスタリ
ンワツクス、フイツシヤ一・トロピツシユ法により製造
されるワツクス、エチレンやプロピレンを重合して得ら
れるワツクスあるいは一般のポリエチレンやポリプロピ
レンを熱分解して得られるワツクス等、炭化水素よりな
るワツクス状物をいう。これらのうちでは、フイツシヤ
一・トロピツシユ法ワツクス、ポリエチレンワツクスを
好適に使用しうる。特に密度が0.90ないし0.95
9/C7lの中低密度ポリエチレンワツクスを原料にす
ると、後述のカルボキシル基変性ワツクスにした際、密
着性の温度依存性が少なく最も好ましい。カルボキシル
基変性炭化水素ワツクスとは、上記炭化水素ワツクスを
酸化変性するか、または不飽和カルボン酸もしくはその
無水物で該ワツクスをグラフト変性することにより、カ
ルボキシル基を含有せしめたワツクスをいう。
炭化水素ワツクスを酸化する方法としては公知の任意の
方法を採用できる。また不飽和カルボン酸もしくはその
無水物をグラフトする方法も公知の方法が採用でき、た
とえば両者を溶媒の存在下または不存在下で、ラジカル
開始剤を添加してまた添加せずに高温に加熱することに
よつて行われる。反応に際し、スチレンのような他のビ
ニル単量体を共存させてもよい。不飽和カルボン酸もし
くはその無水物とし、ては、たとえばアクリル酸、メタ
クリル酸、フマル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、無
水シトラコン酸、イタコン酸、無水イタコン酸等を挙げ
ることができる。
酸化変性あるいは不飽和カルボン酸もしくはその無水物
でグラフト変性された炭化水素ワツクスは、更にカルボ
キシル基の一部がエステル化、アミド化、イミド化、金
属塩化されていてもよい。本発明では、カルボキシル基
変性炭化水素ワツクスは〔η〕が0.04ないし0.4
、好ましくは0.07ないし0.2、酸価が5ないし7
0、好ましくは10ないし50の範囲にあることが必要
である。本発明の第二の着眼点はこのような特定の重合
体(b)成分を前記のポリオレフイン(a)成分に配合
することにより、金属に対し剥離性保護フイルムとして
必要な適度の密着性を有するのみならず、被覆時の熱履
歴による密着性の変化が少なく、かつ密着性の経時変化
の少ないフイルムが得られることを見出したことによる
。〔η〕が0.4より大きいカルボキシル基含有重合体
では後述の比較例で示すように密着性の温度依存性が大
きく、しかも密着性が大き過ぎて剥離が困難であるため
使用できない。
一方〔η〕が0.04未満の変性ワツクスは軟化点が低
く、滲出して基材を汚染するため実用的でない。また酸
価が5以下の変性ワツクスは金属材料に対する密着性が
乏しく、一方酸価が70を越えたものは、(a)成分と
の相溶性が劣り、均一なフイルムが得られない。本発明
の剥離性保護ライルムでは、(a)成分と(b)成分の
比は99ないし(60重量部、好ましくは95ないし7
0重量部対1ないし40重量部、好ましくは5ないし3
0重量部の範囲にあることが必要で、(b)成分のカル
ボキシル基変性炭化水素ワツクスが上記範囲より少ない
とフイルムの金属に対する密着性が劣り、逆に多過ぎる
とフイルムが脆くなり実用上使用できない。本発明の保
護フイルムの素材となるポリオレフイン組成物は、ポリ
オレフイン(a)成分とカルボキシル基変性炭化水素ワ
ツクス(b)成分の外、本発明の目的を損なわない範囲
で耐熱安定剤、耐候安定剤、顔料、染料、充填剤、核剤
、プロツキング防止剤、滑剤、スリツプ剤、帯電防止剤
、可塑剤等を含んでいてもよい。
特に、上記組成物に耐候安定剤を0.1ないし1.0重
量%程度配合すると基材に保護フイルムを被覆後屋外に
放置した場合、密着性の経時変化を阻止する効果がある
ため屋外用保護フイルムとして用いる場合には配合する
ことが好ましい。以上述べた素材から保護フイルムを得
る方法としては、周知の方法を採用することができる。
例えば各成分を一旦別の混練機で造粒したもの、または
造粒せず、単に混合したものを押出機、ニーダ一等で可
塑化した後、周知のインフレーシヨン法またはTダイ法
により押出成形することができる。フイルム成形時の樹
脂温度は150ないし250℃が好ましい。保護フイル
ムの厚さは40ないし300μの範囲のものが好適に使
用される。
本発明の剥離性保護フイルムを金属材料に熱接着する温
度は、フイルムの融点以上の温度であればよく、通常8
0ないし24『Cの範囲で行うことが好ましい。
本発明の剥離性保護フイルムは金属に対し手で剥離しう
る範囲の適度な密着性を有している。
しかも被覆時の熱履歴による密着性の変化および密着性
の経時変化が少ない。また冷間加工適性も優れており、
金属の冷間プレス加工時に破断や剥離を生じない、粘着
性を持たない等剥離性保護フイルムとして必要な性能の
ほとんどを具備している。また本発明の保護フイルムは
ポリオレフインを主成分としているため使用後廃棄する
際、従来使用されているポリ塩化ビニル系保護剤の如く
特別の炉を使用することなく容易に焼却しうる。次に実
施例を挙げて更に詳しく説明するが、本発明はその要旨
を越えない限りこれらの例に何ら制約されるものではな
い。実施例 1 エチレン一1−ブテンランダム共重合体(メルトインデ
ツクス(190ンC)、4.01エチレン含有率91モ
ル%、密度0.8879/CTit、結晶化度17%、
融点7rC)95重量部と無水マレイン酸を2.5重量
%グラフトしたポリエチレンワツクス(〔η〕=0.0
9、密度0.930L4緘酸価501軟化点(環球法)
115℃、原料ワツクスの密度0.908g/〜)5重
量部を混合後押出機で造粒した。
得られたペレツトを通常の熱可塑性樹脂用Tダイフイル
ム成形機を用いて厚さ100μのフイルムを成形した。
次に脱脂処理した200×200×0.2mmのステン
レス板を60℃で予熱し、上記フイルムをゴムロールで
予備接着し、続いて加熱炉で130ゴC5分、15『C
−10分、1700C−3分、200℃−5分の4条件
で再加熱処理を行い、フイルムを接着させた。
以上の方法で得たフイルム被覆ステンレス板を巾1イン
チの細長片に切削し、インストロン試験機により100
mm/Minで1800剥離を行つた。また170たC
−3分の条件でフイルムを積層した当該ステンレス板を
65℃、80RHの高温高湿槽に一週間放置したもの、
およびウエザーオーメータ一に100時間放置したもの
についても同様に剥離試験を行つた。
実施例 2 実施例1で用いたエチレン一1−ブテンランダム共重合
体90重量部とアクリル酸を1.5重量%グラフトした
ポリエチレンワツクス(〔η〕=0.15、密度0.9
289/CTitl酸価301軟化点112℃、原料ワ
ツクスの密度0.913g/〜)10重量部とからなる
組成物を用い、基材を0.2mm厚のアルミ板にする以
外は実施例1と同様に行つた。
実施例 3実施例1で用いたエチレン一1−ブテンラン
ダム共重合体70重量部と酸化ポリエチレンワツクス(
〔η〕=0.14、密度0.941g/〜、酸価16、
軟化点1080C1原料ワツクスの密度0.9229/
彌)30重量部の組成物を用いる以外は実施例1と同様
に行つた。
実施例 4 実施例1で用いたエチレン一1−ブテンランダム共重合
体90重量部と酸化ポリエチレンワツクスの部分カルシ
ウムケン化物(〔η〕=0.12、密度0.9849/
C7ll軟化点1200C1酸価15、カルシウム含量
0.5重量%、原料ワツクスの密度0.9459/〜)
10重量部とからなる組成物を用い基材を0.1mm厚
の鋼板にする以外は実施例1と同様に行つた。
実施例 5 〔η〕=0.17、密度0.9819/CI?L1酸価
28、軟化点126℃、原料ワツクスの密度0.960
9/CTitの酸化ワツクスを用いる以外は実施例3と
同様に行つた。
比較例 1 アクリル酸グラフトポリエチレンワツクスの代りにエチ
レン−メタクリル酸共重合体のナトリウム塩(商品名
サーリンAl6Ol、三井ポリケミカル製、メルトイン
デツクス1.2)を配合した組成物を用いる以外は実施
例2と同様に行つた。
比較例 2無水マレイン酸グラフトポリエチレンワツク
スの代りに無水マレイン酸グラフトポリエチレン(〔η
〕=2.0、密度0.9659/(ILl酸価45)を
用いる以外は実施例1と同様に行つた。
以上実施例1〜5、比較例1〜2の結果を第1表に示す
。実施例 6エチレン一1−ブテンランダム共重合体(
メルトインデツクス201エチレン含有率93モル%、
密度0.8949/(−1iL1結晶化度23%、融点
80℃)55重量部、エチレン−プロピレンゴム(メル
トインデツクス4.2、エチレン含有率78モル%、密
度0.8249/〜、結晶化度0%)20重量部、およ
び実施例2で用いたアクリル酸グラフトポリエチレンワ
ツクス25重量部の組成物を用いる以外は実施例1と同
様に行つた。
実施例 7 低密度ポリエチレン(商品名 ミラソンM−11、三井
ポリケミカル製、メルトインデツクス6.5、密度0.
9179/〜、結晶化度57%)50重量部、エチレン
−プロピレンゴム(メルトインデツクス0.8、エチレ
ン含有率80モル%、密度0.8299/CTl、結晶
化度0%)30重量部、プロピレンエチレン共重合体(
メルトインデツクス(230レC)6.5、エチレン含
有率4モル%、結晶化度58%)5重量部、および実施
例1で用いた無水マレイン酸グラフトポリエチレンワツ
クス15重量部の組成物を用いる以外は実施例1と同様
に行つた。
比較例 3無水マレイン酸グラフトポリエチレンワツク
スの代りにエチレン一酢酸ビニル共重合体(商品名 エ
バフレツクスP−1905、三井ポリケミカル製、メル
トインデツクス2.5、酢酸ビニル含量19重量%、密
度0.949/d)を用い、基材としてアルミ板を用い
る以外は実施例7と同様に行つた。
比較例 4 無水マレイン酸グラフトポリエチレンワツクスの代りに
アクリル酸グラフトプロピレン−エチレン共重合体(〔
η〕=0.501エチレン含有率4モル%、酸価34)
を用い、基材として鋼板を用いる以外は実施例7と同様
に行つた。
以上実施例6〜7、比較例3〜4の結果を第2表に示す
。
実施例 8〜11 実施例2の組成物に更に第3表に示した耐候安定剤を配
合し、実施例1と同様にしてフイルムを成形した。
次に実施例1と同様にして基材に予備接着し、続いて加
熱炉で170℃−3分再加熱処理を行つた。以上の方法
で得た試料をウエザーオーメータ一に100時間放置し
、試験前後の接着強度を求めた。結果を第3表に示す。
実施例 12〜14 実施例1,6,7で用いた組成物から厚さ3mmのプレ
スシートを成形し、その表面硬度をJISK63Olの
方法に準じて測定した。
また実施例1,6,7で得られたフイルム被覆ステンレ
ス板をJISZ2247の方法に準じ、被覆面側からポ
ンチを押出してエリクセン試験を行つた。比較例 5〜
8実施例1のエチレン一1−ブテンランダム共重合体の
代りに低密度ポリエチレン(商品名 ミラソンM−11
、三井ポリケミカル製、メルトインデツクス6.5、密
度0.9179A斌結晶化度57%、比較例5)、エチ
レン−プロピレン共重合体(メルトインデツクス1.0
、エチレン含有率97.5モル%、密度0.9359/
Cd、結晶化度73%、比較例6)、プロピレン−エチ
レン共重合体(メルトインデツクス6.5、エチレン含
有率4モル%、結晶化度58%、比較例7)、エチレン
−プロピレンゴム(メルトインデツクス0.8、エチレ
ン含有率80モル%、密度0.8299/Critl結
晶化度0%、比較例8)を用い、実施例12と同様にし
て試験を行つた。
以上実施例12〜14、比較例5〜8の試験結果を第4
表に示す。
実施例 15 実施例1で用いたエチレン一1−ブテンランダム共重合
体50重量部、メルトインデツクス(190体C)4.
0、エチレン含有率96モル%、密度0.9259/〜
、結晶化度49%のエチレン1−ブテン共重合体45重
量部、および実施例1で用いた無水マレイン酸グラフト
ポリエチレンワツクス5重量部とからなる組成物を用い
る以外は、実施例1および実施例12と同様に行つた。
結果を下記する。(1)接着性 一部剥離する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)X線回折による結晶化度が40%以下で、か
    つJISK6301の硬さ試験による硬度が70以上で
    あるポリオレフィン99ないし60重量部と、(b)〔
    η〕が0.04ないし0.4、酸価が5ないし70のカ
    ルボキシル基変性炭化水素ワックス1ないし40重量部
    とからなるポリオレフィン組成物を素材とすることを特
    徴とする剥離性保護フィルム。 2 (a)のポリオレフィンのX線回折による結晶化度
    が30%以下であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のフィルム。 3 (a)のポリオレフィンがエチレン含有率86ない
    し95モル%、密度0.87ないし0.90g/cm^
    3のエチレン−1−ブテンランダム共重合体であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルム。 4 (a)のポリオレフィンの〔η〕が1.0ないし3
    .0の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のフィルム。 5 カルボキシル基変性炭化水素ワックスがフィッシャ
    ー・トロピッシュ法ワックスもしくはポリエチレンワッ
    クスの変性物であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のフィルム。 6 ポリエチレンワックスが密度0.90ないし0.9
    5g/cm^3のポリエチレンワックスであることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載のフィルム。 7 カルボキシル基変性炭化水素ワックスが酸化変性炭
    化水素ワックスであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のフィルム。 8 カルボキシル基変性炭化水素ワックスの〔η〕が0
    .07ないし0.2の範囲にあることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のフィルム。 9 (a)成分と(b)成分の重量比が95ないし70
    対5ないし30の範囲にあることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のフィルム。 10 ポリオレフィン組成物が耐候安定剤を0.1ない
    し1.0重量%含有してなるポリオレフィン組成物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィル
    ム。
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