JPS6012546Y2 - 合成樹脂製脱水槽 - Google Patents

合成樹脂製脱水槽

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JPS6012546Y2
JPS6012546Y2 JP1979092515U JP9251579U JPS6012546Y2 JP S6012546 Y2 JPS6012546 Y2 JP S6012546Y2 JP 1979092515 U JP1979092515 U JP 1979092515U JP 9251579 U JP9251579 U JP 9251579U JP S6012546 Y2 JPS6012546 Y2 JP S6012546Y2
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dehydration tank
synthetic resin
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water
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毅 福地
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂製脱水槽に係り、特に二槽式洗たく機
の脱水槽に使用するに好適な合成樹脂製脱水槽に関する
合成樹脂製の脱水槽は鋼板のものに比べ、錆発生がなく
、製作性がよい反面、機械強度が低いという欠点がある
本考案は前記の欠点に対処し、丈夫な構造とすることに
併せて衣類傷みが少なく、水抜きがよく行なわれるもの
を提供することも目的としている。
本考案は、回転自在なる駆動源を取り付けられ、はぼ垂
直壁部と凹曲面状底部とからなる一体成形の合成樹脂製
脱水槽において、凹曲面状底部の中央に駆動源の取り付
は部を設け、垂直壁部と凹曲面状底部との隣接部に跨が
る補強体を間を置いて複数個設け、この補強体は合成樹
脂製脱水槽の外側から内方に傍出するほぼ半円筒状の傍
出部をもって構成腰傍出部の上部には、合成樹脂製脱水
槽の長手方向とほぼ一致する方向の水抜き孔を形成した
ことを特徴とするものである。
上記の構成によれば、次のような良さがある。
(1)垂直壁部と凹曲面状底部との隣接部に跨がる補強
体を複数個設けているので、上記隣接部に加わる回転中
の曲げモーメントに耐えるのである。
(2)この補強体は合成樹脂製脱水槽の外側から内方に
傍出するほぼ半円筒状の傍出部をもって構成しているの
で、同脱水槽の回転脱水時に衣類が外周方向に遠心力を
受けて、傍出部に強く押し付けられても傍出部が半円筒
状であるため衣類の傷みが少ないのである。
(3)傍出部は合成樹脂製脱水槽の外側から内方に傍出
する構成であるので、この部分の肉厚が特に厚くなるこ
とはなく材料費が特に嵩むものではない。
(4)外側から内方に傍出するほぼ半円筒状の傍出部を
もって補強体を構成しているので、単なるリブ状の補強
体よりも丈夫である。
(5)合成樹脂製脱水槽の長子方向とほぼ一致する方形
に形成される水抜き孔は傍出部の上部に形成されている
ので、凹曲面状底面の平坦なところに水抜き孔を設ける
ものに比べ衣類にてその水抜き孔が閉塞される可能性が
少ない、それだけ水抜きがよく行なわれるのである。
(6)補強体を構成する傍出部は垂直壁部と凹曲面状底
部との隣接部に跨がる短い長さであるとともに間を置い
て複数個設けたものであるので、合成樹脂製脱水槽が遠
心力で外周方向に膨張拡大することがない丈夫な構造で
ある。
すなわち、はぼ半円筒状をなす傍出部は、これの延在す
る長手方向に対する曲げ力に対しては剛性である。
一方、傍出部の頂部を内側から外方に向けて押す力に対
しては、頂部がつぶれて傍出部が平らになろうとする作
用を受ける。
この作用は合成樹脂製脱水槽を外側に脹らますことにつ
ながる。
衣類を入れて高速で回わす合成樹脂製脱水槽は強い遠心
力を受けるので上記脹らみ現象は無視できない。
そこで、傍出部を短い長さにするとともに間を置いて設
けたので、上記の脹らみが抑えられる丈夫な合成樹脂製
脱水槽を提供できるのである。
(7)水抜き孔の設けられている位置は、合成樹脂製脱
水槽の底部側になっているので、この水抜き孔から回転
脱水前に排水を良好に行なうことができる。
(8)傍出部の補強体は短く、かつ間を置いて設けたも
のであるので、この補強体を長く上下に延在し、かつ隣
り合うような波形状に設けるものに比べ、成形用金型の
構成が簡単になるのである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案になる合成樹脂製脱水槽を備えた二槽
式洗たく機の斜視図である。
洗たく機本体1は、外枠2の上部につまみ3を有するパ
ネル部4を設けている。
パネル部4の上部中央部には給水口部である開口5を設
けている。
外枠2の上面には、洗たく槽ふた6、脱水槽ふた7を開
閉自在に設けている。
また、パネル部4には、洗たく用小物等を載せる合成樹
脂製の棚体8が設けられている。
この棚体8は、棚部8a12本の支持脚部8bおよび立
上り部8cより一体的に構成されている。
第2図は、第1図に示した二槽式洗たく機において、一
部品を構成する被洗たく物の脱水に用いられる脱水槽の
一部省略縦断面図である。
脱水槽10は、合成樹脂製(フィラー入りポリプロピレ
ン)の脱水槽本体20と合成樹脂製(ポリプロピレン)
のバランサー50より構成されている。
脱水槽本体20の底部には、脱水槽軸11の周囲に軸受
金具12が取りつけられ、この脱水軸11の上面をおお
い、かつ軸受金具12に係合する軸カバー13が設けら
れている。
つぎに脱水槽本体20について、第5図ないし第16図
に基づいて説明する。
第5図は、脱水槽本体20の一部省略した縦断面図であ
る。
脱水槽本体20は、フィラー入りポリプロピレンで作ら
れている。
フィラーは約20%混入され、脱水槽本体20の比重は
約1.05である。
この有底円筒である脱水槽本体20は、はぼ垂直壁部と
凹曲面状底部から構成されており、外径約231剛、内
径約226朋、高さは約363酬の大きさである。
また、脱水槽本体20は、約25mmの厚みを有してい
る。
そして、脱水槽本体20の内壁には、同一形状の垂直状
脱水通路となる導水溝21が8°ピツチで6個等間隔で
設けられている。
この導水溝21は、第2図、第3図、第5図ないし第1
1図に示したような構成で、特に第8図ないし第11図
に詳細に示されている。
すなわち、導水溝21は、深さが約3.5mm、横幅が
約4.577171の大きさで、はぼ凹状の形状である
この導水溝21の各辺には、半径約0.5mmの曲率が
とられている。
導水溝21の隣り合う中心間の距離は、約15.7mm
である。
なお、図面において、導水溝21は中央部のみ示され、
その他は省略されている。
そして、第10図に示すように、導水溝21は第8図に
示す脱水槽本体20の最上部(口部)から、第9図の中
間部を経て、直線的にその導水溝21の横幅が徐々にせ
まくなっており、いわゆる末すぼまり状になっている。
第10図に示す導水溝21の屈曲部では、導水溝21の
大きさは、横幅が約2.577E171となり、深さは
約3.5TIrInとなる。
導水溝21の隣り合う中心間の距離は、約15.5mm
である。
導水溝21は、第10図に示す屈曲部を経て、脱水槽本
体20の凹曲面状底部に収れんするようにさらに直線状
部が続いている。
このように、導水溝21は、脱水槽本体20の内壁に上
部(口部)から底部にわたって上下型抜きで形成される
断面がほぼ凹状のせまい幅で6個形成され、しかもこの
導水溝21の幅は脱水槽本体20の口部でひろく底部に
いくにしたがって幅がせまくなる末すぼまり状となって
いる。
さらに導水溝21の深さは、脱水槽本体20の口部では
深く、底部にいくにしたがって浅く形成されている。
また、導水溝21は、その出口の両側コーナ一部を面取
りし、その内側の両側つけ根部は面取り状の内づけをし
ている。
また、各々の導水溝21の間に形成されるほぼ垂直な突
出部を、ここでは突条壁22と称する。
この突条壁22は、脱水槽本体20の上部では高さが約
3.57rrIn1横幅が釣札2閣で、全体として半径
が約18mmの曲率をもっている。
脱水槽本体20の内側に突出し、脱水槽本体20の内壁
の一部を構成するものである。
突条壁22は、脱水槽本体20の底部付近の屈曲部(第
10図に示したもの)では、高さは約2、胎、横幅が約
13閣で、口部にくらべ曲率が大きく、高さも低く形成
されている。
突条壁22の終端は、脱水槽本体20の底部に滑らかに
結ばれている。
このように、脱水槽本体20の近接した間隔で設けられ
た突条壁22は、導水溝21と同様に、脱水槽本体20
の口部から底部にわたって型の上下抜きで近接した間隔
で多数(45本)設けられる。
突条壁22の幅は、脱水槽本体20の上部付近ではせま
く、底部付近ではひろくし、両側に約1!200以下の
抜きテーパーを与えている。
また、突条壁22の高さは、脱水槽本体20の口部にお
いては高く、底部においては低く形成されている。
さらに、突条壁22の両側コーナ一部にコーナー面とり
し、つけ根部では面取り状の肉づけをしている。
突条壁22の表面は、脱水槽本体20内の円弧状の突出
面を形成するようになされている。
脱水槽本体20の上部には、第5図、第6図および第7
図に示すように、導水溝21等から上昇して来る被脱水
物からの水分を外部に導く上部水抜き孔23が設けられ
ている。
この脱水口である上部水抜き孔23は、直径約5m++
+で30’ピツチで12個設けられている。
また導水溝21の上部から、約37閑の所に孔24が導
水溝21に1個ずつ設けられている。
脱水槽本体20の底部には、各種の底部水抜き孔が設け
られている。
まず第1底部水抜き孔24は、第5図、第6図、第12
図および第14図に示すように、脱水槽本体20の内方
に突出した半径が約6.5mmの台地状部分(ボス)2
5に、脱水槽本体20に垂直な半径3順の開口で形成さ
れている。
この第1底部水抜き孔24は、40°ピツチで9個設け
られている。
ここで、台地状部分(ボス)25と第1底部水抜き孔2
4についてさらに詳しく述べる。
ボス25は合成樹脂製脱水槽の垂直壁部と凹曲面状底部
との隣接部に跨がるように設けられている。
このボス25は補強体をなすもので、上記隣接部に加わ
る回転中の曲げモーメントに対する補強になっている。
この補強体であるボス25は合成樹脂製脱水槽の外側か
ら内方に傍出するほぼ半円筒状の傍出部をもって構成し
ているので、同脱水槽の回転脱水時に衣類が外周方向に
遠心力を受けて傍出部に強く押し付けられても傍出部が
半円筒状であるため衣類の傷みが少ないのである。
傍出部は合成樹脂製脱水槽の外側から内方に傍出する構
成であるので、この部分の肉厚が特に厚くなることはな
く材料費が特に嵩むものではない。
外側から内方に傍出するほぼ半円筒状の傍出部をもって
補強体を構成しているので、単なるリブ状の補強体より
も丈夫である。
合成樹脂製脱水槽の長手方向とほぼ一致する方形に形成
される水抜き孔は傍出部の上部に形成されているので、
凹曲面状底部の平坦なところに水抜き孔を設けるものに
比べ衣類にてその水抜き孔が閉塞される可能性が少ない
それだけ水抜きがよく行なわれるのである。
補強体を構成する傍出部は垂直壁部と凹曲面状底部との
隣接部に跨がる短い長さであるとともに間を置いて複数
個設けたものであるので、合威樹脂製脱水槽が遠心力で
外周方向に膨張拡大することがない丈夫な構造である。
すなわち、はぼ半円筒状をなす傍出部は、これの延在す
る長手方向に対する曲げ力に対しては剛性である。
一方、傍出部の頂部を内側から外方に向けて押す力に対
しては、頂部がつぶれて傍出部が平らになろうとする作
用を受ける。
この作用は合成樹脂製脱水槽を外側に脹らますことにつ
ながる。
衣類を入れて高速で囲わす合成樹脂製脱水槽は強い遠心
力を受けるので上記脹らみ宮家は無視できない。
そこで、傍出部を短かい長さにするとともに間を置いて
設けたので、上記の膨らみが抑えられる丈夫な合成樹脂
製脱水槽を提供できるのである。
水抜き孔の設けられている位置は、合成樹脂製脱水槽の
底部側になっているので、この水抜き孔から回転脱水前
に排水を良好に行なうことができる。
傍出部の補強体は短かく、かつ間を置いて設けたもので
あるので、この補強体を長く上下に延在し、かつ隣り合
うような波形状に設けるものに比べ、成形用金型の構成
が簡単になるのである。
つぎに、第2の底部水抜き孔26について説明する。
第2底部水抜き孔26は、脱水槽本体20の内壁の半径
約19蝕のところに形成されている。
特に第5図、第6図よりわかるように、第2底部水抜き
孔26は、脱水槽本体20の底部に設けた上部突出部(
ボス)27に、脱水槽本体20に垂直な開口で形成され
ている。
この第2底部水抜き孔26は、導水溝21の中心と一致
して、400ピツチで9個設けられている。
また、第3の底部水抜き孔28は、第2底部水抜き孔2
6と同様に、下部突出部(ボス)29に、脱水槽本体2
0に垂直な開口で、脱水槽本体20の内径の半径約14
07aのところに形成されている。
この第3底部水抜き孔28は、導水溝21の中心と一致
して、40°ピツチで9個設けられている。
脱水槽本体20の底部には、第5図、第6図および第1
1図に示すような、直線状の底部補強リブ40が脱水槽
本体20の底部に向って放射状に40’ピツチで9個設
けられている。
この底部補強リブ40は、下部突出部29(ボス)に連
続している。
また、脱水槽本体20の底部には、第5図、第6図に示
すように、リング状上部補強リブ41゜リング状下部補
強リブ42が設けられている。
これらの上部補強リブ41および下部補強リブ42は、
それぞれ上部突出部27および下部突出部29に連続し
ている。
その上部補強リブ41、下部補強リブ42は、根元部の
厚さは約3wnである。
このように、脱水槽本体20の底部にリング状上部、下
部補強リブ41,42に合わせて、底部水抜き用の上部
突出部(ボス)27および下部突出部(ボス)29を配
置している。
このように脱水槽本体20の中間以下の底部付近に、脱
水槽本体20の内壁に突出した台地状ボス25に垂直に
水抜き孔24を形成したので、被脱水物が底部に押しつ
けられるのを防ぎ、脱水槽10に注水された水が脱水槽
本体20の上部(口部)から底部へよく浸透するように
考慮されている。
この構造は特に予備脱水すすぎのときに便利である。
第15図は、脱水槽本体20を合成樹脂で形成する際の
ゲート部43を示す図である。
つぎにバランサー50の構成について、第2図および第
16図ないし第22図により説明する。
バランサー50は上部バランスリング51および下部バ
ランスリング52により構成されたバランスケースの内
部に、第2図に示すように食塩水53を封入している。
バランサー50の内容量は、360cr1以上であって
、封入される食塩水53は比重量20%以上の飽和食塩
水を選択して、約195cc充填している。
上部バランスリング51は、ポリプロピレン製で、内周
径が約200mxt、外周径が約241mm、高さが約
3911gIKである。
上部バランスリング51の上面は、はぼ一つの円弧の曲
面(半径約10nvn)で、上部バランスリング51の
上部外側面には、4個の凹部(切欠は部)54が設けら
れている。
この凹部54は補助リブ、内部液体のバッファをかねて
いる。
さらにこの凹部54は、脱水槽本体20にバランサー5
0をスピンウェルディングにより接合する回転摺動時の
ホールド部として利用している。
また上部バランスリング51には、食塩水53の注入口
部55が設けられている。
食塩水53を封入後ビス56で密封し、この部分を超音
波溶着にて固定している。
下部バランスリング52は、ポリプロピレン製で、高さ
は約30.5rrI!ftである。
この下部バランスリング52の内側底部に段部57を設
け、脱水カバー(図示せず)の受は部としている。
このように下部バランスリング52に段部57を設けた
ので、脱水カバーの止まり部となり、脱水カバーが外し
易くできる。
下部バランスリング52と、上部バランスリング51は
、それぞれ第21図および第20図に示す接合部構造を
有している。
両リング51.52の開口部をつき合わせて互いに押圧
しながら回転摺動させ、摩擦熱で接合し、いわゆるスピ
ンウエルデングによりリング状のバランサーケースを形
成する。
このようにして、上部および下部バランスリング51.
52を一体化して形成したバランスケースを脱水槽本体
20の上部に第2図のように挿入し、バランサー50と
脱水槽本体20とをスピンウエルデングより溶着して、
脱水槽10を形成する。
このとき、脱水槽本体20とバランサー50との間に、
第2図に示すリング状空間部58を形成する。
このリング状空間部58の一部は、前述した脱水槽本体
20の上部水抜き孔23に連通している。
以上のように構成した脱水槽10の作用について説明す
る。
この脱水槽10に布等の被脱水物を脱水槽10の上部開
口から投入する。
投入された被脱水物は、まず底部に設けた第11第2、
第3水抜き孔24,26.28より被脱水物が有してい
る水分を脱水槽10の外部に導出される。
外部へ導出される水分量は、はとんどないのが通常であ
る。
ついで、脱水槽10が図示しない脱水モーターにより徐
々に回転し始めると、被脱水物の有する水分は、遠心力
が付与され、上部水抜き孔23、第11第2および第3
底部水抜き孔24,26゜28等から脱水槽10の外部
に導出される。
一方、脱水槽10の回転に応じて被脱水物である布等が
脱水槽本体20の突条壁22に遠心力で押しつけられる
が、導水溝21は被脱水物がふさがらない小体積の導水
空間を形成するため、被脱水物からの水分は導水溝21
に沿って上昇し、リング状空間部58に達し上部水抜き
孔23より脱水槽10の外部に排出する。
また、被脱水物が突条壁22の両側のつけ根部分で遠心
力で壁面に押しつけられても、突条壁22と導水溝21
との間で間隙が形成され導水部となる。
いいかえれば、突条壁22と導水溝21との間の被脱水
物がふさがらない空間部は、脱水の流れを阻害しない導
水空間を形成し、脱水率の向上に寄与する。
また、突条壁22は、脱水槽本体20に対して内側に突
出する曲面部を有し、その頂部が中心に形成されている
ので、突条壁22の頂部付近の被脱水物の水分を突条壁
22の根元の方に移動させる。
いいかえれば突条壁22には、頂部以外では、被脱水物
の有する遠心力を突条壁22表面の曲率に応じて分力と
して作用させるため、脱水槽本体20の壁面を押圧する
力を軽減して、被脱水物内の水分を通し易くしている。
以上述べたように、本考案は、回転自在なる駆動源に取
り付けられ、はぼ垂直壁部と凹曲面状底部とからなる一
体成形の合成樹脂製脱水槽において、凹曲面状底部の中
央に駆動源の取り付は部を設け、垂直壁部と凹曲面状底
部との隣接部に跨がる短い長さの補強体を間を置いて複
数個設け、この補強体は合成樹脂製脱水槽の外側から内
方に導出するほぼ半円筒状の導出部をもって構成し、導
出部の上部には、合成樹脂製脱水槽の長手方向とほぼ一
致する方向の水抜き孔を形成したことを特徴とするもの
である。
上記の構成によれば、次のような作用、効果がある。
(1)垂直壁部と凹曲面状底部との隣接部に跨がる補強
体を複数個設けているので、上記隣接部に加わる回転中
の曲げモーメントに耐えるのである。
(2) この補強体は合成樹脂製脱水槽の外側から内
方に導出するほぼ半円筒状の導出部をもって構成してい
るので、同脱水槽の回転脱水時に衣類が外周方向に遠心
力を受けて、導出部に強く押し付けられても導出部が半
円筒状であるため衣類の傷みが少ないのである。
(3)導出部は合成樹脂製脱水槽の外側から内方に導出
する構成であるので、この部分の肉厚が特に厚くなるこ
となく材料費が特に嵩むものではない。
(4)外方から内方に導出するほぼ半円筒状の導出部を
もって補強体を構成しているので、単なるリブ状の補強
体よりも丈夫である。
(5)合成樹脂製脱水槽の長手方向とほぼ一致する方形
に形成される水抜き孔は導出部の上部に形成されている
ので、凹曲面状底部の平坦なところに水抜き孔を設ける
ものに比べ衣類にてその水抜き孔が閉塞される可能性が
少ない。
それだけ水抜きがよく行なわれるのである。
(6)補強体を構成する導出部は垂直壁部と凹曲面状底
部との隣接部に跨がる短い長さであるとともに間を置い
て複数個設けたものであるので、合成樹脂製脱水槽が遠
心力で外周方向に膨張拡大することがない丈夫な構造で
ある。
すなわち、はぼ半円筒状をなす導出部は、これの延在す
る長手方向に対する曲げ力に対しては剛性である。
一方、導出部の頂部を内側から外方に向けて押す力に対
しては、頂部がつぶれて導出部が平らになろうとする作
用を受ける。
この作用は合成樹脂製脱水槽を外側に脹らますことにつ
ながる。
衣類を入れて高束で回わす合成樹脂製脱水槽は強い遠心
力を受けるので上記脹らみ現象は無視できない。
そこで、導出部を短い長さにするとともに間を置いて設
けたので、上記の脹らみが抑えられる丈夫な合成樹脂製
脱水槽を提供するものである。
(7)水抜き孔の設けられている位置は、合成樹脂製脱
水槽の底部側になっているので、この水抜き孔から回転
脱水前に排水を良好に行なうことができる。
(8)導出部の補強体は短く、かつ間を置いて設けたも
のであるので、この補強体を長く上下に延在し、かつ隣
り合うような波形状に設けるものに比べ、成形用金型の
構成が簡単になるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる合成樹脂製脱水槽を備えた二槽式
洗たく機の斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す合
成樹脂製脱水槽の一部省略断面図、第3図は第2図の一
部省略平面図、第4図は第3図を■の方向から見た一部
省略側面図、第5図は脱水槽本体の一部省略断面図、第
6図は第5図のVl−VIX断面図第7図は第5図の脱
水槽本体の上部一部拡大図、第8図は第5図の■−■断
面図、第9図は第5図のIX−IX断面図、第10図は
第5図のX−X断面図、第11図は第5図のXt−M断
面図、第12図は第5図の刈−刈面面図、第13図は第
5図をX■の方向から見た一部省略側面図、第14図は
第5図をXIVの方向から見た一部省略側面図、第15
図は第5図をX■の方向から見た一部省略側面図、第1
6図はバランサーの一部省略平面図、第17図は第16
図のX■−X■断面図、第18図は第16図のX■−X
■の方向から見た一部省略側面図、第19図は第18図
のX■−X■断面図、第20図は上部バランスリングの
一部拡大図、第21図は下部バランスリングの一部拡大
図、第22図は第16図のバランサーの底面図である。 10・・・・・・脱水槽、20・・・・・・脱水槽本体
、24・・・・・・第1底部水抜き孔、25・・・・・
・台地状ボス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転自在なる駆動源に取り付けられ、はぼ垂直壁部と凹
    曲面状底部とからなる一体成形の合成樹脂製脱水槽にお
    いて、凹曲面状底部の中央に駆動源の取り付は部を設け
    、垂直壁部と凹曲面状底部との隣接部と跨がる短い長さ
    の補強体を間を置いて複数個設け、この補強体は合成樹
    脂製脱水槽の外側から内方に傍出するほぼ半円筒状の傍
    出部をもって構成し、傍出部の上部には、合成樹脂製脱
    水槽の長手方向とほぼ一致する方向の水抜き孔を形成し
    たことを特徴とする合成樹脂製脱水槽。
JP1979092515U 1979-07-06 1979-07-06 合成樹脂製脱水槽 Expired JPS6012546Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979092515U JPS6012546Y2 (ja) 1979-07-06 1979-07-06 合成樹脂製脱水槽

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JPS4723413U (ja) * 1971-04-14 1972-11-16
JPS4833668U (ja) * 1971-08-21 1973-04-23
JPS5233748U (ja) * 1976-08-05 1977-03-09

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