JPS60236859A - アンチスキツド装置 - Google Patents

アンチスキツド装置

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JPS60236859A
JPS60236859A JP9141884A JP9141884A JPS60236859A JP S60236859 A JPS60236859 A JP S60236859A JP 9141884 A JP9141884 A JP 9141884A JP 9141884 A JP9141884 A JP 9141884A JP S60236859 A JPS60236859 A JP S60236859A
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brake
valve
cylinder
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Yoshihisa Nomura
野村 佳久
Nobuyasu Nakanishi
中西 伸育
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Publication of JPH0553672B2 publication Critical patent/JPH0553672B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/34Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
    • B60T8/42Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
    • B60T8/4275Pump-back systems
    • B60T8/4291Pump-back systems having means to reduce or eliminate pedal kick-back

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車の制動時に車輪と路面とのスリップ率
が過大となることを防止するためにブレーキシリンダの
液圧を制御するアンチスキッド装置に関するものである
従来技術 自動車用ブレーキ装置としては、ブレーキ操作部材の操
作に応じてマスクシリンダに発生させられたブレーキ液
圧をブレーキシリンダに導き、ドラムブレーキ、ディス
クブレーキ等のブレーキを作動させて自動車の車輪の回
転を抑制する液圧ブL・−主装置が一般的に用いられて
いる。そして、この場合、車輪と路面との摩擦係数は両
者のスリップ率が特定の値のとき最大となるため、自動
車の走行安定性を損なうことなく、しかも最も効率良く
減速し、あるいは停車さゼるためには、スリップ率がそ
の特定値に保たれるようにブレーキシリンダの液圧を制
御しつつ制動を行うことが望ましい。
そのため、近年、車輪のスリップ状態を監視しつつブレ
ーキシリンダの液圧を制御するアンチスキッド装置が使
用されるようになった。これは、マスクシリダとブレー
キシリンダとを接続する主液通路の途中に電磁制御弁が
設けられるとともに、この電磁制御弁が車輪のスリップ
状態を監視するコントローラによって制御され、ブレー
キシリンダの液圧を路面の摩擦係数との関係において適
正な高さとなるように制御するものである。そこで、電
磁制御弁がブレーキシリンダの液圧を降下させる時には
、ブレーキシリンダからブレーキ液の一部がリザーバに
逃がされ、リザーバに逃がされたブレーキ液はポンプが
汲み上げて加圧し、ポンプ通路を経て主液通路の電磁制
御弁とマスクシリンダとを接続する部分に供給するよう
に構成される。
そしてアンチスキッド制御の開始以後は、マスクシリン
ダで発生させられる液圧とは無関係に、ポンプ側の液圧
を圧力源として、ブレーキシリンダ液圧が電磁制御弁で
適正な高さに制御されるのである。
このようなアンチスキッド装置の作動中において、ポン
プとマスクシリンダとが連通状態となる構成のものでは
、電磁制御弁の制御状態によってポンプ通路の高圧ブレ
ーキ液がマスクシリンダに流入したり、そこから流出し
たりするため、そのことがブレーキペダル等のブレーキ
操作部材を繰り返し突き戻し、運転者に不快感を与える
キックハック現象を生じさ−Uる。
この問題を解決するための一手段が、特開昭56−12
8251号公報に開示されている。それは、マスクシリ
ンダと電磁制御弁とを接続する主液通路部分の途中に、
電磁制御弁からマスクシリンダへ向かうブレーキ液の流
れを阻止する第一の逆止弁を設け、この第一の逆止弁と
電磁制御弁との間にポンプ通路を接続するとともに、上
記逆止弁と電磁制御弁との直列回路に対して並列に第二
の逆止弁を接続するものであり、この第二の逆止弁は、
マスクシリンダ液圧がブレーキシリンダ液圧より低くな
った時、電磁制御弁をバイパスしてブレーキシリンダか
らマスクシリンダへブレーキ液が流れることを許容する
ものである。このようなアンチスキ、ド装置においては
、その作動中にポンプ通路のブレーキ液がマスクシリン
ダへ流入することが阻止されるため、上述のようなキ・
ツクバック現象を回避することができるのであるが、反
面、別の問題が生ずる。
−pJ& &こ、この)重のアンチスキッド装置では、
アンチスキッド制御中にブレーキシリンダ液圧を高める
場合に、ポンプ側のブレーキ液を圧力差を利用してブレ
ーキシリンダに押し込む関係から、ポンプの吐出圧は予
想される範囲のブレーキシリンダ液圧より常に高いこと
が前提となる。そして、アンチスキッド装置の作動中に
おけるブレーキシリンダの昇圧速度は、ポンプ吐出圧と
ブレーキシリンダ液圧との圧力差によって決定される。
そこで、ポンプ吐出圧が一定である場合には、ブレーキ
シリンダ液圧の高低により昇圧速度が変化することとな
る。すなわち、ブレーキシリンダ液圧が高い時には、圧
力差が小さく、低い時には圧力差が大きくなるため、昇
圧速度はブレーキシリンダ液圧が高い時に遅く、低い時
に速くなってしまい、液圧制御が難しくなる問題を孕ん
でいるのである。
この点を改善するための一手段として、前述の公報には
マスクシリンダ液圧を制御液圧とする間圧弁(一種のリ
リーフ弁)を設け、ポンプ吐出圧とマスクシリンダ液圧
との圧力差が所定値以上になったとき、ポンプの吐出高
圧液をリザーバに排出してポンプ側液圧とマスクシリン
ダ液圧との圧力差をほぼ一定に保つようにする思想が開
示されている。すなわち、アンチスキッド制御が開始さ
れた後は、運転者がブレーキペダル等をむやみに踏み込
まないのが普通と考えられるため、そのマスタシリンダ
液圧の高低に対応するようにポンプ吐出圧を制御するこ
とにより、ブレーキシリンダの昇圧速度を安定化させて
精度のよい液圧制御を行おうとするものである。
しかし、アンチスキッド制御中においてブレーキペダル
等が強く踏み込まれる場合も有り、その場合にブレーキ
シリンダ液圧が低ければ、その液圧が低いにも拘らず、
かなり高いポンプ側液圧がブレーキシリンダに押し込ま
れることとなり、依然として昇圧速度が安定しない問題
が残るのである。
発明の目的 本発明は、以上のような事情を背景として為されたもの
であり、その目的とするところは、ブレーキ操作部材に
キックバック現象を生しさせることがなく、しかも、ア
ンチスキッド制御中におけるブレーキシリンダの昇圧速
度も安定したアンチスキッド装置を提供することにある
発明の構成 このような目的を達成するために、本発明に係るアンチ
スキッド装置は、(al前記主液通路の途中に設けられ
、車輪のスリップ状態を監視するコントローラからの指
令に基づいてブレーキシリンダの液圧を適正な高さに制
御する電磁制御弁と、(b)その電磁制御弁が前記ブレ
ーキシリンダの液圧を降下させるときそのブレーキシリ
ンダから逃がされるブレーキ液を収容するリザーバと、
(C1そのリザーバからブレーキ液を汲み」二げて加圧
し、ポンプ通路を経て前記主液通路の前記電磁制御弁と
前記マスクシリンダとを接続する部分に供給するポンプ
と、fdlそのポンプ通路の前記主液通路への接続部に
設けられて、ポンプとマスクシリンダとを択一的に電磁
制御弁に連通させる切換弁と、fe)前記ポンプ通路、
または前記主液通路の前記切換弁と電磁制御弁とを接続
する中間部分に接続され、ブレーキシリンダの液圧を制
御液圧とじて受りることによりポンプ側液圧がブレーキ
シリンダ液圧により設定値以上に高くなったとき前記ポ
ンプ通路または主液通路中間部分からりザーハへのブレ
ーキ液の還流を許容し、ポンプ側液圧とブレーキシリン
ダ液圧との圧力差をほぼ一定に保つリリーフ弁とを含ん
で構成される。
発明の効果 以上のように構成されたアンチスキン1−装置において
、その非作動時にはマスクシリンダのみが上記切換弁を
介して電磁制御弁に連通させられ、アンチスキッド装置
の作動時には、切換弁の切換えによってポンプのみが電
磁制御弁に連通させられるため、ポンプから供給される
ブレーキ液がマスクシリンダへ流入することが防止され
、前述のよ・うなキックハック現象が回避される。
しかも、ブレーキシリンダ液圧を制御液圧として受ける
前記リリーフ弁によって、ポンプ側液圧が実際のブレー
キシリンダ液圧に応じて制御される。すなわち、ブレー
キシリンダ液圧が高ければポンプ側液圧も高く、逆に低
ければ低くされて、ポンプ側液圧とブレーキシリンダ液
圧との圧力差がほぼ一定に保たれるのであり、ポンプ側
液圧によりブレーキシリンダ液圧を高める際の昇圧速度
が安定化し、そのため路面の摩擦係数等に応した高精度
の液圧制御が可能となるのである。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図において10はマスクシリンダであり、互に独立
した2つの加圧室を備えてブレーキペダル12の踏込操
作に基づJlてそれぞれの加圧室に同じ高さの液圧を発
生させる。一方の加圧室に発生した液圧は、左右の後輪
14および16にそれぞれ設けられたブレーキのブレー
キシリンダであるリヤホイールシリンダ18および20
に供給される。もう一方の加圧室で発生した液圧は、図
示は省略するが左右の前輪にそれぞれ設げられたブレー
キのフロントホイールシリンダに供給されるようになっ
ており、本実施例の液圧ブレーキ装置は前後二系統式と
なっている。
マスクシリンダ10とリヤホイールシリンダ(以下、単
にホイールシリンダという)18および20とを接続す
る主液通路の途中には、切換弁22と電磁制御弁24と
が設けられており、それらζこよって主液通路はマスク
シリンダ側通路26゜中間通路28およびホイールシリ
ンダ側通路30の一部つの部分に分IIられている。ま
た、マスクシリンダ側通路26とホイールシリンダ側通
路30との間には、切換弁22および電磁制御弁24を
バイパスするバイパス通路32が設けられ、このバイパ
ス通路32にはホイールシリンダ18および20111
1からマスクシリンダ10側へ向かう方向を順方向とす
る逆止弁34が設りられている。
電磁制御弁24にはリザーバ通路36を経てリザーバ3
8が接続されている。このリザーバ38は、ハウジング
40内に可動部材としてのピストン42が液密かつ摺動
可能に配設されることにより容積可変の液室44が形成
されたものであり、ピストン42はスプリング46によ
って常に液室44の容積を減少させる向きに付勢されて
いる。
そして上記液室44に貯えられたブレーキ液はポンプ4
Bが汲み上げ、加圧して、ポンプ通路50および前記切
換弁22を経て主液通路の一部である中間通路28へ供
給するようになっている。
前記電磁制御弁24は、昇圧許容状態と液圧保持状態と
降圧許容状態との三つの状態に切換えが可能な切換弁で
ある。昇圧許容状態は、図示のように中間通路28をホ
イールシリンダ側通路30に連通させて、マスクシリン
ダ10もしくはポンプ48から中間通路28に供給され
るブレーキ液によってホイールシリンダ18および20
の液圧が上昇することを許容する状態であり、液圧保持
状態は、中間通路28.ホイールシリンダ側通路30お
よびリザーバ通路36のすべてを遮断して、ホイールシ
リンダ18および20の液圧を一定に保持する状態であ
る。また、降圧許容状態は、ホイールシリンダ側通路3
0をリザーバ通路36に連通させ、ホイールシリンダ1
8および20からブレーキ液がリザーバ38へ流出する
ことを可能にしてホイールシリンダ18および20の液
圧が下降することを許容する状態である。
この電磁制御弁24の切換えはコントローラ56からの
指令信号によって行われる。コントローラ56はマイク
ロコンピュータを特徴とする特許であり、左右後輪14
および16の回転速度を検知するセンづ58を備えてお
り、これらセンサ58からの信号に基づいて左右後輪1
4および16のスリップ状態を推定し、電磁制御弁24
のソレノイド60に対する電流の供給を制御することに
よって、電磁制御弁24を前記三つの状態の何れかに切
り換えるのであるが、公知のものであり、また、本発明
の理解に直接必要がないため詳細な説明は省略する。
コントローラ56は更に前記ポンプ48を駆動するモー
タ62をもコントロールするようにされている。すなわ
ち、アンチスキッド装置によるホイールシリンダ18お
よび20の液圧制御が開始されたとき、換言すれば、電
磁制御弁24が昇圧許容状態から液圧保持状態もしくは
降圧許容状態へ第1回目に切り換えられたとき起動され
、アンチスキッド装置の作動中は継続してポンプ48を
駆動し続けるようにされているのである。
ポンプ48から吐出されるブレーキ液は前述のように切
換弁22に導かれる。この切換弁22のハウジング63
は、前記マスクシリンダ側通路26、中間通路28およ
びポンプ通路50の接続部に形成された弁室64と、ポ
ンプ通路50の弁室64に近接する部分に形成されたピ
ストン室66とを備え、弁室64内には球状の弁子68
が移動可能に収容され、ピストン室66にはピストン6
9が摺動可能に嵌合されている。そして、マスクシリン
ダ側通路26から圧送されるブレーキ液が弁室64内に
流入する開口部には、第一の弁座70が形成され、この
第一の弁座70に対向して第二の弁座72が設けられ、
これはポンプ通路50から圧送されるブレーキ液が弁室
64内に流入する開口部に形成されている。上記弁子6
8は、これら第一の弁座70と第二の弁座72とに択一
的に着座し得るようにされているが、付勢手段としての
スプリング76によって第二の弁座72に着座する向き
に付勢されている。
前記ピストン室66はピストン69によって第−室80
と第二室82とに分断されているが、ピストン69には
絞り84を有する連通路86が軸方向に形成されている
。このピストン69は、ポンプ48が作動していない通
當の状態では、スプリング76によって後退させられ、
弁子68が第二の弁座72に着座することを許容するが
、ポンプ48からブレーキ液が圧送されて第−室80側
から連通路86を経て第二室82側へ流れ、絞り84に
よってそれら第−室80と第二室82との間に液圧差が
生じると、その液圧差によって第二室82側へ前進させ
られ、スプリング76の付勢力に抗して弁子68を第一
・の弁座7oに着座させるようになっている。
一方、前記ポンプ通路50には、リリーフ弁90を備え
たリリーフ通路がポンプ48に対して並列に接続され、
このリリーフ通路はリリーフ弁90を挟んで、ポンプ4
8の吐出側に接続された導入通路92と、前記リザーバ
38に接続された1゛レン路94とに分かれている。さ
らにリリーフ弁90は、制御通路96によって電磁制御
弁24とポ・イールシリンダ18および20とを接続す
るホイールシリンダ側通路30に接続されて、ホイール
シリンダ18および20に通している。
リリーフ弁90のハウジング98内には、弁室100と
ピストン室102とが連続して形成され、弁室100に
は第一ボー[04および第二ボート106が開口し、ピ
ストン室102には第三ボート108が開口している。
第一ボート1o4には導入通路92が接続されてポンプ
48がら圧送されるブレーキ液が流−大可能とされ、第
二ボート106にはリザーバ38に通しるドレン通路9
4が接続され、更にピストン室102に開口する第三ボ
ート108には、ホイールシリンダ18および20に連
通する制御通路96が接続されている。
そして、第一・ポート104の弁室100への開口部に
は、弁座110が形成され、この弁座110に対して着
座および離座可能な球状のリリーフ弁子112が弁室1
00内に収容されている。このリリーフ弁子112は、
弁座110に着座した状態では第一ポート1Ω4と第二
ボート106との連通を阻止するが、第一ポート1o4
がら導がれるブレーキ液の液圧によって弁座110がら
押し上げられた時には、第一・ボー1−104と第二ボ
ート106とを連通させ、ポンプ通路5oのブレーキ液
が導入通路92.弁室100およびドレン通路94を経
てリザーバ38に還流することを許容するものである。
リリーフ弁子112の背後においては、制御ビスI・ン
114がピストン室102に摺動可能に嵌合され、スプ
リング116によって常にリリーフ弁子112を弁座1
10に押しイ」ける向きに付勢されている。この制御ピ
ストン114の前記第三ボー1−108側の端面(受圧
面)とピストン室102の一部とによって、制御室11
8が形成され、この制御室118に制御通路96を経て
ホイールシリンダ18および20の液圧が導かれ、その
ホイールシリンダ液圧が制御ピストン114の受圧面に
対してスプリング116の付勢方向と同じ向きに作用す
ることにより、制御ピストン114はスプリング116
の付勢力とホイールシリンダ18および20の液圧とに
よって、リリーフ弁子112を弁座110に押し付ける
ようになっている。
すなわち、このリリーフ弁90は、ホイールシリンダ液
圧を制御液圧として受けることにより、ホイールシリン
ダ液圧が高ければその開弁圧(リリーフ圧)が高く、低
ければ開弁圧も低くなるものであって、ポンプ通路50
の液圧(ポンプ吐出圧)がホイールシリンダ液圧より設
定値以上に高くなったとき開くリリーフ弁なのである。
なお、リリーフ弁子112の弁座110に押し付けられ
たときの受圧面積Spと制御ピストン114の受圧面積
Swとは互いに等しくされている。
以上のように構成されたアンチスキット装置付液圧ブレ
ーキ装置は、通常は切換弁22がマスクシリンダ側通路
26を中間通路28に連通させる状態にあり、また、電
磁制御弁24が中間通路28をホイールシリンダ側通路
30に連通させる状態にある。従って、マスクシリンダ
1oはホイールシリンダ18および20に連通させられ
ているが、ブレーキペダル12が踏み込まれていないた
め、ホイールシリンダ18および20は非作動状態にあ
る。また、リザーバ38のピストン42は前進端位置に
あって、液室44は容積が最少の状態にあり、ポンプ4
8は停止している。
この状態からブレーキペダル12が踏み込まれれば、マ
スクシリンダ10からのブレーキ液がマスクシリンダ側
通路26.切換弁22.中間通路28、電磁制御弁24
およびホイールシリンダ測道[R30を経てホイールシ
リンダ18および20に供給される。その結果、ブレー
キが作動し、左右後輪14および16の回転が抑制され
て自動車が減速されるのであるが、この場合、路面の摩
擦係数が高く、またブレーキペダル12の踏込力が小さ
ければ、左右後輪14および16には問題となるような
スリップが生ぜず、コントローラ56は電磁制御弁24
を切り換えないため、ブレーキ装置はアンチスキッド装
置がない場合と同様に作動する。
しかし、路面の摩擦係数に対してブレーキペダル12の
踏込力が大きかった場合には、左右後輪14および16
のスリップ率が適正範囲を超えて増大する。従って、コ
ントローラ56がその事実をセンサ58を介して検知し
、電磁制御弁24をそれまでの昇圧許容状態から液圧保
持状態もしくは降圧許容状態へ切り換え、それと同時に
モータ62を起動する。
電磁制御弁24が液圧保持状態に切り換えられた場合に
はホイールシリンダ18および20の液圧が一定に保持
されるのであるが、降圧許容状態に切り換えられた場合
にはホイールシリンダ18および20からリザーバ38
へブレーキ液が逃がされ、ホイールシリンダ18および
20の液圧が低下する。それと同時にリザーバ38へ流
入したブレーキ液がポンプ48によって汲み上げられ、
切換弁22へ供給されるため、第−室80と第二室82
との間に絞り84に基づく液圧差が生じ、ピストン69
が前進して弁子68を第二の弁座72から押し上げて第
一の弁座70に着座させる。
これにより、ポンプ通路50が中間通路28に連通させ
られるのであるが、同時にマスクシリンダ側通路26が
遮断されるため、ポンプ48から圧送されたブレーキ液
がマスクシリンダ10に流入することが防止され、ブレ
ーキペダル12が突き戻されるキックバンク現象の発生
が回避される。
ポンプ48の起動後、中間通路2Bが電磁制御弁24に
よって遮断されている状態では、ポンプ48から圧送さ
れたブレーキ液の液圧が急激に上昇する。その液圧がリ
リーフ弁90の開弁圧に達すると、リリーフ弁子112
がスプリング116の付勢力および制御室118の液圧
に打ち勝って制御ピストン114を後退させつつ弁座1
10から押し上げられて、導入通路92とドレン通路9
4とを連通させる状態となるため、ブレーキ液はドレン
通路94を経てリザーバ38へ還流し、これによりポン
プ48の過負荷が回避される。なお、この時のポンプ通
路50の液圧はマスクシリンダ側通路26の液圧に比べ
て充分に高いため、切換弁22はマスクシリンダ側通路
26を遮断する状態を維持する。
上記のようにホイールシリンダ18および20の液圧が
低下させられることによって左右後輪14および16に
対する制動力が低下し、左右後輪14および16のスリ
ップ率が低下したならば、その事実をセンサ58を介し
てコントローラ56が検知し、電磁制御弁24を液圧保
持状態もしくは昇圧許容状態に切り換える。このように
アンチスキッド装置が作動した後に電磁制御弁24が昇
圧許容状態に切り換えられて、中間通路28がホイール
シリンダ側通路30に連通させられれば、ポンプ48か
ら圧送されるブレーキ液が切換弁22、電磁制御弁24
等を経てホイールシリンダ18および20に供給され、
それらの液圧が高められる。
この時の昇圧速度は、ポンプ通路50の液圧がホイール
シリンダ18および20の液圧よりどれだけ高いか、つ
まり両者の圧力差によって決まる。
ホイールシリンダ液圧Pwは、例えば第2図のグラフに
破線で示すように変動するため、仮にポンプ側液圧Pρ
が一定であるとすれば、両者の圧力差へPはホイールシ
リンダ液圧Pwの変動幅に応じてかなり大きく変化する
こととなる。
しかし、リリーフ弁90には制御通路96を経てホイー
ルシリンダ液圧Pwが導かれ、そのリリーフ弁子112
はスプリング116の付勢力と制御ピストン114に加
えられるホイールシリンダ液圧Pwとによって弁座11
0に押し付けられるようになっているため、ホイールシ
リンダ液圧P−が高ければリリーフ弁子112を弁座1
10に押し付ける力もそれだけ大きく、逆にホイールシ
リンダ液圧Pwが低ければ、リリーフ弁子112に作用
する押付は力も小さくなり、その押(]け力によってリ
リーフ圧が決まってくる。ずなわら、リリーフ弁子90
は第2図に示すようにポンプ側液圧ppがホイールシリ
ンダ液圧PwよりΔ■〕だり高くなったとき開いて、両
者の圧力差ΔPが一定となるようにポンプ側液圧ppを
制御するのである。なお、ここにおいて圧力差へPは、
スプリング116の付勢力F、制御ピストン114−の
受圧面積Swおよびリリーフ弁子112の受圧面積Sp
によって 八P=Pw ((SIv/Sp )−1) 十F/Sp
で表され、SwfSpのときはホイールシリンダ液圧P
曽の変動に従って変動することとなるが、本実施例にお
いては前述のように制御ピストン114の受圧面積Sw
とリリーフ弁子112の受圧面ML S pとが等しく
されているため、圧力差ΔPは一定となるのである。
上記のように両者の圧力差へPが一定に保たれることに
より、ポンプ48によってホイールシリンダ18および
20の液圧を高める際の昇圧速度がホイールシリンダ液
圧Pwの高低に拘らずほぼ一定となる。このことは一つ
には、ホイールシリンダ液圧P−が低いのにポンプ側の
高い液圧が押し込まれることにより生じゃすいオーバシ
ュートの防止につながり、また一つには、ホイールシリ
ンダ液圧Pwが高い状態でそれに見合った高さのポンプ
側液圧Pρを押し込むことが望ましいにも拘らず、ポン
プ側液圧ppが低いために昇圧速度が遅くなってしまう
ことを改善することにつながるのである。
たとえば、ポンプ48からのブレーキ液によってホイー
ルシリンダ18および20の液圧をゆっくり高める緩増
モードは、第3図の左側のグラフにおいてへの範囲に示
すように、電磁制御弁24を弁圧許容状態と液圧保持状
態とに短時間ずつ交互に切り換えることにより得られる
が、従来の場合にはA′の範囲に示すように、昇圧許容
状態と液圧保持状態との繰返しによってホイールシリン
ダ液圧が高くなってくると、ポンプ側液圧とホイールシ
リンダ側液圧との圧力差が小さくなることによって昇圧
速度が低くなり、そのため予定された坂増パターンと実
際の液圧上昇パターンとの間にスレが生し易い。これに
対して本実施例の場合には、緩増モードにおける昇圧速
度がほぼ一定に保たれるため、予め定められた緩増パタ
ーンに高精度に近似した液圧制御が可能となるのである
以上のようにしてポンプ48からのブレーキ液の供給に
よってホイールシリンダ18および20の液圧が上昇し
、左右後輪14および16に対する制動力が増大した結
果、それらと路面とのスリップ率が再び適正範囲を超え
そうにれば、その事実をセンサ58を介してコントロー
ラ56が検知し、電磁制御弁24を再び液圧保持状態も
しくは降圧許容状態に切り換える。以後、同様のことが
繰り返されて左右後輪14および16と路面とのスリッ
プ率が適正値前後に保たれるようにホイールシリンダ1
8および20の液圧が制御され、自動車は走行安定性を
損なうことなく、しかも最も効率良(減速もしくは停車
させられることとなる。
自動車が予め定められている一定速度以下まで減速され
た場合やブレーキペダル12の踏込みが解除された場合
には、コントローラ56が電磁制御弁24を昇圧許容状
態に切り換えて、アンデスキッド装置は非作動状態に復
し、ブレーキペダル12の踏込み解除に伴ってホイール
シリンダ18および20からバイパス通路32を経てブ
レーキ液がマスクシリンダ10に戻される。なお、ポン
プ48はその後も一定短時間駆動されるため、リザーバ
38内にブレーキ液が残っていた場合には、そのブレー
キ液は切換弁22.中間通路28.電磁制御弁24.バ
イパス通路32.逆止弁34およびマスクシリンダ側通
路26を経てマスクシリンダlOへ戻され、リザーバ3
8は容積最小の状態に復する。
そして、ポンプ4Bが停止させられてポンプ通路50の
液圧が低下すると、切換弁22の弁子68は、スプリン
グ76の付勢力に従ってピストン69を後退させつつ弁
座72に着座し、ポンプ通路50を遮断すると同時にマ
スクシリンダ側通路26を中間通路28に連通させる状
態に復帰する。
このとき、逆止弁34の開弁圧に起因してホイールシリ
ンダ側通路30内に残存していた液圧は、ブレーキ液が
この切換弁22を経てマスクシリンダ10へ還流するこ
とによって消滅し、ブレーキの引き摺りが防止される。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通り例示であって、本発明がそれらの具体的な記載に
よって限定されるものではない。
たとえば、前記実施例においては、リリーフ弁90がポ
ンプ通路50に接続されていたが、それに代えて第4図
に示すように、前記主液通路の切換弁22と電磁制御弁
24とを接続する中間部分である中間通路28の途中に
接続することも可能である。その他の構成は前記実施例
と全く同様であるため、図面の一部を簡略化して対応す
る符号を附すに止めるが、このようにしてもポンプ側液
圧とホイールシリンダ液圧との圧力差をほぼ一定に保つ
ことができる。
また、切換弁22としてはブレーキ液圧を駆動力とする
もの以外に、ソレノイドのON、OFFによって切り換
えられる電磁切換弁としてもよく、要するにマスクシリ
ンダ側通路26とポンプ通路50とを択一的に電磁制御
弁24に連通させ得るものであればよい。
さらに、電磁制御弁24について言えば、複数の電磁弁
を組み合わせることにより前述のような三つの状態をと
り得るようにしてもよく、また液圧保持状態は必要不可
欠というわけではなく、それを昇圧許容状態と降圧許容
状態との組み合わせによって得るようにすれば、省略す
ることも可能である。
また、前述の実施例では、左右後輪のリャホイ−ルシリ
ンダの液圧制御のみについて説明したが、実際にはフロ
シトホーイルシリンダのブレーキ液圧も同様なアンチス
キッド装置によって制御されるのが普通であり、その場
合、左右前輪の各ホイールシリンダにつき各々専用のア
ンチスキッド回路を設けるようにしてもよいし共用のア
ンチスキッド回路を設けるようにしてもよい。このこと
は左右後輪14および16の各ホイールシリダ18およ
び20についても同様である その他にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、
当業者の知識に基づき種々の変形、改良等を施した態様
で本発明を実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるアンチスキッド装置を
備えた自動車用液圧ブレーキ装置の一部を示す回路図で
ある。第2図はそのアンチスキッド装置のポンプ側液圧
とホイールシリンダ液圧との特性を示すグラフであり、
第3図はホイールシリンダ液圧の緩増モードを従来例と
比較して示すグラフである。第4図は本発明の別の実施
例であるアンチスキッド装置を備えた自動車用液圧ブレ
ーキ装置の一部を示す回路図である。 10:マスクシリンダ is、2o:リャホイールシリンダ 22:切換弁 24:電磁制御弁 26:マスクシリンダ側通路 28:中間通路 30:ホイールシリンダ側通路 32;バイパス通路 34;逆止弁 36:リザーバ通路 38:リザーバ 40;ハウジング 48:ポンプ 50:ポンプ通路 56:コントローラ68:弁子 6
9:ピストン 70:第一の弁座 72:第二の弁座 84:絞り 86:連通路 90:リリーフ弁 92:導入通路 94:ドレン通路 96:制御通路 104:第一ポート 106;第二ポート108:第三
ポート 110;弁座 112:リリーフ弁子 114:制御ピストン116:
スプリング 出願人 トヨタ自動車株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブレーキ操作部材の操作に応じてブレーキ液圧を
    発生させるマスクシリンダと、 そのマスクシリンダで発生させられた液圧で作動するブ
    レーキシリンダを備え、自動車の車輪の回転を抑制する
    ブレーキと、 前記マスクシリンダとブレーキシリンダとを接続する主
    液通路と を含む自動車用液圧ブレーキ装置において、Rjj W
    E車輪と路面とのスリップ率が過大となることを貼止す
    るために前記ブレーキシリンダの液圧を請訓するアンチ
    スキッド装置であって、 前記主液通路の途中に設けられ、前記車輪のスリップ状
    態を監視するコントローラからの指令Gご基づいて、前
    記ブレーキシリンダの液圧を適正jj高さに制御する電
    磁制御弁と、 その電磁制御弁が前記ブレーキシリンダの液Bを降下さ
    せるときそのブレーキシリンダから逃がされるブレーキ
    液を収容するリザーバと、そのリザーバからブレーキ液
    を汲み上げて加圧し、ポンプ通路を経て前記主液通路の
    前記電磁制御弁と前記マスクシリンダとを接続する部分
    に供給するポンプと、 前記ポンプ通路の前記主液通路への接続部に設けられて
    、ポンプとマスクシリンダとを択一的に電磁制御弁に連
    通させる切換弁と、 前記ポンプ通路、または前記主液通路の前記切換弁と前
    記電磁制御弁とを接続する中間部分に接続され、前記ブ
    レーキシリンダの液圧を制御液圧として受けることによ
    りポンプ側液圧がブレーキシリンダ液圧より設定値以上
    に高くなったとき前記ポンプ通路または前記主液通路中
    間部分から前記リザーバへのブレーキ液の還流を許容し
    、前記ポンプ側液圧とブレーキシリンダ液圧との差をほ
    ぼ一定に保つリリーフ弁と を含むことを特徴とするアンチスキッド装置。
  2. (2)前記リリーフ弁が、 前記ポンプから圧送されるブレーキ液が流入可能な第一
    ボート、および前記リザーバへのドレン通路に連通ずる
    第二ポートが開口する弁室と、前記ブレーキシリンダに
    連通ずる第三ポートが開口するピストン室と、 前記弁室の第一ボートに形成された弁座と、通禽はその
    弁座に着座させられて第一ボートと第二ボートとの連通
    を阻止するが、前記ブレーキ液の液圧によって弁座から
    押し上げられたときには第一ボートと第二ボートとを連
    通さ−U゛ζ前記ドレン通路を経てブレーキ液が前記リ
    ザーバへ還流することを許容するりリーフ弁子と、 前記ピストン室に摺動可能に嵌合され、前記第三ポート
    から導かれるブレーキシリンダ液圧を受けるとともに、
    スプリングによりそのブレーキシリンダ液圧と同方向に
    付勢され、それらスプリングの付勢力とブレキーシリン
    ダ液圧とによって前記リリーフ弁子を前記弁座に押し付
    けるピストンと を含むものである特許請求の範囲第1項記載のアンチス
    キッド装置。
  3. (3) 前記電磁制御弁が、前記ブレーキシリンダを前
    記マスクシリンダに連通させる昇圧許容状態と、マスク
    シリンダとの連通を断っ液圧保持状態と、マスクシリン
    ダとの連通を断ったうえ前記リザーバに連通させる降圧
    許容状態とに切換えが可能なものである特許請求の範囲
    第1項または第2項記載のアンチスキッド装置。
JP9141884A 1984-05-08 1984-05-08 アンチスキツド装置 Granted JPS60236859A (ja)

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