JPS6026491B2 - 固形状フエノ−ル・メラミン共縮合樹脂の製造法 - Google Patents
固形状フエノ−ル・メラミン共縮合樹脂の製造法Info
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- JPS6026491B2 JPS6026491B2 JP11305281A JP11305281A JPS6026491B2 JP S6026491 B2 JPS6026491 B2 JP S6026491B2 JP 11305281 A JP11305281 A JP 11305281A JP 11305281 A JP11305281 A JP 11305281A JP S6026491 B2 JPS6026491 B2 JP S6026491B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自己硬化性の固形状フェノール・メラミン共
縮合樹脂の製造法に関するものである。
縮合樹脂の製造法に関するものである。
メラミン樹脂とフェノール樹脂とはいずれも古くから知
られ、かつ実用に用いられている樹脂であるが、メラミ
ン樹脂は耐トラッキング性、耐アーク性、耐燃性等に優
れている一方、硬化が高すぎるため耐衝撃性、耐クラッ
ク性、機械加工性、成形性等が劣ることが問題とされて
おり、またフェノール樹脂は耐熱性、機械加工性等につ
いては優れているが、耐トラッキング性、耐アーク性、
耐候性が劣ることが問題とされていた。従って、これら
の両者の樹脂の長所を生かし、欠点を改良する目的で各
種のフェノール・メラミン共縮合樹脂の開発も行なわれ
てきた。従釆より開発されてきたフェノール・メラミン
共縮合樹脂の代表的な製造法としては次に記す方法を挙
げることができる。
られ、かつ実用に用いられている樹脂であるが、メラミ
ン樹脂は耐トラッキング性、耐アーク性、耐燃性等に優
れている一方、硬化が高すぎるため耐衝撃性、耐クラッ
ク性、機械加工性、成形性等が劣ることが問題とされて
おり、またフェノール樹脂は耐熱性、機械加工性等につ
いては優れているが、耐トラッキング性、耐アーク性、
耐候性が劣ることが問題とされていた。従って、これら
の両者の樹脂の長所を生かし、欠点を改良する目的で各
種のフェノール・メラミン共縮合樹脂の開発も行なわれ
てきた。従釆より開発されてきたフェノール・メラミン
共縮合樹脂の代表的な製造法としては次に記す方法を挙
げることができる。
‘1} メラミン,フェノールそしてホルムアルデヒド
の混合物を塩基性触媒の存在下で共縮合反応させる方法
。
の混合物を塩基性触媒の存在下で共縮合反応させる方法
。
■ フェノールとホルムアルデヒドを塩基性触媒の存在
下で縮合させて自己硬化性フェノール樹脂初期縮合物を
得た後、これにメラミンを加えて英縮合反応させる方法
。
下で縮合させて自己硬化性フェノール樹脂初期縮合物を
得た後、これにメラミンを加えて英縮合反応させる方法
。
これらの方法により得られる樹脂はいずれも液状樹脂で
あるため、成形材料として用いる場合に充填材(基材)
に含浸して乾燥および粉砕処理を必要とする湿式工法を
利用することになる。
あるため、成形材料として用いる場合に充填材(基材)
に含浸して乾燥および粉砕処理を必要とする湿式工法を
利用することになる。
従って、製造方法が複雑となり、生産性が低いとの欠点
がある。一方、固形状フェノール樹脂と固形状メラミン
樹脂とを混合した後に充填剤を加えて混合することから
なる乾式工法も知られているが、この方法により得られ
た樹脂混合物は成形性に乏しく、かつ成形物の耐クラッ
ク性が充分でないとの欠点がある。
がある。一方、固形状フェノール樹脂と固形状メラミン
樹脂とを混合した後に充填剤を加えて混合することから
なる乾式工法も知られているが、この方法により得られ
た樹脂混合物は成形性に乏しく、かつ成形物の耐クラッ
ク性が充分でないとの欠点がある。
また、フェノールとホルムアルデヒドをまず酸性触媒の
存在下で反応させノポラック型初期縮合物をつくり、こ
れに塩基性触媒を加えてメチロール化して自己硬化型ノ
ボラツク樹脂とした後、メラミンを加えて共縮合を行な
い、自己硬化性フェノールメラミン共縮合樹脂を製造す
る方法も公知であるが、耐トラッキング性および耐アー
ク性が劣る欠点がある。
存在下で反応させノポラック型初期縮合物をつくり、こ
れに塩基性触媒を加えてメチロール化して自己硬化型ノ
ボラツク樹脂とした後、メラミンを加えて共縮合を行な
い、自己硬化性フェノールメラミン共縮合樹脂を製造す
る方法も公知であるが、耐トラッキング性および耐アー
ク性が劣る欠点がある。
本発明は上記のような従来のフェノール・メラミン共縮
合樹脂、及びフェノール樹脂とメラミン樹脂との混合物
の各々の欠点を持たないフェノール・メラミン共縮合樹
脂を提供することを目的とするものであり、本発明は、
塩基性触媒の存在下でメラミンとホルムアルデヒドを1
:1.6〜3.0のモル比にて反応させることにより得
た液状メラミン樹脂初期縮合物風と、酸性触媒の存在下
でェノールとホルムアルデヒドを1:0.1〜0.45
のモル比にて反応させることにより得たノボラック型フ
ェノール樹脂初期縮合物佃とを、■100重量部に対し
て脚6〜5母重量部の割合で混合し、この混合物をpH
7〜10の条件下で共縮合反応にかけ、次いで減圧下で
水を留去させることを特徴とする自己硬化性の固形状フ
ェノール・メラミン共縮合樹脂の製造法からなるもので
ある。
合樹脂、及びフェノール樹脂とメラミン樹脂との混合物
の各々の欠点を持たないフェノール・メラミン共縮合樹
脂を提供することを目的とするものであり、本発明は、
塩基性触媒の存在下でメラミンとホルムアルデヒドを1
:1.6〜3.0のモル比にて反応させることにより得
た液状メラミン樹脂初期縮合物風と、酸性触媒の存在下
でェノールとホルムアルデヒドを1:0.1〜0.45
のモル比にて反応させることにより得たノボラック型フ
ェノール樹脂初期縮合物佃とを、■100重量部に対し
て脚6〜5母重量部の割合で混合し、この混合物をpH
7〜10の条件下で共縮合反応にかけ、次いで減圧下で
水を留去させることを特徴とする自己硬化性の固形状フ
ェノール・メラミン共縮合樹脂の製造法からなるもので
ある。
次に本発明の構成を詳しく説明する。
本発明は、先ず第一に、メラミンとホルムアルデヒドと
の初期縮合物■とフェノールとホルムアルデヒドとのノ
ボラツク型初期縮合物【Bーを別々に調製した後に、両
者を共縮合反応にかけ、次いで脱水処理を行なうことを
特徴としている。
の初期縮合物■とフェノールとホルムアルデヒドとのノ
ボラツク型初期縮合物【Bーを別々に調製した後に、両
者を共縮合反応にかけ、次いで脱水処理を行なうことを
特徴としている。
本発明は更に各初期縮合物の調製に際して用いる谷原料
の量の相対比を椿定した点、そして共縮合反応の原料と
して用いる各初期縮合物の混合比及び共縮合反応の反応
条件を特定した点もまたその特徴としている。本発明に
おいてメラミンとホルムアルデヒドとの初期縮合物凶は
、塩基性触媒の存在下でメラミンとホルムアルデヒドを
1:1.5〜3.0のモル比(メラミン:ホルムアルデ
ヒド)、好ましくは1:1.6〜2.2のモル比(同)
にて反応させることにより調製する。
の量の相対比を椿定した点、そして共縮合反応の原料と
して用いる各初期縮合物の混合比及び共縮合反応の反応
条件を特定した点もまたその特徴としている。本発明に
おいてメラミンとホルムアルデヒドとの初期縮合物凶は
、塩基性触媒の存在下でメラミンとホルムアルデヒドを
1:1.5〜3.0のモル比(メラミン:ホルムアルデ
ヒド)、好ましくは1:1.6〜2.2のモル比(同)
にて反応させることにより調製する。
この反応に使用する塩基性触媒は通常のメラミン樹脂の
製造用に用いられる塩基性触媒から任意に選ぶことがで
き、そのような触媒の例としては水酸化ナトリウム,水
酸化カIJゥムそして炭酸ナトリウムを挙げることがで
きる。この反応は、例えば所定のモル比の範囲内のメラ
ミンとホルムアルデヒドとの混合溶液に塩基性触媒を加
えることにより、その混合溶液のpHを8〜10に調整
し、次いで加溢することによりメラミンをその混合液中
に溶解せしめ、更にこのメラミンの溶解の時点から約5
〜120分間,70qCから還流温度の範囲内の温度に
溶液を維持することにより行なつo初期縮合物風の調製
に際して、メラミン1モルに対してホルムアルデヒドを
1.5モルより少なくすると生成する初期縮合物の中に
未反応メラミンが残るため、次の共縮合反応が不均一な
反応になりやすく好ましくない。
製造用に用いられる塩基性触媒から任意に選ぶことがで
き、そのような触媒の例としては水酸化ナトリウム,水
酸化カIJゥムそして炭酸ナトリウムを挙げることがで
きる。この反応は、例えば所定のモル比の範囲内のメラ
ミンとホルムアルデヒドとの混合溶液に塩基性触媒を加
えることにより、その混合溶液のpHを8〜10に調整
し、次いで加溢することによりメラミンをその混合液中
に溶解せしめ、更にこのメラミンの溶解の時点から約5
〜120分間,70qCから還流温度の範囲内の温度に
溶液を維持することにより行なつo初期縮合物風の調製
に際して、メラミン1モルに対してホルムアルデヒドを
1.5モルより少なくすると生成する初期縮合物の中に
未反応メラミンが残るため、次の共縮合反応が不均一な
反応になりやすく好ましくない。
一方、メラミン1モルに対してホルムアルデヒドを3.
0モルより多くすると生成物中にメチロール基及びジメ
チレンェ−ナル基が多量含有されるようになりゲル化を
起こしやすくなるため、また更に次の共縮合反応により
得られる樹脂の成形時の硬化反応の際に縮合水、ホルム
アルデヒドなどの発生ガス量が増加し、作業環境の悪化
や耐クラック性、機械的強度、電気絶縁性の劣化および
成形品の外観不良の原因となるため好ましくない。本発
明は上記のような条件により得られるメラミンとホルム
アルデヒドの液状の初期縮合物凶を一方の原料として用
いる。
0モルより多くすると生成物中にメチロール基及びジメ
チレンェ−ナル基が多量含有されるようになりゲル化を
起こしやすくなるため、また更に次の共縮合反応により
得られる樹脂の成形時の硬化反応の際に縮合水、ホルム
アルデヒドなどの発生ガス量が増加し、作業環境の悪化
や耐クラック性、機械的強度、電気絶縁性の劣化および
成形品の外観不良の原因となるため好ましくない。本発
明は上記のような条件により得られるメラミンとホルム
アルデヒドの液状の初期縮合物凶を一方の原料として用
いる。
フェノールとホルムアルデヒドとの初期縮合物■は、酸
性触媒の存在下でフェノールとホルムアルデヒドを1:
0.1〜0.45のモル比(フェノール:ホルムアルデ
ヒド)、好ましくは1:0.2〜0.40のモル比(同
)にて反応させることにより調製するもので、ノボラッ
ク型を形成している。
性触媒の存在下でフェノールとホルムアルデヒドを1:
0.1〜0.45のモル比(フェノール:ホルムアルデ
ヒド)、好ましくは1:0.2〜0.40のモル比(同
)にて反応させることにより調製するもので、ノボラッ
ク型を形成している。
この反応に使用する酸性触媒は通常のノボラック型フェ
ノール樹脂の製造用に用いられる酸性触媒から任意に選
ぶことができ、そのような触媒の例としては塩酸そして
シュウ酸を挙げることができる。この反応は、例えば所
定のモル比の範囲内のフェ/−ルとホルムアルデヒドそ
して酸性触媒からなる混合溶液を8びC〜還流温度の範
囲内の温度に10〜120分間、好ましくは30〜90
分間維持することにより行ない、ホルムアルデヒドの転
化率を99%以上とした生成物を得る。このようにして
得られるフェノールとホルムアルデヒドとの初期縮合物
‘B旧液状で、平均分子量約140〜250を有するも
のである。初期縮合物B}の調製に際して、フェノール
1モルに対してホルムアルデヒドを0.45モルよりも
多くすると反応の進展により反応液の粘性が高くなり水
が分離して不均一系となりやすく、このため作業性が悪
くなり好ましくない。
ノール樹脂の製造用に用いられる酸性触媒から任意に選
ぶことができ、そのような触媒の例としては塩酸そして
シュウ酸を挙げることができる。この反応は、例えば所
定のモル比の範囲内のフェ/−ルとホルムアルデヒドそ
して酸性触媒からなる混合溶液を8びC〜還流温度の範
囲内の温度に10〜120分間、好ましくは30〜90
分間維持することにより行ない、ホルムアルデヒドの転
化率を99%以上とした生成物を得る。このようにして
得られるフェノールとホルムアルデヒドとの初期縮合物
‘B旧液状で、平均分子量約140〜250を有するも
のである。初期縮合物B}の調製に際して、フェノール
1モルに対してホルムアルデヒドを0.45モルよりも
多くすると反応の進展により反応液の粘性が高くなり水
が分離して不均一系となりやすく、このため作業性が悪
くなり好ましくない。
一方、フェノ−ル1モルに対してホルムアルデヒドを0
.1モルより少なくすると未反応フェノールが多く残存
するようになるため、次の共縮合反応後に得られる樹脂
の硬化性、耐クラック性、電気絶縁性に悪い影響を与え
、好ましくない。液状メラミン樹脂初期縮合物■と/ボ
ラック型液状フェノール樹脂初期縮合物【B}とは10
0:6〜56の割合(A:Bの重量比)に混合して共縮
合反応にかける。
.1モルより少なくすると未反応フェノールが多く残存
するようになるため、次の共縮合反応後に得られる樹脂
の硬化性、耐クラック性、電気絶縁性に悪い影響を与え
、好ましくない。液状メラミン樹脂初期縮合物■と/ボ
ラック型液状フェノール樹脂初期縮合物【B}とは10
0:6〜56の割合(A:Bの重量比)に混合して共縮
合反応にかける。
共縮合反応は、この混合溶液に水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウムなどのような塩基性化合物
を加えることにより溶液のpHを7〜10に調整し、次
いで例えば60℃〜環流温度の範囲内の温度で9び分間
以内、好ましくは6雌ご間以内にこの溶液を維持するこ
とにより行う。このようにして得られた共縮合反応液を
、次いで減圧下、60〜115℃で水を除去することに
より固形状生成物、すなわち自己硬化性の固形状フェノ
ール・メラミン共縮合樹脂を得る。なお上記の共縮合反
応と脱水処理を一操作で行なうこと、すなわち減圧下に
て共縮合反応を行なうことも可能である。本発明の共縮
合反応の実施に際してメラミン樹脂初期縮合物風10の
重量部に対してフェノール樹脂初期縮合物【B}を6重
量部よりも少なくすると、生成する樹脂が従来のメラミ
ン樹脂と類似の特性を示すようになり、耐衝撃性および
耐クラック性が劣る樹脂となる。
化カリウム、炭酸ナトリウムなどのような塩基性化合物
を加えることにより溶液のpHを7〜10に調整し、次
いで例えば60℃〜環流温度の範囲内の温度で9び分間
以内、好ましくは6雌ご間以内にこの溶液を維持するこ
とにより行う。このようにして得られた共縮合反応液を
、次いで減圧下、60〜115℃で水を除去することに
より固形状生成物、すなわち自己硬化性の固形状フェノ
ール・メラミン共縮合樹脂を得る。なお上記の共縮合反
応と脱水処理を一操作で行なうこと、すなわち減圧下に
て共縮合反応を行なうことも可能である。本発明の共縮
合反応の実施に際してメラミン樹脂初期縮合物風10の
重量部に対してフェノール樹脂初期縮合物【B}を6重
量部よりも少なくすると、生成する樹脂が従来のメラミ
ン樹脂と類似の特性を示すようになり、耐衝撃性および
耐クラック性が劣る樹脂となる。
一方、メラミン樹脂初期縮合物の10の重量部に対して
フェノール樹脂初期縮合物【B}を5亀重量部よりも多
くした場合には未反応フェノールが共縮合反応後の樹脂
に多く残るようになり、そのような樹脂は耐トラツキン
グ性、耐アーク性そして硬化性が劣るため実用上好まし
くない。前述のようにして得られるフェノール樹脂初期
縮合物‘B)‘まpH0.8〜1.2の酸性を示し、こ
のままの状館でメラミン樹脂初期縮合物‘B)との共縮
合反応を行なうと共縮合の反応系のpH‘ま5〜6.8
と酸性となり、目的の共縮合反応よりもむしろメラミン
樹脂中のメチロールメラミン相互の縮合反応が優先して
発生することになり、また反応液もゲル化しやすくなる
。従って、共縮合反応及び/又は減圧脱水操作の際の餌
は7〜10に維持されるように管理する必要がある。共
縮合反応をpH7より低いか、あるいはPHIOよりも
高い条件下で行なった場合には反応の途中でゲル化が発
生し、目的とする樹脂を得ることができない。なお共縮
合反応の反応液のpHを7〜10に管理するためには、
例えばフェノール樹脂初期縮合物【B)のpHを該縮合
物の製造直後に上記の範囲内となるように調整するか、
あるいはメラミン樹脂初期縮合物風と混合した後にpH
の調整を行なうなどの方法を採用することができる。フ
ェノール・メラミン共縮合樹脂を得るために本発明の方
法を用いた場合には、各段階の反応の制御が容易でゲル
化、不均一反応などが起こりにくいため作業性が高いと
の特徴を有する。
フェノール樹脂初期縮合物【B}を5亀重量部よりも多
くした場合には未反応フェノールが共縮合反応後の樹脂
に多く残るようになり、そのような樹脂は耐トラツキン
グ性、耐アーク性そして硬化性が劣るため実用上好まし
くない。前述のようにして得られるフェノール樹脂初期
縮合物‘B)‘まpH0.8〜1.2の酸性を示し、こ
のままの状館でメラミン樹脂初期縮合物‘B)との共縮
合反応を行なうと共縮合の反応系のpH‘ま5〜6.8
と酸性となり、目的の共縮合反応よりもむしろメラミン
樹脂中のメチロールメラミン相互の縮合反応が優先して
発生することになり、また反応液もゲル化しやすくなる
。従って、共縮合反応及び/又は減圧脱水操作の際の餌
は7〜10に維持されるように管理する必要がある。共
縮合反応をpH7より低いか、あるいはPHIOよりも
高い条件下で行なった場合には反応の途中でゲル化が発
生し、目的とする樹脂を得ることができない。なお共縮
合反応の反応液のpHを7〜10に管理するためには、
例えばフェノール樹脂初期縮合物【B)のpHを該縮合
物の製造直後に上記の範囲内となるように調整するか、
あるいはメラミン樹脂初期縮合物風と混合した後にpH
の調整を行なうなどの方法を採用することができる。フ
ェノール・メラミン共縮合樹脂を得るために本発明の方
法を用いた場合には、各段階の反応の制御が容易でゲル
化、不均一反応などが起こりにくいため作業性が高いと
の特徴を有する。
一方、本発明により得られるフェノール・メラミン共縮
合樹脂は自己硬化型で固形状として取り出されるため、
そのまま充填剤、機型剤などと濠練した後、生産性の高
い乾式工法により耐トラッキング性、耐アーク性、耐ク
ラック性、耐熱性および成形性の優れた成形体を製造す
ることができる。
合樹脂は自己硬化型で固形状として取り出されるため、
そのまま充填剤、機型剤などと濠練した後、生産性の高
い乾式工法により耐トラッキング性、耐アーク性、耐ク
ラック性、耐熱性および成形性の優れた成形体を製造す
ることができる。
次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。
なお実施例中の「部」は「重量部」を意味する。〔実施
例 1〕 ‘11 ノボラツク型フェノール樹脂初期縮合物の調製
フェノール32.9夕(3.5モル)と36%ホルマリ
ン87.5夕(1.05モル)との混合物にシュウ酸1
.6夕を加え、還流下で60分間反応させた後、30午
0に冷却し、10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて反
応液のpHを8.8に調整してノボラック型フェノール
樹脂初期縮合物425.1夕を得た。
例 1〕 ‘11 ノボラツク型フェノール樹脂初期縮合物の調製
フェノール32.9夕(3.5モル)と36%ホルマリ
ン87.5夕(1.05モル)との混合物にシュウ酸1
.6夕を加え、還流下で60分間反応させた後、30午
0に冷却し、10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて反
応液のpHを8.8に調整してノボラック型フェノール
樹脂初期縮合物425.1夕を得た。
■ メラミン樹脂初期縮合物の調整
36%ホルマリン300夕(3.6モル)と水20.2
夕の混合物に10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて混
合物のpHを9.0に調整し、これにメラミン252夕
(2.0モル)を加えた。
夕の混合物に10%水酸化ナトリウム水溶液を加えて混
合物のpHを9.0に調整し、これにメラミン252夕
(2.0モル)を加えた。
この混合物を油溶で加溢することにより室温から90o
Cにまで1時間をかけて徐々に昇温させ、その後90q
oに10分間保つことによりメラミン樹脂初期縮合物5
73夕を得た。(3} 固形状フェノール・メラミン共
縮合樹脂の製造上記の【小こより調製したメラミン樹脂
初期縮合物の全量に上記の{1)により得られたフェノ
ール樹脂初期縮合物81夕を加え、80〜85q0で1
8分間共縮合反応を行なった。
Cにまで1時間をかけて徐々に昇温させ、その後90q
oに10分間保つことによりメラミン樹脂初期縮合物5
73夕を得た。(3} 固形状フェノール・メラミン共
縮合樹脂の製造上記の【小こより調製したメラミン樹脂
初期縮合物の全量に上記の{1)により得られたフェノ
ール樹脂初期縮合物81夕を加え、80〜85q0で1
8分間共縮合反応を行なった。
次いで反応混合物の温度を60〜110qoに保ち、同
時に反応混合物系の圧力を480〜160肋Hgに減圧
することにより脱水を行なった。脱水量が224のこ達
した時点で脱水操作を停止し、生成した固形状樹脂を取
り出した。得られた固形状樹脂の軟化点は85℃で、ゲ
ル化時間120秒であった。この樹脂7暁都とパルプ1
7部、アスベスト3の織こ離型剤を配合して混糠、粉砕
し成形材料を得た。
時に反応混合物系の圧力を480〜160肋Hgに減圧
することにより脱水を行なった。脱水量が224のこ達
した時点で脱水操作を停止し、生成した固形状樹脂を取
り出した。得られた固形状樹脂の軟化点は85℃で、ゲ
ル化時間120秒であった。この樹脂7暁都とパルプ1
7部、アスベスト3の織こ離型剤を配合して混糠、粉砕
し成形材料を得た。
〔実施例 2〕36%ホルマリン300夕(3.6モル
)と水20.2夕の混合物に10%水酸化ナトリウム水
溶液を加えて混合物のpHを9.0に調整し、これにメ
ラミン252夕(2.0モル)を加えた。
)と水20.2夕の混合物に10%水酸化ナトリウム水
溶液を加えて混合物のpHを9.0に調整し、これにメ
ラミン252夕(2.0モル)を加えた。
この混合物を油格で加温することにより室温から90q
oにまで1時間をかけて徐々に昇温させ、その後90q
0に10分間保つことによりメラミン樹脂初期縮合物5
73夕を得た。上記の操作により調製したメラミン樹脂
初期縮合物の全量に、実施例1の【1}で調製したフェ
ノール樹脂初期縮合物106.8夕を加え、80〜85
午0で15分間共縮合反応を行なった。次いで反応混合
物の温度を60〜105ooり保ち、同時に反応混合物
系の圧力を480〜160側Hgに減圧することにより
脱水を行なった。脱水量が216のこ達した時点で脱水
操作を停止し、生成した固形状樹脂を取り出した。得ら
れた固形状樹脂の軟化点は870で、ゲル化時間は24
の砂であった。この樹脂7碇部とパルプ17部、アスベ
スト3碇鰍こ隣型剤を配合して混練、粉砕し成形材料を
得た。
oにまで1時間をかけて徐々に昇温させ、その後90q
0に10分間保つことによりメラミン樹脂初期縮合物5
73夕を得た。上記の操作により調製したメラミン樹脂
初期縮合物の全量に、実施例1の【1}で調製したフェ
ノール樹脂初期縮合物106.8夕を加え、80〜85
午0で15分間共縮合反応を行なった。次いで反応混合
物の温度を60〜105ooり保ち、同時に反応混合物
系の圧力を480〜160側Hgに減圧することにより
脱水を行なった。脱水量が216のこ達した時点で脱水
操作を停止し、生成した固形状樹脂を取り出した。得ら
れた固形状樹脂の軟化点は870で、ゲル化時間は24
の砂であった。この樹脂7碇部とパルプ17部、アスベ
スト3碇鰍こ隣型剤を配合して混練、粉砕し成形材料を
得た。
〔比較例 1〕メラミン樹脂(ダィマー型メチロールメ
ラミン樹脂)4$部とノボラック型フェノール樹脂(数
平均分子量580)21部、パルプ17部、アスベスト
30部に離型剤を配合して混練、粉砕し成形材料を得た
。
ラミン樹脂)4$部とノボラック型フェノール樹脂(数
平均分子量580)21部、パルプ17部、アスベスト
30部に離型剤を配合して混練、粉砕し成形材料を得た
。
〔比較例 2〕
フェノール188夕(2.0モル)と36%ホルマリン
166.7夕(2.0モル)との混合液に3.65%塩
酸4ccを加え、80qoで70分間反応させノボラッ
ク型初期縮合物をつくり、次に36%ホルマリン333
.3夕(4.0モル)、50%トリェタノールアミン4
4夕を加えてpH7.8に調節した後、80℃で60分
反応させてレゾールを得た。
166.7夕(2.0モル)との混合液に3.65%塩
酸4ccを加え、80qoで70分間反応させノボラッ
ク型初期縮合物をつくり、次に36%ホルマリン333
.3夕(4.0モル)、50%トリェタノールアミン4
4夕を加えてpH7.8に調節した後、80℃で60分
反応させてレゾールを得た。
この樹脂液にメラミン252夕(2.0モル)と36%
ホルマリン83.3夕(1。
ホルマリン83.3夕(1。
0モル)を加え、50%トリヱタノールアミンでPH7
.9に調節し、8000で60分共縮合反応を行なった
。
.9に調節し、8000で60分共縮合反応を行なった
。
次いで実施例1および2と同様の操作で減圧脱水し、脱
水量400のこ達した時点で脱水操作を停止し、樹脂を
取り出した。得られた固形状樹脂の軟化点は80ooで
、ゲル化時間6現砂であった。この樹脂7$部とパルプ
17部、アスベスト3碇織こ離型剤を配合して混練、粉
砕し、成形材料を得た。
水量400のこ達した時点で脱水操作を停止し、樹脂を
取り出した。得られた固形状樹脂の軟化点は80ooで
、ゲル化時間6現砂であった。この樹脂7$部とパルプ
17部、アスベスト3碇織こ離型剤を配合して混練、粉
砕し、成形材料を得た。
実施例1〜2及び比較例1〜2の成形材料の性能を比較
するために、各々の成形材料を成形加工して各種の試験
を行なった。
するために、各々の成形材料を成形加工して各種の試験
を行なった。
試験項目及び試験結果を第1表に示す。第1表
なお、試験に用いた試験片は、耐トラッキング性と耐ク
ラック性の試験については圧縮成形、それ以外の試験に
ついては移送成形により製造したものを用いた。
ラック性の試験については圧縮成形、それ以外の試験に
ついては移送成形により製造したものを用いた。
耐クラック性は、内蓬42柳、高さ1仇岬のインサート
金具を入れた肉厚4側の試験片を用い、130℃、25
分間加熱した後、冷水中で5分間冷却する工程を1サイ
クルとして測定した。
金具を入れた肉厚4側の試験片を用い、130℃、25
分間加熱した後、冷水中で5分間冷却する工程を1サイ
クルとして測定した。
Claims (1)
- 1 塩基性触媒の存在下でメラミンとホルムアルデヒド
を1:1.5〜3.0のモル比にて反応させることによ
り得た液状メラミン樹脂初期縮合物(A)と、酸性触媒
の存在下でフエノールとホルムアルデヒドを1:0.1
〜0.45のモル比にて反応させることにより得たノボ
ラツク型の液状フエノール樹脂初期縮合物(B)とを、
(A)100重量部に対して(B)6〜56重量部の割
合で混合し、この混合物をpH7〜10の条件下で共縮
合反応にかけ、次いで減圧下で水を留去させることを特
徴とする自己硬化性の固形状フエノール・メラミン共縮
合樹脂の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11305281A JPS6026491B2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 固形状フエノ−ル・メラミン共縮合樹脂の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11305281A JPS6026491B2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 固形状フエノ−ル・メラミン共縮合樹脂の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5815524A JPS5815524A (ja) | 1983-01-28 |
| JPS6026491B2 true JPS6026491B2 (ja) | 1985-06-24 |
Family
ID=14602272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11305281A Expired JPS6026491B2 (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 固形状フエノ−ル・メラミン共縮合樹脂の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6026491B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61203697U (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-22 |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP11305281A patent/JPS6026491B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61203697U (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5815524A (ja) | 1983-01-28 |
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