JPS6026799B2 - N′−(2−フラニジル)−5−フルオロウラシルの製造法 - Google Patents

N′−(2−フラニジル)−5−フルオロウラシルの製造法

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JPS6026799B2
JPS6026799B2 JP52068850A JP6885077A JPS6026799B2 JP S6026799 B2 JPS6026799 B2 JP S6026799B2 JP 52068850 A JP52068850 A JP 52068850A JP 6885077 A JP6885077 A JP 6885077A JP S6026799 B2 JPS6026799 B2 JP S6026799B2
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fluorouracil
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manufacturing
furanidyl
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幸成 小林
清秀 迫
幹夫 若林
了二 小平
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、N′−(2ーフラニジル)−5ーフルオロウ
ラシルを簡単に且つ好収率で製造するための新規な製造
法に関するものである。
N′−(2ーフラニジル)一5−フルオロウラシルは抗
腫傷作用を持つ有用な薬理活性物質で、則に市販されて
いるものであり、従来から市販されている同様薬剤5ー
フルオロウラシルと比較して、薬効の持続性が高く、且
つ低毒性であるなどすぐれた特徴を持つものである。
これまで、N−(2ーフラニジル)−5ーフルオロウラ
シルの製造方法としては、5ーフルオロウラシルの水銀
塩又は2,4−ビス(トリメチルシリル)−5ーフルオ
ロウラシルと2−ハロテトラヒド。
フランを反応させる方法(袴公昭49一1051ぴ号公
報)が知られている。しかしながら、この方法は化学的
に極めて不安定でかつ保存の困難な2−クロロテトラヒ
ドロフランを原料として使用するため、反応を極め低温
で行なう必要があり、又保存が効かないため、用事調製
しなければならない、などの欠点を有している。また、
水銀塩を使用する方法は人体への悪影響が懸念されるな
どの大きな欠点を有しており、工業的な製造方法として
好ましいものとは到底言い難い。本発明者らは、前記し
た従来法の欠点を克服すべ〈、鋭意研究を重ねた結果、
2,4−ビス(トリアルキルスタニル)−5ーフルオロ
ウラシルと2ーヒドロキシテトラヒドロフラン、を反応
させることにより容易にその目的を達しうろことを見出
し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は一般式 (式中のRはC,〜C3の低級アルキル基である)で表
わされる5−フルオロウラシルの2,4−ビス(トリア
ルキルスタニル)誘導体と、2−ヒドロキシテトラヒド
ロフランを反応させることを特徴とする、N′−(2−
フラニジル)−5−フルオロウラシルの製造法を提供す
るものである。
本発明に用いる前記一般式【11の化合物は、公知の方
法、例えば、5−フルオロウラシルにトリアルキルスタ
ニルオキシドを反応さるとにより、容易に製造すること
ができる。本発明に用いるもう一方の原料である2ーヒ
ドロキシテトラヒドロフランは、公知の方法、例えば2
,3ージヒドロフランと水とを塩酸存在下反応させるこ
とにより、容易に製造することができる。
2−ヒドロキシテトラヒドロフランは、前述した2ーク
ロロテトラフランに比べ、安定性が高く、しかも適度の
反応性を有しているため非常に有利である。
本発明に用いられる2−ヒドロキシテトラヒドロフラン
の使用量は特に制限されるものではなが、通常前記一般
式‘1)の化合物に基づき0.8〜2.0当量、好まし
くは1.0〜1.5当量使用される。
高価な2−ヒドロキシテトラヒドロフランを必要以上過
剰に使用するのは経済的にも得策ではない。本発明の反
応は、無溶媒でも実施しうるが好ましくは有機溶媒を使
用した方がよい。本発明に使用される有機溶媒としては
フセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシドなどの非プロトン性極性溶媒、酢酸エチルなど
のェステル類、ジクロルェタン、ジクロルメタンなどの
ハロゲン化炭化水素類及びニトロメタンなどがあげられ
る。本発明の無触媒下における加熱条件は例えば80〜
160qoと云った高い加熱条件を必要とし、その反応
時間は、その温度で加熱反応させると、8〜2独特間で
高収率目的物を得ることができる。
以上述べてきたように本発明の方法によれば、極めて簡
単かつ容易に、N′−(2−フラニジル)−5ーフルオ
ロウラシルを得ることができる。使用する反応温度を下
げ、短時間で反応させるためには反応系中に、酸、ハロ
ゲン分子、アルカリ金属ハラィドの中から選ばれた触媒
の少なくとも1種を共存させるのが効果的である。
また、これらを適当な条件下使用すると一層収率を向上
させることができる。使用される酸としては、塩酸、硫
酸等の鍵酸類、トリフルオロ酢酸、酢酸等の低級カルボ
ン類、P−トルェンスルホン酸、メタンスルホン酸等の
有機スルホン酸類、ビス−(パラニトロフェニル)ーン
酸等の有機ン酸類、塩化アルミニウム、四塩化ケイ素、
三フッ化ホウ素等のルイス酸類等、常に広範囲のものが
使用される。
これらのうち最も好ましいものはルイス酸類であり、次
いで有機スルホン酸類、有機リン酸類、低級カルボン酸
類の順である。酸、硫酸等の錫酸類は反応促進作用と共
に、原料の一般式【11で示される化合物のトリアルキ
ルスタニル基を分解する作用も有しているためあまり好
ましくない。ハロゲンとして用いられるものは、ヨウ素
、臭素、塩素などであるが、特にヨウ素が好ましい結果
を与える。
アルカリ金属ョウ化物としては、ョウ化リチウム、ョウ
化カリウム等のアルカリ金属ョウ化物が有し、。
以上述べてきた反応促進剤の最適使用量はその種類、反
応温度、反応時間等の他の反応条件につて大きく異なり
一概に規定することはできない。
一つの例をあげればルイス酸類のうち、四塩化ケイ素を
用いる場合は、原料2,4ービス(トリアルキルスタニ
ル)誘導体1当量に対し、0.1%当量から20%当量
までの範囲が使用可能である。もちろん、目的とするN
′−(2ーフラニジル)−5けフルオロウラシルは酸に
不安定であるため、高温加熱条件下ではできるだけ少量
の使用が好ましい。他の反応促進剤のそれぞれの条件下
における適正な使用量も簡単な予備的実験によって容易
に決定することができる。反応温度、反応時間は使用す
る反応促進剤の種類によって全く異なる。
酸、ハロゲンを用いる場合は室温から120午0の範囲
が好ましい結果を与える。
反応時間は3分から5時間の範囲が用いられる。アルカ
リ金属ハライドを用いる場合は80〜160℃の範であ
り、反応促進剤を用いない場合と大きな差異はないが、
反応時間が1〜5時間と著しく短縮される。
このようにして得られた本発明にかかる反応生成物のパ
ターンは、従来の製造方法によるものに比して極めてク
リアーなものであり、副反応物はほとんど生成せず、目
的とするN′−(2ーフラニジル−5ーフルオロゥラシ
ル以外には少量の未反応原料を認めるのみである。
得られた反応液は、例えば中和したのち、減圧下に溶媒
を留去し、残留分に水とジクロルメタン又はクロロホル
ムなどの溶媒を加え、完全に溶解したのち、有機溶媒層
を分取すれば、目的とするN′−(2ーフラニジル)一
5−フルオロウラシルを、選択的に抽出することができ
る。
また、反応系内に共存する未反応の5ーフルオロウラシ
ルは水層に移り、容易に分離回収することができる。
分取した目的物は、再結晶などの常法により精製するこ
とができる。以下、実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが本発明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例中の目的物の生成率(反応率は次の条件下
の高圧ろ紙電気泳動により分析し、計算した。バッファ
ー:pHIO.5ホワ酸バッファー電 圧:4KV
電 流:lmA/肌 Mth 時 間:70〜8■1 ろ 紙:東洋ろ紙舷.51A 実施例 1 2,4−ビス(トリメチルスタニル)一5−フルオロウ
ラシル45.5gと2−ヒドロキシテトラヒドロフラン
13.蟹とをァセトニトリル70泌に溶解する。
この液をオートクレープ中130ooで1加持間かきま
ぜ反応させる。反応終了後いったん室温まで冷却後、減
圧下に格溢40o0でアセトニリルを留去し、残留物に
200の‘の水を加え、水酸化ナトリウムでpH9.5
とする。いったんクロロホルムで抽出洗浄して油状物を
除去したのち、濃塩酸でpH5となし、ジクロルメタン
200叫で3回抽出する。
ジクロル.メタン層を合わせて無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後濃縮し、得られた残留物(反応率72%、雷
気泳動法により測定、pHIO.5、80分展開)をル
アルコールより再結晶を行ない、白色結晶を得、さらに
母液か同様の再結晶を行ない、計12.8gのN′−(
2−フラニジル)−5ーフルオロウラシルを得る。収率
64%〔2,4ース(トリメチルスタニル)−5−フル
オロウラシルを基礎にして計算〕。融点 166〜16
8℃ 入忌髪 272h山元素分析値(C84N203
Fとして)○ H N 実測値(%) 47.84 4.59 13.87計算
値(%) 48.00 4.53 14.00実施例
22,4ービス(トリメチルスタニル)一5ーフルオロ
ウラシル45.5gと2ーヒドロキシテトラヒドロフラ
ン10.略とをアセトニトリル70泌に溶解し、室温で
かさまぜながら、ヨード0.1総を加える。
ヨードが完溶したのち、浴温70℃で1時間加熱し、か
きまぜながら反応させる。以下実施例1と同様に処理し
て反応率90%)、N′−(2ーフラニジル)−5−フ
ルオロウラシル16.舷を得る。収率83%。実施例
3 2,4−ビス(トリメチルスタニル)一5−フルオロウ
ラシル45.5gと2ヒドロキシテトラヒドロフラン1
0.鍵とをアセトニリル60の‘に溶解し、室温でかさ
まぜながら、アセトニトリル20の‘に溶解した無水塩
化アルミニウム0.6鍵を加え、次いで格温80午○で
2時間加熱し、かきまぜながら反応させる。
反応終後、氷袷下アンニア水で弱アルカリ性とし、析出
した水酸化アルミニウムをろ別したのち、ろ液を格温4
0qoで減圧濃縮する。以下実施例1と同機に処理して
(反応率93%)、N′−(2−フラニジル)−5ーフ
ルオロウラシル17.礎を得る。収率86%。実施例
4 2,4−ビス(トリチルスタニル)一5ーフルオロウラ
シル45.5gと2−ヒドロキシテトラヒドロフラン1
0.6gとを、アセトニトリル60の‘に溶解し、冷却
しかさまぜながら、無水塩化第二スズ1.滋を含むアゼ
トニトリル溶液30の‘を加える。
次いで格温45q0でかきまぜ反応させる。以下実施例
3と同様に処理して(反応率87%)、N′−(2ーフ
ラニジル)−5−フルオロゥラシル16.雌を得る。収
率80%。実施例 5 2,4ービス(トリメチルスタニル)一5−フルオロウ
ラシル45.5gと2−ヒドロキシテトラヒドロフラン
10.館とョウ化ナトリウム1.1gとをアセトニトリ
ル70の‘に溶解する。
この液をオートクレープ中15000で1時間かきまぜ
反応させる。
以下実施例1と同様に処理して(反応率83%)、N′
−(2−フラニジル)−5ーフルオロウラシル15.巡
を得る。収率77%。実施例 62.4ービス(トリメ
チルスタニル)−5ーフルオロウラシル45.5gと2
ーヒドロキシテトラヒドロフラン11.蜂とをァセトニ
トリル70の‘に溶解し、冷却下かきまぜながらPート
ルェンスルホン酸0.酸を加える。
P−トルェンスルホン酸が完溶したのち、格温80qo
で3時間加熱かきまぜ反応させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Rは、C_1〜C_3の低級アルキル基である)
    で表わされる2,4−ビス(トリアルキルスタニル)−
    5−フルオロウラシルと、2−ヒドロキシテトラヒドロ
    フランとを反応せることを特徴とする、次式▲数式、化
    学式、表等があります▼ で表わされるN^1−(2−フラニジル)−5−フルオ
    ロウラシルの製造法2 反応が、ルイス酸、有機スルホ
    ン酸、ハロゲン、アルカリ金属ライドの中から選ばれた
    触媒の少なくとも1種の存在下で行なわれることをを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造法3 ルイス
    酸が、塩化第二スズ、塩化アルミニウム、四塩化チタン
    、四塩化ケイ素、五塩化アンチモン、三フツ化ホウ素の
    中から選ばれた少なくとも一種である特許請求の範囲第
    2項記載の製造法4 有機スルホン酸が、メタンスルホ
    ン酸、スルホ酢酸、P−トルエンスルホン酸、O−たは
    P−ニトロベンゼンスルホン、α−またはβ−ナフタリ
    ンスルホン酸、スルフアニニル酸、スルフアミン酸の中
    から選ばれた少なくとも一種である特許請求の範囲第2
    項記載の製造法5 ハロゲンが、臭素、ヨウ素の中から
    選ばれた少なくとも一種である特許請求の範囲第2項記
    載の製造法6 アルカリ金属ヨウ化物が、ヨウ化リチウ
    ムヨウ化ナトリウム、、ヨウ化カリムの中から選ばれた
    少なくとも一種である特許請求の範囲第2項記載の製造
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