JPS6028307B2 - 字消し用塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents

字消し用塩化ビニル系樹脂組成物

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JPS6028307B2
JPS6028307B2 JP3261278A JP3261278A JPS6028307B2 JP S6028307 B2 JPS6028307 B2 JP S6028307B2 JP 3261278 A JP3261278 A JP 3261278A JP 3261278 A JP3261278 A JP 3261278A JP S6028307 B2 JPS6028307 B2 JP S6028307B2
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chloride resin
vinyl chloride
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parts
experiment
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JP3261278A
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淳 伊関
仲次郎 吉田
俊一 佐藤
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Shin-Etsu Chemical Co Ltd
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Shin-Etsu Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は字消し用塩化ビニル系樹脂組成物に関するもの
である。
字消し(消ゴム)については、従来からその原料組成物
、形状等について種々の工夫がなされているが、侍り近
年にいたり、実用面ばかりでなく、装飾的、玩具的要素
も重要視されるようになり、より高級化、多様化が図ら
れている。
このような要望を満足するためには、はん用の合成樹脂
等を主剤にした原料組成物を用いて各種形状に成形加工
するという方法が有利であると考えられるが、現在のと
ころその有利な方法ないしそのため原料組成物は開発さ
れていない。
たとえば従来、乳化重合法により製造した塩化ピニル樹
脂に可塑剤、充てん剤、顔料等を混合したいわ‐ゆるペ
ーストゾルを型枠中に流し込み成形するキャスティング
法や、該ゾルを押出機にて半熔融状態(セミゲル)で固
形化させた後再度押出機で成形するゾル押出法により所
望形状の字消しを得る方法が知られている。
しかし、上記キャスティング法による場合は、単色製品
しか得られず、形状も歩留まり等の関係から平易なもの
が多く多様化に応じることは困難で、生産性がきわめて
悪く大量生産に不向きである。
また、上記ゾル押出法はキャスティング法に比べて形状
、模様等の点で多様化に対応することができるという利
点はあるが、字消しの効果を得るために半溶融状態で押
出成形することが、原料組成物がペーストゾルであるた
めにきわめて難しく、生産性も必ずもし良好ではないと
いう不利がある。
他方、懸濁重合法あるいは塊状重合法によって製造した
塩化ピニル樹脂については、これに可塑剤、充てん剤等
を配合して押出成形あるいは射出成形すると、ゲル化が
速やかに進行してしまうため、得られる成形品は字消し
効果がなく、このため該塩化ビニル樹脂は字消し用には
不適当であるとされていた。
しかしながら、本発明者らはかかる懸濁重合法‐あるい
は塊状重合法によって製造した塩化ビニル′樹脂につい
て種々研究した結果、字消し効果にすぐれた字消しをき
わめて良好な生産性で製造することができる原料組成物
を開発した。
すなわち、本発明は {ィー 懸濁重合法または塊状重合法で製造された塩化
ビニル系樹脂10の重量部、‘。
’アクリル系樹脂3〜10の重量部、し一 可塑剤50
〜30の重量部、および片 充てん剤0〜60の重量部
、 からなる字消し用塩化ビニル系樹脂組成物に関するもの
である。
これを説明すると、本発明で使用されるtィ}成分とし
ての塩化ビニル系樹脂は、懸濁重合法または塊状重合法
で製造されたポリ塩化ビニルまたはポリ塩化ピニルを主
体とする共重合体であることが必要とされ、この共重合
体に使用されるコモノマーとしては塩化ビニリデン、酢
酸ビニル、アクリル酸およびそのェステル、アクリロニ
トリル、マレィン酸およびそのェステルもしくは無水物
、フマル酸およびそのェステル、エチレン、プロピレン
等のオレフィン、ビニルェステル類が例示される。
これらの塩化ビニル系樹脂は、字消し効果にすぐれた製
品を得るためには、1000〜350の鞠こは1200
〜3500の平均重合度を有するものであることが望ま
しい。他方、‘o}成分としてのアクリル系樹脂には従
来公知の各種のものが使用することができ、これにはア
クリル樹脂のほかアクリロニトリルーブタジェンースチ
レン共重合体(ABS樹脂)、メチルメタクリレートー
ブタジェンースチレン共重合体(M曲S樹脂)、アクリ
ロニトリルースチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロ
ニトリルーアクリルコムースチレン共重合体(AAS樹
脂)、架橋アクリルゴム等が例示される。
これらのアクリル系樹脂は、組成物の加熱成形時にゲル
化が速やかに進行してしまうのを適当に抑制するために
配合されるもので、このゲル化抑制の目的を有利に達成
するためには、{ィー成分である塩化ビニル系樹脂10
の重量部あたりこの‘o}成分を3〜10の重量部配合
することが必要とされ、特に字消し効果およびコストの
面からは5〜5の重量部の範囲とすることが望ましい。
この【〇}成分の配合により加熱成形時にゲル化が進行
するのが抑制されるとともにこの成分の特異な作用によ
って、得られる製品は字消しとして性能すなわち摩擦抵
抗が大きく摩耗されやすい特徴を有するものとなる。な
お、この‘o}成分としてスチレンーブタジェンゴム、
ニトリルーブタジェンゴムなどの非架橋ゴムを使用した
場合には、これらが後記する可塑剤と相溶性があるため
それによって溶解、膨7閏するので、ゲル化抑制という
目的を達成することがきず、したがって字消し効果のす
ぐれた製品を得ることができない。
し一成分としての可塑剤は製品に適度の摩擦抵抗を与え
るために必須とされるもので、これには従来塩化ビニル
樹脂に使用されている各種のもの、たとえばジー2ーエ
チルヘキシルフタレート、ジブチルフタレート等のフタ
ル酸ェステル系可塑剤、ジー2−エチルヘキシルアジベ
ート等のアジピン酸ェステル系可塑剤、ジー2−エチル
ヘキシルセパケート等のセバシン酸ェステル系可塑剤、
ポリエステル系、ポリウレタン系等の高分子可塑剤が例
示される。
これらの可塑剤は‘ィ’成分としての塩化ピニル系樹脂
10の重量部に対し50〜30の重量部の範囲で使用す
ることが必要とされる。
これが5の重量部よりも少ないと得られる製品が摩酸抵
抗の小さいものとなって字消しの性能に劣るようになり
、一方300重量部よりも多いと製品が柔らかくなりす
ぎ、表面に可塑剤がプリードするようになる。W成分と
しての充てん剤の配合は必ずしも必須とされるものでは
ないが、製品に適度に摩擦抵抗と摩耗性を与えるうえで
は有効であり、このような目的で使用される充てん剤と
しては炭酸カルシウム等の炭酸塩、シリカ、クレー、タ
ルク、ガラス粉、ケィ砂等のケイ酸塩、水酸化アルミニ
ウム等の金属水和物などが例示される。
これらの充てん剤を配合する場合その割合が大きくなり
すぎると製品はゴム弾性が減少して使用中に破損するよ
うになるので、これは【ィ}成分としての塩化ビニル系
樹脂10の重量部あたり60の重量部以下とすべきであ
る。本発明の字消し用塩化ビニル系樹脂組成物は以上述
べた各成分をそれぞれ所定の量で混合することにより得
られるが、これはさらに必要に応じ安定剤、滑剤、着色
剤、香料等を配合することは差支えない。
混合は従来公知の手段たとえばへンシエルミキサー、バ
ンバリーミキサー、リボンブレンダー等を用いて行えば
よい。このようにして得られる塩化ビニル系樹脂組成物
は、これを押出成形あるいは射出成形することによって
容易に所望の形状を有する字消し製品とすることができ
る。
押出成形の場合の条件としては背圧30〜100k9/
地、成形温度80〜140℃とすればよく、また、射出
成形の条件としてはノズル断面積1.0〜5.0柵の成
形機を使用し成形温度を80〜14ぴ0とすることが望
ましい。つぎに、参考例および実施例をあげて説明する
が、各例で使用した記号は下記のとおりの意味である。
TK−1300:懸濁重合塩化ビニル樹脂、重合度13
00(信越化学社製商品名)GB−1550:塊状重合
塩化ビニル樹脂、重合度1500(サンゴバン社製商品
名)TK−2500:懸濁重合塩化ビニル樹脂、重合度
2450(信越化学社製商品名)E−15:乳化重合塩
化ピニル樹脂、重合度1450(信越化学社製商品名)
MC−1200:懸濁重合塩化ビニル樹脂−酢酸ビニル
共重合樹脂、重合度1200(信越化学社製商品名)B
−12:メチルメタクリレートーブタジエンースチレン
共重合体(M茂樹脂)(鐘淵化学社製商品名)SE一5
0:アクリロニトリルーブタジヱンースチレン共重合体
(A斑樹脂)(鐘淵化学社製商品名)KM−32$:架
橋アクリルゴム(ロームアンドハース社製)N−23庇
:ニトリルーブタジェンゴム(日本合成ゴム社製商品名
)ホワイトンSB:童質炭酸カルシウム(白石カルシウ
ム社製)DOP:ジー2ーエチルヘキシルフタレートD
BP:ジブチルフタレート参考例 1 第1表に示す配合処方(実験No.1〜No.8)から
なるものをへンシヱルミキサーに仕込み、120℃で混
合した。
該混合物No.1〜No.7のものについてはこれらを
6インチロールを用いて13000で5分間混練し、つ
いで温度13030、圧力30k9/c〆で加熱加圧成
形して試験用シートを得た。また、実験No.8の混合
物(ペーストゾル)についてはこれを型枠中に流し込み
14000で10分間加熱して試験用シートを得た。
このようにして得た各シートについて「滑り抵抗」およ
び「摩耗減量」を測定したところ、それぞれ第1表に示
すとおりであった。
滑り抵抗:JISA 1407に準じて測定。
摩耗減量:テーパー摩耗試験機を使用し、摩耗論H−2
2、回転数1000で測定。第1表において、実験NO
.1〜NO.4のものは本発明組成であるが、No.5
〜No.7は本発明の‘oー成分に相当する成分や欠如
しており、またNo.8のものは乳化重合塩化ピニル樹
脂を使用した場合である。
この結果から実験No.1〜No.4は実験NO.5〜
NO.7に比べて滑り抵抗および摩耗減量が大きく、こ
のことから字消し効果にすぐれており、実験No.8に
比べても良好なことが判る。第 1 表 参考例 2 第2表に示す配合処方(実験NO.9〜NO.15)か
らなるものについて参考例1と同様にしてそれぞれ試験
用シートを作った。
このようにして得たシートについて「滑り抵抗」および
「摩耗減量」を測定したところ、それぞれ第2表に示す
とおりであった。
第2表において、実験No.9〜NO.12のものは本
発明組成であるが、No.13〜No.15は本発明外
の組成であり、これらの結果から本発明の‘ローの成分
に相当するアクリル系樹脂の配合量は‘ィ’塩化ビニル
系樹脂10の重量部あたり3〜10の重量部の範囲とす
ることが好ましく、また‘o)成分に該当しないたとえ
ばN−23庇を使用した場合(実験No.15)には良
好な結果が得られないことが判る。
第2表 参考例 3 第3表に示す配合処方(実験No.16〜No.23)
からなるものについて参考例1と同様にしてそれぞれ試
験用シートを作った。
このようにして得たシ−トについて「滑り抵抗」および
「摩耗減量」を測定したところ、それぞれ第3表に示す
とおりであった。
第3表において、実験No.16〜No.20のものは
本発明組成であるが、No.21〜No.23は本発明
外の組成であり、これらの結果から本発明のし一成分に
相当する可塑剤の配合量は(ィ}塩化ビニル系樹脂10
の重量部あたり50〜30の重量部の範囲とすることが
好ましく、また0成分に相当する充てん剤の配合量は{
ィー塩化ピニル系樹脂10の重量部あたり60の重量部
以下とすることが好ましいことが判る。
すなわち可塑剤が少なすぎる(実験No.21)と字消
し効果の向上は望めず、逆に多すぎると(実験No.2
2)ドライアップしない。また充てん剤の量が多すぎる
(実験No.23)と硬いもろいものとなり字消しとし
ての商品性が失われてしまう。第 3 表実施例 1 前記参考例1における実験NO.1およびNO.5の配
合処方による混合物を、日本ェクストロン■製30ミリ
蓬単軸押出機を用いて、下記の温度条件でIQ肋xl比
炊の角綾に押出成形した。
シリンダー部1:110q0 シリンダー部2:70qo ヘッド部 :12び○ ダイス部 :120午○ このようにして得たそれぞれの成形品を用いて実際に紙
面上の鉛筆による筆跡を消すテストを行ったところ、下
記のようであった。
実験No.1の配合処方による場合:字消し効果はきわ
めて良効であり、たとえば参考例1における実験No.
8によるペーストゾルをキャスティング成形して得た成
形品(従来法による字消し)と比べて同等以上であった
。
実験No.5の配合処方による場合:成形品は表面の滑
り抵抗が小さく摩耗し難いものであるため、字消し効果
に劣り実用に供し得るものではなかった。
実施例 2 前記参考例1における実験No.3およびNo.6の配
合処方による混合物を、日本製鋼所■製射出成形機を用
いて、下記の温度条件で1比吻×IQ蚊×12比舷の角
状に射出成形した。
シリンダー部:110oo ノズル部:10oこ○ このようにして得たそれぞれの成形品を用いて実際に紙
面上の鉛筆による筆跡を消すテストを行ったところ、実
験No.3の配合処方による場合は前記配合処方No.
1の結果と同様にすぐれた字消し効果を示したが、配合
処方No.6による場合は字消し効果に劣り実用に供し
得るものではなかった。
以上の参考例および実施例から判るように、本発明の字
消し用塩化ビニル系樹脂組成物は、押出成形および射出
成形等の成形方法によって字消し効果のすぐれた製品を
与えるほか、製品の形状に左右されずに大量生産するこ
とができるという特徴を有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 (イ)懸濁重合法または塊状重合法で製造された塩
    化ビニル系樹脂100重量部、(ロ)アクリル系樹脂3
    〜100重量部、(ハ)可塑剤50〜300重量部、お
    よび(ニ)充てん剤0〜600重量部、からなる字消し
    用塩化ビニル系樹脂組成物。
JP3261278A 1978-03-22 1978-03-22 字消し用塩化ビニル系樹脂組成物 Expired JPS6028307B2 (ja)

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JP3438302B2 (ja) * 1994-04-01 2003-08-18 三菱化学エムケーブイ株式会社 塩化ビニル樹脂系エラストマー組成物
JP2006199998A (ja) 2005-01-20 2006-08-03 Seiko Epson Corp 成膜装置、成膜方法
JP4961776B2 (ja) * 2006-03-07 2012-06-27 株式会社Sumco パターン形成用マスクおよびその洗浄方法

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