JPS6031894B2 - 軸受用高力アルミニウム合金 - Google Patents
軸受用高力アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPS6031894B2 JPS6031894B2 JP53007850A JP785078A JPS6031894B2 JP S6031894 B2 JPS6031894 B2 JP S6031894B2 JP 53007850 A JP53007850 A JP 53007850A JP 785078 A JP785078 A JP 785078A JP S6031894 B2 JPS6031894 B2 JP S6031894B2
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- Japan
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- alloy
- strength
- bearings
- present
- aluminum alloy
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は強力且つ耐熱性のすぐれた軸受用アルミニウム
合金に関する。
合金に関する。
近年アルミニウム合金が各種工業に進出するに伴なし・
軸受用材料としての用途も盛んになってきている。
軸受用材料としての用途も盛んになってきている。
しかし乍ら、従来より使用されているA夕−Sn系を主
体とする軸受用アルミニウム合金は同じく軸受材として
用いられる高力黄鋼、リン青銅などの銅合金材に較べて
強度が低いので、例えば船舶、車輪等の内燃機関用すべ
り軸受等荷重軸受に対する軸受材として使用する場合に
はアルミニウム合金材単独で用いることには問題があり
、鋼を裏金とする合せ材として用いられることが多い。
しかし乍らこの合せ材によるものはアルミニウムと鋼と
の接合の技術的困難性などによって製造が著しく面倒で
あるばかりでなくコスト的にも不利である。
体とする軸受用アルミニウム合金は同じく軸受材として
用いられる高力黄鋼、リン青銅などの銅合金材に較べて
強度が低いので、例えば船舶、車輪等の内燃機関用すべ
り軸受等荷重軸受に対する軸受材として使用する場合に
はアルミニウム合金材単独で用いることには問題があり
、鋼を裏金とする合せ材として用いられることが多い。
しかし乍らこの合せ材によるものはアルミニウムと鋼と
の接合の技術的困難性などによって製造が著しく面倒で
あるばかりでなくコスト的にも不利である。
一方アルミニウム合金中A〆一Zn−Mg系合金は比較
的高強度のアルミニウム合金として知られており一部ソ
リッドタィプの軸受材として用いられる場合もあるが、
高温特性や耐摩耗性がおとり、軸受材としての性能にい
まひとつ欠ける欠点がある。しかし乍ら本発明者らはA
そ−Zn−Mg系合金の軸受特性と強度特性に注目し、
これにさらに耐熱性および耐摩耗性と軸受特性を付与す
ることによって強力なソリッドタィプのアルミニウム合
金軸受材を提供することについて鋭意研究を進めた結果
本発明を完成したものであって、本発明はZn3〜10
%,Mg0.6〜1.5%,Sil〜4%,Mno.4
〜1.0%およびCuo.2〜0.6%,を必須成分と
し、これにさらにPbo.5〜3%,Sno.5〜3%
,Cro.05〜0.3%,Zro.05〜0.25%
,Tio.2%以下およびBO.05%以下のうちの1
種または2種以上を選択成分として含有し、残部A夕お
よび不純物よりなる軸受用高力アルミニウム合金である
。
的高強度のアルミニウム合金として知られており一部ソ
リッドタィプの軸受材として用いられる場合もあるが、
高温特性や耐摩耗性がおとり、軸受材としての性能にい
まひとつ欠ける欠点がある。しかし乍ら本発明者らはA
そ−Zn−Mg系合金の軸受特性と強度特性に注目し、
これにさらに耐熱性および耐摩耗性と軸受特性を付与す
ることによって強力なソリッドタィプのアルミニウム合
金軸受材を提供することについて鋭意研究を進めた結果
本発明を完成したものであって、本発明はZn3〜10
%,Mg0.6〜1.5%,Sil〜4%,Mno.4
〜1.0%およびCuo.2〜0.6%,を必須成分と
し、これにさらにPbo.5〜3%,Sno.5〜3%
,Cro.05〜0.3%,Zro.05〜0.25%
,Tio.2%以下およびBO.05%以下のうちの1
種または2種以上を選択成分として含有し、残部A夕お
よび不純物よりなる軸受用高力アルミニウム合金である
。
本発明合金はほぼ黄鋼に匹敵する強度と良好な耐摩耗性
を有し、さらに耐熱性にもすぐれているので軸受材とし
て好適であるといえる。
を有し、さらに耐熱性にもすぐれているので軸受材とし
て好適であるといえる。
次に本発明合金についてその合金成分元素の添加理由を
述べる。【1} Zn3〜10% Znは合金に軸受特性と強度を付与するものであり、3
%以下では軸受特性と強度増加効果少なく、また10%
以上では合金が応力腐食を起し易くなる。
述べる。【1} Zn3〜10% Znは合金に軸受特性と強度を付与するものであり、3
%以下では軸受特性と強度増加効果少なく、また10%
以上では合金が応力腐食を起し易くなる。
■ Mg0.6〜1.5%
MSはZnおよびSiと共存することによって時効処理
による合金強度増大に効果を有するものである。
による合金強度増大に効果を有するものである。
0.6%以下では時効による増強効果が不充分であり、
1.5%以上では加工性が著しく阻害される。
1.5%以上では加工性が著しく阻害される。
{3} Sil〜4%
Siは合金基質中に共晶として細かく均一に分散し、合
金強度を向上すると共に耐摩耗性向上に効果を有するほ
か、その一部はMgと結合して時効処理による強度増強
を果すものである。
金強度を向上すると共に耐摩耗性向上に効果を有するほ
か、その一部はMgと結合して時効処理による強度増強
を果すものである。
1%以下ではその効果が少なく、また4%以上では加工
性が低下する。
性が低下する。
【4)Mno.4〜1.0%
Mnは合金中に不純物として存在するFeによって生ず
る針状A夕−Fe−Si化合物を球状化する性質を有し
、これによって合金に強鞠性を付与し、また熱処理によ
って生ずる微細析出物が材料に耐熱性を付与する。
る針状A夕−Fe−Si化合物を球状化する性質を有し
、これによって合金に強鞠性を付与し、また熱処理によ
って生ずる微細析出物が材料に耐熱性を付与する。
しかして0.4%以下では上記の効果が充分に発揮され
ず、また1%以上では銭塊鋳造時にMnの粗大晶出物を
生ずるので材料製造上好ましくない。【5ー Cuo.
2〜0.6% Cuは基質アルミニウム中に固落して強度を高めまた耐
摩耗性を向上さす効果を有する。
ず、また1%以上では銭塊鋳造時にMnの粗大晶出物を
生ずるので材料製造上好ましくない。【5ー Cuo.
2〜0.6% Cuは基質アルミニウム中に固落して強度を高めまた耐
摩耗性を向上さす効果を有する。
0.2%以下ではその効果少なく、一方0.6%以上と
なると耐食性が劣化する。
なると耐食性が劣化する。
上記は本発明合金において必須合金成分として加えられ
る合金元素についてその添加理由について述べたもので
あるが、本発明においては軸受使用の目的に応じて、(
6)以下にその添加理由を示す選択合金成分の1種また
は2種以上を補助的に添加することによって軸受材とし
ての性能を一層効果的に発揮するものである。
る合金元素についてその添加理由について述べたもので
あるが、本発明においては軸受使用の目的に応じて、(
6)以下にその添加理由を示す選択合金成分の1種また
は2種以上を補助的に添加することによって軸受材とし
ての性能を一層効果的に発揮するものである。
■ Pbo.5〜3%
Pbはアルミニウム中に殆んど固溶することなく単体で
結晶粒界に沿って分布し、合金に耐暁付性を与えまたご
み埋収性を付与する効果を有する。
結晶粒界に沿って分布し、合金に耐暁付性を与えまたご
み埋収性を付与する効果を有する。
しかして0.5%以下ではその効果がなく、また3%以
上では合金が脆くなり加工性を低下する。‘7’Sno
.5〜3% Snはアルミニウム基質中にほとんど固溶せず単体で網
目状乃至は小粒状に分布し、合金の耐疲労性を向上さす
ものであり、0.5%以下ではその効果に乏しく、また
3%以上では合金が脆くなり加工性を低下する。
上では合金が脆くなり加工性を低下する。‘7’Sno
.5〜3% Snはアルミニウム基質中にほとんど固溶せず単体で網
目状乃至は小粒状に分布し、合金の耐疲労性を向上さす
ものであり、0.5%以下ではその効果に乏しく、また
3%以上では合金が脆くなり加工性を低下する。
■ Cro.05〜0.3%
Zro.05〜0.25%
Cr,Zrはアルミニウム合金の再結晶防止作用を有し
、従って高温における材料の強度低下を防止する効果を
有する。
、従って高温における材料の強度低下を防止する効果を
有する。
Cr,Zrとも0.05%以下ではその効果が不充分で
あり、またそれぞれの上限値以上を添加してもこれ以上
の効果は期待たれず、しかも往々にして鋳造時にこれら
の元素の巨大晶を晶出して材料欠陥を生ずる原因となる
。■ Tjo.2%以下 BO.05%以下 Ti,Bはアルミニウム鋳造組織を微細化して常温強度
を向上し「加工性改善にも効果を有する。
あり、またそれぞれの上限値以上を添加してもこれ以上
の効果は期待たれず、しかも往々にして鋳造時にこれら
の元素の巨大晶を晶出して材料欠陥を生ずる原因となる
。■ Tjo.2%以下 BO.05%以下 Ti,Bはアルミニウム鋳造組織を微細化して常温強度
を向上し「加工性改善にも効果を有する。
各下限値以下ではその効果が少なく、上限値以上では却
って強度が低下するので好ましくない。本発明合金によ
って軸受材を得るに際しては、綾魂を押出、鍛造等の一
般的な加工法によって任意の形状に仕上げ、これを45
0〜530℃の温度で熔体化処理を施した後150〜2
0000の温度において数時間乃至1項欧時間の人工時
効処理を施すことによって軸受村としてすぐれた強度を
付与することができる。
って強度が低下するので好ましくない。本発明合金によ
って軸受材を得るに際しては、綾魂を押出、鍛造等の一
般的な加工法によって任意の形状に仕上げ、これを45
0〜530℃の温度で熔体化処理を施した後150〜2
0000の温度において数時間乃至1項欧時間の人工時
効処理を施すことによって軸受村としてすぐれた強度を
付与することができる。
次に本発明について実施例に基づいて説明する。
第1表は本実施例に使用した合金の化学組織を示したも
のである。実施番号1〜5は本発明合金について、また
実施番号6および7は比較のため使用した従来合金につ
いての化学組成を示す。
のである。実施番号1〜5は本発明合金について、また
実施番号6および7は比較のため使用した従来合金につ
いての化学組成を示す。
第1表
第2表は第1表に示した合金を98肋?のピレツトに半
連続鋳造し、その銭魂を530℃に8時間均熱処理した
後、押出加工によって断面が35肋×14側の押出材と
し、次いで該押出材を530℃に1時間総体化処理した
後水焼入し、次いで170ooに10時間保持する人工
時効処理を行った試料について常温における機械的性質
を測定した結果を示たものである。
連続鋳造し、その銭魂を530℃に8時間均熱処理した
後、押出加工によって断面が35肋×14側の押出材と
し、次いで該押出材を530℃に1時間総体化処理した
後水焼入し、次いで170ooに10時間保持する人工
時効処理を行った試料について常温における機械的性質
を測定した結果を示たものである。
第2表
第2表より本発明合金(実施番号1〜5)は従来合金(
実施番号6および7)に較べて常温における抗張力、耐
力伸びの何れの値も高く、このことは高荷重ソリッド軸
受材として適したすぐれた強鞠性を有する合金であるこ
とが判る。
実施番号6および7)に較べて常温における抗張力、耐
力伸びの何れの値も高く、このことは高荷重ソリッド軸
受材として適したすぐれた強鞠性を有する合金であるこ
とが判る。
また第3表は同上試料中、本発明合金(実施番号2およ
び4)と従来合金(実施番号6)とについて、常温、1
50qo,200qoおよび250q○の各温度におけ
る抗張力を測定した結果である。第3表 第3表より本発明合金は従来合金に較べて高温における
抗張力が高く、このことは本発明合金が高速高荷重運転
によって軸受部分に生ずる或程度の発熱に対して充分に
耐えうるものであることが判る。
び4)と従来合金(実施番号6)とについて、常温、1
50qo,200qoおよび250q○の各温度におけ
る抗張力を測定した結果である。第3表 第3表より本発明合金は従来合金に較べて高温における
抗張力が高く、このことは本発明合金が高速高荷重運転
によって軸受部分に生ずる或程度の発熱に対して充分に
耐えうるものであることが判る。
第4表は鋼環、試験片線接触式のティムケン試験機によ
る試料の耐摩耗性試験結果を示したものである。
る試料の耐摩耗性試験結果を示したものである。
試験条件は鋼環(荷重4.54k9)を試験片上に設置
し回転速度80仇.p.m.(周速2.07m/min
)で10分間廻転させ、そのときの試験片上に生じた摩
耗痕の面積を測定した。第4表 第4表より本発明合金(実施番号1および2)は従来金
(実施番号6および7)に較べ摩耗痕面積が小ご〈耐摩
耗性においても良好であることが判る。
し回転速度80仇.p.m.(周速2.07m/min
)で10分間廻転させ、そのときの試験片上に生じた摩
耗痕の面積を測定した。第4表 第4表より本発明合金(実施番号1および2)は従来金
(実施番号6および7)に較べ摩耗痕面積が小ご〈耐摩
耗性においても良好であることが判る。
以上述べた諸種試験結果を総合すると本発明合金は従来
合金に較べて常温高温何れにおいてもはるかに強度高く
また級性においてもすぐれており、且つ耐摩耗性も良好
であるのでアルミニウム合金軸受、殊にソリッドタィプ
の軸受材として好適であるといえる。
合金に較べて常温高温何れにおいてもはるかに強度高く
また級性においてもすぐれており、且つ耐摩耗性も良好
であるのでアルミニウム合金軸受、殊にソリッドタィプ
の軸受材として好適であるといえる。
Claims (1)
- 1 Zn3〜10%,Mg0.6〜1.5%,Si1〜
4%,Mn0.4〜1.0%,Cu0.2〜0.6%,
を必須成分として含有し、さらにPb0.5〜3%,S
n0.5〜3%,Cr0.05〜0.3%,Zr0.0
5〜0.25%,Ti0.2%以下、B0.05%以下
のうちの1種または2種以上を選択成分として含有し残
部Alおよび不純物よりなる軸受用高力アルミニウム合
金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53007850A JPS6031894B2 (ja) | 1978-01-28 | 1978-01-28 | 軸受用高力アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53007850A JPS6031894B2 (ja) | 1978-01-28 | 1978-01-28 | 軸受用高力アルミニウム合金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54101706A JPS54101706A (en) | 1979-08-10 |
| JPS6031894B2 true JPS6031894B2 (ja) | 1985-07-25 |
Family
ID=11677089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53007850A Expired JPS6031894B2 (ja) | 1978-01-28 | 1978-01-28 | 軸受用高力アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031894B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57163725A (en) * | 1979-09-28 | 1982-10-08 | Taiho Kogyo Co Ltd | Sliding bearing |
| JPS5698446A (en) * | 1980-01-10 | 1981-08-07 | Taiho Kogyo Co Ltd | Aluminum type bearing alloy |
| US4452866A (en) * | 1980-01-10 | 1984-06-05 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Aluminum-based alloy bearing |
| JPS58113342A (ja) * | 1981-12-26 | 1983-07-06 | Toyota Motor Corp | アルミニウム軸受合金 |
| JPS6082643A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-10 | Showa Alum Corp | 延性に優れた耐食性高力アルミニウム合金 |
| JPS61117244A (ja) * | 1985-10-31 | 1986-06-04 | Taiho Kogyo Co Ltd | アルミニウム系摺動合金 |
| JPH036345A (ja) * | 1989-06-02 | 1991-01-11 | Daido Metal Co Ltd | 耐疲労性と非焼付性にすぐれた摺動用アルミニウム基合金 |
| JPH0432710A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Tokuji Okada | 姿勢の検出方法およびその装置 |
| JPH05332364A (ja) * | 1992-06-01 | 1993-12-14 | Daido Metal Co Ltd | 耐摩耗性に優れたアルミニウム合金軸受およびその製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1558696A1 (de) * | 1967-02-24 | 1970-12-10 | Vaders Dr Eugen | Doppelmetall-Lagerschale aus Gusseisen oder Stahl und einer Aluminiumlegierung |
| JPS6041142B2 (ja) * | 1977-12-09 | 1985-09-14 | 株式会社日軽技研 | 軸受用アルミニウム合金 |
-
1978
- 1978-01-28 JP JP53007850A patent/JPS6031894B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54101706A (en) | 1979-08-10 |
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