JPS603389B2 - 新規なイミダゾ−ル−アラントイン付加物およびその製法 - Google Patents

新規なイミダゾ−ル−アラントイン付加物およびその製法

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JPS603389B2
JPS603389B2 JP56004085A JP408581A JPS603389B2 JP S603389 B2 JPS603389 B2 JP S603389B2 JP 56004085 A JP56004085 A JP 56004085A JP 408581 A JP408581 A JP 408581A JP S603389 B2 JPS603389 B2 JP S603389B2
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夏雄 沢
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なィミダゾールーアラントィン付加物およ
びその製法に関するものであり、これらは下記一般式で
示され、ィミダゾール化合物とアラントィンの反応によ
って得られるものである。
〔但し式中R,は水素原子、8ーシアンェチル基および
8一〔3,5ージアミノ−S−トリァジニルーm〕−エ
チル基よりなる群より選ばれた置換基を表わし、R2は
メチル基、エチル基およびフェニル基よりなる群より選
ばれた置換基を表わし、R3は水素原子およびメチル基
よりなる群より選ばれた置換基を表わす。〕本発明にお
けるィミダゾール化合物は下式(ィ}ないしQに示され
るものであり、式{ィーで示される化合物は、エチレン
ジアミンとニトリルから特公昭39−24965号公報
および特公昭42−1548号公報に記載の方法でえら
れるィミダゾリンを、特公昭41−15171号公報あ
るいは特公昭39一26405号公報に記載の方法によ
って、脱水素してえられるものであり、式{o)の化合
物は2−フェニルィミダゾールとアクリロニトリルの付
加反応(沢、岡村:日本化学雑誌9鏡蓋7号704〜7
0力頁)でえられる化合物であり、また式し一およびA
の2者は相当するイミダゾールとアクリロニトリルとジ
シアンジアミドから特公昭47−36391号公報に記
載の方法によって容易に合成される化合物である。
式{ィ} 2− フエニルイミダゾール 式(o} 1− (8ーシアンエチル)一2ーフヱニルーイミダゾ−−/
し式し一 4ージアミノー6−〔2′メチルイミダゾリルーm′〕
エチル一S−式〇 4−ジアミノ−6一〔2′エチル−41′(5yーメチ
ルイミダゾリルーm′〕エチル一Sートリアジン本発明
における他方の原料となるアラントインは、尿酸あるい
は尿素から製造される工業薬品である。
本発明者等は〜アラントィンと各種のイミダゾール化合
物の反応に興味をもち、鋭意試験を重ねた結果、アラン
トィンは相手がィミダゾール化合物であれば如何なるィ
ミダゾール化合物とも反応し安定な付加物を造るとは限
らず、ィミダゾール化合物に対して選択的に安定な付加
物を造ることを知見し、本発明を導くことが出来たもの
である。
即ち、各種のィミダゾール化合物を選び、アラントィン
の付加物を与えるか否かを調べたところ、前記式‘ィ’
ないし○のィミダゾール化合物は安定な付加物を形成う
るけれども、次示のイミダゾール化合物はいずれも付加
物を与えず、アラントインはイミダゾール化合物に対し
一種の選択性を有していることが判明した。
2ーメチ ルイミダゾール 2−ウン デシルイミダゾール 2ーエチ ルー4ーメチルイミダゾール 2−フエ ニルー4一メチルーイミダゾール 1−(8 ーシアンエチル)−2ーメチルイミダゾール2,4−ジ
アミノー6一〔2ーウンデシルイミダゾリルー【1)′
〕エチル−Sートリアジン1−(8 ーシアンエチル)一2−エチル一4(5)メチルイミダ
ゾール1−(B −シアンエチル)一2−ウンデシルイミダゾール本発明
ィミダゾールーアラントィン付加物は、いづれも新規物
質であり、一般的な概念で捉えることのできる通常の塩
とは異なって独得の性質を有し、ヱポキシ樹脂硬化剤と
して極めて有用であり、特に本発明付加物はポリェポキ
シ化合物に配合の際、室温におけるポットライフを著し
く昂揚し且つ90〜150℃の比較的低い温度で加熱す
ることによって速かに硬化反応を起こすため、一液硬化
型ェポキシ樹脂組成物を形成する硬化剤として注目され
るものである。
本発明ィミダゾールーアラントィン付加物の特徴的な性
質は次の通りである。
1.通常のTLCの辰開示に分解し構成各成分に分かれ
る。
2.ある種の溶剤中で分解し構成各成分に分かれる。
また加熱によっても分解し構成分各成分に分かれる。3
.イミダゾ−ル1分子とアラントィン1分子とよりなる
組成を有している。
4.水に対して安定であり、かつ大部分の付加物は水で
再結晶出釆る。
特に上記1.と2.の性質は極〈弱い結合力でィミダゾ
ールとアラントィンが結合して該付加物が出来ているこ
とを窺わせる。
この点から見ても通常一般の塩とは異なるので、通常の
塩ではなく新規な付加物と云わざるをえない。該付加物
は相当するィミダゾール化合物と、それと等モルのァラ
ントィンの溶液中の加熱反応で生成し、反応溶液の冷却
によって無色結晶として析出する。
必要に応じ析出結晶を再結晶して精製することも出来る
。以下本発明付加物の特性について具体的に説明する。
2−フヱニルィミダゾールーアラントィン付加物
,構造式: 融点:150〜1520(一部分解)(W)性状:無色
結晶、弱塩基性、水に熱時可溶TLC(シリカG、Et
OH、12発色):R〆0.75〜0.65(2ーフエ
ニルイミダゾ−ノレ、R〆10.55〜0.47(アラ
ントイン)赤外吸収スペクトル:第1図の通り。
この線図によれば2一フェニルイミダゾールとアラント
ィンの等モル混合物のスペクトルとは異なっている。M
assスペクトル(試料温度40こ○、イオン化室温度
200℃、イオン化エネルギー7&v、加速電圧7KV
):m/e144(2一フエニルイミダゾール)、11
7アラントインのM+とそのフラグメントイオンは判然
としない。
その他、塩酸水溶液で付加物を分解し、アラントインを
炉取したところ、等モル組成を示した。
1一(8−シアンエチル)一2−フエニルイミダゾール
ーアラントィン付加物構造式: 融点:109〜110qC(分解)(W)性状:無色結
晶、弱塩基性、水に熱時可溶TLC(シリカG、EtO
H、12発色):Rナ0.総〜0.60(イミダゾール
化合物)R〆0.55〜0.47(アラントイン)赤外
吸収スペクトル: 第2図の通り。
この線図によればィミダゾ−ル化合物とアラントィンの
等モル混合物のスペクトルとは異なっている。Mass
スペクトル(試料温度40つ○、イオン化室温度200
℃、イオン化エネルギー7度v、加速電圧7KV):m
/el97(イミダゾール化合物)、157,143(
2ーフエニルイミダゾールーH)、117、…・・・7
& 77、・・・・・・53 28・・・・・・18フ
ラントインのM↓及びそのフラグメントィオンは判然と
しない。
その他、塩酸水溶液で付加物を分解し、アラントィンを
炉取して等モル組成であることを確認した。
2,4−ジアミノー6−〔2′メチルイミダゾリルー(
1}′〕ーエチルーS−トリアジンーアラントイン付加
物構造式: 融点:200〜20〆0(分解)(W) 性状:無色結晶、塩基性、水に熱時可溶 TLC(シリカG、EtOH、12発色):Rナ0.2
2〜0.08(ィミダゾール化合物)R〆0.54〜0
.45(アラントイン)赤外吸収スペクトル: 第3図の通り。
この線図によればィミダゾール化合物とァラントィンの
等モル混合物のスペクトルとは異なっている。MaSS
スペクトル(試料温度130午0、イオン化室温度22
0oo、イオン化エネルギー7氏v、加速電圧7KV)
:m/e219(ィミダゾール化合物)、138(トリ
アジニルエチル)、138,125,109 95,8
2…アラントィンのM+及びそのフラグメントィオンは
判然としない。
その他、塩酸水溶液で符加物を分解し、アラントィンを
炉取して等モル組成を有することを確かめた。
2,4−ジアミノ−6一〔2′エチル一4′(5ソーメ
チルーイミダゾリル−川−エチル一Sートリアジンーア
ラントィン付加物構造式 融点:195〜1970(分解)(W) 性状:寒色結晶、塩基性、水に熱時可溶 TLC(シリカG、EtOH「12発色):R〆0.3
2〜0.10(ィミダゾール化合物)Rナ0.55〜0
.47(アラントイン)赤外吸収スペクトル: 第4図の通り。
この線図によればィミダゾール化合物とアラントィンの
等モル混合物のスペクトルとは異なっている。Mass
スペクトル(試料温度110qo、イオン化室温度24
500、イオン化エネルギー7&v、加速電圧7KV)
:m/e247(ィミダゾ−ル化合物)、218 13
8(トリアジニルエチル)、……110(2ーエチルー
4−メチルイミダゾール)……「2818アラントイン
のM十とそのフラグメントイオンは判然としない。
その他、塩酸水溶液で付加物を分解し、アラントィンを
炉取して等モル組成を有することを確かめた。
次に本発明ィミダゾールーアラントィン付加物の製法に
ついて説明する。
相当するィミダゾール化合物と「それと等モル又は等モ
ル以下のアラントィンを常圧下に溶媒中で100q0で
約1時間加熱し、ついで冷却によって析出する結晶を炉
取する。
溶媒としては水が最適であり、その使用量は反応系が完
全熔解する程度の量が好ましいが、別段それに拘泥され
ることはなく、それ以下の量でも差し支えない。また加
熱を加圧下で行なうことも勿論可能であるが、装置が高
価につくので大して好ましくはない。炉取結晶を必要に
応じ、常法に従い再結晶して精製することを出来る。こ
の場合の再結晶溶剤としては水が適当である。実施例
12一フエニルイミダゾール21.6夕(0.15モル
)、アラントイン23.7夕(0.15モル)および水
800の‘の3者を濃投下約1時間還流し(内容物は完
溶した)「ついで内容物を冷却し析出結晶を炉取乾燥し
て、2ーフェニルィミダゾールァラントィン付加物32
.1夕をえた。
実施例 2 1ーシアンヱチル−2一フエニルイミダゾール29.6
夕(0.15モル)、アラントイン23.7夕(0.1
5モル)および水800の‘の3者を実施例1と同様に
加熱完溶ごせたのち、内容物を放冷し、析出結晶を炉取
乾燥して、1ーシァンェチルー2ーフェニルィミダゾー
ルーアラントィン付加物41.5夕をえた。
実施例 3 2,4−ジアミノ−6一〔2′,メチルイミダゾリルー
(1}′〕エチル一Sートリアジン397.7夕(1.
82モル)、アラントイン287夕(1.82モル)お
よび水1320地の3者を渡洋下10000の温度で1
時間加熱して内容物を完溶させ、次いで内容物を冷却し
、析出結晶を炉取乾燥して、2,4−ジアミノ−6一〔
2′メチルイミダゾIJル−【1}′〕エチル−S−ト
リアジンーアラントィン付加物482夕をえた。
実施例 4 2,4ージアミノー6−〔2′エチル一4′(5ソ−メ
チルイミダゾリルー【1}′〕エチル一Sートリアジン
697夕(2.82モル)、アラントイン446夕(2
.82モル)および水4520机上の3者を檀梓下1時
間加熱還流して内容物を完溶ごせたのちこれを冷却し、
析出結晶を炉取乾燥して2,4−ジアミノー6一〔2′
チルー41′・(5)′−メチルイミダゾリルー‘1)
′〕エチル−Sートリアジンーアランントイン付加物5
90夕をえた。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明ィミダゾールーアラントィ
ン付加物の赤外吸収スペクトルを示すものである。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し式中R_1は水素原子、β−シアンエチル基お
    よびβ−〔3,5−ジアミノ−S−トリアジニル−(1
    )〕−エチル基よりなる群より選ばれた置換基を表わし
    、R_2はメチル基、エチル基およびフエニル基よりな
    る群より選ばれた置換基を表わし、R_3は水素原子お
    よびメチル基よりなる群より選ばれた置換基を表わす。 〕 で示されるイミダゾール・アラントイン付加物。 2 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲1記載の付加物。 3 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲1記載の付加物。 4 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲1記載の付加物。 5 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲1記載の付加物。 6 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 但し式中R_1は水素原子、β−シアンエチル基及び
    β−〔3,5−ジアミノ−S−トリアジニル−(1)〕
    −エチル基よりなる群より選ばれた置換基を表わし、R
    _2はメチル基、エチル基およびフエニル基よりなる群
    より選ばれた置換基を表わし、R_3は水素原子および
    メチル基よりなる群より選ばれた置換基を表わす。 〕 で示されるイミダゾール化合物とアラントインを溶
    媒中で反応させることを特徴とする。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し式中R_1,R_2及びR_3は前記と同じ〕
    で示されるイミダゾール−アラントイン付加物の製法
    。 7 溶媒として水を用いる特許請求の範囲6に記載の製
    法。
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