JPS603461B2 - 酒精含有調味料の製造方法 - Google Patents
酒精含有調味料の製造方法Info
- Publication number
- JPS603461B2 JPS603461B2 JP57043413A JP4341382A JPS603461B2 JP S603461 B2 JPS603461 B2 JP S603461B2 JP 57043413 A JP57043413 A JP 57043413A JP 4341382 A JP4341382 A JP 4341382A JP S603461 B2 JPS603461 B2 JP S603461B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alcohol
- seasoning
- seasonings
- protein
- plant
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- Seasonings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酒精含有調味料の製造法において特に小麦グル
テン、大豆タンパク質などの植物蛋白質に澱粉加水分解
酵素(タカヂアスターゼ:三共■等)、蛋白分解酵素(
MBS:天野製薬■製等)のいずれか一方もしくは両者
の1種又は2種以上を作用させて得られた加水分解液を
、糟類、(水アメ、ブドウ糖等)、化学調味料(グルタ
ミン酸ソーダ等)、酒精(食品添加物用95%アルコ−
ル)、食塩、水等から成る調味剤とともにもろみ圧搾液
(発酵液汁)に対して調合し、一定期間調熟させること
を特徴とする酒精含有調味料の製造法である。
テン、大豆タンパク質などの植物蛋白質に澱粉加水分解
酵素(タカヂアスターゼ:三共■等)、蛋白分解酵素(
MBS:天野製薬■製等)のいずれか一方もしくは両者
の1種又は2種以上を作用させて得られた加水分解液を
、糟類、(水アメ、ブドウ糖等)、化学調味料(グルタ
ミン酸ソーダ等)、酒精(食品添加物用95%アルコ−
ル)、食塩、水等から成る調味剤とともにもろみ圧搾液
(発酵液汁)に対して調合し、一定期間調熟させること
を特徴とする酒精含有調味料の製造法である。
即ち従釆法による酒精含有調味料とは黍米、米麹、酒母
、水を加えて加塩下にて糖化発酵、熟成を行わせて得ら
れたもろみを圧搾した発酵液汁に糟類(水アメ、ブドウ
糖等)、化学調味料(グルタミン酸ソーダ等)、酒精(
食品添加物用95%アルコール等)、無機塩類(食塩、
リン酸カリウム等)から成る調味剤を調合して得られた
調味液である。
、水を加えて加塩下にて糖化発酵、熟成を行わせて得ら
れたもろみを圧搾した発酵液汁に糟類(水アメ、ブドウ
糖等)、化学調味料(グルタミン酸ソーダ等)、酒精(
食品添加物用95%アルコール等)、無機塩類(食塩、
リン酸カリウム等)から成る調味剤を調合して得られた
調味液である。
従って従釆法による酒精含有調味料は醸造みりんに比較
し、食塩が含有されるが故にその塩味が品質上大きな不
利を与えてきた。よってアミノ酸、有機酸の添加により
塩味をなくすことも試みられたが旨味、濃味、コク味に
乏しいという欠点がある。本発明者は料理に不可欠なこ
れらの旨味、濃味、コク味をそこなうことなく塩味をか
くし、まろくする製造法を見出す実験を重ねた結果、従
来法に比較し旨味、濃味、コク味を何ら損なうことなく
、かつ塩かどのとれた製品を得る新規な酒精含有調味料
の製造法を見出した。
し、食塩が含有されるが故にその塩味が品質上大きな不
利を与えてきた。よってアミノ酸、有機酸の添加により
塩味をなくすことも試みられたが旨味、濃味、コク味に
乏しいという欠点がある。本発明者は料理に不可欠なこ
れらの旨味、濃味、コク味をそこなうことなく塩味をか
くし、まろくする製造法を見出す実験を重ねた結果、従
来法に比較し旨味、濃味、コク味を何ら損なうことなく
、かつ塩かどのとれた製品を得る新規な酒精含有調味料
の製造法を見出した。
以下に本発明の詳細について述べる。
まず植物蛋白質(小麦グルテン、大豆タンパク等)に酵
素を作用させ植物蛋白分解液汁を得る。
素を作用させ植物蛋白分解液汁を得る。
この際に4・麦グルテンを用いるときはその加水解を容
易にし、原料利用率を向上させるのでこれらの目的で小
麦グルテンの重量に対してフスマを50〜13の重量%
の量で添加して均一化する。しかる後に常法により加熱
変性処理を行い酵素添加を行う。尚、酵素濃度は酵素力
価10000U/夕のもので基質に対して0.1〜1.
0%の量で使用されることが望ましい。又加水分解時間
については基質濃度及び酵素濃度により若干の違いはあ
るが大体15〜3加時間が望ましい。このようにして得
た植物蛋白分解液汁に糠類(水アメ、ブドウ糖等)、化
学調味料(グルタミン酸ソーダ等)、酒精(食品添加物
用95%アルコール)及び食塩から成る調味剤を加え、
よく燈辞し、別に得られた発酵液汁(もろみの圧搾液)
に混和し調整し調教させる。植物蛋白分解液汁の添加量
は発酵液汁に対して80〜100%望ましくは80〜9
0%(重量基準)に相当する量でであることが好ましい
。この調熟工程を経ることにより植物蛋白分解液汁由来
のべプタィド及びアミノ酸の呈味効果、塩なれ効果など
により旨味、濃味、及びコク味が付与され同時に塩味が
なめらかになる。又この調教工程中に更に植物蛋白分解
液汁中に残存する酵素の作用により、呈味効果及び塩な
れ効果を助長するタンパク分解物質および糖分鱗物など
の生成の増大が期待できる。即ち酒精含有調味料を構成
する諸物質の呈味を微妙に変化させ、味全体の調和をは
かるとともに味の伸びに効果を奏することが見出された
。次に本発明の実施例を示す。
易にし、原料利用率を向上させるのでこれらの目的で小
麦グルテンの重量に対してフスマを50〜13の重量%
の量で添加して均一化する。しかる後に常法により加熱
変性処理を行い酵素添加を行う。尚、酵素濃度は酵素力
価10000U/夕のもので基質に対して0.1〜1.
0%の量で使用されることが望ましい。又加水分解時間
については基質濃度及び酵素濃度により若干の違いはあ
るが大体15〜3加時間が望ましい。このようにして得
た植物蛋白分解液汁に糠類(水アメ、ブドウ糖等)、化
学調味料(グルタミン酸ソーダ等)、酒精(食品添加物
用95%アルコール)及び食塩から成る調味剤を加え、
よく燈辞し、別に得られた発酵液汁(もろみの圧搾液)
に混和し調整し調教させる。植物蛋白分解液汁の添加量
は発酵液汁に対して80〜100%望ましくは80〜9
0%(重量基準)に相当する量でであることが好ましい
。この調熟工程を経ることにより植物蛋白分解液汁由来
のべプタィド及びアミノ酸の呈味効果、塩なれ効果など
により旨味、濃味、及びコク味が付与され同時に塩味が
なめらかになる。又この調教工程中に更に植物蛋白分解
液汁中に残存する酵素の作用により、呈味効果及び塩な
れ効果を助長するタンパク分解物質および糖分鱗物など
の生成の増大が期待できる。即ち酒精含有調味料を構成
する諸物質の呈味を微妙に変化させ、味全体の調和をは
かるとともに味の伸びに効果を奏することが見出された
。次に本発明の実施例を示す。
実施例
第一仕込工程:
清酒醸造の水麹法に従い、水温5℃の汲水47そ中に米
麹28k9(原料米としての重量)を入れ、これに醸造
用75%乳酸0.5夕、食塩(塩化ナトリウム99.5
%)lkg、固形酵母(清酒酵母)200夕を投入しよ
く濃伴し、酵母を馴蓑した後に常法により処理した蒸米
42k9(原料米としての重量)を投入しよく灘伴する
。
麹28k9(原料米としての重量)を入れ、これに醸造
用75%乳酸0.5夕、食塩(塩化ナトリウム99.5
%)lkg、固形酵母(清酒酵母)200夕を投入しよ
く濃伴し、酵母を馴蓑した後に常法により処理した蒸米
42k9(原料米としての重量)を投入しよく灘伴する
。
清酒酵母の増殖の完了したもろみに、2段目の仕込とし
て、水温5℃の汝水総0そ、米麹42k9(原料米とし
ての重量)、食塩(塩化ナトリウム99.5%)10k
9を投入してよく櫨伴し、数時間後に蒸米150k9(
原料米としての重量)を投入し、もろみ温度を20午0
前後になるように蒸米で調節を行い、加塩下で20〜2
5日間発酵させ熟成を行った。尚、発酵の旺盛な時期に
2〜3回に分けて食塩約19k9を添加し、発酵終了時
のもろみ中の食塩濃度を4%内外とする。以後は常法に
従い圧搾、炉過火入を行った。第一仕込工程で得られた
発酵液汁(比重1.013)は676そ(斑5k9)あ
った。次に第一位込工程の加塩もろみの仕込配合を表1
に示す。
て、水温5℃の汝水総0そ、米麹42k9(原料米とし
ての重量)、食塩(塩化ナトリウム99.5%)10k
9を投入してよく櫨伴し、数時間後に蒸米150k9(
原料米としての重量)を投入し、もろみ温度を20午0
前後になるように蒸米で調節を行い、加塩下で20〜2
5日間発酵させ熟成を行った。尚、発酵の旺盛な時期に
2〜3回に分けて食塩約19k9を添加し、発酵終了時
のもろみ中の食塩濃度を4%内外とする。以後は常法に
従い圧搾、炉過火入を行った。第一仕込工程で得られた
発酵液汁(比重1.013)は676そ(斑5k9)あ
った。次に第一位込工程の加塩もろみの仕込配合を表1
に示す。
表1仕込配合
第二仕込工程:
原料として小麦グルテン25k9、フスマ20k9を良
く混合して均一化した後に糟伴しな.がら600その注
水を行い、常法に従った加熱処理の後に、55℃まで冷
却してから殿粉加水分解酵素剤(10000U/夕)1
00夕を添加して殿粉質の加水分解を行う。
く混合して均一化した後に糟伴しな.がら600その注
水を行い、常法に従った加熱処理の後に、55℃まで冷
却してから殿粉加水分解酵素剤(10000U/夕)1
00夕を添加して殿粉質の加水分解を行う。
数時間後に蛋白加水分解酵素剤(10000U/夕)1
00夕を添加し、約1鞘時間加水分解を行い窒素成分及
び糖質の溶出を促す。
00夕を添加し、約1鞘時間加水分解を行い窒素成分及
び糖質の溶出を促す。
尚、分解温度は50〜55ooに保持する必要がある。
加水分解が終了したらただちに冷却を行い残存する粕及
び淳を分離して加水分解物水溶液即ち本発明による植物
蛋白加水分解液(比重1.002)斑0そ(斑lk9)
を得る。この液に対し調味剤則ち水アメ(日本コンスタ
ーチ■)4400k9、ブドウ糖1240k9、食塩9
5k9、酒精(35%)〔食品添加物用95%アルコー
ルを糠類の結晶化を防ぎ溶解を容易にするため35%に
希釈したもの〕1500そ、グルタミン酸ソーダ2kg
から成る混合物(7180k9)を加えて溶解させ、第
一仕込工程でえられた発酵液汁(もろみの圧搾液)と合
わせ、一定期間調熟した後に常法に従って火入、炉週を
行い最終的な成分の調節を行つo従って本実施例におけ
る植物蛋白加水分解液の発酵液汁に対する添加率は斑l
k9/藤5【9×100≠85(%)に相当する。
加水分解が終了したらただちに冷却を行い残存する粕及
び淳を分離して加水分解物水溶液即ち本発明による植物
蛋白加水分解液(比重1.002)斑0そ(斑lk9)
を得る。この液に対し調味剤則ち水アメ(日本コンスタ
ーチ■)4400k9、ブドウ糖1240k9、食塩9
5k9、酒精(35%)〔食品添加物用95%アルコー
ルを糠類の結晶化を防ぎ溶解を容易にするため35%に
希釈したもの〕1500そ、グルタミン酸ソーダ2kg
から成る混合物(7180k9)を加えて溶解させ、第
一仕込工程でえられた発酵液汁(もろみの圧搾液)と合
わせ、一定期間調熟した後に常法に従って火入、炉週を
行い最終的な成分の調節を行つo従って本実施例におけ
る植物蛋白加水分解液の発酵液汁に対する添加率は斑l
k9/藤5【9×100≠85(%)に相当する。
本実施例で得られた製品及び従釆製法による酒精含有調
味料製品の分析値は表2のごとくであり、分析値の上で
も本発明方法による製品は従釆製法による製品に比べ酸
度、アミノ酸がやや多く含有される結果を得たが、本発
明で述べている塩味をまろくする効果に寄与しているこ
とが裏づけされているといえよう。
味料製品の分析値は表2のごとくであり、分析値の上で
も本発明方法による製品は従釆製法による製品に比べ酸
度、アミノ酸がやや多く含有される結果を得たが、本発
明で述べている塩味をまろくする効果に寄与しているこ
とが裏づけされているといえよう。
表2
次に本実施例により得られた製品と従来法により得られ
た製品とを実際の料理に用いてその塩なれ効果を比較し
た参考例を示す。
た製品とを実際の料理に用いてその塩なれ効果を比較し
た参考例を示す。
参考例
しようゆ‘1)、酒精含有調味料1’、ダシ汁■の割合
に合せて煮立たせた6杯ダシの配合による「天つゆ一で
、本発明により製造された酒精含有調味料と従来法によ
り製造された酒精含有調味料との比較を官能検査‘11
によって行った。
に合せて煮立たせた6杯ダシの配合による「天つゆ一で
、本発明により製造された酒精含有調味料と従来法によ
り製造された酒精含有調味料との比較を官能検査‘11
によって行った。
パネルとして−般的な調味料の官能検査に精通した2&
名の被検者を選んだ。結果は表3の如くである。表3 上表の如く各項目1こついて有意差検定を行った結果旨
味、濃味、コク味については両者間に殆んど差は認めら
れなかった。
名の被検者を選んだ。結果は表3の如くである。表3 上表の如く各項目1こついて有意差検定を行った結果旨
味、濃味、コク味については両者間に殆んど差は認めら
れなかった。
しかし塩味の円熟については本発明による製品において
危険率1%で有意差が認められた。即ち実際の料理に用
いての官能検査では本発明による製品は従来法による製
品に比較して塩味が著しくマスキングされた成績が得ら
れた。引用文献
危険率1%で有意差が認められた。即ち実際の料理に用
いての官能検査では本発明による製品は従来法による製
品に比較して塩味が著しくマスキングされた成績が得ら
れた。引用文献
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 常法により得られたもろみ圧搾液(発酵液
汁)に対し(b) 糖類、化学調味料、無機塩類、酒糖
等から成る調味剤を調合する酒精含有調味料の製造方法
において、 上記の(a),(b)の二者に対し更に(
c) 常法により変性処理して得られた植物蛋白質に殿
粉分解酵素及び蛋白分解酵素を添加し並行作用せしめて
得られた加水分解液を調合すること、次いで成分の調整
を行った後に一定期間調熟させ、かようにして塩味をな
めらかにする効果を得ることを特徴とする前記の酒精含
有調味料の製造方法。 2 植物蛋白質が小麦グルテン及び(又は)大豆タンパ
ク質であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の方法。 3 植物蛋白質が小麦グルテンとフスマとの混合物であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
。 4 植物蛋白加水分解液が発酵液汁に対し80〜100
重量%、好ましくは80〜90重量%の量で添加される
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57043413A JPS603461B2 (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 酒精含有調味料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57043413A JPS603461B2 (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 酒精含有調味料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58162259A JPS58162259A (ja) | 1983-09-26 |
| JPS603461B2 true JPS603461B2 (ja) | 1985-01-28 |
Family
ID=12663037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57043413A Expired JPS603461B2 (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 酒精含有調味料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603461B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6296547U (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-19 |
-
1982
- 1982-03-18 JP JP57043413A patent/JPS603461B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6296547U (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58162259A (ja) | 1983-09-26 |
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