JPS6035981B2 - 圧力容器用高強度高靭性圧延鋼材 - Google Patents
圧力容器用高強度高靭性圧延鋼材Info
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- JPS6035981B2 JPS6035981B2 JP9740481A JP9740481A JPS6035981B2 JP S6035981 B2 JPS6035981 B2 JP S6035981B2 JP 9740481 A JP9740481 A JP 9740481A JP 9740481 A JP9740481 A JP 9740481A JP S6035981 B2 JPS6035981 B2 JP S6035981B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、高強度および高靭性、されにすぐれた溶酸
性を有し、特に圧力容器の製造に使用するのに通した圧
延鋼材に関するものである。
性を有し、特に圧力容器の製造に使用するのに通した圧
延鋼材に関するものである。
従来、例えば化学プラントのボイラードラムなどの圧力
容器の製造には、JIS・SB 49(ASTM・A
515Gr 70)や同SGV49(同A51的r7
0)などの圧延鋼材が使用されており、これらの圧延鋼
材はフェライト+層状パーラィトの組織をもつものであ
る。したがって、これらの圧延鋼材において、その常温
強度を高めようとする場合には、C含有量を高めてC:
0.25〜0.35%とし、もって層状パーラィトの割
合を高くする必要があり、さらに例えば圧延容器の使用
温度が300〜3500Cにおいて許容設計応力に対し
て安全率4(高温設計許容応力の4倍)を確保するため
に強度(引張強さ)を300〜350℃で得ようとする
ときにも、さらにC含有量を高めなければならず、その
ようにC含有量を高めた圧延鋼材においては、溶接施工
に際し、その子熱温度を200〜300℃に高めても割
れを生ずるなどの問題が発生するものであり、例え割れ
などろ問題が発生しない状態で溶接を行なうことができ
ても、溶接後に施行される温度:約620qoでの応力
除去蛭鈍で籾性が低下し、この轍性低下は高C含有量の
ものほど顕著なものであった。また、さらにこれらの圧
延鋼材の実用に際し、火力発電技術基準では、例えば0
℃で2.8k9−mの低温靭‘性が要求されるものであ
る。一方、低炭素ボロン添加鋼に競ならしを施してフェ
ライト・ベィナィト組織とし、強度を高める方法が特開
昭54−25211号(袴公昭57一2373計号)な
どで知られているが、いずれの方法も低炭素鍵であるた
め、C量が低い分強度を保証すべく合金元素含有量が高
くなっておりト不必要に高価である欠点を有している。
容器の製造には、JIS・SB 49(ASTM・A
515Gr 70)や同SGV49(同A51的r7
0)などの圧延鋼材が使用されており、これらの圧延鋼
材はフェライト+層状パーラィトの組織をもつものであ
る。したがって、これらの圧延鋼材において、その常温
強度を高めようとする場合には、C含有量を高めてC:
0.25〜0.35%とし、もって層状パーラィトの割
合を高くする必要があり、さらに例えば圧延容器の使用
温度が300〜3500Cにおいて許容設計応力に対し
て安全率4(高温設計許容応力の4倍)を確保するため
に強度(引張強さ)を300〜350℃で得ようとする
ときにも、さらにC含有量を高めなければならず、その
ようにC含有量を高めた圧延鋼材においては、溶接施工
に際し、その子熱温度を200〜300℃に高めても割
れを生ずるなどの問題が発生するものであり、例え割れ
などろ問題が発生しない状態で溶接を行なうことができ
ても、溶接後に施行される温度:約620qoでの応力
除去蛭鈍で籾性が低下し、この轍性低下は高C含有量の
ものほど顕著なものであった。また、さらにこれらの圧
延鋼材の実用に際し、火力発電技術基準では、例えば0
℃で2.8k9−mの低温靭‘性が要求されるものであ
る。一方、低炭素ボロン添加鋼に競ならしを施してフェ
ライト・ベィナィト組織とし、強度を高める方法が特開
昭54−25211号(袴公昭57一2373計号)な
どで知られているが、いずれの方法も低炭素鍵であるた
め、C量が低い分強度を保証すべく合金元素含有量が高
くなっておりト不必要に高価である欠点を有している。
本発明者等は、上述のような鶴見点から、特に圧力容器
の製造に使用するのに適した高強度と高級性を有し、か
つ溶接性にもすぐれた圧延鋼材を得るべく研究を行った
結果、{aー Bと徴量のMoを含有させることによい
焼入れ性を向上させた鋼材に競ならしを施すと、C含有
量を下げた状態で、その組織を主としてフェライトと微
細な擬似パーラィト(縮退パーラィト、Degenra
tePearliに)で構成された組織とすることがで
き、この組織により高強度が得られること。
の製造に使用するのに適した高強度と高級性を有し、か
つ溶接性にもすぐれた圧延鋼材を得るべく研究を行った
結果、{aー Bと徴量のMoを含有させることによい
焼入れ性を向上させた鋼材に競ならしを施すと、C含有
量を下げた状態で、その組織を主としてフェライトと微
細な擬似パーラィト(縮退パーラィト、Degenra
tePearliに)で構成された組織とすることがで
き、この組織により高強度が得られること。
‘bー 上記‘aーの擬似バーラィトは、高温仕上圧延
後粗粒オーステナィトより析出する粗大擬似バーラィト
と異なり、微細に分散しているため、轍性の劣化がなく
、暁ならしままで従来のフェライト・バーラィト鋼と同
程度の靭性が得られ、かつ焼戻しを行うことにより大中
に靭性が改善されるようになるほか、C含有量が低くな
ったため応力除去焼鈍(SR)硫化も少なく溶接性も良
好となり、特に圧力容器に要求される良好な華及性と高
強度を有し、かつ溶接性もすぐれたものとなること。
後粗粒オーステナィトより析出する粗大擬似バーラィト
と異なり、微細に分散しているため、轍性の劣化がなく
、暁ならしままで従来のフェライト・バーラィト鋼と同
程度の靭性が得られ、かつ焼戻しを行うことにより大中
に靭性が改善されるようになるほか、C含有量が低くな
ったため応力除去焼鈍(SR)硫化も少なく溶接性も良
好となり、特に圧力容器に要求される良好な華及性と高
強度を有し、かつ溶接性もすぐれたものとなること。
(cー 合金元素として、Cu,Ni,Cr,V,およ
びNbのつちの1種または2種以上を含有させることに
より一段と強度が向上するようになること。
びNbのつちの1種または2種以上を含有させることに
より一段と強度が向上するようになること。
以上{al〜‘cに示される知見を得たのである。
この発明は上記知見にもとづいてなされたものであって
、C:0.13〜0.30%、Sj:0.1〜1.0%
、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.03〜0.35
%、B:0.00015〜0.0009%(1.5pp
m〜桝pm)、sol.AI:0.005〜0.10%
、P:0.020%以下、S:0.010%以下、N:
0.015%以下、0:0.010以下を含有し、さら
に必要に応じてCu:0.08〜0.50%、Ni:0
.05〜1.0%、Cr:0.05〜0.90%、V:
0.005〜0.10%、およびNb:0.005〜0
.05のうちの1種または2種以上を含有し、残りがF
eと上記以外の不可避不純物からなる組成(以上重量%
、以下%の表示は重量%を意味する)、並びに主として
フェライトと微細な擬似バーラィトからなる組織を有し
、かつ高強度、高靭性、およびすぐれた溶接性を有する
圧延鋼材に特徴と有するものである。なお、この発明の
鋼材における上記の組織は、Ac3変態V点直上に昇温
し、1〜100℃/minの冷却速度で冷却することに
よって得られ、またAc3変態V点直上に加熱した後加
工を行なう熱間加工工程でも同様な組織が得られ、さら
に靭性を向上させる焼戻し工程も温度が同じであれば長
時間加熱・徐冷のいわゆる溶接後のSR処理でも同様に
得られるものである。したがって、熱間加工がSR処理
を実施する鋼材については圧延後に暁ならしまたは焼な
らし一焼戻しを必ずしも行なう必要はなく、以下の5種
類の方法で本発明鋼を製造することができる。
、C:0.13〜0.30%、Sj:0.1〜1.0%
、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.03〜0.35
%、B:0.00015〜0.0009%(1.5pp
m〜桝pm)、sol.AI:0.005〜0.10%
、P:0.020%以下、S:0.010%以下、N:
0.015%以下、0:0.010以下を含有し、さら
に必要に応じてCu:0.08〜0.50%、Ni:0
.05〜1.0%、Cr:0.05〜0.90%、V:
0.005〜0.10%、およびNb:0.005〜0
.05のうちの1種または2種以上を含有し、残りがF
eと上記以外の不可避不純物からなる組成(以上重量%
、以下%の表示は重量%を意味する)、並びに主として
フェライトと微細な擬似バーラィトからなる組織を有し
、かつ高強度、高靭性、およびすぐれた溶接性を有する
圧延鋼材に特徴と有するものである。なお、この発明の
鋼材における上記の組織は、Ac3変態V点直上に昇温
し、1〜100℃/minの冷却速度で冷却することに
よって得られ、またAc3変態V点直上に加熱した後加
工を行なう熱間加工工程でも同様な組織が得られ、さら
に靭性を向上させる焼戻し工程も温度が同じであれば長
時間加熱・徐冷のいわゆる溶接後のSR処理でも同様に
得られるものである。したがって、熱間加工がSR処理
を実施する鋼材については圧延後に暁ならしまたは焼な
らし一焼戻しを必ずしも行なう必要はなく、以下の5種
類の方法で本発明鋼を製造することができる。
すなわち、{1) 焼ならし。
{2’焼ならし十焼戻し。
(3ー 焼ならし十(必要に応じてAr,変態点以下で
の温間加工および冷間加工)十応力除去嬢鎚(SR)。
の温間加工および冷間加工)十応力除去嬢鎚(SR)。
■ Ac3変態点以上の加熱温度での熱間加工。{5’
Ac3変態点以上の加熱温度での熱間加工十応力除去焼
銘。つぎに、この発明の圧延鋼材において成分組成範囲
を上記の通りに限定した理由を説明する。
Ac3変態点以上の加熱温度での熱間加工十応力除去焼
銘。つぎに、この発明の圧延鋼材において成分組成範囲
を上記の通りに限定した理由を説明する。
(a} C所望の高強度を確保するためには最低0.1
3%のC含有量が必要であるが、0.30%を越えて含
有させると熔接性および鞠控が低下するようになること
から、その含有量を0.13〜0.30%と定めた。
3%のC含有量が必要であるが、0.30%を越えて含
有させると熔接性および鞠控が低下するようになること
から、その含有量を0.13〜0.30%と定めた。
また、それぞれ板厚:low松を有し、C成分を0.1
9〜0.24%の間で変化さて、他の成分はほぼ一定と
した第A表に示す成分組成の本発明圧延鋼板と、同じく
第A表に示すところのC成分を0.20〜0.25%の
間で変化させ、他の成分を一定とした従来圧延鋼板(J
IS・SB49)に関して、暁ならし状態(第1図)お
よび鱗ならし十温度:630ooに15時間保持後炉冷
の条件での応力除去焼鈍状態(第2図)における引張強
さ(T.S)、降伏点(Y.P)、および衝撃値(vE
o)をそれぞれ第1図および第2図に示した。第1図お
よび第2図に示されるように、本発明圧延鋼板は、従来
圧延鋼板に比して相対的に高強度を有し、かつ暁ならし
後応力除去競鈍を行なえば、その轍性が一段と向上する
ようになることが明らかであり、このことは本発鰯圧延
鋼材が相対的に低C含有量で高強度を有し、しかも高靭
性をもつことを示しているのである。第 A 表 ‘bー Si Siは脱酸のために0.1%以上含有させなければなら
ないが、1.0%を越えて含有させると、鰯性が低下す
るようになることから、その含有量を0.1〜1.0%
と定めた。
9〜0.24%の間で変化さて、他の成分はほぼ一定と
した第A表に示す成分組成の本発明圧延鋼板と、同じく
第A表に示すところのC成分を0.20〜0.25%の
間で変化させ、他の成分を一定とした従来圧延鋼板(J
IS・SB49)に関して、暁ならし状態(第1図)お
よび鱗ならし十温度:630ooに15時間保持後炉冷
の条件での応力除去焼鈍状態(第2図)における引張強
さ(T.S)、降伏点(Y.P)、および衝撃値(vE
o)をそれぞれ第1図および第2図に示した。第1図お
よび第2図に示されるように、本発明圧延鋼板は、従来
圧延鋼板に比して相対的に高強度を有し、かつ暁ならし
後応力除去競鈍を行なえば、その轍性が一段と向上する
ようになることが明らかであり、このことは本発鰯圧延
鋼材が相対的に低C含有量で高強度を有し、しかも高靭
性をもつことを示しているのである。第 A 表 ‘bー Si Siは脱酸のために0.1%以上含有させなければなら
ないが、1.0%を越えて含有させると、鰯性が低下す
るようになることから、その含有量を0.1〜1.0%
と定めた。
‘c} Mn
Mnは焼入れ性を確保するために0.5%以上含有させ
なければならないが、2.0%を越えて含有させると靭
性劣化をきたすようになることから、その含有量を0.
5〜2.0%と定めた。
なければならないが、2.0%を越えて含有させると靭
性劣化をきたすようになることから、その含有量を0.
5〜2.0%と定めた。
(d)Mo
MはBとの共存において焼入れ性を向上せしめる作用を
もつが、その含有量が0.03%未満では所望の焼入れ
性を確保することができず、一方0.35%を越えて含
有させても焼入れ性により一層の改善効果は現われず、
経済性を考慮し、その含有量を0.03〜0.35%と
定めた。
もつが、その含有量が0.03%未満では所望の焼入れ
性を確保することができず、一方0.35%を越えて含
有させても焼入れ性により一層の改善効果は現われず、
経済性を考慮し、その含有量を0.03〜0.35%と
定めた。
【e’B
上記の通りBにはMoとの共存において焼入れ性を高め
る作用があるが、その含有量は0.00015%(1.
5ppm)未満では所望の焼入れ性を確保することがで
きず、一方0.0009%(沙pm)を越えて含有させ
ると、強度、籾性、および溶接性が低下するようになる
ことから、その含有量を0.00015〜0.0009
と定めた。
る作用があるが、その含有量は0.00015%(1.
5ppm)未満では所望の焼入れ性を確保することがで
きず、一方0.0009%(沙pm)を越えて含有させ
ると、強度、籾性、および溶接性が低下するようになる
ことから、その含有量を0.00015〜0.0009
と定めた。
{f) sol.al
sol.alはNを固定し、かつ組織を微細化する作用
があるが、そ合含有量が0.005%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方0.10%を越えて含有
させると鋼塊表面割れの原因となることから、その含有
量ご0.005〜0.10%と定めた。
があるが、そ合含有量が0.005%未満では前記作用
に所望の効果が得られず、一方0.10%を越えて含有
させると鋼塊表面割れの原因となることから、その含有
量ご0.005〜0.10%と定めた。
(g)NN含有量が0.015%を越えると熔接ボンド
部の鍬性および熱間加工性が劣化するようになることか
ら、その上限値を0.015%とする必要があり、望ま
しくは、0.006%以下の含有が好ましい。
部の鍬性および熱間加工性が劣化するようになることか
ら、その上限値を0.015%とする必要があり、望ま
しくは、0.006%以下の含有が好ましい。
(h)○○含有量が0.010%を越えると、酸化物系
非金属介在物の量が増加して延性を劣化するようになる
ので、その含有量を0.010%以下、望ましくは0.
005%以下とする必要がある。
非金属介在物の量が増加して延性を劣化するようになる
ので、その含有量を0.010%以下、望ましくは0.
005%以下とする必要がある。
(i)P
P含有量が0.020%を越えると、碗もどし腕化感受
性が高くなって靭性および溶接性が劣化するようになる
ので、その含有量を0.020%以下(できるだけ低含
有ほど望ましい)とする必要がある。
性が高くなって靭性および溶接性が劣化するようになる
ので、その含有量を0.020%以下(できるだけ低含
有ほど望ましい)とする必要がある。
(j)S
S含有量が0.010%を越えると、圧延方向に伸展し
たMnsによって、延性の異方性が大きくなることから
、その上限値を0.010%と定めた。
たMnsによって、延性の異方性が大きくなることから
、その上限値を0.010%と定めた。
(k)KCu Ni,Cr,V,およびNb
Cu,Ni,Cr,V,およびNbには強度を一段と向
上される均等な作用があるので、より高強度が要求され
る場合に必要に応じて含有されるが、それぞれCu:0
.08%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.05
%未満、V:0.005%未満、およびNb:0.00
5%未満の含有では所望の強度向上をはかことができな
い。
上される均等な作用があるので、より高強度が要求され
る場合に必要に応じて含有されるが、それぞれCu:0
.08%未満、Ni:0.05%未満、Cr:0.05
%未満、V:0.005%未満、およびNb:0.00
5%未満の含有では所望の強度向上をはかことができな
い。
ところで、Cu‘こあっては0.50%を越えて含有さ
るとスラブ表面癖発生の原因となり、またNiは1.0
%を越えて含有させてもより一層の改善効果が現われず
、したがって1.0%を越えた含有量は経済的ぜなく、
Vにあっては、その含有量が0.10%を越えると籾性
が低下し、さらにCrおよびNbにおいては、その含有
量がそれぞれCr:0.90%、Nb:0.05%を越
えると溶接性が劣化するようになることから、それぞれ
の含有量を、Cu:0.08〜0.50%、Ni:0.
05〜1.0%、Cr:0.05〜0.90%、V:0
.005%〜0.10%、およびNb:0.005%〜
0.05%と定めた。つぎに、この発明の圧延鋼材を実
施例により比較例と対比しながら説明する。
るとスラブ表面癖発生の原因となり、またNiは1.0
%を越えて含有させてもより一層の改善効果が現われず
、したがって1.0%を越えた含有量は経済的ぜなく、
Vにあっては、その含有量が0.10%を越えると籾性
が低下し、さらにCrおよびNbにおいては、その含有
量がそれぞれCr:0.90%、Nb:0.05%を越
えると溶接性が劣化するようになることから、それぞれ
の含有量を、Cu:0.08〜0.50%、Ni:0.
05〜1.0%、Cr:0.05〜0.90%、V:0
.005%〜0.10%、およびNb:0.005%〜
0.05%と定めた。つぎに、この発明の圧延鋼材を実
施例により比較例と対比しながら説明する。
実施例
それぞれ第1表に示される成分組成をもった溶鋼を溶製
し、鋳造し、鍛造して厚さ:20仇凧および22仇舷の
いずれかのスラブとした後、このスラブに同じく第1表
に示される条件で熱間圧延を施して板厚:low岬の熱
庚匡板とし、この結果の熱延板に対して、それぞれ‘a
’900℃に1時間保持の競ならし(第1表にはNで表
示)、‘bー900qoに1時間保持の燐ならし後、筋
び0に1虫時間保持して炉冷の応力除去暁鈍(第1表に
はN+SRで表示)、【c}90ぴCに1時間保持の嫌
ならQ 聡 蟻 S 船 蛾 し後、65000に1時間保持して空冷の暁もどし(第
1表にはN十Tで表示)のうちのいずれかの熱処理を施
すことによって、本発明鋼板1〜34および比較鋼板1
〜6をそれぞれ製造した。
し、鋳造し、鍛造して厚さ:20仇凧および22仇舷の
いずれかのスラブとした後、このスラブに同じく第1表
に示される条件で熱間圧延を施して板厚:low岬の熱
庚匡板とし、この結果の熱延板に対して、それぞれ‘a
’900℃に1時間保持の競ならし(第1表にはNで表
示)、‘bー900qoに1時間保持の燐ならし後、筋
び0に1虫時間保持して炉冷の応力除去暁鈍(第1表に
はN+SRで表示)、【c}90ぴCに1時間保持の嫌
ならQ 聡 蟻 S 船 蛾 し後、65000に1時間保持して空冷の暁もどし(第
1表にはN十Tで表示)のうちのいずれかの熱処理を施
すことによって、本発明鋼板1〜34および比較鋼板1
〜6をそれぞれ製造した。
なお、比較鋼板1〜6はおずれもB成分(※印表示)を
含有せず、かつ比較鋼板3,4はMo(同じく※印表示
)も含有しないものである。つぎに、この結果得られた
本発明鋼板1〜34および比較鋼板1〜6について、引
狼試験(直径6肌?x平行部長さ30側帆の謎片使用)
および衝肇試験(1仇奴ロ×2肋Vノッチ試片使用)を
行ない、また、溶接入熱:700A×40V×32肌/
min(5雑J/■)の条件で溶接試験を行なって溶接
継手部のボンドの鞠性(衝撃値)を測定し、さらにJI
S・Z 3158に則した斜めY形熔接われ試験(入熱
:17000J/仇、水素量:38cc/100g)を
行ない、Y関先拘束われ防止子熱温度を測定した。これ
らの試験結果を第2表にまとめて示した。第2表に示さ
れる結果から、本発明鋼板1〜34第 2 表 は、いずれも高強度および高鋤性を有し、かつ溶酸性に
もすぐれたものであるのに対して、BあるいはBとMo
を含有しない比較鋼板1〜6は、本発明鋼板とほぼ同じ
高強度を有するものの、級性および溶接性の点で著しく
劣ったものになっている。
含有せず、かつ比較鋼板3,4はMo(同じく※印表示
)も含有しないものである。つぎに、この結果得られた
本発明鋼板1〜34および比較鋼板1〜6について、引
狼試験(直径6肌?x平行部長さ30側帆の謎片使用)
および衝肇試験(1仇奴ロ×2肋Vノッチ試片使用)を
行ない、また、溶接入熱:700A×40V×32肌/
min(5雑J/■)の条件で溶接試験を行なって溶接
継手部のボンドの鞠性(衝撃値)を測定し、さらにJI
S・Z 3158に則した斜めY形熔接われ試験(入熱
:17000J/仇、水素量:38cc/100g)を
行ない、Y関先拘束われ防止子熱温度を測定した。これ
らの試験結果を第2表にまとめて示した。第2表に示さ
れる結果から、本発明鋼板1〜34第 2 表 は、いずれも高強度および高鋤性を有し、かつ溶酸性に
もすぐれたものであるのに対して、BあるいはBとMo
を含有しない比較鋼板1〜6は、本発明鋼板とほぼ同じ
高強度を有するものの、級性および溶接性の点で著しく
劣ったものになっている。
また、第3図に示した本発明鋼板1および第4図に示し
た本発明鋼板2と、第5図に示した比較鋼板1および第
6図に示しした比較鋼板2の顕微鏡組織写真(10ぴ苦
)からも明らかなように、本発明鋼板1,2では微細な
擬似バーラィトが存在する組織となっているのに対して
、比較鋼板1.2では層状パーラィトか存在しない組織
となっており、かかる組織上の違いによって上記の通り
の顕著な特性上の差が現われるようになることが理解さ
れる。
た本発明鋼板2と、第5図に示した比較鋼板1および第
6図に示しした比較鋼板2の顕微鏡組織写真(10ぴ苦
)からも明らかなように、本発明鋼板1,2では微細な
擬似バーラィトが存在する組織となっているのに対して
、比較鋼板1.2では層状パーラィトか存在しない組織
となっており、かかる組織上の違いによって上記の通り
の顕著な特性上の差が現われるようになることが理解さ
れる。
上述のように、この発明の圧延鋼材は、高強度、高轍性
、およびすぐれた溶接性を有するので、これらの特性が
要求される圧力容器の製造に使用した場合に、この庄溶
容器はきわめて長期に亘つてすぐれた性能を安定的に発
揮するようになるなど工業上有用な特性を有するもので
あるる。
、およびすぐれた溶接性を有するので、これらの特性が
要求される圧力容器の製造に使用した場合に、この庄溶
容器はきわめて長期に亘つてすぐれた性能を安定的に発
揮するようになるなど工業上有用な特性を有するもので
あるる。
第1図および第2図は、本発明圧延鋼材と比較圧延鋼材
に関し、齢ならし状態、および燐ならし十応力除去焼鈍
状態での機械的性質とC含有革との関係を示した図、第
3図および第4図は本発明鋼板の顕微鏡による金属組織
を示した写真部、第5図および第6図は批鮫鋼板の顕微
鏡による金属組織を示した写真図である。 第6図 多l図 第3図 努ム図 第2図 第5図
に関し、齢ならし状態、および燐ならし十応力除去焼鈍
状態での機械的性質とC含有革との関係を示した図、第
3図および第4図は本発明鋼板の顕微鏡による金属組織
を示した写真部、第5図および第6図は批鮫鋼板の顕微
鏡による金属組織を示した写真図である。 第6図 多l図 第3図 努ム図 第2図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.13〜0.30%、Si:0.1〜1.0
%、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.03〜0.3
5%、B:0.00015〜0.0009%(1.5p
pm〜9ppm)、sol.Al:0.005〜0.1
0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、
N:0.015%以下、O:0.010%以下を含有し
、残りがFeと上記以外の不可避不純物からなる組成(
以上重量%)を有し、かつ主としてフエライトと微細な
擬似バーライトからなる組織を有することを特徴とする
圧力容器用高強度靭性圧延鋼材。 2 C:0.13〜0.30%、Si:0.1〜1.0
%、Mn:0.5〜2.0%、Mo:0.03〜0.3
5%、B:0.00015〜0.0009%(1.5p
pm〜9ppm)、sol.Al:0.005〜0.1
0%、P:0.020%以下、S:0.010%以下、
N:0.015%以下、O:0.010%以下を含有し
、さらに、Cu:0.08〜0.50%、Ni:0.0
5〜1.0%、Cr:0.05〜0.90%、V:0.
005〜0.10%、およびNb:0.005〜0.0
5%、のうちの1種または2種以上を含有し、残りがF
eと上記以外の不可避不純物からなる組成(以上重量%
)を有し、かつ主としてフエライトと微細な擬似バーラ
イトからなる組織を有することを特徴とする圧力容器用
高強度高靭性圧延鋼材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9740481A JPS6035981B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 圧力容器用高強度高靭性圧延鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9740481A JPS6035981B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 圧力容器用高強度高靭性圧延鋼材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581059A JPS581059A (ja) | 1983-01-06 |
| JPS6035981B2 true JPS6035981B2 (ja) | 1985-08-17 |
Family
ID=14191564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9740481A Expired JPS6035981B2 (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 圧力容器用高強度高靭性圧延鋼材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035981B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS6050116A (ja) * | 1983-08-27 | 1985-03-19 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 大入熱溶接用極低窒素高張力鋼の製造方法 |
| JPS60204863A (ja) * | 1984-03-28 | 1985-10-16 | Kobe Steel Ltd | 大入熱溶接構造用鋼 |
| JPS6134162A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-18 | Kobe Steel Ltd | 金型用プレハードン鋼の製造方法 |
| JPS61139647A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-26 | Kawasaki Steel Corp | 溶接性の優れた低炭素極厚鋼板 |
| JPH0625393B2 (ja) * | 1985-02-25 | 1994-04-06 | 新日本製鐵株式会社 | 高温高圧用耐水素低合金鋼 |
| JPS61204353A (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-10 | Nippon Steel Corp | 温間鍛造のままで優れた強度靭性を有する鋼材 |
| JPS61204352A (ja) * | 1985-03-07 | 1986-09-10 | Nippon Steel Corp | 温間鍛造ままの高強度非調質鋼材 |
| JPS61270354A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-11-29 | Kawasaki Steel Corp | 高靭性溶接用鋼 |
| DE3837400C2 (de) * | 1988-11-01 | 1995-02-23 | Mannesmann Ag | Verfahren zur Herstellung nahtloser Druckbehälter |
| US6758919B2 (en) * | 1998-01-23 | 2004-07-06 | Columbus Steel Castings Co. | Cast steel composition for railway components |
| KR101253852B1 (ko) * | 2009-08-04 | 2013-04-12 | 주식회사 포스코 | 고인성 비조질 압연재, 신선재 및 그 제조방법 |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9740481A patent/JPS6035981B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581059A (ja) | 1983-01-06 |
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