JPS6045419B2 - 軟x線リソグラフイ−用マスクおよびその製造法 - Google Patents
軟x線リソグラフイ−用マスクおよびその製造法Info
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- JPS6045419B2 JPS6045419B2 JP52154430A JP15443077A JPS6045419B2 JP S6045419 B2 JPS6045419 B2 JP S6045419B2 JP 52154430 A JP52154430 A JP 52154430A JP 15443077 A JP15443077 A JP 15443077A JP S6045419 B2 JPS6045419 B2 JP S6045419B2
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- resin film
- image pattern
- ray
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軟X線製版システム、軟X線リンクグラフィ
ーに使用するマスク構造体、特に軟X線吸収物質からな
る画像パターンをその支持膜である可視光線に透明な樹
脂膜中に埋め込むことにより可視光線によるマスクアラ
イメント(マスクの版材に対する整合、位置合せ)が可
能でありサブミクロン画像の再現性に優れたマスク構造
体、およびその製造法に関する。
ーに使用するマスク構造体、特に軟X線吸収物質からな
る画像パターンをその支持膜である可視光線に透明な樹
脂膜中に埋め込むことにより可視光線によるマスクアラ
イメント(マスクの版材に対する整合、位置合せ)が可
能でありサブミクロン画像の再現性に優れたマスク構造
体、およびその製造法に関する。
軟X線リングラフィーは、本質的に高解像性を有するた
め、サブミクロン画像の複写が要求される電子回路素子
等の製造に広く利用されることが期待され、事実いくつ
かの提案がなされている(たとえほ特公昭51−415
51号、特公昭51−42469号、特公昭51−42
47吋各公報)。
め、サブミクロン画像の複写が要求される電子回路素子
等の製造に広く利用されることが期待され、事実いくつ
かの提案がなされている(たとえほ特公昭51−415
51号、特公昭51−42469号、特公昭51−42
47吋各公報)。
しかし、軟X線リングラフィーの実用化のためには、解
決すべき重要な問題が二つある。その一つはマスクアラ
イメントを如何にして行うかということであり、他は軟
X線マスクとして如何なるものを用いるか、ということ
である。従来このような軟X線マスクとしては、支持枠
ないし支持部材に固定された軟X線透過性の支持膜上に
Au,Pt等の軟X線吸収性の画像パターンを形成した
ものが用いられて来た。
決すべき重要な問題が二つある。その一つはマスクアラ
イメントを如何にして行うかということであり、他は軟
X線マスクとして如何なるものを用いるか、ということ
である。従来このような軟X線マスクとしては、支持枠
ないし支持部材に固定された軟X線透過性の支持膜上に
Au,Pt等の軟X線吸収性の画像パターンを形成した
ものが用いられて来た。
そしてこの支持膜材料としては、Si,Si3N4等の
無機材料の薄,膜あるいはポリエチレンテレフタレート
(デュポン社登録商標1マイラーj)、ポリアミド等の
高分子フィルムが知られている。上記支持膜中、Si膜
は、構造の熱的安定性、高品質材料の入手の容易さ、加
工性が良好である等!の利点を有するが、可視光に対し
て透過性が悪いので、マスクアライメントに際しても軟
X線を用いる必要が生ずる。
無機材料の薄,膜あるいはポリエチレンテレフタレート
(デュポン社登録商標1マイラーj)、ポリアミド等の
高分子フィルムが知られている。上記支持膜中、Si膜
は、構造の熱的安定性、高品質材料の入手の容易さ、加
工性が良好である等!の利点を有するが、可視光に対し
て透過性が悪いので、マスクアライメントに際しても軟
X線を用いる必要が生ずる。
しかし、マスクアライメントに際しても軟X線が要求さ
れることは、軟X線リングラフィーのシステム全体が複
雑化し、装置も3高価になり、結局軟X線リングラフィ
ーの大きな利点であるサブミクロン画像を高精度に簡易
なシステムで転写できるという特徴を減するものである
。すなわち、Si膜には、簡易な可視光線を用いおて光
学的にマスクアライメントを行えない難点5がある。ま
たSi3N4膜は、可視光に対して透明ではあるが非常
にもろく、緊張した強い膜を得るのが困難であるという
欠点がある。
れることは、軟X線リングラフィーのシステム全体が複
雑化し、装置も3高価になり、結局軟X線リングラフィ
ーの大きな利点であるサブミクロン画像を高精度に簡易
なシステムで転写できるという特徴を減するものである
。すなわち、Si膜には、簡易な可視光線を用いおて光
学的にマスクアライメントを行えない難点5がある。ま
たSi3N4膜は、可視光に対して透明ではあるが非常
にもろく、緊張した強い膜を得るのが困難であるという
欠点がある。
一方マイラ−フィルム、ポリアミドフィルム等イからな
る樹脂膜は、比較的強く、また可視光に対して透明であ
る利点を持つている。
る樹脂膜は、比較的強く、また可視光に対して透明であ
る利点を持つている。
しかし、従来技術においては、要求されるような薄膜(
たとえぱ2〜3μm程度)を緊張した状態で支持枠に固
定するのが困難であるという難点がある。 また、従来
のマスクにおいては、支持膜として、上記したような無
機材料の薄膜を用いるにしろ、樹脂薄膜を用いるにしろ
、このような支持膜を形成後に、Au,Pt等の画像パ
ターンが形成され、支持膜上に突出している為、これら
画像パターンが擦過等により損傷し易く、また画像パタ
ーン周囲にゴミが付着するなどして、サブミクロン画像
の再現性を低下する難点がある。
たとえぱ2〜3μm程度)を緊張した状態で支持枠に固
定するのが困難であるという難点がある。 また、従来
のマスクにおいては、支持膜として、上記したような無
機材料の薄膜を用いるにしろ、樹脂薄膜を用いるにしろ
、このような支持膜を形成後に、Au,Pt等の画像パ
ターンが形成され、支持膜上に突出している為、これら
画像パターンが擦過等により損傷し易く、また画像パタ
ーン周囲にゴミが付着するなどして、サブミクロン画像
の再現性を低下する難点がある。
フ 本発明は、上述した従来の軟X線マスク構造体およ
びその製造法の欠点を、樹脂膜の特性を利用して画像パ
ターンを埋設させることにより解決し、またそのような
構造を与える合理的な製造法を与えんとするものである
。
びその製造法の欠点を、樹脂膜の特性を利用して画像パ
ターンを埋設させることにより解決し、またそのような
構造を与える合理的な製造法を与えんとするものである
。
すなわち本発明の軟・X線マスク構造体は、軟X線なら
びに可視光線に対して透明な緊張した樹脂膜と、該樹脂
膜を支持する支持部材と、該樹脂膜の一面に埋め込まれ
た軟X線吸収物質の薄膜からなる画像パターンとを含む
ことを特徴とするものてある。また本発明の軟X線マス
ク構造体の製造法は、下記の工程を含むことを特徴とす
るものてある。a無機質基板上に軟X線吸収物質の薄層
からな る画像パターンを形成する工程。
びに可視光線に対して透明な緊張した樹脂膜と、該樹脂
膜を支持する支持部材と、該樹脂膜の一面に埋め込まれ
た軟X線吸収物質の薄膜からなる画像パターンとを含む
ことを特徴とするものてある。また本発明の軟X線マス
ク構造体の製造法は、下記の工程を含むことを特徴とす
るものてある。a無機質基板上に軟X線吸収物質の薄層
からな る画像パターンを形成する工程。
b前記画像パターンを覆つて無機質基板上に、 軟X線
ならびに可視光線に対して透明な樹脂膜 を形成する工
程、およびc前記無機質基板の平面方向の少くとも一部
を 画像パターンを設けた面と逆の面から加工し て、
厚み方向にその少くとも一部を除去して軟X線透過性と
する工程。
ならびに可視光線に対して透明な樹脂膜 を形成する工
程、およびc前記無機質基板の平面方向の少くとも一部
を 画像パターンを設けた面と逆の面から加工し て、
厚み方向にその少くとも一部を除去して軟X線透過性と
する工程。
以下、図面を参照しつつ本発明を更に詳細に説明する
。 第1図は本発明のマスク構造体の一例であり、第2
図〜第4図は他の例の断面図である。
。 第1図は本発明のマスク構造体の一例であり、第2
図〜第4図は他の例の断面図である。
第1図に従い、軟X線ならびに可視光線に対して透明な
緊張した樹脂膜1の一面には、軟X線吸収物質の薄層か
らなる画像パターンすなわち軟X線吸収パターン2およ
び可視光線吸収物質からなるアライメントパターン3が
埋め込まれており、樹脂膜1′( はまたその軟X線吸
収パターン2等を埋め込んだ面の一部において、通常は
枠状である支持部材4ないし5(この例では4はシリコ
ン、5は酸化シリコン)に固定されている。第2図は樹
脂膜1が欧X線吸収パターン2を設けた面の反対側の面
において支持部材4aにの例では金属)に固定されてい
る例;第3図は、第1図の例において、支持膜1の軟X
線吸収パターン2およびアライメントパターン3を設け
た面に、軟X線透過材料(この例ではシリコン)からな
る薄膜6を付着させた例;第4図は第3図の例において
、アライメントパターンの存在する部分から薄膜6を除
き、軟X線吸収パターン2の存在する部分にのみ薄膜6
″を残した例;をそれぞれ示す。以下に本発明の軟X線
マスク構造体の製造法なノらびに各部の材質等について
述べる。
緊張した樹脂膜1の一面には、軟X線吸収物質の薄層か
らなる画像パターンすなわち軟X線吸収パターン2およ
び可視光線吸収物質からなるアライメントパターン3が
埋め込まれており、樹脂膜1′( はまたその軟X線吸
収パターン2等を埋め込んだ面の一部において、通常は
枠状である支持部材4ないし5(この例では4はシリコ
ン、5は酸化シリコン)に固定されている。第2図は樹
脂膜1が欧X線吸収パターン2を設けた面の反対側の面
において支持部材4aにの例では金属)に固定されてい
る例;第3図は、第1図の例において、支持膜1の軟X
線吸収パターン2およびアライメントパターン3を設け
た面に、軟X線透過材料(この例ではシリコン)からな
る薄膜6を付着させた例;第4図は第3図の例において
、アライメントパターンの存在する部分から薄膜6を除
き、軟X線吸収パターン2の存在する部分にのみ薄膜6
″を残した例;をそれぞれ示す。以下に本発明の軟X線
マスク構造体の製造法なノらびに各部の材質等について
述べる。
たとえは第1図のマスク構造体は次のようにして得られ
る。
る。
第5図に示すように、シリコン、ガラスその他熱膨張係
数の小さい無機質材料からなり、必要に応じて研摩する
ことにより平滑な表面を有する基板4(図示の特定例で
は熱酸化シリコン酸化膜5を裏面に有するシリコン基板
)上に、Au,Pt,Ta等の軟X線吸収パターン2お
よび、Cr,Nj,Au,Pt,Ta等の可視光線吸収
材料からなるアライメントパターン3を、たとえば電子
線製版システム、ドライエッチングあるいはリフトオフ
法等、常法に従つてたとえば厚み0.3〜1.0μmに
形成する。
数の小さい無機質材料からなり、必要に応じて研摩する
ことにより平滑な表面を有する基板4(図示の特定例で
は熱酸化シリコン酸化膜5を裏面に有するシリコン基板
)上に、Au,Pt,Ta等の軟X線吸収パターン2お
よび、Cr,Nj,Au,Pt,Ta等の可視光線吸収
材料からなるアライメントパターン3を、たとえば電子
線製版システム、ドライエッチングあるいはリフトオフ
法等、常法に従つてたとえば厚み0.3〜1.0μmに
形成する。
次いで第6図に示すように軟X線吸収パターン2等を覆
つで樹脂膜4を、塗布あるいは加熱貼着、好ましくは熱
可塑性樹脂の溶液あるいは熱硬化性樹脂の前駆体溶液の
塗布・乾燥ならびに必要なら基板4上で硬化させぬ方法
、によりたとえば厚み0.5〜5.0pmの樹脂膜を一
様に形成する。図面には、樹脂膜表面に凹凸がある如く
に表示してあるが、これは必ずしも必要でなく、表面が
平滑の場合ももちろんある。使用する樹脂に要求される
特性は次のようなものである。イ 軟X線および可視光
線に対して透明であること、口 耐熱性(たとえば20
0℃までの温度で樹脂膜の変質および変形を起さないこ
と)および耐薬品性(耐アルカリ性または耐酸性)に優
れること、ハ 緊張した薄膜を形成可能なこと。
つで樹脂膜4を、塗布あるいは加熱貼着、好ましくは熱
可塑性樹脂の溶液あるいは熱硬化性樹脂の前駆体溶液の
塗布・乾燥ならびに必要なら基板4上で硬化させぬ方法
、によりたとえば厚み0.5〜5.0pmの樹脂膜を一
様に形成する。図面には、樹脂膜表面に凹凸がある如く
に表示してあるが、これは必ずしも必要でなく、表面が
平滑の場合ももちろんある。使用する樹脂に要求される
特性は次のようなものである。イ 軟X線および可視光
線に対して透明であること、口 耐熱性(たとえば20
0℃までの温度で樹脂膜の変質および変形を起さないこ
と)および耐薬品性(耐アルカリ性または耐酸性)に優
れること、ハ 緊張した薄膜を形成可能なこと。
このような性質を有し、特に好適な樹脂としてはポリイ
ミド、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
ミド、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
次いで第6図の構造体の基板4の一部を支持部材として
残しながら、軟X線吸収パターン2およびアライメント
パターン3に相当する部分の基板4を腐食除去すること
により、第1図の構造体が得られる。
残しながら、軟X線吸収パターン2およびアライメント
パターン3に相当する部分の基板4を腐食除去すること
により、第1図の構造体が得られる。
腐食液としては、基板の無機材料を腐食溶解するが、軟
X線吸収パターンおよびアライメントパターンならびに
樹脂膜を腐食しないものが用いられる。このような腐食
液としては、例えば、弗酸、硝酸、エチレンジアミン、
ピロカテコール・水混液、カセイソーダ、カセイカリ等
の溶液を必要に応じて加熱して用いる。また第2図の構
造体を得た時点で第7図に示すように樹脂膜の一部に金
属等の支持部材を接着剤を用いて、あるいは樹脂膜の加
熱溶融により固着し、その後支持基板の全面を腐食除去
することにより、第2図の構造体が得られる。
X線吸収パターンおよびアライメントパターンならびに
樹脂膜を腐食しないものが用いられる。このような腐食
液としては、例えば、弗酸、硝酸、エチレンジアミン、
ピロカテコール・水混液、カセイソーダ、カセイカリ等
の溶液を必要に応じて加熱して用いる。また第2図の構
造体を得た時点で第7図に示すように樹脂膜の一部に金
属等の支持部材を接着剤を用いて、あるいは樹脂膜の加
熱溶融により固着し、その後支持基板の全面を腐食除去
することにより、第2図の構造体が得られる。
このようにして得られたマスク構造体の樹脂からなる単
層支持膜2は軟X線ならびに可視光線に対して透過性を
有する。
層支持膜2は軟X線ならびに可視光線に対して透過性を
有する。
たとえば厚み1pmのポリイミド樹脂膜は、e線(54
6TnI!L)ならびにAlKα線(8、34A)に対
してそれぞれ約85%の透過率を示す。また上記第1図
の構造体を得る方法において、樹脂基板の腐食除去を一
部に止めて、軟X線透過性のたとえば約0.5〜5μm
程度の薄膜6として・残すことにより第3図の構造体が
得られる(なお中間支持部材4bは特に設けなくてもよ
い)。
6TnI!L)ならびにAlKα線(8、34A)に対
してそれぞれ約85%の透過率を示す。また上記第1図
の構造体を得る方法において、樹脂基板の腐食除去を一
部に止めて、軟X線透過性のたとえば約0.5〜5μm
程度の薄膜6として・残すことにより第3図の構造体が
得られる(なお中間支持部材4bは特に設けなくてもよ
い)。
この際、このような無機質薄膜(たとえばシリコン)の
厚みを効果的に制御するためには、特公昭51−424
印号公報に記載されているように軟X線吸収パターン2
等を形成する前に、基板面にその構成する無機材料の構
成元素(たとえばSl)と異なる共有結合半径を有する
元素、(たとえばホウ素、ヒ素、ガリウム、アンチモン
、アルミニウム等)を所要厚みまて拡散しておくことが
確実てあ5り好ましい。この際、腐食液としてはエチレ
ンジアミン、ピロカテコール、水が特に好ましい。この
ようにして得られた、無機質薄膜4と樹脂膜2の積層膜
は、軟X線に対して透明となる。たとえば、厚み1μm
のポリイミド膜と厚み2μmθのシリコン膜の積層膜は
、軟X線(たとえばAlKα線)に対して約65%の透
過率を有する。上記で得られた第3図の構造体は、軟X
線を用いてアライメントを行えば、そのままマスク構造
体として用いることができる。しかし、可視光線を用い
てアライメントを行うためには、無機質薄膜4のアライ
メントパターンと接する部分を更に腐食除去することが
好ましい。このようにして得られた第4図のマスク構造
体は、支持膜の主たる部分を占める軟X線吸収パターン
を設けた部分が積層膜となつているため、第1図のマス
ク構造体に比べて構造的に竪固である利点がある。上述
したように本発明の軟X線マスク構造体ならびにその製
造法においては、本質的に吸収パターン等の基板から樹
脂膜への転写という方法をとることにより次のような利
点が得られる。
厚みを効果的に制御するためには、特公昭51−424
印号公報に記載されているように軟X線吸収パターン2
等を形成する前に、基板面にその構成する無機材料の構
成元素(たとえばSl)と異なる共有結合半径を有する
元素、(たとえばホウ素、ヒ素、ガリウム、アンチモン
、アルミニウム等)を所要厚みまて拡散しておくことが
確実てあ5り好ましい。この際、腐食液としてはエチレ
ンジアミン、ピロカテコール、水が特に好ましい。この
ようにして得られた、無機質薄膜4と樹脂膜2の積層膜
は、軟X線に対して透明となる。たとえば、厚み1μm
のポリイミド膜と厚み2μmθのシリコン膜の積層膜は
、軟X線(たとえばAlKα線)に対して約65%の透
過率を有する。上記で得られた第3図の構造体は、軟X
線を用いてアライメントを行えば、そのままマスク構造
体として用いることができる。しかし、可視光線を用い
てアライメントを行うためには、無機質薄膜4のアライ
メントパターンと接する部分を更に腐食除去することが
好ましい。このようにして得られた第4図のマスク構造
体は、支持膜の主たる部分を占める軟X線吸収パターン
を設けた部分が積層膜となつているため、第1図のマス
ク構造体に比べて構造的に竪固である利点がある。上述
したように本発明の軟X線マスク構造体ならびにその製
造法においては、本質的に吸収パターン等の基板から樹
脂膜への転写という方法をとることにより次のような利
点が得られる。
1強度的に優れ、緊張した樹脂支持膜が容易に得られ、
2軟X線吸収パターンが予め無機質基板上で形成できる
ため、スパッタエッチング等のドライエッチングによる
高精度で厚い吸収体パターンの加工が容易であり、直接
樹脂膜上に形成する楊合に比べて、位置精度、寸法精度
に優れる。
2軟X線吸収パターンが予め無機質基板上で形成できる
ため、スパッタエッチング等のドライエッチングによる
高精度で厚い吸収体パターンの加工が容易であり、直接
樹脂膜上に形成する楊合に比べて、位置精度、寸法精度
に優れる。
3軟X線吸収パターン全面あるいは必要部分において、
可視光線に対し透明であるため、アライメントが容易で
ある。
可視光線に対し透明であるため、アライメントが容易で
ある。
4吸収パターンが支持膜上に突出していない為、擦過等
あるいはゴミの付着等のおそれが殆んどなく、画像再現
性に優れる。
あるいはゴミの付着等のおそれが殆んどなく、画像再現
性に優れる。
5従来の樹脂膜形成法に比べて、膜厚の制御が容易であ
り、軟X線の種類を考慮しながら最適なマスク構造体を
選択し形成できる。
り、軟X線の種類を考慮しながら最適なマスク構造体を
選択し形成できる。
以下実施例により更に具体的な本発明を説明する。
実施例1
第5図に示すように、裏面に厚さ0.3μmの熱酸化シ
リコン酸化膜5を有する厚さ280pmのシリコンウェ
ハ2上に、通常の真空蒸着法により厚さ0.3μmの金
を0.02μmのクロムを下地として蒸着した。
リコン酸化膜5を有する厚さ280pmのシリコンウェ
ハ2上に、通常の真空蒸着法により厚さ0.3μmの金
を0.02μmのクロムを下地として蒸着した。
続いて通常の電子線製版システムおよjびドライエッチ
ング法によりパターン化し、軟X線吸収パターン2およ
びアライメントパターン3を設けた。次に、ポリイミド
樹脂前駆体液を回転塗布法により軟X線吸収パターン2
等を覆つてシリコンウェハ上に塗布し、徐々に加熱しな
がら・300′Cで1時間保持し熱硬化させて厚み1μ
mのポリイミド樹脂膜を得た(第6図)。次にシリコン
酸化膜を通常のバッファHF溶液でパターン2および3
に相当する部分のみ除去して窓開けを行い、更に残るシ
リコン酸化膜をレジスト膜としてパターン2および3に
相当する部分のシリコンを裏面より、110℃のエチレ
ンジアミン・ピロカテコール・水の1:5:2混液によ
り腐食除去した。
ング法によりパターン化し、軟X線吸収パターン2およ
びアライメントパターン3を設けた。次に、ポリイミド
樹脂前駆体液を回転塗布法により軟X線吸収パターン2
等を覆つてシリコンウェハ上に塗布し、徐々に加熱しな
がら・300′Cで1時間保持し熱硬化させて厚み1μ
mのポリイミド樹脂膜を得た(第6図)。次にシリコン
酸化膜を通常のバッファHF溶液でパターン2および3
に相当する部分のみ除去して窓開けを行い、更に残るシ
リコン酸化膜をレジスト膜としてパターン2および3に
相当する部分のシリコンを裏面より、110℃のエチレ
ンジアミン・ピロカテコール・水の1:5:2混液によ
り腐食除去した。
シリコンは約3.時間で貫通腐食できた。その結果、基
板4上に形成されていた金パターン2および3は、ポリ
イミド樹脂膜1に埋め込み担持され、またポリイミド膜
はシリコン残存する部分4により支持された第1図のご
ときマ)スク構造体が得られた。実施例2 実施例1と同様にして、但し裏面に0.3μmのシリコ
ン酸化膜を有するシリコンウェハーのシリコン面上に1
100℃、3時間の条件にて揮散拡散法・により高濃度
のボロン拡散処理をし、そのボロン拡散面上に金の厚み
を0.35μmとして、第6図に示すような構造体を得
た。
板4上に形成されていた金パターン2および3は、ポリ
イミド樹脂膜1に埋め込み担持され、またポリイミド膜
はシリコン残存する部分4により支持された第1図のご
ときマ)スク構造体が得られた。実施例2 実施例1と同様にして、但し裏面に0.3μmのシリコ
ン酸化膜を有するシリコンウェハーのシリコン面上に1
100℃、3時間の条件にて揮散拡散法・により高濃度
のボロン拡散処理をし、そのボロン拡散面上に金の厚み
を0.35μmとして、第6図に示すような構造体を得
た。
次にシリコン酸化膜の窓開けならびにシリコンの腐食除
去を実施例1と同様の条件で行つたとこ゛ろ腐食はボロ
ン拡散層で停止し、第3図に示すように厚み2μmのシ
リコン膜6を残した構造体を得た。
去を実施例1と同様の条件で行つたとこ゛ろ腐食はボロ
ン拡散層で停止し、第3図に示すように厚み2μmのシ
リコン膜6を残した構造体を得た。
次に、第3図の構造体中のシリコン膜4のアライメント
パターン3と接する部分を硝酸:フツ酸=5:1の腐食
液をもつて除去した。
パターン3と接する部分を硝酸:フツ酸=5:1の腐食
液をもつて除去した。
アライメントパターン3はポリイミド樹脂膜に転写され
た。これにより、吸収パターン2を有するポリイミド膜
部分がシリコン薄膜により補強された第4図に示すよう
な強度的にも優れたマスク構造体が得られた。得られた
マスク構造体のポリイミド樹脂膜単層部の可視光線(e
線)の透過率は約85%であり、またシリコン膜との積
層部における軟X線(AIKα線の透過率は約65%で
あつた。
た。これにより、吸収パターン2を有するポリイミド膜
部分がシリコン薄膜により補強された第4図に示すよう
な強度的にも優れたマスク構造体が得られた。得られた
マスク構造体のポリイミド樹脂膜単層部の可視光線(e
線)の透過率は約85%であり、またシリコン膜との積
層部における軟X線(AIKα線の透過率は約65%で
あつた。
このようにして得られたマスク構造体を用いて第8図に
概略を示すような軟X線製版システムに適用した。
概略を示すような軟X線製版システムに適用した。
すなわち、第8図に示すように、ポリメチルメタリレー
トの軟X線レジスト膜7ならびにアライメントパターン
8を有するシリコン製素子基板9上に、マスク構造体を
そを樹脂膜4を有する面が対向するように重ね、素子基
板のアライメントパターン8とマスクのアライメントパ
ターン3とを可視光線10を用いて光学的にアライメン
トした。スペーサ(図示せず)を介して位置を固定した
後、軟X線(AlKα線:8.34A)11をを照射す
ることによりレジスト画像が得られた。
トの軟X線レジスト膜7ならびにアライメントパターン
8を有するシリコン製素子基板9上に、マスク構造体を
そを樹脂膜4を有する面が対向するように重ね、素子基
板のアライメントパターン8とマスクのアライメントパ
ターン3とを可視光線10を用いて光学的にアライメン
トした。スペーサ(図示せず)を介して位置を固定した
後、軟X線(AlKα線:8.34A)11をを照射す
ることによりレジスト画像が得られた。
第1図〜第4図は、本発明はの軟X線マスク構造体の諸
例の断面図;第5図〜第7図は、本発明の軟X線マスク
構造体の製法法の中間工程を説明するための断面図;第
8図は、本発明の軟X線マスクの構造体を用いて行う軟
X線製版システムの説明図である。 1・・・・・・樹脂膜、2・・・・・・軟X線吸収パタ
ーン、3・・・・アライメントパターン、4・・・・・
・マスク基板または支持部材、6・・・・・・無機質薄
膜、9・・・・・・素子基板、10・・・・・可視光線
、11・・・・・・軟X線。
例の断面図;第5図〜第7図は、本発明の軟X線マスク
構造体の製法法の中間工程を説明するための断面図;第
8図は、本発明の軟X線マスクの構造体を用いて行う軟
X線製版システムの説明図である。 1・・・・・・樹脂膜、2・・・・・・軟X線吸収パタ
ーン、3・・・・アライメントパターン、4・・・・・
・マスク基板または支持部材、6・・・・・・無機質薄
膜、9・・・・・・素子基板、10・・・・・可視光線
、11・・・・・・軟X線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軟X線ならびに可視線に対して透明な緊張した樹脂
膜と、該樹脂膜を支持する支持部材と該樹脂膜の一面に
埋め込まれた軟X線吸収物質の薄層さらなる画像パター
ンとを含むことを特徴とする、軟X線マスク構造体。 2 前記樹脂膜の画像パターンが埋へ込まれた面の少く
とも一部に密着した軟X線に対して透明な無機物質の層
を更に有する上記第1項の軟X線マスク構造体。 3 前記支持部材が、前記樹脂膜の画像パターンが埋め
込まれた面の一部に固着される上記第項または第2項の
軟X線マスク構造体。 4 前記支持部材が前記樹脂膜の画像パターンが埋め込
まれた面の一部に固着され、かつ前記無機物質層と一体
である上記第2項の軟X線マスク構造体。 5 前記支持部材が、前記樹脂膜の画像パターンが埋め
込まれた面と逆の面に固着される上記第1項または第2
項の軟X線マスク構造体。 6 前記無機物質層が樹脂膜の画像パターンを埋め込も
だ部分を含む帯域にのみ設けられる上記第2項ないし第
5項にいずれかの軟X線マスク構造体。 7 下記の工程を含むことを特徴とする軟X線マスク構
造体の製造方法。 a 無機質基板上に軟X線吸収物質の薄層からなる画像
パターンを形成する工程。 b 前記画像パターンを覆つて無機質基板上に、軟X線
ならびに可視光線に対して透明な樹脂膜を形成する工程
、およびc 前記無機質基板の平面方向の少くとも一部
を画像パターンを設けた面と逆の面から加工して、厚み
方向にその少くとも一部を除去して軟X線透過性とする
工程。 8 前記工程c)において、無機質基板の平面方向の一
部を除去して、残部を前記樹脂膜の支持部材として残す
上記第7項の方法。 9 前記工程b)とc)の間に、前記樹脂膜の無機質基
板と接する面と逆の面の一部に支持部材を固着する工程
を含む上記第7項の方法。 10 前記工程c)において無機質基板の除去を厚み方
向の一部に止め、該無機質基板の画像パターンを設けた
部分以外の平面方向部分の一部をほぼ実質的に全て除去
し、その部分を可視光透過性とする工程を更に含む上記
第7項の方法。 11 前記工程c)における無機質基板の除去が腐食除
去により行われる上記第7項ないし第10項のいずれか
の方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52154430A JPS6045419B2 (ja) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | 軟x線リソグラフイ−用マスクおよびその製造法 |
| JP61191946A JPS62155518A (ja) | 1977-12-23 | 1986-08-15 | 軟x線リソグラフイ−用マスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52154430A JPS6045419B2 (ja) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | 軟x線リソグラフイ−用マスクおよびその製造法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61191946A Division JPS62155518A (ja) | 1977-12-23 | 1986-08-15 | 軟x線リソグラフイ−用マスク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5487223A JPS5487223A (en) | 1979-07-11 |
| JPS6045419B2 true JPS6045419B2 (ja) | 1985-10-09 |
Family
ID=15583999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52154430A Expired JPS6045419B2 (ja) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | 軟x線リソグラフイ−用マスクおよびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6045419B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5552442A (en) * | 1978-10-12 | 1980-04-16 | Tsuonguraato Mejiei Tanatsui E | Universal building frame construction |
| JPS5679809A (en) * | 1979-12-03 | 1981-06-30 | Furukawa Electric Co Ltd | Cooling medium amount control device for cooling tank |
| JPS5893054A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-02 | Hitachi Ltd | X線転写用マスク |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS528536Y2 (ja) * | 1975-04-07 | 1977-02-23 | ||
| JPS5279069U (ja) * | 1975-12-09 | 1977-06-13 | ||
| JPS52139375A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-21 | Toshiba Corp | Mask for x-ray exposure |
| US4037111A (en) * | 1976-06-08 | 1977-07-19 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Mask structures for X-ray lithography |
-
1977
- 1977-12-23 JP JP52154430A patent/JPS6045419B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5487223A (en) | 1979-07-11 |
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