JPS6045876B2 - 2−ヒドロキシ−5−ペンチルテトラヒドロフランの製法 - Google Patents

2−ヒドロキシ−5−ペンチルテトラヒドロフランの製法

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JPS6045876B2
JPS6045876B2 JP54170296A JP17029679A JPS6045876B2 JP S6045876 B2 JPS6045876 B2 JP S6045876B2 JP 54170296 A JP54170296 A JP 54170296A JP 17029679 A JP17029679 A JP 17029679A JP S6045876 B2 JPS6045876 B2 JP S6045876B2
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JP
Japan
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formula
reaction
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hydroxy
pentyltetrahydrofuran
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JP54170296A
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春栄 廖
浩 田村
国雄 湖上
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T Hasegawa Co Ltd
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T Hasegawa Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、西瓜中に発見された従来文献未記載の下記式
田Xへ\x−\ H(1) で表わされる2−ヒドロキシー5−ペンチルテトラヒド
ロフラン(γ−ノナラクトール)の製法に関する。
本発明者等は、西瓜の香気乃至香味成分について研究を
行つてきた。
その結果、西瓜の香気乃至香味成分として従来全く未知
で従来分献未記載の式(1)化合物を西瓜の香気乃至香
味のキー・フレーバーとして、天然の西瓜から抽出分離
することに成功した。更に、上記式(1)で示される化
合物が合成可能であることを発見した。又更に、該式(
1)化合物が、新鮮なグリーン・ノートもしくは甘い新
鮮なグリーン・ノートを有し、果実系およびグリーン系
のユニークな香気乃至香味賦与乃至変調剤として優れた
持続性を有し、斯くて、飲食物(嗜好品を含有する)、
化粧品類、保健、衛生、医薬品類などの広い利用分野に
おいて、優れた持続性香気乃至香味賦与乃至変調剤とし
て有用であることを発見した。同一出願人は、上記式(
1)化合物を包含して、下記式(2)、R、 R(A) 但し式中、Rは水素原子もしくは基R’を表わし、ここ
でR2は、アルキル基、アルケニル基、およびアリール
アルキル基よりなる群からえらばれた基を表わし、そし
てR゛はアルキル基を示フす、で表わされる2−置換−
5−アルキル−テトラヒドロフラン誘導体で示される新
規化合物、その製法及びその用途に関して、すでに特願
昭54−81264号において提案した。
5 本発明者等は、上記提案とは異なる合成方法によつ
て、上記式(2)に包含される前記式(1)化合物を、
容易な操作で、高純度高収率をもつて工業的に有利に製
造できる一別法を発見した。
従つて、本発明は、前記式(1)の新規化合物2ーヒド
ロキシー5−ペンチルーテトラヒドロフランを製造する
別法を提供するにある。
本発明方法によれば、上記式1の2−ヒドロキシー5−
ペンチルテトラヒドロフランは、下記式に従つて、式(
2)の1−デセンー5−オールをオゾンと接触させ、生
成物を還元剤の存在下に還元分解することにより、高純
度、高収率をもつて容易に製造することができる。
上記式(2)の原料1−デセンー5−オールは、例えば
後記図式に示すように、式(3)の1−デセンー5−オ
ンを還元剤と接触せしめることにより形成することがて
き、該式(3)化合物は、例えば式(5)の3−オキソ
オクタン酸アルキルを、塩基の存在下に式(4)のハロ
ゲン化アリルと接触せしめ、更に、けん化および脱炭酸
せしめることにより形成することができる。
上記図式中、R1は低級アルキル基を示し、xはハロゲ
ン原子を示す。
以下、上記図式で示した態様を例に、本発明式(1)化
合物の製造について、さらに詳しく説明する。
上記式(5)の3−オキソオクタン酸アルキルは、例え
ば、塩基の存在下に2−ヘプタノンを炭酸ジアルキルと
反応せしめる公知手法により好収率、好純度で容易に製
造することができ、R1の具体例としては、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルなどの如
きC1〜C6低級アルキル基を例示することができる。
上記式(3)の1−デセンー5−オンは、例えば、該式
(5)の3−オキソオクタン酸アルキルを、塩基の存在
下、上記式(4)のハロゲン化アリルと接触せしめ、更
に、けん化、脱炭酸することにより、容易に好収率で形
成することができる。式(4)化合物と接触せしめる縮
合反応は、たとえば、不活性有機溶媒中、温度約0触〜
約100℃より好ましくは約10〜約30℃程度の温度
において、例えば、約3〜約ω時間の如き条件で行うこ
とができる。該式(4)化合物との縮合反応に用いる塩
基の具体例としては、例えば、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド、ナトリウムプロポキシド、ナト
リウムイソプロポキシド、ナトリウムt−ブトキシド、
カリウムメトキシド、カリウムエトキシド、カリウムt
−ブトキシド、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水
素化リチウム、ナトリウムアミド、カリウムアミド、リ
チウムアミド、ブチルリチウム、リチウムジアルキルア
ミド類等を挙げることができる。
これらの塩基の使用量は、原料の式(5)化合物1モル
に対して約1〜約3モル程度て充分であり、一層好まし
くは、約1〜約1.5モル程度がしばしば採用される。
又、上記縮合反応に用いる式(4)ハロゲン化アリルの
例としては、塩化アリル、臭化アリル、ヨウ化アリルな
どを例示でき、これらの使用量も適宜に選することがで
きる。
原料の式(5)化合物1モルに対して、例えば約1〜約
3モル程度力化ばしば採用される。
更に、上記縮合反応において用いられる不活性有機溶媒
の具体例としては、例えば、メタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、
t−ブチルアルコール、テトラヒドロフラン、エーテル
、1,2ージメトキシエタン、ジオキサン、ベンゼン、
トルエン、キシレン、液体アンモニア、ジメチルスルホ
キシド等を挙げることができる。これらの溶媒は、単独
でも、2種以上併用しても用いることができる。これら
の溶媒の使用量には特別な制約はないが、原料の式(5
)化合物に対して、好ましくは約2〜約10踵量倍x程
度、一層好ましくは、約3〜約1唾量倍程度の使用量を
例示することができる。上述のようにして、式(5)化
合物と式(4)ハロゲン化アリルとを接触させたのち、
常法により、けん化及び脱炭酸反応を行うことができる
例えば、上述のようにして形成される縮合反応生成物を
けん化し、酸の存在下で還流することにより脱炭酸する
ことができる。けん化は例えば、カセイソーダ、カセイ
カリなどの塩基性触媒と接触させ、加水分解することに
より行うことができる。また脱炭酸は、例えば、塩酸酸
性で加熱し、炭酸ガスの発生を認め、それがやむまで、
還流することにより容易に行うことができる。けん化及
ひ脱炭酸反応を行つたのち、例えば、反応生成物を水中
に注入し、中和し、適当な溶媒て抽出し、溶媒層を水洗
し、乾燥後、濃縮することにより、式(3)で表わされ
る1−デセンー5−オンを高収率高純度で得ることがで
きる。更に望むならば、例えば、減圧蒸留やカラムクロ
マト等の手段により、さらに精製することも可能である
。前記式(2)の1−デセンー5−オールは、たとえば
上述のようにして形成できる式(3)1−デセンー5−
オンを、例えば不活性有機溶媒中で、適当な還元剤と接
触せしめることにより好収率且つ好選択率をもつて容易
に行うことができる。
該反応の反応温度は適宜に選択でき、例えば、約−20
〜約100℃程度の温度範囲、より好ましくは約0〜約
30℃程度の反応温度を例示することができる。
反応時間は、反応温度等によつても適宜に変更すること
ができ、例えば、約1〜約加時間程度の反応時間を例示
することができる。上記の還元反応において用いる還元
剤の例としては、水素化アルミニウムリチウム、水素化
ホウ素ナトリウムなどの如き金属水素化物類;アルミニ
ウムイソプロポキシドなどの如き金属アルコラート類:
等を例示することができる。
又、上記不活性有機溶媒の具体例としては、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルア
ルコール、ブタノール、水、エーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、ベンゼン、ヘキサ・ン、石油エーテ
ル、ペンタン等を挙げることができる。これらの溶媒は
、単独でも、2種以上採用して用いることもできる。こ
れらの溶媒の使用量には特別な制約はないが、前記式(
3)化合物に対して約1〜約5唾量倍程度、一層好まし
くは、約2〜約1轍量倍程度の使用量を例示することが
できる。上記反応の終了後、例えば、反応生成物を水中
に注入し、もしくは触媒を除去したあと、適当な溶媒で
抽出し、溶媒層を水洗し、乾燥し、濃縮することにより
、式(2)で表わされる1−デセンー5−オールを高収
率高純度で得ることができる。更に望むならば、減圧蒸
留やカラムクロマト等の手段により、さらに精製するこ
とも可能である。本発明方法に従つて、例えば上述のよ
うにして形成できる上記式(2)化合物をオゾンと接触
させることにより酸化し、生成したオゾニドを還元分解
させる反応は、溶媒の存在下もしくは不存在下に行うこ
とができる。上記オゾンとの接触は低温に於て行うのが
よく、例えば、約−78低〜約+30℃、より好ましく
は、約−78約〜約−30℃の如き低温の反応温度を例
示することができる。
反応時陥も、使用するオゾンの流量や反応温度などによ
つて適宜に変更でき、例えば約10〜約3時間の如き反
応時陥を例示することができる。上記反応に用いるオゾ
ンの使用量も適当に選択することができ、例えば、式(
2)の1−デセンー5ーオール1モルに対して約0.8
〜約1.5モルの如き使用量を例示することができる。
オゾンとの接触を溶媒の存在下で行う態様において利用
する該溶媒の具体例としては、例えば、ペンタン、ヘキ
サン、シクロヘキサン、ベンゼン、四塩化炭素、クロロ
ホルム、二塩化メチレン、塩化メチレン、エーテル、テ
トラヒドロフラン、酢酸エチル、アセトン ニトロメタ
ン、ホルムアルデヒドなどの如き不活性有機溶媒類;例
えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、水などの如き活性溶媒;を例示す
ることができる。
これらの溶媒は単独でも、2種以上採用して用いること
ができる。これらの溶媒の使用量には特別な制約はない
が、前記式(2)化合物に対して約2〜約200重量倍
程度、一層好ましくは、約10〜約3唾量倍程度の使用
量を例示することができる。又、上記還元剤による還元
分解反応において用いられる還元剤の具体例としては、
例えば、亜鉛末、トリフェニルホスフィン、ジメチルス
ルフィド、ヨウ化ナトリウム、硫酸第一鉄、接触水素化
触媒等を挙げることができる。
これらの還元剤の使用量は適宜に選択でき、例えば、前
記式(2)化合物1モルに対して約1〜約40モル程度
て充分であり、一層好ましくは、約1〜約10モルル程
度がしばしば採用される。更に、上記還元分解反応の反
応温度も適宜に選択でき、例えば、約−30〜約十20
℃程度の温度範囲、より好ましくは約−10〜約0℃程
度の反応温度を例示することができる。反応時間は反応
温度等によつても適宜に変更することがてき、例えば、
約1〜約5時間程度の反応時間を例示することができる
。反応終了後、たとえば、反応生成物を水中に注入し、
乾燥し、濃縮することにより、目的の化合物である式(
1)の2−ヒドロキシー5−ペンチルテトラヒドロフラ
ンを高純度、高収率で得ることができる。
更に、望むならば、例えば減圧蒸留、カラムクロマトな
どの手段を利用して、さらに精製することもできる。上
述のようにして得ることのできる式(1)化合物は沸点
約95し〜約98℃/47rfmHg..n芭0=1.
4475の・油状物質であつて、持続性香気乃至香味賦
与乃至変調剤として、きわめて有用である。
該式(1)化合物は、新鮮なグリーンノートもしくは甘
い新鮮なグリーンノートを有し、果実系およびグリーン
系香気乃至香味組成物の成分として優れた持続性及びユ
ニークな香気乃至香味を有する。
斯くして本発明方法で得られる前記式(1)の2ーヒド
ロキシー5−ペンチルーテトラヒドロフランを利用して
、該化合物を有効成分として含有することを特徴とする
持続性香気香味賦与乃至変調“剤が提供できる。更に、
この持続性香気香味賦与乃至変調剤を利用して式(1)
の2−ヒドロキシー5−ペンチルテトラヒドロフランを
香気香味成分として含有することを特徴とする飲食物類
;式(1)の2−ヒドロキシー5−ペンチルテトラヒド
ロフランを香気成分として含有することを特徴とする、
石鹸、洗剤、化粧品類;式(1)の2−ヒドロキシー5
−ペンチルテトラヒドロフランを香気香味成分として含
有することを特徴とする保健、衛生、医薬品類等を提供
することができる。
例えば、ジュース類、果実酒類、乳飲料類、乳酸菌飲料
類、炭酸飲料などの如き飲料類;アイスクリーム類、ア
イスキヤンデー類の如き冷菓類;和・洋菓子類;ジャム
類;パン類;チユーインガム、コーヒー、ココア、紅茶
、お茶などの如き嗜好物;を包含した各種の食品類や各
種インスタント飲料乃至食品類などに、そのユニークな
香気香味を賦与できる適当量を配合した飲食物類を提供
できる。
又、例えば、ジャンプー、ヘアリンス類、ヘアクリーム
類、ポマード、その他の毛髪用化粧料基材;化粧石鹸そ
の他の化粧洗顔基剤などに、そのユニークな香気を附与
できる適当量を配合した化粧品類が提供できる。更に又
、洗濯用洗剤類、消毒用洗剤類、防臭洗浄類その他各種
の保健・衛生用洗剤類;歯みがき、テイツシユ、トイレ
ツトペーパーなどの各種の保健衛生材料類や医薬品類に
、そのユニークな香気香味を賦与できる適当量を配合も
しくは施用した保健・衛生、医薬品を提供できる。
以下、実施例により本発明方法実施の一態様について、
更に詳しく説明する。
参考例1 1−デセンー5−オン〔式(3))の製造反応容器に、
金属ナトリウム5.5g(イ).24モル)及び無水エ
チルアルコール120m1を仕込み、還流下にナトリウ
ムエトキシド(C2H5ONa)を調整する。
次に、3−オキソオクタン酸エチル44f1(0.24
モル)を加え、約80℃の温度で還流させながら約1時
間攪拌反応させる。更に、還流下約4紛間を要して、ア
リルクロリド17.6y(0.23モル)を滴下後、還
流下、さらに約3時間攪拌反応する。反応終了後、冷却
し、生成した食塩の沈澱物を吸引沖過し、沖液を濃縮す
る。次に7.5%水酸化ナトリウム溶液200mLを加
え、還流下、約2時間加水分解する。加水分解後、硫酸
酸性にした後、還流下約1時間を要して脱炭酸する。反
応終了後、反応生成物を中和し、適当な溶媒て抽出する
。抽出液をアルカリ洗浄、水洗、乾燥、濃縮する。得ら
れた残渣を減圧下蒸留することにより、純品の1−デセ
ンー5−オン25q(沸点:95〜109℃/22順H
gl収率;70%)を得る。参考例21−デセンー5−
オール〔式(2))の製造反応容器に、水素化ホウ素ナ
トリウム(NaBH4)7.9f(0.21モル)及び
95%エチルアルコール800m1を仕込む。
次に、水冷下、攪拌しつつ、1−デセンー5−オン42
.5y(0.28モル)のエチルアルコール溶液200
m1を約1時間要して滴下する。滴下後、更に室温で約
2時間攪拌反応する。反応終了後、反応生成物を希塩酸
に注ぎ、適当な溶媒で注出する。抽出液を水洗、乾燥、
濃縮する。得られた残渣を減圧下蒸留することにより、
純品の1−デセンー5−オール37.4y(沸点;70
〜80℃/3wtHg1収率85%)を得る。実施例1
1−デセンー5−オール18.7g(0.12モル)を
含有する塩化メチレン溶液500m1を反応容器に仕込
み、−40メ〜−20℃反応温度において、オゾンガス
を60mt/Hrの割合で3紛間通じて反応させる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)で表わされる
    1−デセン−5−オールをオゾンと接触させ、生成物を
    還元剤の存在下に還元分解することを特徴とする下記式
    (1)▲数式、化学式、表等があります▼(1)で表わ
    される2−ヒドロキシ−5−ペンチルテトラヒドロフラ
    ンの製法。
JP54170296A 1979-12-28 1979-12-28 2−ヒドロキシ−5−ペンチルテトラヒドロフランの製法 Expired JPS6045876B2 (ja)

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