JPS604671Y2 - 流量調整装置 - Google Patents

流量調整装置

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JPS604671Y2
JPS604671Y2 JP9928978U JP9928978U JPS604671Y2 JP S604671 Y2 JPS604671 Y2 JP S604671Y2 JP 9928978 U JP9928978 U JP 9928978U JP 9928978 U JP9928978 U JP 9928978U JP S604671 Y2 JPS604671 Y2 JP S604671Y2
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巌 沖本
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、油路装置によって往復動する旋盤のエプロ
ンや、各種工作機械のテーブルの送り速度を、加工物の
切削状態に合せて1サイクルタイム内で数度に渡って緩
急し得るようにした流量調整装置に関する。
周知の如く油圧装置によって旋盤のエプロンや工作機械
のテーブルを往復動するものにあっては、テーブルの1
往復に要するlサイクルタイムが短かくなるように、テ
ーブルに取付けた加工物が切削位置に到達するまで、テ
ーブルを早送りしているが、加工物の切削状態によって
は、例えば水平面の切削より傾斜面を、或は垂直面を連
続的に切削加工する場合、水平面の切削速度で傾斜面や
垂直面を連続的に切削すると、傾斜面や垂直面の切削が
粗くなるため、傾斜面や垂直面だけを再度切削しなおさ
なければならないし、反対に傾斜面や垂直面の切削速度
で、該切削速度より早い切削速度で加工し得る水平面を
連続的に切削すると、水平面の切削速度より遅くした分
だけ1サイクルタイムが長くなる欠点があった。
そこでこの考案は、加工物の切削位置まで従来通り早送
りできて、しかも切削速度を水平面の切削速度と、該切
削速度より遅い傾斜面や垂直面の切削速度の2通りに切
換使用できる回転スプール式の特殊な流量調整装置を工
夫し、1サイクルタイムを更に短縮し得るようにしたも
のである。
次に本案流量調整装置の構造を実施例の図面により説明
すると、本体1の一側面の上部に流入口2Aを、又下部
に流出口2Bを開口し、流入口2Aより本体1内に流入
路3Aを、又流出口2Bより本体1内に前記流入路3A
と平行する流出路3Bを設け、流入路3Aと流出路3B
の間に両路3A、3Bと平行する油路4を設け、流入路
3Aの後端と油路4の先端を第1絞り弁21で連通し、
油路4の後端と流出路3Bの途中を第2絞り弁21で連
通ずると共に、流入口2A側の流入路3Aと、第2絞り
弁22の接続部より流出口2B側の流出路3B間に、流
出路3Bから流入路3Aへの流入を可能にし、流入路3
Aから流出路3Bへの流入を阻止する逆止弁20を設け
、本体1の中央部に、本体1の上部から流入路3Aと油
路4及び流出路3Bに順次連通しながら下部に向って穿
設する空洞部1aを設け、該空洞部1aに筒体6と、筒
体6の中空部6a内に嵌挿して回動自在となるスプール
9から成る流量調整弁5を設けたものであって、流量調
整弁5の筒体6は、外周上部に流入路3Aと連通ずる第
1環状溝61を、又外周中間部に油路4と連通ずる第2
環状溝62を穿設し、且外周下部に流出路3Bと連通ず
る第3環状溝63を穿設する一方、第1環状溝6hこ流
入路3Aと直線的に連通ずる貫通孔71を、又第3環状
溝63に流出路3Bと直線的に連通ずる貫通孔73を穿
設し、第2環状溝62に油路4の連通方向より60度位
相の異なる透孔82を、又貫通孔73を有する第3環状
溝63に前記第2環状溝62の透孔82と同一位相に透
孔83を穿設し、空洞部1a内に回動及び摺動不能に嵌
合固定する。
流量調整弁5の筒体6内に嵌挿するスプール9は、外周
面9aの対称位置に、筒体6の第1環状溝61に設けた
貫通孔71より第3環状溝63の貫通孔73に連通する
縦溝10を穿設し、スプール9の外周面9aで筒体6に
穿設している貫通孔71.73と透孔82,83を第6
図の如く同時に閉鎖するか、透孔82,83をスプール
外周面9aで閉鎖したまま、スプール9に設けた縦溝1
0によって、第1環状溝61の貫通孔71と第3環状溝
63の貫通孔73を第4図の如く連通し、流入路3Aよ
り直接流出路3Bに圧路Pをバイパスし得るようにせし
め、或は貫通孔71.73をスプール外周面9aで閉鎖
した状態で、スプール9に設けた縦溝10によって、第
2環状溝62の透孔82と第3環状溝63の透孔83を
第5図の如く連通し、第1絞り弁21を通過した一段絞
り油P1を流出路3Bにバイパスし得るようにせしめ、
スプール9の上部に本体1より外部に突出する頭部11
を設け、スプール9の縦溝10に対応する頭部11の上
部に第1ピンINを穿設腰革1ピンINより1ピツチ0
60度の間隔で、第2ピン2Nと第3ピン3Nを突設し
、頭部11と一体を威すスプール9が筒体6内で左右何
れの方向にも回動自在となるものである。
本案の流量調整装置は上記構造であるから、これを油圧
回路りに接続して用いるには、テーブルTを往復動する
油圧モーターか、第2図の如く作動シリンダーAのテー
ブル送り側と方向切換弁C間に接続すると共に、テーブ
ルTに取付けたドクDによって、流量調整弁5のスプー
ル9を切換え得るようにしておき、以後ドクDを加工物
Bの切削範囲Rの直前D1と直後D2に取付けると共に
、加工物Bの水平面fを切削する第1切削速度と、該速
度より遅い傾斜面すや垂直面を切削する第2切削速度の
切換点di、d2.d3に夫々取付け、且切削範囲R内
に否切削区間Sがある場合、否切削区間S内の前部d1
と後部d2にも取付けておく。
上記状態において油圧装置を作動し、方向切換弁Cをテ
ーブルTの送り方向に切換えれば、油圧ポンプHより吐
出した圧油Pは、方向切換弁Cより本体1の流入口2A
に流入し、流入口2Aより流入路3Aに流入する。
その際、流量調整弁5のスプール9に穿設した縦溝10
が、第1環状溝61の貫通孔71と第3環状溝63の貫
通孔73に連通ずるように回動し、第2環状溝62の透
孔82と第3環状溝63の透孔83が、スプール9の外
周面9aで閉鎖している場合、流入路3Aに流入した圧
油Pは、流入路3Aの途中に設けた流量調整弁5の第1
環状溝61を通り、抵抗の少ない貫通孔71よりスプー
ル9の縦溝10に流れ込み、縦溝10より流出路3Bに
連通している第3環状溝63の貫通孔73に直接バイパ
スし、流出路3Bより流出口2Bに達するバイパス油P
′と、流入路3Aより抵抗の多い第1絞り弁21に流入
し、該絞り弁21より第2環状溝62に連通する油路4
を経て第2絞り弁22に至り、第2絞り弁22より流出
路3Bに流出する二段絞り油P2の一部が合流してテー
ブルTを早送りする。
早送りされたテーブルTは、テーブルTに取付けたドク
Dがスプール頭部11に設けたピンNと係止し、これを
左方向に或は右方向に回動せしめ、貫通孔71.73に
連通していたスプール9の縦溝10を切離し、貫通孔7
1.73をスプール9の外周面9aで閉鎖するまで早送
りされる。
スプール9がドクDによって1ピッチθ回動し、今まで
スプール外周面9aで閉鎖されていた第2環状溝62の
透孔82と第3環状溝63の透孔83にスプール9の縦
溝10が連通すると、流入路3Aに流入した圧油Pの総
てが第1環状溝61を通過腰流入路3Aより第1絞り弁
21を通って油路4に至り、油路4の途中に設けた第2
環状溝62の透孔82よりスプール9の縦溝10に流れ
込み、縦溝10より流出路3Bに連通している第3環状
溝63の透孔83に流出し、流出路3Bより流出口2A
に達する1段絞り油P1と、油路4より抵抗の多い第2
絞り弁22に流入し、該絞り弁22より流出路3Bに流
出する二段絞り油P2の一部が合流して、テーブルTを
早送り状態より遅い第1切削速度で摺動する。
上記速度で摺動するテーブルTは、次位置に取付けたド
クDによって更に同一方向に回動して、透孔82,83
に連通していたスプール9の縦溝10を切離し、透孔8
2.83をもスプール9の外周面9aで閉鎖するまで第
1切削速度で移行する。
スプール9がドクDによって更に1ピッチθ回動し、ス
プール9の外周面9aで貫通孔71,73と透孔82,
83の両方を閉鎖すると、流入路3Aに流入した圧油P
の総てが第1環状溝61を通過し、流入路3Aより第1
絞り弁21を通って油路4に至り、油路4の途中に設け
た第2環状溝62を通過し、油路4より第2絞り弁22
を通って流出路3Bに流出して、二段絞りP2の状態で
流出口2Bより流出し、テーブルTを第1切削速度より
遅い第2切削速度で摺動する。
又流量調整弁5のスプール9が早送り状態にあって、ス
プール頭部11の第1ピン1Nがスプール9の縦溝10
と対応する位置で、圧油Pの流入方向を示す矢印イと一
致する場合、該ピンINより1ピッチP左方向か右方向
に第2ピン2Nを、又第2ピン2Nとは反対方向に第3
ピン3Nを突設し、第2ピン2Nと矢印イが一致するよ
うにスプール9を回動した所で、圧油Pを一段絞り油P
1にしてテーブルTを第1切削速度に摺動腰革3ピン3
Nと矢印イが一致するようにスプール9を回動した所で
、圧油Pを二段絞り油P2にしてテーブルTを第2切削
速度で摺動するように構成されているため、テーブルT
の一方にスプール9のピンNを1ピッチP左方向に回動
するドクDを、又テーブルTの他方にスプール9のピン
Nを1ピツチP右方向に回動するドクD′を設け、第1
ピンINより第2ピン2Nに、又は第1ピン1Nより第
3ピン3Nに切換えたり、その反対に第2ピン2Nより
第1ピンINに、第3ピン3Nより第1ピン1Nに切換
え、或は第2ピン2Nより第3ピン3Nに、第3ピン3
Nより第2ピン2Nに切換えて、加工物Bの水平面fと
垂直面や傾斜面すを連続的に切削したり、切削範囲Rの
前後と、切削範囲R内にある否切削区間Sを早送りし得
るようにしたものである。
従って本案の流量調整装置を方向切換弁と作動シリンダ
ー間に接続しておき、以後テーブルのドクを加工物の切
削範囲と否切削区間、及び切削速度の切換点に合せて移
動固定すれば、ドクが流量調整装置上を通過する毎に、
該装置に設けた流量調整弁のスプールを自動的に1ピツ
チづつ左方向に、或は右方向に回動して、流入路に流入
した圧油をスプールの縦溝より直接流出路にバイパスし
、バイパス油でテーブルを早送りしたり、流入路より第
1絞り弁を通ってスプールの縦溝に流入し、縦溝より流
出路に流出して、一段絞り油でテーブルを第1切削速度
に摺動し、或は流入路より第1絞り弁と第2絞り弁を通
って流出路に至り、二段絞り油でテーブルを第2切削速
度に摺動し、二連りに切換えることができるため、従来
早送りされていなかった切削範囲内の否切削区間まで細
かく早送りして、1サイクルタイムを短縮することがで
きるは勿論、切削速度も加工物の切削状況に応じて二連
りに切換え得るため、従来切削の如く水平面の切削速度
のままで傾斜面を連続的に切削し後から傾斜面のみを再
び切削しなおしたり、傾斜面の切削速度で水平面も連続
的に切削する場合よりも、1サイクルタイムを著しく短
縮することができる。
しかも本案装置は早送りから第1切削速度、第2切削速
度、早送りへと順次切換えたり、その途中から反対方向
に切換えることもできるため、加工物の切削状況に合せ
て送り速度を設定することができる腰ドクを付は替える
だけで送り速度の設定を自由に変更し得るばかりか、本
案装置は従来の油圧機械類に簡単に用いることができる
し、その取扱い操作も至って簡単である。
又本案装置内に流入した圧油が流量調整弁よりバイパス
する際、スプールの外周に穿設した縦溝を通過するよう
に工夫しであるため、圧油の圧力によって調整弁が変形
することもないし、流量調整弁の構造を簡略である等、
本案装置は1サイクルタイムの短縮によって油圧機械類
の能率を飛躍的に向上し得るようにした前記特徴と共に
、実用面に顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案流量調整装置の平面図、第2図は本案装置
の使用状態を示す油圧回路図、第3図は加工物とドクの
取付は位置、及び一点鎖線の従来送り速度との比較を示
す作動ダイヤグラフ図、第4図乃至第6図は本案装置の
作動状態を示す断面図で、第4図は早送り状態を、第5
図は一段絞り状態、第6図は二段絞り状態を示し、各図
のイは各状態の縦断面図、各図の口は第1環状溝近辺の
断面図、各図のハは第2環状溝近辺の断面図、各図の二
は第3環状溝近辺の断面図、第7図は本案装置の要部構
造を示す分解図、第8図は加工物に応じたドクの取付は
状態と、ドクによって回動される本案流量調整装置の関
係を示す作用状態図、第9図はその類例作用状態図であ
る。 1・・・・・・本体、1a・・・・・・空洞部、2A・
・・・・・流入口、2B・・・・・・流出口、3A・・
・・・・流入路、3B・・・・・・流出路、4・・・・
・・油路、5・・・・・・流量調整弁、6・・・・・・
筒体、6a・・・・・・中空部、61・・・・・・第1
環状溝、62・・・・・・第2環状溝、63・・・・・
・第3環状溝、71゜73・・・・・・貫通孔、82,
83・・・・・・透孔、9・・・・・・スプール、9a
・・・・・・外周面、10・・・・・・縦溝、11・・
・・・・頭部、N・・・・・ピン、1N・・・・・・第
1ピン、2N・・・・・・第2ピン、3N・・・・・・
第3ピン、A・・・・・・作動シリンダー、B・・・・
・・加工物、f、fl、f2.f3・・・・・・水平面
、b、bl、b2・・・・・・傾斜面、C・・・・・・
方向切換弁、D、D’、DI、D2.di、d2゜d3
.dl、d2・・・・・・ドク、H・・・・・・油圧ポ
ンプ、L・・・・・・油圧回路、T・・・・・・テーブ
ル、P・・・・・・圧油、P′・・・・・・バイパス油
、Pl・・・・・・一段絞り油、P2・・・・・・二段
絞り油、R・・・・・・切削範囲、S・・・・・・否切
削区間、θ・・・・・・スプールの切換ピッチ、t・・
・・・・1サイクルタイム、t′・・・・・・従来の1
サイクルタイム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1内に流入口2Aに連通ずる流入路3Aと、油路4
    、及び流出口2Bに連通ずる流出路3Bを上部より順次
    平行に穿設し、流入路後端と油路先端間に第1絞り弁2
    1を、油路後端と流出路途中間に第2絞り弁22を設け
    、本体の上部より流入路と油路及び流出路に連通ずる空
    洞部1aを穿設し、空洞部に筒体6と、筒体内に嵌挿し
    て回動自在となるスプール9から成る流量調整弁5を設
    け、筒体の外周に前記流入路に連通ずる第1環状溝61
    と、油路に連通ずる第2環状溝62、及び流出路に連通
    ずる第3環状溝63を穿設すると共に、第1環状溝と第
    3環状溝に貫通孔71,73を、又第2環状溝と第3環
    状溝に貫通孔より60度位相の異なる透孔82,83を
    穿設し、スプールの外周面9aに縦溝10を設け、本体
    より突出するスプール頭部11に、第1ピン1Nと第2
    ピン2N及び第3ピン3Nを夫々1ピッチθ間隔で穿設
    し、一定間隔で回動するスプールによって、縦溝を貫通
    孔と連通して圧油Pをバイパス油P′にするか、縦溝を
    透孔と連通して圧油を一段絞り油P1にし、或はスプー
    ル外周面で貫通孔と透孔を閉鎖して二段絞り油P2にす
    る流量調整装置。
JP9928978U 1978-07-18 1978-07-18 流量調整装置 Expired JPS604671Y2 (ja)

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JP9928978U JPS604671Y2 (ja) 1978-07-18 1978-07-18 流量調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5515485U JPS5515485U (ja) 1980-01-31
JPS604671Y2 true JPS604671Y2 (ja) 1985-02-12

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