JPS604805B2 - 包接化合物の製造法 - Google Patents

包接化合物の製造法

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JPS604805B2
JPS604805B2 JP12625975A JP12625975A JPS604805B2 JP S604805 B2 JPS604805 B2 JP S604805B2 JP 12625975 A JP12625975 A JP 12625975A JP 12625975 A JP12625975 A JP 12625975A JP S604805 B2 JPS604805 B2 JP S604805B2
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xylene
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JP12625975A
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弥太郎 市川
英樹 鶴田
憲一 加藤
義之 山中
葵 山本
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、下記式 で表わされるメタシクロフアンにpーキシレンで包嬢せ
しめた包嬢化合物の製造法に関する。
従来、pーキシレンの包嬢化合物に関しては、例えば(
i)トリー○ーチモチドとの包薮体; アメリカン・ケミカル・ソサアテイー (Am,Chem.Soc.) 3747(1952)及び同2339(1958)参照
(i;)Q−サイクロデキストリンとの包蟻体;米国特
許第3,450 028明細書参照(iii)天然又は
合成ゼオラィトとの包嬢体;特公昭37−5155号公
報参照本発明者らは、これら公知のp−キシレンの包俊
体とは異なる包蚤体の製造法について、種々研究した結
果本発明に到達した。
すなわち、本発明は下記式(1) で表わされるメタシクロフアンにpーキシレンを包倭せ
しめた包接化合物である。
かかる本発明において、前記メタシクロフアンにpーキ
シレンが包接し、包嬢化合物を形成することは、従来全
く知られてなく、またこの化合物を用いて、pーキシレ
ン含有混合物からpーキシレンを高選択率、高回収率で
分離し得ることができる。
以下本発明について詳述する。
本発明のメタシクロフアンは前記式(1)で表わされる
環状化合物であればよく、それは種々の製造法によって
得ることができる。
例えばその製造法としては、‘a} へルベチ力、キミ
力、アクタ(Helvetica,ChimicaAc
ね)50巻 F2scicul雌7(1967)No.
204(b} シンセシス(Shm仇esis)424
(1974)等に記載されている。
本発明において、前記一般式(1)のメタシクロフアン
とpーキシレンとの包酸化合物を得るには種々の方法が
適用される。
例えば、p−キシレン含有混合物中に前記メタシクロフ
アンを添加してもよいし、また包嬢化を完全に行なわし
めるために上記の如くメタシクロフアンを添加して得ら
れる混合物を加溢し完全に溶解した溶液とし、これを冷
却して生じた結晶を分離することによっても得られる。
いずれの方法によっても容易にメタシクロフアンにP−
キシレンが包接した包嬢化合物を得ることができる。前
記式(1)のメタシクロフアンの使用量は、pーキシレ
ン含有混合物中のpーキシレン1モル当り、o.ol〜
100モル、好ましくは0.1〜10モル、就中0.2
〜2モルの割合が有利である。前述の如くしてメタシク
ロフアンにp−キシレンを包接させる場合、一般に−5
0〜35000、好ましくは0〜200午0、特に20
〜15000の範囲の温度で行なわれる。
かくして形成された包酸化合物をそれを含有する混合物
から分離するには、通常固液分離(例えば炉過、遠心分
離、沈降等)によるか或は溶媒成分を蒸留により蒸発除
去する方法が好ましく利用出来る。いずれの方法であっ
てもその操作温度は−50〜120oo、好ましくは0
〜90℃の範囲が望ましい。本発明の方法を用いて、p
−キシレンを分離する“p−キシレン含有混合物”とし
ては、p−キシレンを含有しているものであればよく、
p−キシレン以外の成分として包薮化を阻害したり、生
成した包嬢化合物から、pーキシレンを容易に脱着した
りしないものであればよく、殊に包授化合物を容易に溶
解したりしないものが好適である。
p−キシレン含有混合物中のp−キシレンの含有量は、
pーキシレンの含有量が極めて低い場合であっても包酸
化合物を得ることができるので、広い範囲でよい。例え
ば、p−キシレン含有混合物としてC8芳香族炭化水素
類を用いた場合、これにメタシクロフアンを添加し包嬢
化せしめることにより容易にC8芳香族炭化水素類から
pーキシレン包援化合物を分離することができる。“C
8芳香族炭化水素類”とは、oーキシレン、mーキシレ
ン、pーキシレンの3種のキシレン類のエチルベンゼン
を意味し、これら4種のC8芳香族炭化水素類はそれら
の沸点が極めて接近しており工業的に蒸留分離を行うこ
とは非常に困難である。
特にmーキシレンとpーキシレンとの沸点差は4・さく
通常の実験室的精密蒸留をもってしても、これらを単離
することは極めて難しい。また、エチルベンゼンとpー
キシレンとの沸点差も小さくこれらを蒸留分離するのは
容易でない。現在工業的には、pーキシレンの異常に高
い融点を利用した結晶化分離法、HF−BF3とm−キ
シレンの緒化合物の形成を利用した分離法等が知られて
いるが、いずれも原料油の深冷化、結晶体の取扱い、装
置の腐蝕等の問題があった。
また近年ゼオライトによる吸着分離法が工業化されてい
る。この方法は結晶化分離法における共晶点と溶解度の
問題がないためにpーキシレンの回収率の向上、ユーテ
ィリティーの改善、装置の小型化等が期待されている。
しかしその反面、高価な吸着剤の使用、経時的吸着能(
装置能力)の低下、複雑な脱着機構、脱着剤とキシレン
の分離等の問題があり必ずしも有利なプロセスとは言え
ない。しかし本発明において使用するメタシクロフアン
は、その性能もさることながち、まず安価に合成出来る
こと、経済的なプロセスを自由に選択しうろことなどの
有利な点を有している。またメタシクロフアンとp−キ
シレンとの包薮組成物は、種々の方法により容易にpー
キシレンを脱着させることが出来、純粋なp−キシレン
を得ることが出来る。本発明においてメタシクロフアン
とpーキシレンとの包俵化合物からp−キシレンを分離
する場合には、種々の方法が採用されるが、例えば‘a
)包嬢化合物を90〜350℃、好ましくは120〜2
80qoの範囲の温度に加溢しpーキシレンを分離する
方法、【bー包接化合物に、例えばn−へキサン、ベン
ゼン、シクロヘキサン、アセトン等の溶媒を接触させて
pーキシレンを分離する方法等が有利に適用される。
以下本発明の包嬢化合物について説明すると、分離され
た結晶(包酸化合物)を真空乾燥し、付着物を除いた後
分析した結果は次の通りであった。
m 赤外分析; メタシクロフアン、 3050〜2850,1610,1590,1490,
1455,1雌0,890,790,700,460伽
‐lpーキシレン3050〜2850,1515,79
0,485狐‐1包薮化合物、3050〜2850,1
610,1590,1515,1490,1453,1
080,890”790,700,485,460Cの
一1従ってメタシクロフアン及びp−キシレンによる吸
収(1515,485)以外の吸収は認められなかつた
■ ガスクロ分析; 結晶(包懐化合物)をガスクロ分析したところ結晶中に
包接されているp−キシレンの他の成分に対する濃度は
約95%以上であり、大部分がpーキシレンであること
が認められた。
{3’示差熱分析: 結晶(包懐化合物)を示差熱分析したところ、90〜1
15qoにおいて重量減少が認められ、その減少量から
包嬢率〔p−キシレン/メタシクロフアン=0.99(
モル比)〕であることがわかった。
この結果p−キシレン:メタシクロファン≠1:1(モ
ル比)で包接していることを示している。以上の結果は
、実施例に示される如く、pーキシレン混合物としてp
−キシレン以外の他の成分が1種又はそれ以上任意の割
合で含有されていても、本発明の包接化合物が得られ、
このことは、メタシクロフアンの使用によりp−キシレ
ン含有混合物からp−キシレンを選択的に包接させるこ
とが出来、分離させることが出来ることを示している。
以下実施例を揚げて本発明を詳述する。
なお実施例中mcとあるのはメタシクロフアン、p×と
あるのはpーキシレン、mはとあるのはmーキシレン、
EBとあるのはエチルベンゼンを示す。
また実施例中選択度(B芸)は下記式に基づいて算出さ
れた値である。
(但しC,/C2は成分1.2のモル比を表わす。
)実施例 1mco.05部を0.5部ずつのpx、m
K,EBに各々室温で添加する。
この時pxだけが白濁するがpx,EBは完全に溶解す
る。この液を各々8000まで昇温し約2分間保持し各
溶液を完全に溶解せしめてから室温までさげるとpx溶
液のみから針状結晶が多量生成する。他のmx,EB溶
液は溶解状態であり長時間放置しても結晶は生成しなか
った。実施例 2mco.2部を、px,mは,EB各
々1部の混合溶液3部に添加し、100℃まで昇温し、
完全に溶解してから室温までさげると針状結晶が生成す
る。
この混合物を炉過し、得られた結晶を室温100脚Hg
o広で1時間乾燥し付着したキシレンを除去して、0.
22部の白色、針状結晶を得た。この結晶の一部をガス
クロで分析したところ、選択度は8px/mK=2ム
6px/EB=68であり、結晶中のpx濃度はpx/
(px+mは十EB):0.95なので結晶中には、m
K,EBがほとんど含まれていないことがわかった。さ
らにこの結晶の赤外分折のデータは、3050〜285
0,1610,1590,1515,1490,145
31080,890,790,700,485,460
肌‐1であり、mcによる吸収及びpxによる吸収(1
515 485)以外(mK,EB)の吸収は認められ
なかつた。
これらの結果から、この結晶にはキシレン類の付着物は
なくほとんど純粋なpx包俊体と考えられる。
次にこの白色針状結晶0.0083部を示着熱夫瓶によ
り分析したところ、90〜115℃において0.001
2部の重量減少が認められ、その減少量から包接率(p
x+mは十EB)/mc(モル比)=0.99の値が得
られた。
実施例 3 mco.2部もpx,mは各々1部からなる混合溶液2
部に添加し、実施例2と同様な操作を行い、0.21部
の白色針状結晶を得た。
この結晶を、ガスクロで分析したところ8px/mx=
1.9の値が得られた。実施例 4〜9 mco.1部を下記の溶媒1.碇郡とpxl.悦郎の混
合溶液に添加し、70〜130qoで加熱溶解した後、
室温まで徐冷し、結晶を生成する。
その結果を室温で吸引炉過により、溶液と分離した後室
温0.3肌Hgの減圧下で1時間乾燥する。かくして得
られた白色結晶を他の溶媒に溶かしてガスクロ分析を行
い、分離係数8px/solvとして、下表に示す結果
を得た。実施例 10 実施例2で得られた白色針状結晶0.1部をメタノール
2部に添加し、10℃で10分鷹幹炉別して0.0$部
の白色針状結晶を得た。
この結晶の一部を、ガスクロ分析を行ったところ、px
/(px+mは十EB)=0.94であり、メタノール
と接触する前と同機であった。実施例 11実施例2と
同様にした得られた白色針状結晶(組成:(px+mx
+EB)/mc=0.99(mol/mol),px/
(px十mx+EB)=0.95(mol/mol))
0.2織こベンゼン1.碇都を加え、振替に仕込み、1
30午0まで加熱し、結晶を完全に溶解した後、室温ま
で冷却し、再度針状結晶を形成させた。
該混合物から、炉過によりケ−クを分離した残液、及び
該ケークを0.5部のベンゼンで洗浄した洗浄液との合
計(以後、炉液という)は1.1部であった。この炉液
をガスクロで分析した所(px+mx+EB)/ベンゼ
ン=2.1(M%)、pxノ(px十mK+EB)=0
.95(mol/mol)であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるメタシクロフアンとp−キシレン含有混合
    物とを接触せしめることを特徴とする前記メタシクロフ
    アンにp−キシレンを包接せしめた包接化合物の製造法
JP12625975A 1975-10-22 1975-10-22 包接化合物の製造法 Expired JPS604805B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12625975A JPS604805B2 (ja) 1975-10-22 1975-10-22 包接化合物の製造法
US05/735,549 US4153630A (en) 1975-10-22 1976-10-26 Inclusion compounds, process for preparation thereof, and process for separating isomers using the inclusion compounds

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JPS5251329A JPS5251329A (en) 1977-04-25
JPS604805B2 true JPS604805B2 (ja) 1985-02-06

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