JPS6048159B2 - コレステロ−ル酸化酵素およびその製造法 - Google Patents

コレステロ−ル酸化酵素およびその製造法

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JPS6048159B2
JPS6048159B2 JP55188919A JP18891980A JPS6048159B2 JP S6048159 B2 JPS6048159 B2 JP S6048159B2 JP 55188919 A JP55188919 A JP 55188919A JP 18891980 A JP18891980 A JP 18891980A JP S6048159 B2 JPS6048159 B2 JP S6048159B2
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侑 松井
和男 中島
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/0004Oxidoreductases (1.)
    • C12N9/0006Oxidoreductases (1.) acting on CH-OH groups as donors (1.1)
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規コレステロール酸化酵素(以下ch、O、
と略す)およびその製造法に関する。
近・年、ch、O、を用いるコレステロール定量法が開
発され、従来の化学的定量法に代る方法として注目され
ている。本発明によるch、O、は上記コレステロール
定量用の酵素として有用である。ch、O、を生産する
微生物としては、ノカルジア門属、ブレビバクテリウム
属に属する菌などが知られており、これらはいずれもコ
レステロールを含有する培地においてのみ誘導的にch
、O、を生成する。
また、非適応的にch、O、を生産する微生物としては
ストレプトミセス属に属する菌や担子菌のフスエヒロタ
ケが知られている。これらの微生物の生産するch、O
、は全てΔ5−3β−ヒドロキシステロイドに作用した
場合、生成物はΔ’−3−すキソステロイドであること
が知られている。また特開昭51−79781号にはス
エヒロタケ(SchlzOphyllumCOmmUl
le)IFO4927由来のCh.O.が記載されてい
るが、これに記載されたCh.O.を使用して臨床的に
コレステロールの測定をせんとするとき、その酸化反応
に長時間を要し、満足できるものではない。本発明者ら
はある種の担子菌が非適応的に培地中に強力なCh.O
.を生成することを知り、しかもこのCh.O3はΔ5
−3β−ヒドロキシステロイドに作用して、Δ4−3−
オキソステロイドでなくΔ5−3−オキソステロイドを
生成する新規酵素てあることを見い出し、本発明を完成
した。
本発明に使用される担子菌は、しめじ科(TrichO
lOmataceae)まつおおじ属(ひNtinus
)に属する菌株、例えばしいたけK−339株(?Nt
inusedOdesK−339)、同科つえたけ属(
0udemansie11a)に属する菌株、例えばつ
えたけK−1449株(0udemansie11ar
adicataK一1449)およびぬめりつばたけK
−197株,(0udemansie11amucid
aK−197)、同科えのきたけ属(Flammull
na)に属する菌株、例えばえのきたけK−1638株
)(Flammullrlavelutipesk−1
638);はらたけ科(Agaricaceae)きつ
ねのからかさ属(LepiOta)に属する菌株、例え
ば;からかさたけK−999株(?PiOtaprOe
eraK一999);ひとよたけ科(COprirla
ceae)ひとよたけ属(COprinus)に属する
菌株、例えばささくれひとよたけK−29屹株(COp
rinuscOmatLlsK−2902)、もえぎた
け科(StrOphariaceae)しび,れたけ属
(PailOcybe)に属する菌株、例えばふとんた
けK−1873株(PsiIOcybecOprOph
iIaK−1873):こうやくたけ科(COrtjc
iaceae)ねばりこうやくたけ属(GlOeO−C
ystidium)に属する菌株、例えばこがねねばり
こうやくたけK−15393株(GlOeOcysti
diumchrysOreasK−153λ別名COl
lClUmchr.ysOcreasK−1539)
;きこぶたけ科(MucrOnOpOraceae)き
こぶたけ属(Phelllnus)に属する菌株、例え
ばねんどたけK一75?(Phelllnusgilv
usK−759)、きくらげ4科(AuricuIar
jaceae)きくらげ属(Auricularia)
に属する菌株例えばあらげきくらげK−15株(Aur
icuIariapOlytrjchaK−15)、さ
るのこしかけ科(POlypOraceae)あなたけ
属(POria)に属する菌株、例えばきぞめたけK一
16招株(POriaepimlltirlaK−16
43)である。
上記担子菌の子実体および胞子の形態的特徴は以下のと
おりである。(a)しいたけK−3篤株: 傘は円形または腎蔵形で直径6〜10cm1肉質は緻密
でやや強靭、縁部は内側に巻いており、表面は茶褐色で
濃色歯牙状の鱗被におおわれ、網状の亀裂を有する。
肉は白色で乾燥すれは強い香りを生ずる。ヒダはやや密
で茎に湾生し、白色である。茎は3〜4×1an1中心
性または偏心性で中実、強靭であり、表面のツバより下
部は淡褐色て繊維状、上部は白色で平滑またはヒダに連
続した条線がある。胞子は長だ円ないし円筒形、5〜7
×3.5p1胞子紋は白色である。以上の特徴を今関六
也、本郷次雄共著、保育社発行1原色日本菌類図鑑ョの
記載と比較すると、本菌はしいたけであることが明瞭で
ある。
本菌は工業技術院微生物工業技術研究所に微生物受託番
号微工研菌寄第5776号として寄託されている。(b
)つえたけK−144?: 傘は丸山形で直径5〜9cm1中央部は山形にふくらみ
、表面は淡灰褐色で湿ると強い粘性を示し、無毛である
が顕著な皺を有する。
肉は薄く、灰白色である。ヒダは幅広くやや疎で茎にほ
とんど直生する。茎は中空て地上部5〜12×0.4〜
0.9cm、傘と同色て粉状を呈し、繊維状の条線があ
り、基部は太まつた後再び細くなつて地中て長い(5〜
30cTrL)根となつている。胞子はだ円形ないし球
形で平滑、15〜24×14〜18P1胞子紋は白色で
ある。担子柄は2または4ケ胞子を着け、45〜55×
11〜13pである。以上の特徴を今関六也、本郷次雄
共著、保育社発行0原色日本菌類図鑑ョの記載と比較す
ると、本菌はつえたけであることが明瞭である。本菌は
工業技術院微生物工業技術研究所に微生物受託番号微工
研菌寄第5777号として寄託されている。(C)ぬめ
りつばたけK−19味1 傘はまんじゆう形で直径3〜6CWI1表面は中心部が
肌色、周辺部が白色で、湿ると強い粘性を示し、乾燥す
るとやや粉状にて光沢を生じ、縁部は多少条線を有する
肉はほぼ白色で柔軟な膠質である。ヒダは白色で幅広く
、やや疎に茎に直生する。茎は傘と同色で3〜6×0.
3〜0.7cm、丈夫な軟骨質をおび、上方で次第に細
まり、ツバを有し、基部は肥大する。胞子はだ5円形な
いし類球形で平滑、20〜23×16〜18p1胞子紋
は白色てある。担子柄は4ケ胞子を着け70〜100×
20〜30pてある。以上の特徴を今関六也、本郷次雄
共著、保育社発行1原色日本菌類図鑑ョの記載と比較す
る10と、本菌はぬめりつばたけてあることが明瞭てあ
る。
本菌は、工業技術院微生物工業技術研究所に微生物受託
番号微工研菌寄第5778号として寄託されている。(
d)えのきたけK−163?: 1.
−傘は初めまんじゆう形で後丸山形から扁平に開く、直
径2〜8dで表面は湿ると強い粘性を示し、黄褐色て周
辺は淡色てある。
肉はほぼ白色で、中央は厚く、周辺は薄く柔軟である。
ヒダは白色ないし淡黄色で幅広く、かなり密に茎2′に
上生または湾生する。茎は強靭て3〜10×0.2〜0
.8cm1上部は黄褐色下部は黒褐色の短密毛におおわ
れ、成熟すると中空となる。胞子はだ円形ないし円筒形
で平滑、5〜8×3〜4μ、胞子紋は白色てある。縁お
よび側ともにシ2スチジアを有し、33〜66×9〜2
?である。以上の特徴を今関六也、本郷次雄共著、保育
社発行0原色日本菌類図鑑ョの記載と比較すると、本菌
はえのきたけであることが明瞭てある。本菌は工業技術
院微生物工業技術研究所に3微生物受託番号微工研菌寄
第577鰻として寄託されている。(e)からかさたけ
K−9的株:傘は初め卵形で後に扁平に開き直径20c
m1こも達する、表皮は初め茶褐色てあるが、傘が開く
.に伴い多数の亀裂を生じ著しい鱗被となる、亀裂によ
つてあられれた肉肌は白色て海綿質てある。
ヒタは白色て茎に隔生する。茎は長太く、中空て基部は
著しく肥大する、表面は細かい褐色の鱗被でおおわれて
おり、上部に厚いツバを−有する。胞子はた円形、17
〜19×11〜141L1胞子紋は白色である。以上の
特徴を今関六也、本郷次雄共著、保育社発行1原色日本
菌類図鑑ョの記載と比較すると、本菌はからかさたけで
あることが明瞭てある。
本菌は、工業技術院微生物工業技術研究所に微生物受託
番号微工研菌寄第578(ロ)tして寄託されている。
)ささくれひとよたけK−29屹株: 傘ははじめほぼ円筒状で茎の半分以上にかふさつており
、後鐘形に展関する、直径3〜501高さ6〜10cm
1表面は淡褐色のささくれ状鱗被でおおわれている。
肉は白色でもろい。ヒダは茎に離生し、初め白いが後に
淡紅色かな黒色に変わり、傘の周辺付近から黒インク状
に溶解する。茎は白色で15〜25×1〜1.5α、上
部、は中空で下部は中実、可動性の脱落しやすいツバを
有し、基部は紡鐘形にふくらむ。胞子はだ円形で平滑、
11〜14X6〜8p1胞子紋は黒褐色である。以上の
特徴を今関六也、本郷次雄共著、保育社発行1原色日本
菌類図鑑ョの記載と比較すると、本菌はささくれひとよ
たけてあることが明瞭てある。
本菌は工業技術院微生物工業技術研究所に微生物受託番
号微工研菌寄第5781号として寄託されている。(g
) とふんたけK−18B株: 傘はまんじゆう形で直径2〜3crfL1表面は黄土褐
色で粘性はなく、条線はなく、表皮の上層はゼラチン化
しない、縁部は不整形てある。
肉はうすく、表面と同じく黄土褐色てある。ヒダは茎に
密に直生し、幅2〜3TWt1初め淡色で後汚紫褐色と
なる。茎は中空て5〜7X0.3〜0.40、表面は絹
糸状で白色ないし淡黄土色である。胞子はだ円形、6〜
7×3〜4μ、胞子紋は暗紫褐色である。縁シスチジア
は先がややとがつた紡鐘形で17〜20×5〜7μであ
る。以上の特徴を今関六也、本郷次雄共著、保育社発行
1続原色日本菌類図鑑ョの記載と比較すると本菌はとふ
んたけであることが明瞭である。本菌は工業技術院微生
物工業技術研究所に微生物受託番号微工研菌寄第578
?として奇託されている。(h) こがねねばりこうや
くたけK−153嘘1子実体は全背着性で傘をつくらす
樹皮面に広く(4〜8×2〜3crn)ひろがり、密着
してはがれない、表面は卵黄色て平滑または乳頭状のい
ぼが少しあり、乾燥すると亀裂が生じる。
肉は縁黄色で厚さ120〜300μ、縁は薄く、革質で
ある。構成菌糸は直立し、幅約2μで多数の嚢状の大形
細胞を有している嚢状の大形細胞は15〜20X6〜9
μで水酸化カリウム溶液で桃色となる。胞子はだ円形で
平滑、無色、4〜5×2〜3μ、胞子紋は白色である。
以上の特徴を伊藤誠哉著、養賢堂発行(1955年)r
日本菌類誌第2巻第4号ョの記載と比較すると、本菌は
こがねねばりこうやくたけであることが明瞭てある。
本菌は、工業技術院微生物■業技術研究所に微生物受託
番号微工研菌寄第5783号として寄託されている。(
1) ねんどたけK−7関株: 子実体は茎がなく、傘は扁平な半円形て多数重なり合つ
て発生し、基部は垂生し上下連なる、径5〜8C7jで
基部の厚さ0.5〜1.0cm1表面は黄褐色て環紋は
不鮮明であり、短い剛直な束毛て密におおわれ、やや鮫
肌状の粗い手ざわりを示し、下面は黄褐色てある。
肉は黄褐色のコルク質てあり、殼皮は発達しない。管孔
は長さ3〜5rf0n、孔口は小さい円形で1Wur1
の間に6〜7個存在する。胞子は類球形、4〜5×2〜
3μ、無色で平滑である。剛毛体は多数あり、厚膜て長
いくさひ形、25〜30×3〜6μである。以上の特徴
を今関六也、本郷次雄共著、保育社発行7続原色日本菌
類図鑑ョの記載と比較すると、本菌はねんどたけてある
ことが明瞭である。本菌は、工業技術院微生物工業技術
研究所に微生物受託番号微工研菌寄第5784号として
寄Jモされている。(j) あらげきくらげK−b株: 子実体は背着性て、傘は半球状ないし耳朶状で高さ2〜
3cm1直径3〜6cm1厚さ約1cmであり、中央付
近て短柄を有す。
傘の上面は茶褐色で短い密毛をおび、下面は淡紫黒色て
粗く畝5立ち、乾燥すると上面は赤褐色となり下面は紫
黒色にて粉状を呈し、やや光択を有するが、子実体は殆
んど収縮しない。肉は革状の膠質で、厚さ約1cm程度
てある。担子柄は円筒形、60〜70×4〜5μ、4室
よりなる。胞子は無色で84〜12X3〜5μ、円筒形
てやや屈曲する。以上の特徴を伊藤誠哉著、養賢堂発行
(1955年)r日本菌類誌第2巻第4号ョの記載と比
較すると、本菌はあらげきくらげであることが明瞭であ
る。本菌は、工業技術院微生物工業技術研究所に微生物
受託番号微工研菌寄第5788号として寄託されている
。(k) きぞめたけK−16招株: ー 子実体は全背着性て傘をつくらす、樹上あるいは
材上に密着して薄く広く(径6〜8cTt)ひろがり、
はがれ難く、着生材を濃橙黄色に着色させ、周辺は橙黄
色で最外部は紫褐色に縁取られる。
肉は木質を帯び橙黄色で、管孔部は灰色ク である。管
孔は長く、孔口は多角形で小さく、孔壁は薄い。胞子は
だ円形で平滑、無色、大きさ約3.5×2pである。シ
スチジアは存在しない。 以上の特徴を伊藤誠哉著、養
賢堂発行(19557年)r日本菌類誌第2巻、第4号
ョの記載と比較すると、本菌はきそめたけであることが
明瞭である。
本菌は工業技術院微生物工業技術研究所に微生物受託番
号微工研菌寄第5804号として寄託されている。l
担子菌は分類方法や記載法の違いによつて異なつた名称
で呼ばれることもあるが上記の文献に記載された分類に
よつて上記属のいずれかの属に分類される菌であればす
べて本発明に含まれる。
上記の菌はいずれも構成的にCh.O.を生成する能力
を有し、コレステロールを含有する培地においてだけで
なく、コレステロールを含有しない培地においてもCh
.O.を生産する。本発明方法においてCh.O.生産
のために上記Ch.O.生産菌を担子菌の公知の培養法
を用いて栄養培地上て好気的に培養すれば良い。
固体培養法を用いることもできるが、工業規模ての生産
のためには液体培養法を用いるのが有利てある。培地に
加える栄養源は使用する菌株か利用し得るものであれば
よく、炭素源としては例えはデンプン、グルコース、シ
ユクロース、マルトース、ラクトース、デキストリン、
糖密、油脂類等が利用でき、窒素源としては酵母工キズ
、ペプトン、コーンステイーブリカー、デイステイラー
ズソルブルズ、脱脂大豆等が適当である。
その他に隣酸塩、カリウム塩、マグネシウム塩、鉄塩等
の無機質および金属塩類を加えてもよく、更にはビタミ
ン類、生長促進因子を加えてもよい。担子菌を培養する
に当り、Ch.O.の生産量は培養条件により大きく変
動するか、一般に培養温度は20〜35゜C1培地のP
H4〜7が良く、2〜10日の培養てCh.O.の生産
は最高に達する。
培養条件は使用する菌株、培地組成等に応じ、Ch.O
.の生産量が最大になるように設定するのは当然である
。液体培養を用いた場合、Ch.O.は培養液中に生!
成されているので、培養終了液はろ過あるいは遠心分離
などて菌体を除き培養沖液を得る。培養?液からCh.
O.を採取するには、公知の酵素精製手段、例えば分別
沈澱、透析、吸着溶離、クロマトグラフィー等の手段を
組み合わせて用い1ることができる。
溶媒沈澱の場合は、例えば、アルコール、アセトン等を
50〜80V/v%加えることにより、塩析の場合は、
例えば、硫安、塩化カルシウム等を20〜80w/v%
加えることにより沈澱として分離さ1れる。
得られた沈澱物より透析、セフアデツクス処理あるいは
限外沖過によつて脱塩し、粗酵素液を得る。得られた粗
酵素液を精製するには、例えはあらかじめ0.01Mの
リン酸緩衝液(PH7.O)で緩衝化したDEAEセフ
アデツクス(A−50)の力2ラムに吸着させ、吸着物
を0.2Mのリン酸緩衝液(PH7.O)て溶出し、活
性区分を集める。次にこの活性区分を0.01M酢酸緩
衝液(PH4O)て充分に透析後、同緩衝液で緩衝化し
たSp−セフアデツクス(cm50)カラムに吸着させ
、吸着物を0.01M冫酢酸緩衝液(PH5.O)で溶
出して活性区分を集める。この活性区分を0.01Mの
リン酸緩衝液(PH7.O)に透析し、透析内液を濃縮
後凍結乾燥し、精製酵素粉末を得る。本発明で得られる
Ch.O.の特徴的性質は次のと.おりてある。
(1)酵素作用: 本発明の酵素は、3β位に水酸基を有するステロール類
に作用し、3β位の水酸基を脱水素して過酸化水素を発
生する。
例えは、コレステ.ロールを基質とした場合は、5−コ
レステンー3−オンと過酸化水素を生成する。生成した
5−コレステンー3−オンは反応液中で不安定であり、
非酵素的に徐々に4−コレステンー3−オンに変換する
。本発明のCh.O.を後述の活性測定の方法でコレス
テロールに作用させる反応前および反応開始後1扮での
反応液をそれぞれクロロホルムで抽出し、約1@に濃縮
した濃縮液を高速液体クロマトグラフィて展関したとき
の溶出パターンを第5〜b図に示し、標準液(コレステ
ロール、4−コレステンー3−オンおよび5−コレステ
ンー3−オンの標準品を同一溶解)を高速液体クロマト
グラフィて展関したときの溶出パターンを第5−a図に
示した。第5−a図および第5−b図より、本発明によ
るCh.O.の反応生成物は5−コレステンー3ーオン
であることは明らかである。現在までに報告されている
ノカルジア属、ブレビバクテリウム属、ストレプトミセ
ス属およびスエヒロタケ属の菌が生産するCh.O.に
ついては、いずれも酸化作用と異性化作用の両方を合わ
せ持つことが知られている。一方、本発明のCh.O.
は異性化作用を持たす、酸化作用のみを有し、コレステ
ロールを酸化して5−コレステンー3−オンを生成する
。酸化作用のみを有するCh.O.は知られておらす、
本発明により初めて製造が可能となつたものである。2
)基質特異性: 本発明のCh.O.は3β位に水酸基を有するステロー
ル類のみに特異的に作用する。
即ち、コレステロール、β−コレスタノール、カンペス
テロール、β−シトステロール、ステイグマステロール
、5α−プレグナンー3β、20β−ジオール、デハイ
ドロエピアンドロステン、プレグネノロンおよびエルゴ
ステロールなどに作用する。他の位置(3α位を含む)
に水酸基を有するステロール類には全く作用しない。3
)至適PHおよびPH安定性: 本発明酵素の至適PHをそれぞれ第1−a図〜第1−k
図に示した。
それぞれのPHにおける活性の測定は、後述の活性の測
定法に準じておこない、PH2およびPH3は0.1M
グリシン・塩酸緩衝液中て、PH4およびPH5は0.
1M酢酸緩衝液中て、PH6,PH7およびPH8は0
.1M燐酸緩衝液中で、PH9およびPHlOは硼酸緩
衝液中て行なつた。本発明酵素はPH5〜7付近に高い
活性を有している。また、本発明酵素を3rCにおいて
それぞれのPHで6吟間処理したときのPH安定性を第
3−a図〜第3−k図に示した。本発明酵素は、PH4
〜8付近が安定である。(4)至適温度および熱安定性
: 本発明酵素の至適温度は第2−a図〜第2−K図の曲線
で表わされるごとく35〜45℃付近にある。
また、本発明酵素をPH7.Oにおいてそれぞれの温度
で1紛間処理したときの熱安定性を第4−a図〜第4−
k図に示した。本発明酵素は40〜45゜Cまて安定で
ある。(5)分子量: 本発明酵素の分子量はセフアデツクスG−100による
ゲル沖過法て約58000である。
(6)等電点:本発明酵素の等電点はフアルマライト(
PH3〜11、フアルマシア社製)を用いた焦点電気泳
動法で4.2±0.1である。
(7)活性の測定法: 活性の測定は、パーオキシダーゼと色原体の存在下、過
酸化水素の生成量(クリニカル・ケミストリー、第20
巻、第470頁、1974)から、または、高速液体ク
ロマトグラフィを用いてコレステロールの減少量から求
めた。
即ち、前者においては4−アミノアンテイピリン2.4
6マイクロモル、フェノール42マイクロモル、パーオ
キシダーゼ2偉位の存在下、エタノールに溶解したコレ
ステロール溶液(20ミリモル)−0.1m1に酵素液
を添加し、PH7.O、反応液量3.0m1で37℃、
1吟間反応後、生成した過酸化水素に基つく500nm
の吸収増加を測定する。後者においてはエタノールに溶
解したコレステロール溶液、(20ミリモル)0.1m
1に酵素液を添加し、PH7.O反応液量3.0m1で
37゜C1扮間反応後、残存コレステロールをクロロホ
ルムで抽出して減少したコレステロール量を測定する。
Ch.O.l単位は37*8℃で1分間に1マイクロモ
ルのコレステロールを酸化する酵素量または過酸化水素
を生成する酵素量で示す。以下に本発明によるCh.O
.の製造方法を実施例をもつて示すが、本発明が以下の
実施例の範囲のみに限定されるものではない。
実施例1 グルコース3%、エピオス0.5%および寒天1,5%
(エピオス培地)の組成の斜面培地に第1表にノ示した
本発明の担子菌を接種し、25℃にて1週間静置培養し
て第1次種菌とした。
グルコース2%、酵母工キズ0.3%、ポリペプトン0
.3%、KH2PO4(0.1%およびMgSO4)・
7H200.05%の組成の培地100m1を500m
1容の三角フラスコに分注し、120℃で2紛間殺菌し
た後、冷却し、これに上記の種菌をかきとり接種して、
2rCで、毎分100回転で振盪培養して第2次種菌と
した。培養日数は第1表に示した。炭素源として可溶性
デンプンまたはグリコース2%、酵母工キズ0.3%、
ポリペプトン1%、KH2PO4O.3%、MgSO4
・7H200.1%および大豆油0.5%の組成の培地
15eを301容のジヤーフアーメンターに入れ、12
0地Cて2吟間殺菌した。冷却後、上記の第2次種菌を
100TtL1接種し、2TCて毎分10′の通気速度
と毎分200回転の攪拌速度の条件下て培養した。培養
日数は第1表に示したとおりである。培養終了後、培養
液を?過して菌体を除き、培養沖液13fを得た。培養
?液のCh.O.活性(過酸化水素生成量より測定した
)は第1表に示したとおりてあつた。実施例2実施例1
て得た培養戸液131に硫酸アンモニウム7290g加
え(約80%飽和)て溶解し、一昼夜放置後、生成した
沈澱をろ過して集め、これを大量の0.0IM燐酸緩衝
液(PH7.O)で透析後、同緩衝液で緩衝化したDE
AEセフアデツクス(A−50),1ホのカラム(5.
0×40cm)に吸着させ、吸着物を0.2M燐酸緩衝
液(PH7.O)で溶出した。
活性画分を0.00IM燐酸緩衝液て透析後、凍結乾燥
して精製酵素粉末を得た。精製酵素粉末の収量および活
性を第2表に示した。前述した如く特開昭51−797
81号にはスエヒロタケIFO4928由来のCh.O
.が記載されているが、このCh.O.と上述した本発
明によるCh,O.を用いて人血清中の遊離コレステロ
ールおよび総コレステロールを測定した楊合の例を下記
実験例にて示す。
実施例 1 遊離コレステロールの測定 人血清中の総コレステロールの測定には、次の反応組成
て行なつた。
即ち、人血清0.1mLぃ4−アミノアンチピリン2.
46マイクロモル、フェノール42マイクロモル、パー
オキシダーゼ2禅位、トリトンX一100濃度0.33
%、リン酸緩衝液(PH6.O)300マイクロモル及
び、それぞれ本発明または特開昭51−79781号に
よるコレステロール・オキシダーゼ3単位総液量3.0
mLで37゜Cで反応を行ない、試薬ブランク(人血清
の代わりに精製水を添加したもの)を対照として、その
反応の経時的変化を、波長500rwLにおける吸光度
の変化より追跡した。
その結果を第6図に示す。第6図に見られる如く、本発
明のコレステロール・オキシダーゼ3単位を用いた場合
(4)、反応は3分間で完了するのに対し、特開昭51
−79781号のスエヒロタケIFO4928起源のコ
レステロールaオキシダーゼ3単位を用いた場合(B)
、反応を30分間行なつても、血清中のコレステロール
が全て酸化されなく、吸光度の変化として測定すること
ができない。2総コレステロールの測定 人血清中の総コレステロールの測定には、次の反応組成
を用いた。
即ち、人血清0.1m1、4−アミノアンチピリン2.
46マイクロモル、フェノール42マイクロモル、パー
オキシダーゼ2弾位、トリトンX一10α農度0.33
%、リン酸緩衝液(PH6.O)300マイクロモル、
コレステロール●エステラーゼ5単位およびそれぞれ本
発明によるコレステロール・オキシダーゼ3単位または
特開昭51一79781号のスエヒロタケ由来のコレス
テロール・オキシダーゼ3単位あるいは1弾位、総液量
3.0m1で37゜Cで反応を行ない、試薬ブランク(
人血清の代わりに精製水を添加したもの)を対照として
その反応の経時的変化を波長500r1mにおける吸光
度の変化より追跡した。
その結果を第7図に示す。第7図に見られる如く、本発
明のコレステロール◆オキシダーゼ3単位を用いた場合
A1反応は3分間で完了するのに対し、特開昭51−7
9781号のスエヒロタケIFO4928起源のコレス
テロール●オキシダーゼ3単位を用いた場合B、反応終
了まで6紛間も要した。また、1弾位を用いた場合Cで
も、20,分間を要した。以上の結果より、人血清中の
遊離および総コレステロールの測定する場合、スエヒロ
タケIFO4928起源のコレステロール●オキシダー
ゼを用いるよりも、本発明の酵素を用いた場合、経済二
的かつ敏速に定量することが可能になつた。
【図面の簡単な説明】
第1−a図〜第1−k図は、本発明により得られるCh
.O.のPHと活性の関係を表わし、第2−a図〜第2
−k図は温度と活性の関係を表わす。 第3−a図〜第3−k図は本発明により得られるCh.
O.をそれぞれのPHで60分間処理した後のPHと活
性の関係を表わし、第4−a図〜第4−k図はPH7,
Oにおいてそれぞれの温度で1吟間処理した後の温度と
活性の関係を表わす。第5−b図は、本発明により得ら
れるCh.O。をコレステロールに作用させる反応前お
よび反応後1紛での反応j液の高速液体クロマトグラフ
ィによる溶出パターンであり、第5−a図は標準液を高
速クロマトグラフィによる溶出パターンである。第6図
は人血清中の遊離コレステロールの測定における反応速
度を表わす図てあり、図中Aは本発明Ch.O.を、B
はスエヒロタケCh.O.を示す。第7図は人血清総コ
レステロールの測定における反応速度を表わす図であり
、図中Aは本発明Ch.O.を、BおよびCはスエヒロ
タケCh.O.を示す。なお、各図において、aはしい
たけK−339株の、bはつえたけK−144?の、c
はぬめりつはたけK−197株の、dはえのきたけK−
1638株の、eはからかさたけK−99?の、fはさ
さくれひとよたけK−29屹株の、gはとふんたけK−
18B株の、hはこがねねばりこうやくたけK一153
VF.の、iはねんどたけK−759株の、jはあらげ
きくらげK−15株の、kはきぞめたけK−16お株の
Ch.O.であることを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 以下の理化学的諸性質を有することを特徴とするコ
    レステロール酸化酵素。 (a)作用 コレステロール+O_2→5−コレステン−3−オン+
    H_2O_2(b)基質特異性 3−β位に水酸基を有するスチロール類のみに作用する
    。 他の位置(3−α位を含む)に水酸基を有するスチロー
    ル類には全く作用しない。(c)至適pH15〜7 (d)安定pH:4〜8 (e)至適温度:35〜45℃ (f)熱安定性:40〜45゜Cまで安定(g)分子量
    :約58000(セフアデツクスG−100によるゲル
    濾過法(h)等電点:4.2±0.1〔フアルマライト
    (pH3〜10、フアルマシア社製)を用いた焦点電気
    泳動法〕2 まつおおじ風、つえたけ属、えのきたけ属
    、きつねのからかさ属、ひとよたけ属、しびれたけ属、
    ねばりこうやくたけ属、きこぶたけ属、きくらげ属およ
    びあなたけ属に属するコレステロール酸化酵素生産能を
    有する微生物を培養し、得られた培養物からコレステロ
    ール酸化酵素を採取することを特徴とするコレステロー
    ル酸化酵素の製造法。
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