JPS6049621B2 - テトラブロモビスフエノ−ルaのグリコ−ルエ−テルの製造方法 - Google Patents

テトラブロモビスフエノ−ルaのグリコ−ルエ−テルの製造方法

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JPS6049621B2
JPS6049621B2 JP14454381A JP14454381A JPS6049621B2 JP S6049621 B2 JPS6049621 B2 JP S6049621B2 JP 14454381 A JP14454381 A JP 14454381A JP 14454381 A JP14454381 A JP 14454381A JP S6049621 B2 JPS6049621 B2 JP S6049621B2
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JP
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tetrabromobisphenol
glycol ether
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mol
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睦 木村
貞雄 清水
和司 古田
理一郎 山本
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Meisei Chemical Works Ltd
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Meisei Chemical Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、テトラブロモビスフェノールA即ち、2・
2−ビス−(3’ ・ 5’ −ジブロモー 4’ −
ヒドロキシフェニル)−プロパンのグリコールエーテル
の製造方法に関する。
更に詳しくは着色度の低くかつ分子量分布の狭いテトラ
ブロモビスフェノールAのグリコールエーテルを短時間
で合成する方法に関する。 テトラブロモビスフェノー
ルA及びそのグリコールエーテル誘導体は、合成繊維及
びプラスチック等の難燃剤として有用な物質であり、そ
の需要 は年々増加している。
この事は生活の多様化、安全性の追求、法規制の強化等
に起因しているものを思われるが、従来行なわれていた
ようにただ単に難燃剤を添加する添加型の難燃剤では安
定した難燃効果を得難いため、最近では分子中に反応基
を有する難燃性の化合物を製品構成用基材として使用す
るいわゆる反応型の難燃剤の要求が増加してきている。
しかもこの反応型の難燃剤としても一官能性のものより
も二官能性以上のものが要求”されてきており、このよ
うな条件を満足させるような物質の一つとしてテトラブ
ロモビスフェノールAが挙げられる。しかし、この化合
物はフェノール性の水酸基2個を分子中に有しているた
め、人体に対する刺激性が大きく、臭気も強い。また、
難燃剤として添加または反応せしめて使用した場合、耐
光性が悪く、黄変する傾向が強く、その上可塑性が少い
ため、プラスチックに添加して使用した場合パンチング
等により、穴の周辺に白化現象を生ずる等の欠点を有し
ている。これらの欠点を減少もしくはなくする一つの方
法としてグリコールエーテル化がある。この方法はグリ
コールエーテル化することによつてフェノール性の水酸
基をなくし、それによつて毒性、臭気、反応性等を変化
せしめるものであつて、融点、可塑性にも変化を生ずる
。このような物性の変化はグリコールエーテル化度によ
つて変化するので、目的及び用途に応じて、グリコール
エーテル化を行えばよい。グリコールエーテル化には色
々な方法があるが、アルキレンオキサイドを触媒の存在
下に付加させる方法が最も工業的でかつ経済的な方法と
して使用されている。しかし、この方法の一般的な問題
点としては、グリコールエーテル化によつて着色が生じ
ること、生成物が単一化合物でなく付加モル数に応じて
分子量分布を有する化合物であること、及び触媒残査の
除去の必要性などをあげることができる。これらは付加
反応を行う際の触媒の種類、溶媒の有無、反応温度、圧
力、反応形態、等に起因する要因が多く、生成品の使用
目的、用途等を検討した上でその製造条件が設定される
。現在テトラブロモビスフェノールAのグリコールエー
テル化物についてはそのジヒドロオキシエチル化物(対
称位付加物)及びジヒドロオキシプロピル化物(対称位
付加物)がテトラブロモビスフェノールAの有する欠点
をカバーするものとして注目を浴びている。
しかし、これらの製法として、公知のものは、作業的及
び経済的に満足できるものではなかつた。例えば特公昭
36−30272号公報記載の方法を使用して、水中に
於てアルカリ金属塩、もしくはアルカリ土類金属塩を触
媒として、大過剰のアルキレンオキサイドを反応させれ
ば高純度のテトラブロモビスフェノールAのグリコール
エーテルを製造することは可能であるが、この方法は大
過剰のアルキレンオキサイドを使用することが必要であ
り、また反応を水中で行うため過剰のアルキレンオキサ
イド及び水の分離除.去、製品の乾燥等の工程が必要で
あるために経済的な方法てはなかつた。また特開昭50
−105638号公報には活性水素を有しない極性溶剤
の存在下にトリエチルアミンを触媒としてビスフェノー
ル系ジオキシアルキレンエーテルを製造する方法が開.
示されており、かなり高収率でテトラブロモビスフェノ
ールAのジオキシエチレンエーテルを製造する例が記載
されているが、この方法は溶剤を使用しているため、そ
の回収工程が必要であること、触媒として使用するトリ
エチルアミンの沸点・が約89゜Cと低く、臭気及び、
皮膚に対する刺激が大であること、及びトリエチルアミ
ンの水に対する溶解度が小さく、これを除去するために
は多量の水による水洗または塩酸中和後の水洗、乾燥等
の工程が必要であることなど、作業的にも経済的にも問
題があつた。本発明は、このような欠点を解消し、安価
に、作業性よく、高純度のテトラブロモビスフェノール
A・グリコールエーテルを製造する方法を提供する。本
発明の方法は、テトラブロモビスフェノールAの溶融物
に、アルキレンオキサイドの少なくとも1種を付加反応
させるものであつて、該付加反1応に際して触媒として
N−N−ジヒドロキシエチルーN−n−アルキルアミン
を用いることを特徴とする。
アルキレンオキサイドとしては、一般的なものがいずれ
も使用されるが、エチレンオキサイド及びプロピレンオ
キサイドから選ばれるのが営業上好ましく、N−N−ジ
ヒドロキシエチルーN−n−アルキルアミンのアルキル
基はメチル、エチル、プロピル又はブチル基であるのが
扱い易い。
また、テトラブロモビスフェノールAとアルキ・レンオ
キサイドの付加反応は、加圧下て実施されるのが好まし
く、最適反応温度は140〜200℃である。このよう
な本発明の方法は全く無溶剤で実施できるため、工程を
著しく短縮できる。
更に、触媒として使用するN−N−ジヒドロキシエチル
ーN一n−アルキルアミンは従来の触媒に比較して沸点
が高く、常温て液状てあり、皮膚に対する刺激も少なく
水に対する溶解度も大きい。このため触媒の取り扱い、
及びその除去も容易である。また触媒残査として製品中
に酸つた場合ても、N−N−ジヒドロキシエチルーN−
n−アルキルアミンは製品のテトラブ陥モビスフエノー
ルA・グリコールエーテルに似た構造をとる2官能性の
化合物であり、ポリエステルやポリウレタン等の改質剤
(染色性向上、安定性向上)として使用される場合もあ
り、この場合合成繊維、プラスチックスなどの一成分と
して働く、従つて上記の様な性質が要求される用途にテ
トラブロモビスフェノールAのグリコールエーテルが使
用される場合には触媒残査を除去する必要は無い。なお
、グリコールエーテル化されたテトラブロモビスフェノ
ールA中に触媒残査がそのまま残存している場合でも、
その中に均一に溶解しており、脱混合とか、不透明化等
の現象は全く認められない。次に実施例によつて本発明
を説明する。
実施例1 1eオートクレーブ反応器にテトラブロモビスフェノー
ルA8ll.8y(1.5モル)を仕込み、触媒として
N−N−ジヒドロキシエチルーN−n−ブチルアミン1
.0qを加えた後、反応器内を十分チッ素置換し、次い
でマントルヒーターにて昇温した。
185〜190℃にてテトラブロモビスフェノールAを
溶融し、内圧3.0kgノd以下でエチレンオキサイド
138.6q(3.15モル)を50分を要して添加し
た。
エチレンオキサイドの総量の20〜30%を添加した後
150〜1600Cに降温して残量のエチレンオキサイ
ドを添加した。添加終了後、同温度にて1時間熟成した
後、減圧及びチッ素加圧操作を数回繰返し行い、130
〜140′Cにて反応物をパットに取出し、947y(
収率99.54%)の生成物を得た。これは冷却すると
淡褐色の脆いガラス状となり、家庭用ミキサーにて容易
に粉砕でき、淡黄色粉末となつた。実施例2 実施例1と同様の装置、方法にて、テトラブロモビスフ
ェノールA8ll.8y(1.5モル)、N1−N−ジ
ヒドロキシエチルーN−メチルアミン1.0yを仕込み
、エチレンオキサイド138.6y(3.15モル)を
1時間を要して添加する。
添加終了後、1時間熟成を行つて生成物948ダ(収率
99.64%)を得た。このものは淡黄色粉末となつた
。実施例3 実施例1と同様の装置、方法にて、テトラブロモビスフ
ェノールA8ll.8q(1.5モル)、N−N−ジヒ
ドロキシエチルーN−n−ブチルアミン1.0yを仕込
み、プロピレンオキサイド182.7y(3.15モル
)を1時間3吟を要して添加した。
添加終了後、2時間熟成を行つて生成物990q(収率
99.45%)を得た。このものは淡黄色粉末となつた
。比較例1 触媒として苛性カリを用いる以外は実施例1とまつたく
同様の条件で、テトラブロモビスフェノールA8ll.
8V(1.5モル)、苛性カリ2.8fを仕込み、エチ
レンオキサイド138.6q(3.15モル)を1時間
1紛を要して添加した。
添加終了後、1時間熟成を行つて、生成物949y(収
率99.56%)を得るが、このものは固まり易い黄褐
色粉末であつた。比較例2 触媒として苛性カリを用いる以外は実施例2とまつたく
同様の条件で、テトラブロモビスフェノールA8ll.
8q(1.5モル)、苛性カリ2.8yを仕込み、プロ
ピレンオキサイド182.7q(3.15モル)を1時
間3紛を要して添加した。
添加終了後、2時間熟成を行つて生成物991V(収率
99.55%)を得た。このものは固まり易い黄褐色粉
末であつた。比較例3 1′オートクレーブ反応器にテトラブロモビスフェノー
ルA2OOq(0.37モル)、精製塩1.8y及び水
267yを仕込み、密閉後反応器内を十分チッ素置換す
ると共に反応器を10゜C以下に冷却した後、エチレン
オキサイド108y(2.45モル)を圧入した。
攪拌しながら、ウォーターバスで70℃に加熱し、70
〜75℃で4時間反応させると結晶を生じた。次いで、
冷却し、40゜Cにて取出し、淵過した。更に2fの水
て水洗した後、80゜C/30wtHgにて一夜間乾燥
し、生成物224y〔収率96.40%、゛但し、エチ
レンオキサイド2モル付加物力泪的生成物て、それを理
論値(232.6q)とする〕を得た。このものは白色
粉末であつた。以上、実施例1、2、3、及び比較例1
、2、3、の反応時間、収率及び各生成物の分析値を次
表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テトラブロモビスフエノールA即ち2・2−ビス−
    (3′・5′−ジブロモ−4′−ヒドロキシフェニル)
    −プロパンの溶融物に、エチレンオキサイド及びプロピ
    レンオキサイドから選ばれる少なくとも1種のアルキレ
    ンオキサイドを付加反応させるものであつて、該付加反
    応に際して接触としてN・N−ジヒドロキシエチル−N
    −nアルキルアミン(但し、アルキル基はメチル、エチ
    ル、プロピル又はブチル基である)を用いることを特徴
    とするテトラブロモビスフェノールAのグリコールエー
    テルの製造方法。 2 加圧下、140℃ないし200℃の温度で上記付加
    反応を実施することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。
JP14454381A 1981-09-11 1981-09-11 テトラブロモビスフエノ−ルaのグリコ−ルエ−テルの製造方法 Expired JPS6049621B2 (ja)

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