JPS6050992B2 - 可変容量形液圧ポンプ - Google Patents

可変容量形液圧ポンプ

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JPS6050992B2
JPS6050992B2 JP51028458A JP2845876A JPS6050992B2 JP S6050992 B2 JPS6050992 B2 JP S6050992B2 JP 51028458 A JP51028458 A JP 51028458A JP 2845876 A JP2845876 A JP 2845876A JP S6050992 B2 JPS6050992 B2 JP S6050992B2
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猛 堀内
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Daikin Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は可変容量形液圧ポンプに関するもので、1つの
減圧ポンプで第2図に示すような低圧大容量から高圧小
容量への2圧力・2容量制御と、第4図に示すような小
容量制御とを、単に切換弁の操作だけで任意に選択でき
る、換言すれば複合制御できる機能をもつた液圧ポンプ
を提供するものである。
(従来の技術) 従来1つの可変容量液圧ポンプを用いて2圧力・2容量
制御を行なう場合、第6図に示した曲線A、Bで示すよ
うな特性のもとにその低圧側圧力P、と高圧側圧力Po
を設定して制御しているのであるが、特に高圧側圧力P
oの設定が非常に難カルい欠点があるばかりか、この高
圧側圧力P2が変化すると該圧力に対応する吐出量Q、
も変化し易く、精度がバラつき安定した制御が行なえな
い欠点があつた。
又、リリーフ圧力(最高吐出圧力)PA−PBも岬高く
、且つ低圧側圧力P、と高圧側圧力P2との範囲内にお
ける所要馬力が大きいために動力損失や熱発生が大きい
欠点も有しているのである。
即ち、以上説明した方式による2圧力・2容量制御は曲
線A、Bに示した特性、換言すれは定馬フカ特性に近い
特性のもとに行なうものであるから、高圧側圧力Poに
おける吐出量Q、が安定せず、且つ前記した欠点が生ず
るのである。
しかして、本発明者は以上の如き問題点に鑑み、研究を
続けた結果、現在まで数多くの提案を5行つて来たが、
一つの液圧ポンプを使用してアクチュエータの早送り(
軽負荷)と運送り(重負荷)との変更を行なう2アクチ
ュエータ・2容量制御ができ、しかもその高圧小容量の
設定も低圧小容量の設定も共に精度よく容易に安定性も
よく行なえる液圧ポンプを特願昭47−86507号(
特開昭49−4190鏝)及び特願昭50−82871
号(特開昭52−6105号)において提案した。
以下、これらのものを簡単に説明すると、前者のものは
、第7図に示すように、可変制御要素60を中立位置に
制御する操作プランジャ61と、低圧側設定圧力で前記
可変制御要素60を中間位置に制御するパイロットプラ
ンジャ62とを直列に設ける一方、前記パイロットプラ
ンジャ62の背面室1を吐出ライン63に接続すると共
に、前記操作プランジャ61の背面室hを前記吐出ライ
ン63のタンクライン64とに高圧側設定圧力で切換え
て接続する高圧用の圧力制御弁65を設けたものてある
尚、66は前記可制御続要素60を最大傾斜位置に押圧
するスプリングであり、また、前記圧力制御弁65にお
いて、67はスプール、68は圧力設定用の押圧体であ
る。かくして、第7図に示したものは、吐出圧力を利用
した自圧制御方式のもので、前記パイロットプランジャ
62が前記スプリング66の押圧力に打勝つて前記可変
制御要素60を中間位置まで復動させて、低圧大容量運
転から高圧小容量運転へと切換え、また、前記吐出圧力
が高圧側の設定圧力に達すると、今度は前記圧力制御弁
65のスプール67が切換動作して、前記操作プランジ
ャ61の背面室hと前記吐出ライン63とが接続されて
、該背面室hに吐出圧力が導入され、該プランジャ61
の右動により前記可制御要素60が中立位置に復帰させ
られるのである。
一方、前記した後者のものは、第8図に示す如.く、第
7図に示ししたものと同様に可変制御要素70と操作プ
ランジャ71とパイロットプランジャ72とを設ける一
方、前記操作プランジャ71の背面室hを吐出ライン接
続通路73,74とタンクライン75との設定圧力に応
じて切換えて連!通させる低圧用・高圧用の圧力制御弁
76,77を各別に設け、更に、吐出ライン78を前記
低圧用の前記接続通路73と、高圧用の前記接続通路7
4及び前記パイロットプランジャ72の背面室iとに選
択的に連通させる切換弁79を設けたも4のである。
以上の如く、このものは切換制御弁方式のものであつて
、前記切換弁79を第8図に示すポジションに設定する
と、低圧用の前記圧力制御弁76が作用して低圧大容量
運転が行なえるのであり、また、前記切換弁79のポジ
ションを逆に切換えると、前記パイロットプランジャ7
2の前記背面室1に吐出圧力が作用して前記可変制御要
素70が中間位置に復動すると共に、高圧用の前記圧力
制御弁77が作用して高圧小容量運転が行なえるのであ
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、以上の如く2圧力・2容量制御を行うのに自
圧により制御する方式を採用した液圧ポンプと、切換弁
により制御する方式を採用した液圧ポンプとをそれぞれ
別個に形成した場合、例えば加工物の大きさ、材質によ
り変わる加工条件に対応させることができないのであり
、常に2種の門液圧ポンプを用意しなければならないの
である。
即ち、専用化した前記各ポンプによれば、アクチュエー
タに連動した工具を1速送りョのまま加工物に当て、こ
の加工負荷によるアクチュエータにおける負荷圧力が上
昇した後1遅送りョに切換”え、この1遅送りョにより
前記加工物の加工を行なわせたい場合と、アクチュエー
タに連動した工具の速さを加工物直前て減速して1遅送
りョと成して衝撃なしにこの工具を加工物に当てて加工
を行なわせたい場合との2種の作動を必要に応じて任意
に選択することはてきず、前記した2種のポンプを用意
しなければならなかつたのである。この発明は、以上の
ような液圧ポンプにおける問題を解決すべく発明したも
のてある。(問題点を解決するための手段) 本発明の構成は、可変制御要素11を中立位置に制御す
る操作プランジャ21と前記可変制御要素11を中間位
置にするパイロットプランジャ21,24で可変制御要
素11の変位置を調整することにより、吐出量を可変と
した液圧ポンプであつて、両端にポンプ吐出圧と第1押
圧体30とを対抗させる第1スプール22をもち、前記
パイロットプランジャ24の背圧室Kに連通する制御通
路34をポンプ吐出圧の上昇でタンクライン40から吐
出ライン36に切換連通させる低圧用の圧力制御弁25
aと、両端に前記ポンプ吐出圧と第2押圧体31とを対
抗させる第2スプール23をもち、前記操作プランジャ
21の背圧室bをポンプ吐出圧の上昇で、前記タンクラ
イン40から吐出ライン36に切換連通させる高圧用の
圧力制御弁25bとを設ける一方、前記制御通路34の
途中に、該制御通路34における前記パイロットプラン
ジャ24の背圧室kに接続の二次側を、この制御通路3
4における前記低圧用の圧力制御弁25aに接続の一次
側と前記吐出ライン36とに切換連通させる切換弁37
を設けることにより、一つの液圧ポンプを使用して必要
に応じて前記切換弁37を切換えるだけで自圧制御方式
域いは切換弁制御方式による2圧制御を容易に選択して
行なえるようにしたのである。
(作 用) 前記切換弁37を切換操作して、前記制御通路34にお
ける前記二次側とこの制御通路34における前記一次側
とを連通させ(第1図参照)、自圧により2圧2容量制
御を行なう場合の作用を説明すると、ポンプ吐出圧が、
前記低圧用の圧力制御弁25aの前記第1押圧体30で
設定する圧力以下の時は、前記第1押圧体30の押圧力
が前記第1スプール22に作用するポンプ吐出圧による
押圧力に−打勝つて、前記タンクライン40と前記制御
通路34とが接続されており、かくして、該制御通路3
4を介して前記パイロットプランジャ24の前記背圧室
kが前記タンクライン40に解放されており、かつ、こ
の時は前記高圧用の圧力制御弁25bにより、前記操作
プランジャ21の前記背圧室bと前記タンクライン40
とが連通されているので、前記各プランジャ24,21
には、前記可変制御要素11を中立方向に復動させる押
圧力が働かず、この結果、前記可変制御要素11は最大
傾斜角を保持し、低圧大容量運転が行なわれる。
次に、ポンプ吐出圧が、前記第2押圧体31で設定する
所定圧力以下で、かつ、前記第1押圧体30て設定する
前記圧力以上に上昇した時には、前記高圧用の圧力制御
弁25bは依然として、前記操作プランジャ21の背圧
室bを前記タンクライン40に接続している一方、前記
低圧用の圧力制御弁25aが前記制御通路34を前記吐
出ライン36に切換え接続するので、前記ノSイロツト
プランジヤ24の背圧室kに前記吐出ライン36からの
ポンプ吐出圧(制御圧)が作用し、この結果、前記パイ
ロットプランジャ24により前記可変制御要素11が中
間位置まで復動させられるのである。
従つて、高圧小容量運転に切換えられるのである。
更に、ポンプ吐出圧が、前記高圧用の圧力制御弁25b
で設定する圧力よりも高く成つた時は、前記高圧用の圧
力制御弁25bの前記第2スプール23に作用するポン
プ吐出圧による押圧力が、前記第2押圧体31の押圧力
に打勝つて、この制御弁25bが前記操作プランジャ2
1の背圧室bを前記吐出ライン36に切換接続するので
あり、この結果、前記操作プランジャ21が、前記背圧
室bに作用するポンプ吐出圧(制御圧)により動作され
、前記可変制御要素11が中立位置まで復動させられる
のである。
以上の如く、低圧大容量運転と高圧小容量運転とが自在
により切換えられるのてある。
次に、前記切換弁37の切換操作による2圧2容量制御
の場合を説明する。
低圧小容量運転の場合は、前記切換弁37を前記した自
圧制御御の場合と同じ切換位置にセットして運転するの
である。
しかして、低圧小容量運転から高圧小容量運転に切換え
る場合に、前記切換弁37を、前記制御通路34におけ
る前記二次側と前記吐出ライン36とを連通させる如く
切換位置(第3図参照)させるのである。
このことにより前記パイロットプランジャ24の背圧室
kにポンプ吐出圧が作用して、該プランジャ24により
前記可変制御要素11が中間位置に復動させられるので
ある。
即ち、前記切換弁37の切換操作により低圧小容量運転
から高圧小容量運転に切換えられるのである。また、前
記制御弁37のこの切換位置における運転において、前
記ポンプ吐出圧が前記高圧用の圧力制御弁25bの前記
所定圧力に達すると、該圧力制御弁25bが自在制御の
場合と同様に作用して、前記操作プランジャ21により
前記可変制御要素11が中立位置に復動させられるので
ある。
・(実施例) 以下本発明ポンプの実施例を第1図に基づいて説明する
第1図に示した液圧ポンプは斜板式アキシヤルプランジ
ヤポンプであつて、1は中空のハウジング本体で、その
一側面にはカバー2が固定されている。
このハウジング本体1の内部には軸受3,4を介して主
軸5が枢支されており、該主軸5にはその中間部に形成
したスプライン部6を介してシリンダブロック7が一体
に回転できるよう固定されている。このブロック7には
多数のピストン8が所定のストロークで往復動時在に設
けられており、これらの各ピストン8の先端にはリテイ
ナ9により支持されたシュー10が夫々取付けられ、該
シュー10を介して可変制御要素を構成する斜板11に
接触している。
この斜板11はトラニオン軸12を支点として一定の傾
斜角の範囲内で揺動自在となつており、前記シュー10
が接触する側の背面とハウジング本体1の内側面との間
には、スプリング13を介装して常に斜板11の傾斜角
を最大位置に保持するように作用させている。
従つて、この状態で主軸5を駆動してシリンダブロック
7を回転させると各ピストン8が往復動し、この往復動
により最大吐出量が得られるのであり、この斜板11の
傾斜角を変えることにより、任意の吐出量が得られるの
であり、この斜板11の傾斜角は操作プランジャ21の
背面側に導入される操作圧力によつて決まるのである。
尚、第1図において14はバルブプレート、15はスプ
リング、16は該スプリング15の受けである。
しかして第1図に示したものは、以上の如く構成したポ
ンプのハウジング本体1に、前記した操−作プランジャ
21を組込むと共に、この操作プランジャ21の制御を
行なうものであつて、各々スプール22,23をもつ低
圧用と高圧用の圧力制御弁25a,25bをそれぞれ設
けたのである。
前記プランジャ21はハウジング本体1に設け。たシリ
ンダ室aに移動自由に挿嵌されるもので、その一端は前
記の如く斜板11に接当すると共に、他端にはシリンダ
室a内壁との間に背面室を形成しており、且つこの背面
室にはパイロットプランジャ24が移動自由に内装され
、前記プランージヤ21の背面と当接している。このパ
イロットプランジャ24は、高圧制御時の吐出量を設定
するもので、大径部24aと小径部24bとから成り、
大径部24aにより前記背面室を前室(前記操作プラン
ジャ21の背面室)bと後室(前記パイロットプランジ
ャ24の背圧室)kとに仕切つている。
また前記各圧力制御弁25a,25bは弁ブロック25
内に前記各スプール22,23及び各押圧体30,31
を各別に内装してなるもので、詳しくは、前記各スプー
ル22,23は弁ブロック25に設けるスプール孔26
,27に移動自由に内装するのであつて、前記スプール
孔26,27・は吐出ライン28,29に連通しており
、該圧力ライン28,29を介して作用する吐圧圧によ
りスプール22,23を移動させるように成すのである
そして、これら各スプール22,23の背面側には、前
記移動に対抗するコイルスプリングなどから成る押圧体
30,31を設けるのであつて、これら押圧体30,3
1により、前記スプール孔26,27に導入される吐出
圧に対抗し、この吐出圧が一定圧力以上になるまでこれ
ら各スプール22,23の移動を阻止するのである。
また、この押圧体30,31によるスプール22,23
の押圧は異ならしめ、スプール22,に対応する押圧体
30により低圧制御時の圧力P1を、またスプール23
に対応する押圧体31によつて高圧制御時の圧力P2を
夫々設定するのであつて、これら押圧体30,31には
前記押圧力を調整し、スプール22,23が移動する吐
出圧力を所定の値に設定する圧力調整ねじ32,33を
設けるのである。
また、前記弁ブロック25には、スプール22,23の
移動により開口する制御通路34,35を接け、これら
通路34,35の内、前記低圧制御用スプール22の制
御通路34を前記背面室の後室kに、また高圧制御用ス
プール23の制御通路35を同じく前室bにそれぞれ連
通すると共に、前記制御通路34,35の内、低圧側制
御通路34の途中に4ボート3位置オープンセンターの
電磁切換弁37を介装し、この切換弁37における二つ
の入口ボートの内、第2入口ボートP2に、前記制御通
路34の一次側を、また第1入口ボートP1に前記吐出
ライン36に連通する圧力ライン38を接続するのであ
り、更に二つの出口ボートの内、第2出口ボートP4に
前記パイロットプランジャ24の背面室kをまた、第1
出口ボートP3にタンクTと連通するタンクライン39
をそれぞれ接続するのである。
又、この切換弁37の第1位置は、第1入口ボートP1
と第2出口ボートP,とを連通させ、第2入口ボートP
2と第1出口ボートP3とを閉鎖するのであり、また第
2位置はオープンで各ボートはすべて連通してタンクラ
イン39に解放されており、更に第3位置は第2入口ボ
ートP2と第2出口ボートP4とを連通させ、第1入口
ボートP1と第1出口ボートP3とを閉鎖している。
尚、この切換弁37は以上の如く3位置とせす2位置と
し、第2位置の中立位置を省略することもあるが、この
第2位置を設ければ例えば工具が遊休している時に有効
な無負荷運転が行なえる。
また、この切換弁37は主として電磁切換弁を用いるが
、手動式切換弁でもよい。3位置の電磁切換弁を用いる
場合、両側にソレノイドSl,S2を設け、2位置の電
磁切換弁を用いる場合はソレノイドSl,S2の一方を
ばね方式としてもよい。
又、第1図において40,41はタンクTに開設するタ
ンクラインで、タンクライン40は前記スプール孔26
,27の二次側26a,27aと、またタンクライン4
1は前記押圧体30,31の収容室30a,31aに連
通している。次に以上説明した構造のポンプを用いて複
合制御する場合の動作を説明する。
この複合制御とは、自圧により自動的に2圧力・2容量
を得る場合と、切換弁37の操作により2圧力・2容量
を得る場合との複合特性制御てあり、これらの制御方式
は切換弁37の切換えにより任意に選択できる。
先ず自圧により自動的に2圧力・2容量制御苓行なう場
合について説明する。
この自圧制御方ノにおける低圧大容量と高圧小容量の切
換圧力は圧力調整ねじ32,33により予め設定するの
7ある。しかして、この自圧制御方式を採用する場合前
記ソレノイドSl,S2の内、第1図において右mのソ
レノイドS1を励磁し、前記切換弁37を第図に示した
位置にセットするのであつて、この−ツトにより前記低
圧側制御通路34は、前記切手弁37を介して背面室の
後室kに直結され、吐1ライン36に連通する圧力ライ
ン38は閉鎖さ;ス第1図に示した状態は、パイロット
プランジャ24及び操作プランジャ21が何れも左端に
位置しており、この状態で斜位置11は最大傾斜角とな
つており、ポンプ吐出量は最大となつている。
しかしてこの状態で主軸5を回転すれば、シリンダブロ
ック7に設けられたピストン8が往復動して最大流量の
もとに流体が吐出されるのであつて、該流体の一部は吐
出ライン36から圧力ライン28,29に流れ、前記低
圧用・高圧用の圧力制御弁25a,26aの各スプール
孔26,27に夫々導入されて前記スプール22,23
を夫々右方に押圧するのであるが、これらスプール22
,23は押圧体30,31により夫々左方に押圧されて
いるため、前記吐出圧力がこの押圧力に打勝つ所定圧力
になるまでスプール22,23は移動しない。所が前記
した如く、押圧体30は押圧体31よりも押圧力が小さ
いので、まず前記吐出ライン36からの吐出圧がこの押
圧体30の押圧力に打勝ノてば、スプール22が右方へ
押され、通路34が開き、該通路34を介して前記背面
室の後室kに入り、パイロットプランジャ24を介して
操作プランジャ21を右方へ移動させ斜板11の傾斜角
度を小さくするのである。
5 即ち、第2図に示したC曲線の如くポンプを低圧運
転する場合、斜板11の傾斜角は最大で吐出量は最大吐
出足92であるが、吐出圧が上昇して圧力P1になると
、前記したようにスプール22が移動して操作プランジ
ャ21を右側へ押しはじiθめ、斜板11の傾斜角を小
さくするのであり、吐出圧P1で吐出量はQ1となる。
尚、この吐出量はパイロットプランジャ24のストロー
クで定まるものであつて、このプランジャ24の最大ス
トロークは大径部24aが背面室35の前室b内の段部
cに接当するまでのストロークである。しかして、第2
図に示したC曲線において、座標R。
,OR2から座標Rl,PlQ2迄の範囲は前記アクチ
ュエータに連動する工具が工作物に対して速40送りさ
れている状態を示しているのであり、この座標R1で工
具が加工物と接触し、前記スプール22が開きはじめ、
圧力ライン28が通路34に連動するのである。又、座
標R1から座標R2,P″1Q1迄の範囲では、前記パ
イロットプランジャ24は通路34の圧力が電磁弁37
を経て後室kに加わるので、前記操作プランジャ21と
共に移動し始め、操作プランジャ21は座標R2におい
て遂に背面室の前室bにおける段部に接触するのである
。更に、座標R2から座標R3,P2Qlの範囲では、
まだ前記工具は加工物と接触して加工に必要な圧力に達
するまで待つている状態であり、座標R3に至つて工具
が加工物を加工するに足る圧力状態に達して加工を始め
、加工を完了するのである。又、座標lから座標R4,
P″20の範囲では、加工が完了した後前記アクチュエ
ータがストローク端に達して圧油が往き詰まり、圧力が
上昇する状態であつて、所定圧力の上昇で前記スプール
23が開き、圧力ライン29が通路35に連通して操作
プランジャ21の背面に加工わるので、該プランジャ2
1は前記斜板11を中立位置まで押して吐出ライン36
の流量を零と成すのである。
しかして、前記大容量Q2、小容量Q1、低圧P1及び
高圧P2の調整は調整ねじ32,33の調整により行な
うのである。尚、前記通路35の開口は、前記スプール
23のランドとスプール孔27との間でオリフィスを形
成するのであつて、このオリフィスにより減圧されて、
この減圧圧力が前記背面室の前室kに作用するのである
但し、この減圧された圧力とは斜板の回転モーメントと
ばね13とに対抗するだけの圧力である。従つて、オリ
フィス開口面積が僅かに大きくなると減圧された圧力も
僅かに大きくなるが、これ.は即座にその増加分に相当
する力だけ斜板11の角度が小さくなるもので、その作
用は瞬間的に行なわれる。
即ち、サーボ機械の働きをもつ。即ち斜板11の回転モ
ーメントは斜板角の位置に関係なく略々一定値をとるよ
うに設定されてい5るもので、前記背面室bに作用する
減圧は前記した如く、この回転モーメントとばね13と
の和で決まるのである。従つて、斜板角度が小さくなる
とばね13の圧縮力だけ減圧も増加するのである04斯
くて、前記作用の繰返しにより斜板11の傾斜角度は小
さくなるのであり、スプール23の作動により最終的に
はその傾斜角度が零近くなり、吐出圧Pcで吐出量は零
となるのである。
以上の如く第1図に示した運転によれば、第2図C曲線
に示した吐出圧一流量特性が自圧制御により自動的に得
られ、低圧大容量PlP2と高圧小容量P2Qlとが制
御できる。
尚、これらの運転における低圧圧力P1及び高圧圧力P
2を任意に設定できることは前記した通りである。次に
以上説明した自圧制御によらず、方向切換弁の操作によ
り2圧力・2容量制御を行なう場合について説明する。
この場合は、前記した低圧大容量と高圧小容量との切換
圧力を、切換弁37の切換え操作により任意に選択する
もので、後記する如く例えばアクチュエータに連動する
工具の速さを加工物直前で減速して1遅送リョとし、衝
撃なしで加工を行な門う場合に有効となるのであつて、
前記切換弁37の切換えは手動操作によつて行なうか、
又は圧力の上昇を感知して行なうか域いは第3図に示し
た如く前記工具の移動経路に設けるリミットスイッチL
Sによつて電磁切換弁37を操作して行なう”のである
しかして、この操作による2圧力・2容量制御は前記し
た自圧制御により場合と同様右即のソレノイドS1を励
磁し、切換弁37を第1図の位置にセットするのである
そして、吐出圧が所定圧力、即ち押圧体30の押圧力に
達しない所定圧力になつたとき、左側ソレノイドS2を
励磁して前記切換弁37を第3図の位置に切換えるので
ある。この切換えにより圧力ライン38が前記制御通路
34の二次側34bを経て前記背面室の後室kに連通し
、圧力ライン38から吐出圧が直接その後室kに導入さ
れ、パイロットプランジャ24は直ちに移動することに
なるのであり、この移動により操作プランジャ21を右
方へ移動させ斜板11の傾斜角度を小さくするのである
。この場合、パイロットプランジャ24に対す斧流体圧
力は前記したソレノイドS1を励磁した場合に示したよ
うな前記スプール22が押圧体30に抗して移動するこ
とにより通路34との間に生ずるオリフィスを介して加
えられるのではなく、吐出ライン36からそのまま直接
加えられるので、前記パイロットプランジャ24とそれ
に連動する操作プランジャ21は前記ばね13の押圧力
及び斜板の回転モーメントに抗して速やかに所定の位置
まで移動し、従つて前記斜板11が所定の角度に設定さ
れることになるのである。この時の吐出量は、小容量Q
1を示すので,、前記アクチュエータに連動する工具は
遅送りされて前記工作物に近づき、そして何ら衝撃を生
ずることなく工具は、この工作物に当つて高圧力P2と
なり、またに工作を開始せんとする状態となるのてある
。しかして、前記した如く吐出ライン36は圧力ライン
29を介して高圧用の前記圧力制御弁25bの前記スプ
ール孔27にも連通しているため、該スプール孔27内
のスプール23が移動せんとするけれども、このスプー
ル23に対設する押圧力31の押圧力は吐出圧力がP2
に達する迄その圧力に打勝ち、前記スプール23の移動
を許すことはない。
この状態で、吐出圧力がP2に達すれば前記スプール2
3は押圧体31を押し込んで移動し、前記通路35を開
くのである。従つて、この通路35の開口で前記スプー
ル孔27と該通路35との間にオリフィスを形成し、こ
のオリフィスを介して減圧された吐出圧力P2が前記前
室bに加えられ、前記同様操作プランジャー21が移動
して斜板11を起こすのである。
その結果、斜板11の傾斜角度は小さくなり、遂には零
となつて吐出量が零となるのである。従つて、以上説明
した運転によれば、低圧大容量から高圧小容量の制御を
任意な圧力位置で切換えられるのであつて、前記した加
工物の工作に有効に適用できるのである。
次にこの運転方式の適用例を第3図について説明する。
第3図に示したものは、アクチュエータ50のロッド5
1に工具52を取付け、この■具52により加工物Aを
加■する工作機械に適用したもので、前記吐出ライン3
6を電磁切換弁53を介して前記アクチュエータ50に
接続し、前記切換弁53の切換えによる前記アクチュエ
ータ50を介して工具52を加工物Aに対し移動させる
のてある。この場合、電磁切換弁53のソレノイドSO
2と電磁切換弁37のソレノイドS1とを電気的に連動
させておく。
そして、この工具52の移動経路で、かつ前記加工物A
の近くには前記切換弁37を制御するためのリミットス
イッチLSをセットし、前記工具52の先端が加工物A
に接近したとき、その接点を閉じる如く構成するのであ
る。しかして、前記工具52の動作プログラムとして、
該工具52が加工物に向つて接近するときには速送りさ
れ、加工物Aの直前に達したとき減速して遅送りに切換
えるように設定する場合について説明すると、前記リミ
ットスイッチ爲を前記切換弁37の左側ソレノイドS2
に接続し、前記スイッチ田が閉路したとき前記ソレノイ
ドS2が励磁する如く成すものである。斯くして運転を
開始すれば、前記した如く先ず工具52は、低圧大容量
のもとに速送りされて、加工物Aに近づくのであつて、
この接近により前記リミットスイッチ?が閉じると前記
切換弁37が切換わり、直ちに高圧小容量のもとに遅送
りに減速されるのである。
従つて工具52は加工物Aに対し何ら衝撃なしに接触し
、続いて工作を開始するのである。
また、この工作開始により吐出圧は更に増圧するが、工
作完了時には前記した如く高圧用の前記アクチュエータ
制御弁25bが働らき、操作プランジャ21を移動させ
るのであつて、吐出量零で前記工具52は工作完了位置
に保持される。又、この工作完了後、前記電磁切換弁5
3を切換えることにより工具52は元位置に戻るが、こ
の戻り行程の場合も、その速度制御は自由に行なえる。
即ち、加工物Aに工具52が介在している間は遅送りと
し、加工物Aから離れたとき速送りとする場合であつて
、前記リミットスイッチLSを利用して容易に実施てき
る。また戻り行程全域て速送りしたい場合は、電磁切換
弁53のソレノノイドSOlと電磁切換弁37のソレノ
イドS1とを電気的に連動させれはよい。以上説明した
動作は、何れも2圧力・2容量制御であるが、前記切換
弁37の操作により第4図に示した吐出圧一流量特性が
得られる。
7 即ち第4図に示したものは、高圧小容量て前記した
工具52の遅送りのみを行なうものである。
この場合の運転は、前記切換弁37を、アクチュエータ
50の運転開始当初より第3図の如く切換えることによ
つて行なうのであつて、吐出ライOン36を流れる圧力
流体は、運転開始と同時に前記切換弁37から前記背面
室の後室kに導入され、その吐出圧によりパイロットプ
ランジャ24を移動させるのである。尚、吐出圧は負荷
に対応して増加するのであるから、運転当初の吐出圧は
低いのであるが、前記パイロットプランジャ24及び操
作プランジャ21を移動させるに必要なりは、前記斜板
11の回転モーメントとばね13の押圧力との総和に対
応して決定され、かつその値は小さいため吐出圧が低圧
でも、即ち配管抵抗等により生ずる圧力でも前記パイロ
ットプランジャ24の移動は可能となる。
しかして運転当初斜板11が最大傾斜の状態にあれば、
運転開始と同時に瞬間的に最大吐出量Q2となるが、前
記後室kへの吐出圧導入により斜板11は直ちに起こさ
れ、吐出量を小容量に制御するのである。
そして、以後は負荷の増大によつて吐出量Q1を保ちな
がら増圧するのであつて、この吐出圧が所定圧力になれ
ば前記した如く、高圧用の圧力制御弁25bが動作し、
操作プランジャ21が移動させられて、斜板11を中立
位置に制御するのである。又、以上説明した小容量の吐
出量は、前記した如くパイロットプランジャ24のスト
ロークにより決定されるものであるが、このプランジャ
24の前記小径部24bにねじを設け、このねじに調整
体を螺合し、この調整体を前記背面室における段部cに
接当させる如くすれば、任意に変更することが可能であ
る。
又、以上説明した実施例は何れも圧力制御弁を二つ設け
て第2図などに示した如く低圧大容量PlQ2と高圧小
容量P2Qlとの2段制御を成したのであるが、この圧
力制御弁の数を増して二つ以上となし、これら圧力制御
弁により順次に開口する!通路をそれぞれ設け、これら
各通路を前記した操作プランジャの背面室に連通させ、
液圧ポンプの流量を圧力の増加につれて多段に減少する
よう成した多段制御を成すことも容易にできるのである
5更
に以上説明した実施例は何れも斜板式アキシヤルピスト
ンポンプであるが、その他すべての可変容量形ピストン
ポンプ及び可変容量形ベーンポンプでも同様である。即
ち、この場合傾転ヨークまたは偏心リングや4カムリン
グが可変制御要素であつて、プランジャ21をこの可変
制御要素に接当させるのである。以上の如く本発明は可
変制御要素11を中立位置に制御する操作プランジャ2
1と前記可変制御要素11を中立位置にするパイロット
プランジャ24とを設け、これらプランジャ21,24
で可変制御要素11の変位置を調整することにより吐出
量を可変とした液圧ポンプであつて、両端にポンプ吐出
圧と第1押出体30とを対抗させる第1スプール22を
もち、前記パイロットプランジャ24の背圧室kに連通
する制御通路34をポンプ吐出圧の上昇でタンクライン
40から吐出ライン36に切換連通させる低圧用の圧力
制御弁25aと、両端に前記ポンプ吐出圧と第2押圧体
31とを対抗させる第2スプール23をもち、前記操作
プランジャ21の背面室bをポンプ吐出圧の上昇で前記
タンクライン40から吐出ライン36に切換連通させる
高圧用の圧力制御弁25bとを設け7る一方、前記制御
通路34の途中に、該制御通路34における前記パイロ
ットプランジャ24の背圧室kに接続の二次側を、この
制御通路34における前記低圧用の圧力制御弁25aに
接続の一次側と前記吐出ライン36とに切換連通させる
切換”弁37を設けることにより、低圧大容量と高圧小
容量との2圧力・2容量制御が行なえると共に、この2
圧力・2容量制御は単に切換弁37を切換えるだけで、
自在により自動的に制御する場合と外力の操作で制御す
る場合とを任意に選択できるのである。即ち、工具によ
り加工物を工作する場合について説明すると、この工具
を0速送りョのまま加工物に当て、この負荷又は工作負
荷により吐出圧が上昇するのを利用して自動的に1遅送
リョにして工作を行なう場合と工具を1速送りョしてそ
の速度を加工物の直前で減速して7遅送りョとし、加工
物に衝撃なしで接触させて工作を行なう場合とが任意に
選択できるのであり、この選択は単に切換弁37の操作
のみにより容易に行なえるのである。前記した自圧制御
による2圧力・2容量制御と操作による2圧力・2容量
制御とは、何れも利点があり、何れが適当かは加工物の
大きさや材質によつて変わるのであるが、この発明によ
れば、これら変化に対応した最適な制御方式の選択が行
なえるのであり、汎用性に富むポンプとして提供できる
のである。
しかも本発明によれば、2圧力・2容量制御における低
圧圧力と高圧圧力との圧力定は自由に行なえるのであり
、また2つの圧力制御弁と切換弁37とを用い、前記し
た回路構成により2圧力・2容量制御の制御方式の選択
が行なえるようにしたので構造を複雑にすることなく構
成できるのであり、更に低圧大容量の制御から高圧小容
量の制御を行なう低圧乃至高圧の範囲における所要馬力
は小さくてすむから、動力の損失や熱発生も小さくなり
、リリーフ弁による損失もなくすることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明液圧ポンプの実施例を示す縦断面図、第
2図は2圧力・2容量制御の特性図、第3図は適用例を
示す概略説明図、第4図は高圧小容量の場合の特性図、
第5図は無負荷大容量の場合の特性図、第6図は従来の
2圧力・2容量制御特性図、第7,8図は従来例の説明
図てある。 11・・・斜板、13・・・ばね、21・・・操作プラ
ンジャ、22,23・・・スプール、25a,25b・
・・圧力制御弁、28,29・・・圧力ライン、30,
31・・・押圧体、34,35・・・通路、b・・・前
室、k・・・後・室、37・・・切換弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 可変制御要素11を中立位置に制御する操作プラン
    ジャ21と前記可変制御要素11を中間位置にするパイ
    ロットプランジャ24とを設け、これらプランジャ21
    、24で可変制御要素11の変位量を調整することによ
    り、吐出量を可変とした液圧ポンプであつて、両端にポ
    ンプ吐出圧と第1押圧体30とを対抗させる第1スプー
    ル22をもち、前記パイロットプランジャ24の背圧室
    にに連通する制御通路34をポンプ吐出圧の上昇でタン
    クライン40はら吐出ライン36に切換連通させる低圧
    用の圧力制御弁25aと、両端に前記ポンプ吐出圧と第
    2押圧体31とを対抗させる第2スプール23をもち、
    前記操作プランジャ21の背圧室bをポンプ吐出圧の上
    昇で前記タンクライン40から吐出ライン36に切換連
    通させる高圧用の圧力制御弁25bとを設ける一方、前
    記制御通路34の途中に、該制御通路34における前記
    パイロットプランジャ24の背圧室にに接続の二次側を
    、この制御通路34における前記低圧用の圧力制御弁2
    5aに接続の一次側と前記吐出ライン36とに切換連通
    させる切換弁37を設けたことを特徴とする可変容量液
    圧ポンプ。
JP51028458A 1975-07-04 1976-03-15 可変容量形液圧ポンプ Expired JPS6050992B2 (ja)

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US05/700,953 US4072442A (en) 1975-07-04 1976-06-29 Variable delivery hydraulic pump
GB27561/76A GB1554936A (en) 1975-07-04 1976-07-02 Variable displacement hydraulic pump
DE19762630106 DE2630106A1 (de) 1975-07-04 1976-07-05 Hydraulikpumpe mit variabler foerdermenge
US05/852,732 US4157233A (en) 1975-07-04 1977-11-18 Variable delivery hydraulic pump
US06/021,425 USRE31711E (en) 1975-07-04 1979-03-16 Variable delivery hydraulic pump

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