JPS606431Y2 - 陶歯用焼成炉 - Google Patents

陶歯用焼成炉

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JPS606431Y2
JPS606431Y2 JP9820481U JP9820481U JPS606431Y2 JP S606431 Y2 JPS606431 Y2 JP S606431Y2 JP 9820481 U JP9820481 U JP 9820481U JP 9820481 U JP9820481 U JP 9820481U JP S606431 Y2 JPS606431 Y2 JP S606431Y2
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porcelain
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firing
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昌男 前田
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、歯冠基盤金属材に歯科用陶材を焼付けて陶
歯を形成する場合に用いられる焼成炉に関する。
従来、陶歯を形成するための焼成炉としては、第1図に
示されているようなものが用いられていた。
第1図に示されている焼成炉21は、一端が閉塞されか
つ他端開口部を下方に向けて配置された筒状の炉本体2
2と、炉本体22の下端開口部に位置せしめられる陶歯
保持台23と、陶歯保持台23を上下動させる機構とよ
りなり、炉本体22の周壁内面に沿ってヒータ24が巻
回埋設され、炉本体22の上端閉塞壁に熱電対等の温度
検知素子25が貫通せしめられてその先端が炉本体22
内に臨むようになされたものである。
ところが、この焼成炉21では、陶歯保持台23に複数
の単記を載せ、これらの単記を焼成する場合、各単記と
ヒータ24との距離が不均一になるので各単記の温度が
不均一になり、焼むらが生じることがあった。
また、ブリッジを焼成する場合には、ブリッジの各部の
温度が不均一になるために、やはり焼むらが生じること
があった。
さらに、一般的には歯科用陶材の塗布工程および加熱工
程を2回以上繰返して焼成されるが、塗布工程において
陶歯の温度がかなり低くなるために、塗布工程終了後、
陶歯保持台23を上昇させて炉本体22の下端開口部に
位置せしめ、陶歯を加熱するさいに、陶歯の温度と、温
度検知素子25により検知される温度との温度差が大き
くなり、焼成不良が発生することがあった。
この考案は、上記の問題点を一挙に解消しうる陶歯用焼
成炉を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第2図において、この考案による陶歯用焼成炉1は、上
端が閉塞されかつ下端が開口された筒状の炉本体2と、
炉本体2の下端開口部に位置せしめられる上下動自在の
陶歯保持台3とよりなる。
炉本体2の上端閉塞壁2a内面にはヒータ4が埋設され
ている。
また、熱電対等の温度検知素子5が炉本体2の上端閉塞
壁2aに上方から貫通せしめられ、先端がこの閉塞壁2
a内面近傍に位置せしめられており、この温度検知素子
5により炉本体2内の閉塞壁2a近傍の温度が検知され
る。
陶歯保持台3の上面は陶歯配置面3aとされ、この配置
面3aにヒータ6が埋設されている。
この陶歯配置面3aは、炉本体2内に臨み、炉本体2の
上端閉塞壁2a内面と対向している。
また、陶歯配置面3a上には不透明の石英板等からなる
均熱板7が載せられ、さらにこの均熱板7上に、上面に
突起8aが設けられた陶歯支持具8が載せられ、焼成す
べき陶歯Sが支持具8の突起8aに被せられている。
支持具8の形状は、陶歯Sの形状、すなわち早死かブリ
ッジかによって適宜変更可能である。
均熱板7は、ヒータ線の直上に該当する部分およびヒー
タ線どうしの間の上方に該当する部分の温度を等しくす
る性質を有するものである。
また、陶歯保持台3の下面には、炉本体2の下端開口よ
りも大きな蓋板9が取付けられている。
蓋板9の上面周縁部にはパツキン10が取付けられてお
り、陶歯保持台3が炉本体2の下端開口部に位置せしめ
られるとき、すなわち陶歯保持台3の上昇位置において
、パツキン10が炉本体2の下面周縁部に当接し、蓋板
9によって炉本体2内が気密に保たれる。
また、陶歯保持台3は、シリンダ11等公知の昇降駆動
機構により、第2図に示されている位置、すなわち炉本
体2の下端開口部から下降せしめられるとともに上昇せ
しめられて元の位置、すなわち上昇位置に戻るようにさ
れている。
さらに、熱電対等の温度検知素子12が、シリンダ11
および蓋板9を貫通して、陶歯保持台3の中央部にあけ
られた上下の貫通孔13に挿入され、その先端が陶歯配
置面3aのわずか下方に位置せしめられており、この温
度検知素子12によって配置面3a近傍の温度が検知さ
れる。
ところが、2つのヒータ4,6を、一定の電力比で制御
する場合には、下の温度検知素子12は必要ではなく、
上の温度検知素子5だけで十分である。
炉本体2に設けられたヒータ4と、陶歯保持台3に設け
られたヒータ6とは、別個に温度制御される。
このような焼成炉1を使用して、焼付用合金からなる鋳
造冠に結晶化ガラスからなる歯科用陶材を焼付ける方法
は次のとおりである。
まず、同温度検知素子5,12で検知される温度が60
0〜800℃となるように両ヒータ4,6に電流を流し
ておく。
そして、鋳造冠に水で混練した陶材を塗布してなる被焼
成陶歯Sに振動を与えて陶材を凝縮させるとともに陶歯
保持台3を下降させて複数の被焼成陶歯Sを支持具8の
突起8aに嵌接せた後所定時間放置して塗布した陶材の
水分を蒸発させる(予備乾燥工程)。
次に、保持台3を上昇させて炉本体2の下端開口部に位
置せしめ、蓋板9により炉本体2内を気密状態にし、真
空ポンプ(図示時)により炉本体2内の圧力を60〜7
6mmHg程度まで減圧する。
そして、両ヒータ4.6により、被焼成陶歯Sを、毎分
30〜50℃の割合で同温度検知素子5,12で検知さ
れる温度がそれぞれ950〜1100℃となるまで加熱
する(焼成工程)。
加熱過程においては、下の温度検知素子12により検知
される温度と、上の温度検知素子5により検知される温
度とを、両ヒータ4,6をコンピュータ、温調機器等で
別個に制御することにより適当に調節すると各被焼成陶
歯Sにおける温度分布が均一な状態で加熱される。
焼成工程終了後、炉本体2内の真空状態を解除し、保持
台3を下降させる。
保持台3は真空状態解除後すぐに下降させてもよいし、
または真空状態解除後所要時間上昇位置に保持してから
下降させてもよい。
保持台3を下降させた後、同温度検知素子5.12によ
り検知される温度がそれぞれ600〜800℃となるよ
うに温度を下げ、被焼成陶歯Sを保持台3上からおろし
て冷却した後、これに再度陶材を塗布する。
このとき、同温度検知素子5゜12により検知される温
度がそれぞれ600〜800℃となるように両ヒータ4
,6を制御しておく。
2度目の塗布作業を終了した後、上記予備乾燥工程およ
び焼成工程を繰返す。
このような一連の工程を所要回数繰返すことにより被焼
成陶歯Sの焼成が完了する。
上記においては、焼付用合金からなる鋳造冠に結晶化ガ
ラスからなる陶材を焼付ける場合が示されているが、こ
の考案による装置は、鋳造冠に他のセラミックスを焼付
ける場合等にも使用される。
この場合、4備乾燥温度、加熱温度、加熱割合等の条件
は、金属の種類、陶材の種類等を考慮して適宜変更され
る。
上記実施例においては、炉本体2と陶歯保持台3とが上
下に配置されているが、これらを横方向に配置してもよ
い。
さらに、上記実施例においては、陶歯保持台3が上下動
させられることにより、炉本体2と陶歯保持台3とが離
隔接近せしめられているが、炉本体2を上下動させても
よい腰または両者をそれぞれ上下動させてもよい。
上述のように、この考案による陶歯用焼成炉1は、一端
が閉塞された筒状の炉本体2と、炉本体2の他端開口部
に位置せしめられかつ炉本体2の一端閉塞壁2a内面と
対向する陶歯配置面3aを備えた陶歯保持台3と、炉本
体2および陶歯保持台3のうち少くともいずれかか一方
を相手側のものに対して離隔せしめるとともに元に戻す
機構とよりなり、炉本体2の閉塞壁2a内面および陶歯
配置面3aだけにそれぞれ別個に温度制御可能なヒータ
4,6が設けられたものであるから、複数の単記状陶歯
を焼成する場合におけるすべての陶歯と上部ヒータ4ま
たは下部ヒータ6との距離、ならびにブリッジ状陶歯を
焼成する場合における陶歯の各部と上部ヒータ4または
下部ヒータ6との距離が均一になり、両者いずれの場合
にも陶歯の温度分布が均一になる。
したがって、陶歯に焼むらが発生するのを防止すること
ができる。
また、陶歯保持台3の陶歯配置面3aにヒータ6が設け
られているので、陶歯の基盤となる金属への歯科用陶材
塗布作業中においてもヒータ6によって陶歯配置面3a
近傍を所要の温度に加熱しておくことが可能となる。
したがって、その後の予備乾燥工程において陶歯を所要
の温度に加熱できるので、予備乾燥工程終了後の加熱工
程において陶歯を正確かつ迅速に焼成温度まで加熱する
ことが可能となり陶歯に焼むらが発生するのを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の焼成炉を示す乗置縦断面図、第2図はこ
の考案の実施例を示す乗置縦断面図である。 1・・・・・・陶歯用焼成炉、2・・・・・・炉本体、
2a・・・・・・閉塞壁、3・・・・・・陶歯保持台、
3a・・・・・・陶歯配置面、4,6・・・・・・ヒー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が閉塞された筒状の炉本体2と、炉本体2の他端開
    口部に位置せしめられかつ炉本体2の一端閉塞壁2a内
    面と対向する陶歯配置面3aを備えた陶歯保持台3と、
    炉本体2および陶歯保持台3のうち少くともいずれか一
    方を相手側のものに対して離隔せしめるとともに元に戻
    す機構とよりなり、炉本体2の上記閉塞壁2a内面およ
    び陶歯配置面3aだけにそれぞれ別個に温度制御可能な
    ヒータ4,6が設けられた陶歯用焼成炉。
JP9820481U 1981-06-30 1981-06-30 陶歯用焼成炉 Expired JPS606431Y2 (ja)

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JP9820481U JPS606431Y2 (ja) 1981-06-30 1981-06-30 陶歯用焼成炉

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Publication Number Publication Date
JPS584651U JPS584651U (ja) 1983-01-12
JPS606431Y2 true JPS606431Y2 (ja) 1985-03-01

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