JPS6092193A - 吸着盤用ア−ムの油圧制御装置 - Google Patents

吸着盤用ア−ムの油圧制御装置

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JPS6092193A
JPS6092193A JP20169183A JP20169183A JPS6092193A JP S6092193 A JPS6092193 A JP S6092193A JP 20169183 A JP20169183 A JP 20169183A JP 20169183 A JP20169183 A JP 20169183A JP S6092193 A JPS6092193 A JP S6092193A
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horizontal
dock
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bin
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Yukio Sato
幸雄 佐藤
Teruo Wada
和田 照男
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Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、吸着盤用アームの油圧制御装置、ざらに詳
しくは、旋回用油圧シリンダによって旋回させられる吸
着盤用アームの先端部に船体吸着盤が取付けられた入出
渠台車において旋回用油圧シリンダの油圧を制御する装
置に関する。
船舶の入渠および出渠は、従来、ワイヤロープで船舶を
牽引することにより行なわれているが、このようなロー
プ牽引式の装置では、人出渠時にロープを船に取付けた
り船から取外したりする必要があり、これを多くの作業
者の人力で行なっているため、一時的に作業のピークが
生じ、かつ安全上問題がある。また、船渠拡大に伴ない
人出渠船も大型になり、ロープの径が大きくなるためこ
の作業のピークがさらに増大する。そこで、本出願人は
、船渠の側壁に沿って略水平方向に走行する入出渠台車
を備え、この入出渠台車が略垂直軸を中心にして旋回し
うる吸着盤用アームと、アームの先端部に取付けられた
船体吸着盤と、アームを旋回させる旋回用油圧シリンダ
とを備えた船舶の入出渠装置を提案したく実開昭58−
36998号参照)。この入出渠台車は船渠側壁にほぼ
水平に設けられた軌道に沿って走行し、吸着盤で船を吸
着した場合、吸着盤用アームの先端部には、船に作用す
る風圧力、船を押したり引いたりするタグボートの力お
よび動いている船を停止させるときの運動エネルギによ
る力などによって水平な外力が作用する。この外力のう
ち入出渠台車と直角な水平力は旋回用油圧シリンダおよ
び入出渠台車などを介して船渠側壁の軌道で受けられる
が、この水平力があまり大きくなると入出渠台車や軌道
などの各部が損傷を受【プるおそれがある。入出渠台車
などが受ける上記水平ツクの最大値は、吸着盤用アーム
を旋回させるトルクの最大値すなわら旋回用油圧シリン
ダの油圧の最大値によって制限されるが、このt−ルク
の最大値を一定とした場合、上記水平力の最大値は入出
渠台車に対する吸着盤用アームの旋回角度によって変化
する。このため、旋回用油圧シリンダの油圧の最大値を
一定とした場合、吸着盤用アームの旋回角度が変化する
と、上記水平力の最大値も変化してしまう。
この発明の目的は、吸着盤用アームの先端部に作用する
入出渠台車と直角な水平力を常に一定の許容値以下に一
11限できる油圧制御装置を提供することにある。
この発明による油圧制御Il装置は、略垂直軸を中心に
して旋回しうる吸着盤用アームと、アームの先端部に取
付けられた船体板@盤と、アームを旋回させる旋回用油
圧シリンダとを備えた入出渠台車において、アームの旋
回角度を検出する角度検出器と、旋回用油圧シリンダの
両側の油室にそれぞれ接続された設定圧の制御が可能な
2つのリリーフ弁と、アームの先端部に作用する入出渠
台車と直角な水平力の最大値を一定にするようなアーム
の旋回角度と2つのリリーフ弁の圧力設定値の関係を記
憶しており、この関係に基き、角度検出器の出力に応じ
て2つのリリーフ弁の設定圧を制御する演算制御部とを
備えていることを特徴とするものである。
この発明の油圧制御装置は、上記の構成を有するので、
吸着盤用アームの旋回角度が変化しても、吸着盤用アー
ムの先端部に作用する入出渠台車と直角な水平力を常に
一定の許容値以下に制限できる。したがって、このよう
な水平力による入出渠台車などの損傷が防止でき、入出
渠台車などの小形化、軽量化などが可能になる。
以下図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図に示されているように、船渠(1)両側の各側壁
(2)に入出渠装置(3)が21ずつ設けられている。
各入出渠装置(3)は、駆動台車(4)と、これに常時
連結されている表面処理台車(5)と、駆動台車(4)
に対して連結、切離しが可能な入出渠台車(6)とから
なり、一方の側壁(2)の船渠東側の入出渠装@(3)
の詳細が第2図〜第50図に示されている。
第2図〜第10図に示されているように、船渠側壁(2
)上部の水平段部(7)および側壁(2)の下部寄りの
部分に、側壁(2)に沿って水平方向に伸びる上部軌道
(8)および下部軌道(9)がそれぞれ設けられている
上部軌道(8)の詳細が第11図に示されている。船渠
側壁く2)上部の水平段部(7)に側壁〈2)に沿って
水平方向に伸びる2つのガーダ支持板(10〉が垂直に
埋込まれ、これらの上端部が水平段部(7)より若干上
方に突出している。これらの支持板(10)の間の水平
段部(7)上に、横断簡略I形のガーダ(11)が合成
樹脂製ライナ〈12)を介してのせられている。ガーダ
(11)の両側部に頂板(13)と底板(14)を連結
する多数の垂直な支持パイプ(15)が固定されており
、これらのパイプ(15)の中心線上の頂板(13)お
よび底板(14)にボルト穴(16)があけられている
水平段部(7)に垂直に埋込まれた多数の基礎ボルト(
18)がライナ(12)にあけられたボルト穴(19)
 、ガーダ底板(14)のボルト穴(16)、パイプ(
15)およびガーダ頂板(13)のボルト穴(16)を
與いて若干上方に突出しており、この部分にナツト(2
0)がねじはめられることによってガーダ(11)が水
平段部(7)に固定されている。
また、ガーダ底板(14)の両側面と両側の支持板(1
0)との間に、ガーダ(11)の幅方向の移動を阻止す
るストッパ(21)が固定されている。ガーダ頂板(1
3〉の上面中央に、垂直幅用レール(22)がライナ(
23)を介してのゼられ、多数のレールクリップ(24
)によって固定されている。ガーダ頂板(13)の両側
面にレール支持板(25)が垂直に固定され、これらの
下端面とガーダ底板(14)との間に多数の垂直支持板
(26)が固定されている。そして、両側のレール支持
板(25)の外面に水平輪用レール(27)が同様に固
定されている。
下部軌道(9)の詳細が第12図に示されている。船渠
側壁(2)の下部寄りの部分に、側壁(2)に沿って水
平方向に伸びるレール支持板(28)が、側壁(2)に
水平に埋め込まれた上下2列の多数の基礎ボルト(29
)とこれらにねじはめられたナツト(3o)により、ラ
イナ(31)を介して垂直に固定されている。そして、
上部軌道(8)の場合と同様に、水平輪用レール(32
)がレール支持板り28)の側面に固定されている。
第2図〜第4図に示されているように、駆動台車(4)
は上部軌道(8)に沿う廁長いものであり、その両端部
下面に、2つの垂直駆動輪(33)を備えた走行用駆動
装置(34)と、3つの水平輪(35) (36)とが
それぞれ設けられている。そして、駆動台車(4)は、
これらの駆動装置(34)と水平輪(35) (36)
により、次のように上部軌道(8)上に自走可能にのせ
られている。
駆動装置(34)の詳細が第13図〜第16図に示され
ている。駆動装置(34)は、駆動台車(4)の下面に
後述するように取付けられたフレーム(37)を備えて
J3す、上部軌道(8)と直角をなす2つの水平車軸(
38)がフレーム(37)に固定されている。そして、
互いに外径の等しい2つの駆動輪(33)が、これらの
車軸(38)に回転自在に取付けられて、上部軌道(8
)の垂直幅用レール(22)の上にのせられている。ま
た、2つの車軸(38ンには駆動輪(33)と一体とな
って回転する同一の歯車(39)が取付けられており、
フレーム(37)に回転自在に支持された遊び歯車(4
0)がこれらの歯車(39〉とかみ合っている。フレー
ム(37)の船渠外側の側面の両端寄りの部分に油圧モ
ータ(41)がそれぞれ水平に取付けられており、これ
らのモータ(41)に取付けられた同一のビニオン(4
2)がそれぞれ対応する駆動輪(33)の歯車(39)
とかみ合っている。フレーム(37)の上面中央部に固
定された軸受(43)に、車軸(38)と平行なビン(
44)の両端部の下側約半分が回転自在に受けられてい
る。一方、駆動台車(4)の下面に固定された軸受(4
5)がこのビン(44)の上にのせられ、ビン(44)
の両端部の上側約半分がこの上側の軸受(45)に回転
自在にはめられている。上下の軸受(45) (43)
の間には小さな間隙があり、駆動装置(34)のフレー
ム(37)は、このビン(44)を中心にして、駆動台
車(4)に対して少し回転できる。また、ビン(44)
の両端面に円板(46)が固定され、上下の軸受(45
) (43)の両端面と両端の円板(46)の間のビン
(44)の外周に、上下の軸受(45’) (43)の
ビン(44)長さ方向のずれを防止するリング状のスト
ッパ(47)がはめ止められている。
第17図〜第22図に示されているように、3つの水平
輪(35) (36)は1つのハウジング(48)に取
付けられており、このような2つのハウジング(48)
が駆動装置(34)より少し船渠奥側の駆動台車(4)
下面に次のように固定されている。
水平輪ハウジング(48)は両側の水平輪支持部(49
) (50)とこれらの両端寄りの上部同志を連結すや
連結部(51)とからなる方形枠状をなし、支持部(4
9) (50)の両端部は連結部(51)より少し突出
している。ハウジング(48)の4隅部にはそれぞれ複
数のボルト穴(52)が設けられ、一方の支持部(49
)のボルト穴(52〉より少し内側の2箇所と他方の支
持部の中央部1箇所にそれぞれ水平輪(3釣(3G)が
回転自在に取付けられている。一方、駆動台車(4)の
下面にハウジング支持板(53)が水平に固定され、こ
の板(53)の下面には、上部軌道(8)と直角をなし
かつ台車(4)の長さ方向に一定間隔をおいて対向する
1対の垂直板状のストッパ(54) (55)が4組固
定されている。4組のストッパ(54) (55)は長
方形を形成するように台車(4)の長さ方向と幅方向に
それぞれ一定の間隔をおいて配置されており、台車(4
〉の長さ方向の内側にある4つのストッパ(55〉の内
側の側面とハウジング支持板(53)下面との間に垂直
補強板(56)が固定されている。
ハウジング支持板(53)の各組のストッパ(54)(
55)と台車(4)幅方向両端との間の部分にそれぞれ
ハウジング(48)のボルト穴(52)に対応する複数
のボルト穴(57)が設けられ、ハウジング(48)お
よびハウジング支持板(53)の対応するボルト穴(5
2)、 (57)を貫くようにこれらに挿入されたボル
ト(58)とこれにねじはめられたナツト(59)とに
より、ハウジング(48〉が支持板(53)に固定され
ている。なお、ハウジング(48)の4隅部と支持板(
53)との間に、ライナ(60)が挾み止められている
。また、ハウジング〈48)の各連結部(51)の両端
寄りの部分が支持板(53)下面の外側ストッパ(54
)と内側ストッパ(55)の間に少しの隙間をあ(プて
はまっており、連結部(51)、と外側ストッパ(54
)の側面との間、連結部(51)と内側ストッパ(55
)の側面との間、水平輪支持部(49) (50)と外
側ストッパ(54)の端部との間および支持部(49)
 (50)と内側ストッパ(55)の端面との間に、そ
れぞれ、ライナ(61)が挾まれて点溶接によりストッ
パ(54)(55)に固定されている。そして、一方の
支持部(49)の2つの水平輪(35)が上部軸M(8
)の船渠外側の水平輪用レール(27)に接し、他方の
支持部(50)の1つの水平輪(36)が船渠内側の水
平輪用レール(27)に接している。
駆動装置N(34)および水平輪(35) (36)の
取付作業は、次のようにして行なわれる。
まず、2つの駆動装置(34)の駆動輪(33)を上部
軌道(8)の垂直幅用レール(22)の適当な位置にの
せるとともに、予め水平輪(35) <36)が取(=
J&プられた2つのハウジング(48)を水平輪(35
) (36>で両側の水平輪用レール(27)を挾むよ
うに上部軌道(8)の適当な位置にのせておき、これら
の駆動装置(34)の軸受(43)のビン(44)の上
に駆動台車(4)の軸受(45)をのせて、駆動装置(
34)を駆動台車(4)に取付ける。
次に、水平輪ハウジング(48)を持上げて連結部(5
1)をハウジング支持板(53)の外側ストッパ(54
〉と内側ストッパ(55)の間にはめ、ポル!・(58
〉とナツト(59)によってハウジング(48)と支持
板(53)を仮締めする。このとき、ハウジング(48
)と支持板(53)の間のライナ(60)によって水平
車輪(35) (36)の高さを調整する。
そして、3つの水平輪(35) 436)がレール(2
7)に均等に接触するようにこれらの水平面内の位置を
調整し、ライナ(61〉をハウジング(48)とストツ
ノS(5’4) (55)の間に挾んでストッパ(54
)(55)に点溶接する。最後に、ボルト(58)とナ
ツト(59)によってハウジング(48)と支持板(5
3)を完全に締付けて固定する。
第32図〜第41図に詳細に示されているように、駆動
台車(4)の両端寄りの船渠内側の側面に、船渠内側の
水平輪(36)の上方に水平に張出した上下1対の連結
板(62) (63)がそれぞれ固定されている。各連
結板(62) (63)の中央部には方形状の垂直連結
孔(64)が設けられ、垂直なフランジ付角筒状の)■
結ピンガイド(65)がこれらの孔(64)にそれぞれ
上からはめ止められている(第38図〜第40図参照)
。各ガイド(65)の内面に無給油ライナ(66)が固
定され、これらのライナ(66)の内側上端部は斜め上
方を向くテーパ状に形成されている。そして、上部連結
板(62)のガイド(65)のフランジ上面が、水平な
連結面(74)となっている。上部連結板(62)上面
の両端寄りの部分に方形状の連結ブロック(67)が水
平に固定され、これらのブロック(67)の上面は水平
な押上ビン支持面(98)となっている。
そして、この面(98)の船渠外側および内側の両側縁
部に斜め上方を向く傾斜面(68)が形成されている(
第41図参照)。また、駆動台車(4)の2つの水平輪
ハウジング(48)の船渠内側の水平輪支持部(50)
側面に、船渠内側に向って伸びたのち上方に曲った一時
連結用のフック(69)が固定されている(第32図〜
第37図参照)。
第2図〜第4図に示されているように、表面処理台車(
5)は上部軌道(8)の上にこれに沿って配置された細
長いものであり、その中央部の船渠内側の側面に、船渠
側壁(2)に沿って垂直に伸びる脚(70)の上部が固
定されている。表面処理台車(5)の船渠入口側の端部
下面に上部軌道(8)の垂直幅用レール(22)上を転
勤する垂直従動輪(71)が取付けられ、同中央部下面
に上部軌道(8)の両側の水平輪用レール(27)上を
転動する2つの水平輪(72)が駆動台車(4)の場合
と同様に取付けられている。また、脚(70)の下端部
に、下部軌道(9)のレール(32)上を転動する2つ
の水平輪(73)が取付けられている。
そして、表面処理台車(5)は、駆動台車(4)の船渠
入口側の端部に後述するように連結され、上下の軌道(
8)(9)に沿って走行する。
表面処理台車(5〉には、船体表面処理装置が設けられ
ている。この装置は、後述する一連の船体表面処理作業
を行なうものであり、次のように公知の構成を有する。
すなわち、脚(70)の上部には、油圧シリンダ(75
)によって!l!直軸のまわりを旋回するポスト(76
)が設けられ、このポスト(76)に油圧シリンダ(7
7)によって俯仰するジブ(78)が取付けられている
。そして、このジブ(78)の先端に、表面処理用の機
器類がのる台(79)が設けられている。
駆動台車(4)と表面処理台車(5)の連結部分の詳細
が第23図〜第25図に示されている。
表面処理台車(5)の船渠奥側の端部には、船渠内側お
よび外側の側縁部から船渠奥側に向って水平に突出した
二股状の突出部(80)が一体に形成され、駆動台車(
4)の船渠入[1側の端部がこれらの突出部(80)の
間に進入している。2つの突出部(80)の対向部分に
軸受(81)が固定され、駆動台車(4)の端部を貫通
する水平ビン(82)の両端部がこれらの軸受(81)
に回転自在に支持されている。このビン(82)の駆動
台車(4)を貫通する部分は上下が水平面どなるように
扁平に形成され、その中央部の横幅は他の部分より少し
太き(なっている。そして、水平ビン(82)の扁平部
(83)中央を回転自在に貫通する垂直ビン(84)の
上下両端部が、駆動台車(4)に固定されている。駆動
台車(4)の両側板(85)にあけられた横長の方形状
の開口(86)の外側に、これより少し小さい同様の開
口(87)を有する水平ビン支持板(88)が固定され
ており、水平ビン(82)の扁平部(83)の両端寄り
の部分がこれらの開口<86〉(87)を貫いている。
各支持板(88)の開口(87)の横幅はこの部分の水
平ビン(82)の横幅よりかなり太き(、開口(87)
の上下両縁に水平ビン(82)の扁平部(83)の上下
両面に摺動自在に接する支圧板(89)が固定されてお
り、水平ビン(82)は、駆動台車(4)に対してその
中心線のまわりに回転したり上下に移動したりすること
はないが、上下の支圧板(89)を案内にして垂直ビン
(84)のまわりに回転しうる。そして、駆動台車(4
)と表面処理台車(5)は、水平ビン(82)を中心に
して一定量だけ相対的に回転しうるとともに、垂直ビン
(84)を中心にして一定量だけ相対的に回転しうる。
しかしながら、水平ビン(82)の両端寄りの部分が駆
動台車(4)と表面処理台車(5)に上下に移動できな
いように支持されているので、上部軌道(8)と平行な
軸のまわりのねじりは駆動台車(4ンおよび表面処理台
車(5)の一方から他方に直接伝えられ、これらの台車
(4)(5>が連結部分において相対的にねじれること
がない。
第5図〜第7図に示されているように、人出梁台車(6
)は、船渠側壁(2)に沿って垂直に伸びる1対の脚(
90)と、これらの脚(9o)の上端部同志および上下
の中間より少し下寄りの部分同志をそれぞれ連結する上
下の水平部(91) (92)とからなり、各脚(90
)の下端部には下部軌道(9)のレール(32〉上を転
勤する水平輪(93)が取付けられている。
人出梁台車(6)の上下の水平部(91) (92)の
船渠奥側の部分に、垂直な旋回ポスト(94)の上下両
端部が回転自在に支持されている。このポスト(94)
の上部に水平なレバー(95)が固定されており、旋回
用油圧シリンダ(96)の基端部とそのピストンロッド
(97)の先端部が上側水平部(91)の中央下部とこ
のレバー(95)の先端部にそれぞれ垂直ビンを介して
回転自在に取付けられている。また、レバー(95)よ
り少し下方の旋回ポスト(94)外周面に垂直なブラケ
ット(ioo)が固定されており、吸着盤用アーム(1
01)の基端部がこのブラケット(100)に水平ビン
(102)を介して回転自在に取付けられている。そし
て、俯仰用油圧シリンダ(103)の基端部とそのピス
トンロッド(104)の先端部が旋回ポスト(94)の
下部とアーム(101)の中央下部にそれぞれ水平ビン
を介して回転自在に取イ」けられており、アーム(10
1)の先端部に、次のように、船体に沿うよう任意に傾
きうる真空式船体吸着盤(107)が取付けられている
(第26図〜第28図参照)。
すなわち、上下二股状に形成されたアーム(101)の
先端部に、これを上下に貫通して少し下方に突出した第
1のビン(108)が回転自在に取(=Iけられており
、この二股突出部(109)間に進入した吸着盤支持部
材(110)の一端部がこのビン(108)の中間部に
固定されている。吸着盤支持部材(110)の他端部は
、第1のビン(108)と直角をなす第2のビン(11
1)を介して、吸着盤(107)の後部中央に回転自在
に取付けられている。
そして、吸着盤(107)を第1のビン(108)を中
心にして回転させる油圧シリンダ(112)が、第1の
ビン(108)の下部外面に直角に固定されたレバー(
113)の先端部とアーム(101)の間に設けられ、
吸着盤(107)を第2のビン(111)を中心にして
回転させる油圧シリンダ(114)が第1のビン(10
8)の下端面と吸着盤(107)の下端部の間に設けら
れている。なお、吸着盤(107)自体は公知のもので
あるから、説明は省略する。
第29図に示されているように、入出渠台車(6)の旋
回用油圧シリンダ(96)の2つの油室(115) (
116)に旋回用油圧回路(117)の2つの油管(1
18) <、 +19)がそれぞれ接続されており、こ
れにより、アーム(101)はポスト(94)を中心に
して吸着盤(107)が上下の水平部(91〉(92)
の間に退入した位置とこれらの間から船渠内側に進出し
た位置との間を旋回させられる。また、入出渠台車(6
)には、次のような旋回用油圧シリンダ(96)の油圧
制御装置(120)が設けられている。旋回用油圧シリ
ンダ(96)の2つの油管(118) (119)に、
電気信号(電流)によって設定圧が変えられる電磁比例
リリーフ弁(121)’ (122)がそれぞれ接続さ
れている。一方、台車(6)の上側水平部(91)上面
に旋回ポスト(94)すなわちアーム(101)の旋回
角度を検出する角度検出器(123)が設けられており
(第5図および第6図参照)、この検出器(123)と
2つの1シリーフ弁(121) < 122)との間に
、アーム(101)の旋回角度に応じて2つのリリーフ
弁(121) (122)の設定圧を個別に制御する演
算制御部(124)が設けられている。演算制御部(1
24)は、デジタル入力回路(125)と、変換回路(
126)と、テーブル参照回路(、127)と、演算回
路(128)と、2つのアナログ出力回路(129) 
(130)とからなり、各アナログ出力回路(129)
 (130)と対応するリリーフ弁(’ 121)(1
22)との間にそれぞれ増幅器(131) (132)
が設けられている。なお、演算制御部(12′4)は、
たとえばシーケンスコントローラによって構成される。
そして、後に詳述するように、この油圧制御装置(12
0)により、アーム(101)の先端に作用する台車(
6)と直角な水平力が一定の許容値以下に制限される。
第30図に示されているように、入出渠台車(6)の俯
仰用油圧シリンダ(103)の2つの油室(133) 
(134>に俯仰用油圧回路(135)の2つの油管(
136) (137)がそれぞれ接続されている。そし
て、アーム(101)は水平ビン(102)を中心にし
てほぼ水平な位置と吸着盤(107)側が下方に傾いた
位置との間を俯仰させられ、これにより、吸着盤(10
7)は上側水平部(91)のすぐ下と下側水平部(92
)のすぐ上との間を上下に移動する。また、俯仰用油圧
シリンダ(103)のヘッド側の油i (133)の油
管(136)にリリーフ弁(138)が接続されており
、この弁(138)の設定圧はアーム(101)および
吸着盤(107)の重量を支えるのに必要な圧力より少
し大きい。
第31図に示されているように、入出渠台車(6)の上
側水平部(91)上に吸着盤用の水封真空ポンプを備え
た2つの貰空ポンプユニット(139)が設けられ、上
側水平部(91)内に真空ポンプユニット用の清水タン
ク(140)が設けられている。上側水平部(91)に
固定された吸気管(141)と旋回ポスト(94)に固
定された吸気管(142)との間に可撓ホース(143
)が接続され、この旋回ポスト(94)の吸気管< 1
42)の他端とアーム(101)に固定された吸気管(
144)との間に可撓ホース(145)が接続されてい
る。また、図示は省略したが、このアーム(101)の
吸気管(1’44)の他端と吸着盤(107)との間に
も可撓ホースが接続されている。清水タンク(140)
の船渠外側の側壁下部に設けられた清水供給口(147
)と2つの真空ポンプユニット(139)との間に、真
空ポンプユニット(139)側が2つに分岐した清水供
給管(、148)が接続されており、この管(148)
の分岐点よりタンク(140)側の部分には、タンク(
140)側から順に、圧力計(149)、清水ポンプ(
150) 、圧力計(151) 、Y形ストレーナ(1
52) 、電磁弁(153)およびフロースイッチ(1
54)が設けられている。清水タンク(140)の頂壁
に設けられた清水戻り口(156)と2つの真空ポンプ
ユニット(139)との間に、真空ポンプユニット(1
39)側が2つに分岐した清水戻り管(15’7)が接
続されており、タンク(140)の頂壁には、キャップ
付注水口(158)d3よび略逆J形の空気抜き管(1
59)が設けられている。清水タンク(140)の底壁
にはドレンプラグ(161)が設けられ、船渠外側の側
壁にはカバー付マンホール(162)が設Eプられてい
る。そして、清水タンク(140)には、液面計(16
3)および水温計(164)が設置プられている。また
、真空ポンプユニット(139)には、圧力スイッチ付
真空圧力計(1eo)が設番ノられている。
第32図〜第44図に詳細に示されているように、入出
渠台車(6)の両側の脚部(9o)の上部に船渠外側に
水平に張出した上下1対の連結板(165) (166
)がそれぞれ固定されている。各連結板(165) (
166)の中央部には方形状の垂直連結孔(167)が
設けられ、各連結孔(167)の内面に無給油ライナ(
、168)が固定されている(第38図〜第40図、第
43図および第44図参照)。上部連結板(165)の
連結孔(167)周縁部下面に固定されたライナ固定板
(169)の下面は、駆動台車(4)の連結面(74)
に対応する水平な連結面面< 170)となっている。
脚(9o)の頂板(171)は、上部連結板(165)
の上方に水平に張出し、複数の垂直板(172’)によ
って脚(90)の船渠外側の側板(173)および上部
連結板(165)に固定されている。連結孔(167)
の真上の脚頭板(171)上面に水平ガイド板(174
)がライナ(175)を介して固定され、このガイド板
(174)の上面には、垂直筒状の油圧シリンダ支持体
(176)の下端に水平に固定された下端板(177)
が固定されている。そして、脚頭板(171〉、ライナ
(175) 、ガイド板(174)および支持体下端板
(177)を上下に貫く方形状のガイド孔(’178)
が連結孔(167)の真上に設けられ、カイト板(17
4)の部分のガイド孔(178)内面に無給油ライナ(
179)が固定されている。ガイド孔(178)の真上
に垂直下向きに配置された連結用油圧シリンダ(180
)の下端部が、支持体(176)上端に水平に固定され
た上端板(181)に固定されている。この油圧シリン
ダ(180)のピストンロッド(182)は支持体上端
板(181)を貫いて下方に突出しており、支持体(1
7B)内に垂直に配置された横断面方形状の連結ビン(
183)の上端部がこのロンド(182)の下端部に水
平ビン(184) 、球面ブシュ(185) 、リング
状のストッパ(186)および止め輪(187)などを
介して回転自在に取付けられている(第42図参照)。
連結ビン(183)の下端部は先細テーパ状に形成され
ており、このテーパ部(188)上部の船渠外側の面に
落下防止用の凹所(189)が設けられている。そして
、連結用油圧シリンダ(180)のロンド(182)の
伸縮により、連結ビン(+83)はガイド板(174)
などのガイド孔(178)および上下の連結板(165
) (166)の連結孔(167)を貫いて下部連結板
(1(36)より少し下方に突出す下端位置と下端が上
部連結板(165)の連結孔(167)内に入る上端位
置との間を昇降させられる。
入出渠台車(6)の上部連結板(165)の両端寄りの
部分の上方に、駆動台車(4)の上部連結板(62)の
連結ブロック(67)に対応して、油圧シリンダ支持板
(190)が水平に固定されている。
垂直下向きに配置された2つの押上用油圧シリンダ(1
91)の下端部がこれらの支持板(190)に固定され
、支持板(190)を貫く油圧シリンダ(191)のピ
ストンロッド(192)の下端部に、上部連結板(16
5)を上下に貫通する垂直な押上ビン(193)が固定
されている。各押上ビン(193)の船渠外側の而に、
落下防止用の凹所(194)が設けられている。そして
、押上用油圧シリンダ(191)の伸縮により、押上ビ
ン(193)は上部連結板(165)の下面より少し下
方に突出した下端位置と下端が上部連結板(165)の
下面よりわずかに上方にある上端位置との間を昇降させ
られる。また、各押上ビン< 193>の船渠外側およ
び内側の上部連結板(165)の下面に1対の連結ブロ
ック(195)が水平に固定され、これらのブロック(
195)の対向面下部に、駆動台車(4)の連結ブロッ
ク(67)の傾斜面(68)に対応する斜め下向きの傾
斜面(196)が形成されている(第41図参照)。
入出渠台車(6)の上部連結板(165)には、次のよ
うに、連結ビン(1B3)および押上ビン(193)の
落下防止装置(197)が設けられている(第41図、
第41図参照よび第44図参照)、。
上部連結板(165)上面の一端とこれに近い押上ビン
(1(13)の間の船渠外側寄りの部分および反対側の
押上ビン(193)と連結ビン(183)の間の船渠外
側寄りの部分に、それぞれ、水平なレバー (19g)
 (199)の一端部が垂直ビン(2oo)を介して回
転自在に取付けられており、これらのレバー(198)
 (199)の他端部はこれらの船渠外側に水平に配置
された落下防止板(201)の2箇所に垂直ビン(20
2)を介して回転自在に連結されている。連結防止板(
201)には、連結ビン(183)および押上ビン(1
93)の凹所(189)(194,)に対応して船渠内
側に水平に突出した3つの突起(203)が一体に形成
されている。また、上部連結板(165)の一方のレバ
ー(1911>側の垂直板(172)の下部外側面に落
下防止用油圧シリンダ(204)が水平に固定され、こ
の油圧シリンダ(’204)のピストンロッド(205
)の先端部がこのレバー(198)に垂直ビン(206
)を介して回転自在に連結されている。そして、落下防
止用油圧シリンダ(204)のロッド(205)の伸縮
により2つのレバー(198) (199)が回転し、
その結果、落下防止板(201)は、船渠側壁(2〉と
平行な状態のまま、連結ビン(183)および押上ビン
(193)に対して接近、離隔する方向に移動する。な
お、落下防止板(201)の下面には、上部連結板(1
65)の上面に接して落下防止板(201)を支持する
ブロック(217)が固定されている。
第45図および第46図に詳細に示されているように、
入出渠台車(6)の船渠入口側および奥側の脚(90)
の側面上部に、駆動台車(4)の一時連結用のフック(
69)に対応して、一時連結用のビン(207)がそれ
ぞれ設けられている。脚(90)の側面上部に油圧シリ
ンダ支持台(208)が固定され、この台(208)の
下部に固定された垂直なブラケット(209)に、一時
連結用の油圧シリンダ(210)の基端部が船渠側壁(
2)と平行な水平ビン(211) 、球面ブシュおよび
リング状ストッパ(図示路)などを介して回転自在に取
付けられている。この油圧シリンダ(210)のピスト
ンロッド(212)は船渠外側に突出しており、ロッド
(212)の先端部に固定されたU形材(213)の先
端部間に、一時連結用のビン(207)が水平ビン(2
11)と平行にわたし止められている。
また、台(208)の上部に固定された垂直ブラケット
(214)と一時連結用の油圧シリンダ(210)の先
端部に補助シリンダ(215)の基端部とそのピストン
ロッド(216)の先端部が水平ビンを介して回転自在
に取付けられており、補助シリンダ(215)のロッド
(21(3)の伸縮により、一時連結用の油圧シリンダ
(210)はほぼ水平な位置とロッド(212)側が少
し上方に傾いた位置との間を俯仰させられる。水平状態
の一時連結用の油圧シリンダ(210)の先端部のすぐ
下に位置する水平みぞ形材(218,)が脚(90〉の
側面に直角に固定されており、この油圧シリンダ(21
0)の水平面内における回転を!II服する1対のスト
ッパ(219)がこのみぞ形材(218)の上面に固定
されている。また、水平状態の一時連結用の油圧シリン
ダ(210)のロッド(212)の少し上方に位置する
水平みぞ形材(220)が脚(90)の側面に直角に固
定されており、みぞ形材(220)の下面には、このロ
ンド(212)の両側上方に位置する1対の格納用ガイ
ド(22−1)が吊下げ状に固定されている。これらの
ガイド(221)は船渠外側が少し高い傾斜状をなし、
これらの相互間隔は船渠外側にいくにつれて少しずつ大
きくなっている。
第32図〜第37図、第45図および第47図に詳細に
示されているように、入出渠台車(6)の船渠奥側の脚
(90)の側面上部に、垂直な第1の格納ビン(222
)が昇降自在に取付けられている。脚(90)の側面−
上部に垂直に固定されたブラケット(223)に、垂直
下向きに配置された格納ビン昇降用油圧シリンダ(22
4)の上端部が水平ビンを介して回転自在に取(=Iけ
られている。この油圧シリンダ(224)の真下の脚(
90)の側面に上下2つの軸受(226) < 227
)が固定されており、細長い垂直軸(228)がこれら
の軸受(226)(227)に上下に摺動しうるが回転
はしないように受けられている。そして、この軸(22
8)の上端部が油圧シリンダ(224)のピストンロン
ド(229)の下端部に水平ビンを介して回転自在に取
付けられている。なお、上下の軸受(226)(227
)の内面には、軸(228)と接する無給油ライナ(2
31)が固定されている。軸(228)の下側の軸受(
227)より少し上の部分に、船渠奥側および外側に向
って斜めに伸びたアーム(232)が固定されており、
このアーム(232)の先端に垂直な格納ビン支持筒(
233)が固定されている。
格納ビン(222)の横断面は方形状をなし、その下端
部は先細テーパ状に形成されている。また、格納ビン(
222)の上端面に小径円柱部(234)が一体に形成
され、この円柱部(234)の上端面にこれより外径の
大きい円板状のストッパ(235)が固定されている。
格納ビン支持筒(233)の下端には、格納ビン(22
2)の円柱部(234)の長さより厚さの小さい水平底
板(236)が固定され、円柱部(234)の外径より
大きくストッパ(235)の外径より小さい内径を有す
る円形孔(23γ)が底板(236)の中央に設けられ
ている。そして、格納ビン(222)の円柱部(234
)がこの円形孔(237)に隙間をあけてはめられ、ス
トッパ(235)が底板(236)上面にのせられてい
る。また、下側の軸受(227)の下の脚(90)の側
面に、格納ビン支持筒(233)の真下に水平に張出し
た上下1対のガイド板(238) (239)が固定さ
れており、これらのガイド板(238> (239)に
は、支持筒底板(23G)の円形孔(237)の真下に
位置しかつ格納ビン(222)より少し大きい方形状の
ガイド孔(240)が設けられている。そして、油圧シ
リンダ(224)のロンド(229)の伸縮により、格
納ビン(222)は上下のガイド板(238)(239
)のガイド孔(240)を貴いて下部ガイド板(239
)より少し下方に突出す下端位置と下端が上部ガイド板
(238)下面のわずかに下方に位置する上端位置との
間を昇降させられる。
第32図〜第37図、M2S図および第49図に詳細に
示されているように、入出渠台車(6)の船渠入口側の
脚(90)の側面上部に、垂直な第2の格納ビン(24
1)が旋回自在かつ昇降自在に取付けられている。脚(
9o)の側面上部に垂直に固定されたブラケット(24
2)に、垂直下向きに配置された格納ビン昇降用油圧シ
リンダ< 243>の上端部が水平ビンを介して回転自
在に取(dけられている。この油圧シリンダ(243)
の真下の脚(90)の側面に上下2つの軸受(245)
 (246)が固定されており、細長い垂直軸(247
)がこれらの軸受(245) (246)に回転自在か
つ上下摺動自在に受けられている。そして、この軸(2
47)の上端部が油圧シリンダ(243)のピストンロ
ンド(248)の下端部に水平ビンを介して回転自在に
取付けられている。なお、上下の軸受(245)(24
6)の内面には、軸(247)と接する無給油ライナ(
250)が固定されている。上側の軸受(245)の少
し下方にこれと同様のレバー受け(251)が平行に固
定されており、軸(247)がレバー受番プ(251)
を隙間をあけて貫いている。
軸(247)の上側の軸受(245)およびレバー受け
(251)の内部を昇降する部分は、円柱の両側が切取
られて互いに平行な平坦面(252)が形成されたレバ
ー取付部(253)となっており、上側の軸受(24G
)とレバー受(プ(257)との間に配置されたレバー
(254)の一端部にレバー取付部(253)が上下に
摺動しうるが回転はしないように取付けられている。水
平に配置された格納ビン旋回用油圧シリンダ(255)
の基端部が脚(90)の側面に水平に配置されたブラケ
ット(256)に垂直ビンを介して回転自在に取付(プ
られ、この油圧シリンダ(255)のピストンロンド(
257)の先端部がレバー(254)の他端部に垂直ビ
ンを介して回転自在に取付けられている。なお、レバー
受け(251)内には軸(247)の平坦面(252)
と接する無給油ライナ(258)が固定され、軸受(2
45)とレバー受け(’251)の間のレバー臀け(2
51)の上下両端面にも無給油ライナ(259)が固定
されている。軸(247)の下側の軸受(24G)より
少し上の部分に、船渠外側に向って伸びたアーム(26
0)が固定されており、このアーム(260)の先端部
に格納ビン(241)が固定されている。格納ビン(2
41)の横断面は方形状をなし、その下端部は先細テー
パ状に形成されている。
そして、旋回用油圧シリンダ(255)のロンド(25
7)の伸縮により、アーム(260)は船渠入口側に向
って斜めに伸びた位置と船渠外側に向ってほぼ真直に伸
びた位置との間を旋回させられ、その結果、格納ビン(
241)が船渠側壁(2)より内側の進入位置と側壁(
2)より外側の進出位置との間を旋回さUられる。また
、昇降用油圧シリンダ< 243)の伸縮により、旋回
ビン(241)は所定範囲を昇降させられる。
第32図〜第37図および第50図に詳細に示されてい
るように、入出渠台車(6)の各脚(9o)の下面にそ
れぞれ格納ブロック(261) (262)が取付けら
れている。各ブロック(261) (262)の下面は
、船渠側壁く2)と平行な水平軸を中心とする円筒面と
なっている。また、船渠入口側の脚(90)は奥側の脚
(90)より少し長く下方に伸びており、奥側のブロッ
ク(261)下面は入口側のブロック(262)下面よ
り少し上方にある。一方、人出東台車(6)の1対の脚
(9o)に対応して、船渠奥側の側壁(2)下部に1対
の入出渠台車格納台(263) (264)が設けられ
ており、奥側の台(263)は入口側の台(264)よ
り少し高くなっている(第5図参照)。そして、台金(
263) (264)の上面に、入出渠台車(6)のブ
ロック(261) (262)に対応する格納ブロック
(265) (266)がそれぞれ取付(プられている
また、船渠奥側の格納台(263)より少し奥側の側壁
(2)上部に、船渠内側に向って水平に突出した第1の
格納用ブラケット(267)が固定されており、このブ
ラケット(267)には、第1の格納ビン(222)よ
り少し大きい方形状の連結孔(268)が設けられてい
る(第47図参照)。船渠入口側の格納台(264)よ
り少し入口側の側壁(2)上部に凹所(269)が設け
られ、この凹所(269)の壁に船渠内側に向って凹所
(269)内に水平に突出した第2の格納用ブラケット
(270)が設けられている。そして、このブラケット
(270)には、第2の格納ビン(241)より少し大
きい方形状の連結孔(271)が設けられている。
上記において、入出渠作業を行なうときには、次のよう
に、入出渠台車(6)が駆動台車(4)の船渠内側に連
結されている(第8図〜第10図、第32図および第3
8図参照)。
ずなわち、入出渠台車(6)の上下の連結板(165)
 (16G)は駆動台車(4)の上下の連結板(62)
 <63>の真上に、入出渠台車(6)の上下の連結孔
(167)は駆動台車(4)の上下の連結ピンガイド(
65)の真上に、入出渠台車(6)の押上ビン(193
)は駆動台車(4)の連結ブロック(67)の押上ビン
支持面(98)の真上に、それぞれ位置し、入出渠台車
(6)の連結面(170)が駆動台車(4)の連結面(
74)に圧接することにより、入出渠台車(6)の重量
が駆動台車(4)に支持されている。このとき、入出渠
台車(6)の押上ビン(193)は上方に移動し、押上
ビン(193)と駆動台車(4)の押上ビン支持面(9
8)との間には少し隙間がおいている。また、入出渠台
車(6)の下部連結板(166)下面のライナ固定板(
272)と駆動台車(4)の下部連結板(63)の連結
ピンガイド(C5)のフランジ(273)との間にも少
し隙間がおいている。連結ビン(183)は、入出渠台
車(6)の上下の連結孔(167)および駆動台車(4
)のガイド(65)を貫いて下端位置まで下降しており
、連結ビン(183)によって2つの台車(4)(6)
の相対的な水平移動が阻止される。また、入出渠台車(
6)の連結ブロック(195)の傾斜面(196)が駆
動台車(4)の連結ブロック(67)の傾斜面(68)
に接近し、これらの傾斜面(68) (196)の間に
はわずかな隙間がおいている。そして、これらの傾斜面
(68)(196)同志が接することにより、2つの台
車<4)(6)の水平面内における相対的なねじれが阻
止される。このように、2つの台車(4)(6)のブロ
ック(67) (195)の傾斜面(68)(196)
によって上記のような相対的なねじれに対する反ノコを
受けるので、連結ビン(183)に大きなねしり力が作
用することがなく、連結ビン(483)をとくに大きく
する必要がない。
また、このとき、入出渠台車(6)の一時)■活用の油
圧シリンダ(210)は上方に傾けられ、そのロンド(
212)が退入して、U形材(213)は格納用ガイド
(221)の間に格納されている。そして、第1の格納
ビン(222)は上端位置まで上昇させられ、第2の格
納ビン(241)は退入位置まで旋回させられるととも
に上端位置まで上昇させられている。なお、駆動台車(
4)に連結された入出渠台車(6)の吸着盤(107)
のアーム(101)の基端部の水平ピン(102)の中
心は、駆動台車(4)の水平輪(35) (36>とほ
ぼ同じ高さにある(第8図参照)。
駆動台車(4)、これに常時連結されている表面処理台
車(5)および上記のように駆動台車(4)に連結され
た入出渠台車(6)は、駆動台車(4)の駆動装置(3
4)により、上下の軌道(8)(9)に沿って走行する
。このとき、これらの台車(4)(5)(6)の重量は
駆動台車(4)の垂直駆動輪(33)および表面処理台
車(5)の垂直従動輪り71)を介して上部軌道(8)
の垂直幅用レール(22)で受けられる。また、これら
の台車(4)(5)(6)には上部が船渠内側に傾(方
向の転倒モーメントが作用するが、このモーメントは駆
動台車(4)および表面処理台車(5)の水平輪(35
) (3G) < 72)ならびに表面処理台車(5)
および入出渠台車(6)の脚(70) (90)の下端
部の水平輪(73) (93)を介して上下の軌道(8
)(9)の水平輪用レール(27) (32)で受(プ
られるから、これらの台車(4)(5)(6)が転倒す
ることはない。
表面処理作業を行なうときなど入出渠作業を行なわない
ときには、駆動台車(4)に連結されている入出渠台車
(6)は、第32図〜第37図のような手順により、駆
動台車(4)から切離されて格納台(263) (26
4)上に格納される。
まず、上述のように入出渠台車(6)を駆動台車(,4
〉に連結した状態で、台車(4)(5)(6)を船渠入
口側の格納台(264)より少し入口側の格納準備位置
まで移動さゼる(第32図参照)。このとき、入出渠台
車(6)の格納ブロック(26+> (262)下面は
対応する台(2’63)(264>のブロック(265
) (26G>上面より約30+nm下方にある。
次に、格納準備位置において、入出渠台車(6)の押上
ビン(193)を台車(6)に対して下端位置まで進出
させる(第33図および第39図参照)。これにより、
押上ビン(193)は駆動台車(4)の連結ブロック(
67)の支持面(98)に圧接し、入出渠台車(6)は
駆動台車(4)に対して連結状態より約601IIII
l上方に持上げられる。その結果、入出渠台車(6)の
格納ブロック(261) (262)下面は対応する格
納台(263) 、(264>のブロック(265) 
(266)上面ヨリ約3oI11111上方まで上昇す
る。そして、このような状態で、入出渠台車(6)のブ
ロック(261) (262)が対応する台(263)
 (264)のブロック(265) (26B)の真上
にくる格納位置まで台車(4)(5)(6)を移動させ
る。これにより、入出渠台車(6)の第1の格納ビン(
222)は船渠側壁(2)の第1の格納用ブラケット(
267)の連結孔(268)の真上に位置し、このピン
(222)の上下のガイド板(238) (239)は
このブラケット(267)の少し上と寸ぐ下に位置する
。また、入出渠台車(6)の第2の格納ピン(241)
は船渠側壁(2)の凹所(2139)の船渠内側に位置
し、このビン(241)の下端は凹所(26!])内の
第2のブラケット(270)より少し上方にある。入出
渠台車(6)を格納位置まで移動させるとき、台車(6
)の格納、ブロック(261) (262)下面が対応
する台(263) (264)のブロック(265) 
< 266)上面より上方にあるので、これらが衝突す
るおそれかない。また、船渠入口側の台(264)のブ
ロック(266)上面は奥側の台(263)のブロック
(265)上面より低いので、移動中に入出渠台車(6
)の船渠奥側のブロック(261)が入口側の台(26
4)のブロック(26G)に衝突するおそれも全くない
。さらに、全ての格納ブロック(261)(262ン 
(265> (266)の厚さは30mmより大きいの
で、万−入出渠台車(6)を持上げないで格納位置まで
移動させた場合でも、ブロック(261) (262)
 (265) (266)同志が衝突するだけである。
そして、台(263) (264)のブロック(265
) (26B>は、台(263) (264>の上面に
固定された1対の垂直板(’274)によって船渠外側
と内側からはさみ止められているだけであるから(第5
0図参照)、入出渠台車(6)のブロック(261) 
(262)が衝突したときに台(263) (264)
から簡単に外れる。したがって、ブロック(261) 
(2G2) (265) (266)同志が衝突しても
、入出渠台車(6)や格納台(263)(264)が損
傷を受けるおそれがない。また、第2の格納用ブラケッ
ト(270)は船渠側壁(2)の凹所(269)内にあ
るので、移動中に第1の格納ビン(222)やそのガイ
ド(238> (239)がこのブラケット(270)
に衝突するおそれも全くない。
次に、格納位置において、入出渠台車(6)の押上ビン
(193)を上端位置まで退入させる(第34図および
第40図参照)。押上ビン(193)が退入するにつれ
て入出渠台車(6)は徐々に下降し、持上状態から約3
0mm下降したときに、入出渠台車(6)の格納ブロッ
ク(161) (162)が対応する格納台(163)
 (164)のブロック(165) (166)上に受
けられるため、入出渠台車(6)は停止する。そして、
このあとは、押上ビン(193)だけが入出渠台車(6
)の支持面(98)・から離れて上端位置まで1胃する
。このようにして入出渠台車(6〉が格納台(163)
 (164)上に受けられたときには、入出渠台車(6
)は連結状態より約3Qmm上方にあり、駆動台車(4
)と入出渠台車(6)の連結面(74) (170)の
間には約3Qmmの隙間がおいている。
次に、入出渠台車(6)の両側の一時連結用のビン(2
07)を駆動台車(4)の対応するフック(69)に引
掛けたのち、第1および第2の格納ビン(222) (
241)を船渠側壁(2)の第1および第2のブラケッ
ト(267) (270)の連結孔(268) (、2
71)に挿入する(第35図および第45図〜第47図
参照)。一時連結用のビン(207)をフック(69)
に引掛ける操作は、次のように行なう。すなわち、まず
、一時連結用の油圧シンダ(210’)のロッド(21
2)を伸ばし、第45図に鎖線<A>で示されているよ
うにガイド(221)の間に格納されていたビン(20
7)を、同図に鎖線(B>で示されているように、フッ
ク(69)の上方を通ってこれより船渠外側に移動させ
る。
そして、同図に鎖線(C)で示されているように一時連
結用の油圧シリンダ(210)を水平状態まで旋回させ
たのち、同図に実線で示されているようにロッド(21
2)を縮め、ビン(207)をフック(69)に引11
トけて、入出渠台車(6)の上部を駆動台車(4)側に
少し引寄せる。これにより、連結ビン(183)が負担
しでいた入出渠台車(6)の転倒モーメントが一時連結
用のビン(207)とフック(69)によって負担され
る。なお、ビン(207>とフック(69)が完全には
まり合うのを避けるため、ビン(207)の外径はこれ
が引掛かるフック(69)の部分の円弧の直径より小さ
くなっている。第1の格納ビン(222)を第1のブラ
ケット(267)の連結孔(268)に挿入するには、
格納ビン支持筒(233)をそのまま下端位置まで下降
させればよい。これにより、格納ビン(222)は、第
47図に詳細に示されているように上部カイト板(23
8)のガイド孔(240) 、ブラケット(267)の
連結孔(268)および下部ガイド板(239)のガイ
ド孔(240)を貫いて下端位置まで下降し、これらを
連結する。第2の格納ビン(241)の挿入は、次のよ
うに行なう。すなわら、まず、第2の格納ビン(241
)のアーム(260)を進出位置まで旋回させる。そし
て、これにより格納ビン(241)は船渠側壁(2)の
凹所(269)(271)の真上に停止するので、格納
ビン(241,)を下端位置まで下降させて連結孔(2
71)に挿入する。
次に、入出渠台車(6)の連結ビン(183)を上端位
置まで上昇させて、駆動台車(4)の上下のガイド(6
5)および入出渠台車(6)の上下の連結孔(167)
から上方に抜出す(第36図および第43図参照)。こ
のとき、一時連結用のビン(207)とフック(69)
によって入出渠台車(6)の転倒モーメントが負担され
ており、しかもガイド(65)および連結孔(167)
の内面に無給油ライナ(66) (168)が設けられ
ているので、連結ビン(,183)の引抜きが容易であ
る。また、入出渠台車(6)の格納ビン(222) (
241)と船渠側壁(2)の格納用ブラケット< 26
7) (270)との間には連結孔(268) (27
1)の部分で少し隙間が設けられているが、一時連結用
のビン(207)とフック(69)によって入出渠台車
(ロ)の転倒モーメントを負担した状態で連結ビン(1
83)を引抜くので、連結ビン(18’3)がガイド(
65)および連結孔(167)から抜出したときに格納
ビン(222) (2,1N)とブラケット(267)
 (270)の間に衝撃力が発生することがない。連結
ビン(183)が上端位置まで上昇したならば、落下防
止装置(197)の落下防止板(201)を船渠内側に
移動させ、連結ビン(183)および既に上端位置まで
上昇している押上ビン(193)の凹所(189) (
194)に落下防止板(201)の突起(203)をは
め入れる(第43図および第44図参照)。
これにより、油圧シリンダ(180) (191)の内
部漏れによる連結ビン(183)および押上ビン(19
3)の落下とくに重Htの大きい連結ビン(183)の
落下が確実に防止される。
次に、前記と逆の操作により、一時連結用のビン(20
7)をフック(69)から切離してガイド(221)の
間に格納し、rt& 4Uに、駆動台車(4〉と表面処
理台車(5)を船渠入口側に移動させる(第37図参照
〉。水平状態の一時連結用の油圧シリンタ(210)の
ロッド(2’12)が徐々に伸びるにつれて、入出渠台
車(6〉の上部が少し船渠内側に傾き、やがて、格納ビ
ン(222) (241)とブラケット(267) (
270)によって入出渠台車(6)の転倒モーメン1−
が負担される。そして、このあと、一時連結用のビン(
207)は第45図の鎖線(C)および(B)の位置を
経て、鎖線(Δ)の位置に格納される。入出渠台車(6
)の格納ブロック(261) (262)の下面が円筒
面となっているので、入出渠台車(6)が傾くときのこ
の部分の動きが円滑である。一時連結用のビン(207
)が切離されたのちは、入出渠台車(6)の転倒モーメ
ントは、第1の格納ビン(222)の上下のガイド板(
238> (239)および第1の格納ビン(222)
を介して第1のブラケット(2t37)で受けられると
ともに、第2の格納ビン(241)の軸(247) 、
アーム(260)および第2の格納ビン(241)を介
して第2のブラケット(270)で受けられる。このと
き、第1の格納ビン(222)の軸(228)およびア
ーム(232)などが入出渠台車(6)の転倒モーメン
トを負担し7ないように、第1の格納ビン(222)の
円柱部(234)と格納ビン支持筒底板(236)の孔
(237)内面との隙間、第1の格納ビン(222)と
ガイド板(238)、のガイド孔(240)および第1
のブラケット(2137)の連結孔(268)内面との
隙間の大きさが適当に決められている。このようにして
、入出渠台車(6)が格納台(263) (264)上
に格納されると、駆動台車(4)と入出渠台車(6)の
間にこれらを連結するものまたは互いに干渉するものが
なくなるので、駆動台車(71)および表面処理台車(
5)は入出渠台車(6)から離れて船渠入口側に移動で
きるようになる。
入出渠台車(6)から切離された駆動台車(4)および
表面処理台車(5)は、駆動台車(4)の駆動装置(3
4)により、上下の軌道(8)(9)に沿って走行する
。このとき、表面処理台車(5)の転倒モーメントはそ
の水平輪(72)および脚(70〉下端部の水平輪(7
3)を介して上下の軌道(8)(9)の水平輪用レール
(27) (32)で受けられる。駆動台車(4)は垂
直駆動輪(33)と水平輪(35) (36)で上部軌
道(8)にのっているだけであるが、表面処理台車(5
)との連結部分が、前述のように上部軌道(8)と平行
な軸のまわりの相対的なねじれを許さないような構造に
なっているので、駆動台車(4)の転倒モーメントは表
面処理台車(5)によって受けられ、駆動台車(4)が
転倒することがない。また、表面処理台車(5)は長い
ジブ(78)を描えているが、台車(5)自体細長いも
のであり、しかもその一端部に細長い駆動台車(4)が
常時連結されているので、非常に安定性が良い。そして
、これらの台車(4)(5)の荷重が3箇所の垂直駆動
輪(33)および垂直従動輪(71)で支えられるから
、台車(4)(5)のたわみも小さい。上部軌道(8)
は完全に直線状に設置されるのが望ましいが、これに垂
直面内および水平面内における多少のうねりが発生する
ことは避けられない。しかしながら、駆動台車(4)と
入出渠台車(5)が水平ビン(82)および垂直ビン(
84)を中心にして相対的に回転しうるように連結され
ているので、上部軌道(8)が蛇行していても、3箇所
の垂直軸(33) (71)および水平輪(35) (
36) (72)は上部軌道(8)のレール(22) 
、(27)に常に接している。たとえば駆動台車(4)
と表面処理台車(5)を相互に回転できない一体状の台
車にしたと仮定すれば、上部軌道(8)が蛇行している
場合、3箇所の車輪が常にレール(22) (27)に
接することは不可能である。この問題は車輪を2箇所に
すれば解決されるが、これでは、細長い台車の支点間隔
(垂直車輪の間隔)が長くなり、台車のたわみが増大す
るというような構造上好ましくない問題が生じる。また
、駆動台車(4)の駆動輪(33)は表面処理台車(5
)の重量の約半分を支えているので、駆動輪(33)の
輪重が増大し、大きな駆動力が得られる。そして、駆動
台車(4)の各駆動装置(34)において、2つの駆動
輪(33)がそれぞれ油圧モータ(41)に連結され、
しかもこれらの駆動輪(33)が遊び歯車(40)によ
って互いに連結されているので、これらの駆動力をバラ
ンスさせて片負荷にならないようにすることができ、駆
動輪(33)の錆付やレール(22)の凹凸があっても
一方の駆動輪(33)が過負荷になることがない。
船渠側壁(2〉の格納台(263) (264)上に格
納された入出渠台車(6)を再び駆動台車(4)に連結
するには、次のように、前記と逆の操作を行なえばよい
すなわち、まず、駆動台車(4)および表面処理台車(
5)を格納位置まで移動させて、駆動台車(4)の上下
の連結ピンガイド(65)を入出県台車(6)の上下の
連結孔(167)の大体真下に位置させたのち、人出、
渠台車(6)の一時連結用のビン(207)を駆動台車
(4)のフック(69)に引掛けて、入出渠台車(6)
の上部を少し駆動台車(4)側に引寄せる。そして、落
下防止装置(’ 197)の落下防止板(201)を船
渠外側に移動させて、その突起(203)を連結ビン(
183)および押上ビン(+93)の凹所(189) 
(19’4)から抜出したのち、連結ビン(183)を
下端位置まで下降させて、入出渠台車(6)の上下の連
結孔(167)および駆動台車(4〉の上下のガイド(
05)に挿入する。駆動台車(4)を格納位置に移動さ
せただけでは、そのガイド(65)と入出渠台車(6)
の連結孔(167)の位置は船渠側壁(2)と直角な方
向に少しずれているが、上記のように入出渠台車(6)
を少し駆動台車(4)側に引寄せることにより、これら
の位置がほぼ一致する。そして、連結ビン(183)の
下端部が先細テーバ状に形成されているので、駆動台車
(4)と入出渠台車(6)の位置が台車(4)の長さ方
向に多少ずれていても、連結ビン(183)を下降させ
てそのテーパ部(188)を人出栗台車(6)の連結孔
(167)および駆動台車(4)のガイド(65)に押
込むことにより、駆動台車(4)は正規の位置に移動す
る。このとき、一時連結用のビン(207)の長さはフ
ック(69)の幅よりかなり大きいので、これらが駆動
台車(4)の移動を妨げることがない。
次に、入出渠台車(6)の第1の格納ビン(222)を
上端位置まで上昇させて、下部ガイド板(239)のガ
イド孔(240)および船架側壁(2)の第1のブラケ
ット(267)の連結孔(268)から上方に抜出す。
これと同時に、入出渠台車(6)の第2の格納ビン(2
41)を上端位置まで上昇させて船渠側壁(2)の第2
のブラケット(270)の連結孔(271)から上方に
抜出したのち、これを退入位置まで旋回させる。
次に、一時連結用のビン(207)をフック(69)か
ら切離してカイト(221)の間に格納したのち、入出
渠台車、(6)の押上ビン(193)を下端位置まで進
出させる。これにより、入出渠台車(6)は駆動台車(
4)に対して連結状態より約6C1m上方に持上げられ
、入出渠台車(61)の格納プロ/ ツク<、 261) (262)は格納台(263) 
(264)のブロック(265) (266)から離れ
て約3Qm+!1上方まで上昇する。
次に、上記のように入出渠台車(6)を持上げた状態で
駆動台車(4)および表面処理台車(5)を格納準備位
置まで移動させ、最後に、入出渠台車(6〉の押上ピン
(193)を上方に退入させて台車(6)を下鋳させ、
入出渠台車(6)の連結面(170)と駆動台車(4)
の連結面(74)とを接触させる。
船渠入口側の入出渠装置(3)も上記とおなし上下の軌
道(8)(9)に同様に取(=Iけられており、船渠入
口側の側壁(2)にも、1対の格納台(2133) (
264)などが同様に設けられている。
そして、船渠入口側の入出渠装置(3)および格納台(
263) < 264>などは、船渠側壁(2)と直交
する垂直面に対して船渠奥側の入出渠装置(3)および
格納台(263) (264)などと対称である。また
、片側の船渠側壁(2)の入出渠装置(3)おにび格納
台(263) (264>などは、側壁(2)と平行な
船渠(1)中央の垂直面に対して反対側の側壁(2)の
対応する入出渠装置(3)および格納台(263) (
264)などと対称である。そして、各入出渠装置(3
)における入出渠台車(6)の格納および連結は、前記
同様にして行なわれる。
船渠(1)には、次のような設備と入渠船の自動据付装
置が設(プられている(第51図参照)。
1なわち、9))渠く1)には、ゲート(275>を開
閉するためのウィンチ(276) 、ゲート(275)
の開閉を検知するためのゲート検出器(277)、2台
の主排水ポンプ(278) 、 2台の補助排水ポンプ
(279) 、1台の残水ポンプ(280)および水位
検出器(281)などが設けられている。また、梁底(
282)上には、その中央部に配置される複数のキール
盤木、これらの両側に配置される複数の腹盤木(283
)が設けられており、腹盤木(283)には、これが船
底に接触したことを検知するための腹盤木検出器(28
4)が設けられている。
入渠船の自動据付装置は、入出渠装置(3)の他に、ゲ
ート制御装置(285) 、排水ポンプ制御装ra(2
86) 、自動腹盤木制御装置(287) 、キール略
本検出器(2118) 、船位検出装置(289)、入
出力装置(290)および中央制御表置(291)など
を備えている。
ゲート制御装置(285)はゲート(275)開閉用の
ウィンチ(276)を制御するものであり、ゲート検出
器< 277>の出力がこの制御装置(285)に入力
する。
排水ポンプ制御装置(286)は主排水ポンプ(278
) 、補助排水ポンプ(279)および残水ポンプ(2
80)を制御するものであり、水位検出器(281)の
出力がこの制tllI装置(286)に入力する。
自動腹盤木制御装置(287)は腹盤木(283>を自
動的に船底に挿入するためのものであり、腹盤木検出器
(284)の出力かこの制御装置(287)に入力する
キール略本検出器(288)は船底がキール盤木に接触
したことを検知するためのものであり、この検出器(2
811)の出力は中央制御装置(291)に入力づる。
船位検出装置(289)は船渠(1)内における船体の
位置すなわち船体の長さ方向の位置、幅方向の位置、水
平面内における船体の振れ、船底とキール盤木との間隔
、垂直面内における船体の長さ方向の傾き(トリム)お
よび幅方向の傾き(ヒ−ル)を検出するためのものであ
り、複数の検出器(292)を備えている。そして、船
位検出装置(289)の出力は、中央制御装置(291
)に入力する。
入出力装置(290)は自動振(=J副制御必要なデー
タを中央制御装置(291)に入力するためのものであ
り、キーボード、CRTなどを備えている。
中央制御装置(291)は、自動振(=l装置全体を制
御するものであり、他の部分との間で信号の転送を行な
う入出力回路および制御回路ならびに集められたデータ
を処理するデータ処理部より構成されている。
船舶(293)の入渠作業は、前記のように各入渠装置
(3)の入出渠台車(6)を駆動台車(4)に連結した
状態で、次のようにして行なわれる(第1図(a )参
照)。
すなわち、まず、−タグボート(図示略)を使用して船
舶(293>を船渠入口付近に導き、その船首部を船渠
(1)内に入れる。このとき、船渠両側壁(2)の4組
の入出渠装置(3)は船渠入口付近に位置しており、入
出渠台車(6)の吸着盤用アーム(101)は第8図に
示されているようにほぼ水平な状態で上下の水平部(9
1) (92)の間に退入している。船舶(293)の
船首部がある程度船渠(1)内に入ったならば、船渠奥
側の2組の入出渠装置(3)のアーム(101)を内側
に旋回させて吸着盤(107)を船舶(293)側に移
動させるとともに、吸着盤(107)の傾きを適宜調整
して、船首側の船側外板を吸着盤(107)で吸着する
。このように船首部を吸着したならば、タグボートで船
舶(293)の姿勢を調整しながら船渠奥側の2組の入
出渠装置(3)すなわち駆動台車(4)、表面処理台車
(5)および入出渠台車(6)を船渠奥側に移動させる
ことにより、船舶(293)を船渠(1)内に引入れる
。船舶(293)の大部分が船渠(1)内に入ったなら
ば、船渠入口側の2組の入出渠装置(3)の吸着盤(1
07)で前記同様に船尾部の船側外板を吸着し、4組の
入出渠装置(3)を船渠奥側に移動させることにより、
さらに船舶(293)を船渠(1)内に引入れる。船舶
(293)が所定の位置まで引入れられたならば、4組
の入出渠装置(3)を停止させるとともに、船尾に繋い
だタグボートによって船舶(293)を制動、停止させ
、各装置(3)の吸着盤用アーム(,101)を適宜旋
回させることにより、船舶(293)の幅方向の位置決
めを行なう。そして、タグボートを船舶(293>から
切離し、船渠(1)の外に出す。
一方、入渠船の自動据付装置の中央制御装置(291)
には入渠船の長さ、幅、吃水および据付位置などの据付
作業に必要なデータが人出ノ]装置(290)から入力
されており、上記のように船舶(293)を船渠く1)
内の所定の位置に引入れたならば、人が入出力装置(2
90)から据付作業の開始を指令する。これにより、自
動据付装置が作動し、次のように、船舶(293)が梁
底(282)のキール盤木および腹盤木(283)の上
に自動的に据付けられる。なお、このとぎ、中央制御装
置(291)が、船位検出装置(289)により計測さ
れた船舶(293)の位置を常に監視し、入出渠装置(
3)を制御して船舶(293)の位置を常に据付位置に
保持しながら、他の装置(285) (286)(28
7)を監視、制御する。
自動据付装置の入出力装置(290)から据付作業の開
始が指令されると、中央υ制御装置(291)からゲー
ト制御l装置(285)にゲート閉鎖指令信号が送られ
、ゲート制御装M (285)はウィンチ(276)を
制御してゲート(275)を閉鎖する。
そして、ゲート(275)の閉鎖が完了したことが検出
器(277)によって検知されると、ゲート制御装置(
285)から中央制御装置(291)にゲート閉鎖完了
信号が送られる。
中央制御装置(291)は、ゲート閉鎖完了信号を受け
ると、排水ポンプ制御装置(286)に排水指令信号を
出力し、排水作業を開始する。そして、排水指令信号を
受けた排水ポンプ制御装置(286)は、まず、2台の
主排水ポンプ(278)を起動し、船渠(1)内の水を
全速で排水する。これにより、船渠(1)内の水位が徐
々に下り、これにつれて船舶(293)も徐々に下降す
るため、船底とキール盤木との間隔が徐々に小さくなる
船底とキール盤木との間隔がたとえば300mmに達し
たことが船位検出装置(289)によって検出されると
、主排水ポンプ(278)を1台停止させ、船底がキー
ル盤木に接触するまで1台の主排水ポンプ(278)に
よって半速で排水する。
この間、中央制御装置(291)は、船位検出装置(2
89)の出力を監視しながら入出渠装置(3)に適宜指
令して、船舶(293)の位置が据付位置になるように
最終調整を行なう。なお、この調整ができないときは、
残りの主排水ポンプ(278)も停止させて、排水を一
時停止させる。
船底がキール盤木に接触したことがキール盤木検出器(
28g)によって検出されたならば、中央制御装置(2
91)は、このときの水位を記憶するとともに、入出力
装置(290)から入力されたデータに基いて、船底に
腹盤木(283’)を挿入すべき水位を演算する。これ
と同時に、停止させていた1台の主排水ポンプ(27B
)を再起動させ、水位検出器(281)の出力を監視し
ながら、2台の主排水ポンプ(278)による全速排水
を続ける。
船渠(1)内の水が腹盤木(283)を挿入すべき水位
まで排水されたことが水位検出器(281)によって検
出されると、中央制御装置(294)から自動腹盤木制
御装置(287)に腹盤木挿入指令信号が送られ、腹盤
木制御装置(2117)は船底に腹盤木(283)を自
動的に挿入する。そして、腹盤木(283)が完全に挿
入されたことが検出器(284)によって検知されると
、腹盤木制御装置(287)から中央制御装置(291
)に腹盤木挿入完了信号が送られる。
により船舶(293)の据付作業が完了したことを認識
し、各装置<3) (285) (286) ’(28
7)< 289) (2’lO)に据付作業完了信号を
出力する。
そして、この信号を受信した確認信号が各装置から中央
制御装置(291)に送返される。
排水ポンプ制御装@、 (286)は、このあとも、水
位検出器(281)の出力を監視しながら排水作業を続
ける。そして、水位検出器(281)の出力に基く排水
ポンプ制御装置(286)の指令により、主排水ポンプ
(27B)から補助排水ポンプ(279)、残水ポンプ
(280)と順次切換えられ、船渠(1)内の水が全て
排水される。
自動据付装置の各装置は、自動据付は作業を行なうとき
は据付作業手順にしたがって上記のように自動的に制御
されるが、それ以外のときは単独運転が可能なものであ
る。
上記のような大梁作業の際、入出渠台車(6)の船体吸
着盤(107)は真空ポンプユニット(139)によっ
て作動させられる。このユニット(139)の水封真空
ポンプはポンプ内に入れた水の環流によって真空を得る
ものであり、ポンプ内の水は、水環流内面の乱れにより
、圧縮された空気とともに水滴となって吐出口から排出
されるため、運転中は、常時、ポンプに水を補給する必
要がある。また、ポンプ内の水温の上昇を防止するため
にも、吐出口から水を一定量ずつ排出して、その分だけ
吸込口から新しい水を補給する必要がある。
このため、上記の入出渠台車(6)では、次のように、
清水タンク(140)内の水を真空ポンプユニット(1
39)との間で循環させて、常に真空ポンプに水を補給
している。すなわち、吸着盤(107)で船舶(293
)の外板を吸着する場合、アーム(101)を旋回させ
て吸着盤(107)を外板に押倒けたのち、清水ポンプ
(+50)を起動させ、これと同時に清水供給管(14
7)の電磁弁(153)が開く。これにより、タンク(
140)内の水は供給管(147)を通って真空ポンプ
ユニット(139)に送られ、途中のストレーナ(15
2)で水中の異物が除去される。このとき、フロースイ
ッチ(154)で水の流量を検出しており、流量が所定
の値に達づ−ると、真空ポンプユニット(139)が起
動し、吸着盤(107)と外板の間の空気を抜いて真空
状態に保持する。そして、所定の真空圧が得られたこと
が真空圧ノコ計(160)によって検知されたならば、
船体吸着完了信号が出力される。一方、真空ポンプの吐
出口から排出された水は、清水戻り管(157)を通っ
てタンク(140)に戻り、再び循環して使用される。
なd5、真空ポンプユニット(139)に供給された水
は、真空ポンプからの排出弁を補うだけでなく、圧縮熱
の除去、ガスの内部漏れの防止およびメカニカルフラッ
シングなどの役目も兼ねる。また、真空ポンプユニット
(139)には、次のような作用を果す2つの安全装置
が設(プられている。1つの装置は、船体吸着時(真空
状態保持時)にフロースイッチ(154)の出力を監視
しており、供給水の流量が上記所定の値を下回ると、真
空ポンプユニット(+39)を停止し、これと同時に、
電磁弁(153)を閉じ、清水ポンプ(150)を停止
さ口る。このとき、電磁弁(153)を閉じるのは、タ
ンク(140)より上方にある真空ボンブユニツ1〜(
139)からサイホン作用により水が逆流して真空ポン
プユニット(139)内に水がなくなることを防止する
ためでブでは起動前に所定量の1/2〜1 /4f!i
!度の水をポンプ内に入れておく必要があるからである
もう1つの装置は、入渠作業中に船舶(293)を吸着
している吸着盤(+07)に過大な力が作用して旋回用
油圧シリンダ(96)や入出渠台車(6)などに過大な
力が加わったときに、吸着盤(107)の歪量を検知し
て吸着を解除する。そして、吸着解除の信号により、真
空ポンプユニット(139)および清水ポンプ(150
)の停止ならびに電磁弁(153)の閉鎖が同時に行な
われる。
駆動台車(4〉に連結された入出渠台車(6)の吸着盤
(107>で入渠船を吸着した場合、入出渠台車(6)
の吸着盤用アーム(101)の先端には、船に作用する
風圧力、船を押したり引いたりするタグボー1への力む
よび動いている船を停止さ什スJ−キ/7′1石翻Tう
11.ゼム−十スゴ〕を一シL−上っT索平な外力が作
用し、その外力は台車(6)と直角な水平力(直角水平
力)と台車(6)と平行な水平力(平行水平ノコ)に分
けられる。
この場合、入出渠台車(6)の吸着盤用アーム(101
) M端部の水平ビン(102)の中心が駆動台車(4
)の水平輪(35) <36>とほぼ同じ高さにあるの
で、船による直角水平力は、主に、人出栗台車(6)の
Am回用油圧シリンダ(9G) 、入出県台車(6)、
駆動台車(4)および駆動台車(4)の水平輪(35)
 (36>などを介して上部軌道(8)の水平輪用レー
ル(27)で受けられる。
したがって、直角水平力があまり大きくなると入出渠台
車(6)や駆動台車(4)などの各部が損傷を受けるお
それがあり、これを防止するためには、直角水平力を一
定の許容値以下に制限する必要がある。入出渠台車(6
)などが受ける直角水平力の最大値は、アーム(1oi
)を旋回させるトルクの最大値すなわち旋回用油圧シリ
ンダ(96)の油圧の最大値によって制限されるが、こ
のトルクの最大値を一定とした場合、次のように、直角
水平力の最大値は入出渠台車(6)に対するアーム(i
o、i)の旋回角度によって変化する。すなわち、第2
図において、アーム(101)の長さを11これを旋回
させるトルクを王とすれば、アーム(101)の先端に
これと直角方向に働く力(P)は次のようになる。
P=T/l また、アーム(101)の旋回角度をθとすれば、アー
ム(101)の先端に働く直角水平力(F)は次のよう
になる。
F = P −cosθ = (T// )・COSθ このIこめ、上記の入出渠台車(6〉の油圧制御装置(
120)は、次のように、アーム(101)の旋回角度
に応じて旋回用油圧シリンダ(96)の2つの電磁比例
リリーフ弁(121) (122>の設定圧を個別に制
御し、これにより、直角水平力を一定の許容値以下に制
限している。ずなわら、油圧制御装置(120)の角度
検出器(123)はアーム(101)の旋回角度を常時
検出してあり、その出力信号はデジタル人ツノ回路(1
25)により演算制御部(124)に入力される。角度
検出器(+23>の出力信号は交番2進符号で表わされ
ており、この信号は変換回路(126)によって純2進
符号に変換される。一方、演算制御部(124)のテー
ブルには、前記のような関係に基いて、アーム(101
)の旋回角度に対する旋回用油圧シリンダ(96)(1
21) (122)の圧力設定値が個別に格納されてお
り、テーブル参照回路(127)が変換回路(126)
の出力ずなわちアーム(101)の旋回角度に対応づる
2つのリリーフ弁(121) (122)の圧力設定値
を演算回路(128)に個別に出力する。テーブルの圧
力設定値は9ビツトの純2進符号で電圧値として格納さ
れており、演算回路(128〉は、テーブル参照回路(
127)の2つの出力信号(圧力設定値)をそれぞれ8
倍にして12ビツトの純2進符号に変換し、これらを対
応するアナログ出力回路(129> < 430>にそ
れぞれ出力する。各アナログ出力回路(129) (1
30)は演算回路(128)の出力をデジタル−アナロ
グ変換し、圧ノJ設定値に対応するアナログ信号を対応
する増幅器(131) < 132>に出力する。そし
て、対応する電流を対応するリリーフ弁(121) (
122)に流し、リリーフ弁(121) (122)の
設定圧を制御する。これにより、2つのリリーフ弁< 
121) (122)の設定圧がアーム(101)の旋
回角度に応じた値に個別に制御され、旋回用油圧シリン
ダ(96)の2つの油室(115) (116)内の油
圧は対応するリリーフ弁(121) (122)の設定
圧を越えることがないから、アーム(101)の旋回角
度が変化しても、アーム(101)の先端に作用する直
角水平力が常に一定の許容値以下に制限される。なお、
アーム(101)の旋回角度が90’のときは、直角水
平力を受けるためのアーム(101)の旋回トルクが無
限大となるため、油圧制御装置(120)の使用が制限
される。また、入出梁台車(6)などに作用する平行水
平力は、駆動台車(4)の走行用駆動袋替(34)の走
行力を制限することにより、一定の許容値以下に制限さ
れる。
また、船渠(1)内の船には、船渠(1)内の水位の変
化による上下動やローリングまたはピッ・チングなどの
動部が生じ、駆動台車(4)に連結された入出渠台車(
6)の吸着盤(’107)でこのような船を吸着した場
合、入出渠台車(6)の吸着需用アーム(101)の先
端には、これを上下に動かそうとする垂直力が作用する
。そして、上記の入出渠台車(6)では、吸着盤(10
7>で船を吸着しているときは常に吸着盤(107)を
持上げるように俯仰用油圧シリンダ(103)のヘッド
側の油室(133)だけに圧油を供給しており、しがも
、リリーフ弁(13B)により、この油室(133)内
の油圧がアーム(ioi>および吸着盤(107)の重
量を支えるのに必要な圧ノ〕(持上圧)にわずかな圧力
(付加圧)を加えた値に設定されるから、吸着盤(10
7)は船体の上下8や動揺に追従して上下に移動し、吸
着盤(107)によって船体が持上げられるようなこと
はない。そして、このとき、旋回ポスト(94)に対す
る俯仰用油圧シリンダ(103)の取付部分には、上記
付加圧に相当する小さな力が作用するだけであるから、
入出渠台車(6)の脚(90)の水平輪(93)と下部
軌道(9)のレール(32)との間に作用する力は小さ
い。また、前述のように、アーム(101)基端部の水
平ビン(102)の中心が駆動台車(4)の水平輪(3
5) (36)とほぼ同じ高さにあるので、船による直
角水平力は主にこれらの水平輪(35) (36)を介
して上部軌道(8)の水平輪用レール(27)で受けら
れる。したがって、船渠外向きの直角水(90)の水平
輪(93)と下部軌道(9)のレール(32)との間に
作用する力は小さい。そして、これらの点より、入出渠
台車(6)の脚(90〉の水平輪(93)の数の削減お
よび小形化ならびに下部軌道(9)の小形化が可能にな
る。また、入出渠台車(6)の脚(90)の水平輪(9
3)は、上部が船渠内側に傾く方向の台車(6)自体の
転倒モーメントにより、下部軌道(9)のレール(32
)に押付けられる向き(船渠外向き)に付勢されており
、前述のように、俯仰用油圧シリンダ(103)の付加
圧により同じ向きに付勢されている。そして、前述のよ
うに、船による直角水平力は主に駆動台車(4)の水平
輪(35) (3G>を介して上部軌道(8)の水平輪
用レール(27)で受けられるから、船渠内向きの直角
水平力が作用する場合でム ス中泪ち市を伏1/7″1
冊toOsの十盃め/Q’1を下部軌道(9)のレール
(32〉から引離そうとする力はほとんど働かない。こ
のように、入出渠台車(6)に外力が作用しても脚(9
0)の水平輪(93)を下部軌道(9)のレール(32
〉から引離そうとする力はほとんど働かず、水平輪(9
3〉は常にレール(32)に押付けられる向きに付勢さ
れているから、脚(90)の下部にこれが下部軌道(9
)から離れるのを防止する水平輪などを設ける必要がな
い。したがって、脚(90〉下部の構成および下部軌道
(9)の構成などを簡略化することができる。
船による直角水平力は、前述のように、主に駆動台車(
4)の水平輪(35) (36)を介して上部軌道(8
)の水平輪用レールク27)で受けられるから、駆動台
車(4)の水平輪(35) (36)の取付部分にはか
なり大きな力が作用し、この力は水平輪ハウジング(4
8) 、ライナ(61)およびストッパ(54) (5
5)によって台車(4)に伝えられる。そして、これら
は互いに面接触しているから、水平輪(35) (36
)の取付部分は大きな力にも耐えることができる。また
、予め水平輪(35) (36)が取付けられたハウジ
ング(48)が前述のようにして台車(4)に取イ」(
プられるから、取付作業および取付精度の確保が非常に
容易である。
船舶(293)の入渠、据イ」作業が完了したならば、
前述のように入出渠台車(6)を駆動台車(4)から切
離して格納台(2[33) (264)上に格納し、駆
動台車(4)と表面処理台車(5)だけを走行させる。
そして、表面処理台車(5)の船体表面処理Sl!i@
を使用して、まず船体表面を高圧水により洗浄して塩分
、付着物を落とし、次に鎖部をプラストし、最後に船体
表面を塗装する一連の船体表面処理作業を行なう(第1
図(b)参照)。
船体表面処理作業が完了したのち船舶(193)を出渠
させる場合には、前記の入渠作業と逆の操作を行なえば
よい。
上記の入出渠装置(3)によれば、入出渠台車く6)を
駆動台車(4)に連結することにより、牽引用ワイヤロ
ープを使用せずに船舶の入出渠作業を行なうことができ
、かつ作業の自動化も可能である。このため、従来のよ
うに多くの作業者を必要とせず、人出作業の省力化およ
び安全性向上を図ることができる。また、船体表面処理
作業を行なうときには、入出渠台車(6)を駆動台車(
4)から切離して、駆動台車(4)と表面処理台車(5
)だけを走行させることができるので、低減でき、経済
的である。さらに、駆動台車(4)だけに走行用駆動装
置(34)が設けられ、表面処理台車(5)および入出
渠台車(6)には走行用駆動装置が設けられていないの
で、経済的である。
上記実施例では、船渠(1)両側の側壁(2)に入出渠
台車(6)が設けられているが、入出渠台車く6)は片
側の側壁(2)だけに設けられることもある。また、上
記実施例では、船渠(1)の片側の側壁(2)に入出渠
台車(6)が2台設けられているが、入出渠台車(6)
は片側の側壁(2)に1台だけ設けられることもある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は入出渠作業時
および船体表面処理作業時の2つの状態を概略的に示す
船渠および入出渠装置の平面図、鎖2図は駆動台座およ
び表面処理台車の正面図、第3図は同平面図、第4図は
同側面図、第5図は人出東台車の正面図、第6図は同平
面図、第7図は同側面図、第8図は駆動台車と人出系台
車を連結した状態を示す入出渠装置の正面図、第9図は
同部分切欠き平面図、第10図は同側面図、第11図は
第2図の311−811線に沿う拡大断面図、第12図
は第2図の812−812線に沿う拡大断面図、第13
図は第2図の駆動台車の走行用駆動装置の部分を拡大し
かつその一部分を切欠いて示す正面図、第14図は第1
3図の814−314線に沿う断面図、第15図は第1
3図の815−815線に沿う断面図、第16図は第1
3図の816−816線に沿う断面図、第17図は第2
図のSl 7−317線に沿う拡大矢視図、第18図は
第17図の818−818線に沿う拡大断面図、第19
図は第18図から水平輪ハウジングをll1l!除いた
状態を示す駆動台車のハウジング支持板の底面図、第2
0図は駆動台車の水平輪ハウジングの平面図、第21図
は第20図の821−821線に沿う断面図、第22図
は第18図の要部拡大図、第23図は駆動台車と表面処
理台車の連結部分の水平断面図、第24図は第23図の
824−82!線に沿う断面図、第25図は第23図の
825−825線に沿う断面図、第26図は入出梁台車
から進出した状態の船体段M盤を示す入出渠台車の部分
切欠き平面図、第27図はM2O図の327−827線
に沿う拡大矢視図、第28図は第27図の828−82
8線に沿う矢視図、第29図は入出梁台車の旋回用油圧
シリンダの油圧制御、装置を示す油圧および電気の系統
図、第30図は入出渠台車の俯仰用油圧シリンダの油圧
系統図、第31図は入出渠台車の船体吸着盤、吸着盤用
真空ポンプユニットおよび清水タンクの間の空気と水の
系統図、第32図〜第37図は入出渠台車を駆動台車か
ら切離して格納台上に格納する操作を順に示す図であり
、各図(a)は入出渠台車を船渠奥側から見た中間省略
側面図、各図(b)は入出渠台車を船渠入口側から見た
中間省略側面図、第38図は第32図(a )の838
−838線に沿う拡大断面図、第39図は第33図(a
)の839−339線に沿う拡大断面図、第40図は第
36図(a)の840−840線に沿う拡大断面図、第
41図は第39図の841−841線に沿う拡大断面図
、第42図は第38図の842−842線に沿う拡大断
面図、第43図は第40図の343−343線に沿う拡
大断面図、第44mハM40図6’)S 44−844
1m1.:沿イカツ落下示す拡大断面図、第45図は第
35図(a )の要部を拡大しかつその一部分を切欠い
て示す図、第46図は第45図の346−846線に沿
う矢視図、第47図は第35図(a )の要部を拡大し
かつその一部分を切欠いて示す図、第48図は第35図
(b)の要部を拡大しかつその一部分を切欠いて示ず図
、第49図は第48図の349−849線に沿う断面図
、第50図は第34図(a )の要部拡大図、第51図
は入渠船の自動据付装置のブロック図である。 (6)・・・入出渠台車、(94)・・・旋回ポスト、
(96)・・旋回用油圧シリンダ、(101)・・・吸
着盤用アーム、(107)・・・旋回用油圧シリンダ、
(115) < 146)・・・油室、(120)・・
・油圧制御装置、(121) (122)・・・電磁比
例リリーフ弁、(123)・・・角度検出器、(124
)・・・演算制御部。 第5図 第7図 し−m−」 第14図 tf幕、5図 7 第16図 第117図 2 第9(’)l:i 46 zu 第p2i≧11 61 Ej’:j’24.図 第p5r=+ 第261x<1 第41図 第42λ1 第48図 第49;臣;I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 略垂直軸を中心にして旋回しうる吸着盤用アーム(10
    1)と、アーム(101)の先端部に取付けられた船体
    吸着盤(107)と、アーム(101)を旋回させる旋
    回用油圧シリンダ〈96)とを備えた入出渠台車におい
    て、アーム(101)の旋回角度を検出する角度検出器
    (123)と、旋回用油圧シリンダ(96)の両側の油
    空(115) (116)にそれぞれ接続された設定圧
    の制御が可能な2つのリリーフ弁(121) (122
    )と、アーム(1oi)の先端部に作用する入出渠台車
    と直角な水平力の最大値を一定にするようなアーム(1
    01)の旋回角度と2つのリリーフ弁(121) (1
    22)の圧力設定値の関係を記憶しており、この関係に
    基き、角度検出器(123)の出力に応じて2つのリリ
    ーフ弁(+21) (122)の設定圧を制御する演算
    制御部(124)とを備えていることを特徴とする吸着
    盤用アームの油圧制御装置。
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