JPS6110923B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6110923B2 JPS6110923B2 JP13708478A JP13708478A JPS6110923B2 JP S6110923 B2 JPS6110923 B2 JP S6110923B2 JP 13708478 A JP13708478 A JP 13708478A JP 13708478 A JP13708478 A JP 13708478A JP S6110923 B2 JPS6110923 B2 JP S6110923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mica
- insulating material
- weight
- parts
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Epoxy Resins (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えば回転電機の相間絶縁材料など
として好適に用いられる耐熱性マイカ絶縁材料に
関する。 従来、直流機などの回転電機の界磁コイルの相
間絶縁にはガラス、アスベストなどの基材にアル
キツド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の樹脂を含浸被着させたものが用いられていた。 しかし、上記アスベスト、ガラス等は公害上の
問題を有し、しかも近年直流機の高性能化、耐熱
性の向上、プロセスの改良などの要求が強まつて
おり、早急にこれらの問題を解決する必要があ
る。つまり、絶縁性能の向上と高温時における接
着力、さらには速硬化形の樹脂組成によるプロセ
スの改善などが要求されているが、従来の絶縁材
料ではこれらの要求に答えることはできなかつ
た。 本発明はこれら諸点に着目し、種々研究を重ね
た結果なされたものである。 すなわち、本発明は耐熱性のあるクレゾールノ
ボラツク型エポキシ樹脂100重量部に対しフエノ
ールノボラツク型エポキシ樹脂を60〜120重量部
及び潜在性硬化剤を配合したものを接着剤として
用いることによつて叙上の欠点を全て排除し、さ
らにより絶縁性能をも向上させた耐熱性マイカ絶
縁材料に関するものである。 本発明に用いることのできる上記クレゾールノ
ボラツク型エポキシ樹脂としては例えばECN−
1235、ECN−1273、ECN−1280、ECN−1299
(いずれもチバ社製商品名)、或いはESCN−
220L、ESCN−220M、ESCN−220H、ESCN−
220HH(いずれも住友化学社製、商品名)など
を挙げることができる。これらは単独で、または
混合して用いることができる。また上記フエノー
ルノボラツク型エポキシ樹脂としては例えば
DEN−431、DEN−438、DEN−439、DEN−
442、DEN−445、DEN−448(いずれもダウ社
製、商品名)或いはEPN−1138、EPN−1139
(いずれもチバ社製、商品名)などがあげられ
る。これらは単独で、又は混合して用いることが
できる。 また上記クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂
100重量部に対する上記フエノールノボラツク型
エポキシ樹脂の配合量は60重量部から120重量部
の範囲割合が好適であり、かかる組成比とするこ
とにより耐熱接着力のあるすぐれたマイカ絶縁材
料が得られる。もし、フエノールノボラツク型エ
ポキシ樹脂を60重量部以下で用いた場合は、得ら
れるマイカ絶縁材料の接着強度など機械的特性が
劣るようになるので好ましくない。 一方、フエノールノボラツク型エポキシ樹脂を
120重量部以上で用いると、耐熱接着特性が劣る
ようになるので好ましくない。 また上記エポキシ樹脂用の潜在性硬化剤として
は、アミン類など通常一般の硬化剤が用いられ、
特に好ましい代表例としては三弗化硼素アミン錯
体、例えば三弗化硼素とモノメチルアミン、モノ
エチルアミン、モノプロピルアミン、モノブチル
アミン、ピペリジン、モルホリン、エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、ピリジン、イミダ
ゾール等脂肪族、脂環族アミンの錯体が適してい
る。 上記潜在性硬化剤の配合量は特に限定されるも
のではなく、通常用いられる程度でよい。即ち上
記クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂100重量
部に対し1〜20重量部程度である。 上記各成分は溶剤、例えばアセトン、トルエ
ン、メタノール等の溶媒に溶解され、マイカボン
ド用樹脂組成物として調整される。 本発明において好適に用いることのできるマイ
カとしては通常用いられているはがしマイカ、集
成マイカなどがあげられる。 本発明の耐熱性マイカ絶縁材料は上記マイカボ
ンド用樹脂組成物を用いて通例公知の従来技術に
より例えば集成マイカシートに塗布したものを加
熱乾燥することにより容易に得ることができる。
これを回転電機に用いる場合には、界磁コイル間
に挿入して従来法と同様に加熱加圧することによ
りマイカボンドを硬化させる。この場合の加熱温
度は一般に100〜220℃、好ましくは150℃〜200℃
である。そして成形圧力は60Kg/cm2程度である。 上記のようにして得られる本発明の耐熱性マイ
カ絶縁材料は著しく耐熱接着力が優れ、しかも短
時間に硬化可能で所定の特性が得られるという極
めて工業的に有利なものである。 次に本発明を実施例および比較例によりさらに
具体的に説明する。 実施例 1 スミエポキシ ESCN−220L 50重量部 DEN−438 50 〃 アンカー 1040※(1) 10 〃 合 計 110 〃 ※(1) セールチルニーリミテツド社の三弗化硼
素錯塩 上記組成比の材料をアセトンとトルエンとの混
合溶媒(1:1)に溶かし集成マイカシート(厚
さ0.1mm)DR−2(岡部マイカ工業所製)に塗布
した。なお、ボンド含有量は15〜20重量%に調整
した。 このようにして作つた試料を接着試験用には25
mm゜にしバツト法による鉄ブロツクに挾み160
℃、60Kg/cm2加圧下で5分間加熱した特性を表1
に示した。又、曲げ強さの特性測定に用いた試料
はJISK−6911に準じた試料形状、試験方法で行
なつた。なお試料の硬化温度は160℃、10時間硬
化させた。以上の方法で作成した特性値を表1に
示した。 実施例 2 スミエポキシ ESCN−220L 100重量部 DEN438 60 〃 アンカー1040 16 〃 合 計 176 〃 上記組成比の材料を上記実施例1と同一条件で
マイカ絶縁材料を製造した。得られたマイカ絶縁
材料の特性(試料作成条件は実施例1と同じ)を
表1に示した。 実施例 3 スミエポキシ ESCN−220L 100重量部 DEN438 120 〃 アンカー1040 22 〃 合 計 242 〃 上記組成比の材料を上記実施例1と同一条件で
マイカ絶縁材料を製造した。得られたマイカ絶縁
材料について実施例1と同様に測定された特性を
表1に示した。 比較例 1 DEN−438 100重量部BF3−モノエチルアミン 3 〃 合 計 103 〃 上記組成比の材料を上記実施例1と同一条件で
マイカ絶縁材料を製造した。得られたマイカ絶縁
材料について、実施例1と同様にして測定された
特性を表1に示した。 比較例 2 エピコート1001 70重量部 エピコート 834 30 〃 BF3−モノエチルアミン 3 〃 合 計 103 〃 上記組成比の材料をアセトンとトルエンとの混
合溶媒(1:1)に溶かし、アスベストシートに
塗布し、ボンド量を15〜20重量%程度に調整した
ものを実施例1と同一条件でアスベスト絶縁材料
を製造した。得られたアスベスト絶縁材料につい
て実施例1と同様にして測定された特性を表1に
示した。 下記表1から明らかな如く、本発明のマイカボ
ンドを用いた耐熱性マイカ絶縁材料(実施例1〜
3)の高温での接着強さ及び曲げ強さなど機械的
強度は比較例に比べて非常にすぐれており、高温
で使用される回転機の相間絶縁用マイカ絶縁材料
として充分満足すべき特性を有するものである。 【表】
として好適に用いられる耐熱性マイカ絶縁材料に
関する。 従来、直流機などの回転電機の界磁コイルの相
間絶縁にはガラス、アスベストなどの基材にアル
キツド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
の樹脂を含浸被着させたものが用いられていた。 しかし、上記アスベスト、ガラス等は公害上の
問題を有し、しかも近年直流機の高性能化、耐熱
性の向上、プロセスの改良などの要求が強まつて
おり、早急にこれらの問題を解決する必要があ
る。つまり、絶縁性能の向上と高温時における接
着力、さらには速硬化形の樹脂組成によるプロセ
スの改善などが要求されているが、従来の絶縁材
料ではこれらの要求に答えることはできなかつ
た。 本発明はこれら諸点に着目し、種々研究を重ね
た結果なされたものである。 すなわち、本発明は耐熱性のあるクレゾールノ
ボラツク型エポキシ樹脂100重量部に対しフエノ
ールノボラツク型エポキシ樹脂を60〜120重量部
及び潜在性硬化剤を配合したものを接着剤として
用いることによつて叙上の欠点を全て排除し、さ
らにより絶縁性能をも向上させた耐熱性マイカ絶
縁材料に関するものである。 本発明に用いることのできる上記クレゾールノ
ボラツク型エポキシ樹脂としては例えばECN−
1235、ECN−1273、ECN−1280、ECN−1299
(いずれもチバ社製商品名)、或いはESCN−
220L、ESCN−220M、ESCN−220H、ESCN−
220HH(いずれも住友化学社製、商品名)など
を挙げることができる。これらは単独で、または
混合して用いることができる。また上記フエノー
ルノボラツク型エポキシ樹脂としては例えば
DEN−431、DEN−438、DEN−439、DEN−
442、DEN−445、DEN−448(いずれもダウ社
製、商品名)或いはEPN−1138、EPN−1139
(いずれもチバ社製、商品名)などがあげられ
る。これらは単独で、又は混合して用いることが
できる。 また上記クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂
100重量部に対する上記フエノールノボラツク型
エポキシ樹脂の配合量は60重量部から120重量部
の範囲割合が好適であり、かかる組成比とするこ
とにより耐熱接着力のあるすぐれたマイカ絶縁材
料が得られる。もし、フエノールノボラツク型エ
ポキシ樹脂を60重量部以下で用いた場合は、得ら
れるマイカ絶縁材料の接着強度など機械的特性が
劣るようになるので好ましくない。 一方、フエノールノボラツク型エポキシ樹脂を
120重量部以上で用いると、耐熱接着特性が劣る
ようになるので好ましくない。 また上記エポキシ樹脂用の潜在性硬化剤として
は、アミン類など通常一般の硬化剤が用いられ、
特に好ましい代表例としては三弗化硼素アミン錯
体、例えば三弗化硼素とモノメチルアミン、モノ
エチルアミン、モノプロピルアミン、モノブチル
アミン、ピペリジン、モルホリン、エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、ピリジン、イミダ
ゾール等脂肪族、脂環族アミンの錯体が適してい
る。 上記潜在性硬化剤の配合量は特に限定されるも
のではなく、通常用いられる程度でよい。即ち上
記クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂100重量
部に対し1〜20重量部程度である。 上記各成分は溶剤、例えばアセトン、トルエ
ン、メタノール等の溶媒に溶解され、マイカボン
ド用樹脂組成物として調整される。 本発明において好適に用いることのできるマイ
カとしては通常用いられているはがしマイカ、集
成マイカなどがあげられる。 本発明の耐熱性マイカ絶縁材料は上記マイカボ
ンド用樹脂組成物を用いて通例公知の従来技術に
より例えば集成マイカシートに塗布したものを加
熱乾燥することにより容易に得ることができる。
これを回転電機に用いる場合には、界磁コイル間
に挿入して従来法と同様に加熱加圧することによ
りマイカボンドを硬化させる。この場合の加熱温
度は一般に100〜220℃、好ましくは150℃〜200℃
である。そして成形圧力は60Kg/cm2程度である。 上記のようにして得られる本発明の耐熱性マイ
カ絶縁材料は著しく耐熱接着力が優れ、しかも短
時間に硬化可能で所定の特性が得られるという極
めて工業的に有利なものである。 次に本発明を実施例および比較例によりさらに
具体的に説明する。 実施例 1 スミエポキシ ESCN−220L 50重量部 DEN−438 50 〃 アンカー 1040※(1) 10 〃 合 計 110 〃 ※(1) セールチルニーリミテツド社の三弗化硼
素錯塩 上記組成比の材料をアセトンとトルエンとの混
合溶媒(1:1)に溶かし集成マイカシート(厚
さ0.1mm)DR−2(岡部マイカ工業所製)に塗布
した。なお、ボンド含有量は15〜20重量%に調整
した。 このようにして作つた試料を接着試験用には25
mm゜にしバツト法による鉄ブロツクに挾み160
℃、60Kg/cm2加圧下で5分間加熱した特性を表1
に示した。又、曲げ強さの特性測定に用いた試料
はJISK−6911に準じた試料形状、試験方法で行
なつた。なお試料の硬化温度は160℃、10時間硬
化させた。以上の方法で作成した特性値を表1に
示した。 実施例 2 スミエポキシ ESCN−220L 100重量部 DEN438 60 〃 アンカー1040 16 〃 合 計 176 〃 上記組成比の材料を上記実施例1と同一条件で
マイカ絶縁材料を製造した。得られたマイカ絶縁
材料の特性(試料作成条件は実施例1と同じ)を
表1に示した。 実施例 3 スミエポキシ ESCN−220L 100重量部 DEN438 120 〃 アンカー1040 22 〃 合 計 242 〃 上記組成比の材料を上記実施例1と同一条件で
マイカ絶縁材料を製造した。得られたマイカ絶縁
材料について実施例1と同様に測定された特性を
表1に示した。 比較例 1 DEN−438 100重量部BF3−モノエチルアミン 3 〃 合 計 103 〃 上記組成比の材料を上記実施例1と同一条件で
マイカ絶縁材料を製造した。得られたマイカ絶縁
材料について、実施例1と同様にして測定された
特性を表1に示した。 比較例 2 エピコート1001 70重量部 エピコート 834 30 〃 BF3−モノエチルアミン 3 〃 合 計 103 〃 上記組成比の材料をアセトンとトルエンとの混
合溶媒(1:1)に溶かし、アスベストシートに
塗布し、ボンド量を15〜20重量%程度に調整した
ものを実施例1と同一条件でアスベスト絶縁材料
を製造した。得られたアスベスト絶縁材料につい
て実施例1と同様にして測定された特性を表1に
示した。 下記表1から明らかな如く、本発明のマイカボ
ンドを用いた耐熱性マイカ絶縁材料(実施例1〜
3)の高温での接着強さ及び曲げ強さなど機械的
強度は比較例に比べて非常にすぐれており、高温
で使用される回転機の相間絶縁用マイカ絶縁材料
として充分満足すべき特性を有するものである。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クレゾールノボラツク型エポキシ樹脂100重
量部に対し、フエノールノボラツク型エポキシ樹
脂60重量部〜120重量部及び潜在性硬化剤を配合
してなる組成物によつて、マイカが接着されてな
ることを特徴とする耐熱性マイカ絶縁材料。 2 潜在性硬化剤は、三弗化硼素アミン錯体であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
耐熱性マイカ絶縁材料。 3 マイカは、集成マイカであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の耐熱性
マイカ絶縁材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13708478A JPS5564301A (en) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | Heat resistant mica insulator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13708478A JPS5564301A (en) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | Heat resistant mica insulator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5564301A JPS5564301A (en) | 1980-05-15 |
| JPS6110923B2 true JPS6110923B2 (ja) | 1986-04-01 |
Family
ID=15190507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13708478A Granted JPS5564301A (en) | 1978-11-07 | 1978-11-07 | Heat resistant mica insulator |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5564301A (ja) |
-
1978
- 1978-11-07 JP JP13708478A patent/JPS5564301A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5564301A (en) | 1980-05-15 |
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