JPS61124381A - アルカリプロテア−ゼの製造法 - Google Patents

アルカリプロテア−ゼの製造法

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JPS61124381A
JPS61124381A JP24480084A JP24480084A JPS61124381A JP S61124381 A JPS61124381 A JP S61124381A JP 24480084 A JP24480084 A JP 24480084A JP 24480084 A JP24480084 A JP 24480084A JP S61124381 A JPS61124381 A JP S61124381A
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protease
casein
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Nobuaki Fujiwara
藤原 信明
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OSAKA PREF GOV
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1−亙一旦一1 本発明は、新規アルカリプロテアーゼ及びその製造法に
関する。
発  明  の  背  景 アルカリプロテアーゼ、即ちアルカリ領域で高いタンパ
ク分解活性を持つプロテアーゼは、微生物特にアルカリ
性培地に好んで成育する好アルカリ性微生物により生産
されやすいことが報告されている。例えばバチルス属の
細菌によって生産される場合としては、特公昭48−2
794号、特公昭55−46711号、特公昭56−4
236号等が、放線菌によって生産される場合としては
、特公昭54−11396号等が公知である。
一方、アルカリプロテアーゼは皮革工業、食品工業、繊
維工業等の工業的用途に多量に用いられるだめに、従来
よりも更に生産性良く酵素を生産することが要望されて
いる。
本発明者は、上記要望を満足させるのを目的として、1
%炭酸ナトリウムを添加したアルカリ性培地(pH10
)を用い土壌を対象としてスクリーニングを行った結果
、バチルス(B acillus )属に属する新菌株
である821−2株がアルカリ性培地において著量のア
ルカリプロテアーゼを生産すること、このアルカリプロ
テアーゼが新規酵素であること等を見い出し、本発明を
完成するに至った。
の     び  果 本発明は、下記特性を有する新規アルカリプロテアーゼ
NF−1、 (ア)性状:無色針状結昌、 (イ)分子量:約30000 (ゲル濾過法による)、 (つ)水溶液の紫外線吸収スペクトル=275〜280
 nmに極大吸収を示す、 (1) 吸光係数(1,”l1280nm) : 6.
 Ol(オ)l解性:水に可溶、メチルアルコール、エ
チルアルコール、アセトン及びエーテルに不溶、 (力)カゼインを基質にした場合の至適pH:pH10
゜5〜11.5、 (キ)pH安定性: pH5〜11.5において30℃
で24時間放置した場合、60%以上のプロテアーゼ活
性が残存する、 (り)カゼインを基質にした場合の至適温度:約60℃
、 (ケ)熱安定性:pH10で10分間の処理では50℃
まで安定であり、60℃で50%の残存活性があり、6
5℃では完全に失活する、(コ)安定化及び阻害:Ca
2+で安定化され、PCMB (パラクロロマーキュリ
ツク安息香酸)及びEDTA(エチレンジアミン四酢酸
)では失活せず、DFP(ジイソプロピルクロロホスフ
ェート)では失活する、 (す)比活性: 9000u/■り、並びにバチルス属
に属し、アルカリプロテアーゼNF−1を生産する微生
物をアルカリ性培地に培養し、培養液中に該酵素を蓄積
させ、これを採取することを特徴とするアルカリプロテ
アーゼNF−1の製造法に係る。
上記本発明によれば、新規アルカリプロテアーゼを生産
性良く収得することができる。
前記のバチルス属に属する新菌株であるB21−2株は
、工業技術院微生物工業技術研究所へ寄託され、微生物
寄託番号は微工研菌寄第7935号である。
B21−2株は、下記菌学的性賀を有する。培地はすべ
て1%炭酸ナトリウムを加え、1)HIOに調整したも
のを用いた。
(a)形 態 大きさは0.7〜0.8X2.3〜3.2μmの桿菌で
ある。胞子を形成し、大きさは0.6〜0.7X1.1
〜1.4μmの卵型である。運動性があり、周鞭毛を有
する。また、ダラム染色性は陽性であり、抗酸性は陰性
である。
(1))培地における生育状態 1%炭酸ナトリウムを含む培地で30℃、2〜3日間培
養した時の生育状態を第1表に示す。
菌の色は、培養初期には白色ないし黄白色であるが、培
養後期には黄色となる。
(C)生理的性質 (1)最適生育条件 pH:10前後、 温度=30〜40℃。
(2)硝酸塩の還元:還元しない。
(3)脱窒反応:嫌気性下では生育しない。
(4)MRテスト:アルカリ性培地のため明らかでない
(5)VPテスト:陰性。゛ (6)インドールの生成:生成しない。
(7)硫化水素の生成:生成しない。
(8)デンプンの加水分解:加水分解あり。
(9)クエン酸の利用:クリステンセン培地では利用す
るが、コーザー培地では利用しない。
(10)硝酸塩の利用:利用しない。
(11)アンモニウム塩の利用:利用しない。
(12)ウレアーゼ活性:アルカリ性培地のため明らか
でない。
(13)オキシダーゼ活性:陽性。
(14)カタラーゼ活性:陽性。
(15)l素に対する態度:好気性。
(16)O−Fテスト:1!気性下では生育しない。
(17)糖類から酸の生成の有無=アルカリ性培地のた
め、酸生成による指示薬の変化が明確でなく、不明。
(18)ゼラチンの液化:液化する。
(d)その他の性質 (1)塩化ナトリウムへの耐性=5%塩化ナトリウムを
含む培地で生育する。
(2)本国は、種々の培地でアルカリプロテアーゼを培
地中に分泌、生産するが、多量に生産するためには大豆
粉の添加を必要とし、添加なしではアルカリプロテアー
ゼを多量には生産しない。
本国は、好気性の有胞子細菌であること、中性培地では
生育し難く、アルカリ性培地において非常に良く生育し
、最適生育条件としてのpHは約10であること等から
好アルカリ性のバチルス属に属するといえる。一般にバ
チルス属に属する菌種の生育条件としてのpH値は、p
H5〜8であり、一般のバチルス属と好アルカリ性バチ
ルス属とは明らかに区別される。
本国と同様の好アルカリ性バチルス属の菌株としては、
No、4(特公昭55−46711号)、No、221
及びNo、58 (特公昭48−2794号)、No、
6(特公昭56−4236号)等が公知であり、これら
はいずれも炭酸ナトリウムを含んだpH10程度の培地
で非常に良く生育する。しかしながら、下記第2表に示
す各菌株の生理的性質の相違から明らかな通り、本国は
これらの菌株と明確に区別される。
第  2  表 (注)+:陽性又は利用する。
m:陰性又は利用しない。
±:不明確又はわずかに生育もしくは利用する。
以上の通り、バチルス属に属する821−2株は明らか
に公知の菌株と区別され、バチルス属の新菌株であると
認められる。本発明において用いる菌株としては、本発
明の目的に合致する限り、バチルス属に属する821−
2株自体のみでなく、その自然的及び人工的変異株のい
ずれも包含されることは勿論である。
本菌株は、ブドウ糖、デンプン等の炭素源や有機窒素源
を含むアルカリ性培地(例えば1%ポリペプトン、1%
大豆粉、2%グルコース、0.1%リン酸水素2カリ、
1%炭酸ナトリウム)にすみやかに生育するがこれから
炭酸ナトリウムを除いた中性の同じ培地では、生育し難
い。
従って、本発明の培地においては通常の中性に生育する
バチルス属の培養方法は適用できず、培地のl)Hを1
0程度とするようにアルカリの添加を必要とする。かか
る条件下での培養の場合、炭素源としてはブドウ糖、デ
ンプン等が好適に用いられ、窒素源としてはポリペプト
ン、大豆粉、コーンステイープリカー、肉エキス、酵母
エキス、カゼイン等の有機窒素源が好適に用いられる。
そのほか培養には通常燐酸塩を添加するが、更に培地p
Hを10程度とするため、炭酸ナトリウム等のアルカリ
を通常1%程度加える。特に酵素生産には炭素源として
グルコース、窒素源としてポリペプトン又は肉エキスが
よく、また多量の酵素を生産するためには大豆粉の存在
が必要であり大豆粉によって2素は誘導的に生産される
。この点から、本菌株と他の公知菌株とは酵素生産の機
作が遺伝子レベルで違っていることが判る。
培養温度は、高くなると生育には有利であるが、高くな
り過ぎると酵素自体の自己消化も激しく不利になること
から、通常30℃程度が酵素生産には適当である。30
’Cで前記培地における培養によると、アルカリプロテ
アーゼの生産は20時間すぎから始まり、40〜50時
間で最大となり培養液中通常5000u/m以上に達す
る。それ以降は徐々に失活する。
酵素の採取 このようにして本発明のアルカリプロテアーゼ生産菌は
培養され、その培養液中にアルカリプロテアーゼが分泌
、蓄積される。培養終了後、遠心分離、濾過等で菌体を
除去した後、培養炉液に硫酸アンモニウム等の塩析剤あ
るいはアルコール、アセトン等の有懺溶剤を添加するこ
とにより酵素を沈澱せしめ、この沈澱物を濾過、遠心分
離等で脱水、乾燥すると粗酵素粉末が得られる。さらに
この粗製酵素は、当分野の公知の分離、精製手段、例え
ば吸着剤、イオン交換体、ゲル濾過剤等を用いて精製す
ることができる。
このようにしてアルカリプロテアーゼをII製すること
ができるが、本酵素の製造法については、後記実施例で
さらに具体的に説明する。なおプロテアーゼ活性は次の
ような方法で単位が定められる。
プロテアーゼ活 の測定と単 カゼインO86%を含むホウ酸緩衝液(pH11゜5)
5112に酵素液(被験液)1−を加え30℃、10分
間反応させた後、5I!12のトリクロロ酢酸混液(0
,11Mトリクロロ酢酸、0.22MI¥酸ナトリウム
、0.33MI¥l)!加え、更に20分間、30℃に
放置した後、Piし、炉液について275 nlの吸光
度を測定する。
1単位の酵素とは上記条件下で1分間に1マイクログラ
ムのチロシンを生成する酵素量をいう。
上記により収得される本発明アルカリプロテアーゼは、
後述する通り新規な酵素であり、NF−1と命名された
アルカリプロテアーゼNF−1は、種々の蛋白質を分解
する作用を有し、その特性は下記の通りである。
(1)性状:無色針状結晶。
(2)分子量:約30000 (ゲル濾過法による)。
(3)水溶液の紫外線吸収スペクトル:275〜280
 nmに極大吸収を示す。
(4) 吸光flA数(Etc、 280rv) : 
6.00(5)溶解性:水に可溶、メチルアルコール、
エチルアルコール、アセトン及びエーテルに不溶。
(6)至適pH及びpH安定性 カゼインを基質にした場合の至適pH値は10.5〜1
1.5であり、本酵素はp)−15〜11.5において
30℃、24時間放置した場合、約60%以上のプロテ
アーゼ活性が残存する。
プロテアーゼ活性とpHとの関係を第1図に示す。第1
図において、pH7〜8.5の活性はトリス−塩酸緩衝
液を、pH9〜10.5の活性は炭酸−水酸化ナトリウ
ム緩衝液を、pH11〜12の活性はリン酸−水酸化ナ
トリウム緩衝液をそれぞれ用いて測定した。また、プロ
テアーゼ活性のpH安定性を第2図に示す。第2図にお
いて、■は5mMのCa2+を含む酢酸緩衝液を、■は
5mMのCa2+を含むトリス−塩酸緩衝液を、■は5
mMのCa2+を含むホウl!緩衝液をそれぞれ用いて
測定した。
(7)作用適温の範囲 基質としてカゼインを用い、pH10,0(5mMのC
a2+を含むホウ酸1111液)で10分間反応させた
ときの酵素の相対活性を第3図に示す。第3図から明ら
かな通り、本発明の酵素は60℃で最大活性を示す。
(8)温度安定性 5mMの塩化カルシウムを含むpH1oのホウ酸緩衝液
を用い酵素液を10分間加熱し、熱安定性を調べた。そ
の結果を第4図に示す。本発明の酵素は、DHloにお
いて、50’Cまで安定であり、60℃で50%の残存
活性があり、65℃では完全に失活する。
(9)安定化及び阻害 Ca2+で安定化され、PCMB (パラクロロマーキ
ュリツク安息香II>及びEDTA (エチレンジアミ
ン四酢酸)では失活せず、DFP(ジイソプロピルクロ
ロホスフェート)では失活する。
(10)比活性 9000u/Ngである。
上記各特性を示す本発明のアルカリプロテアーゼNF−
1と従来公知のアルカリプロテアーゼとの比較を、下記
第3表に示す。
本発明のアルカリプロテアーゼNF−1は、第3表に示
す特性のいずれかにおいて公知のアルカリプロテアーゼ
とは異なり、新規な酵素と認められる。特に第3表にあ
げられたうちでも番号8に記載されている酵素は、NF
−1に最もよく類似すると考えられるが、pH安定性及
び熱安定性において明確に区別される。
かくして、本アルカリプロテアーゼNF−1は、新規酵
素であると認められた。
実  施  例 以下本発明を、実施例を挙げて説明する。
実施例1 大豆粉10Q1ポリペプトン10g、グルコース2C1
、リン酸カリウム1g、酵母エキス0.50を900四
の水に溶かし、9OIIIQづつ坂ロフラスコに分注し
115℃、15分間殺菌した。
一方、無水炭酸ナトリウム109を水100回にとかし
、115℃、15分間殺菌した溶液を上記の坂ロフラス
コに10−づつ加えた。あらかじめ20〜24時間前培
養した菌を接種し、30℃において40〜48時間振盪
培養を行なった。遠心分離によって菌体を除去した培養
か液のアルカリプロテアーゼの活性を測定したところ約
5000U/−であった。
この培ltP液に硫酸アンモニウムを0.7飽和になる
ように添加し、−晩放置後、沈澱した酵素蛋白をセライ
トを用いて濾過した。酵素活性は756U/IQタンパ
クで、回収率は95%であった。 この粗製酵素を50
mM  NaC(lを含む20mMトリス−塩酸緩衝液
(p)−18,8)に溶解し、透析の後、同緩衝液で平
衡化したDEAE−セルロースカラムに通した。着色物
質等の不純物は吸着され、活性区分は通過した。流出液
(490或)の活性は8344u/鵬で回収率は61%
であった。この画分を限外濾過あるいは塩析で濃縮の後
、10mMのリン′Fli緩衝液(pH7゜6)に溶解
し、透析した。同緩衝液で平衡化したCM−セルロース
カラムに通すと酵素は吸着され、これを0から0.5M
11度までのNaC(+でグラジェント溶出を行なった
。溶出液(245WfJ)の活性は11600u/IQ
であり、比活性はI1gタンパク当り9000uであっ
た。回収率は43%であった。溶出液に硫酸アンモニウ
ム粉末を0゜7飽和になるように加え、−晩装置した。
得られた沈澱物を遠心分離し、少量の5mM塩化カルシ
ウム溶液に溶解し、粉末の硫酸アンモニウムを0゜3飽
和になるように加え、冷蔵庫に放置するとNF−1の無
色針状結晶が析出した。
実施例2 実施例1の培地のポリペプトンに代え、より安価な魚肉
エキスを用いて30”C140〜4srs間培養を行な
ったところ、培養炉液のアルカリプロテアーゼの活性は
6200u/−であった。この塔養液に粉末の硫酸アン
モニウムを0.5飽和になるように加えると酵素は沈澱
した。この沈澱物をセライトを用いて濾過すると粗酵素
が得られ、回収率は60%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって得られるアルカリプロテアーゼ
NF−1の活性とpHの関係を示すグラフ、第2図はア
ルカリプロテアーゼNF−1の活性のpH安定性を示す
グラフ、第3図はアルカリプロテアーゼNF−1の活性
と温度の関係を示すグラフ、第4図はアルカリプロテア
ーゼNF−1の活性と熱安定性の関係を示すグラフであ
る。 (jX  上) 第1図 第3図 ↓7t(”C) 第4図 うI置’C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]下記特性を有する新規アルカリプロテアーゼNF
    −1、 (ア)性状:無色針状結晶、 (イ)分子量:約30000(ゲルろ過流による)、 (ウ)水溶液の紫外線吸収スペクトル:275〜280
    nmに極大吸収を示す、 (エ)吸光係数(E^1^%_1_c_m280nm)
    :6.0、(オ)溶解性:水に可溶、メチルアルコール
    、エチルアルコール、アセトン及びエーテルに不溶、 (カ)カゼインを基質にした場合の至適pH:pH10
    .5〜11.5、 (キ)pH安定性:pH5〜11.5において30℃で
    24時間放置した場合、60%以上のプロテアーゼ活性
    が残存する、 (ク)カゼインを基質にした場合の至適温度:約60℃
    、 (ケ)熱安定性:pH10で10分間の処理では50℃
    まで安定であり、60℃で50%の残存活性があり、6
    5℃では完全に失活する、(コ)安定化及び阻害:Ca
    ^2^+で安定化され、PCMB(パラクロロマーキユ
    リツク安息香酸)及びEDTA(エチレンジアミン四酢
    酸)では失活せず、DFP(ジイソプロピルクロロホス
    フエート)では失活する、 (サ)比活性:9000u/mg。 [2]バチルス属に属し、アルカリプロテアーゼNF−
    1を生産する微生物をアルカリ性培地に培養し、培養液
    中に該酵素を蓄積させ、これを採取することを特徴とす
    るアルカリプロテアーゼNF−1の製造法。 [3]微生物がバチルス属に属するB21−2株である
    特許請求の範囲第2項に記載の製造法。
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