JPS6113771B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6113771B2
JPS6113771B2 JP4656780A JP4656780A JPS6113771B2 JP S6113771 B2 JPS6113771 B2 JP S6113771B2 JP 4656780 A JP4656780 A JP 4656780A JP 4656780 A JP4656780 A JP 4656780A JP S6113771 B2 JPS6113771 B2 JP S6113771B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sex pheromone
day
release
tube
molecular weight
Prior art date
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Expired
Application number
JP4656780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56142202A (en
Inventor
Akira Yamamoto
Seiya Tezuka
Toshinobu Ishihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP4656780A priority Critical patent/JPS56142202A/ja
Publication of JPS56142202A publication Critical patent/JPS56142202A/ja
Publication of JPS6113771B2 publication Critical patent/JPS6113771B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、害虫防除に使用される性フエロモン
物質を長期間にわたつて徐々に放出し得る性フエ
ロモン放出管に関するものである。
近年、コナガ、モモシンクイガ、ワタアカミム
シなど各種の害虫を防除するために、性フエロモ
ン物質を応用する研究が広く行われている。害虫
防除をこのような性フエロモン物質を使う交信撹
乱法で行う場合、長期間にわたつて性フエロモン
物質を適量で徐々に放出させることが実際面では
きわめて重要な事項であるが、従来このための有
利な手段は開発されていない。
本発明者らは、かかる技術的課題にかんがみ、
特に分子量が250以上であるような比較的分子量
の大きい性フエロモン物質について、これを長期
間連続して徐々に放出させる方法を開発すべく、
鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、低密度ポリエチレン製の
肉厚0.1〜0.3mmの細管中に、分子量が250〜310の
範囲にある性フエロモン物質を充てんしてなる性
フエロモン放出管に関するものであり、これによ
れば分子量250以上であるような比較的高分子量
の性フエロモン物質たとえばコナガの性フエロモ
ンであるZ−11−ヘキサデセニルアセテート(分
子量282)やモモシンクイガの性フエロモンであ
るZ−7−エイコセン−11−オン(分子量294)
が、細管の肉厚部を透過し、細管の全外周面から
大気中に徐々に放出され、この放出は長期間にわ
たつてほぼ一定速度で行われ、しかも細管中に性
フエロモンが気散せずに残留することはほとんど
なく、その全量が大気中に放散されるという注目
すべき利点が与えられる。
さらにポリエチレンは比較的安価な材料である
うえに、性フエロモン物質に対して不活性であ
り、またポリエチレンは腐食性であつて長期間風
雨にさらされても変質することのない安定性の高
い材料であるので、本発明にかかる性フエロモン
放出管はきわめて高信頼性のものであるという利
点が与えられる。
本発明をさらに詳しく説明すると、本発明の目
的に使用される細管は、低密度のポリエチレン樹
脂から作られたものであることが必要とされ、こ
れが高密度ないし中密度のポリエチレンから作ら
れたものであると、分子量250以上のような比較
的分子量の高い性フエロモン物質を透過放出させ
るのがむつかしく適当でない。
一方細管の肉厚は0.1〜0.3mm程度のものがもつ
とも望ましく、これが0.3mm以上になると、本発
明が対象とするような高分子量の性フエロモン物
質の透過放出速度が小さくなりすぎて実用的でな
くなるし、逆に0.1mm以下の肉厚であると細管自
体の強度が弱すぎて取扱いに不便が生じるほか、
この場合には性フエロモン物質の透過放出速度が
大きくなりすぎ、高価な性フエロモン物質の無だ
な放出がもたらされ、やはり実用的でなくなる。
細管の内径は1mm以下であることが好ましく、
これが1mm以上のものであると、性フエロモンの
一定充てん量に対する透過放出表面積が小さくな
り、放出速度が遅くなりすぎるという不利が生じ
るほか、経日的に残存フエロモン量を測定するこ
とにより放出速度をチエツクする際にも、放出に
ともなう残存フエロモン量の変化が小さく不便で
ある。なお、内径のあまりに小さい細管であると
性フエロモン物質の充てんに困難をともなうほ
か、長期間連続的に放出させる目的も達成されな
くなるので、通常は0.3mm以上とすることが望ま
しい。
このような細管は通常の低密度のポリエチレン
樹脂を一般の押出成形法等により容易に製造する
ことができる。
つぎに、本発明が対象とする分子量250〜310の
性フエロモン物質としては、前記したZ−11−ヘ
キサデセニルアセテートやZ−7−エイコセン−
11−オンのほかに、ワタアカミムシの性フエロモ
ンである(Z,Z)−7,11−ヘキサデカジエニ
ルアセテートおよび(Z,E)−7,11−ヘキサ
デカジエニルアセテート(分子量280)、コスカシ
バの性フエロモンである(Z,Z)−3,13−オ
クタデカジエニルアセテートおよび(Z,E)−
3,13−オクタデカジエニルアセテート(分子量
308)、コカクモンハマキの性フエロモンであるZ
−9−テトラデセニルアセテート(分子量254)、
およびチヤハマキの性フエロモンであるZ−11−
テトラデセニルアセテート(分子量254)などが
例示される。
本発明の性フエロモン放出管は、前記した低密
度ポリエチレン製の細管中に上記性フエロモン物
質を、たとえば減圧で注入した後、通常は両端を
熱溶解して内封することにより得られる。しか
し、一端を閉じて他端を開口のままにしておいて
もよい。開口部からの性フエロモン物質の放出は
微量であり、大部分は細管の肉厚部を透過して放
出される。
本発明の性フエロモン放出管を使つて、交信撹
乱法により害虫防除を行う場合、その使用態様に
応じて細管の形状、寸法等を選択することが望ま
しい。
たとえば、放出管を目的の地域にばらまく場合
は、細管として比較的短かめのもの(長さ1〜20
cm程度)を、また特定の場所に設置する場合は比
較的長めのものを使用することがよい。長めのも
のといつてもおのずと限度があり、普通には60cm
程度までのものである。また細管の形状は対象と
なる作物により変えるのが望ましく、たとえば果
樹の枝につり下げる場合はリング状のもの、また
畑のうねに張る場合はロープ状とするなど目的に
応じ工夫すればよい。
つぎに、具体的実施例をあげる。
実施例 1 肉厚0.28mm、内径0.48mm、外径1.04mmの低密度
ポリエチレン製の細管に、コナガの性フエロモン
であるZ−11−ヘキサデセニルアセテート(分子
量282)を、一方の口を減圧にすることにより30
mg(細管の充てん部長さ184mm)注入した後、両
端を熱溶融することにより内封し、全長200mmの
放出管を作つた。
この放出管を温度30℃、風速0.5m/秒の条件
下に保持し、性フエロモン物質の放出速度を調べ
るために、一定日数経過する毎に細管中の残存フ
エロモン量を測定したところ、下記のとおりの結
果が得られた。
経過日数 残存フエロモン量(mg) 3日目 26 10日目 22 20日目 17 30日目 13 40日目 7 50日目 2.5 60日目 0 放置3日目まではやや急な放出であつたが、3日
目から50日目まではほぼ0.5mg/日の一定した放
出であり、それからはやや放出速度が遅くなつ
た。なお、58日目には残量はほとんどなくなつ
た。
実施例 2 肉厚0.22mm、内径0.48mm、外径0.92mmの低密度
ポリエチレン製の細管中に、モモシンクイガの性
フエロモンであるZ−7−エイコセン−11−オン
を30mg注入した(充てん部長さ184mm)。両端を封
じ放出管とした(全長300mm)。
これを前例と同様の条件下に保持して、一定日
数経過する毎に細管中の残存フエロモン量を測定
したところ、下記のとおりの結果が得られた。
経過日数 残存フエロモン量(mg) 4日目 25 10日目 22.5 20日目 17.5 30日目 13.5 40日目 8 50日目 3 60日目 0 4日目からほぼ0.47mg/日と一定速度で放出され
55日目まで続いた。それからやや放出速度は遅く
なつたが60日経過後にはほとんど残量はなくなつ
た。
比較例 1 肉厚0.35mm、内径0.48、外径1.18mmの低密度ポ
リエチレン製の細管中に、実施例2と同様にして
Z−7−エイコセン−11−オンを30mg注入し、放
出管を作つた。
このものは実施例2と同様の条件下に放置した
が、性フエロモンの放出はわずかであつて、62日
間経過後で5mg放出されたにすぎなかつた。
比較例 2 実施例1の細管の代りに、高密度ポリエチレン
製の細管(寸法、形状は同一のもの)を使つたほ
かは同例と同じにして放出管を作り、性フエロモ
ン(Z−11−ヘキサデセニルアセテート)の放出
速度を同様にして調べたところ、放出量はわずか
であつて、60日経過後でも30mgのうち26mgが細管
中に残存していた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低密度ポリエチレン製の肉厚0.1〜0.3mmの細
    管中に、分子量が250〜310の範囲にある性フエロ
    モン物質を充てんしてなる性フエロモン放出管。 2 前記細管が0.3〜1mmの内径を有するもので
    ある特許請求の範囲第1項記載の性フエロモン放
    出管。
JP4656780A 1980-04-09 1980-04-09 Sexual pheromone releasing pipe Granted JPS56142202A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4656780A JPS56142202A (en) 1980-04-09 1980-04-09 Sexual pheromone releasing pipe

Applications Claiming Priority (1)

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JP4656780A JPS56142202A (en) 1980-04-09 1980-04-09 Sexual pheromone releasing pipe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56142202A JPS56142202A (en) 1981-11-06
JPS6113771B2 true JPS6113771B2 (ja) 1986-04-15

Family

ID=12750890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4656780A Granted JPS56142202A (en) 1980-04-09 1980-04-09 Sexual pheromone releasing pipe

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310702A (ja) * 1986-07-01 1988-01-18 Ube Ind Ltd 徐放化製剤の製造方法
JP6561021B2 (ja) * 2016-08-12 2019-08-14 信越化学工業株式会社 ロープ状フェロモン製剤及びこれを用いた交信撹乱方法
JP7257309B2 (ja) * 2019-10-30 2023-04-13 信越化学工業株式会社 シロイチモジヨトウの防除方法
CN111713469A (zh) * 2020-05-22 2020-09-29 深圳市鑫稻田农业技术科技有限公司 一种带有复合型昆虫性信息素诱芯的诱捕装置及其应用

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JPS56142202A (en) 1981-11-06

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