JPS61165007A - コネクテイングロツド - Google Patents

コネクテイングロツド

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JPS61165007A
JPS61165007A JP364985A JP364985A JPS61165007A JP S61165007 A JPS61165007 A JP S61165007A JP 364985 A JP364985 A JP 364985A JP 364985 A JP364985 A JP 364985A JP S61165007 A JPS61165007 A JP S61165007A
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JP
Japan
Prior art keywords
connecting rod
diameter end
bolt
shape
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP364985A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Tsuzuki
都築 義彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS61165007A publication Critical patent/JPS61165007A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、往復動型エンジンのピストンとクランクシャ
フトとを連接するコネクティングロッドに関するもので
ある。
従来の技術 ]ネクティングロッドは、一般に、ピストンピンが挿通
されるピン孔を形成する環状の小径端部と、コネクティ
ングロッドとは別体のキャップが固定されることにより
クランクピンを受けるための半円形状の軸受凹面を有す
る二股状の大径端部と、それら小径端部および大径端部
を連結する連結部とを備えており、このようなコネクテ
ィングロッドは一般に高い強度、耐久性を必要とされる
ことから、型鍛造による中実構造となっているのが普通
である。
これに対し、近年、コネクティングロッドの量産性を高
めるため、あるいはコネクティングロッドを軽量化して
エンジンの性能向上を図るため、板材に塑性加工を施す
ことによってコネクティングロッドを製造し、その軽量
化あるいは製造費の低減を図ろうとするものが特開昭5
7−18809今を始めとして幾つか提案されており、
本出願人も先に特願昭59−55484号の出願におい
て一製造方法を提案した。
特開昭57−18809号の方法は、板材をプレス加工
することによって、断面形状がコの字形を成す長手部材
を形成し、その長手方向の中央部を上記コの字の背面を
内側にして湾曲させることにより環状の小径端部を形成
するとともに、その中央部に隣接する部分はコの字の背
面を互に溶接することによりHの字形の断面形状を成す
連結部とし、さらに、その連結部の小径端部に連なる側
とは反対側の各端部を互に反対向きに外側へ湾曲させて
クランクピンを受ける軸受凹面を備えた大径端部を形成
するものである。
また、特願昭59−55484号の方法は、上記方法が
コの字形断面の部材のフランジ(両側壁部)を収縮させ
る縮みフランジ成形の工程を含んでおり、この工程は素
材にしわが生じ易くて困難であることに鑑み、この縮み
フランジ成形が必要となる部分を予め絞り加工によって
形成しておくようにしたものである。
発明が解決しようとする問題点 これらの方法によれば軽量かつ剛性の高いコネクティン
グロッドを製造することができるのであるが、大径端部
は断面形状がコの字形を成すため、コの字の底壁を成す
板状の部分においてキャップと結合されることとなり、
ボルトによって結合することが困難である。ボルトによ
って両者を結合する場合には力が大径端部のボルトによ
って締め付けられた部分のみによって受けられることと
なってフランジが有効に働かず、十分な強度を得難いの
である。
また、キャップをコネクティングロッドに固定するため
のボルトにはエンジンの作動に伴って周期的に変動する
荷重が加えられ、さらに、エンジンの運転、休止の繰返
しに伴ってコネクティングロッドおよびボルトの温度が
常温と相当高い温度との間で繰返し変動することとなる
ため緩みが生じ易く、この緩みを防止するためにはボル
トを比較的長いものとして十分な延び量を生じさせ得る
ようにし、上記荷重や温度の変動にもかかわらず常に一
定量以上の張力が作用した状態とすることが必要なので
あるが、キャンプをコの字の底壁を成す板状の部分に結
合する場合にはボルトに十分な長さを与えることが困難
なのである。キャップの被締付部を厚くすることによっ
である程度はボルトを長くすることも可能であるが、そ
の場合でもコネクティングロッドの被締付部もある程度
の厚さを有することが必要である。
また、コネクティングロッドの被締付部に雌ねじ孔を形
成し、これにキャップ側から挿入したボルトを端金する
場合においても、十分な締付強度を得るために雌ねじ孔
が相当な長さを有するものであることが必要であり、こ
の被締付部が一定以上の厚さを有することが必要である
なお、大径端部の両側に箱形のボルト受は部を形成すれ
ばボルトを長くすることが可能となるのであるが、この
場合には大径端部の形成が大変となる上、箱形のボルト
受は部に十分な圧縮剛性を与えることが困難であるため
ボルトに十分な張力を与えることが困難である。
そのため、特願昭59−55484号の方法においては
キャップとコネクティングロッドとを結合するために溶
接が採用されているのであるが、キャップとコネクティ
ングロッドとを一旦熔接してしまえばコネクティングロ
ッドをクランクシャフトから取り外すことができなくな
り′、部品の交換3点検等が困難となる別の問題が生ず
る。
問題点を解決するための手段 上記のような問題を解決するために、本発明に係るコネ
クティングロッドは、(a)板材がプレス加エされて成
り、断面形状がコの字形を成す長手部材の長手方向の中
央部が前記コの字の背面を内側にして湾曲することによ
り環状の小径端部を形成するとともに、その中央部に隣
接する部分は前記コの字の背面が互に溶接されることに
よりHの字形の断面形状を成す連結部を形成し、かつ、
その連結部を形成する部分の各端部が前記コの字の背面
がそれぞれほぼ4分の1円周に沿って湾曲することによ
り大径端部を形成するコネクティングロッド本体部と、
[b)前記ピストンに取り付けられるピンの貫通を許容
するピン孔を備え、前記環状の小径端部の内側に嵌合さ
れて溶接された軸受部材と、tc>各々当該コネクティ
ングロッドの長手方向に平行な貫通孔を備え、前記大径
端部の両側にそれぞれ溶接された一対のブロックとを含
むように構成される。
作用および効果 以上のように構成されたコネクティングロッドにキャッ
プを固定する場合には、ブロックの貫通孔とキャップ側
に形成された貫通孔との位置を合わせた後、コネクティ
ングロッド側からボルトを挿通してボルトの先端部にナ
ツトを螺合して締め付けるか、ブロック、の貫通孔の内
面に雌ねじを形成してキャップ側からボルトを挿通して
締め付ける。すなわち、鍛造により製造されたコネクテ
ィングロッドと同様にしてキャップと結合することがで
き、ブロックの長さくコネクティングロッドの被締付部
の厚さ)を適正に選択することにより十分な長さのボル
トを使用すること、あるいは十分な長さの雌ねじ孔にボ
ルトを螺合することが可能であるとともに、プロ・ツク
の貫通孔周辺部は中実で十分な圧縮剛性を有するため、
キャップをコネクティングロッドに結合した状態でボル
トに十分な延びを与えることができる。したがって、ボ
ルトに加えられる負荷の変動や温度の変化にもかかわら
ずボルトの緩みを良好に防止することができる。
また、中実のブロックにボルト挿通用の貫通孔またはボ
ルト螺合用の雌ねじ孔を形成するのであるため、これら
の貫通孔や雌ねじ孔を軸受凹面に近接した位置に形成す
ることが容易であり、エンジン作動時に大径端部に加わ
るモーメントが小さくなって強度設計上有利である。
しかも、コネクティングロッド本体部は板材のプレス加
工と溶接とによって製造するものであるため軽量化の効
果も十分享受することができる。
また、ブロックは十分な長さの溶接線に沿ってコネクテ
ィングロッド本体部に溶接されるため、ブロックに加え
られる力がコネクティングロッド本体部の広い部分に伝
達されて効率良く受けられることとなり、コネクティン
グロッド全体の強度設計の上でも有利となる。さらに、
ボルトによる被締付部として機能するブロックをコネク
ティングロッド本体部とは別体に形成し、溶接によって
固定するものであるため、被締付部を板材のプレス加工
および溶接によって形成する場合に比較してコネクティ
ングロッドの構造が簡単となり、製造が容易となってコ
スト低減の効果が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図において2は本発明の一実施例であ
るコネクティングロッドの本体部である。
この本体部2は断面形状がコの字形を成す長手部材が溶
接させられて成るものであり、長手部材がその長手方向
の中央部においてコの字の背面を内側にして湾曲して成
る環状の小径端部4と、小径端部4に連なり、前記コの
字の背面が互に溶接されて断面がHの字形を成すように
形成された連結部6と、連結部6を形成する部分の各縦
割状大径端部8がコの字の背面がそれぞれほぼ4分の1
円周に沿って湾曲して成る大径端部10とを備えている
小径端部4の内側には、軸受部材12が嵌合されている
。この軸゛受部材12にはピン孔14が形成されており
、このピン孔14に図示しないピストンに設けられたピ
ストンピン16が第3図に示すように直接にあるいは軸
受メタルを介して挿通されるようになっている。さらに
、小径端部4のフランジ間には、炭素繊維、ガラス繊維
等により強化された合成樹脂体17が充填されてコネク
ティングロッドの強度が高められている。
また、大径端部10には、各縦割状大径端部8の湾曲し
た背面が連なることにより半円形状の軸受凹面18が形
成されており、同じく半円形状の軸受凹面19を備えた
コンロッドキャップ20がコネクティングロッドに固定
された場合には、その軸受凹面19とともにそれぞれ半
円環状の軸受メタル22を介してクランクピン23を支
承する。
さらに各縦割状大径端部8の互に溶接された側とは反対
側の部分にはそれぞれ段部24が形成されており、この
段部24にはそれぞれ矩形断面のブロック26が固定さ
れている。ブロック26は、その中心部に長手方向に延
びる貫通孔28が形成されるとともに、貫通孔28を囲
む側壁の一つは長手方向のほぼ半分が切り欠かれて段部
30が形成されており、段部30が前記段部24に係合
させられるとともに、貫通孔28がコネクティングロッ
ドの長手方向に平行となる姿勢で溶接により固定されて
いる。そして、このように固定された状態において、ブ
ロック26は本体部2の大径端部側に位置する端面が縦
割状大径端部8の端面と共にコンロッドキャップ20が
合わせられる合わせ面を構成する。さらに、各縦割状大
径端部8から連結部4にわたるフランジ間には、炭素繊
維。
ガラス繊維等により強化された合成樹脂体32が充填さ
れてコネクティングロッドの強度が高められている。
次に、以上のように構成される本体部2の製造方法の一
例を説明する。
まず、第5図に示すように、鋼板34から図示しないプ
レス装置によって板片36を打ち抜く。
この板片36は、前記本体部2の全長の2倍以上の長さ
を有し、後工程の絞り加工2曲げ加工等を考慮してその
形状が定められる。本実施例においては、その中央部4
0の幅寸法が両端部42に比較して狭くされた長手形状
を成している。
次に、第6図に示されている絞り型44によって上記板
片36の両端部42に絞り加工を施す。
絞り型44は、ダイス46と、そのダイス46に向かっ
て上下方向に接近・離隔駆動されるパンチ48およびし
わ押さえ50とを備えて構成されている。ダイス46に
は前記大径端部10を構成する断面形状がコの字形の縦
割状大径端部8とほぼ同一形状をなす凹所52が形成さ
れる。
縦割状大径端部8は第1図から明らかなように、前記軸
受凹面18に隣接した部分はそれに対してほぼ直角に曲
成されており、その凹面18の両端部には一対の屈曲部
54および56が存在する。
それ故、前記凹所52の長平方向の形状は、上記軸受凹
面18に対応した凸面を底とする穴形状であって、前記
屈曲部54.56に対応する部分A。
Bを結ぶ直線がダイス46の上面58に対してほぼ平行
となる状態で形成されている。したがって、上面58か
らA部、B部に向かう凹所52の傾斜角度θ4.θ2が
小さくされると同時にAfB、B部の深さが同じとされ
て、最も望ましい状態で板片36に絞り加工が施される
ため、たとえ板片36が高張力鋼であっても前記A部、
B部における曲率半径をきわめて小さくし得るとともに
、比較的絞り深さを太き(できるのである。また、凹所
52の長手方向における両端部と上面58とが接する部
分は緩やかな曲面とされて、絞り加工が一層容易とされ
ている。
なお、パンチ48のダイス46に対向する面には、凹所
52との間に板片36の肉厚骨の隙間を有し、かつ凹所
52に対応する形状の凸部60が形成されている。また
、第6図は絞り型44の右側部分を示したものであるが
、図示しない左側部分にもこれと対称に凹所52および
凸部60が設けられている。
前記板片36がダイス46の上面58上の所定位置に載
置されると、まずしね押さえ50が下降させられて板片
36の周縁部が上面58としね押さえ50との間に挟圧
される。次に、パンチ48が下降させられることにより
、板片36の両端部42に、所定距離離隔して絞り加工
が施され、第7図および第8図に示されているように、
底壁部62とその底壁部62に対して直角を成してその
側縁に連なる一対の側壁部(フランジ)64とを備えて
、前記縦割状大径端部8とほぼ同一形状を為す断面がコ
の字形状のへこみ部66が形成される。なお、第7図お
よび第8図は板片36の右側半分を示したもので、図示
しない左側半分にもこれと対称にへこみ部66が形成さ
れているのである。このことは、以下の工程においても
同様である。
なお、このようなへこみ部66は、必ずしも1段の絞り
加工で行なう必要はない。すなわち、板片36の材質が
例えば高張力鋼のように強度、剛性が高くて伸びが比較
的少ない場合には、必要に応じて複数段に分けて絞り加
工を施し、徐々に所定の形状に成形すれば良いのである
以上のようにして板片36の両端部42に所定形状のへ
こみ部66を形成した後、その両端部42のしわ押さえ
部分等の外周の余分な部分を切断あるいは切削加工等に
よって取り除(とともに、第8図に二点鎖線で示すよう
に、両端部42の余分な部分を取り除いて側壁部64を
階段状にする。
これによってへこみ部66が第9図および第1゜図に示
すような縦割状大径端部8となる。
次に、両端部42に縦割状大径端部8が形成された板片
36の中央部40付近、すなわち両縦割状大径端部8に
挟まれた部分に、第11図に示されている曲げ型68に
よって曲げ加工を施す。
曲げ型68は、ダイス70と、そのダイス70に向かっ
て上下方向に接近・離隔駆動されるパンチ72とを備え
て構成されている。ダイス70には、前記縦割状大径端
部8の両側壁部64の外側面間の寸法と同一寸法の幅を
有する凹所74が、その長手方向すなわち第11図にお
いて左右方向に設けられている。凹所74の長手方向の
形状は、前記本体部2を左右対称に縦割して、その小径
端部4を中央部として展開した形状とほぼ同一とされて
おり、連結部6と小径端部4との間の一対の屈曲部76
に対応する部分Cを結ぶ直線がダイス70の上面78に
対してほぼ平行となる状態で形成されている。また、パ
ンチ72の下端部80は、凹所74との間に板片36の
肉厚骨の隙間を有し、かつ凹所74に対応する凸形状と
されている。
板片36の中央部40付近の両側部がダイス70の上面
78上に支持された状態で、その板片36が第11図に
二点鎖線で示すように所定位置に載置され、パンチ72
が下降させられると、板片36の中央部40付近に曲げ
加工が施される。これにより、第12図に示すように、
その中央部40付近が、前記底壁部62に連なる底壁部
82と、前記側壁部64に連なる側壁部84とからなる
断面形状がコの字状に成形され、板片36から縦割状大
径端部8を外側にして左右対称に形成された長手部材8
6が形成される。
ここで、本実施例の本体部2は、その小径端部4に軸受
部材12が嵌め入れられてピストンピン16を支承する
ようになっており、連結部6と小径端部4との間の屈曲
部76の曲率半径は、前記屈曲部54.56に比較して
非常に大きい。したがって、この屈曲部76の成形に際
しては、多少絞り加工が伴うものの、特に前記絞り型4
4のようなしわ押さえ50を必要としないのである。
また、この曲げ加工においては、側壁部84の大きさを
比較的大きく設定することも可能であるが、後工程の曲
げ加工、あるいは小径端部4において必要とされる強度
、剛性等を考慮して、その大きさが必要かつ十分に設定
されている。
このようにして形成された長手部材86は、本体部2を
縦割にして左右に展開した形状と殆ど同一であるが、後
工程の曲げ加工に伴う曲げ伸び量等を見込んだものであ
る。また、この長手部材86は、上述した曲げ加工が終
了した時点においてほぼ完全な形状とされるのであるが
、側壁部84の開口側端縁の形状や表面の微細な傷を除
去して強度を確保する場合など、必要に応じて切削加工
研削加工等を施して外形を適宜仕上げる。この外形の仕
上工程を前提とすれば、第7図、第8図および第9図、
第10図において説明した板片36の外周除去工程の一
部または全部が不要となる場合がある。
次に、第13図および第14図に示されている曲げ装置
88を用いて、上記長手部材86をその中央部を境にし
て折り曲げる。
曲げ装置88は、長手部材86の縦割状大径端部8の一
方を支持する水平な支持面90を備えた基台92と、そ
の支持面90に対して垂直に配設された中心軸94のま
わりに回転可能な回転部材96と、前記軸受部材12と
ほぼ同様な外周形状を有して中心軸94に嵌合される中
心治具98とを備えて構成されている。基台92には段
部100が形成されていて、長手部材86の一方の縦割
状大径端部8を位置決めするようになっていると共に、
松葉金具102およびボルト104によってその位置決
めされた長手部材86を固定するようになっている。ま
た、中心軸94はフレーム106に案内されつつその軸
心方向に往復駆動されるようになっているとともに、中
心治具98もその軸心方向に往復駆動されるようになっ
ている。
回転部材96は長手形状を成しており、その一方の端部
には、長手方向に切欠108が形成されることによって
平行な一対の突部110および112が設けられている
。切欠108の幅方向の寸法は、前記長手部材86の幅
寸法すなわち両側壁部84の外側面間の寸法と同一とさ
れている。一方の突部110の端部には、前記中心軸9
4を摺動可能に挿通させる挿通孔114が形成されてい
る。他方の突部112は突部110に比較してその突出
寸法が小さく、上記挿通孔114内に中心軸94が挿通
された状態において、突部112の先端が、前記中心治
具98外周面と干渉することな(、かつその外周面に極
めて近接させられるようになっている。また、側突部1
10および112にはそれらを上下方向に挿通ずる挿通
孔116が形成されており、その挿通孔116の開口部
に固定された一対のプレート118によって、回転軸1
20が挿通孔116内において回転可能に支持されてい
る。
回転軸120の中間部分にはローラ122が嵌合固定さ
れており、このローラ122の直径は、その外周面と前
記中心治具98の外周面との間に、長手部材86の底壁
部82の肉厚とほぼ同じ大きさの隙間が形成される寸法
とされている。また、ローラ122の軸心方向の幅(厚
み)寸法は、長手部材86の両側壁部84の内周面間の
寸法とほぼ同一とされていて、その両側面と突部110
および112との間にはそれぞれ側壁部84の肉厚とほ
ぼ同じ大きさの隙間が形成されるようになっている。
回転部材96の前記挿通孔114が形成されている側と
反対側の端部には、図示しない駆動装置に連結されて一
円周に沿って駆動される駆動ピン124と係合するため
の切欠126が形成されている。そして、回転部材96
は、その切欠126に駆動ピン124が係合させられる
ことにより、前記中心軸94のまわりにおいて第13図
に示す矢印Xの方向へ回転駆動させられるのである。
以上のように構成された曲げ装置88においては、まず
、中心軸94が上昇位置にて保持されると共に中心冶具
98が下降位置にて保持され、かつ回転部材96が取り
外された状態において、長手部材86の一方の縦割状大
径端部8を前述したように支持面90上の所定の位置に
位置決め固定する。次に、回転部材96を、第13図に
おいて実線で示す所定の場所でそのローラ122の外周
面が長手部材86の底壁部82に密着する状態となるよ
うにセットし、その状態で中心治具98をその上端縁が
突部110に当接するまで上昇させる。そして、回転部
材96の挿通孔114が中心冶具98と一致するように
回転部材96の位置を調整した後、中心軸94を下降さ
せて、挿通孔114および中心治具98内に嵌合させる
。第13図および第14図はこの状態を示したものであ
る。
この状態から、回転部材96を、駆動ピン124による
大きな力によって第13図において二点鎖線で示す位置
まで矢印X方向へ回転駆動すると、長手部材86はその
中央部すなわち本体部2の小径端部4に相当する部分が
、ローラ122と中心治具98との間に挟まれた状態で
中心治具98の外周面に沿って折り曲げられ、左右の底
壁部82゜62がそれぞれ相互に突き合わされる。第1
3図および第14図の二点鎖線はこの状態を示したもの
で、これにより折曲状半製品128が形成される。
ここで、長手部材86はその底壁部82を内側にして、
すなわち長手部材86の断面形状であるコの字の背面を
内側にして折り曲げられ、側壁部84の開口側が外側と
なるため所謂伸びフランジ成形となり、縮みフランジ成
形に比較してその加工が容易なのである。また、両側壁
部84が、ローラ122の側面と突部110および11
2との間に挟まれた状態で、長手部材86に曲げ加工が
施されるため、その側壁部84にしわや歪が生じる恐れ
は殆どないのである。さらに、回転部材96の回転中心
を位置決めする中心軸94は、その上下両端部がそれぞ
れフレーム106および中心冶具98によって支持され
、両端支持構造とされているため、その強度、剛性が高
くなって回転部材96に大きな負荷が加えられても十分
に耐えられるのである。
その後、駆動ピン124と切欠126との係合を解いた
後、中心軸94および中心治具98をそれぞれ元の上昇
位置および下降位置に駆動して回転部材96を取り外し
、さらにボルト104を緩めて折り曲げられた折曲状半
製品128を基台92から取り外す。
次に、第15図に示す整形装置130にて、折曲状半製
品128の形状を矯正して仮溶接する。
整形装置130は、折曲状半製品128の縦割状大径端
部8を位置決めする台132と、前工程において同曲さ
せられた同曲部134を位置決めする治具136と、そ
れら台132および冶具136によって位置決めされた
折曲状半製品128を左右から高荷重で挟圧する一対の
整形プレス工具138および140とを備えて構成され
ている。
台132には、縦割状大径端部8をそれぞれ位置決めす
るために、前記本体部2の軸受凹面18の半円形状と同
一形状の外形を有する半円形断面の突部142が設けら
れている。治具136は前記軸受部材12と同一形状の
外形を有しており、前記折曲状半製品128の同曲部1
34がその治具136に嵌め合わされる。
また、整形プレス工具138および140は、上記台1
32および治具136によって位置決めされた折曲状半
製品128に両側から接近するにつれて同曲部134側
から縦割状大径端部8側へ進むように対称的に傾斜した
方向、すなわち第15図において矢印Y、Zで示す方向
に沿って相互に接近・離隔駆動される。・両整形プレス
工具138および140の肉厚は、いずれも折曲状半製
品128の両側壁部64.84の内側面間の幅寸法とほ
ぼ同一とされており、それらの突き合わせ部分の形状は
、完成品たる本体部2の底壁部62゜82が備えるべき
形状とされている。なお、これらの整形プレス工具13
8および140には、それぞれ左右方向から挿通孔14
6,148が同心に形成されていて、それらの挿通孔1
46,148内にはスポット溶接用の電極150,15
2が軸方向への移動可能に配設されている。
そして、折曲状半製品128を整形するに際しては、ま
ず両整形プレス工具138および140を相互に離隔し
た位置に保持した状態で、折曲状半製品128を台13
2上に位置決めする。この状態で両整形プレス工具13
8,140を相互に接近する方向へ駆動して、本体部2
の連結部6に相当する部分であって、自由状態ではスプ
リングバック作用にて離間している折曲状半製品128
の底壁部62.82を相互に挟圧し密着させる。
これにより、特に連結部6と小径端部4との間の屈曲部
76 (第1図参照)が明確に形成され得て、折曲状半
製品128が両整形プレス工具138゜140の突き合
わせ部分の形状、換言すれば完成品たる本体部2が備え
るべき形状に整形され、かつその状態に保持されるので
ある。
その後、両整形プレス工具138,140の挿通孔14
6,148内の電極150,152を相互に接近する方
向へ前進させて、折曲状半製品128の密着させられて
いる底壁部62または82の一部をスポット溶接する。
これにより、折曲状半製品128のスプリングバックが
防止されて、整形装置130によって整形された形状が
そのまま保持されることとなる。第16図はこのように
して形成された折曲状半製品128を示したものであり
、前記第15図に示す符合153は上述の仮溶接部分を
示す。
そして、次に折曲状半製品128の凹曲部134内に第
17図に示す鉄系の素材から成り、円筒状部の両端部外
周面から半径方向外向きに三角形状の突起が2個突出し
た膨軟を有する軸受部材12を嵌め入れ、その表裏両側
から前記第1図において符号156に示す部分溶接を施
して両者を固定する。併せて、前記スポット溶接が施さ
れた本体部2の連結部6に相当する部分の通数箇所に更
に符号158に示すスポット溶接を施し、かつ表裏両側
からも符号160に示す部分溶接を施して、折曲状半製
品128の突き合わせ部分を強固に固定する。また、縦
割状大径端部8の屈曲部56が突き合わされた部分には
ノツチ154が存在するが、この部分には符号162に
示す連続肉盛溶接を施した後切削等を行なうことにより
軸受凹面18を高精度に仕上げる。本実施例によれば屈
曲部56が極めて小さな曲率半径にて曲成されているの
で、上記肉盛溶接が容易4こかつ熱歪も少なく行われる
利点がある。なお、第1図に示す段部24を始め、ブロ
ック26と密着する面の加工をこの段階で行うことも可
能である。
以上のようにして本体部2を形成したならば、縦割状大
径端部8にブロック26を固定する。ブロック26は鉄
系の素材から成るものであり、予め貫通孔28を形成し
ておき、段部24と段部30とを係合させ、その当接面
間にビーム溶接を施して溶接部164を形成する。そし
て、必要があれば、ブロック26のコンロッドキャップ
20と合わせられる端面を縦割状大径端部8の合わせ面
と同時に仕上げ加工する。
ブロック26を固定した後、小径端部4と大径端部10
との側壁間に合成樹脂体17.32を詰めて補強する。
この補強工程としては、例えばガラスクロス、炭素繊維
マント等のエポキシ樹脂による積層成形が好適である。
なお、以上詳述したコネクティングロッドの製造過程に
おいて使用される絞り型449曲げ型68、曲げ装置8
8.整形装置130はすべて高圧でプレス加工を行うも
のであり、したがって、これらによって加工された本体
部2はスプリングバックが小さく剛性の高いものとなっ
ている。
以上、コネクティングロッドの製造方法について詳細に
説明したが、次にこのコネクティングロッドをピストン
ピン16およびクランクピン23に取り付ける方法につ
いて、前記第3図および第4図に基づいて説明する。
→ まず、軸受部材12のピン孔14内にピストンピン16
を直接または図示しない軸受メタルを介して挿通し、こ
の状態で図示しないピストンをシリンダ内に配設する。
次に、シリンダの端部から突き出している本体部2の大
径端部10を、クランクピン23に軸受メタル22を介
して跨がせるとともに、コンロッドキャップ20を、ク
ランクピン23に本体部2の反対側から軸受メタル22
を介して跨がせ、その端面を本体部2およびブロック2
6の端面に合わせる。コンロッドキャップ20は鍛造に
より作られたものであり、上記のようにして本体部2に
合わされた状態では、その両端部に形成された貫通孔1
70とブロック26に形成された貫通孔28とが合った
状態となり、ブロック26側から貫通孔28にボルト1
72を挿通し、ボルト172の貫通孔170から突出し
たねじ部にす7)174を螺合し、締め付ければ、コネ
クティングロッドとコンロッドキャップ20とは十分な
結合強度で結合されることととなる。
このように本実施例のコネクティングロッドは、ボルト
172とナツト174との螺合によりキャップ20と結
合されるのであるが、ボルト172が十分な長さのもの
であるとともに、ブロック26は貫通孔28の周辺部が
中実で十分な圧縮剛性を有するため、ボルト172が締
め付けられた状態において十分な伸びを期待でき、ボル
ト172の緩みを良好に防止できる。
また、ブロック26は十分な長さの溶接部164で本体
部2に固着されているため、ボルト172から加えられ
る力はブロック26から本体部2の側壁部(フランジ)
64.84等広い部分に伝達されて効率良く受けられる
こととなる。すなわち、これら側壁部64.84が補強
フランジとしてを効に機能するのである。
さらに、本実施例においては、本体部2が鋼板によって
形成されるとともに軸受部材12およびブロック26が
鉄系の素材により形成されたものであるため、溶接が容
易であり、コネクティングロッドを軽量かつ安価に製造
することができる。
また、ボルト172が挿通されるブロック26はコネク
ティングロッドの本体部2とは別体に形成されて本体部
2に固定されるものであるため、本体部2に箱形のボル
ト受は部を形成する場合のように本体部2の形状が複雑
となることがなく、容易に製造することができる。
なお、上記のような絞り加工1曲げ加工によれば、高張
力鋼のような強度の高い素材に対する加工も可能となる
ため、素材の選択範囲が拡大されると共に、材質の面か
ら軽量化を図ることもできる。
また、本体部2を製造するために用いる装置、すなわち
絞り型441曲げ型681曲げ装置88゜整形装置13
0および溶接装置は、いずれも量産性が優れており、か
つ制御装置と組み合わせて自動化を図ることもできる。
したがって、上述した素材の選択範囲の拡大に伴う材料
費の低減と相俟って、本体部2を安価に製造し得るので
ある。特に、安価な鋼板を使用できるところから、鍛造
品に比較して材料費が大幅に低減できる。
さらに、鋼板34に塑性加工を施して製造するため、鍛
造品に比較して製品の表面性状が良好に維持され、表面
欠陥に起因する不良品の発生が大幅に抑制されて信頼性
が向上する。
なお、製造工程の途中の段階で表面硬化処理等を施すこ
とも可能で、本体部2の強度その他の性質を一層改善゛
できる利点もある。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、本発明はこれ以外の態様でも実施することができ
る。
例えば、前記実施例においてブロック26の貫通孔28
および軸受部材12のピン孔14は、ブロック26およ
び軸受部材12を本体部2に固定する前に形成するもの
としたが、これらを本体部2に固定した後に形成するよ
うにしてもよく、また、この貫通孔は内周面に雌ねじの
形成されたものとしてもよい。
さらに、前記コンロッドキャップ20は鍛造により作ら
れていたが、本体部2と同様に板材をプレス加工するこ
とにより形成し、断面がコの字形状のものとすることも
可能であり、この際、前記ブロック26と同様の構成の
ブロックを固定し、このブロックにボルト172を挿通
して固定するようにすれば十分な強度を得ることができ
る。
また、本体部2.軸受部材12.ブロック26は鋼板、
鉄系素材のものに躍られず、アルミニウム合金を始め、
溶接が可能なものであれば採用が可能である。
さらにまた、前記実施例では長手部材86が絞り型44
による絞り加工と、曲げ型68による曲げ加工との2工
程で成形されているが、長手部材86の形状や板片36
の材質等の条件に応じて、1工程の絞り加工のみで、あ
るいは複数工程の加工を施すことによって長手部材86
を形成してもよい。さらに、前記特開昭57−1880
9号に記載されているような曲げ加工を主体とする方法
で本体部を成形することも可能である。
また、前述の実施例では本体部2の小径端部4に水滴形
状の軸受部材12が嵌め入れられて、小径端部4例の屈
曲部76の曲率半径が比較的大きくされているが、軸受
部材120代わりに円環状等の軸受を嵌め入れても良い
さらに、前述の実施例における絞り型442曲げ型68
1曲げ装置88.整形装置130等の装置は、あくまで
も本発明を好適に実施し得る装置の一例を示したもので
あり、その他の装置、加工手段を用いることも可能なの
である。
その他、いちいち例示することばはしないが、本発明は
当業者の知識に基づいて種々なる変更。
改良等を施した態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるコネクティングロッド
を示す正面図である。第2図は第1図の■−■断面図で
ある。第3図および第4図はコネクティングロッドがピ
ストンピンとクランクピンとの間に配設された状態を示
す図で、それぞれ一部を切り欠いた正面図および側面図
である。第5図乃至第17図は、何れも上記コネクティ
ングロッドを製造する工程を説明する図であり、第5図
は平板伏の素材から板片を打ち抜く工程を示す図である
。第6図は上記板片に絞り加工を施す絞り型の要部を示
す縦断面図であり、第7図および第8図はその絞り加工
を施した板片の右側半分を示す正面図および平面図であ
る。第9図および第10図は上記絞り加工後余分な部分
を取り除いて縦割状大径端部を形成した板片の右側半分
を示す正面図および平面図である。第11図は上記端部
が形成された板片に曲げ加工を施す曲げ型の要部を示す
縦断面図であり、第12図はその曲げ加工によって形成
された長手部材の右側半分を示す正面図である。第13
図および第14図は上記長手部材に曲げ加工を施す曲げ
装置の要部をそれぞれ説明する図で、一部を切り欠いた
平面図および縦断面図である。第15図は上記曲げ加工
によって形成された折曲状半製品を整形、仮溶接する整
形装置の要部を示す平面図である。第16図は整形。 仮溶接された折曲状半製品の斜視図であり、第17図は
その折曲状半製品の同曲部に嵌め入れられる軸受部材の
斜視図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 往復動型エンジンのピストンとクランクシャフ
    トとを連接するコネクティングロッドであって、板材が
    プレス加工されて成り、断面形状がコの字形を成す長手
    部材の長手方向の中央部が前記コの字の背面を内側にし
    て湾曲することにより環状の小径端部を形成するととも
    に、その中央部に隣接する部分は前記コの字の背面が互
    に溶接されることによりHの字形の断面形状を成す連結
    部を形成し、かつ、その連結部を形成する部分の各端部
    が前記コの字の背面がそれぞれほぼ4分の1円周に沿っ
    て湾曲することにより大径端部を形成するコネクティン
    グロッド本体部と、 前記ピストンに取り付けられるピンの貫通を許容するピ
    ン孔を備え、前記環状の小径端部の内側に嵌合されて溶
    接された軸受部材と、 各々当該コネクティングロッドの長手方向に平行な貫通
    孔を備え、前記大径端部の両側にそれぞれ溶接された一
    対のブロックと を含むことを特徴とするコネクティングロッド。
  2. (2) 前記プレス加工されたコネクティングロッド本
    体部が繊維強化合成樹脂により補強されたものである特
    許請求の範囲第1項記載のコネクティングロッド。
JP364985A 1985-01-11 1985-01-11 コネクテイングロツド Pending JPS61165007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0298210U (ja) * 1989-01-23 1990-08-06

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