JPS61189255A - リジン誘導体及び抗プラスミン剤 - Google Patents

リジン誘導体及び抗プラスミン剤

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JPS61189255A
JPS61189255A JP60026556A JP2655685A JPS61189255A JP S61189255 A JPS61189255 A JP S61189255A JP 60026556 A JP60026556 A JP 60026556A JP 2655685 A JP2655685 A JP 2655685A JP S61189255 A JPS61189255 A JP S61189255A
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JP
Japan
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group
alkyl
lysine
formula
plasmin
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Pending
Application number
JP60026556A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Okamoto
岡本 彰祐
Yoshio Okada
岡田 芳男
Akiko Okumiya
奥宮 明子
Taketoshi Naito
威敏 内藤
Morihiko Yamada
守彦 山田
Hiroshi Suzuki
廣志 鈴木
Yumi Seki
関 由美
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)   一 本発明はフィブリン塊溶解酵素であるプラスミンの阻害
作用を有し、止血剤等として有用な新規化合物を提供せ
んとするものである。
(従来技術と問題点) プラスミンは生体内で血液の凝固に中心的役割を果すフ
ィブリンやフィブリノ−ダン等の蛋白質に対して特有の
分解酵素の1つであり、その阻害作用を有する物質は出
血性疾患や炎症性疾患等の治療に有用な医薬品と々る。
従来よりリジンやアルギニンの成る種の誘導体がプラス
ミンの阻害作用を有することが報告されているが(例え
ば、J、Biol 、Chem、 、 208.85(
1954) 。
J、Biochem、、 57450(1965)等参
照)、当該化合物のプラスミン阻害活性は低く医薬品と
して実用に供するには程遠い。
(発明の構成) 本発明の化合物は下記の一般式にて表わされ、分子の中
心にL−リジン骨格を有し、そのカル、tpキシル基は
アミンと結合してアミドとなシ、一方該カルがキシル基
が結合している炭素と同じ炭素に結合しているアミン基
には芳香族カルがニル基の結合した特徴的な構造を有し
、前記公知の化合物に比し、優れたプラスミン阻害作用
を有する。
\R2 〔式中Arはフェニル基、アルキル置換フェニル基、ま
たはナフチル基、R1は水素原子またはアルキル   
基、R2はフェニル基(ハロダン原子、アルコキシカル
ブニル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニル基
で置換嘔れていても良い。)またはクマリル基(アルキ
ル基で置換されていても良い。)を示す。但し、R4及
びR2は互いに結合して窒素原子と共に環を形成しても
良い。〕 尚、本発明の化合物には前記一般式にて示されるL−リ
ジン誘導体の他に、それらの薬学的に許容し得る塩、例
えば、塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の無機酸塩、
蓚酸塩、コハク酸塩、リンコ酸塩、クエン酸塩、乳酸塩
、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、メタ
ンスルホン酸塩等の有機酸塩等を含む。
本発明の前記一般式にて表わされる化合物について代表
的なものを具体的に例示すれば表−1の通りである。尚
、表中の化合物には番号を付しであるが、以下の説明に
於いては便宜上当該化合物番号にて個々の化合物の表示
に代える。また、物性欄に於ける■は核磁気共鳴スペク
トルを意味し数字は通常、化学シフトを表示するのに用
いられるδ(デルタ)値であり単位はppmである。溶
媒はCDct3(重クロロホルム)を用いた。内部標準
としてはTMS (テトラメチルシラン)を用いた。
なおδ値の次に表示したカッコ内の数字は水素原子の数
で、それに続く表示は、Sが単一線、dが二重線、tが
三重線、qが四重線、mが多重線、broadが巾広い
吸収を意味する。なお溶媒に由来lI:s する吸収は省略した。
■Rは赤外スペクトルを意味し、特にことわらない限り
臭化カリウム錠剤として測定した。なお数字は波数を示
し、単位はm である。又、吸収ピークは主なもののみ
示した。
MSは質量スペクトルを意味し、数字は陽イオンフラグ
メントの質量を電荷で除したM/eを示す。
なおピークは主なもののみを示した。
本発明の化合物はいわゆるペプチド合成と呼ばれる種々
の方法の絹み合せによって合成され得るが、合成の経路
は大きく分けて、次の2つになる。
A)  市販のN6−ベンジルオキシカルボニル−L−
リジン(H−Lys −OH; Z ニーCOOCH2
φ)を原料として、先ずリジンのN末端を導入し、後か
らC末端基を導入した後、保護基のZ基を除く方法。
又は、 B)市販のN’ −t−ブチルオキシカルがニル−N6
−ペンシクルオキシカルボニルーL + IJジン(B
OC−Lys−OH、BOC,’ C0O−C(CH3
)3)にC末端 ゛を導入した後、既知の方法でBOC
基のみを選択的に除去してからN末端を導入し、最後に
Z基を除去する方法。
更に、N末端基、C末端基の導入法について本発口)C
末端基導入方法は、以下の様に細分化される。(各方法
−基礎になる既知文献を併せて記    ′載するが、
本発明で行われた反応の条件は、必ずしもこれら既知文
献のそれと同じではない。
これら既知文献は参考である。) 但し、本発明の化合物のすべてが、ここに記述した方法
のいずれでも合成できろわけではない。各化合物に適し
た合成法の組み合わせが必要である。
これらの方法のうち、代表的な例について一般的な反応
条件下を以下に示す。
■から■はいわゆるショツテンバウマン反応として知ら
れている方法を適用すればよい。
即ち、■を適箔な溶媒系・・・例えばエチルエーテル−
水、トルエン−水、1,4−ジオキサン−水、アセトン
−水などに懸濁又は溶解させ、適当な塩基、・・・例え
ばNaOH1NaHCOs、K2CO2など・・・を■
に対して1蟲量〜5当量:好ましくは2〜3当量加える
この反応液に芳香族カルボン酸塩化物(ArCOCt)
をそのま捷、あるいは、反応溶媒に使用した有機溶媒に
溶かし、これを一度にあるいは数回に分けて添加する。
この時、反応液の温度は、−101:〜30℃、好捷し
くは、5〜10℃に保つ。反応時間は1時間〜50時間
、好ましくは5時間〜20時間である。
通常の後処理を行う事により■が得られる。
■から■の合或は、前述の口)−■)に記載されている
方法を用いればよい。
ル類、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ジアルキ(r2
) ルホルムアミド、ニトリル類など)に溶かし、こ好まし
くは0〜20℃で1時間〜50時間、好ましくは5時間
〜20時間反応させる。反応後、通常の後処理によシ■
が得られる。
二 N−11−1@z 凶−k  O/ ■をよく乾燥された適当な溶媒、例えばエーテル類、ハ
ロゲン化炭化水素などに溶かし、−10ε〜30℃、好
ましくは0〜5℃に反応温度を保ちつつ、五塩化リンを
1.0〜5,0当量、好ましくは1、0〜1.5当量を
一度に、あるいは10分〜1時間、好ましくは10分〜
20分かけて、攪拌下に添加する。上記反応温度に保っ
て、添加後、更に30分〜1時間かけて攪拌下に反応を
行う。この後、室温で10分〜2時間、好ましくは10
分〜1時間攪拌する。この後、10℃〜70℃、好まし
くは30℃〜50℃で溶媒その他を減圧留去することに
よって■が得られる。
■は不安定な物質であるので、直ちに■への反応を行う
事が望ましい。
■をよく乾燥された適当な溶媒、例えばエーテル類、ハ
ロゲン化炭化水素、炭化水素などに溶かの際、トリエチ
ルアミンなどの第三級有機アミンを使用してもよい。)
反応温度は0〜50℃、好ましくは、10〜20℃で1
時間〜50時間、好ましくは、5時間〜20時間反応さ
せる。反応後、通常の後処理によシ■が得られる。
■から■への転換はルート■で記述した方法で行えばよ
い。
即ち、市販の■をよく乾燥した適当な溶媒・・・酢酸エ
チル、ジオキサン、テトラヒドロフランなどに溶かし、
適当な第三級有機アミン・・・例えば、トリエチルアミ
ンを■に対して1〜5当量、好ましくは1〜2当量加え
る。この溶液を一20℃〜10℃、好ましくは一15℃
〜0℃に冷却し、ここへクロル炭酸エチル(クロル炭酸
フェニルでもよい)を■に対して1〜3当量、好ましく
は1〜1.5尚量加え、5分〜1時間攪拌下に反応を行
う。反応後、添加する。添加後、更に10分〜5時間反
応し、5〜30℃、好ましくは10〜20℃で10時間
〜50時間反応させる。反応後、通常の後処理に■から
■はルート■で述べたショツテン・バウマン法又は適当
な有機溶媒(エーテル類、N、N−ジアルキルホルムア
ミド、N、N−ジアルキルアセトアミド、ハロケゞン化
炭化水素類など)と適当な第三級有機塩基(トリアルキ
ルアミン、ジアルキルアニリン、ピリジンなど)の組み
合わせにょっ例を示して説明する。
実施例I   N1−(p−トルオイル)−L−リジン
 3,5−ジェトキシカルボニルアニリド N6−ペンジルオキジカルポニルリジy、(I)、5 
gヲ1.4−ジオキサン1.o(1+l、水150.m
l及び炭酸カリウム4−、92.9に溶かす。この溶液
を攪拌下、10℃に保ちながら、p−トルエンカルボニ
ルクロライド4.17Iを1,4−ジオキーyン15m
1に溶かした溶液を、2時間かけて滴下する。
更に10℃で3時間攪拌した後、冷蔵庫中で一夜放置す
る。1,4−ジオキサン及び水を減圧留去し、水を加え
てエチルエーテルで洗浄する。二層分離し水層に塩酸を
加えて酸性にした後、酢酸エチルで抽出、後、通常の方
法に従い処理し、アセトンから結晶化させる事により、
N1−(p−)ルオイル)−N6−ベンジルオキジカル
ボニルリジン攪拌下に三塩化リン2001ngを室温で
5分間にわたって添加する。この反応液を加熱還流、攪
拌下に2.5時間反応を行う。
通常の後処理により、N1−(p−)ルオイル)+ N
6− (ベンジルオキシカルボニル)−L−リン73+
5−>’エトキシカルボニルアニリド、(2)。
910〜を得た。
(2)800m9に30チ臭化水素酸−酢酸溶液1.5
mlを加え、室温で15分攪拌した後、ジエチルエーテ
ルを加えると目的物N1−(p−)ルオイル)−L−リ
ジン 315−;)エトキシカルボニルアニリド、(I
V)、の臭化水素酸塩が沈殿する。エーテルをデカンテ
ーションで除く。このエーテル洗浄を数回くり返した後
、炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性にし、
クロロホルムで抽出し、N’−(p−)ルオイル) −
N6− (ベンジルオキシカAz&−:/1z)−L−
リジン、(1)、774mg及び7−アミノ−4−メチ
ルクマリン343m&をトルエン15m1に加え攪拌下
、三塩化リン200m9を室温で5分間にわたシ添加す
る。この反応液を加熱還流、攪拌下に3時間反応を行う
通常の後処理により、N’−(p−トルオイル)−N6
−(ベンジルオキシカルボニル)−L−リジン4−メチ
ル゛−7−クマリニルアミド、(Il)、765 mg
を得た。
(It)720mgを30%臭化水素酸−酢酸溶液15
m1で処理し、最終目的物N−(p−)ルオイル)−L
−リジン 4−メチル−7−クマリニルアミド210m
9を得た。
実1m例3   N’−(1−ナフタレンカルボニル)
−L−リジン3.4−ジクロロアニリド N1−(1−ナフタレンカルボニル)−N6−(ベンジ
ルオキシカルボニル)−L−リジン、(1) 、 50
0m9ヲ1..4−ジオキサン10m1に溶かし、水冷
下、五塩化リン280mqを添加し、釣10分間攪拌す
る。
次いで室温に戻し、30分間攪拌し、40〜50℃の湯
浴上で溶媒その他を減圧留去する。
あらためて残渣に1,4−ジオキサンlomlを加え、
室温、攪拌下に3,4−ジクロロアニリン370m9を
添加する。反応は1時間で完結する。通常の後処理によ
りN1−(1−ナフタレンカルボニル)+ N6− (
ベンジルオキシカルボニル) −L −IJ シン 3
,4−ジクロロアニリド、 (II) 、を粉末として
380mり得た。
ド120m夕を得た。
実施例4   N−ペンソイル−L −IJ 、)ン 
4−ベンゾイルアニリド N’−(t−ブチルオキシカルボニル) −N6−(ベ
ンジルオキシカルボニル) −L −IJ シン1.8
3g1 トリエチルアミン590m9をテトラヒドロフ
ラン1.5mlに溶かす。氷−塩で冷やしながら、クロ
ル炭酸エチル530mgを攪拌下に添加。約20分後に
、4−ベンゾイルアニリン950m9を添加。
約2時間攪拌した後、室温で一夜放置。通常の後処理に
より、N1−(t−ブチルオキシカルボニル)−N6−
(ベンジルオキシカルボニル)−L−リシツク 4−ベ
ンゾイルアニリド、(I)、 2.4 g ヲ得た。
(1)、6007!を6N−塩化水素−1,4−ジオキ
サン2 mlに溶かし、室温で約5分間攪拌。さらに、
N6− (ベンジルオキシカルがニル)−L−リジン4
−ベンゾイルアニリド、(II)、の塩酸塩が沈む。エ
チルエーテルをデカンテーションで除く。この操作を数
回くシ返した後、沖取し、デシケータ−で乾燥。(II
)の塩酸塩をジメチルホルムアミド6 mlに溶かし、
トリエチルアミン340■を加え、室温で5分間攪拌後
、ここへベンゾイルクロライド150ダを添加し、室温
で5時間攪拌。
通常の後処理によって Nl−ベンゾイル−N6−(ベ
ンジルオキシカルボニル) −L −+) シン 4−
ペンゾイルアニリド、(至)、400■ヲ得り。
(2)400m9を30チ臭化水素酸−酢酸溶液1.0
mlで処理し、最終目的物N−ベンゾイル−L−リジン
 4−ベンゾイルアニリド180■を得た。
実施例5N’−(p−)ルオイル)−L−リジン 4−
ペンジルピペリシクンアミド N’−(p−トルオイル) −N6− (ベンジルオキ
シカルボニル)−L−リジy、(1)、 s o o 
mg、N −ハイドロキシコハク酸イミド250〜を1
,4−ジオキサン15m1に溶かし、ジシクロへキシル
カルがジイミド(DCC) 440 mgを加えた後、
5〜10℃で一夜放置し、不溶物を炉別する。F液へ、
4−ペンジルビ被リジン350■を加え、10℃で10
時間攪拌下に反応させた後、通常の後処理によシN1−
(p−トルオイル) −N6− (ベンジルオキシカル
ボニル)−L−リジン 4−ペンジルヒヘリシクンアミ
ド、(1)、 910 m9を得た。
(II)9]Omノを30係臭化水素酸−酢酸溶液20
m1で処理し、最終目的物N’−(p−)ルオイル)−
L−リジン 4−ベンジルピペリジンアミド400m9
を得た。
(発明の効果) 本発明の化合物は前述の如くフィブリン塊及びフィブリ
ノーケ゛ン等の蛋白質の分解酵素プラスミン及びプラス
ミンに関連した酵素に対して優れた阻害作用を有し、従
って、本発明の化合物及びその薬学的に許容し得る塩は
、止血剤や抗炎症剤等としてプラスミン性作用の元通に
よる出血性疾患及び炎症性疾患等の治療に有用な医薬品
となる。
現在抗プラスミン剤として広く使用されているε−アミ
ツカゾロン酸やトラネキサム酸はいずれもプラスミンに
よるフィブリン塊溶解作用を抑制し、この為、有用な止
血剤等として用いられているが、との薬理作用は主とし
てこれらの薬物がプラスミノ−ダン及びプラスミンのい
わゆるリジン結合部位(LBS)に結合し、ゾラスミノ
ーグン及びプラスミンにフィブリンが結合することを防
げる結果として発現すると考えられている。(例えば、
Chem、Rev、、 81 43] (1981) 
; Biochem、J、。
163 389(1977) ; Eur、J、Bio
chem、、 84573(1978)等参照) 一方、これらの薬物はプラスミンによる合成基質(例え
ばKabi社のS−2251等)については、はとんど
抑制しない。この事はプラスミンの生体内基質にはフィ
ブリン以外にも種々ある(例えばフィブリノーケ゛ンな
と)がこれらの分解抑制に上記薬物は効果を示さない事
を意味する。
本発明の化合物はプラスミンによるフィブリン分解抑制
とともにフィプリノーケゝン等の生体内蛋白質に対して
も顕著な分解抑制効果を持っていることが期待され、止
血剤等として上記薬物と異なった薬効、例えばフィブリ
ノーケゝン分解抑制などの作用を有し新規な抗プラスミ
ン剤となるものである。
同、前述した式で示した本発明の化合物と類似のものと
して、N−ベンゾイル−し−リジンアミドが既知である
が、我々がこの化合物の抗プラスミン作用を調べたとこ
ろ、後述の表−3に示す如く、極めて低い阻害活性しか
有していない。これは表−4に示した本発明化合物の阻
害活性と比べれば、活性の差は明らかである。
本発明化合物の構造と抗プラスミン剤としての活性と相
関について言えば、全般的に主鎖となるリジン骨格が非
常に重要な役割を果たしており、またそのN末端とC末
端の組合せが太き々影響を及ぼしていることが認められ
る。
以下に本発明化合物の抗プラスミン活性について代表的
な試験例を示し、具体的に説明する。
尚、以下の試験例に於いてフィブリン分解抑制化合物番
号にて表−4に示し、比較例としての市販の抗プラスミ
ン剤や化学的に類似の既知物質については表−2に化合
物の構造を示し、試験結果を表−3に示した。
r27) フィブリン分解抑制の測定法 阻害剤を018Mホウ酸生理食塩緩衝* (pH7,4
)に溶かし、全体を600μlとし、37℃恒温槽中、
これに牛のフィブリノ−ダンの02チ溶液を200μl
1人のプラスミン03カゼインユニツト/ ml溶液を
100μ11牛のトロンビン50ユニツ) / rnl
溶液を100μl加えた後生成したフィブリン塊溶解時
間を測定し、阻害剤を入れない場合の溶解時間(本実験
条件では約5分)を2倍に延長する阻害剤の濃度、■5
o(50%阻害濃度)を求める。
S−2251分解抑制の測定法 阻害剤を0.05M)リス塩酸緩衝液(pH7,4)に
溶かし、全体を400μlとし、ここへS−225]5
0μlを加え37℃の恒温槽中で5分間インキーベーシ
ョンシ、人のプラスミン02カゼインユニツト/mlを
50μl添加、37℃で4分間インキュベーションした
後、50%酢酸50μlを加え反応を止めるO 系内で生成したバラニトロアニリンの吸光度を405 
nmで測定し、阻害剤なしの場合の汐の吸光度を示す阻
害剤濃度を■5oとして求めた。尚、本発明化合物を医
薬として用いる場合、枚方方法については必ずしも制限
1・ま彦<、薬学上慣用の製剤方法にて適当な製剤とし
静脈注射、筋肉内注射、静脈内点滴、経口投均等の方法
にて使用される。
又、その円部ば1日、1人当り1.00 m9〜1..
000mりが適当である。但し、必要に必して適宜増減
し得ることは言う丑でも々い。
表−4試験結果(本発明化合物) 特許出願人  昭和電工株式会社 岡  本  彰  祐

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Arはフェニル基、アルキル置換フェニル基、ま
    たはナフチル基、R_1は水素原子またはアルキル基、
    R_2はフェニル基(ハロゲン原子、アルコキシカルボ
    ニル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニル基で
    置換されていても良い。)またはクマリル基(アルキル
    基で置換されていても良い。)を示す。但し、R_1及
    びR_2は互いに結合して窒素原子と共に環を形成して
    も良い。〕にて示されるL−リジン誘導体又はその薬学
    的に許容し得る塩。 2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Arはフェニル基、アルキル置換フェニル基、ま
    たはナフチル基、R_1は水素原子またはアルキル基、
    R_2はフェニル基(ハロゲン原子、アルコキシカルボ
    ニル基、ジアルキルアミノ基、フェニルカルボニル基で
    置換されていても良い。)またはクマリル基(アルキル
    基で置換されていても良い。)を示す。但し、R_1及
    びR_2は互いに結合して窒素原子と共に環を形成して
    も良い。〕にて示されるL−リジン誘導体又はその薬学
    的に許容し得る塩を有効成分とする抗プラスミン剤。 3)薬学的に許容し得る塩は、塩酸塩、臭酸塩、硫酸塩
    、硝酸塩、燐酸塩等の無機酸塩、蓚酸塩、コハク酸塩、
    リンゴ酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、ベンゼンスルホン酸
    塩、トルエンスルホン酸塩、又はメタンスルホン酸塩等
    の有機酸塩である特許請求の範囲第1項の化合物。
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