JPS6125523B2 - - Google Patents
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- JPS6125523B2 JPS6125523B2 JP22618083A JP22618083A JPS6125523B2 JP S6125523 B2 JPS6125523 B2 JP S6125523B2 JP 22618083 A JP22618083 A JP 22618083A JP 22618083 A JP22618083 A JP 22618083A JP S6125523 B2 JPS6125523 B2 JP S6125523B2
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Landscapes
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は改良したベニヤレースに関するもの
である。
である。
従来のベニヤレースは刃物と固定バーで切削部
が構成され、一部では固定バーがローラバーに置
き換えられるが、いずれにせよ、動力は専ら原木
を保持するスピンドルを介して切削部へ伝達され
ており、斯様な従来のベニヤレースに於ける問題
点を指適すれば次の通りである。
が構成され、一部では固定バーがローラバーに置
き換えられるが、いずれにせよ、動力は専ら原木
を保持するスピンドルを介して切削部へ伝達され
ており、斯様な従来のベニヤレースに於ける問題
点を指適すれば次の通りである。
第1に指摘すべきは、硬い原木、中心部の軟ら
かい原木及び割れを含む原木の切削に不適当であ
り、チヤツク部が損壊して動力供給が不能化した
り、原木が破壊して切削が不能化したりする点で
ある。これは高い切削抵抗と、それに対する動力
供給が原木両端中心部から切削部までの長い距離
の原木内部を媒体として行われている為であり、
材料歩留りを著しく低下させている。第2は刃詰
まりによるトラブル発生であり、割れ又は腐れを
含む原木に多く発生し、装置の稼業率及び材料歩
留りを低下させている。
かい原木及び割れを含む原木の切削に不適当であ
り、チヤツク部が損壊して動力供給が不能化した
り、原木が破壊して切削が不能化したりする点で
ある。これは高い切削抵抗と、それに対する動力
供給が原木両端中心部から切削部までの長い距離
の原木内部を媒体として行われている為であり、
材料歩留りを著しく低下させている。第2は刃詰
まりによるトラブル発生であり、割れ又は腐れを
含む原木に多く発生し、装置の稼業率及び材料歩
留りを低下させている。
斯様な問題点は確かに原木の品質と関連し、従
つて従来のベニヤレースで切削することの困難な
原木等を除外する為に合板適用材と不適材という
名称で選別的に入荷されてきた。ところが原木事
情は大きく変化し、かなり低質の原木の混入をも
容認せざるを得ない状況になりつつある。原木を
適用材と不適材に容易に選別できる時代に於ける
ベニヤレースは、殆ど完成し切つた装置の印象で
あつたし、現在でも尚不適材が多少混入していよ
うとも、経済的な逸速い判断によつて不適材は製
材等の他用途へ向けられる為に、ベニヤレースと
しての問題点はあまり存在しない印象すらある。
つて従来のベニヤレースで切削することの困難な
原木等を除外する為に合板適用材と不適材という
名称で選別的に入荷されてきた。ところが原木事
情は大きく変化し、かなり低質の原木の混入をも
容認せざるを得ない状況になりつつある。原木を
適用材と不適材に容易に選別できる時代に於ける
ベニヤレースは、殆ど完成し切つた装置の印象で
あつたし、現在でも尚不適材が多少混入していよ
うとも、経済的な逸速い判断によつて不適材は製
材等の他用途へ向けられる為に、ベニヤレースと
しての問題点はあまり存在しない印象すらある。
しかしながら、客観的実情は莫大な損失であ
り、前記の問題点は従来のベニヤレースが根本的
に有する重大な欠点として指摘せざるを得ない。
第3に指摘すべきは、本発明の各効果が述べられ
るのに従つて明確化されるその他の問題点であ
り、本発明の説明を以つて指摘することになる。
り、前記の問題点は従来のベニヤレースが根本的
に有する重大な欠点として指摘せざるを得ない。
第3に指摘すべきは、本発明の各効果が述べられ
るのに従つて明確化されるその他の問題点であ
り、本発明の説明を以つて指摘することになる。
ベニヤレースは、原木をベニヤ単板という別物
に変化させる合板製造工程中唯一且つ重要な部門
である。ベニヤレース如何によつては材料歩留り
が大きく変化し、どの原木が適用材でどの原木が
不適材であるかを決定し、後工程の流れ及び製品
の品質が大きく左右する。
に変化させる合板製造工程中唯一且つ重要な部門
である。ベニヤレース如何によつては材料歩留り
が大きく変化し、どの原木が適用材でどの原木が
不適材であるかを決定し、後工程の流れ及び製品
の品質が大きく左右する。
本発明はこうした認識に基づいて開発され、従
来の諸問題を解決し、従来のベニヤレースで切削
が困難であつた硬い原木、中心部の軟らかい原木
及び割れを含む原木等の円滑な切削を可能化する
こと、及び将来の雑木利用の必要性を予測し、そ
れに適合し得るベニヤレースを提供すること等を
目的とするもので、その詳細は次の通りである。
来の諸問題を解決し、従来のベニヤレースで切削
が困難であつた硬い原木、中心部の軟らかい原木
及び割れを含む原木等の円滑な切削を可能化する
こと、及び将来の雑木利用の必要性を予測し、そ
れに適合し得るベニヤレースを提供すること等を
目的とするもので、その詳細は次の通りである。
本発明に係るベニヤレースの基礎は、原木切削
の為の動力を積極的に原木外周から供給し、而も
刃物の刃先から幾分上手の切削直前の原木外周部
へ供給する構造にある。その動力供給の媒体は、
外周部分に多数の突起体を有したロール、称して
駆動ロールであり、従来の考え方のローラバーに
比べれば幾分大径であり、その取り付け位置は、
刃物の刃先より幾分上手であつて、該駆動ロール
は電動機等で駆動し、積極的に原木に動力を供給
する形をとる。
の為の動力を積極的に原木外周から供給し、而も
刃物の刃先から幾分上手の切削直前の原木外周部
へ供給する構造にある。その動力供給の媒体は、
外周部分に多数の突起体を有したロール、称して
駆動ロールであり、従来の考え方のローラバーに
比べれば幾分大径であり、その取り付け位置は、
刃物の刃先より幾分上手であつて、該駆動ロール
は電動機等で駆動し、積極的に原木に動力を供給
する形をとる。
尚、前記駆動ロールの突起体は軸方向に連続し
ている必要はなく、実際のところ、外周部分に突
起体を有する駆動ロールの原木駆動能力が想像以
上に高いこと、それによつて外周部分の突起体
を、軸方向において相当に間引きし得ること、そ
れによつて従来のローラバー以上の欠点となるは
ずであつた。前記駆動ロールの原木に対するラジ
アル方向の押圧力の大幅な低減を図り得ること等
の発見が、本発明開発の大きな動機となり、本発
明に係るベニヤレース完成の基礎となつたもので
ある。
ている必要はなく、実際のところ、外周部分に突
起体を有する駆動ロールの原木駆動能力が想像以
上に高いこと、それによつて外周部分の突起体
を、軸方向において相当に間引きし得ること、そ
れによつて従来のローラバー以上の欠点となるは
ずであつた。前記駆動ロールの原木に対するラジ
アル方向の押圧力の大幅な低減を図り得ること等
の発見が、本発明開発の大きな動機となり、本発
明に係るベニヤレース完成の基礎となつたもので
ある。
切削直前の原木外周部に動力を供給するように
した効果は、先ず動力伝達の原木部分の経路が極
端に短いことであり、原木の切削部以外の部分に
かかる外力は著しく低減され、また切削部と動力
供給部は原木のほぼ同一円周上にあるため、その
二つの部分及びその中間の材質の違いが少なく、
また動力供給部に従来のような大きな力のモーメ
ントが生じることはなく、従つて原木駆動の不能
化及び原木の破壊が大幅に改善され得ることであ
る。例えば実験によれば、第1図に例示したよう
に、原木1にその全長を貫いた割れ8を故意に形
成させた場合も、割れがまつたくない場合と同じ
ように円滑に切削することができた。第1図に於
て2は刃物、3は外周部分に多数の突起体4を有
する駆動ロールである。
した効果は、先ず動力伝達の原木部分の経路が極
端に短いことであり、原木の切削部以外の部分に
かかる外力は著しく低減され、また切削部と動力
供給部は原木のほぼ同一円周上にあるため、その
二つの部分及びその中間の材質の違いが少なく、
また動力供給部に従来のような大きな力のモーメ
ントが生じることはなく、従つて原木駆動の不能
化及び原木の破壊が大幅に改善され得ることであ
る。例えば実験によれば、第1図に例示したよう
に、原木1にその全長を貫いた割れ8を故意に形
成させた場合も、割れがまつたくない場合と同じ
ように円滑に切削することができた。第1図に於
て2は刃物、3は外周部分に多数の突起体4を有
する駆動ロールである。
また本発明に於ける駆動ロールは、動力供給の
関係上従来のローラバーに比べて幾分大径化する
必要があり、而も積極的に駆動する構造である
為、刃物と駆動ロールの間に形成されるベニヤ単
板の吐出口の流れは著しく円滑化され、従つて小
片が詰まる虞は殆どなく、例えば第1図に例示し
たような場合は、従来であれば割れ8で分離され
た小片1aが剥離して詰まつてしまう可能性が非
常に高かつたが、本発明に係るベニヤレースで
は、小片1aにも確実に動力が供給され、刃詰ま
りの生ずる可能性は殆どなく、従つてベニヤレー
スにより円滑にベニヤ単板化し得る適用原木の範
囲は一挙に拡大され、材料歩留りの向上及び資源
の有効利用更には装置の稼動率の向上等を図り得
るものである。
関係上従来のローラバーに比べて幾分大径化する
必要があり、而も積極的に駆動する構造である
為、刃物と駆動ロールの間に形成されるベニヤ単
板の吐出口の流れは著しく円滑化され、従つて小
片が詰まる虞は殆どなく、例えば第1図に例示し
たような場合は、従来であれば割れ8で分離され
た小片1aが剥離して詰まつてしまう可能性が非
常に高かつたが、本発明に係るベニヤレースで
は、小片1aにも確実に動力が供給され、刃詰ま
りの生ずる可能性は殆どなく、従つてベニヤレー
スにより円滑にベニヤ単板化し得る適用原木の範
囲は一挙に拡大され、材料歩留りの向上及び資源
の有効利用更には装置の稼動率の向上等を図り得
るものである。
また本発明ベニヤレースに於ける駆動ロール
を、刃物の刃先より上手に備える具体的な一つの
例として、前記駆動ロールの突起体が、刃物の刃
先より上手側の切削直前の原木部と、刃物の刃先
より下手側の切削直後のベニヤ単板部との双方を
突刺し得る位置に備えた場合は、前記駆動ロール
の突起体によつてベニヤ単板の表面から切込が入
れられるのと相俟つて、前記駆動ロールが駆動さ
れることにより、切削直後のベニヤ単板がその吐
出方向へ幾分引つ張られ、規制された率でベニヤ
単板が伸ばされるので、非常にカールの少ない良
好なベニヤ単板が得られる。この効果は実験の過
程で知ることができたもので、実験結果は前記駆
動ロールが従動であるときと駆動であるときとの
差が顕著であることを明確化したが、いずれにし
ても、カールの少ないベニヤ単板をベニヤレース
に於て得られることは、合板製造工程の合理化に
とつて非常に有利なことである。
を、刃物の刃先より上手に備える具体的な一つの
例として、前記駆動ロールの突起体が、刃物の刃
先より上手側の切削直前の原木部と、刃物の刃先
より下手側の切削直後のベニヤ単板部との双方を
突刺し得る位置に備えた場合は、前記駆動ロール
の突起体によつてベニヤ単板の表面から切込が入
れられるのと相俟つて、前記駆動ロールが駆動さ
れることにより、切削直後のベニヤ単板がその吐
出方向へ幾分引つ張られ、規制された率でベニヤ
単板が伸ばされるので、非常にカールの少ない良
好なベニヤ単板が得られる。この効果は実験の過
程で知ることができたもので、実験結果は前記駆
動ロールが従動であるときと駆動であるときとの
差が顕著であることを明確化したが、いずれにし
ても、カールの少ないベニヤ単板をベニヤレース
に於て得られることは、合板製造工程の合理化に
とつて非常に有利なことである。
更に本発明に係るベニヤレースは、前記駆動ロ
ールの駆動によりその切削速度、即ちベニヤ単板
の吐出速度を一定化するのが容易であり、従つて
後工程との同調も極めて容易であり、ベニヤレー
ス自体の機構も簡素化し得る。
ールの駆動によりその切削速度、即ちベニヤ単板
の吐出速度を一定化するのが容易であり、従つて
後工程との同調も極めて容易であり、ベニヤレー
ス自体の機構も簡素化し得る。
尚、前記駆動ロールの原木駆動の有効度を高め
る為に、その径を幾分大径化した場合は、例えば
従来のローラバーと同じ位置に置いたとしても、
ローラバーと同じ効果を得ることは困難な傾向に
なり、その役目は前記駆動ロール外周部分の多数
の突起体が果すことになる。
る為に、その径を幾分大径化した場合は、例えば
従来のローラバーと同じ位置に置いたとしても、
ローラバーと同じ効果を得ることは困難な傾向に
なり、その役目は前記駆動ロール外周部分の多数
の突起体が果すことになる。
例えば第1図に例示したように、駆動ロール3
の突起体4により原木1はその切削直前の位置で
その外側から切込が形成され、柔軟化された状態
で刃物2の進入を待つ形となる。而も前記駆動ロ
ール3には動力が供給されるので、先割れが駆動
ロール3の突起体4による切込跡の方向を向いて
成長する傾向が生ずる。従つて先割れが減少する
傾向と、先割れが刃物2の進入する軌道よりも外
方へ向く傾向とにより、切削肌の良好なベニヤ単
板が得られる。
の突起体4により原木1はその切削直前の位置で
その外側から切込が形成され、柔軟化された状態
で刃物2の進入を待つ形となる。而も前記駆動ロ
ール3には動力が供給されるので、先割れが駆動
ロール3の突起体4による切込跡の方向を向いて
成長する傾向が生ずる。従つて先割れが減少する
傾向と、先割れが刃物2の進入する軌道よりも外
方へ向く傾向とにより、切削肌の良好なベニヤ単
板が得られる。
実験によれば、突起体4のピツチをある程度ま
で細かくするほど、切削肌が良好化する結果が得
られ、また第2図に例示したように、駆動ロール
3の外周部分の突起体4をその回転方向へ傾けた
場合は、一層柔軟化された状態で刃物2が進入す
ることになり、ベニヤ単板7の切削面は目彫れ等
が減少し、切削肌が良好化する結果が得られた。
で細かくするほど、切削肌が良好化する結果が得
られ、また第2図に例示したように、駆動ロール
3の外周部分の突起体4をその回転方向へ傾けた
場合は、一層柔軟化された状態で刃物2が進入す
ることになり、ベニヤ単板7の切削面は目彫れ等
が減少し、切削肌が良好化する結果が得られた。
但し、現段階の実験結果によれば、本発明に係
るベニヤレースによつて得られるベニヤ単板の総
合的な品質については、更に研究の余地が残され
ているが、ともかく従来に於て不適材と称された
原木をも切削し、ベニヤ単板化し得る効果は絶大
であり、その経済的効果は極めて著しい。
るベニヤレースによつて得られるベニヤ単板の総
合的な品質については、更に研究の余地が残され
ているが、ともかく従来に於て不適材と称された
原木をも切削し、ベニヤ単板化し得る効果は絶大
であり、その経済的効果は極めて著しい。
次に本発明に係るベニヤレース及びその変更例
について、いくつかの具体的な構造と共に説明す
れば次の通りであるが、図面及び説明は、比較的
要所のみを記載するに留め、公知技術により容易
に実施し得る部分は、煩雑化を避ける為にできる
だけ省略する。
について、いくつかの具体的な構造と共に説明す
れば次の通りであるが、図面及び説明は、比較的
要所のみを記載するに留め、公知技術により容易
に実施し得る部分は、煩雑化を避ける為にできる
だけ省略する。
本発明の第1番目の発明で第一実施例のベニヤ
レースは、第1図に例示したように、外周部分に
多数の突起体4を有する駆動ロール3を、刃物2
の刃先より幾分上手の位置、原木1の回転軸と刃
物2の刃先を結んだ線5からリード6をとつた位
置に、駆動ロール3の回転軸をおいて、刃物2と
駆動ロール3の間に切削直後のベニヤ単板7の通
路を形成させると共に、第3図に例示したよう
に、動力を切削直前の原木1の外周に供給する為
の駆動ロール3の駆動機構12と、伝達トルク又
は動力容量を一定以下に制限する電気的機構又は
機械的機構11を含むスピンドル駆動機構等の原
木回転機構9とを備え、更に常法通り原木1(ス
ピンドル28)の回転に忠実に関連して、刃物2
を原木1の求芯方向へ移動せしめる送り機構27
を備えた構造であり、前記原木回転機構は具体的
には、トルクリミツター又はスリツプ可能部又は
オーバーランニング装置又は動力源の自動遮断機
構等を含む機構である。図中10及び13は電動
機である。
レースは、第1図に例示したように、外周部分に
多数の突起体4を有する駆動ロール3を、刃物2
の刃先より幾分上手の位置、原木1の回転軸と刃
物2の刃先を結んだ線5からリード6をとつた位
置に、駆動ロール3の回転軸をおいて、刃物2と
駆動ロール3の間に切削直後のベニヤ単板7の通
路を形成させると共に、第3図に例示したよう
に、動力を切削直前の原木1の外周に供給する為
の駆動ロール3の駆動機構12と、伝達トルク又
は動力容量を一定以下に制限する電気的機構又は
機械的機構11を含むスピンドル駆動機構等の原
木回転機構9とを備え、更に常法通り原木1(ス
ピンドル28)の回転に忠実に関連して、刃物2
を原木1の求芯方向へ移動せしめる送り機構27
を備えた構造であり、前記原木回転機構は具体的
には、トルクリミツター又はスリツプ可能部又は
オーバーランニング装置又は動力源の自動遮断機
構等を含む機構である。図中10及び13は電動
機である。
この構造の装置によれば、原木回転機構が備え
られていることにより、切削開始時に於て、原木
を空転させつつ該原木に刃物台を接近させること
ができ、駆動ロールによる駆動を円滑に開始させ
ることができる。また伝達トルク又は動力容量を
一定以下に制限する原木回転機構であることによ
り、原木回転機構から供給される動力がスピンド
ル及びチヤツクを介して原木に伝達された場合
も、その伝達トルク又は動力容量が制限されてい
るので、原木を破壊する虞が少ない。勿論、原木
の回転に忠実に関連する送り機構を備えることに
より、駆動ロールによる駆動が開始された後も、
均一な厚さを有するベニヤ単板を切削し得る。
られていることにより、切削開始時に於て、原木
を空転させつつ該原木に刃物台を接近させること
ができ、駆動ロールによる駆動を円滑に開始させ
ることができる。また伝達トルク又は動力容量を
一定以下に制限する原木回転機構であることによ
り、原木回転機構から供給される動力がスピンド
ル及びチヤツクを介して原木に伝達された場合
も、その伝達トルク又は動力容量が制限されてい
るので、原木を破壊する虞が少ない。勿論、原木
の回転に忠実に関連する送り機構を備えることに
より、駆動ロールによる駆動が開始された後も、
均一な厚さを有するベニヤ単板を切削し得る。
尚、駆動ロールの突起体は、前述のように必ず
しも軸方向に連続している必要はなく、例えば第
4図に例示するように、軸方向に間引きすること
ができる。第4図の例は、溝状の空間31の形成
によつて、突起体4を間引きした形にしたもの
で、この場合は突起体4を含む部分が円盤状とな
り、シヤフト29に交換可能に取り付ける構造と
することができ、駆動ロール及び突起体の加工及
び組立が容易である。図中18は軸受け、19は
鎖車である。
しも軸方向に連続している必要はなく、例えば第
4図に例示するように、軸方向に間引きすること
ができる。第4図の例は、溝状の空間31の形成
によつて、突起体4を間引きした形にしたもの
で、この場合は突起体4を含む部分が円盤状とな
り、シヤフト29に交換可能に取り付ける構造と
することができ、駆動ロール及び突起体の加工及
び組立が容易である。図中18は軸受け、19は
鎖車である。
また前記突起体は、原木への切込傷を少なくし
つつ押圧力を低減する意味から、第4図に例示す
るように、軸方向にほぼ平行であるのが好ましい
が、そうした形態に限らず、原木外周へ圧入可能
な形態であれば実用上差支えない。
つつ押圧力を低減する意味から、第4図に例示す
るように、軸方向にほぼ平行であるのが好ましい
が、そうした形態に限らず、原木外周へ圧入可能
な形態であれば実用上差支えない。
更に原木回転機構としては、スピンドル駆動機
構等から成る原木回転機構に限るものではなく、
例えば第6図に例示したように、電動機17の駆
動力を、回転ロール16等を介して原木1の外周
面へ伝達し、該原木を回転せしめるようにした構
成の原木回転機構15でも差支えない。
構等から成る原木回転機構に限るものではなく、
例えば第6図に例示したように、電動機17の駆
動力を、回転ロール16等を介して原木1の外周
面へ伝達し、該原木を回転せしめるようにした構
成の原木回転機構15でも差支えない。
また前記の構成による原木回転機構15の回転
ロール等の原木接触部材は、原木の撓み防止の役
目を兼用させることもできるが、敢えて言及すれ
ば、原木切削の為の動力供給の方法及び位置が、
従来のベニヤレースとは著しく異なることから、
原木の撓み防止の役目をさせる部材を取り付ける
好ましい位置も、従来のベニヤレースとは著しく
異なる。
ロール等の原木接触部材は、原木の撓み防止の役
目を兼用させることもできるが、敢えて言及すれ
ば、原木切削の為の動力供給の方法及び位置が、
従来のベニヤレースとは著しく異なることから、
原木の撓み防止の役目をさせる部材を取り付ける
好ましい位置も、従来のベニヤレースとは著しく
異なる。
また更に原木回転機構が、例えば機械的又は電
気的トルクリミツター又はスリツプ可能部を含む
原木回転機構である場合は、一定以下の負荷に対
して確実にスリツプさせることができ、原木の外
周面から動力を供給するようにした原木回転機構
の場合は、回転ロール等の原木接触部材と原木の
外周面との接触部が、スリツプ可能部となり得
る。また原木回転機構が、オーバーランニング装
置を含む原木回転機構である場合は、原木回転機
構による原木の空転周速より駆動ロールによる原
木周速が大であるときのみ有効に働き、その場
合、原木空転用動力は原木空転のためのみに使用
され、原木切削は駆動ロールから供給される動力
で行われる。一方、原木回転機構が、一定以上の
負荷又は駆動ロールによる原木駆動の開始に伴つ
て、自動的に原木転機構の駆動を遮断するように
した動力源の自動遮断機構を含む原木回転機構の
場合は、トルクリミツター及びオーバーランニン
グ装置等の併用も可能であり、効果的である。
気的トルクリミツター又はスリツプ可能部を含む
原木回転機構である場合は、一定以下の負荷に対
して確実にスリツプさせることができ、原木の外
周面から動力を供給するようにした原木回転機構
の場合は、回転ロール等の原木接触部材と原木の
外周面との接触部が、スリツプ可能部となり得
る。また原木回転機構が、オーバーランニング装
置を含む原木回転機構である場合は、原木回転機
構による原木の空転周速より駆動ロールによる原
木周速が大であるときのみ有効に働き、その場
合、原木空転用動力は原木空転のためのみに使用
され、原木切削は駆動ロールから供給される動力
で行われる。一方、原木回転機構が、一定以上の
負荷又は駆動ロールによる原木駆動の開始に伴つ
て、自動的に原木転機構の駆動を遮断するように
した動力源の自動遮断機構を含む原木回転機構の
場合は、トルクリミツター及びオーバーランニン
グ装置等の併用も可能であり、効果的である。
また前記いずれの構成で成る原木回転機構であ
るにせよ、必ずしも動力源容量の大きさを、駆動
ロールの動力源容量以下に制限する必要はなく、
原木の品質によつては、原木回転機構から供給さ
れる動力容量が、駆動ロールから供給される動力
容量より大きくても、単独では切削ができない大
きさ以下の動力容量であれば差支えないので、動
力容量の大きさを任意に設定し得る調整機構も合
わせて有する原木回転機構であれば一層効果的で
ある。
るにせよ、必ずしも動力源容量の大きさを、駆動
ロールの動力源容量以下に制限する必要はなく、
原木の品質によつては、原木回転機構から供給さ
れる動力容量が、駆動ロールから供給される動力
容量より大きくても、単独では切削ができない大
きさ以下の動力容量であれば差支えないので、動
力容量の大きさを任意に設定し得る調整機構も合
わせて有する原木回転機構であれば一層効果的で
ある。
更にまた、従来、原木の駆動機構に、駆動及び
停止の為の摩擦板クラツチを備えたベニヤレース
が存在し、その構造と、前記トルクリミツターを
備えた構造とが幾分類似するきらいがあるが、そ
の目的と効果は全く別であり、その理由として、
外周部分に突起体を有した駆動ロール及びその駆
動機構等との組み合せによつてのみ、本来の効果
を生じさせ得ることを、敢えて明確化させるもの
である。
停止の為の摩擦板クラツチを備えたベニヤレース
が存在し、その構造と、前記トルクリミツターを
備えた構造とが幾分類似するきらいがあるが、そ
の目的と効果は全く別であり、その理由として、
外周部分に突起体を有した駆動ロール及びその駆
動機構等との組み合せによつてのみ、本来の効果
を生じさせ得ることを、敢えて明確化させるもの
である。
次に本発明の第1番目の発明で第二実施例のベ
ニヤレースは、前記第一実施例のベニヤレースの
構成を基本にして、更に原木回転機構による原木
の空転周速又は駆動周速と、駆動ロールによる原
木周速を適宜設定することにより、同調の容易化
並びに動力の有効利用化を図るようにしたもので
あり、例えば第1図に例示したように、外周部分
に多数の突起体4を有した駆動ロール3を備え
て、刃物2と駆動ロール3の間に切削直後のベニ
ヤ単板7の通路を形成させると共に、第3図に例
示したように、動力を切削直前の原木1の外周部
分に供給する為に、駆動ロール3の駆動機構12
を備え、更に伝達トルクは動力容量を一定化に制
限する電気的機構又は機械的機構11を含み、且
つ原木1の空転周速又は駆動周速を、前記駆動ロ
ール3による原木周速より、通常において大に保
つようにしたスピンドル駆動機構等の原木回転機
構9を備えた構造であり、原木回転機構を斯様に
制御する制御機器として具体的には、公知技術と
して豊富に用意されている例えば直流電動機を利
用した電気的同調機構その他の電気的制御機構又
は変速機を用い、原木と刃物台の距離と逆比例的
に変速させる構造の機械的同調機構その他の機械
的制御機構等を簡単に利用し得る。
ニヤレースは、前記第一実施例のベニヤレースの
構成を基本にして、更に原木回転機構による原木
の空転周速又は駆動周速と、駆動ロールによる原
木周速を適宜設定することにより、同調の容易化
並びに動力の有効利用化を図るようにしたもので
あり、例えば第1図に例示したように、外周部分
に多数の突起体4を有した駆動ロール3を備え
て、刃物2と駆動ロール3の間に切削直後のベニ
ヤ単板7の通路を形成させると共に、第3図に例
示したように、動力を切削直前の原木1の外周部
分に供給する為に、駆動ロール3の駆動機構12
を備え、更に伝達トルクは動力容量を一定化に制
限する電気的機構又は機械的機構11を含み、且
つ原木1の空転周速又は駆動周速を、前記駆動ロ
ール3による原木周速より、通常において大に保
つようにしたスピンドル駆動機構等の原木回転機
構9を備えた構造であり、原木回転機構を斯様に
制御する制御機器として具体的には、公知技術と
して豊富に用意されている例えば直流電動機を利
用した電気的同調機構その他の電気的制御機構又
は変速機を用い、原木と刃物台の距離と逆比例的
に変速させる構造の機械的同調機構その他の機械
的制御機構等を簡単に利用し得る。
原木の切削開始時或は切削途上に於て、駆動形
態並びに負荷形態がそれぞれ異る駆動ロールの駆
動機構と原木回転機構との厳格な同調を図ること
は、実際上極めて困難であるが、前記構造によれ
ば、原木の空転周速又は駆動周速を、駆動ロール
による原木周速より大に保ち得るようにしたこと
によつて、駆動ロールによる原木駆動の開始後
は、原木回転機構が幾らか高い周速に上げ得る能
力を有しつつも、切削中に於ける原木周速は、基
本的に駆動ロールによる周速に従うものとなる。
そこで、精密な同調機構を特別に設けずとも、結
果的に駆動ロールの駆動機構と原木回転機構との
同調が容易に図り得、而も原木回転機構からの動
力供給が、駆動ロールによる原木駆動の開始後も
継続されるように設定された場合の、切削中に於
ける原木回転機構からの動力供給は、スリツプに
伴うロス等を除いてその殆どが原木切削の援助及
び送り動力に利用されることになり、効果的であ
る。
態並びに負荷形態がそれぞれ異る駆動ロールの駆
動機構と原木回転機構との厳格な同調を図ること
は、実際上極めて困難であるが、前記構造によれ
ば、原木の空転周速又は駆動周速を、駆動ロール
による原木周速より大に保ち得るようにしたこと
によつて、駆動ロールによる原木駆動の開始後
は、原木回転機構が幾らか高い周速に上げ得る能
力を有しつつも、切削中に於ける原木周速は、基
本的に駆動ロールによる周速に従うものとなる。
そこで、精密な同調機構を特別に設けずとも、結
果的に駆動ロールの駆動機構と原木回転機構との
同調が容易に図り得、而も原木回転機構からの動
力供給が、駆動ロールによる原木駆動の開始後も
継続されるように設定された場合の、切削中に於
ける原木回転機構からの動力供給は、スリツプに
伴うロス等を除いてその殆どが原木切削の援助及
び送り動力に利用されることになり、効果的であ
る。
尚、前記構造の場合も、原木回転機構から供給
される動力容量が、駆動ロールから供給される動
力容量より大きくても、単独では切削ができない
大きさ以下の動力容量であれば差支えないので、
動力容量の大きさを任意に設定し得る調整機構も
合わせて有する原木回転機構であれば一層効果的
であり、また第6図に例示するように、原木の外
周面から動力を供給するようにした原木回転機構
の場合、原木の外径の変化に関係なく原木周速を
一定化させることが極めて容易であり、従つて原
木の空転周速又は駆動周速を、駆動ロールによる
原木周速より大に保ち得るようにすることも極め
て容易であるが、いずれにしても、この構造に於
ては、オーバーランニング装置を含む原木回転機
構は適切ではなく、また駆動ロールと原木回転機
構との周速差は、あまり大きくする必要はない。
される動力容量が、駆動ロールから供給される動
力容量より大きくても、単独では切削ができない
大きさ以下の動力容量であれば差支えないので、
動力容量の大きさを任意に設定し得る調整機構も
合わせて有する原木回転機構であれば一層効果的
であり、また第6図に例示するように、原木の外
周面から動力を供給するようにした原木回転機構
の場合、原木の外径の変化に関係なく原木周速を
一定化させることが極めて容易であり、従つて原
木の空転周速又は駆動周速を、駆動ロールによる
原木周速より大に保ち得るようにすることも極め
て容易であるが、いずれにしても、この構造に於
ては、オーバーランニング装置を含む原木回転機
構は適切ではなく、また駆動ロールと原木回転機
構との周速差は、あまり大きくする必要はない。
一方、本発明の第2番目の発明第一実施例のベ
ニヤレースは、先記第1番目の発明で第一実施例
のベニヤレースの構成を基本にして、更に駆動ロ
ール又はその駆動機構中にオーバーランニング装
置を備えることにより、原木の慣性エネルギーに
起因する周速の違いによる喧嘩現象を防止するよ
うにしたものであり、例えば第1図に例示したよ
うに、外周部分に多数の突起体4を有する駆動ロ
ール3を備えて、刃物2と駆動ロール3の間に切
削直後のベニヤ単板7の通路を形成させると共
に、第5図に例示したように、動力を切削直前の
原木1の外周部分に供給する為に、駆動ロール3
の駆動機構12を備え、更に伝達トルク又は動力
容量を一定以下に制限する電気的機構又は機械的
機構11を含むスピンドル駆動機構等の原木回転
機構9を備え、而も駆動ロール3の駆動機構12
にオバーランニング装置14を備えた構造であ
る。
ニヤレースは、先記第1番目の発明で第一実施例
のベニヤレースの構成を基本にして、更に駆動ロ
ール又はその駆動機構中にオーバーランニング装
置を備えることにより、原木の慣性エネルギーに
起因する周速の違いによる喧嘩現象を防止するよ
うにしたものであり、例えば第1図に例示したよ
うに、外周部分に多数の突起体4を有する駆動ロ
ール3を備えて、刃物2と駆動ロール3の間に切
削直後のベニヤ単板7の通路を形成させると共
に、第5図に例示したように、動力を切削直前の
原木1の外周部分に供給する為に、駆動ロール3
の駆動機構12を備え、更に伝達トルク又は動力
容量を一定以下に制限する電気的機構又は機械的
機構11を含むスピンドル駆動機構等の原木回転
機構9を備え、而も駆動ロール3の駆動機構12
にオバーランニング装置14を備えた構造であ
る。
原木の切削開始時に於て、原木の空転周速と駆
動ロールの周速を正確に合わせることは困難であ
り、またたとえ原木回転機構にトルクリミツター
等を備えたとしても、トルクリミツター以降の原
木或はその他の部材の慣性エネルギーを一挙に消
滅させることはできないことから、原木の空転速
度が設定値よりも増速されることがあり、原木と
駆動ロールの駆動機構との間に周速の違いによる
喧嘩現象が生じて、切削速度に脈動が起り、ベニ
ヤ単板の切削肌等に悪影響を及ぼす等の不都合が
発生する虞があるが、前記構造によれば、駆動ロ
ールの駆動機構にオーバーランニング装置を備え
たことにより、駆動ロールが簡単に増速可能であ
るから、原木の慣性エネルギー等に起因する周速
の違いによる喧嘩現象が防止され、前記不都合を
回避することができるので効果的である。
動ロールの周速を正確に合わせることは困難であ
り、またたとえ原木回転機構にトルクリミツター
等を備えたとしても、トルクリミツター以降の原
木或はその他の部材の慣性エネルギーを一挙に消
滅させることはできないことから、原木の空転速
度が設定値よりも増速されることがあり、原木と
駆動ロールの駆動機構との間に周速の違いによる
喧嘩現象が生じて、切削速度に脈動が起り、ベニ
ヤ単板の切削肌等に悪影響を及ぼす等の不都合が
発生する虞があるが、前記構造によれば、駆動ロ
ールの駆動機構にオーバーランニング装置を備え
たことにより、駆動ロールが簡単に増速可能であ
るから、原木の慣性エネルギー等に起因する周速
の違いによる喧嘩現象が防止され、前記不都合を
回避することができるので効果的である。
尚、オーバーランニング装置の取り付けは、駆
動ロールの突起体にできるだけ近い位置が好まし
く、例えば駆動ロールを、軸部と突起体を含む外
周部とから成る構造とし、前記軸部と外周部との
間にオーバーランニング装置を介在せしめるよう
にすれば、オーバーランニング装置以後の慣性が
最も少なく、オーバーランニング装置以後の慣性
による喧嘩現象が低減できるので望ましい。
動ロールの突起体にできるだけ近い位置が好まし
く、例えば駆動ロールを、軸部と突起体を含む外
周部とから成る構造とし、前記軸部と外周部との
間にオーバーランニング装置を介在せしめるよう
にすれば、オーバーランニング装置以後の慣性が
最も少なく、オーバーランニング装置以後の慣性
による喧嘩現象が低減できるので望ましい。
また更に本発明の第2番目の発明で第二実施例
のベニヤレースは、前記第2番目の発明で第一実
施例のベニヤレースの構成と、先記第1番目の発
明で第二実施例のベニヤレースの構成とを組合わ
せて構成したものであつて、例えば第1図に例示
したように、外周部分に多数の突起体4を有した
駆動ロール3を備えて、刃物2と駆動ロール3の
間に切削直後のベニヤ単板7の通路を形成させる
と共に、第5図に例示したように、動力を切削直
前の原木1の外周部分に供給する為に、駆動ロー
ル3の駆動機構12を備え、更に伝達トルク又は
動力容量を一定以下に制限する電気的機構又は機
械的機構11を含み、且つ原木1の空転周速又は
駆動周速を、前記駆動ロール3による原木周速よ
り、通常において大に保つようにしたスピンドル
駆動機構等の原木回転機構9を備え、更に駆動ロ
ール3の駆動機構12にオバーランニング装置1
4を備えた構造である。
のベニヤレースは、前記第2番目の発明で第一実
施例のベニヤレースの構成と、先記第1番目の発
明で第二実施例のベニヤレースの構成とを組合わ
せて構成したものであつて、例えば第1図に例示
したように、外周部分に多数の突起体4を有した
駆動ロール3を備えて、刃物2と駆動ロール3の
間に切削直後のベニヤ単板7の通路を形成させる
と共に、第5図に例示したように、動力を切削直
前の原木1の外周部分に供給する為に、駆動ロー
ル3の駆動機構12を備え、更に伝達トルク又は
動力容量を一定以下に制限する電気的機構又は機
械的機構11を含み、且つ原木1の空転周速又は
駆動周速を、前記駆動ロール3による原木周速よ
り、通常において大に保つようにしたスピンドル
駆動機構等の原木回転機構9を備え、更に駆動ロ
ール3の駆動機構12にオバーランニング装置1
4を備えた構造である。
前記構造によれば、先記第1番目の発明で第二
実施例のベニヤレースと同様に、精密な同調機構
を特別に設けずとも、結果的に駆動ロールの駆動
機構と原木回転機構との同調が容易に図り得、而
も原木回転機構からの動力供給が、駆動ロールに
よる原木駆動の開始後も継続されるよう設定され
た場合の、切削中に於ける原木回転機構からの動
力供給は、その殆どが原木切削の援助及び送り動
力に利用されることになり、効果的であると共
に、第2番目の発明で第一実施例のベニヤレース
と同様に、原木の慣性エネルギー等に起因する周
速の違いによる喧嘩現象を防止できて効果的であ
り、而も更に、必要に応じては、駆動ロールと原
木回転機構との周速差を意識的に大きくして、駆
動ロールによる動力供給が不足がちな、切削初期
に於ける切削に、原木の有する慣性エネルギーを
積極的に活用することも可能であつて、原木の有
する慣性エネルギーを利用した切削は、原木を破
壊する虞が極めて少なく、円滑な切削が行ない得
るので効果的である。勿論、前記第1番目の発明
で第二実施例及び第2番目の発明で第一実施例の
ベニヤレースと同様に、先記第1番目の発明で第
一実施例のベニヤレースに於ける基本的な構成に
伴う効果は、いささかも損なわれることはない。
実施例のベニヤレースと同様に、精密な同調機構
を特別に設けずとも、結果的に駆動ロールの駆動
機構と原木回転機構との同調が容易に図り得、而
も原木回転機構からの動力供給が、駆動ロールに
よる原木駆動の開始後も継続されるよう設定され
た場合の、切削中に於ける原木回転機構からの動
力供給は、その殆どが原木切削の援助及び送り動
力に利用されることになり、効果的であると共
に、第2番目の発明で第一実施例のベニヤレース
と同様に、原木の慣性エネルギー等に起因する周
速の違いによる喧嘩現象を防止できて効果的であ
り、而も更に、必要に応じては、駆動ロールと原
木回転機構との周速差を意識的に大きくして、駆
動ロールによる動力供給が不足がちな、切削初期
に於ける切削に、原木の有する慣性エネルギーを
積極的に活用することも可能であつて、原木の有
する慣性エネルギーを利用した切削は、原木を破
壊する虞が極めて少なく、円滑な切削が行ない得
るので効果的である。勿論、前記第1番目の発明
で第二実施例及び第2番目の発明で第一実施例の
ベニヤレースと同様に、先記第1番目の発明で第
一実施例のベニヤレースに於ける基本的な構成に
伴う効果は、いささかも損なわれることはない。
以上が本発明に係るベニヤレース及びその変更
例についての、いくつかの具体的な構造であり、
前記第1番目の発明で第二実施例、第2番目の発
明で第一実施例及び第二実施例のベニヤレースに
於ける駆動ロール及び原木回転機構の各構造は、
本発明の第1番目の発明で第一実施例のベニヤレ
ースの説明で述べたのと同様に、適宜変更するこ
とが可能であるが、いずれにしても、本発明に係
るベニヤレースによれば、切削中に於ける原木の
破壊及び刃詰まりを解決できる効果は高く、従来
に於て合板不適材とされていた原木等の円滑な切
削を可能化すると共に、将来予想される雑木又は
小径木等の有効な切削をも可能化し得る効果は格
別なものであり、更に合板製造工程に於ける特に
切削工程を中心とした大幅な生産性向上に貢献す
るものである。
例についての、いくつかの具体的な構造であり、
前記第1番目の発明で第二実施例、第2番目の発
明で第一実施例及び第二実施例のベニヤレースに
於ける駆動ロール及び原木回転機構の各構造は、
本発明の第1番目の発明で第一実施例のベニヤレ
ースの説明で述べたのと同様に、適宜変更するこ
とが可能であるが、いずれにしても、本発明に係
るベニヤレースによれば、切削中に於ける原木の
破壊及び刃詰まりを解決できる効果は高く、従来
に於て合板不適材とされていた原木等の円滑な切
削を可能化すると共に、将来予想される雑木又は
小径木等の有効な切削をも可能化し得る効果は格
別なものであり、更に合板製造工程に於ける特に
切削工程を中心とした大幅な生産性向上に貢献す
るものである。
図面は本発明に係るベニヤレースを説明する為
のものであつて、第1図及び第2図は切削部の側
断面説明図、第3図、第5図及び第6図は駆動系
統説明図、第4図は駆動ロールの正面説明図であ
る。 1……原木、2……刃物、3……駆動ロール、
4……突起体、9,15……原木回転機構、12
……駆動ロールの駆動機構、27……送り機構。
のものであつて、第1図及び第2図は切削部の側
断面説明図、第3図、第5図及び第6図は駆動系
統説明図、第4図は駆動ロールの正面説明図であ
る。 1……原木、2……刃物、3……駆動ロール、
4……突起体、9,15……原木回転機構、12
……駆動ロールの駆動機構、27……送り機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周部分に多数の突起体を有した駆動ロール
を、刃物の刃先より幾分上手の位置に備えて、前
記刃物と駆動ロールの間に、切削直後のベニヤ単
板の通路を形成させると共に、動力を切削直前の
原木外周に供給する為に、前記駆動ロールに駆動
機構を備え、更に伝達トルク又は伝達動力容量を
一定以下に制限する電気的機構又は機械的機構を
含む原木回転機構を備えたことを特徴とするベニ
ヤレース。 2 外周部分に多数の突起体を有した駆動ロール
を、刃物の刃先より幾分上手の位置に備えて、前
記刃物と駆動ロールの間に、切削直後のベニヤ単
板の通路を形成させると共に、動力を切削直前の
原木外周に供給する為に、前記駆動ロールに駆動
機構を備え、更に伝達トルク又は伝達動力容量を
一定以下に制限する電気的機構又は機械的機構を
含む原木回転機構を備え、而も前記駆動ロール若
しくはその駆動機構中にオーバーランニング装置
を備えたことを特徴とするベニヤレース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22618083A JPS59150704A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | ベニヤレ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22618083A JPS59150704A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | ベニヤレ−ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59150704A JPS59150704A (ja) | 1984-08-29 |
| JPS6125523B2 true JPS6125523B2 (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=16841133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22618083A Granted JPS59150704A (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | ベニヤレ−ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59150704A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427109U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-04 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4718709B2 (ja) * | 2001-04-10 | 2011-07-06 | ニチロ工業株式会社 | 梱包用のバンドの駆動装置 |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP22618083A patent/JPS59150704A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427109U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59150704A (ja) | 1984-08-29 |
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