JPS6125820B2 - - Google Patents

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JPS6125820B2
JPS6125820B2 JP54126059A JP12605979A JPS6125820B2 JP S6125820 B2 JPS6125820 B2 JP S6125820B2 JP 54126059 A JP54126059 A JP 54126059A JP 12605979 A JP12605979 A JP 12605979A JP S6125820 B2 JPS6125820 B2 JP S6125820B2
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JP
Japan
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data
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knitting
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JP54126059A
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English (en)
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JPS5653250A (en
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Yoshimori Sugita
Shoichi Kunieda
Takashi Hirata
Akimasa Hata
Nobuo Oonuma
Ryoji Yamada
Yasumasa Kojima
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6125820B2 publication Critical patent/JPS6125820B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所要の記録媒体に記録した編成パタ
ーン情報を読取つて編模様を編地に具現するよう
に編針を選別する選針制御装置を備えた編機にお
いて、特に、編成パターンの上下の向きを変更し
て編模様を編地に具現したい場合に、例えば専用
のスイツチ操作部材でいちいち選択的に切替える
等の手間を必要としないで、編成パターン情報の
なかから任意に選択した情報範囲の段方向におけ
る始まり位置と終わり位置を逆の順序で入力指定
することにより、その指定された情報範囲に含ま
れる編成パターンの上下の向きを自由に変更して
編模様を編地に具現することができる編機の模様
具現装置に関するものである。
以下に本発明を手編機に適用した一実施例を第
1図乃至第91図について説明する。
先ず、概略的構成を示す第1図乃至第20図に
おいて、1は手編機本体の機枠で、その前部に取
付けられた針床2には、200本の編針3が4.5mmの
列設ピツチをもつて前後動自在に列設され、その
各バツト4が針床2の上面板たる溝板5の案内溝
6に下方から貫通して上方に突出されると共に、
その各後方針幹部が後当板7の上下長孔8に挿通
して上下動可能に支持され、常には各下面に当接
する板ばね9の弾発力で上下位置に保持されてい
る。(第5図参照)針床2の溝板5前部に位置す
る針受板10の上面には、200本の編針3を左右
に二等分する部位に「0」の番号が付されている
と共に、これより右方側に位置する部位には、右
側100本の編針3をカバーするように赤色帯表示
11が設けられ、また左方側に位置する部位に
は、同じく左側100本の編針3をカバーするよう
に緑色帯表示12が設けられ、かつそれら左右の
100本の編針3が順次対応するように針床中央部
位の「0」から左右外側に向かつて「1」、
「2」、「3」……「100」の針番号が付されている
(第2図は一部の針番号のみ図示)。
13は針床2の溝板5上に案内レール14に沿
つて左右移動自在に装架された編成用Kキヤリジ
で、その裏面(第3図は上方から透視した状態で
図示)には、編針3のバツト4を案内する通路を
形成して例えばタツク編やすべり目編、或いは第
3図実線示のカム配置において二色同時編込み編
等の編成を可能とする周知の編成カム機構15が
設けられている。更に、Kキヤリジ13の左右両
側部位には、夫々キヤリジ移動方向の後方側のも
のが有効動作して、編成カム機構15の特に主カ
ム15aの後側を通つて外方に進む編針3のバツ
ト4を、編成待期位置Aとべら抜け直前の前方選
針位置Bとに前後二位置に選別してキヤリジ外方
に導出させる左右一対の選別カム機構16が設け
られている。即ち、キヤリジ中心線Cに関して左
右に対称をなす位置に、これより手前側の誘導カ
ム17に沿つてわずか前進された編針3のバツト
4を押下する圧下カム18が配設されると共に、
その外側部位にあつて後述する柄板係止作用によ
り圧下位置に係止されたままの低バツト針をその
まま直線的に通過させて前方選針位置Bに前進さ
せることとなり、また係止作用を受けることなく
直ちに上方に復帰した高バツト針のバツト4に係
合して編成待期位置Aまで後退させることとなる
分離カム19が設けられている。
第4図において、20はKキヤリジ13と同じ
ように針床2の溝板5上で左右動自在に装架され
る編目移転用Lキヤリジで、その裏面には、レー
ス編に際して前後二位置A,Bに選別された編針
3のバツト4を案内し、前方選針位置Bの編針3
に懸吊された編目をキヤリジ進行方向に隣接する
編成待期位置Aの編針3に移転するための周知の
移転カム機構21がキヤリジ中心線Dに関して左
右対称に配設されると共に、Kキヤリジ13の選
別カム機構16に準じて圧下カム18aと分離カ
ム19aとからなる左右一対の選別カム機構16
aが設けられている。
第3図、第6図及び第7図において、22は機
枠1内の右方部に設けられたプーリで、左方部に
設けられた他のプーリ23との間に走行無端ベル
ト24が掛け渡され、各プーリ22,23にはベ
ルト24に穿設した円形透孔25に係合して確動
的な運動伝達を行なう爪26が備えられている。
ベルト24には、第4図に示されるように円形透
孔25の所定おきに横長の連結孔27が編針3の
8本おきのピツチ(4.5×8mm)で設けられ、全
体として計57個の連結孔27を保有するようにベ
ルトの長さが設定されている。
Kキヤリジ13には、キヤリジ中心線Cから
夫々左右に24ピツチ(1ピツチは4.5mm)離れた
部位に左右二個の連結ピン28があり、また、L
キヤリジ20には、キヤリジ中心線Dから夫々左
右に12ピツチ離れた部位に左右二個の連結ピン2
8aがあつて、これらのうちで有効動作するよう
に決められたキヤリジの連結ピン28若しくは2
8aが、ベルト24の連結孔27のいずれかに嵌
まることによつて、キヤリジとベルトが一体的に
連動走行するようになり、更にプーリ22,23
が編針3の48本分のキヤリジ移動で一回転するよ
うになつている。Kキヤリジ13の連結ピン28
は、誘導カム17の切換え操作に連動して、同カ
ム17が第3図実線示の選針作用位置にあると
き、ベルト24の連結孔27に対して連結ピン2
8が嵌合自在なるようにベルト側に弾発保持され
ると共に、誘導カム17が例えば平編編成時にお
いて同図鎖線示の不作用位置に跳ね上げられたと
きは、その操作部材(図示せず)の操作に連動し
て連結ピン28がベルト24の連結孔27から外
れた前方位置に固定配置される。
第3図及び第6図において、29はプーリ22
と一体に回転するように設けられた黒色の遮光性
材からなる符号円板で、その外周円に三個の位相
(PHASE)用起立壁30が夫々略60度ずつの角度
範囲に渡つて略円弧状に形成されると共に、外周
円端部に48個のVIDEO用突起31が起立円環状
に突設されている。32は符号円板29の直上に
対応して機枠1に固定的に取付けられた位相用ホ
トインタラプタ素子(以下単に位相素子と称す)
で、起立壁30を半径方向から挾むように配置さ
れた発光ダイオード32aの投射光をホトトラン
ジスタ32bが受光するか否かによつて起立壁3
0の検出を行なう(第3図参照)。
33は符号円板29の突起31の列に対応して
機枠1に固定的に取付けられたVIDEO用ホトイ
ンタラプタ素子(以下単にVIDEO素子と称す)
で突起31の列を半径方向から挾むように配置さ
れた発光ダイオード33aの投射孔をホトトラン
ジスタ33bが受光し或いはしないことによつて
突起31のピツチを周期とするパルス信号を発生
し、更には同ホトトランジスタ33bの組より突
起31の四半分の一ピツチ分の間隔をおいて配置
された発光ダイオード33cの投射孔をホトトラ
ンジスタ33dが受光し或いはしないことによつ
て、上記パルス信号より90度の位相が進み若しく
は遅れたパルス信号を出力する(第22図参
照)。
第3図及び第7図において、33は右側100番
の編針3より更に半ピツチ(2.25mm)右外方にず
らした位置にて針床2の後部に取付けられたキヤ
リジ検出用のスイツチ装置たる右基準用磁気抵抗
素子(以下単に右基準素子と称す)で、ソニー株
式会社製のSDME感磁性素子であつてバイアスマ
グネツト付のデユアルタイプDM−202型からな
り、第27図に示される如き矢印のバイアス極性
を有する構成であり、また、40は左側100番の
編針3より更に半ピツチ左外方にずらした位置に
て同じような構成で取付けられたキヤリジ検出用
のスイツチ装置たる左基準用磁気抵抗素子(以下
単に左基準素子と称す)で、右基準素子と同様な
バイアス極性が与えられている。第3図及び第7
図に示されるように右基準素子38の設置部位は
プーリ22の回転軸心から左方に3.5ピツチ
(15.75mm)ずれた線上にあり、また左基準素子4
0はプーリ23の回転軸心から右方に半ピツチ
(2.25mm)ずれた線上部位にある。
Kキヤリジ13には、針床2に装架された状態
において、左右の各基準素子38,40に対応し
てそのいずれに接近した場合にも有効作用する第
1のスイツチ作用部材としての左右二個の磁石体
42,43が前後方向のNS極性でキヤリジ中心
線Cから夫々外方に12ピツチ(54mm)離れた位置
に設置されており、また、Lキヤリジ20には、
各基準素子38,40のいずれに対しても有効作
用する第2のスイツチ作用部材としての磁石体4
4が、上記磁石体42,43とは異なる態様であ
つて前後の極性を反対にしたSN極性でキヤリジ
中心線D上に設置されており、それら各磁石体4
2,43及び44が各基準素子38,40に近接
した場合に互いに逆向きとなる外部磁界を及ぼす
(第30図参照)ことにより、各素子38,40
に異なるスイツチ動作を行なわせて後述する左右
の各基準信号並びにキヤリジ判別信号を出力させ
るようになつている。
特に、Kキヤリジ13の磁石体42,43は、
上記連結ピン28のベルト24に対する作用、不
作用の前後移動に関連して同じく前後に連動する
ことにより、例えば同ピン28が前方の非連結位
置に固定配置されたときは、磁石体42,43が
各基準素子38,40に対応してもこれに近接し
ない前方の不作用位置に退避される関係にあり、
同ピン28がベルト24に連結可能な後方位置に
弾発保持された場合のみに、各基準素子38,4
0に近接して有効的にスイツチ動作させる後方位
置に作用配置されるようになつている。
15a〜hはキヤリジ搭載の選別カム機構16
或いは16aと協働して選針制御を行なうために
設けられた8枚の柄板で、これらは前後方向に重
なつた状態で編針列設方向に各別に移動自在に装
置されている。これらの各柄板45a〜hには、
第6図及び第9図に示されるような編針係止用の
鉤状突起46が、個別には編針3の8本おきのピ
ツチで設けられており、全体では互いに食い違う
ように形成されており、本例では、特に第10図
乃至第12図に示されるように、左側100番の編
針3に対応する鉤状突起46を柄板45aが保有
し、同じく左側99番の編針3に対応する鉤状突起
46を柄板45bが保有し、以下順に右方にずれ
るに従つて柄板45c,45d,45e……45
h,45a,45b……が保有する配列順を繰返
して、右側100番の編針3に対応する鉤状突起4
6を柄板45hが保有するようになつている。
また各柄板45a〜hは、夫々の左端に掛けた
発条47の作用によつて鉤状突起46が編針3の
下方に対応することなく左側に隣接した編針3と
の間に配置される不作用位置に保持されるが、発
条47の作用に抗する右方への移動によつて、下
方に押下げられた編針3を係止し得る作用位置を
とり得る。
第3図、第5図及び第6図において、48は電
一機変換部材たる電磁石群で、柄板45の二倍に
相当する16個の電磁石SL0〜9、A〜F(16進
で表わしている)が備えられると共に、各電磁石
SLの直上に配設された揺振板50は、その各前
端方が後端を支点に上下に移動自在に取付けら
れ、常には引張りコイルばね49の作用で電磁石
SLに吸着される方向への移動勢力が与えられて
いる。51は16個の電磁石SL並びに揺振板50
と各別に対応するように列設されたU字状杆で、
その各後脚51aが支持枠52に対して上下動自
在になるように串通されると共に、その各後脚5
1aを軸に前脚51bが水平面内に揺振できるよ
うに支持され、常にはその各下面に弾発する上昇
付勢ばね53の作用によつて後脚51aの上端が
揺振板50の前端下面に当接するように取付けら
れている。
54はU字状杆51の前脚上方に配設されたカ
ム輪で、プーリ22の一回転で三回転するよう
に、言い換えれば編針3の16本分のキヤリジ移動
で一回転するようにかさ歯車機構55を介してプ
ーリ22に連結されている。カム輪54には、第
10図乃至第12図に展開して示されるような16
個の横作動カムAC0〜Fが、位相を編針の一ピ
ツチに相当する角度(22.5度)ずつ順次にずらし
て形成されると共に、その各横向きのカム頂面の
長さを編針の略4ピツチに相当する角度範囲とな
るように定めて、全体としてはカム輪54を一周
するように螺状に配列されている。更に、カム輪
54の周面には、各横作動カムACと一対一の関
係をもつて、しかも同カムACに対し180度の位相
を夫々にずらして16個の押下カムBC0〜Fが形
成され、その各外周面に膨出したカム面の形状
は、第5図及び第6図に示されるように、夫々に
対応する横作動カムACの両側すそ縁付近から
徐々にふくらんで、編針の略2ピツチに相当する
角度範囲に渡つて頂面をもつように定められてい
る。尚、便宜上、第10図乃至第12図において
は、横作動カムACと押下カムBCとの位相を明示
するために同一のカム面向きとして重複表示して
いる。
カム輪54の各押下カムBCは、夫々に対応す
るU字状杆54の前脚51bに当接して、そのカ
ム面作用により上昇付勢ばね53の弾力に抗して
降下させ、その頂面位置にて第5図実線示の下方
位置まで、即ち、後脚51a上端が揺動板50の
前端下面よりわずかに離れる位置まで押下させ
る。そして、例えば、電磁石SLが断電されてい
る場合は、引続くカム輪54の回転に伴なつて、
上昇付勢ばね53の弾力が引張りコイルばね49
の弾力に打勝つために、第5図鎖線示の上方位置
に向かつてカムBCの周面に沿いつつ復帰するU
字状杆51と共に、揺振板50の前端が浮上され
る。このとき、U字状杆51の前脚51bが、横
作動カムACの連動軌跡内に入り、更に続くカム
輪54の回転に従つて、同カムACの横向きカム
面の作用を受けると、後脚51aを軸として前脚
51bが揺動する。けれども、電磁石SLが通電
されている場合は、その電磁力によつて揺振板5
0を第5図実線示の位置に効果的に保持するため
に、上昇付勢ばね53の弾力を受けるU字状杆5
1が上方に復帰できなく、そのままの降下位置に
保留される。従つて、引続くカム輪54の回転に
伴なつても、U字状杆51の前脚51bが横作動
カムACの運動軌跡外の下方にあつて、同カムAC
の作用を受けないままである。
第5図及び第6図において、56は各U字状杆
51の前脚51bに対応して中間部が揺動支点と
なるように支持枠52に串通支持した移動棒で、
上記の前脚51bの揺動動作を柄板45の所定の
ものに伝達し、同板45を発条47の弾力に抗し
て選針不作用位置から作用位置へと移動させるよ
うに、柄板45の作用孔57に挿通して作用的に
連結されている。移動棒56の数は柄板45の枚
数である8の整数倍で16個と定められているか
ら、各一枚の柄板45に連結される移動棒56の
数は2個となり、総数の配列中から7個おき1個
の配列順で柄板45に連結される。そして、第6
図に示されるように、所定外の柄板45に挿通す
る移動棒56の前端は、同板45の横方向に長い
遊孔58に入れられて作用的に無関係とされてい
る。
本例において、柄板45aには電磁石SL0,
8に対応する二個の移動棒56が作用的に連結さ
れ、柄板45bには電磁石SL1,9に対応する
二個の移動棒56が、同じく柄板45cにはSL
2,Aに対応するものが、柄板45dにはSL
3,B対応するものが、柄板45eにはSL4,
Cに対応するものが、柄板45fにはSL5,D
に対応するものが、柄板45gにはSL6,Eに
対応するものが、柄板45hにはSL7,Fに対
応するものが夫々に作用的に連結されている。
第3図及び第6図において、ベルト24がこれ
に連結したキヤリジ13或いは20と一体的に、
例えば右側に移動すると、第6図矢印E方向に回
転するプーリ22を介してカム輪54が同じく矢
印E方向に回転するため、各横作動カムACが
夫々に対応するU字状杆51の左側に位置するも
のより右側に位置するものに向かつて順次に作用
することとなり、しかも編針3の1本分のキヤリ
ジ移動に関係して一つずつ順次に隣り合つたもの
に波及する動作となる。また、キヤリジが左方向
に移動すれば、右側から左側のものに向かつて波
及する。従つて、夫々に対応する電磁石SLの通
断電制御により、横作動カムACに当接するもの
としないものとに順次に選択されるU字状杆51
の上下変位に応答し、移動棒56を介して柄板4
5を選針不作用位置にそのまま帯くか、或いは作
用位置に移動する選針制御動作が、キヤリジの移
動方向にしかも同じ速度で循環する。
更に、第9図に明示されるように、キヤリジ搭
載の選別カム機構16(16a)の特に圧下カム
18(18a)との関係において、編針3のバツ
ト4が圧下されたころに、これを係止し得る鉤状
突起46をもつた柄板45が、移動棒56を介し
て横作動カムACの作用を受けることにより作用
位置に移動して、圧下編針3を鉤状突起46に係
止し、その一時的な低バツト針を同カムACの作
用を受ける間のみ保持して、分離カム19を越え
るころに釈放する関係にある。従つて、これらの
タイミングを正確に作り出すために、キヤリジ1
3,20は、夫々連結ピン28,28aがベルト
24の連結孔27に嵌まつた状態においてのみ両
者連動できる構成であつて、連結孔27のいずれ
に嵌まつた場合においても、所要のタイミングが
確保される。
もつとも、連結孔27の列設ピツチが8ピツチ
(36mm)に定められていることから、例えば、柄
板45aの鉤状突起46に対応する編針3がキヤ
リジの圧下カム18(18a)により圧下された
ころに、柄板45aが選針作用位置に移動する関
係にあつても、同板45aが横作動カムAC0,
8のいずれにより移動されるかについては特定さ
れることがなく、言い換えれば、連結孔27のい
ずれにピンが嵌まつたかによつて、横作動カム
AC0〜8のいずれかに決定され、180度の位相ず
れが生じることになる。このため、キヤリジとベ
ルトの両者が新規に連結される場合等において、
上記位相素子32の出力信号が効果的に利用され
る。
即ち、本例では、第9図に示されるように、各
編針3がキヤリジの連結ピン28(28a)の線
上に到来する選針時点(第9図Fで示される)か
ら編針3の略11ピツチ分先行した時点で、予めそ
の各編針3の選針に必要な柄板45を決定し、所
要の電磁石SLに通電を開始すると共に、上記選
針時点Fから編針3の略5ピツチ分経過した時点
で、電磁石SLの通電を終了する関係に定められ
ていて、特に、U字状杆51が押下カムBCの頂
面より手前側にあつて徐々に下降される途中の時
点で電磁石SLの通電を開始する設定であるが、
上記キヤリジとベルトの新規の連結等に際して
は、180度の位相をずらした二個の押下カムBCの
いずれが通電開始に適した回転位置にあるかを判
定し、これに対応する電磁石SLに通電を開始す
るものである。
第1図、第5図及び第13図において、59は
記録媒体としての模様カードであり、例えば、透
写筆記を可能なるようにして粗面状をなすポリエ
ステル等の半透明プラスチツクシート等の材質か
らなる。カード59には、両側部に送り孔60が
設けられると共に、中間部に縦横の升線61a,
61bによつて多数の矩形状の画素領域61が多
段に渡つて形成され、本例では横一段が60個の画
素領域61で150段からなり、最左側の画素領域
61を「1」として右側に順次数えたときの各画
素領域番号を明示するために、図示されるような
「6」、「12」、「18」……「60」の領域番号が付記
され、また、最下段を「1」として上方に順次数
えたときの段数を明示するために、図示されるよ
うな「5」、「10」……の段表示が付記されてい
る。
また、カード59には、画素領域61を形成し
た欄の左側方において、同領域61より最下段を
10升目分だけ上方にずらして形成された一升目幅
の指示欄62があり、「11」段の画素領域61に
対応する最下段を「1」として上方に数えたとき
の段数を指示する「5」、「10」……の段指示63
が付記されており、更に、画素領域61の欄の右
側方において、同欄より最下段を11升目分だけ上
方にずらして形成された小幅の糸交換欄65があ
り、「12」段の画素領域61に対応する最下段を
「1」として上方に数えたとかの段数を指示する
「5」、「10」……の段指示66が付記されてい
る。
カード59の画素領域61の欄には、所望する
編模様に従つて選択した画素領域61をカード5
9の表面より光反射率の悪い黒色インキ等によつ
て塗りつぶすことにより編成パターン64を自由
に描くことができ、また予め印刷された記録型式
であつてもよい。一個の画素領域61の大きさ
は、編成実技上で最も良く利用される編成編目の
大きさに合致させて、本例では40目60段の編目ゲ
ージが10.4cm、10.8cmを満足するように、縦の升
線61aのピツチを2.6mm、横の升線61bのピ
ツチを1.8mmに設定して、略実寸大の編成パター
ン64が記録される。
小幅の糸交換欄65は、例えば現在市販されて
いる「手編機(パリエ)用カラーチエンジヤ」
KHC−800型或いは「ゴム編機用カラーチエンジ
ヤ」KRC−800型を針床2の左側端に取付けるこ
とにより、異なる色の4本の編糸を自由に選択し
て、色彩豊かな編物作品を編成する場合に利用さ
れ、本例においては、「カラーチエンジヤ」の各
編糸休止部に付記した「1」、「2」、「3」「4」
の編糸番号に対応させて、そのときどきに選択使
用されるべき編糸の升目欄を黒く塗りつぶしてい
る。尚、カード59には、画素領域61の欄を区
画する最下段の横升線61bより更に4升目のピ
ツチ(1.8mm×4)離れた個所に、カードセツト
用ライン67が設けられている。
第1図、第5図及び第14図において、68は
機枠1の右側後方部位に設置された読取機構で、
そのユニツト支枠69に回転自在に取付けられた
送り軸70があり、同軸70と一体回転する左右
一対のスプロケツト71の爪が、記録媒体たるカ
ード59の送り孔60に係入して、少なくとも前
面を高反射面とした送り案内台板72と案内板7
3との間で、カード59を段送りするように構成
されている。送り軸70の右端方には、第14図
に示されるように、一個の中間歯車74に噛合し
てケースカバー75の凹所76より外部に露出し
て適宜に操作可能な手送りダイヤル77の回転が
伝達される歯車78が固定されると共に、その左
端方には、一組の歯車減速機構79を介して段送
り用のパルスモータ80が連結されている。
パルスモータ80は、2−2相励磁の4相ステ
ツピングモータからなり、本例では一ステツプ角
が15度の型式のもので、カード59を第5図矢印
G方向に升目(画素領域61)の一段だけ段送り
するとき或いはその逆方向に段戻しするときに、
常に4ステツプ角の連続した回転運動(60度)を
もつて一段の送り戻しを行なうように構成され、
具体的には、その4ステツプ角の回転運動たる60
度の回転量を歯車減速機構79を介して五分の一
に減速したのちに送り軸70を1/30回転させ、こ
れをカード59の一段に相当させて段送りし、或
いは段戻しするように定められている。
第14図及び第16図において、手送りダイヤ
ル77は、中間歯車74に噛合う歯車81と相対
的に回転できるように支持され、常には同歯車8
1と一体に形成されたフランジ部82に対して、
軸線方向への弾力を保有するスナツプリング(フ
インガザガネ)83の発条性過巻片83aの作用
で圧接状態にあり、一種の摩擦クラツチ機構を介
して送り軸70を手動回転させる構成であるが、
例えば、段送り用パルスモータ80に通電されて
各ステツプ位置の保持力が作用するときは、手送
りダイヤル77にすべり回転が生じて送り軸70
の手動回転操作を無効にする。パルスモータ80
に通電されない場合は、その各ステツプ位置の保
持力が弱いために手送りダイヤル77とフランジ
部82との圧接状態が確保され、同ダイヤル77
の操作で送り軸70を自由に回転させることがで
きる。しかも、各歯車81,74,78による変
速比は、ダイヤル77の一回転で送り軸70を二
分の一回転させる構成であることから、軽い操作
力で微細な回転量を容易に得ることができる。フ
ランジ部82と手送りダイヤル77との圧接状態
において、発条性過巻片83aの弾力により所要
の摩擦力が容易に得られないとき、即ち、送り軸
70の手動回転をするに充分な伝達力が得られな
い場合は、それらの圧接する部分に適当な凹凸
部、例えば複数の山形係合部を形成して、夫々の
谷部に係合させる構成により所要の伝達力が容易
に得られる。
第5図及び第14図において、84はユニツト
支枠69の両側板間に回転自在に支承されたねじ
杆で、その右端部に固定した歯車86がセンサ駆
動用の直流モータ86の駆動歯車87に噛合して
いる。88は基部をねじ杆84に螺挿しかつ下部
二又片88aを案内レール89に嵌めたセンサ基
台で、例えば直流モータ86が正回転するとねじ
杆84を介して右方向に往動走行して、ねじ杆8
4の右端方に嵌めた緩衝用圧縮スプリング90に
衝当し、次いで直流モータ86が逆回転すると同
じくねじ杆84を介して左方向に復動走行して、
ねじ杆84の左端方に嵌めた緩衝用圧縮スプリン
グ91に衝当して停止する。
第5図及び第14図において、案内板73の前
方起立壁には、カード59の少なくとも横一段の
画素領域61の列に対応して、横60個の画素領域
61の各中間部分を臨ませる幅(1.3mm)の矩形
状の透光窓73aが列設され(第34図も参
照)、また、その前方起立壁の前面には、カード
59の表面よりも更に光反射率の良い鏡面状の高
反射被膜が施されている。92はセンサ基台88
の上部に固定された光電式読取装置たるセンサで
あつて案内板73の各透光窓73aを通してカー
ド59の横一段の画素領域61を基台88の走行
に伴なつて横一線に読取るように構成される。
即ち、第15図に詳細に示されるセンサ92
は、黒色プラスチツク製の本体ケース92aの後
側部分に縦長矩形状の凹所93が形成され、被読
取面たるカード面乃至は高反射被膜面に対して下
方に一定角度傾斜した軸線に沿つて、ケースの背
面側より光源たる発光ダイオード94を挿着する
取付孔95が備えられると共に、これよりやや径
を小さくして発光ダイオード94からの照射光域
を制限する直径1mmの小径孔96を通じ凹所93
に連通している。
また、上記発光側の光軸と反対側で上方に傾斜
した軸線に沿つて、ケースの背面側より受光手段
たるホトトランジスタ97を挿着する取付孔98
が備えられると共に、同トランジスタ97への受
光を広く許容する大径孔99を通じて凹所93に
連通している。100は凹所93の前面において
段部93aに貼着固定された防じん用の透明ガラ
スである。
第14図において、センサ92の各光電素子と
固定端子板102との電気的な接続は、可撓性の
プリントケーブル103によつて確保されてい
る。センサ92は、ねじ杆84に沿つて右方側に
往動し、或いは左方側に往動する範囲内におい
て、上記案内板73の60個の透光窓73aに順次
に対応すると共に、その左端方の圧縮スプリング
91に基台88が当接した停止位置において、最
左端の「1」の画素領域61に臨む透光窓73a
より更に左側の高反射被膜に対応した読取り待期
状態にあり、また、右端方の圧縮コイルばね90
に基台88が当接した位置で、最右端の「60」の
画素領域61に臨む透光窓73aより更に右側の
高反射被膜に対応する時点において、左端方への
復動を開始するように定められている。
第1図及び第5図において、ケースカバー75
には、カード59を読取機構68に挿着するため
のカード挿入部104が突設されており、そのカ
ード挿入孔104aより外部に露出して、操作者
が前方より観察可能な最下段の画素領域61の列
位置(第5図及び第17図に矢印Kで示される)
から、上記センサ92によつて読取り走査可能な
位置(同図に矢印Jで示される)までの距離が、
画素領域61の10段に相当し、例えば、「2」段
の画素領域61の列が読取位置Vに対応している
ときに、「12」段の画素領域61と「2」の指示
欄62の列が観察位置Kに存在し、更に「1」の
糸交換欄65の列が同位置Kに存在している。従
つて、センサ92がそのときどきに対応している
カード59の読取り段を、観察位置Kに一致する
段指示63によつて把握することができると共
に、例えば、カード59のセツトライン67をカ
ード挿入孔104aの上端縁に一致させたカード
セツト状態においては、これよりカード59を14
段だけ矢印G方向に段送りすることによつて、
「1」段の画素領域61の列を読取位置Jに対応
させることができる。
第1図及び第18図において、105は機枠1
の左側後方部位に配設されたキーSW操作機構
で、上記記録媒体たるカード59に記録された編
成パターン64を種々変化させて、どのような編
模様を編地に具現するかを設定するための入力装
置並びに編針モード設定装置を代表して、各種の
キー並びにスイツチ(SWで示す)が実装されて
いる。
先ず、本例における選針モードの設定態様につ
いて、その特徴をまとめてみると、第1に、カー
ド59に記録された編成パターン64のなかか
ら、コース方向或いはウエル方向(段方向)に任
意に選択した範囲のパターンを有効的に利用し
て、そのパターン幅に応答する単位の編模様を連
続して編地に具現することができ、しかも、編模
様を具現すべき基準位置を任意に指定して、編針
3の選別を行うことができる。
第二の特徴として、カード59上で任意に選択
した範囲の編成パターンを、編地の好みの位置で
具現するために、針床2上で編針3を選別すべき
選針範囲と基準位置を自由に指定することができ
る。しかも、第三の特徴として、カード59に記
録された編成パターンを種々変化させて、例えば
パターンの左右の向きを反対にしたり、パターン
の白黒を反転させて正逆の反対を行なつたり、パ
ターンを左右方向に二倍に拡大したりすることを
自由に指定して、数多くの編模様を極く簡単に作
り出すことができる。
第四の特徴として、編成パターンを編地の段方
向にも種々変化させて、例えば、パターンの上下
の向きを反対にしたり、パターンを上下方向に二
倍に拡大したり、或いはパターンの上下方向の向
きはそのままで連続的な上下のくり返しを行なつ
たり、パターンの上下の向きをウエル方向(段方
向)に交互に変えてタテ向き合いを行なつたりす
ることを自由に指定して、より変化に富んだ編模
様を簡単に作り出すことができる。
また、第五の特徴として、カード59上で任意
に選択できる編成パターンの範囲を、「もよう
A」と「もようB」で各別に指定することがで
き、しかも、その選択した範囲のパターン毎に互
いに独立して指定できる選針範囲及び基準位置に
従つて、編針3の選別を行なうことができる。
更に、第六の特徴として、上記各範囲並びに基
準位置等を指定するために、いわゆるコールアン
サー式のデータ入力装置が採用され、その各コー
ル表示に応答した置数キーの操作で、各データを
自由に入力できる。しかも、第七の特徴として
は、そのときどきに指定してある上記各範囲並び
に基準位置等の内容に呼び出して確認することが
でき、また部分的に訂正することもできる。
その他、既に周知のいわゆる「ゴム編機用カラ
ーチエンジヤ」を使用したダブル編込み編やレー
ス編の各種編成を対象として、本例でも自由に編
成でき、更には、編成の失敗に対処して容易に修
正できる等の特徴がある。
次に、上記各特徴を満足するために、キーSW
操作機構105に実装された各種のキー並びにス
イツチ等の詳細について説明すると、第18図に
おいて、先ず、左右中間部に位置するデイスプレ
イボードの「もようA」の区画には、カード59
を模した媒体表示106の中に、「もようA」と
して指定される編成パターン(例として家形が示
されている)の始段(段方向における始まり位
置)を表示するランプL1と、同じく終段(終わ
り位置)を表示するランプL2と、パターンの左
右の有効幅に含まれる左端位置を表示するランプ
L3と、同じく右端位置を表示するランプL4と
が設けられると共に、身頃形状の編地表示107
の中に、編模様として具現される選針範囲の左端
位置を表示するランプL6と、同じく右端位置を
表示するランプL7と、編模様の基準位置として
パターンの有効幅に含まれる左端位置に対応する
位置を表示するランプL5とが設けられている。
「もようB」の区画には、媒体表示108の中
に「もようB」の例として示される木形のパター
ンに対応して、パターンの左右の有効幅に含まれ
る左端位置を表示するランプL8と、同じく右端
位置を表示するランプL9とが設けられると共
に、編地表示109の中で「もようB」の編模様
として具現される選針範囲の左端位置を表示する
ランプL11と、同じく右端位置を表示するラン
プL12と、「もようB」として具現される編模
様の基準位置を表示するランプL10とが設けら
れている。
第18図において、左側中央部のパネルボード
に配設された模様選択スイツチSW1,5は、三
位置に切換自在で二種のON、OFFスイツチSW
1、SW5を選択的に切換える構成のスライドス
イツチからなり、図示されるような操作表示を目
安に、例えば、カード59上で任意に選択した
「もようA」のパターンを、編地のコース方向の
全体に渡つて連続的にくり返す編模様を希望する
ときは、「全もよう」の位置(SW1がON、GW
5がOFF)にセツトされ、編地の所要範囲のみ
に編模様を具現したい場合は、「1もよう」の位
置(SW1,5がいずれもOFF)にセツトされ、
また、カード59上で「もようA」と「もよう
B」のパターンを任意に選択して夫々に対応した
編模様を同時に具現する編成を希望する場合は、
「2もよう」の位置(SW1がOFF、SW5が
ON)にセツトされる。ランプL0は、模様選択
スイツチSW1,5の近傍にあつて、同スイツチ
SW1,5の切換え操作時期を知らせる。
置換キーを代表して右側部のキーボードに並列
された「0〜「9」の数字キー110は、上記各
ランプL1〜L12の点灯に応答して夫々に対応
するデータ、具体的には、ランプL1,2が点灯
したときに指定されるべきカード59上の画素領
域の段数、ランプL3,L4,L8,L9が点灯
したときに指定されるべき画素領域61の番号、
ランプL5〜L7,L10〜L12が点灯したと
きに指定されるべき針番号の各データ等を入力す
るために利用され、その各入力時の置換データを
デジタル表示する三桁の7セグメント形LEDか
らなる置数表示部111が設けられている。
数字キー110と同一区画のキーボードに配設
された訂正キー112は、数字キー110の操作
を誤つたときの置数クリアなどのために用いら
れ、また、ステツプキー113は、上記各ランプ
の点灯に応答する置数データの入力毎に操作され
て、その後に入力されるべきデータと移行するた
めに、或いは既に入力されているデータを順次に
呼び出して置数表示部111に表示させる等のた
めに用いられる。
置数表示部111の下側には、上記針番号に合
わせて置数操作を行なうときに、前以つてその針
番号が針床2の中央「0」より左か右のいずれに
属するかを指定するための左右の各キー114,
115が配設されており、左(L)キー114は
針床2の緑色帯表示12に合わせて緑色のキーボ
タンが採用され、右(R)キー115は赤色帯表
示11に合わせて赤色のキーボタンが採用されて
いる。また、置数表示部111と同一区画におい
て、左右の各キー114,115の操作に応答し
て点灯される緑色の左表示ランプ15と、赤色の
右表示ランプL16が設けられると共に、両キー
114,115の間に位置してそれらのキー操作
時期を知らせるためのLRランプL17が設けら
れ、更には、上記の各置数操作時において過大な
数値が入力されたとき等のエラーを知らせる赤色
のエラーランプL14と、置数されるべきデータ
がすべて入力されたときの終了を知らせる緑色の
OKランプL13が設けられている。
本例において、上記各ランプL0〜L17のな
かで、緑色または赤色のランプは、夫々に適した
発光スペクトルを有するランプ形LEDからな
り、その他のランプは黄色のランプ形LEDから
構成されている。
尚、キーボード区画の右端方には、カードの段
戻しキー116、あみ始めキー117及びあみ直
しキー118がフアンクシヨンキーとして実装さ
れているが、その具体的な機能については後述す
る。
第18図において、キーSW操作機構105の
左側に位置するSWボードには、選針モード切替
えスイツチとして有効な7個のスイツチSW0、
SW2〜SW4,SW6〜SW8が実装されてお
り、夫々スライド型式であつて任意に選択された
前後二位置に切替え可能なタイプのON、OFFス
イツチからなり、各ボード上面には図示されるよ
うな機能表示が施されている。即ち、SWボード
の上方よりの区画には、カード59上で「もよう
A」、「もようB」として選択されるパターンに対
して各別に有効な二個のスイツチSW3,SW2
が配設され、その夫々が後方切替位置で機能する
ようにして、スイツチSW3は「もようA」のパ
ターンの左右の向きを反対にする場合に利用さ
れ、スイツチSW2は「もようB」のパターンの
左右の向きを反対にする場合に利用できるように
している。
更に、SWボードのその他の区画には、「もよ
うA」と「もようB」の区別に関係することなく
そのいずれに対しても機能するSW0,SW4,
SW6〜SW8が配設され、スイツチSW0,SW
6〜SW8は夫々の後方切替位置で機能するよう
にして、スイツチSW0はパターンの左右方向の
大きさを二倍にする場合に、スイツチSW8はパ
ターンの正逆を反対にする場合に利用され、ま
た、スイツチSW7はカード59上の始段と終段
との間に含まれるパターンの段数を二倍にして上
下方向に拡大する場合に利用され、スイツチSW
4は、前方切替位置において上下方向(段方向)
にそのままの向きで連続するくり返し(リピー
ト)の編模様を作り、後方切替位置においてタテ
向き合いの編模様を作り出すようにして利用さ
れ、スイツチSW6は、KRC用カラーチエンジヤ
を用いるダブル編込み編成に際して使用される。
尚、スイツチSW8はKHCカラーチエンジヤを用
いる配色編(地糸と配色系の二色同時編込み編で
あつて、後方の地糸を交換する)の編成に特に適
合する。
第1図及び第18図乃至第20図において、キ
ーSW操作機構105には、誤つた時期のキー操
作等を防止し、また不必要なデイスプレイを中止
して外観を良好とする等のために、後方回転軸1
19を軸心として開閉自在なハツチ120が設け
られており、ハツチ120を常には第1図図示の
ような開放状態に保持する回転付勢ばね(図示せ
ず)が付設されると共に、同ばね手段に抗して第
20図実線示のように閉鎖したとき、ボード枠の
前側中央部位に穿設した係止孔121に掛かつ
て、閉鎖位置にハツチ120を錠止する発条性係
止鉤120aがあり、やや強くハツチ120を開
放させることによつて、係止鉤120aが係止孔
121から外れ、ハツチ120を開放できるよう
にしている。また、ハツチ120を開放する位置
或いは閉鎖する位置にトツグル的に作用するばね
手段を付設して、ハツチ120を開閉できるよう
に構成することも自由である。122はハツチ1
20の開閉状態を検出するためのマイクロスイツ
チで、第19図鎖線示のように閉鎖されたハツチ
120の側方下部突起120bにより作動されて
ONする接点構成であり、これがOFFすることに
よつてハツチ120の開放が検知される。
尚、第1図において、機枠1の左端方に位置す
るケースカバー75に配設された電子ブザーBS
は、上記各キーが有効的に操作されたときにピツ
と鳴り、置数エラーが発生したとき等にピーと鳴
り、或いはカード59が連続的に段送り戻しされ
るときにピツピツピツと鳴つて、作業者に確認音
を提供する等のために利用される。123は手送
りダイヤル77の近傍に配設された電源スイツチ
である。
さて、本例において、上記各構成からなる手編
機の特に、入力装置及び選針モード設定装置を代
表するキーSW操作機構105の各種キー並びに
スイツチ等を始めとして、電一機変換部材たる電
磁石SL、各種検出用のホトインタラプタ素子並
びに磁気抵抗素子、段送り用パルスモータ80、
センサ92、直流モータ86等に関係した電気信
号は、全て4ビツト型のマイクロコンピユータか
らなる選針制御装置に集約され、予めプログラム
された制御動作に従つて極く迅速に処理されるこ
とにより、一連の選針制御動作が適確に実行され
る。
先ず、上記の各検出素子並びにセンサ92等か
ら、マイクロコンピユータに集約するに適したデ
ジタル電気信号を形成する各部の作動回路を、第
21図乃至第34図について説明する。
第21図a,bにおいて、124はVIDEO素
子33の作動回路であり、図中の「+5V」の各
端子には直流電源の正端子(5V)が接続され
(以下同じ)、発光ダイオード33a,cが夫々の
電流制限抵抗125,126を介して直流駆動さ
れると共に、ホトトランジスタ33b,dのエミ
ツタに負荷抵抗127,128が接続されて、そ
の一方のホトトランジスタ33bのエミツタ出力
信号がシユミツト回路129を介して波形整形さ
れたのちに「VIDEO1」の出力信号として出力さ
れ、他方のホトトランジスタ33dのエミツタ出
力信号がシユミツト回路130を介して同じく
「VIDEO2」のデジタル電気信号として出力され
る。
第22図bには、上記作動回路124の各部に
おける出力波形が示されており、例えば、同図a
の如く各ホトトランジスタ33b,dと符号円板
29の突起31とが相対するときに、同図bで鎖
線M上の各出力信号が得られ、円板29が矢印
FWD方向(右)に回転すると、同図右側に移行
するような出力信号が得られる。第23図乃至第
26図からも明らかなように、キヤリジの右走行
時に「FWD=1」方向に回転する円板29の突
起31列に基づき、「VIDEO1」信号が
「VIDEO2」信号より位相が遅れることとなり、
また、キヤリジの左走行時に同じく「VIDEO1」
が「VIDEO2」より位相が進むこととなる。しか
も「VIDEO1」の「H」から「L」に立ち下が
り、或いは「L」から「H」に立ち上がる周期
は、キヤリジの走行にタイミングを合わせて、編
針3のピツチに関連してその1本ずつに1パルス
ずつ出力される関係にあり、特に本例では、キヤ
リジの右走行時において「VIDEO1」信号が
「L」から「H」に立ち上がる時点と、キヤリジ
の左走行時において同じく「H」から「L」に立
ち下がる時点とが一致し、その各時点はキヤリジ
中心線C或いはDが各編針3間の略中央位置に対
応する時点にも合致する。
第28図において、131は左右の基準素子3
8,40の作動回路(キヤリジ検出回路)であ
り、各素子38,40の出力信号を夫々のオペア
ンプ132,133で反転増幅したのちに各二個
のコンパレータ134,135,136,137
に入力している。左右の基準素子38,40の出
力信号(オペアンプ132,133の負入力端子
電圧、これと反対に正入力端子電圧が変化する)
は、第29図に示されるように、Kキヤリジ13
の磁石体42,43のいずれかが近接したとき
に、そのNS極性に基づいて通常の出力電圧より
低くVlとなり、従つてオペアンプ132,13
3より高レベルVHの「キヤリジ検出信号」が出
力され、Lキヤリジ20の磁石体44が近接した
ときは、そのSN極性に基づいて通常の出力電圧
より高くVhとなり、従つてオペアンプ132,
133より低レベルの「キヤリジ検出信号」が出
力される。
コンパレータ134,136はオペアンプ13
2,133からの「キヤリジ検出信号」に基づい
てKLキヤリジを判別するために用いられ、基準
電圧V2をレベル境界として動作し、後段のイン
バータ138,139から「H」のKキヤリジ信
号KP1を出力させ、コンパレータ135,13
7は同じく基準電圧V1をレベル境界として動作
することにより、「H」のLキヤリジ信号LP1を
出力させる。
インバータ138とコンパレータ135に接続
されたオア回路140は、Kキヤリジ信号KP1
及びLキヤリジ信号LP1の区別に関係なく、そ
のいずれかが入力したときに「H」の「左基準」
信号を出力させ、また、インバータ139とコン
パレータ137に接続されたオア回路141は、
同じくKキヤリジ信号KP1かLキヤリジ信号LP
1が入力されたときに「H」の「右基準」信号を
出力させ、更に、コンパレータ135,137に
接続されたオア回路142は、磁石体44が左右
のいずれの基準素子38,40に近接した場合で
あつても、Lキヤリジ信号LP1が入力したとき
に「H」の「KL判別」信号を出力させる。
第30図a,bには上記作動回路131の各部
の出力波形が磁石体42,43,44と各基準素
子38,40等の具体的な対応関係をもつて示さ
れており、特に、編針3の略一ピツチに相当する
間隔をもつて「H」の基準信号が出力され、しか
もその略中間時点でキヤリジの右走行時には
「VIDEO1」が「L」から「H」に立ち上がり、
左走行時には同じく「H」から「L」に立ち下が
る位置関係となつて、その各時点における有効割
込動作(詳細は後述される)を「左基準」或いは
「右基準」制御に特定している。
第31図において、143は位相素子32の作
動回路であり、発光ダイオード32aが電流制限
抵抗144を介して直流駆動されると共に、ホト
トランジスタ32bのエミツタに負荷抵抗145
が接続されて、そのエミツタ出力信号がシユミツ
ト回路146で波形整形されたのちに、「位相」
信号として出力される。第32図には作動回路1
43の出力波形が示されており、素子32が符号
円板29の三個の起立壁30に対応する都度、図
示されるような関係をもつて、「位相」信号がデ
ジタルコード語の「0」に対応する「L」の電気
信号として出力され、起立壁30のない部分にお
いては同じくデジタルコード語の「1」に対応す
る「H」の電気信号として出力される。
ところで、ベルト24を駆動源とする符号円板
29とカム輪54との連動関係において、位相素
子32が符号円板29の三個の起立壁30のいず
れかの略中央付近に対応するときは、カム輪54
の横作動カムACB,ACCがU字状杆51を作動
中であり、また起立壁30のない部分の中間に対
応するときは、横作動カムAC3,AC4がU字状
杆51を作動中であるように組付けられている。
従つて、例えば、ベルト24に連結したKキヤ
リジの磁石体42,43或いはLキヤリジの磁石
体44が基準素子38,40のいずれかに近接し
た場合、位相素子32が符号円板29における三
個の起立壁30のいずれかの略中央付近の位置、
或いは起立壁30のない部分の中間位置に対応す
る関係にあつて、しかも、カム輪54の横作動カ
ムACB,ACCがU字状杆51を作動中であると
きは、素子32が起立壁30に対応し、横作動カ
ムAC3,AC4がU字状杆51を作動中であると
きは、素子32を起立壁30のない部分に対応す
るようになる。
以上によつて、Kキヤリジ或いはLキヤリジの
いずれの場合であつても、各基準素子38,40
のいずれかに近接したときに出力される上記「位
相」信号の「0」、「1」によつてカム輪54の回
転位置を検知でき、またキヤリジとベルト24の
連結関係を知ることができる。
第33図において、157はセンサ92の作動
回路で、発光ダイオード94が電流制限抵抗15
8を介在して直流駆動されると共に、ホトトラン
ジスタ97のエミツタに負荷抵抗159が接続さ
れて、その後段の正転増幅回路を構成するオペア
ンプ156よりトランジスタ97が受光する光量
に応じて「H」のアナログ電気信号が「センサ出
力」として出力され、具体的には、第34図a,
bに示されるように、センサ92が案内板73の
高反射被膜に対応するときは、発光ダイオード9
4からの投射光が良好に反射された極めて高レベ
ルVHとなり、透光窓73aを通してカード59
上のパターンの描かれていない画素領域61を走
査するときは、カード表面より反射され或いはカ
ードを透過した光が案内台板72の前面より再び
反射されることにより若干レベルが低下して中レ
ベルVMとなり、パターン64が描かれている画
素領域61を差査するときは、更にレベルが低下
して低レベルVLとなる。
コンパレータ160は、「センサ出力」信号か
らデータパルスを分離形成するために用いられ、
基準電圧V1をレベル境界として、これより低い
レベルの「センサ出力」があつたときに「H」の
データパルスDP1を出力し、更にインバータ1
61に通して「L」のデータパルスDP2を出力
させるようになつている。コンパレータ162
は、「センサ出力」信号から読取クロツクパルス
を分離形成するために用いられ、基準電圧V2を
レベル境界として動作し、第34図a,bに示さ
れるように、案内板73の高反射被膜に対応して
「L」となり、各透光窓73aに対応して「H」
となるデジタル電気信号を「CLOCK」信号とし
て出力させる。
反転入力端子付のオア回路164,165は、
これらがラツチ回路を構成するように接続され、
一方のオア回路164に入力されるデータパルス
DP2をトリガーとしてセツト状態に入り、その
出力端子から「H」のセツト出力信号を「カー
ド・データ」信号として出力するようになつてい
る。また、他のオア回路165には、
「CLOCK」信号をインバータ163で反転した
信号の立ち下がりをトリガーとして「L」の定幅
リセツトパルスRPを出力する単安定回路166
の出力端子が接続され、これによつて
「CLOCK」信号が立ち上がる毎に、即ちセンサ
92が案内板73の各透光窓73aに突入する時
点毎に、「カード・データ」信号が「L」にクリ
アされ、次のデータパルスDP2の入力を待期す
るようになつている。
次に、第35図乃至第41図に示されるマイク
ロコンピユータ並びに周辺のインタフエイス回路
について詳細を説明すると、先ず、第35図にお
いて、MAINマイクロコンピユータ(以下MPUと
称す)と、第2のSUBマイクロコンピユータ
(以下PSU2と称す)は、富士通株式会社から提
供される4ビツト型マイクロコンピユータMB8
841によつて構成され、第1のSUBマイクロ
コンピユータ(以下SPU1と称す)は、同じく富
士通株式会社から提供される4ビツト型マイクロ
コンピユータMB8843によつて構成されてい
る。
MPU、SPU1,2の各EXta1端子には、夫々
のプロセツサが3μ秒で一命令を実行するよう
に、外付けの自走型パルス発生器167から、
4MHz(0.25μ秒)を周期とするクロツクパルス
φが与えられると共に、その各端子に、
第36図aに示されるパワーオンリセツト回路1
68からのリセツト信号が共通に入力さ
れて、同時に夫々のプログラム動作を開始するよ
うにしている。
SPU1の端子には、第21図の作動回路1
24から出力される「VIDEO1」信号が入力さ
れ、その「H」から「L」への立ち下がり時に外
部割込命令として直ちに所要の割込制御動作が実
行される。また、MPUの端子には、同じく
「VIDEO1」信号がノア回路169を介して入力
され、SPU1の出力ポートO3が常には「L」に
セツトされていることにより、「VIDEO1」の
「L」から「H」への立ち上がり時に外部割込命
令として直ちに所要の割込制御動作が実行される
と共に、SPU1が割込動作を行なつて必要を認め
た場合に出力ポートO3を「H」にセツトしたと
きにも、これをSPU1からの外部割込命令として
所要の割込制御動作が実行される。MPUの入力
ポートR8はSPU1の出力ラツチポートR15に
接続されており、SPU1が出力ポートO3を
「H」にセツトするときは、予めその出力ポート
R15を「H」にセツトしておくことにより、
MPUがその入力ポート8の信号状態を見ること
によつて、SPU1からの外部割込命令かそうでな
いかを判別できる。SPU1の入力ポートR12と
MPUの入力ポートR11には、外部割込命令を
有効とするか否かを判定するための「VIDEO2」
信号が共通に与えられている。
MPUには256ワード×4ビツト構成の外部
RAMが接続されており、出力ラツチポートR0
〜R7を利用してRAMアドレスA0〜A7が指
定され、かつ入出力ポートR12〜R15を用い
て一ワード4ビツトのデータが並列的に入出力さ
れる。このとき、出力ポートO7,O8は、外部
RAMに対するデータの読出し書込み命令に用い
られ、具体的には、ポートO8が「L」にセツト
されることでデータ書込みが行なわれ、ポートO
7が「L」にセツトされることでデータが読出さ
れる。
MPUの入力ポートK0には、第28図に示さ
れる作動回路131の「KL判別」信号が入力さ
れ、また入力ポートK1,K2には同じく「左基
準」、「右基準」の各信号が入力され、更にポート
K3には第31図の作動回路143の「位相」信
号が入力されると共に、出力ポートO3を含めて
予め内部PLAによつてプログラムされた出力ポ
ートO0,O1(O2は使せず)は、例えば、ポ
ートO0が「H」にセツトされることにより上記
左表示ランプL15を点灯させ、ポートO1が
「H」にセツトされることにより右表示ランプL
16を点灯させるように、夫々のランプ駆動用ト
ランジスタ170,171に接続されている。
MPUの並列出力ポートP0〜P3には、第3
7図に示されるようなデコーダ回路172が接続
されており、ポート出力信号たるBCD信号をそ
のままに入力する第一のデコーダDE1は、BCD
−TO−DECIMALデコーダからなり、「0」〜
「9」の入力デーダに応じてランプ形LEDからな
るランプL0〜L9を選択的に点灯させるように
動作して、例えば、ランプL5を点灯させる場合
は、並列ポートPから入力される「5」のデータ
に対応させて、ランプL5に接続する(5)のデコー
ド出力端子を「L」出力とする。また、ポートP
3の出力信号のみをインバータ173で反転して
入力する第二のデコーダDE2は、同じくBCD−
TO−DECIMALデコーダからなり、「A」〜
「D」のポート出力データに応じてランプL10
〜L13を選択的に点灯させるように動作し、具
体的には、「A」の出力データでランプL10を
点灯させ、「B」の出力データでランプL11を
点灯させ、同じく「C」、「D」の出力データで、
ランプL12或いはOKランプL13を点灯させ
る。
MPUのシリアル入力端子SIには、SPU2の出
力ポートR7が接続されており、SPU2が各種の
制御動作を実行している間は同ポートR7を
「L」出力にしておくことにより、MPUが端子SI
の入力状態を内部クロツク起動により取込んで、
SPU2が「BUSY」かそうでないかを確認するこ
とができる。
SPU2の入力ポートK0〜K3には、「0」〜
「9」の数字キー110並びにその他のキー11
2〜118が、所要の出力ポートR0〜R4との
間(第35図参照)で接続されると共に、入力ポ
ートR5,R6と同じく出力ポートR0〜R3の
所要のものとの間で、ヨコ倍スイツチSW0、タ
テ向きあいスイツチSW4、模様選択スイツチの
一方の接点SW5、もようBの左右はんたいスイ
ツチSW2、ダブルあみこみ(KBC)スイツチ
SW6、もようAの左右はんたいスイツチSW
3、タテ倍スイツチSW7、正逆はんたい
(KHC)スイツチSW8が、夫々にバツフア(▽
印で示される)を介して接続され、出力ポートR
0〜R4の所要のものを選択的に「L」に出力す
ることで、各キーのON、OFFの内容がKポート
に入力され、また、出力ポートR0〜R3を選択
的に「L」出力することで、各スイツチSWの接
点内容がポートR5,R6に入力され、即ち、キ
ーSWスキヤンを行なうことができる。
SPU2の入力ポートR9には、マイクロスイツ
チ122の接点内容が入力するように接続されて
おり、また、入力ポートR10には、模様選択ス
イツチの他方の接点SW1の内容が入力するよう
に接続されている。
SPU2のシリアル入力端子SIには、第33図の
作動回路157から出力される「カード・デー
タ」信号が入力され、かつシリアルシフトクロツ
ク端子と入力ポートR11に「CLOCK」信号
が入力されており、その「CLOCK」信号の入力
状態をポートR11で確認することができると共
に、「CLOCK」信号の「L」レベルにより端子
SIから入力する「カード・データ」信号を内蔵の
シリアルバツフアに記憶し、かつそのバツフア内
容を1ビツトずつシフトして、一ワード4ビツト
ずつのブロツク単位として「カード・データ」信
号を直列的に取り込むようにしている。
SPU2の並列出路ポートPのうちのポートP
2,P3は、それらが選択的に「H」出力とされ
ることにより、LRランプL17或いはエラーラ
ンプL14を点灯させるように、夫々のランプ駆
動用トランジスタ174,175に接続されると
共に、出力ポートO4を含めて予め内部PLAに
よつてプログラムされた出力ポートO5(O6,
O7を使用せず)は、これに接続された単安定回
路176を「L」セツト出力時の立ち下がりでト
リガーすることにより、トランジスタ177のオ
ン動作で発振器内蔵の電子ブザーBSを短時間だ
けピツと鳴響させる。
SPU2の並列出力ポートPのポートP0,P1
は、カード59の段送り制御のために用いられ、
第39図に示される二個のアンド回路154,1
55を介在してパルスモータ80の駆動回路17
8に接続されて、各ポートP0〜P1に第40図
a,bに示される「H」、「L」のセツト信号が出
力されるとき、二個のインバータ179,180
並びにインバータ・ドライバ181〜184を介
してパルスモータ80の所要の励磁巻線MD1〜
MD4に通電させる。二個のアンド回路154,
155の他方の入力端子には、第36図aのパワ
ーオンリセツト回路168から出力される
信号が与えられ、これによつて、電源ス
イツチ123がオンされた直後のパルスモータ8
0の乱れを防止すると共に、SPU2がリセツト信
号の解除で制御動作を開始するに伴ない各ポート
P0,P1のセツト出力信号をそのまま素通しさ
せて、パルスモータ80の制御を可能にしてい
る。
SPU2の並列出力ポートO0〜O3は、上記出
力ポートO4〜O7と同じくPLAによつてプロ
グラムされており、このうちのポートO0〜O2
が第38図に示される直流モータの駆動回路18
5に接続されて、例えば、ポートO0が「H」出
力にされることにより正転用トランジスタ186
〜188がオンして直流モータ86を正転駆動さ
せ、センサ92を右方向に往動走行させると共
に、その往動走行の終了時にポートO0に替えて
ポートO1が「H」出力されることにより、逆転
用トランジスタ191〜193がオンして直流モ
ータ86を逆転駆動させ、センサ92を左方向に
往動走行させると共に、その往動走行の終了時に
更にポート01に替えてポートO2が「H」出力
されることにより、逆転用トランジスタ191〜
193のコレクタ電流を減少させて直流モータ8
6に通電する電流を減少させ、即ち、その逆転力
を弱めた保持電流状態として、基台88が左側の
圧縮スプリング91に衝当した読取り待期位置に
保持する。
一方、SPU1の出力ラツチポートR0〜R11
と並列出力ポートPは、上記16個の電磁石SL0
〜SLFからなる電−機変換部材48の通断電制御
をするために用いられ、ポートR0〜R11は、
その各ポート番号とSL番号とを一致(但し16進
コード)させて、R0がSL0に、R1がSL1
に、R2がSL2に……R11がSLBに対応する
ようになり、また並列出力ポートPは、その下位
のビツト番号より順にポートP0がSLCに、P1
がSLDに、P2がSLEに、P3がSLFに対応する
ようにして、第35図にブロツク的に示す三個の
インバータ・ドライバ用IC(6個のインバー
タ・ドライバ内蔵)194〜196を各ポートに
各別なアンプとした介在のもとに接続され、各ポ
ートが「H」出力されている間、これに対応する
電磁石SLに通電するようにしている。
また、SPU1の並列出力ポートO4〜O7は、
第35図の右側に示される表示駆動回路197に
接続され、具体的には、そのポート出力データが
BCD−TO−7、SEGMENTデコーダDE3に入
力されて、置数表示部111を構成する三桁のセ
グメント素子SE0〜SE2(SE0が下位)に共通
なセグメント表示データが提供される。そして、
上記出力ポートO3を含めて予め内部PLAによ
つてプログラムされた並列出力ポートO0〜O3
のうちのポートO0〜O2は、表示駆動回路19
7において、各セグメント素子SE0〜SE2をダ
イナミツク駆動するために用いられ、ポートO0
を「H」出力することでSE0を点灯させ、ポー
トO1を「H」出力することでSE1を点灯さ
せ、ポートO2を「H」出力とすることでSE2
を点灯させるようにしている。デコーダDE3の
インヒビツト端子BIには、第36図のパワーオ
ンリセツト回路168からRESET信号が与えら
れ、パワーオン直後のセグメントデータ出力が一
時的に禁止されてセグメント素子SE0〜SE2の
ちらつき表示が防止される。
第35図において、SPUは電磁石SL0〜SLF
と置数表示部111の具体的な制御動作を実行
し、その基礎となるデータ、例えば、ポートR0
〜R11、P0〜P3のいずれに対応する電磁石
SLの通電を開始すべきか、置数表示部111に
いかなる数値を表示させるかの各種データは、
夫々に必要とされる時期にMPUから提供され
る。また、SPU2は各種キーとスイツチSWのス
キヤンを行なつたり、パルスモータ80並びに直
流モータ86の駆動制御、更にはカード読取り制
御等を実行し、かつその検出データ等をMPUに
転送する制御をも行なうが、夫々の制御開始命令
を代表するデータは、必要とされる時期にMPU
から提供される。
即ち、システムの電気的なコントロール部分は
全てMPUによつて統括的に制御され、キーSWス
キヤン・カード送り等の各種の具体的制御動作を
SPU1、SPU2が補助する構成であつて、このた
めに各プロセツサ間ではデータ転送のためのバス
ラインが確保されている。
第35図においてMPUの入出力ポートR12
〜R15は、SPU1の入力ポートK0〜K3ポー
トと、SPU2の入出力ポートR12〜R15に対
しても共通に接続されており、これをデータバス
ラインとしてMPUからSPU1に、MPUからSPU
2に、SPU2からMPUに夫々データ転送を可能
にしている。MPUの出力ポートO5と入力ポー
トR9は、SPU1の入力ポートR13と出力ポー
トR15に対して夫々接続されており、また
MPUの出力ポートO3と入力ポートR10は、
SPU2の入力ポートR8と出力ポートO4に対し
て夫々接続されており、これらの各ポートの信号
状態を相互に確認することによつてデータ転送の
タイミングをとるようにしている。MPUの出力
ポートO4は、SPU2の端子に接続されてお
り、MPUが割込制御動作に基づいてSPU1にデ
ータ転送を行なう場合、予めポートO4を「L」
出力とすることでSPU2に外部割込命令を与え、
SPU2のポートR12〜R15を全て「H」出力
とさせることにより、SPU1へのデータバスライ
ンを確保する。
第35図において、外部RAMの電源端子VCC
には、第41図aに示される電源回路198で、
通常のAC100V電源からトランス199並びに直
流安定化回路200に通して得た+5V強の直流
電源が、順方向降下電圧0.4Vのダイオード20
1を介して供給される前に、メモリバツクアツプ
用補助電源たる2本直列の単3乾電池(1.5V×
2)202によつて、AC00V電源のオフ時に同
じく順方向降下電圧0.4Vのダイオード203を
介して供給され、RAMの記憶内容の揮発を防止
するようにしている。また、電源回路198から
得られる+12Vの直流電源は、直流モータ86の
駆動回路185(第38図)、パルスモータ80
の駆動回路178(第39図)、電子ブザーBSの
作動回路(第35図)及び電磁石SLの励磁コイ
ルの夫々に供給されると共に、安定化回路200
を通して得た+5V強の直流電源は、ダイオード
204で若干(0.4)電圧降下されたのちに、
MPU,SPU1,2の各プロセツサの電源端子
VCCに供給され、更には上記センサ92の発光
ダイオード或いはホトトランジスタ等を始めとす
る電気素子の+5V端子に夫々供給される。
第41図aにおいて、205は外部RAMのパ
ワーON、OFF時のデータ保持を確実なものとす
るための付加回路で、外部RAMのチツプイネー
ブル端子CE2に供給される電圧を、第41図b
に示されるように、パワーON時には「+5V」ラ
インの直流電源電圧より立ち上がりが遅く、パワ
ーOFF時には早く立ち下がるようにしている。
第42図に示される外部RAMのアドレス構成
において、システムフラグのメモリとして割当て
られた各フラグ内容の詳細は、第45図に明示さ
れるMPUのフラグレジの内容と同じであり、主
に、電源OFF時のフラグ内容の保護を目的とし
て、フラグレジの一部(Yアドレス0〜4)の内
容が格納されており、次のパワーON時に有効的
に利用される。外部RAMにおいて「(1)〜(c)」で
示されるアドレス部分は、夫々がランプL1〜L
12の点灯表示に応答して置数された入力データ
を格納するためのステツプメモとして用いられ、
例えば、ランプL1に対応する置数データが「始
段(1)」のアドレス部分に記憶され、同じくランプ
L2に対応する置数データが「終段(2)」のアドレ
ス部分に記憶されるようにして、しかも置数デー
タの他に左右データを必要とする「選左A(6)」等
のアドレス部分には、その各一ワード(A4〜7
→Dのアドレス)が左右の区別データ用として割
当てられ、左(L)=1、右(R)=2の数値内容
で記憶される。そして、その他のステツプメモ
「(1)〜(4)」「(8)、(9)」の左右区別用アドレス部分に
は、左右の区別のないデータ、即ち、「0」のデ
ータがいつも記憶される。また、多段(中段)用
「DN・REG」のアドレス部分には、センサ92
がカード59上で対応する画素領域61の段数或
いはカードセツト状態を表わす段数データとして
の「0」の段数が記憶され、「クリア(D)」のアド
レス部分には、置数表示部111に「0」をクリ
ア表示するためのデータ、即ち「000」のデータ
がいつも記憶され、それらの左右区別用アドレス
部分にも「0」が記憶される。
第42図に示される外部RAMのアドレス構成
において、「正右」、「正左」の各アドレス部分
は、第一の記憶装置たるカードデータメモとして
割当てられ、例えば、第一の記憶部たる「正右」
メモリに、上記センサ92が右方に向かつて往動
走査したときに得られるデジタル電気信号、具体
的には、その作動回路157(第33図)から出
力される「カード・データ」信号がヒツトアドレ
ス「0」より順にビツトアドレス「59」まで出
力順に記憶されると共に、第二の記憶部たる「正
左」メモリに、センサ92が左方に復動走査する
ときに得られる「カード・データ」信号がビツト
アドレス「0」より順にビツトアドレス「59」ま
で出力順に記憶される。
これら第一及び第二の記憶部たる「正右」、「正
左」メモリは、上記センサの往復走行で順次に走
査するカード59上の画素領域61に対応して、
夫々が一ビツトを一画素領域61に対応させる構
成からなり、各ビツト内容が「カード・データ」
信号の同じ出力順で指定されるように、例えば、
往復いずれの走行時であつても、その各走行時の
最初に出力される「カード・データ」信号がビツ
トアドレス「0」に記憶され、次いでビツトアド
レス「1」、ビツトアドレス「2」というように
順序よく記憶され、最後にビツトアドレス「59」
に記憶されて、常に「1」の画素領域61に基づ
く「カード・データ」信号が「正右」メモリのビ
ツトアドレス「59」に記憶され、「2」の画素領
域61に基づく信号が「正右」メモリのビツトア
ドレス「1」に、「正左」メモリのビツトアドレ
ス「58」に記憶されるようにして、以下順序よく
記憶されるようになり、「60」の画素領域61に
基づく信号が「正右」メモリのビツトアドレス
「59」に、「正左」メモリのビツトアドレス「0」
に記憶される。即ち、「正右」メモリには、カー
ド59上の画素領域61にならつてそのままのビ
ツト配列順で記憶され、かつ「正左」メモリには
左右に反転したビツト配列順位で記憶される。こ
のビツトアドレスの詳細は第42図において部分
的に例示されている。
第42図の外部RAMにおいて、「データ・セツ
トメモ」及び「データ・チエンジメモ」で示され
るアドレス部分は、その夫々に少なくとも200ビ
ツトのアドレスをもつて針床2上の各編針3に対
応する第二の記憶装置として割当てられ、その
夫々に各ビツト内容が編針3と一対一の関係で対
応するようにして、例えば、選針あり=1、選針
なし=0のデジタル電気信号が記憶され、しかも
針床2上で最左端の編針、即ち「左100番」の編
針に対応するビツトアドレスを「200」として、
これより右側に隣接する「左99番」の編針に対応
するビツトアドレスを「201」というように順序
よく数えて「右100番」の編針に対応するビツト
アドレスを「399」として指定できるようにして
いる。第42図にはこれらの「データ・セツトメ
モ」及び「データ・チエンジメモ」における
「200〜399」のビツトアドレス構成が部分的に例
示されている。
MPUの内部に構成されたデータメモリRAM
(以下、内部RAMと称す)は、第43図に示され
るアドレス構成からなり、システムフラグのレジ
スタ(フラグレジ)として割当てられた各フラグ
内容の詳細は、第45図に明示される通りであ
り、また、ワーキングレジスタとして割当てられ
た各レジ内容は第44図に示されている。第43
図に示されるMPUの内部RAMにおいて、特にSL
番号カウント用の「Nd」レジは上記16個の電磁
石SLの番号に対応して「0〜F」の16進数でカ
ウント動作を行なうソフトカウンタであり、ま
た、キヤリジカウント用の「C・REG」は、針
床2上のキヤリジ位置を代表して、上記外部
RAMにおける「データ・チエンジメモ」のビツ
トアドレスを指定するように、少なくとも「200
〜399」のカウント動作を行ない、実用的にはこ
れを更に越える範囲でカウントするソフトカウン
タである。同じくADDRカウント用の「K0、
K1」レジは、上記第一の記憶装置たる「正右」、
「正左」メモリに共通したビツトアドレスを指定
するように「0〜59」のカウント動作を行なうソ
フトカウンタであり、また転送用「D′・REG」
(D2〜D0)は、置数表示されるべき数値デー
タ等を記憶して、特にMPUからSPU1にデータ
が転送されるときに有効利用される。
一方、SPU1の内部RAMは、第48図に示さ
れるアドレス構成からなり、システムフラグのレ
ジ及びワーキングレジスタとして割当てられた各
フラグ及びレジ内容の詳細は、第49図に示され
る通りであり、特に、転受用、、レジは
MPUから転送されてきた置数データを格納し、
その各レジ内容にいわゆる零消し処理を加えたデ
ータを「D・RES」(D2〜D0)に記憶してそ
の後の表示制御に有効的に利用される。
SPU2の内部RAMは、第46図に示されるア
ドレス構成からなり、システムフラグ及びワーキ
ングレジスタとして割当てられた各フラグ及びレ
ジ内容は第47図に示される通りである。
さて、上記構成からなるMPU,SPU1,2の
具体的な制御動作は、第57図乃至第87図に示
されるフロー線図によつて理解されるが、以下そ
の詳細について、第42図乃至第49図の各アド
レス構成図等をも参照して説明する。
先ず、SPU1の制御動作を、第57図、第60
図乃至第63図のフロー線図に従つて説明すると
第60図のメインフローにおいて、SPU1はパワ
ーオンリセツトによりプログラムカウンタの
「0」を始点に制御動作を開始し、始めにシステ
ムクリアとして、OLポートO0〜O3の全てを
「L」出力とすることで置数表示部111のセグ
メント表示を消滅したままとすると共に、Pポー
トに「0」を出力してP0〜P3を「L」にセツ
トし、かつポートR0〜R11を「L」出力とし
て電磁石SL0〜SLFを全て断電状態にする。
続いて、SPU1は第61図に示される「デイス
プレイ」のフローに従つて、「D・REG」の内容
を置数表示部111にセグメント表示させる。具
体的には始めに表示桁指定用レジに「4」を格
納させたのち、「D2」をアドレス指定するように
レジ「Dn」をセツトし、これに基づいて呼出し
た「D2」の内容を「F」でないことを条件にポ
ートOH(O4〜O7)に出力させ、直後にレ
ジの内容たる「4」をポートOL(O0〜O3)
にセツトして、予めプログラムされたPLAによ
り、即ち、「4」→ポートO2=H、「2」→ポー
トO1=H、「1」→ポートO0=H、「0」→H
出力のポートOLなしとなるPLA構成に従つて、
上位桁のセグメント素子SE2をドライブさせ、
「D2」の内容を点灯表示させる。
そして、同素子SE2の点灯表示を約200μ秒続
行させたのちに消滅させ、次いで、レジに
「2」を格納し、「D1」がアドレス指定されるよ
うに「Dn」をセツトしてから再び前述同様にし
て呼出した「D1」の内容をセグメント素子SE1
に約200μ秒点灯表示させる。続いて、レジに
「1」を格納し、「D0」がアドレス指定されるよ
うに「Dn」をセツトしてから、上記同様な作用
で呼出した「D0」の内容をセグメント素子SE0
に点灯表示させる。若し、呼出された「D2」〜
「D0」の内容が「F」であれば、これに対応する
セグメント素子SEがドライブされず、例えば、
「D・REG」の内容が「FF0」であればSE0のみ
に「0」が表示されてSE2,SE1にはいわゆる
零消しによつて何も表示されないままである。
第61図において、SPU1は上記のようにして
「デイスプレイ」の制御動作を行なう途中に、ポ
ートR13が「L」であるかをチエツクするタイ
ミング動作を行ない、具体的には、レジの内容
でOLポートを出力セツトしてから、SPU1に内
蔵のタイマを200μ秒にセツトしてスタートさ
せ、その後にポートR13が「L」かどうかのチ
エツク動作と、タイマが200μ秒を計時してタイ
マオーバ(終了)フラグがセツトされているかを
チエツクする動作とをくり返す。即ち、SPU1は
制御の基礎となるデータがMSUから転送される
にあり、具体的には第57図のタイミングフロー
に従つて、MPUがデータ転送を行うときには、
「選針なし」を代表する「A」の数値データ、「選
針あり」を代表する「B」の数値データ、「ハツ
チオープン(OPEN)」を代表する「C」のデー
タ・「ハツチクローズ(CLOSE)」を代表する
「D」のデータ、並びに「表示データ」の各桁内
容を代表する「0」〜「9」の数値データを、予
めポートR12〜R15にセツトしてから、ポー
トO5を「L」出力とすることにより、SPU1
は、ポートR13をチエツクしてこれが「L」信
号の転受命令かどうかを判断する。そして、ポー
トR13がMPUからのデータ転送なしの「H」
のままで、先にタイマオーバフラグがセツトされ
れば、上記「デイスプレイ」の制御動作をそのま
ま続行して、「D・REG」の内容を置数表示部1
11に継続して表示させる「表示モード」にある
間、上記「デイスプレイ」の制御動作をくり返し
て、ダイナミツク駆動方式による三桁のセグメン
ト表示を行なう。しかし、SPU1は若しポートR
13がデータ転送ありの「L」信号を入力する
と、上記「デイスプレイ」動作を中止して直ちに
第57図のタイミングフローに従いMPUからの
転送データを受ける。即ち、ポートR13が
「L」入力であれば、直ちにポートK0〜K3を
通して転受したデータをレジに格納し、ポート
R14を「L」出力として転受終了をMPUに知
らせる。MPUがこの転受終了をポートR9で確
認して、ポートR12〜R15に「F」のデータ
を出力したのちポートO5を再び「H」に戻す
と、SPU1は、ポートR14を「H」に戻してか
ら、直ちに第60図のメインフローに従つて転受
データに基づく各種の制御動作を実行する。
例えば、上記「デイスプレイ」の動作中に、新
たな「置数(表示)データ」として、「0」〜
「9」のいるれかの置数データが転送された場合
には、計3桁のデータを転受するために、最初の
転送データたるレジの内容をレジに書移して
から、再び上記同様なタイミング動作を行なつて
MPUからの2回目の転送データレジに軸受し
て、その内容をレジに書移してから再び同じタ
イミング動作でMPUからの3回目の転送データ
をレジに格納する。こののち、SPU1は、第6
2図の「データチエンジ」フローに移行して、
、、レジの三桁の内容にいわゆる零消し処
理を加え、具体的には、三桁の各データから判断
して表示をする必要のない「0」のデータを
「F」に変換し、その他のデータをそのままに
「D・REG」のD2〜D0に書移す。例えば、
、、の内容が「000」であるときは
「FF0」に変換し、「010」であれば「F10」に変
換するようにして、また「100」のとき等はその
ままに「D・REG」に書移すようにしている。
そして、SPU1は上記「データチエンジ」の実行
後に、再び「デイスプレイ」動作に戻つて、それ
まで表示させていたセグメント内容に替えて、新
たにMPUから転送されたデータを置数表示部1
11に点灯表示される「表示モード」を継続し、
そのときどきにタイミングのチエツク動作を行な
う。尚、MPUから転送される「置数(表示)デ
ータ」は、その内部RAMにおける「D′・REG」
の各桁内容であり、その上位桁のD2から順にD
0までの各数値内容が転送されるものであり、
SPU1の表示用「D・REG」の桁順位に一致し
ている。
ときに、MPUからの転送データが「D」であ
つた場合には、これが「ハツチクローズ」を代表
する数値データと判断して、ハツチフラグ用レ
ジにハツチ閉の「0」を格納し、次いで、ポート
OLに「0」を出力セツトして、セグメント素子
SE2〜SE0による点灯表示を中止させてから、
上記タイミングのチエツク動作のみをくり返す
「待期モード」となつて、ポートR13が「L」
であるかを尋ね続ける。即ち、ハツチ120が閉
鎖された状態においては、置数表示部111に何
も表示させる必要がないことから、上記「デイス
プレイ」動作を省いて、MPUからの次のデータ
転送を待ち続ける。
そして、例えばMPUから「A」、「B」の選針
データが転送された場合には、その転受データを
レジに格納したのち、次いでMPUから転送さ
れるデータを待期して前述同様なタイミングのチ
エツク動作に入り、先の「選針ありなし」のデー
タに続いて転送される「電磁石SLの番号」デー
タを転受し、これをレジに格納する。そして、
レジの内容に基いて、これが「選進なし」を代
表する「A」であれば、レジの内容たるSL番
号に対応する出力ポートをR0〜R11,P0〜
P3のなかから選択して、対応するポートを
「H」にセツトして電磁石Sを通電(ON)させ、
またレジの内容が「選針あり」を代表する
「B」であれば、同じく対応する出力ポートを
「L」にセツトして電磁石SLを断電(OFF)させ
る。即ち、本例では、K、Lキヤリジ13,20
の走行に伴ない、そのいずれのキヤリジが左右い
ずれの方向に走行する場合にあつても、第9図に
示されるように選針時点Fから編針3の11ピツチ
分先行して電磁石SLを通断電制御する設定であ
つて、しかも編針3の1ピツチずつの走行に関連
して、MPUから「選針ありなし」のデータが順
序よく転送される関係にあることから、特に、
KLキヤリジの判別データを必要とせず、また編
針3の16ピツチ分の走行の間、電磁石SLの通電
を続行する構成であるので、例えば、それ以下の
通電期間に設定した場合のように、電磁石SLの
断電時期を別個に割出す必要もない。従つて、
SPU1は、「選針ありなし」のデータがMPUから
転送される毎に、そのままの転送データに基いて
直ちに電磁石SLが通断電されるように動作す
る。
そして、SPU1は、上記「選針ありなし」の制
御動作を実行したのち、再び上記同様なタイミン
グのチエツク動作に入り、ポートR13が「L」
であるかをくり返し尋ね始める。このような「待
期モード」のチエツク動作において、例えば、
MPUから「C」データが転送された場合に、
SPU1は、これを「ハツチオープン」を代表する
数値データと判断して、直ちに「表示モード」と
なり、レジにハツチ開としての「1」を書込ん
でから、上記「デイスプレイ」動作へと移行し
て、再び置数表示部111によるセグメント表示
を実行し、その直後にMPUから転送されてくる
「表示データ」としての段数用「DN・REG」の
内容を置数表示部111に点灯表示させる。
第60図のメインフローに従つて上記各制御を
実行するSPU1は、その端子に「L」の外部
割込命令が与えられると、即ち、「VIDEO1」信
号が「H」から「L」に立ち下つたときに、直ち
に第60図のメインフローから抜け出て第63図
フローに従う割込制御を実行し、その後にメイン
フローに戻る。第63図フローにおいて、SPU1
は予めACC・X・Yのレジ退避をしたのち、ポ
ートR12の入力たる「VIDEO2」信号を調べ
て、これが「L」であればそのときの外部割込を
無効として、直ちにレジの内容からハツチ開で
あればPポートP0〜P3とR0〜R11のポー
トを全て「H」出力として、電磁石SL0〜SLF
を全て通電させる非選針状態としてから、レジ回
復ののちにメインフローに戻るが、例えば「H」
の「VIDEO2」信号であると、これを有効割込と
してMPUに知らせるべく、ポートR15を
「L」にセツトしてから、ポートO3を「H」に
セツトしてMPUに外部割込命令を与える。そし
て、MPUがこれを確認するまでの時間を経たの
ちに、ポートO3,R15を夫々元に戻し、次い
でレジの内容から若しハツチ開であれば上記同
様にポートP0〜P3,R0〜R11を全て
「H」出力として、レジ回復ののちに、メインフ
ローに戻る。
第23図乃至第26図に示されるMPU,SPU
1の外部割込のタイミングからして明らかなよう
に、SPU1がMPUに対して外部割込を与える時
点は、キヤリジ13,20が左方向に走行してい
る場合であつて、キヤリジ中心線C,Dが各編針
3間の中央位置に対応する時点に一致し、その都
度SPU1からMPUに有効的な外部割込命令が与
えられる。即ち、本例では、キヤリジの編針ピツ
チに関係した針パルス出力を、ハードのロジツク
回路からなるキヤリジ位置検出回路に代替えして
プロセツサのプログラム制御によつて実行してい
る。
また、キヤリジ13,20が左方向に走行して
SPU1からMPUに外部割込命令が与えられると
き、及び右方向に走行して有効な割込命令が与え
られないときのいずれの場合にあつても、若しハ
ツチ開であれば、キヤリジの編針3の一ピツチ走
行毎に、ポートP0〜P3,R0〜R11を全て
「H」出力にする動作がくり返されて、選針なし
の状態が確保される。
次に、SPU2の制御動作について、第58図、
第59図、第64図乃至第79図のフロー線図に
従つて説明すると、先ず、第64図において、
SPU2はパワーオンリセツトによりプログラムカ
ウンタの「0」を始点に制御を開始し、始めに並
列出力Pポートに「0」データを出力してポート
P0〜P3を「L」出力とすることにより、パル
スモータ80を初期停止の励磁状態に安定させ、
かつエラーランプL14とLPランプL17を消
灯のままとすると共に、OLポートO1〜O3の
全てを一旦「L」出力として直流モータ86の非
動作を確保し、更にその内部RAMのシステムフ
ラグ及びレジのなかで必要とされるものを初期の
リセツト状態とする。例えば、後述するキーイン
のステツプ順を表わすレジに「0」を格納し、
或いは置数データ用「Z・REG」(Z2〜Z0)
を「000」にクリアさせる等して、その後にキー
入力許可用フラグレジに「B」を格納する。
第47図のレジ詳細に示されるように、レジ
は、「1」、「2」、「4」、「8」の重みをも各ビツ
ト内容に応じて、「1」の重みをもつ0のビツ
トが「0」〜「9」の数字キー110に対応し、
「2」の重みをもつ1のビツトがステツプキー
113に対応し、同じく「4」の重みをもつ2
のビツトが左右キー114,115に、「8」の
重みをもつ3のビツトがフアンクシヨンキーで
代表される段戻しキー116、あみ始めキー11
7及びあみ直しキー118に夫々対応するように
して、各ビツトが「1」のときにキー入力許可、
「0」のときにキー入力不可を表わすフラグ内容
が記憶される。そして、SPU2は、上記各キーが
操作される毎に、キー入力許可フラグたるレジ
の内容を尋ね、許可であればそのときのキー操作
を有効としてこれに基づく制御を行ない、同じく
不可であれば無効なキー操作として応答せず、ま
た訂正キー112についてはレジの内容に関係
なく、いつも有効的なキー操作として応答する。
従つて、上記パワーオンリセツトの初期において
レジに格納された「B」データは、左右キー1
14,115のみ無効として、その他のキーを有
効な入力状態とする。
尚、SPU2は上記SPU1及びMPUと同じくパ
ワーオンリセツトにより各出力ポートが「H」に
自動セツトされる構成であることから、特にポー
トO5をプログラム命令でセツトする必要がな
く、電子ブザーBSの動作待期状態となる。
その後、SPU2はポートO1を「H」出力とす
ることにより直流モータ86を逆回転させて、セ
ンサ92を左方の読取り待期位置に移動させるよ
うにし、若しセンサ92が右方位置にあつたとし
ても左方位置に復動するに必要な時間(200m
秒)を経過したのちに、ポートO1を「L」出力
に戻し、ポートO2を「H」出力として逆保持状
態にする。即ち、パワーオン時には、センサ92
が必らず左方の読取り待期位置に停止してその後
の読取り走行に備えられる。
次いでSPU2はポートR7を「H」出力(パワ
ーオン時にはすでに「H」になつている)とし
て、そのポート信号によりSPU2が「NO・
BUSY」のデータ転受状態にあることはMPUが
自由にチエツクできるようにしてから、タイミン
グのチエツク動作を行なう「待期モード」とな
る。即ち、SPU2は各種制御の開始命令が夫々を
代表する数値データとしてMPUから転送される
関係にあり、具体的には第58図のタイミングフ
ローに従つて、MPUがSPU2に対してデータ転
送を行なうときには、「ハツチオープン?」を代
表する「1」のデータ、「カード読取り」を代表
する「2」のデータ、「キーSWスキヤン」を代
表する「3」のデータ、「編直し転送」を代表す
る「4」のデータ、「パワーオン転送」を代表す
る「6」のデータを予めポートR12〜R15に
セツトしてから、ポートO3を「L」出力とする
ことにより、SPU2は、ポート8をチエツクして
これが「L」信号の転受命令かどうかを判断す
る。
そして、SPU2は、「待期モード」において常
にポートR8をチエツクしてMPUからのデータ
転送を待期する動作をくり返し、若し、ポートR
8が「L」入力であれば、直ちにポートR12〜
R15を介して軸受したデータをレジに格納
し、ポートO4を「L」出力として転受終了を
MPUに知らせる。MPUがこの転受終了をポート
R10で確認して、ポートR12〜R15に
「F」のデータを出力したのちポートO3を再び
「H」に戻すと、SPU2は、ポートO4を「H」
に戻してから、直ちに第64図のメインフローに
従つてポートR7を「BUSY」の「L」出力にし
てから軸受データに基づく制御動作を開始する。
例えば、軸受データたるレジの内容が「6」
であつたとき、これを「パワーオン転送」の制御
開始命令として動作し、その後に上記と同様な第
58図のタイミングフローに従つてMPUから転
送されるデータを、SPU2の内部RAMの所要の
レジに格納する。即ち、本例において、SPU2は
カード59の実質的な送り制御動作を担当し、例
えば、ダブル編込み編やタテ倍の各種の選針モー
ドに応じて、キヤリジの走行反転に伴なうカード
59の送り動作を実行するか否かをMPUが判断
し、そのカード送り戻しの前置指令たる「カード
読取り指令」をSPU2を与えると、更にSPU2が
カード59をどちらの方向に送るのか等を自身で
も判断する構成であり、また、全もようが選択さ
れた場合には、くり返し模様単位の基準位置を
SPU2が判断して、MPUに知らせる構成である
が、特にそれらの基礎となるデータをSPU2自身
がメモリ保護する(パワーOFF時に)ことがで
きないために、これらの基礎データをMPUが外
部RAMに記憶させておく。従つて、パワーオン
時には、必らずMPUが基礎データをSPU2に転
送する関係にあり、その転受データに基づいて以
後の制御動作を進める。
このような「パワーオン転送」において、
MPUから送られるデータは、外部RAMの段数
(中段)用「DN・REG」、「始段(1)」と「終段
(2)」、「模左A(3)」と「模右A(4)」の各メモリ内容
及びカード送り方向のフラグ内容であり、SPU2
はこれらの転送データを内部RAMの、段数(中
段)用「G・REG」、始段用「H・REG」、終段
用「O・REG」、カード送り方向フラグ用レ
ジ、模左用「F・REG」、模右用「R・REG」に
格納する。そして、「パワーオン転送」を終了し
たSPU2は、再びポートR7を「NO・BUSY」
の「H」出力にしてから、ポートR8のチエツク
動作に移り、MPUからの次のデータ転送を待期
する。
また、SPU2はMPUから「2」のデータを転
受したとき、これを「カード読取り」の制御開始
命令として動作し、第65図の「カード読取り」
フローに従つて制御を行なう。即ち、SPU2は始
めに、センサ移動方向用レジに右方向データた
る「0」を書込み、内蔵のタイマを200m秒にセ
ツトしてスタートさせてから、ポートO0を
「H」にすることでセンサ92を右方向に往動さ
せ、ポートR11の入力信号たる「CLOCK」信
号を調べる。
第34図aから明らかなように、例えばセンサ
92が左の読取り待期位置から右へ往動走行を始
めた直後においては、カード59上の「1」の画
素領域61に対応する「1」番の透光窓73aの
左端に至るまで「L」の「CLOCK」信号が出力
されるので、SPU2はセンサ92が「1」番の透
光窓73aにさしかかるまで、くり返し
「CLOCK」信号が「H」であるかをチエツクす
る。そして、SPU2は同時にタイマオーバ(終
了)フラグがセツトされたかをチエツクし続け、
若し「CLOCK」信号が「H」に変化する前に、
200m秒が計時されてタイマオーバフラグがセツ
トされた場合は、センサ92が何らかの故障を起
して走行を開始していないか、或いはカード59
が読取機構68にセツトされていない(案内台板
72の前面にも案内板73の高反射被膜と同じ程
度の反射面が形成されているため、「CLOCK」
信号は「L」のままとなる)と判断して、直ちに
カードデータ転送カウント用レジを「0」にク
リアしてから、ポートO1を「H」出力にして50
m秒経過したのちに、ポートO2を「H」出力に
してセンサ92の読取り待期状態を確保する。そ
して、レジの内容を直ちにインクリメントし
て、その都度MPUに「0」データを転送する。
即ち、SPU2は第59図のタイミングフローに
従つて、予め転送フラグ用レジに転送中の
「1」を格納してから、転送データをレジから
ポートR12〜R15に出力し、ポートO4を
「L」出力としてMPUにデータ転送を知らせる。
すると、MPUがこれに答えてデータ転受を終了
し、ポートO3を「L」出力とするから、これに
よつてSPU2はデータ転受を確認し、レジを転
送なしの「0」にしたのち、ポートR12〜R1
5に「F」のデータを出力し、ポートO4を
「H」に戻す。これに答えてMPUがポートO3を
「H」に戻すのを確認すると、SPU2は次いで
レジを再びインクリメントして「0」データを
MPUに転送し、これをくり返し行なつて、計30
回のデータ転送を行なう。これによつて、センサ
92が故障し或いはカード59がセツトされてい
ない読取りエラー時にも、「カード・データ」信
号に代替えした「0」データをMPUに転送する
ようにしている。
次いで、SPU2は読取りエラーを外部に報知す
るために、第74図の「2秒ブザー」サブルーチ
ンに移行して、電子ブザーBSを比較的長く約2
秒間ピーと鳴響させてから(ポートO5を一時的
に「L」出力する動作を0、1レジと内蔵タイ
マを利用して約2秒間くり返す)、再びポートR
7を「NO・BUSY」の「H」出力にしたのち、
ポートR8のチエツク動作に入り、MPUからの
次のデータ転送を待期する。
第65図フローに従つて、SPU2は読取りエラ
ーがない場合にあつて、タイマが200m秒を計時
する前に、「H」の「CLOCK」信号を検知する
と、次いで、シリアルエンプテイフラグをリセツ
トさせてから、シリアル入力の外部クロツク起動
状態にして、レジを「0」にクリアし、タイマ
を24m秒にセツトしてタイマスタートをかける。
そして、シリアルシフトクロツク端子に入力
する「L」の「CLOCK」信号を4個数えたとき
にセツトされるエンプテイプラグをチエツクする
動作と、タイマオーバフラグがセツトされたかを
チエツクする動作をくり返して、先にエンプテイ
フラグがセツトされたならば、そのときにシリア
ルバツフアに記憶されている4ビツトの「カー
ド・データ」信号をMPUに転送し、レジの内
容をインクリメントしてから、再びタイマを24m
秒にセツトして同様な動作をくり返す。即ち、セ
ンサ92の往動(右方向)の一走行走査で60個の
画素領域61に対応する60ビツトの「カード・デ
ータ」信号が得られるので、これを4ビツトずつ
のデータとしてMPUに順序よく転送する。
そして、SPU2は、センサ92の往動走査によ
る計15回のデータ転送を終了したならば、次い
で、レジの内容を左方向データの「1」に書替
え、ポートO1を「H」出力として、センサ92
を左方側へと復動させる。その後、上記同様にし
てレジの内容をインクリメントする動作並びに
MPUへのデータ転送をくり返して、15回のデー
タ転送を終了したならば、センサ92の復動を確
保するように50m秒経過したのち、ポートO2を
「H」出力として読取待期状態に保持する。
そして、センサ92の往動或いは復動の走行途
中にも、何らかの故障でセンサ92が止まつた場
合には、シリアルエンプテイフラグがセツトされ
る前に、24m秒のタイマフラグがセツトされるこ
とにより、その後のMPUに対する転送データを
「0」に代表させて、とにもかくにも計30回のデ
ータ転送が行なわれるようにしている。
第65図フローに従つて「カード読取り」制御
を実行したSPU2は、次いで、第66図に示され
る「カード送り戻し」の制御に移行する。即ち、
SPU2は、始めに始段用「H・REG」と終段用
「O・REG」の内容が違つていることを条件に、
それらの各レジ内容を比較して、例えば終段が始
段より大きければ比較用レジに上下はんたいな
しの「1」を書込み、その逆に始段が終段より大
きければ同じくレジに上下はんたいありの
「0」を書込む。次いで、段数(中段)用「G・
REG」と始段用「H・REG」の内容が等しいか
を調べ、そうであつて、しかもレジに上下はん
たいなしの「0」が格納されている場合には、カ
ード送り方向フラグ用レジに「1」の正送りデ
ータを格納し、「G・REG」の内容をインクリメ
ントして1加算してからカード59の一段の段送
り動作を行なうべく、第76図の「カード送り」
サブルーチンに移行して、パルスモータ80の制
御を行なう。第76図フローに従つて、SPU2
は、始めにポートP0を「H」にセツトして、パ
ルスモータ80の駆動に入りオイマオーバフラグ
をリセツトしてから、CFの内容たる「9」のデ
ータをタイマカウンタのTL、THにセツト(CF
=9のとき10m秒)しタイマをスタートさせる。
即ち、SPU2は、パルスモータ80のステツプ制
御において、内蔵のタイマを利用することによ
り、パルスモータ80の各ステツプ送りを10m秒
間隔の励磁パルス変化で行ない、しかもカード5
9の一段につき4ステツプの連続した送り動作で
行なう関係にあり、具体的には、ポートP0,P
1の所要のものの「H」、「L」出力を変化させて
から、タイマを10m秒にセツトしてスタートさ
せ、その後にタイマオーバフラグのチエツク動作
に入る。
そして、SPU2は、タイマが、10m秒を計時し
てタイマオーバフラグがセツトされると、次いで
ポートP1を「H」出力にして再びタイマを10m
秒にセツトしたのちスタートさせ、また10mを経
過してオーバフラグがセツトされると、今度はポ
ートP0を「L」出力に戻し、タイマを10m秒に
セツトしたのちスタートさせ、更に10m秒を経過
すればポートP1も「L」出力に変し、その10m
秒後に第66図フローへと戻る。
第40図aには、上記の「カード送り」制御に
よつて行なわれるポートP0,P1と各反転信号
の出力変化たるパルスモータ80の励磁パルス変
化が示され、上記パルスモータ80のカード送り
機構に基づいて、一ステツプを10m秒とする計4
ステツプの40m秒経過で、カード59が第5図矢
印G方向に一段だけ段送りされる。
第76図フローに従つて「カード送り」制御を
終了したSPU2は、次いでもよう終了用レジの
内容を調べて、若し編始め等の「1」が格納され
ていれば、直ちに「カード送り戻し」制御の全て
を終了して、再びポートR7を「NO・BUSY」
の「H」出力にしたのちに、ポートR8のチエツ
ク動作を行なつてMPUからの次のデータ転送を
待期する。けれども、レジに編始めでない
「0」データが格納されている場合には、段数
(中段)用「G・REG」の内容が始段用「H・
REG」の内容より「1」大きいかを調べて、若
し、そうであれば、模様の一単位(上下方向)の
終了報知として、第75図の「1秒ブザー」サブ
ルーチンに移行して、上記エラー報知とは区別で
きる長さで、電子ブザーBSを約1秒間ピーと鳴
響させてからに、第68図の「カード送り戻し」
制御を終了する。
また、段数(中段)用「G・REG」の内容が
始段用「H・REG」の内容に一致して、レジ
に上下はんたいありの「0」が格納されている場
合には、カード送り方向フラグ用レジに「0」
の逆送りデータを書込み、「G・REG」の内容を
デクリメントして1減算してから、カード59の
一段の段戻し動作を行なうべく第77図の「カー
ド戻し」サブルーチンに移行する。即ち、SPU2
は第77図フローに従つて、内蔵タイマを利用す
ることにより、10m秒毎にポートP1を「H」出
力、ポートP0を「H」出力、ポートP1を
「L」出力、ポートP0を「L」出力にして、第
40図bに示されるパルスモータ80の励磁パル
ス変化を形成し、これによつて、一ステツプを10
m秒とする計4ステツプの40m秒経過で、カード
59を第5図矢印G方向と反対方向に一段だけの
段戻しさせる。次いで、もよう終了用レジの内
容を調べて、若し編始めでない「0」データであ
れば、更に段数(中段)用「G・REG」の内容
が始段用「H・REG」の内容より「1」小さい
かをチエツクして、これを満足するときに限り、
第75図の「1秒ブザー」サブルーチンへと移行
して、上記同様なもよう終了報知のために電子ブ
ザーBSを約1秒間ピーと鳴響させる。
また、第66図フローに従つて、SPU2は、
「G・REG」と始段用「H・REG」の内容が等し
くない場合、次いで、「G・REG」と終段用
「O・REG」の内容が等しいかを調べて、若しそ
うでなく、しかもレジに正送りの「1」があれ
ば、「G・REG」をインクリメントして1加算す
る等の上記同様な動作を行なうが、レジに逆送
りの「0」があれば、「G・REG」をデクリメン
トして1減算したのちに、上記同様な「カード戻
し」フローへと移行して、カード59の一段戻し
を行なわせる。
また、第66図フローに従つて、SPU2は、
「G・REG」と終段用「O・REG」の内容が等し
い場合、もよう終了用レジに編始めでない
「0」データを書込み、次いでスイツチSW4が
タテ向きあいにセツト(0レジに「0」が格
納)されていて、しかもレジに上下はんたいな
しの「1」があれば、レジに逆送りの「0」デ
ータを格納するフローへと移行し、レジに上下
はんたいありの「0」があれば、レジに正送り
の「1」データを格納するフローへと移行する。
けれども、スイツチSW4がくり返し(リピー
ト)にセツトされている場合は、始段用「H・
REG」の内容を段数(中段)用「G・REG」に
格納してから、終段用「O・REG」と始段用
「H・REG」との差の段数を計算して、即ち、カ
ード59を終段より始段に戻すに必要な段数を割
出して「T・REG」に格納する。
そして、SPU2はレジの内容に基づいて、上
下はんたいなしであればT段戻しを、上下はんた
いありであればT段送りを実行するべく、第78
図の「T段カード送り戻し」サブルーチンに移行
して、特に、、レジを活用することによ
り、その送り戻しの始めにはパルスモータを速度
設定用CFレジに「9」をセツトし、10m秒毎に
励磁パルス変化を行なつて、一ステツプを10m秒
とする計4ステツプの40m秒経過で一段のカード
送り戻しを実行するが、その連続送り戻し段数た
る「T・REG」の内容に応じて、第89図に示
されるように、順次にCFレジの内容を加算して
パルスモータの励磁変化を早め、しかもその送り
戻しの終了時には始めの送り速度となるようにし
て、カード59を一気に早送り或いは早戻しさ
せ、しかもその送り戻し途中に電子ブザーBSを
ピツピツピツと鳴響させる。その後、SPU2は、
第66図のフローの「カード送り戻し」制御を終
了して、再びポートR7を「NO・BUSY」の
「H」出力にし、ポートR8のチエツク動作を行
なつてMPUからの次のデータ転送を待期する。
また、第64図のメインフローにおいて、SPU
2は、MPUから「3」データが転送された場
合、これを「キーSWスキヤン」の制御開始命令
として第67図乃至第72図の「キーSWスキヤ
ン」動作を実行する。即ち、先ず第67図ブロー
へと移行し、始めに各種スイツチSW0,SW2
〜8の接点内容を調べて、そのON、OFFデータ
をMPUに転送する。
即ち、第59図のタイミング動作に従つて、
レジによるデータ転送を一ワード4ビツトずつの
計2回行なつて、SWスキヤンデータをMPUに転
送し、特に、そのスキヤンデータに基づいて、
SPU2の内部RAMにおける0レジに、スイツ
チSW4がタテ向きあいにセツトされているとき
は「0」を、くり返し(リピート)にセツトされ
ているときは「1」を格納し、また、同じく1
レジに、模様選択スイツチSW1,5が2もよう
にセツトされているときは「0」を、その他のと
きは「1」を格納して、その後のSPU2自身の各
種制御の基礎とする。
次いで、SPU2は第67図のキースキヤンフロ
ーに従つて、全もよう計算ステツプ用AMレジに
計算なしの「0」が格納されている場合に、第6
8図フローへと移行して、キーが操作されている
かについて調べ、具体的には、ポートR4を
「L」出力にして、始めに「4」、「9」の数字キ
ー110のスキヤンを同時に行ない、その各キー
が全てOFFであるかを調べて、若しそうである
ならば、即ちキー操作がなしであれば、今度はポ
ートR4に変えてR3を「L」出力にする。そし
て、「3」、「8」の数字キー110と訂正キー1
12のスキヤンを同時に行ない、これらも全て
OFFならば、次いでポートR2を「L」出力に
して、「2」、「7」の数字キー110とステツプ
キー113及び段戻しキー116を同時にスキヤ
ンし、これらも全てOFFならば、ポートR1の
「L」出力により、「1」、「6」の数字キー110
と右キー115及びあみ直しキー118を同時に
スキヤンし、これも全てOFFならば、ポートR
0の「L」出力により、「0」、「5」の数字キー
110と左キー114及びあみ始めキー117を
同時にスキヤンする。これもまた全てOFFであ
る場合にSPU2はそのときのキースキヤンにおい
てキーが操作されなかつたとして「F」データを
レジに格納して、上記同様なタイミング動作に
よりMPUにデータ転送してから再び第64図フ
ローに戻つてポートR7を「NO・BUSY」の
「H」出力にして、その後、上記同様なポートR
8のチエツク動作をくり返す。キースキヤン時に
SPU2からMPUに転送されるデータは、「0」〜
「9」の数字キーに対応して「0」〜「9」、ステ
ツプキーが「A」、あみ始めキーが「B」、訂正キ
ーが「C」、左キー及び段戻しキーが共通の
「D」、右キー及びあみ直しキーが共通の「E」で
あり、キーなしのときは「F」で代表される。
SPU2は上記のキースキヤンにおいて少なくと
も一個のキーがOFFでなかつた場合、即ち、キ
ー操作があつたことを検知すると、そのときのス
キヤンポート番号たるポートR0〜R4のいずれ
かの「L」セツト番号をレジに格納し、例え
ば、ポートR2を「L」出力としたときのスキヤ
ン時に、キー操作入力を確認した場合は、「2」
のデータをレジに格納する。次いで、いずれか
のキーが操作されたかを調べ、若しそれがポート
K0,K1,K2に接続する一個のキーであると
きは、夫々のキー制御フローに移行するが、例え
ばポートK0,K1に接続する二個のキーが同時
に操作された場合のように単一のキー操作でない
場合には、MPUに対してキーなしの「F」デー
タを転送してから、ステツプ順用レジに「5」
が格納されていない場合には、キーがOFFされ
たかを調べ、具体的には、ポートR0〜R5を全
て「L」出力として全てのキースキヤンを同時に
行ない、ポートK0〜K3を通して入力するキー
接点内容が、全てOFFであるかを調べ、これを
満足するまでくり返しチエツクする。
即ち、SPU2はキースキヤンによつてキー操作
を確認すると、これに基づいて所要の制御を実行
したのち、必ずキーがOFFされたかを調べてこ
れを満足する場合にのみ、第64図フローに戻つ
て再びポートR8をチエツクする動作に移行する
ことにより、二個以上のキーが同時に操作された
場合のキー操作を無効とし、或いは、一個のキー
の継続した操作で二回以上の同じスキヤン動作が
誤つてくり返されないようにしている。
第68図に示される「キースキヤン」フローに
おいて、上記のキースキヤン動作に基づき、
「0」〜「4」の数字キー110の一個が操作さ
れた場合、SPU2は始めにレジのビツト0の
内容を尋ね、数字キー110の入力が許可されて
いるかを確認して、これを満足するならば「Z・
REG」の最上位桁Z2のデータが「0」である
かを尋ねる。即ち、「Z・REG」に三桁の置数デ
ータが既に入力されているかを調べて、未だ入力
されていないときは、「Z・REG」の内容を夫々
一桁ずつ上位桁に向かつてシフトし、その最下位
桁Z0にレジの内容たる新たなキー入力データ
を書込む。そして、レジに置数ありのフラグを
格納し、更にレジの内容にステツプキー113
の入力許可状態を加えてから、ポートO5を一時
的に「L」出力することで単安定回路176並び
にトランジスタ177の機能により電子ブザー
BSをピツと鳴響させる。
その後、SPU2はレジの内容たるキー入力デ
ータをレジよりMPUに転送したのち、キーが
OFFされたかを尋ねて、上記同様な制御をくり
返す。SPU2は、第68図のフローに従つて
「0」〜「4」の数字キー110の操作を確認し
たとき、数字キー110の入力が許可されておら
ず、また、既に「Z・REG」の内容が三桁とも
置数データで一杯である場合、キー操作が無効な
ものとして、MPUに対しキーなしの「F」デー
タを転送し、キーOFFを尋ね始める。本例にお
いて、あみ直しのために編地のほどいた段数が置
数されるとき、ほどき段数として「0」が置数さ
れる可能性があり、即ち、選針の型を乱したため
に、その選針の型を再度作り出したいとき等は置
数データが「0」であることから、これを有効な
キー入力操作として認める構成である。
また、SPU2は、「5」〜「9」の数字キー1
10の操作を確認した場合は、各数字キーに対応
するキー入力データを割出すために、キースキヤ
ンポート番号たるレジの内容に「5」を加算補
正して書替えたのち、上記「0」〜「4」と同様
なフローに従つて制御を行なう。
第68図のキースキヤンフローに従つて、レ
ジの内容からステツプキー113の操作を確認し
た場合に、第69図フローに移行して、SPU2は
始めにステツプキー113を入力が許可されてい
ることを条件に、例えば、ステツプ順用レジの
内容がステツプ「0」であり、しかもレジに置
数ありフラグの「1」が格納されているときは、
そのときのステツプキー113の操作を無効とし
て、電子ブザーBSを鳴響させることなく、キー
なしの「F」データをMPUに転送し、その後に
キーOFFを尋ね始める。けれども、レジに置
数なしフラグの「0」が格納されているときは、
あみ始め2度押し防止用レジに操作なしの
「0」を書込み、レジの内容をインクリメント
して1加算した「1」ステツプ状態とする。そし
て、第68図フローの(16)個所へと移行して、
レジの内容を「3」に書替えて、数字キー11
0並びにステツプキー113のみの入力を許可す
る状態(但し、訂正キー112は常時入力OKで
ある。以下同じ)にセツトし、レジに置数なし
フラグの「0」を書込むと共に「Z・REG」を
「000」にクリアし、電子ブザーBSを鳴響させて
から、MPUに対しステツプキーを代表する
「A」のデータを転送し、その後にキーOFFを尋
ね始める。
また、第69図フローに従つてSPU2はステツ
プキー113を有効な操作と確認した場合に、
レジの内容がステツプ「1」であるとき、若し
レジに置数ありの「1」があれば、第73図に示
される「チエツク」サブルーチンの「0チエツ
ク」フローに移行して、「N・REG」の内容たる
置数データをチエツクすることにより、これが
「0」である場合に限つてポートP3を「H」出
力とすることによりエラーランプL14を点灯さ
せ、かつレジに「0」を格納して訂正キー11
2のみ入力許可したのち第74図の「2秒ブザ
ー」サブルーチンに移行して、電子ブザーBSを
約2秒間ピーと鳴響させてから、MPUにキーな
しの「F」データを転送しキーOFFを尋ね始め
る。若し、置数エラーがなければ、そのときの
「Z・REG」の内容たる置数データを始段用
「H・REG」に書込み、レジの内容をインクリ
メントしてステツプ「2」に書替えると共に、
レジの内容を「3」に書替え、数字キー110及
びステツプキー113の入力を許可する状態にセ
ツトしてから、「Z・REG」を「000」にクリア
し、レジに置数なしの「0」を書込み、電子ブ
ザーBSを鳴響させたのちに、MPUにステツプキ
ーを代表する「A」データを転送し、その後にキ
ーOFFを尋ね始める。けれども、レジに置数
なしの「0」があれば、直ちにレジの内容をイ
ンクリメントする動作へと移行する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「2」であるとき、若しレジに置数ありの
「1」があれば、上記同様な「0チエツク」を満
足する場合に限り、そのときの「Z・REG」の
内容たる置数データを終段用「O・REG」に書
込み、その後にレジの内容をインクリメントし
てステツプ「3」に書替える動作へと移行する
が、レジに置数なしの「0」があれば、「0チ
エツク」及び「O・REG」への書込み動作を省
いて、直ちにレジの内容を「3」に書替える動
作へと移行する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「3」であるとき、若しレジに置数ありの
「1」があれば、第73図の「チエツク」サブル
ーチンの「60チエツク」フローに移行して、テン
ポラリレジスタとしての「T・REG」に格納し
た「60」のデータと、そのときに「Z・REG」
に記憶されている置数データとを比較して「Z・
REG」の内容が「60」を越えている場合及び置
数データが「00」である場合に限つて、ポートR
3を「H」出力とすることにより、エラーランプ
L14を点灯させ、かつレジに「0」を格納し
訂正キー112のみ入力許可にしたのち、第74
図の「2秒ブザー」サブルーチンに移行して、電
子ブザーBSを約2秒間ピーと鳴響させてから
MPUにキーなしの「F」データを転送し、キー
OFFが尋ね始める。若し、置数エラーがないと
確認された場合には、そのときの「Z・REG」
の内容たる置数データを模左用「F・REG」に
書込み、レジの内容をインクリメントしてステ
ツプ「4」に書替える動作へと移行する。けれど
も、レジに置数なしの「0」があれば、「60チ
エツク」及び「F・REG」への書込み動作を省
いて、直ちにレジの内容をインクリメントする
動作へと移行する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作を確認した場合に、レジの内容がステツプ
「4」であるとき、若しレジに置数ありの
「1」があれば、上記同様な「60チエツク」を満
足する限り、そのときの「Z・REG」の内容た
る置数データを模右用「R・REG」に書込み、
その後にレジの内容をインクリメントしてステ
ツプ「5」に書替えると共に、レジに「6」を
格納して、ステツプキー113、左右キー11
4,115のみ入力許可にし、ポートP2を
「H」出力にしてLRランプL17を点灯させ、
「Z・REG」を「000」にクリアし、レジに置
数なしの「0」を格納させ、電子ブザーBSをピ
ツと鳴響させてから、MPUにステツプキーを代
表する「A」データを転送する。次いで上記加算
後のレジの内容がステツプ「5」であることか
ら、模様選択スイツチSW1,5が「全もよう」
にセツトされているかを調べて、若しそうでない
ならば、直ちにキーOFFを尋ね始めるが、例え
ば「全もよう」にセツトされているときは、全も
よう計算の準備段階として計算ステツプ用AMレ
ジに計算ありの「1」を書込み、ポートP2を
「L」出力に戻してLRランプL17を消灯させて
からにキーOFFを尋ね始める。若しレジに置
数なしの「0」があれば、「60チエツク」及び
「R・REG」への書込み動作を省いて、直ちに
レジの内容を「5」に書替える動作へと移行し、
上記同様な全もようのチエツク等を行なう。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「5」、「6」、「A」、「B」のいずれかであつて、
レジに置数ありの「1」があれば、第73図の
「チエツク」サブルーチンの「100チエツク」フロ
ーに移行して、「Z・REG」の内容たる置数デー
タが「100」より過大でないか、或いは「000」で
ないかのチエツクを行ない、これらを満足する場
合に、レジのステツプ内容を1加算して、
「6」、「7」、「B」、「C」のステツプ状態に進
め、「B」レジに「6」を格納し、LRランプL1
7を点灯させて、「Z・REG」を「000」にクリ
アし、レジに置数なしの「0」を格納させてか
ら、電子ブザーBSを鳴響させ、MPUにステツプ
キーを代表する「A」データを転送する。けれど
も、レジに置数なしの「0」があれば、「R・
REG」への書込み動作を省いて、直ちにレジ
の内容をインクリメントする動作へと移行する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「7」であるとき、LRランプL17で消灯させた
のちに、1レジの内容から模様選択スイツチ
SW1,5のセツト位置を調べて、若し「2もよ
う」であれば、上記同様な「100チエツク」を満
足する場合に限り、レジの内容をインクリメン
トしてステツプ「8」に書替え、レジに「3」
を格納する等の動作を行なうが、「2もよう」で
なければ、即ち、「全もよう」か「1もよう」で
あれば、ステツプ「8」〜「C」の状態が不要で
あることにより、上記同様な「100チエツク」の
のちに、レジの内容を終わりの「D」ステツプ
状態に進めて、レジに「B」を格納し、「Z・
REG」を「000」にクリアして、レジに置数な
しの「0」を格納し、電子ブザーBSを鳴響させ
て、MPUにステツプキーを代表する「A」デー
タを転送する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「8」、「9」のいずれであるとき、上記同様な
「60チエツク」を行なつたのちにレジの内容を
インクリメントして「9」、「A」のステツプ状態
に進め、その加算後のレジの内容が「9」のと
きはレジに「3」を格納し、同じくレジの内
容が「A」のときは、レジに「6」を格納する
動作へと移行する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「C」であるとき、LRランプL17を消灯させて
から「100チエツク」フローに移行して、上記同
様な「Z・REG」の置数データチエツクを行な
い、これを満足する場合にレジの内容を終わり
の「D」ステツプ状態に進めて、レジに「B」
を格納し、「Z・REG」を「000」にクリアし
て、レジに置数なしの「0」を格納し、電子ブ
ザーBSを鳴響させて、MPUにステツプキーを代
表する「A」データを転送する。
また、SPU2はステツプキー113を有効な操
作と確認した場合に、レジの内容がステツプ
「D」であるとき、若しレジに置数ありの
「1」があれば、そのときのキー操作に応答せ
ず、電子ブザーBSを鳴響させることもなく、
MPUにキーなしの「F」データを転送する。け
れどもレジに置数なしの「0」があれば、レ
ジの内容を始めの「0」ステツプ状態に戻して、
レジにBを格納する動作へと移行する。
第68図に示されるキースキヤンフローに従つ
て、SPU2は、レジのビツト2の内容から左
右キー114,115のいずれかを有効な操作と
確認すると、レジの内容を「1」に替えて、数
字キー110のみ入力許可とすると共に、LRラ
ンプL17を消灯させて、電子ブザーBSを鳴響
させたのち、左キー114であれば、これを代表
する「D」データを、右キー115であればこれ
を代表する「E」データをMPUに転送し、その
後にキーOFFを尋ね始める。
また、第70図フローに従つて、SPU2は、
レジの内容とレジのビツト3の内容からあみ
始めキー117を有効な操作と確認した場合に、
始めに2度押し防止用レジの内容を調べて、こ
れに既に操作ありの「1」があり、或いは操作な
しの「0」があつても、レジに置数ありの
「1」があれば、あみ始めキー117の操作に応
答せず、電子ブザーBSを鳴響させることもな
く、MPUに対してキーなしデータ「F」を転送
する。けれども、レジに操作なしの「0」があ
つて、レジに置数なしの「0」があれば、直ち
に第70図フローに従つてあみ始め制御動作を実
行し、「H・REG」の内容たる始段の段数値に
「13」を加算して割り出した「T段」のカード送
り段数を「T・REG」に格納し、第78図の
「T段カード送り戻し」サブルーチンに移行して
「T段」のカード送りを実行する。即ち、あみ始
めキー117が操作される場合は、必らずカード
59がセツトライン67を挿入部140の上端縁
に合致させた位置に予めセツトされている関係に
あり、例えば「1」段の画素領域61の列を読取
位置J(第5図及び第17図)に対応させるには
14段のカード送りを必要とするので、始段用
「H・REG」の内容に「13」を加算して、そのと
きどきに選択された始段の画素領域61の列がT
段カード送りによつてセンサ92に対応する読取
位置Jに合致する。
次いで、T段のカード送りののち、始段用
「H・REG」の内容を段数(中段)用「G・
REG」に書込むと共に、始段用「H・REG」と
終段用「O・REG」の内容を比較して、「O・
REG」の方が大きければ、カード送り方向用
レジに正送りの「1」データを書込み、逆に
「H・REG」の方が大きければ、同じくレジに
逆送りの「0」データを書込み、2度押し防止用
レジに操作ありの「1」を格納して、上記のあ
み始め制御が2回以上誤つてくり返されないよう
に準備すると共に、もよう終了後レジにあみ始
め時の「1」データを格納し、レジに始めのス
テツプ状態「0」を書込んでから、電子ブザー
BSを鳴響させ、MPUにあみ始めキーを代表する
「B」データを転送する。
また、第70図フローに従つて、SPU2はレ
ジの内容とレジのビツト3の内容から段戻し
キー116を有効な操作と確認した場合に、例え
ばレジに置数なしの「0」が格納されていると
き、レジに再びあみ始めキーを有効とする
「0」を格納し、段数(中段)用「G・REG」の
内容に「13」を加算して割り出した「T段」のカ
ード戻し段数を「T・REG」に書込んで、第7
8図の「T段カード送り戻し」サブルーチンによ
り、「T段」のカード戻しを行ない、段数(中
段)用「R・REG」にカード外しの「000」デー
タを格納してから、レジを始めのステツプ状態
「0」に戻し、電子ブザーBSを鳴響させてから、
MPUに段戻しキーを代表する「D」データを転
送する。即ち、置数なしで段戻しキー116が操
作されると、あみ始め時とは逆に、カード59の
セツトライン67が挿入部140の上端縁に合致
した位置となるように一気に戻されて、いわゆる
カード外しのセツト状態となる。
また、SPU2は、段戻しキー116の操作に応
答して、レジに置数ありの「1」があつた場合
は、始めに第73図の「チエツク」サブルーチン
の「Zチエツク」フローに移行して特に計算用
「L・REG」を活用して、「Z・REG」の内容た
る置数データが、始段用「H・REG」と終段用
「O・REG」の内容を含めてそれらの間の段数値
であるかを調べ、若し満足しない置数エラーであ
れば、レジに「0」を格納しエラーランプL1
4を点灯させ、電子ブザーBSを2秒間ピーと鳴
響させて、MPUキーなしの「F」データを転送
するが、置数エラーなしであれば、次いで段数
(中段)用「G・REG」の内容に基づいてカード
外しの「0」であれば、置数データたる「Z・
REG」の内容に「13」を加算して得た「T段」
のカード送りを行なつて、「Z・REG」の内容を
段数(中段)用「D・REG」に格段し、その後
に上記置数なしと同様なレジの「0」戻し操作
を行ない「Z・REG」を「000」にクリアし、
レジに置数なしの「0」を格納して、電子ブザー
BSを鳴響させたのち、MPUに「D」を転送す
る。また段数(中段)用「G・REG」の内容
が、「0」以下のカード外しなしであれば、即
ち、センサ92が対応する読取位置Jの画素領域
61の段数が記憶されている場合には、そのとき
の「Z・REG」の内容に一致する画素領域61
の段数が読取位置Jに対応するようにしてカード
59のT段の送り戻しを行ない、例えば、「Z・
REG」の内容たる置数データが「G・REG」よ
り大きいとは、それらの差の段数たるT段のカー
ド戻しを実行し、またその逆のときは、それらの
差のT段のカード送りを実行し、「Z・REG」の
内容たる置数データを段数(中段)用「D・
REG」に格納すると共に、上記同様なレジの
「0」戻し操作等を行なう。
以上によつて、SPU2は、レジの内容がステ
ツプ「0」或いは「D」であるとき、置数なしで
あみ始めキー117が有効に操作されると、始段
の画素領域61の列が読取位置Jに合致するよう
にカード59を一気に段送りし、また、置数なし
で段戻しキー116が有効に操作されると、カー
ドセツトライン67が操作部140の上側縁に合
致したカードセツト位置にカード59を一気に段
戻しするが、特に、置数があつたのちに段戻しキ
ー116が有効に操作された場合は、その置数デ
ータに一致する画素領域61の列が読取位置Jに
対応するようにカード59を段送りし或いは段戻
しするようにして、任意の段数位置にカード59
を送り戻しできるようにしている。
第70図フローに従つて、SPU2はレジの内
容からあみ直しキー118の操作を確認した場合
に、レジに置数なしの「0」があれば、そのと
きのあみ直しキー118の操作に応答せず、電子
ブザーBSを鳴響させることもなく、MPUにキー
なしデータ「F」を転送する。けれども、レジ
に置数ありの「1」があれば、始めに第73図の
「チエツク」サブルーチンの「Gチエツク」フロ
ーに移行して、特に計算用「L・REG」を活用
して段数(中段)用「G・REG」の内容が始段
用「H・REG」と終段用「O・REG」の内容を
含めてそれらの間の段数値であるかを調べ、若し
満足しないならば、そのときのカードセツト状態
が不適合としてレジに「0」を書込み、エラー
ランプL14を点灯させて、電子ブザーBSを約
2秒間ピーと鳴響させる。若し「Gチエツク」を
満足するならば、次いで「Z・REG」を「000」
にクリアし、レジに置数なしの「0」を格納
し、レジにステツプ状態「0」を書込んでか
ら、電子ブザーBSを鳴響させ、MPUにあみ直し
キーを代表する「E」データを転送する。その
後、SPU2はMPUからのデータ転送を待期し、
ポートR3のタイミングのチエツク動作に入る。
即ち、本例では、あみ直し時において、例えばK
キヤリジ13を単独で使用する編成では、編地を
ほどいた段数を置数し、またレース編のようにL
キヤリジ20で選針しかつ編目移転を行なう編成
では、戻す段までのLキヤリジ走行回数−1段を
置数して、その後にあみ直しキー118を操作す
ると、これに応答してあみ直しに必要なカード5
9の「戻し段数」がMPUによつて判断され、そ
の戻し後のカード送り方向データと共に、直ちに
MPUからSPU2にて転送されてくる関係にあ
る。
従つて、SPU2は、第70図フローに従つて置
数ありであみ直しキーを代表する「E」データを
転送したのちは、第64図フローに移行して、そ
の後にMPUから転送される「直し転送」を待期
し、これを代表する「4」データを転受すると共
に、第72図フローに移行してあみ直し制御を実
行する。即ち、「戻し段数」たる段数(中段)デ
ータを一時的に「L・REG」に書込み、カード
送り方向データをレジに格納してから、あみ直
し(戻し)前の段数(中段)用(R・REG」
と、戻し後の段数データたる「L・REG」の内
容との差を割出して、実際にカード59を送り戻
しするに必要な「T段」の段数を「T・REG」
に書込み、例えば、戻し後の段数(中段)値の方
が小さければ、「T段」のカード戻しを行ない、
また大きければ「T段」のカード送りを行ない、
その後にキーOFFを尋ね始める。
第68図において、SPU2はレジの内容から
訂正キー112の操作を確認した場合に、エラー
ランプL14を消灯させ、その後に、レジにス
テツプ内容「0」或いは「D」があればレジに
「B」を格納し、同じくレジの内容が「1」、
「2」、「3」、「4」、「8」、「9」のいずれかの

きは、レジに「3」を格納し、またレジの内
容が「5」、「6」、「7」、「A」、「B」、「C」
のと
きはレジの内容を「6」にしたのちに、これら
のいずれであつた場合にも、次いで「Z・
REG」を「000」にクリアし、レジに置数なし
の「0」を格納して、特に上記ステツプ「5」、
「6」、「7」、「A」、「B」、「C」のときに限つ

LRランプL17を点灯させてから、電子ブザー
BSを鳴響させ、MPUに訂正キーを代表する
「C」データを転送する。
即ち、SPU2は、訂正キー112の操作に応答
して、そのときのステツプにおける初期状態に戻
り、置数表示部111に「0」が表示されて置数
なしにリセツトされ、特に、ステツプ「5」、
「6」、「7」、「A」、「B」、「C」のように、左

キー114,115が操作されたのちのときは、
再びLRランプL17を点灯させて再度のキーイ
ンを可能とし、かつ置数をやり直しできるように
している。
第67図乃至第72図のスキヤンフローに従つ
て制御を進めるSPU2は、ステツプキー113の
操作に応答して、ステツプ順用レジをインクリ
メントして1加算したステツプ状態へと移行する
が、これと共にレジのフラグ内容たるキー入力
許可をいろいろと変更させる。例えばレジのス
テツプ内容が、「5」、「6」、「7」、「A」、「B
」、
「C」のときは左右キー114,115が操作さ
れたあとしか数字キー110が有効的に機能せ
ず、また左右キー114,115が操作されたあ
とでは、その後に置数されたあとしかステツプキ
ー113が有効的に機能しないようにしている。
また、左右キー114,115については、レ
ジの内容が「5」、「6」、「7」、「A」、「B」、
「C」のときで、しかもレジに置数なしの
「0」が格納されている場合のみに有効的に機能
し、段戻しキー116、あみ始めキー117並び
にあみ直しキー118については、レジの内容
が「0」或いは「D」のときのみ有効に機能する
ようにしている。
ときに、第68図のキースキヤンフローに従つ
て、レジの内容が「4」のステツプ状態におい
て、ステツプキー113が操作されると、その
レジの内容が「5」に書替えられることにより、
特に、模様選択スイツチSW1,5が「全もよ
う」にセツトされていた場合には、全もよう計算
ステツプ用AMレジに計算ありの「1」データが
書込まれる。従つて、その次にMPUからデータ
転送される「3」データのキースキヤン命令に基
づいて、第67図フローのスキヤン制御を進める
SPU2は、SWスキヤンののちにAMレジの内容
が計算ありの「1」であることから、第68図フ
ローの(28)個所に移行することなく、そのまま
第67図フローに従つて全もようの基準計算等の
制御を進める。
即ち、本例では、全もようが選択された場合
は、特に操作者が指定しなくとも、「始段」、「終
段」、「模左A」、「模右A」の各メモリに対応する
データが入力されることにより、もようAの情報
有効幅(模様幅)の中心を針床の中央部に一致さ
せて、しかも針床の全編針に渡るくり返しの編模
様を具現するように、基準位置と選針範囲とを
SPU2が自動的に計算して、「基A」、「選左A」、
「選右A」メモリに書込むべきデータをMPUに転
送する構成である。
第67図の計算転送フローに従つて、SPU2は
始めに「基A(5)」に書込まれるべきデータを転送
するように、左キーを代表する「D」データを
MPUに転送してから、全もようの基準位置を割
出すべく、「F・REG」と模右用「R・REG」の
内容を比較して、それらの差のデータ(模様幅W
−1)を「T・REG」に書込み、次いで、ヨコ
倍スイツチSW0の接点内容から、例えばヨコ倍
ありであれば「T・REG」の内容に1加算した
「模様幅W」データを「N・REG」に書込む。ま
た、ヨコ倍なしであれば、「T・REG」の内容た
る(模様幅W−1)データを二等分(W−1/2=
x)して得た「x」データを、二等分できない
(W−1/2=x……1)ときは「x+1」データを
「N・REG」に書込む。そして、その計算後の
「N・REG」の内容を左何番の基準位置データと
してMPUに転送するように、先の左キーを代表
する「D」データに続いて、「N・BEG」の
「N1」内容を数字キーに代替えする数値データ
「0」〜「9」としてMPUに転送し、次いで
「N0」の内容を同じくMPUに転送する。即ち、第
90図に例示されるように、若し針床中心で二等
分できない模様幅(編目数)の「もようA」が選
択された場合は、常に右側1番の編針を中心基準
とする設定であり、また第55図に示されるよう
にヨコ倍ありであつても、ヨコ倍にした「もよう
A」の中心が針床中心「0」に一致するようにし
て基準位置を求め、これをMPUに転送するよう
にしている。
その後、SPU2は、第67図フローに従つて、
特にAMレジの内容を一回のキーデータ転送毎に
インクリメントすることに基づいて、全もようの
選針範囲データをMPUに転送し、具体的には、
針床上の200本の編針3を全て選針できるよう
に、「選左A(6)」メモに書込まれるべき左100番の
データと、「選右A(7)」メモに書込まれるべき右
100番のデータを数字キー並びにステツプキーを
代表するデータに合わせて、MPUに順序よく転
送する。
そして、その転送の終わりにAMレジの内容が
「E」であることにより、これを始めの計算なし
の「0」に戻し、レジをキー入力終了の「D」
ステツプ状態に進め、レジに「B」を格納して
から、転送最後のステツプキーを代表する「D」
データをMPUに転送し、キーOFFを尋ね始め
る。
ときに、第64図フローに従つて、SPU2は
MPUから「1」データが転送された場合に、こ
れを「ハツチオープン?」のリクエスト命令とし
て動作し、第71図フローに移行して、「ハツチ
スキヤン」制御を進める。即ち、始めにポートR
9の入力状態をチエツクしてマイクロスイツチ1
22のON、OFF内容からハツチ120の開閉状
態を検知し、例えば、ハツチオープンである場合
には、先ず、全もようの計算フラグ用1レジに
計算前の「0」を書込み、ハツチオープン・イエ
スを代表する「E」データをMPUに転送してか
ら、再び第64図のメインフローに戻つて、
MPUからのデータ転送を待期する。
けれども、ハツチ120が閉鎖位置にあつてハ
ツチクローズを検出した場合には、始めに「G.
REG」のチエツク動作を行なつて、その内容た
る段数(中段)値が、始段用「H・REG」と終
段用「O・REG」の内容を含めてそれらの間の
段数値であるかを調べ、若し満足しないならば、
そのようなカードセツト不適合な状態でハツチ1
20が閉鎖され、かつ編成が行なわれることは良
くないことを作業者に知らせるために、エラーラ
ンプL14を点灯させ、更に電子ブザーBSを間
欠的にピツピツピツと鳴響させて、その鳴響動作
をハツチ120が開放されるまでくり返す。そし
て、ハツチ120が開放されるに伴ない、直ちに
エラーランプL14を消灯させ、電子ブザーBS
の鳴響を中止して、MPUにハツチオープン・イ
エスの「E」データを転送する。
若し、上記「G・REG」のチエツクを満足す
る場合には、次いで、ポートR10の入力状態か
ら模様選択スイツチSW1,5が「全もよう」に
セツトされているかを調べ、そうでなければ、即
ち、「1もよう」か「2もよう」にセツトされて
いれば、直ちに、LRランプL17とエラーラン
プL14を消灯し、「Z・REG」を「000」にク
リアして、2度押し防止用レジ、ステツプ順用
レジ及び置数フラグ用レジに夫々「0」を格
納し、レジに「B」を書込んでから、MPUに
ハツチオープン・ノー代表する「0」データを転
送する。
また、「全もよう」が選択された場合であつて
も、1レジに直前までのハツチ状態がオープン
であるとの「0」データが格納されていた場合に
は、ステツプ順用レジの内容たるステツプ状態
を進めて、全もようの基準位置の計算等に適合す
るステツプ状態「4」に変え、そのステツプ補正
後に第67図フローに移行して、上記同様な基準
計算等を実行する。即ち、本例では、ハツチ12
0が閉鎖されたときに、必らず模様選択スイツチ
SW1,5がどのようなセツト位置にあるかを検
知して、若し「全もよう」にセツトされていれ
ば、その基準位置等をSPU2が自動的に計算して
MPUに転送する関係にある。
第71図フローに従つて、SPU2は始めにハツ
チ120が実際には閉じているにもかかわらず、
全もようの計算を完了するまでは、ハツチオープ
ン・イエスの「E」データを転送し、次いで
MPUからの次のデータ転送を待期して、例えば
「ハツチオープン?」のリクエストたる「1」デ
ータが転受されれば、その度に「E」データを
MPUに送り続け、また「キーSWスキヤン」命令
の「3」データが転受されれば、その始めに上記
同様な「SWスキヤン」制御を実行したのち、
0レジの内容に基いて、最初にステツプ補正前の
「0」が格納されていることにより、予めレジ
に置数なしの「0」が格納され、かつレジのビ
ツト1にステツプキー入力O・Kの「1」が書
込まれている準備状態を確保してから、レジの
インクリメント動作とステツプキーを代表する
「D」データ転送をくり返して、レジにステツ
プ「4」が格納される状態にステツプ変更させ
る。そして、そのステツプ補正後、0レジに補
正ありの「1」を格納し、AMレジに全もよう計
算ありの「1」を書込む。従つて、その後の
MPUからのキーSWスキヤン命令に基づいて第6
7図フローの(25)個所に移行するSPU2は、
AMレジに「1」が格納されていることにより、
上記同様な全もようの基準位置の計算等の制御を
行ない、MPUにデータ転送を行なう。そして、
その終わりに0レジにステツプ補正前の「0」
を書込んで、次の計算制御のための待期状態を確
保し、更に1レジに計算後の「1」を格納し
て、ハツチ閉鎖時にくり返して計算フローを実行
しないようにしている。即ち、上記計算を終了し
たのちの最初の「1」データがMPUから転受さ
れると、第71図フロに従つて、レジに「1」
が格納されていることにより、そのままステツプ
補正フローに移行することなく、直ちに通常のハ
ツチクローズ制御へと進んでMPUにハツチオー
プン・ノーの「0」データを転送する。
第64図乃至第78図のフローに従つて上記各
制御を進めるSPU2は、その端子に「L」の
外部割込命令が与えられると、即ち、MPUがポ
ートO4を「L」出力すると、直ちにメインフロ
ーから抜け出て、第78図フローに従う割込制御
を実行し、MPUがポートO4を「L」出力にし
ている間、データバイラインを構成するポートR
12〜R15を「F」データとして、MPUが自
由に使用できるようにバスラインの開放を行な
い、これによつてSPU2からMPUへのデータ転
送途中でも、MPUからSPU1へのデータ転送を
可能とさせる。そして、SPU2は、MPUがポー
トO4を「H」出力に戻すに伴ない、若しレジ
に転送ありの「1」があれば、即ち、第59図の
タイミング動作に従つてデータ転送途中であつた
ときは、そのときの転送データを再びポートR1
2〜R15に出力して、レジ回復ののちにメイン
フローに戻る。
次に、MPUの制御動作について、第80図乃
至第87図のフロー線図に従つて説明すると、先
ず、第80図において、MPUはパワーオンリセ
ツトによりプログラムカウンタの「0」を始点に
制御を開始し、始めにポートO0,O1を「L」
出力にして左表示ランプL15及び右表示ランプ
L16を消灯のままとすると共に、内部RAMの
「フラグレジ」の内容たるシステムフラグのなか
で所要のもの(Yアドレス5)を初期の「0」リ
セツト内容とし、更に外部RAMのステツプメモ
たる「始段(1)」、「始段(2)」、「模左A(3)」、「模
右A
(4)」、「模左B(8)」、「模右B(9)」メモと段数用
「DN・REG」及び「クリア(D)」の左右区別用ア
ドレス部分(A0〜7→Dのアドレス)に「0」
データを書込むと共に、「クリア(D)」のアドレス
部分に「000」データを格納する。
次いで、MPUは、外部RAMの「フラグメモ」
の内容を読出して内部RAMの「フラグレジ」の
アドレス部分(Yアドレス0〜4)に書移したの
ち、SPU2に「6」データを転送して「パワーオ
ン転送」を行ない、外部RAMのなかで段数(中
段)用「DN・REG」、「始段(1)」と「終段(2)」の
各メモリ内容を始めとして、内部RAMの「フラ
グレジ」一部の内容たるカード送り方向のフラグ
内容、「模左A(3)」と「模右A(4)」のメモリ内容
を、第58図のタイミング動作に従つてSPU2に
転送する。その後、MPUはハツチオープン初期
の動作として、ハツチフラグを「開」の「1」に
セツトし、第57図のタイミング動作に従つて
SPU1にハツチオープンの「C」データを転送し
てから、ステツプ状態を記憶するSTEP・NOレ
ジ(以下SNレジと称す)に初期のデータたる
「0」のステツプ内容を書込み、SNレジの内容に
一致する「0」データを並列出力ポートPに出力
させて、デコーダ回路172の作用によりランプ
L0を点灯させ、同じくSNレジの内容に一致す
るステツプメモ「0」の段数(中段)用(DN・
FEG)の内容を呼出して、SPU1に転送し、置
数表示部111にセグメント表示させると共に、
置数フラグを置数なしの「0」にして、「D・
REG」を「000」にクリアする。
その後、MPUは第80図フローに従つて、
SPU2に「3」データを転送するにより「キー
SWスキヤン」動作を実行させ、これに基づい
て、SPU2から転送されてくる「SWデータ」と
「キーインデータ」を受取つて、その転受データ
に応答した各種のキースキヤン制御を実行する動
作を行ない、次いで、SPU2に「1」データを転
送することにより、ハツチ120の開閉状態を尋
ね、若し、SPU2からハツチオープン・イエスの
「E」データが転送されてくれば、「データ入力モ
ード」を継続して、再びSPU2に「3」データを
転送することにより「キーSWスキヤン」制御を
くり返す。そして、新たにハツチ120が閉じた
状態より開放された場合においては、それまでハ
ツチフラグが「閉」の「0」であることにより、
これをハツチ開の「1」に書替えるハツチオープ
ン初期の動作へと移行して、上記同様なステツプ
状態「0」を確保してから、「キーSWスキヤ
ン」制御を進める。
即ち、第80図のメインフローに従つて動作す
るMPUはハツチ120が開かれている間、「デー
タ入力モード」となつて、キースキヤン制御等を
実行し、そのときどきにハツチ120が閉じられ
たかについて尋ね、そうでない場合には「データ
入力モード」を継続し、若しそうである場合に
は、「データ入力モード」から抜け出て「編成モ
ードに移行する。
第80図フローに従つて、「編成モード」にお
けるMPUは、SNレジに「D」を格納して、その
内容に一致するOKランプL13を点灯する動
作、並びにデータセツト(DS)、データチエンジ
(DC)、カード読取り(CR)の各フラグ内容が
「1」であるかをチエツクする動作と、SPU2に
ハツチ状態を尋ねる動作とをくり返す。そして、
特に、SPU2にハツチ状態を尋ねる前には、シリ
アル入力端子SIに与えられている信号を内部クロ
ツクに同期して取込むことにより、SPU2が
MPUからのデータ転送を受付けることができる
「NO・BUSY」の状態にあるかそうでないかをチ
エツクして、若し「BUSY」であれば、上記
DC、CR、DSの各フラグをチエツクし、更に
SPU2が「BUSY」であるかをチエツクする動作
をくり返す。
即ち、第80図のメインフローに従つて動作す
るMPUは、ハツチ120が閉じられている間、
「編成モード」となつて、キーSWスキヤン制御
を実行しない構成であり、OKランプL13のみ
を点灯させて編成モード表示を行なう。そして、
そのときどきにハツチ120が開かれたかを尋
ね、そうでなければ「編成モード」を継続して上
記各フラグのチエツク動作等を行ない、特に、ハ
ツチ120が新たに閉じられた場合のみにおいて
は、それまでハツチフラグが「開」の「1」であ
ることにより、これをハツチ閉の「0」に書替
え、かつSPU1にハツチクローズの「D」データ
を転送してから、上記「編成モード」の各制御を
くり返す。尚、ハツチ120が閉じられている状
態では、OKランプL13が点灯してデータ入力
完了の編成OK状態が表示され、新たにハツチ1
20が開かれるに伴ない、ランプL0が点灯して
データ入力の初期状態を表示する構成であり、し
かも、ハツチ120が透明乃至は半透明の材質か
らなることによつて、特にハツチ120が閉鎖状
態にあつても、外部からOKランプL13の点灯
を確認できて、ハツチ120の開閉状態にかかわ
ることなく、常に一以上のランプLが点灯して、
いわゆる電源パイロツトランプとしても利用でき
る。
先ず、キースキヤン制御についてその詳細を第
81図乃至第83図フローに従つて説明すると、
MPUはSPU2から転送されてくる「SWデータ」
を内部RAMのSWレジに格納し、同じく「キーイ
ンデータ」をキーインレジに格納してその各デー
タに基づき各種のキースキヤン制御を実行する。
例えば、第81図フローに従つて、SPU2から
「0」〜「9」の数字キー110に対応する
「0」〜「9」のキーインデータが転送されてき
た場合に、MPUは第81図フローに従つて、始
めに置数フラグを尋ね、これを置数なしの「0」
があれば、置数ありの「1」に替え、「D′・
REG」を「000」にクリアしてから、そのときの
キーインデータ「0」〜「9」のいずれか「a」
を1位桁のD0に書込み、「D′・REG」の内容を
「00a」として、これをSPU1に転送し、そのSPU
1のデイスプレイ制御によつて置数表示部111
に「a」をセグメント表示させてキースキヤン制
御を終了する。
けれども、置数フラグに置数ありの「1」があ
れば、既に「D′・REG」に置数データが格納さ
れていることとして、これをシフトアツプするこ
とによりD1の内容をD2に、D0の内容をD1
に移してから、そのときのキーインデータをD0
に書込み、その後の「D′・REG」内容をSPU1
に転送して、置数表示部111に点灯表示させ
る。
また、第81図フローに従つて、キーインデー
タ「A」が転送されてきた場合に、MPUはこれ
をステツプキーを代表するものとして第82図フ
ローに移行し、若しSNレジに「D」があれば、
「0」に替えてその内容に一致するステツプラン
プL0を点灯させ、SNレジの内容に一致するス
テツプメモの段数用「DN・REG」の内容を
「D・REG」(D3〜D0」に呼出して、そのう
ちの「D′REG」(D2〜D0)の内容を第57図
のタイミング動作に従つてSPU1に転送し、置数
フラグを「0」にリセツトしてから、D3の内容
に一致した左右表示ランプL15,L16の点灯
チエツク制御を行ない、具体的にはD3に左デー
タの「1」があればポートO0を「H」出力にし
て左表示ランプL15を点灯させ、D3に右デー
タの「2」があればポートO1を「H」出力にし
て右表示ランプL16を点灯させ、D3に「0」
データがあればポートO0,O1を共に「L」出
力のままとして両ランプL15,L16を消灯の
ままとして、その後にD3を「0」にクリアして
からキースキヤン制御を終了する。
また、第82図フローに従つて、置数フラグに
置数ありの「1」があつて、SNレジにステツプ
内容「1」、「2」、「3」、「5」、「6」、「8」

「A」、「B」のいずれかがある場合に、予め
「D・REG」の内容を「E・REG」に書移すと共
に、SNレジの内容に一致するステツプメモにも
書込み、例えばステツプ内容「1」ならば「始段
(1)」メモに、「3」ならば「模左A(3)」メモに書
込む。けれども、SNレジの内容が「4」、「9」
のいずれかであつた場合は、その一ステツプ前の
ステツプメモの内容たる「E′・REG」と、その
ときの「D′・REG」の内容とを比較して、「D′・
REG」の方が大きければそのままとするが、若
し小さければ「D′・REG」の内容を一ステツプ
メモに書込み、「E′・REG」の内容をそのときの
ステツプに一致するステツプメモに書込む。例え
ば、SNレジのステツプ内容が「4」であると
き、そのときの「D′・REG」の内容たる置数デ
ータを「模右A(4)」メモに書込む前に、予めその
書込データが「模左A(3)」メモの内容より大きい
かをチエツクして、若しそうでなければ、模左と
模右で左右の順序でキーインされたとして補正を
行ない、「D′・REG」の内容を「模左A(3)」メモ
に書込み、前の「模左A(3)」メモの内容に一致す
る「E′・REG」の内容を「模右A(4)」に書込
む。同様にして、ステツプ内容「9」のときに
は、「模右B(9)」と「模左B(8)」メモを対象にし
て必要あれば補正を行なう。また、SNレジの内
容が「7」、「C」のいずれかであつた場合は、そ
の一ステツプ前のステツプメモの内容たる「E・
REG」と、そのときの「D・REG」の内容とを
比較して、特にE3とD3の左右データをも参照
することにより、「D・REG」の方が針床上で右
側に位置する針番号データであればそのままとす
るが、若し左側に位置する針番号データであれば
「D・REG」の内容を一ステツプ前のステツプメ
モに書込み、「E・REG」の内容をそのときのス
テツプに一致するステツプメモに書込む。例え
ば、SNレジのステツプ内容が「7」であるとき
の「D・REG」の内容たる左右区別と置数デー
タを「選右A(7)」メモに書込む前に、予めその書
込データが「選左A(6)」メモの内容より針床上で
右側に位置する針番号であるかをチエツクして、
若しそうでなければ、選針範囲の左端と右端で逆
の順序でキーインされとして補正を行ない、
「D・REG」の内容を「選左A(6)」メモに書込
み、前の「選左A(6)」メモの内容に一致する
「E・REG」の内容を「選右A(7)」に書込む。同
様にして、ステツプ内容「C」のときには、「選
右B(C)」と「選左B(B)」メモを対象として必要あ
れば補正を行なう。
次いで、MPUは第82図フローに従つて、SW
レジの内容から模様選択スイツチSW1,5が
「2もよう」にセツトされていれば、SNレジの内
容を1加算したステツプ状態へと進めて、その
SNレジの内容に一致するステツプランプLを点
灯させ、同じくSNレジの内容に一致するステツ
プメモの記憶データを呼出して「D・REG」に
書込み、その「D′・REG」の内容をSPU1に転
送してから、置数フラグを置数なしの「0」にリ
セツトし、D3の内容に一致した左右表示ランプ
L15,16の点灯チエツク動作を行ない、その
後にD3を「0」にクリアしてキースキヤン制御
を終了する。けれども、SWレジの内容から「2
もよう」がセツトされていない場合には、SNレ
ジの内容がステツプ「0」〜「6」のいずれかで
あれば、上記「2もよう」の場合と同様にSNレ
ジの内容を1加算する動作へと移行するが、若し
SNレジの内容が「7」であれば、これをデータ
入力の最後と定めて、SNレジの内容をステツプ
状態「D」に進めて、ステツプランプたるOKラ
ンプL13を点灯させ、SPU1に「クリア(D)」メ
モの「000」内容を転送して、置数表示部11に
「0」を表示させるようにする。
また、第81図フローに従つて、MPUはステ
ツプキーを代表する「A」データを転受した場合
に、若し置数フラグに置数なしの「0」があれ
ば、そのときのSNレジの内容に一致するステツ
プメモの内容を予め「D・REG」に呼出してお
き、その後に上記置数ありと同様な動作を進める
ことによつて、先に呼出した「D・REG」の内
容を再びステツプメモに書込むことになり、その
各ステツプメモの内容たるキーインデータを保持
する。また、第81図フローに従つて、SPU2か
らキーインデータ「B」が転送されてきた場合
に、MPUはこれがあみ始めキーを代表するもの
として第82図フローに移行し、始めに「始段
(1)」メモと「終段(2)」メモの内容を比較して、
「始段(1)」の方が大きければ、カード送り方向フ
ラグを逆送りの「1」にセツトし、はんたいに
「終段(2)」の方が大きければ、同じくカード送り
方向フラグの正送りの「0」にセツトする。次い
で、ハツチ120が閉鎖されたのちの「編成モー
ド」において、第80図のメインフローに従い所
要のあみ始め制御を実行できるように、予めデー
タセツト(DS)フラグ、データチエンジ(DC)
フラグ、カード読取り(CR)フラグを、夫々あ
りの「1」にセツトし、ダブル編込み編のための
FWD、KRCフラグ及びタテ倍のフラグをあみ始
め初期の「1」、「0」、「0」にセツトすると共
に、データチエンジポーズ(DHP)フラグをポ
ーズありの「1」にセツトしてから、「始段(1))
メモの内容を呼出して段数(中段)用「DN・
REG」に書込み、SNレジの内容を「0」ステツ
プ状態にして、「DN・REG」の内容たる始段デ
ータをSPU1に転送し、置数表示部111に表示
させる。
また、MPUは訂正キーを代表する「C」デー
タが転送されてきた場合は、第82図フローに従
つて「000」にクリアした「D′・REG」の内容を
SPU1に転送して、置数表示部111に「0」を
表示させ、かつ置数フラグに置数なしの「0」を
格納して、必要あれば左右ランプL15,16を
消灯させる。
また、MPUは第81図フローに従つて、SPU
2からキーインデータ「D」が転送されてきた場
合は、SNレジの内容からステツプ状態「0」で
なければ、これが左キーを代表するものとして、
第82図フローに従い、「D′・REG」を「000」
にクリアし、D3に左データたる「1」を書込ん
でから、「D′・REG」の内容たる「000」をSPU
1に転送して、置数表示部111の表示を「0」
にクリアさせると共に、D3の内容「1」に基づ
いて左表示ランプL15を点灯させる。けれど
も、SNレジの内容がステツプ状態「0」である
場合に、「D」が段戻しキーを代表するデータで
あるとして、若し置数ありであれば、置数フラグ
をなしの「0」にリセツトして、SNレジに
「0」ステツプ状態を書込むと共に、「D′・
REG」の内容たる置数データを段数(中段)用
「DN・REG」に格納して、更に、「D′・REG」の
内容たる置数データをSPU1に転送して、置数表
示部111の表示を続行させ、かつステツプラン
プL0を点灯させる。若し、置数なしであれば、
カード59がセツトラインを挿入部140の上端
縁に一致させたカード外しのセツト状態になつた
として、外部RAMの段数(中段)用「DN・
REG」に「000」を書込み、SNレジにステツプ
「0」を格納して、ステツプランプL0を点灯さ
せる。
また、MPUは第81図フローに従つて、SPU
2からキーインデータ「E」が転送されてきた場
合は、SNレジの内容からステツプ状態「0」で
なければ、これが右キーを代表するものとして、
第82図フローに従い、「D′・REG」を「000」
にクリアし、D3に右データたる「2」を書込ん
でから、「D′・REG」の内容たる「000」をSPU
1に転送して、置数表示部111の表示を「0」
にクリアさせると共に、D3の内容「2」に基づ
いて右表示ランプL16を点灯させる。けれど
も、SNレジの内容がステツプ状態「0」である
場合には、「E」があみ直しキーを代表するデー
タであるとして、第83図のあみ直し制御を実行
するが、その詳細については後述される。
ところで、第81図乃至第83図に示されるフ
ローに従つてMPUが実行するスキヤン動作と、
上記SPU1及びSPU2が協働するキー入力制御
を、第18図について説明すると、始めにハツチ
120が開かれるに伴ない、ランプL0が点灯
し、かつ置数表示部111に段数(中段)用
「DN・REG」の内容が表示される。この「0」
ステツプ状態において数字キー110により置数
され、これに応答して置数表示部111に置数表
示された入力データは、あみ直しデータ若しくは
カード59を任意の段に段送りし或いは段戻しす
る段合わせデータとして有効に利用され、その後
のあみ直しキー118、段戻しキー116の操作
に応答して、その各キーに基づく各種の制御動作
が実行される。置数ありの「0」ステツプ状態で
は、ステツプキー113が操作されたとしても何
らの表示変更がなく、電子ブザーBSも鳴響しな
いで、無効なキー操作であると判断される。この
状態でステツプキー113を有効にするために
は、訂正キー112を操作すればよく、これによ
つて置数表示がクリアされ、置数なしの「0」ス
テツプ状態となる。
置数なしの「0」ステツプ状態において、例え
ば、カード59をセツトライン67が挿入部14
0の上端縁に一致するようにセツトしたのち、あ
み始めキー117が操作されると、「始段(1)」メ
モの内容に基づいて選択されたカード上の画素領
域61の列(始段)が、センサ92の読取位置J
に合致するようにカード59が段送りされる等
の、上記あみ始め制御が実行される。また、置数
なしの「0」ステツプ状態で、段戻しキー116
が操作されると、あみ始めキーとは反対に、カー
ド59のセツトライン67が挿入部140の上端
縁に一致する始めのセツト位置に戻されて、いわ
ゆるカード外しが実行される。
置数ありの「0」ステツプ状態で、段戻しキー
116が操作されると、「DN・REG」(SPU2の
段数(中段)用「G・REG」の内容と同じ)の
記憶データたる段数に比較して、置数データの内
容に一致する段の画素領域61の列が読取位置J
に対応するように、カード59が送り戻しされて
段合わせ制御が実行される。
置数なしの「0」ステツプ状態で、あみ始めキ
ー117、段送しキー116が二回以上操作され
ても、その最初のときだけ有効に機能して、二回
以降では何ら作用しない。キーが有効に機能した
かどうかについては、機能する毎に電子ブザー
BSがピツと鳴響して報知される。
また置数なしの「0」ステツプ状態において、
ステツプキー113が操作されると、置数なしの
「1」ステツプ状態となり、ランプL1が点灯し
て「もようA」の始段に相当するデータ入力がコ
ールされ、かつ置数表示部111には、外部
RAMの「始段(1)」メモの記憶データが呼出され
て表示される。そこで、数字キー110により所
望の始段データを入力すると、その入力データが
キー操作毎に順次にシフトアツプして置数表示部
111に表示され、かつ置数ありの「1」ステツ
プ状態となる。左右キー114,115は何ら機
能しない。若し数字キー110の操作をまちがえ
たときは、訂正キー112の操作で置数表示部1
11の表示が「0」にクリアされ、置数なしの
「1」ステツプ状態に戻る。「1」から「C」のス
テツプ状態までは、段戻しキー116、あみ始め
キー117及びあみ直しキー118が無効となつ
て、これらのキーを操作しても何ら機構しない。
置数ありの「1」ステツプ状態でステツプキー
113が操作されると、そのときの置数表示部1
11に表示されているデータが、これに対応する
ステツプメモたる「始段(1)」メモに書込まれると
共にランプL2が点灯し、置数表示部111には
「終段(2)」メモの記憶データが表示され、置数な
しの「2」ステツプ状態となる。
「2」のステツプ状態で、上記同様な操作によ
り、数字キー110で置数データが入力されたの
ちにステツプキー113が操作されると、その入
力データが「終段(2)」メモに書込まれ、次いでラ
ンプL3が点灯して、置数表示部111に「模左
A(3)」メモの記憶データが表示され、関数なしの
「3」ステツプ状態となる。これに応答して、同
じく数字キー110が操作され、更にステツプキ
ー113が操作されると、その入力データが「模
左A(3)」メモに書込まれ、次に、ランプL4を点
灯して、置数表示部111に「模右A(4)」メモの
記憶データが表示され、置数なしの「4」ステツ
プ状態となる。再び同様な手順で数字キー110
並びにステツプキー113が操作されると、その
入力データが「模右A(4)」メモに書込まれる。こ
のときのステツプキー113の操作においては、
模様選択スイツチSW1,5がいずれの位置にセ
ツトされていたかによりステツプ状態が変化し、
例えば、「全もよう」の場合に、上記ステツプキ
ー113の操作は、「全もよう」として置数され
るべき入力の最後であつて、特に、ステツプラン
プL5,6,7の点灯ステツプ状態におけるデー
タ入力がSPU2により自動的に進められてOKラ
ンプL13が点灯し、更には、置数表示部111
の表示が「0」にクリアされて、置数なしの
「D」ステツプ状態に進む。このとき、再び段戻
しキー116並びにあみ始めキー117、あみ直
しキー118が有効となる。
若し、ステツプキー113が操作されたときに
エラーランプL14が点灯し、かつ電子ブザー
BSがピーと鳴響すれば、そのときの置数表示部
111に表示されている置数データが、過大なも
のである等と判断され、しかも、エラーランプL
14の点灯時には、訂正キー112のみ有効とな
つて、他のキーは全く機能されない。従つて、訂
正キー112が操作されるしかなく、これに応答
して数字キー110並びにステツプキー113が
有効とされ、かつ置数表示部111の表示が
「0」にクリアされて、置数なしのステツプ状態
に戻り、新たな置数データの入力が可能とされ
る。
また、上記ランプL4が点灯して、しかも置数
表示部111に入力データが表示されている置数
ありの「4」のステツプ状態で、模様選択スイツ
チSW1,5が「1もよう」にセツトされてお
り、そしてステツプキー113が操作された場合
は、ランプL5が点灯し、更にはランプL17が
点灯して左右キー114,115の操作がコール
されると共に、「基A(5)」メモの記憶データが呼
出されて、その左右区別データ内容に一致する左
右ランプL15,L16のいずれかが点灯され、
かつ置数表示部111に数値データ(針番号)が
表示されて、置数なしの「5」ステツプ状態とな
る。このとき、ランプL5に対応する入力データ
が、左右の区別データを含むものであることか
ら、数字キー110が一時的に無効となる。
従つて、新たに入力しようとするデータ、即ち
模様基準位置データに基づいて、始めに左右キー
114,115のいずれかが操作されると、例え
ば、左キー114が操作されたならば左ランプL
15が点灯し、右キー115が操作されたとき
は、右ランプL16が点灯される。このとき、続
いて数字キー110が必らず操作されるべきもの
であることから、一時的にステツプキー113並
びに左右キー114,115が無効となる。
従つて、次に所望の針番号データが数字キー1
10で入力され、その後にステツプキー113が
操作されると、新たな左右の区別データ並びに針
番号データが「基A(5)」メモに書込まれると共
に、上記同様にしてランプL6が点灯し、「選左
A(6)」メモの内容に基づく上記同様な呼出し表示
が行なわれ、「6」のステツプ状態となる。若し
左右キー114,115の操作をまちがえたと
き、或いは針番号データをまちがえたときは、訂
正キー112の操作で再び左右キー114,11
5が有効となるからやり直しは自由にできる。
ランプL6が点灯して、「選左A(6)」メモに入
力されるべきデータのコールが行なわれる「6」
のステツプ状態で、希望する選針範囲のデータに
基づき、左右キー114,115のいずれか、並
びに数字キー110が操作され、その後にステツ
プキー113が操作されると、そのときの置数表
示部111に表示されているデータ(針番号)及
びランプ点灯による左右の区別データが、「選左
A(6)」メモに書込まれ、次いでランプL7が点灯
し、更に「選右A(7)」メモの呼出し表示が行なわ
れて、ランプL17も点灯する「7」ステツプ状
態となる。
以下、上記同様にして、ランプL7が点灯する
コール表示に基づき、所要のデータ入力後にステ
ツプキー113が操作されると、これに応答して
メモリ書込みと共にOKランプL13が点灯し、
「D」ステツプ状態に進んで、「1もよう」として
置数されるべきデータ入力の最後が告知される。
また、上記ランプL7が点灯して、メモリ書込
みのためのステツプキー113が操作される場合
に、「2もよう」のセツト状態であつたときは、
次いで、「もようB」のデータ入力のために、ラ
ンプL8が点灯し、「模左B(8)」メモの内容が呼
出し表示される。従つて、上記同様な操作が繰返
され、所要のデータが入力されたのちに、ついに
は、ランプL12が点灯するコール表示に基づ
き、メモリ書込みのためのステツプキー113が
操作されると、これに応答してOKランプL13
が点灯し、「2もよう」として置数されるべきデ
ータ入力の最後が告知される。
そして、OKランプL13が点灯し、しかも置
数表示部111に「0」が表示された置数なしの
「D」のステツプ状態において、更にステツプキ
ー113が操作されると、OKランプL13が消
灯されると共に、再びランプL0が点灯して、ハ
ツチオープン初期と同様な「0」のステツプ状態
に戻る。ときに、各ステツプ状態において夫々に
対応するランプL1〜L2が点灯し、メモリデー
タが呼出し表示された場合に、新たなデータ入力
のための置数操作が行なわれず、置数なしのステ
ツプ状態のままでステツプキー113が操作され
ると、直ちに次のステツプ状態へと進行する。従
つて、ステツプキー113を連続的に操作するこ
とによつて、段数(中段)用「DN・REG」と各
ステツプメモの内容たる「始段(1)」〜「選右B
(C)」の所要のデータを呼出し、いつでも確認する
ことができる。しかも、その呼出し表示の途中に
おいて、一部のデータを変更したい場合は、その
所要のデータ表示のステツプ状態において、新た
なデータを入力し、ステツプキー113を操作す
ることで、部分的なデータ変更を行なうこともで
きる。
ときに、始めの「0」ステツプ状態、或いはデ
ータ入力の終了が告知された「D」ステツプ状態
において、模様選択スイツチSW1,5が「2も
よう」或いは「1もよう」のセツト位置から「全
もよう」に切替えることは自由であり、また、ス
テツプ「5」〜「C」のいずれかで、新たに置数
データを入力しているとき、或いは呼出し表示し
ているときに、同じく「全もよう」に切替えるこ
とも自由であつて、ハツチ120が閉じられた場
合に、全もように適合した基準位置・選針範囲の
各データが自動的に割出されてステツプメモに書
込まれる。また、「模左」と「模右」、「選左」と
「選右」に対応するデータ入力順序は、それらの
組内でいずれから始めてもよく、システム内で自
動的にチエツクされ、必要あれば補正して正確な
データが夫々のステツプメモに書込まれる。
けれども、「もようA」の段方向における始ま
り位置(始段)と終わり位置(終段)について
は、いずれから入力することも自由であるが、例
えばステツプランプL1が点灯して先に入力した
始段データが、その後にステツプランプL2が点
灯して入力した終段データより大きければ、上下
はんたいの向きの編模様が編地に具現されるよう
になり、また、その逆の順序で入力することによ
り、始段データが終段データより小さければ、編
成パターンそのままの上下向きで編模様が編地に
具現されるようになる。従つて、所望する編模様
の上下向きに関係して、これに適合する入力順序
でキーインする。
ところでMPUは、第86図に示される外部割
込フローに従つて動作するとき、キヤリジが針床
の略中央附近を通過した時点で、センタフラグの
内容を中央通過後の「1」に替え、その後にキヤ
リジが走行方向を反転した場合に、センタフラグ
の内容が「1」であることを条件に、これを通過
前の「0」に替えると共に、DCフラグをデータ
チエンジありの「1」にセツトする関係にある。
従つて、MPUは、ハツチ120が閉じられて
「編成モード」にある場合に、第80図のメイン
フローに戻つて、例えばキヤリジの走行反転時
に、DCフラグの内容を尋ねて、これにデータチ
エンジありの「1」があつた場合は、直ちに「デ
ータチエンジ」制御を実行する。即ち、外部
RAMの「データセツトメモ」の200ビツト内容を
「データチエンジメモ」に各ビツトアドレスを一
致させてそのまま書移し、例えば「データセツト
メモ」のビツトアドレス「200」の内容を「デー
タチエンジメモ」のビツトアドレス「200」に書
移し、同じく「201」の内容を「201」に、「202」
を「202」にというように順序よく書移し、最後
に「データセツトメモ」のビツトアドレス
「399」の内容を「データチエンジメモ」のビツト
アドレス「399」に書移す。次いで、DCフラグを
データチエンジなしの「0」に替えてから、KL
フラグにLキヤリジの「1」があり、或いはKキ
ヤリジの「0」がある場合であつても、スイツチ
SW6、SW7がダブルあみこみ(KRC)なし、
タテ倍なしにセツトされているときは、直ちにカ
ード読取り(CR)フラグをありの「1」にセツ
トすると共に、データセツト(DS)フラグをあ
りの「1」にセツトする。
その後、MPUは第80図フローに従つてCRフ
ラグを尋ねたときに、カード読取りありの「1」
があると、直ちに「カード読取り」制御を実行す
る。即ち、始めにSPU2に「2」データを転送す
ることにより「カード読取り」及び「カード送り
戻し」制御を実行させる。そして、SPU2から転
送されてくる一ワード4ビツトずつの「カード・
データ」信号を、外部RAMの「正右」、「正左」
のカードデータメモの各ビツトアドレスに所要の
順序で書込む。
即ち、第65図フローに従つて、始めにセンサ
92が右方向に往動走行した場合には、横一段の
画素領域61の読取走査に基いて、最初にSPU2
から「1」〜「4」の画素領域61に対応する4
ビツトの「カード・データ」信号が転送されるこ
とにより、予めアドレス指定した「正右」メモリ
のビツトアドレス「0」に「1」の画素領域61
に対応する「カード・データ」信号を書込み、同
じくビツトアドレス「1」に「2」の画素領域の
信号を、ビツトアドレス「2」に「3」の画素領
域の信号を、ビツトアドレス「3」に「4」の画
素領域の信号を書込んでから、SPU2からの次の
データ転送を待期する。そして、「5」〜「8」
の画素領域61に対応する「カード・データ」信
号が転送されたならば、上記同様にして「正右」
メモリのビツトアドレス「4」〜「7」に「5」
〜「8」の画素領域の信号を順序よく書込み、以
下同様にして、SPU2から「カード・データ」信
号が転送される毎に、「正右」メモリの所要のビ
ツトアドレスに書込み、最後に、「正右」メモリ
のビツトアドレス「59」に「60」の画素領域61
に対応する「ガード・データ」信号が書込まれた
段階で、今度は「正右メモリ」に替えて、「正
左」メモリをアドレス指定できるようにセツトす
る。その後、センサ92が走行反転して左方向に
復動走行するときの横一段の画素領域61の読取
装置に基づき、SPU2から「60」〜「57」の画素
領域61に対応する4ビツトの「カード・デー
タ」信号が転送されることにより、先にアドレス
指定した「正左」メモリのビツトアドレス「0」
に「60」の画素領域61に対応する「カード・デ
ータ」信号を書込み、同じくビツトアドレス
「1」に「59」の画素領域の信号を、ビツトアド
レス「2」に「58」の画素領域の信号を、ビツト
アドレス「3」に「57」の画素領域の信号を書込
んでから、SPU2からの次のデータ転送を待期す
る。そして、「56」〜「53」の画素領域61に対
応する「カード・データ」信号が転送されたなら
ば、上記同様にして「正左」メモリのビツトアド
レス「4」〜「7」に「56」〜「53」の画素領域
の信号を順序よく書込み、以下同様にして、SPU
2から「カード・データ」信号が転送される毎
に、「正左」メモリの所要のビツトアドレスに書
込み、最後に、「正右」メモリのビツトアドレス
「0」に「1」の画素領域61に対応する「カー
ド・データ」信号を書込む。
以上によつて、MPUはセンサ92の往復の読
取走査に基づき、カード59上の画素領域61の
横列に対応して、「正右」メモリにはそのままの
ビツト配列順位で規則正しく記憶させるように
し、また「正左」メモリには左右に反転したビツ
ト配列順位で記憶させる。こののち、MPUはカ
ード読取り(CR)フラグをなしの「0」にリセ
ツトしてから、第66図フローに従つてSPU2が
実行する「カード送り戻し」制御と同様な段数
(中段)用「DN・REG」の歩進制御を実行し、
特にFRフラグを参照して、必要あればカード送
り方向フラグを修正する等により、常にSPU2の
「G・REG」の内容に一致させて「DN・REG」
の内容を書替える。
ときに、第80図のフローに従つて、MPUは
DSフラグを「0」にリセツトしたのち、KLフラ
グにKキヤリジの「0」があつて、例えばスイツ
チSW6がダブルあみこみ(KRC)なしにセツト
され、スイツチSW7がタテ倍ありにセツトされ
ていた場合は、あみ始め時にタテ倍1回目として
カード送りなしの「0」が格納されているタテ倍
フラグを調べて、若し送りありの「1」であれ
ば、これを送りなしの「0」に替えてから上記同
様な送り制御動作を実行してカード59を送り戻
しするが、送りなしの「0」であれば、これを送
りありの「1」に替えて、DSフラグをデータセ
ツトありの「1」にセツトする動作のみを行な
い、CRフラグをカード読取りありの「1」にセ
ツトする動作を行なわないで、特にカード59の
読取り並びにその送り戻しを実行しない。即ち、
MPUがキヤリジ反転信号に基づく「データチエ
ンジ」制御を行なつても、その二回に一回の割り
でカード読取り並びにその送り戻しを中止し、タ
テ倍のための間欠送りが実行される。
また、第80図フローに従つて、MPUは、ス
イツチSW6がダブルあみこみ(KRC)ありにセ
ツトされていた場合は、FWDフラグの内容を調
べて、若し送りありの「0」であれば、これを送
りありの「1」に替え、更にKRCフラグの内容
を「1」ならば「0」に、「0」ならば「1」に
コンプリメントしてから、CRフラグをDSフラグ
と共にありの「1」にセツトして上記同様なカー
ド読取り並びに送り戻しの制御動作を実行してカ
ード59を送り戻しするが、送りなしの「1」で
あれば、これを送りありの「0」に替えて、DS
フラグのみをありの「1」にセツトする。
ときに、第80図フローにおいて、段数(中
段)用「DN・REG」の内容は、そのときにセン
サ92が対応しているカード59上の画素領域6
1の段数に一致し、また、MPUは、キヤリジが
走行方向を反転したときにデータチエンジフラグ
を「1」にセツトする関係である。従つて、例え
ば、第52図に示されるように、スイツチSW4
が「くり返し」にセツトされ、「始段(1)」メモと
「終段(2)」メモに「1」、「30」のデータが記憶さ
れている場合において、第80図フローに従つて
動作するMPUは、センサ92に対応するカード
59上の画素領域段数(「DN・REG」の内容)
を、キヤリジの走行反転回数に応じて、「1」
段、「2」段、「3」段……と変更させるように、
SPU2がカード59を段送りするように制御し、
そして、「30」段の次には、カード59を一気に
段戻しさせて、再び「1」段となり、次いで
「2」段、「3」段とくり返すように制御する。し
かし、「タテ向きあい」にセツトされている場合
は、上記同様にして「1」段、「2」段、「3」段
……と進めたのち、「30」段の次には、カード5
9を一段だけ戻して「29」段とさせ、次いで、
「28」段、「27」段……と進め、再び「1」段に戻
つたあとは、「2」段、「3」段とくり返すように
制御する。
また、スイツチSW6が「ダブルあみこみ」あ
りにセツトされている場合は、夫々上記各段数が
キヤリジの二回の走行反転毎に一段ずつ変化し、
キヤリジの各一回の走行に関連しては、例えば
「3」段、「3」段、「4」段、「4」段というよう
な間欠送りとなる。
その後、MPUは第80図フローに従つて、DS
フラグにデータセツトありの「1」が格納されて
いる場合、第84図の「データセツト」フローに
移行して、所要の「データセツト」制御を実行す
る。
即ち、MPUは、第84図の「データセツト」
フローに従つて、始めに2もようフラグを1もよ
うの「0」にセツトし、第一の記憶装置たるカー
ドデータメモの「正右」、「正左」メモリをアドレ
ス指定するためのレジに、「正右」メモリを指
定する「C」データを格納してから、第85図の
「PNセツト」フローに移行して、その後に実行さ
れるメモリのビツト書込みデータを正逆はんたい
なしの「1」とするか、正逆はんたいありの
「0」とするかを判断するための基礎となるPNフ
ラグの内容を決定する。即ち、第85図フローに
従つて、スイツチSW6がダブルあみこみなしで
あれば、唯単にスイツチSW8に関係して、正逆
はんたい(KRC)にセツトされていれば、PNフ
ラグにネガ(逆)の「1」を格納し、そうでなけ
ればポジ(正)の「0」を格納して、PNセツト
を完了する。
次いで、第84図フローに従つて、PNフラグ
の内容に基づき、若しポジ(正)の「0」があれ
ば「データセツトメモ」の全てのビツトアドレス
に渡つて選針なしの「0」にクリアさせ、ネガ
(逆)の「1」があれば同じく「データセツトメ
モ」の全てのビツトアドレスに渡つて選針ありの
「1」をセツトする。そして、SWレジの内容か
ら割出した模様選択スイツチSW1,5の切換え
位置に基づいて、例えば、全もようか1もようが
選択されている場合には、「模左A(3)」メモの内
容「d」を呼出して、「正右」、「正左」メモリの
ビツトアドレスに対応するデータ「d−1」に換
算してから内部RAMの「模左」レジに書込み、
同じく「模右A(4)」メモの内容から同様に換算し
て得たデータを「模右」レジに書込み、更には、
「基A(5)」メモの内容を呼出して、これが「左a
番」のデータであるとき、「300−a」のデータに
変えて、また「右C番」のデータであるとき、
「299+C」のデータに変えて、「データセツトメ
モ」のビツトアドレスに対応するデータに換算し
たのちに、「基」レジに書込み、同じく「選左A
(6)」・「選右A(7)」の各メモ内容を呼出して上記同
様な換算補正ののちに「選左」、「選右」レジに書
込む。
次いで、「模左」と「模右」の各レジ内容か
ら、もようAとして選択された編成パターンの左
右の有効幅(模様幅)を割出し、これを例えば、
一時的な「もようW」レジとした「T・REG」
に格納して、その内容たる模様幅をもとに「基準
位置」のチエツク動作を行なう。即ち、第91図
に示されるように、「基」レジの内容たる基準位
置データが「選左」レジの内容に等しい場合はそ
のままとするが、例えば、「選左」レジより大き
い場合には、これを模様幅のピツチに合わせて
「基」レジの内容を順次に減算することにより、
「選左」レジの内容に一致するか或いは最も近い
左側の基準位置に求め、また、「選左」レジの内
容より小さい場合には、これを模様幅のピツチに
合わせて「基」レジの内容を順次に加算すること
により、「選左」レジに一致するか或いは最も近
い左の基準位置を求める。そして、SWレジの内
容からヨコ倍スイツチSWOがヨコ倍ありにセツ
トされていれば、上記基準位置の修正を模様幅の
2倍のピツチに合わせて行う。
その後、第84図フローに従つて、KLフラグ
にKキヤリジの「0」があれば、2もようフラグ
の内容を尋ね、1もようか全もようの場合は予め
「0」にセツトされたままであるので、SWレジ
の内容から左右はんたいAスイツチSW3の切替
え位置をチエツクして、例えばはんたいなしであ
れば、レジ並びに「模左」、「模右」の各レジ内
容をそのままとするが、若しはんたいであれば、
レジの2ビツト目をコンプリメントして「C」
から「E」に替えることにより、「正左」メモリ
がアドレス指定されるようにすると共に、「模
右」レジの内容「e」から「59−e」のデータを
算出し、「模左」レジの内容「h」から「59−
h」のデータを算出して、「59−e」データを
「模左」レジに、「59−h」データを「模右」レジ
に書込み、それら両レジによつて指定する「正
左」メモリのビツトアドレス番号を、上記「模左
A(3)」、「模右A(4)」の各メモ内容たる情報有効幅
データに対応させる。
次に、MPUは第84図フローに従つて、先の
基準修正時の基フラグを「0」にリセツトし、か
つもよう(ヨコ倍用)フラグを「0」にリセツト
してから、「基」レジの内容を呼出して「データ
カウント」レジに書込み、「模左」レジの内容を
「模カウント」レジに書き込む。そして、これを
「基」レジの内容たる基準位置から始めて「デー
タカウント」レジの内容が「選左」レジの内容に
一致する位置まで、その各ビツトアドレス毎に
「模カウント」、「データカウント」レジの内容を
1ずつ加算したときの最終の値を割出して、その
結果が「模カウント」、「データカウント」レジに
格納されるようにし、またヨコ倍ありであれば、
上記の各ビツトアドレス毎にもようフラグを
「0」、「1」、「0」、「1」………と変化させ、か
つその「1」毎に「模カウント」レジを1ずつ加
算したときの最終の値を割出して、その結果がも
ようフラグと「模カウント」、「データカウント」
レジにセツトされるようにする。
次いで、「選左」レジの内容に「データウン
ト」レジの内容が一致してから、例えば、PNフ
ラグが「0」である場合は、そのときのレジに
よつて指定される「正右」、「正左」メモリのいず
れかであつて、しかも「模カウント」レジで指定
れるビツトアドレスの「0」、「1」内容を呼出
し、「1」のビツト内容であるときに限り、「デー
タカウント」レジで指定される「データセツトメ
モ」のビツトアドレスに「1」を書込む。若し、
PNフラグが「1」であれば、そのときのレジ
によつて指定される「正右」、「正左」メモリのい
ずれかであつて、しかも「模カウント」レジで指
定されるビツトアドレスの「0」、「1」内容を呼
出し、「0」のビツト内容であるときに限り、「デ
ータカウント」レジで指定される「データセツト
メモリ」のビツトアドレスに「0」を書込む。そ
して、「データのカウント」レジの内容が「選
右」レジの内容に一致していないことを条件に、
「データカウント」レジの内容を「1」加算し、
更にKLフラグにLキヤリジの「1」があるか、
Kキヤリジの「0」があつてもヨコ倍なしであれ
ば、「模カウント」レジの内容が「模右」レジの
内容に一致しないことを条件に、「模カウント」
レジの内容を「1」加算してから、上記メモリの
ビツト書込みフローに戻つて、同様な動作をくり
返す。
若し、「模カウント」レジの内容が「模右」の
内容に一致していれば、「模左」レジの内容を
「模カウント」レジに再セツトしてから、上記同
様なビツト書込み動作をくり返すが、ときに、
「データカウント」レジの内容が「選右」レジの
内容に一致した場合には、「選右」レジの内容に
一致するビツトアドレスまでの書込み動作が終了
したとして、第84図フローの「データセツト」
制御を完了し、その後にDSフラグをデータセツ
トなしの「0」にリセツトする。
ときに、上記メモリのビツト書込み動作におい
てKLフラグにKキヤリジの「1」があつてヨコ
倍ありの場合は、もようフラグを有効に利用し
て、上記「データカウント」レジの内容を1加算
したあとで、もようフラグの内容を尋ねることに
より、これが「0」であれば、「1」に書替え
て、上記メモリのビツト書込みフローへと直ちに
戻るが、若し「1」であれば、「0」に替えて
「模カウント」レジの1加算のフローへと移行す
る。従つて、「模カウント」レジで指定される
「正右」、「正左」メモリの所要のもののビツトア
ドレス内容が「データカウント」レジで指定され
る「データセツトメモ」の連続した二つのビツト
アドレスに書込まれるようになり、例えば、「正
右」、「正左」メモリの所要のもののビツトアドレ
ス「20」の内容が「1」であるとき、これに対応
して「データセツトメモ」のビツトアドレス
「300」、「301」に夫々書込まれたりするようにな
る。
また、第84図フローに従つて、SWレジの内
容から模様選択スイツチSW1,5が2もように
セツトされていた場合、MPUは、始めに「もよ
うB」のビツト書込み動作を行なうように、「基
B(A)」、「選右B(C)」、「選右B(B)」、「模右B(9)
」、
「模左B(8)」メモの各内容を呼出して上記同様な
換算補正により得たデータを「基」、「選右」、「選
左」、「模右」、「模左」レジに書込み、2もようフ
ラグを「1」に替えてから、基準修正のフローへ
と移行して上記同様な制御をくり返す。そして特
に、「もようB」のビツト書込動作において、
MPUは左右はんたいのチエツク動作をスイツチ
SW2の切替え位置に基づいて行なう。
そして、第84図フローに従つて、「もよう
B」のためのビツト書込み動作を終了したMPU
は、先に格納した2もようフラグの内容「1」に
基づいてこれを「0」に替えてから、「もよう
A」のビツト書込動作を行なうように、「基A
(5)」、「選右A(7)」、「選左A(6)」、「模右A(4)」
、「模
左A(3)」メモリの内容を呼出して、上記同様な換
算補正により得たデータを、「基」、「選右」、「選
左」、「模右」、「模左」レジに書込む。そして、あ
とは上記同様な制御をくり返して、「データセツ
ト」制御を完了する。
ところで、第85図の「PNセツト」フローに
おいて、ダブルあみこみありの場合には、
KRC、FWDフラグの内容が有効に利用され、更
に正逆はんたいスイツチSW8のセツト内容にも
関係してPNフラグの内容が決定される。そし
て、あみ始め時にFWDフラグに送りなしの
「1」が格納され、KRCフラグに「0」が格納さ
れることにより、第85図の「PNセツト」フロ
ーに従つて、ダブルあみこみの編成が開始される
場合には、MPUが第84図フローの「データセ
ツト」制御を実行するのに関係して、その一回目
にPNフラグにネガ(逆)の「1」がセツトさ
れ、二回目にポジ(正)の「0」がセツトされ、
同じく三回目に「0」、四回目に「1」、五回目に
「1」、六回目に「0」、七回目に「0」、八回目に
「1」というように、「逆」、「正」、「正」、「逆」

周期で規則正しくくり返される。しかも第80図
のメインフローに従つて、カード59の送り動作
がFWDフラグの内容に基づいて、キヤリジの走
行反転の二回につき一回の割りで一段ずつ送られ
ることから、夫々にカード59上の同一段の信号
が「正」、「逆」の二度に渡つて利用される。これ
によつて第88図に示されるようなダブルあみこ
みの編成に対処して、通常の模様編成のカード5
9を兼用することにより、そのときどきに必要な
選針動作が適確に行なわれる。このときタテ倍ス
イツチSW7がタテ倍ありであれば、更にカード
59の送り動作が間欠的なものとなつて、ダブル
あみこみありでもタテ倍を自由に行なうことがで
き、また、正逆はんたいスイツチSW8が正逆は
んたいありであれば、上記と逆の態様にPNフラ
グがセツトされて、始めに「正」、次に「逆」そ
して「逆」、「正」、「正」、「逆」となり、ダブルあ
みこみありでも正逆はんたいを行なうことがき
る。
第84図の「データセツト」フローに従つて、
選針モード設定装置の一つである各種スイツチ
SW1,5,2,3のON、OFF内容に基づい
て、第一の記憶装置たる「正右」、「正左」メモリ
の所要のものを選択し、スイツチSW6,8の切
替えに基づいて「0」、「1」のビツト内容を、第
二の記憶装置たる「データセツトメモ」の所定ビ
ツトアドレス(「データチエンジメモ」にも同一
ビツトアドレスで対応する)に書込む動作は、第
53図乃至第55図に例示される編模様の具現態
様図からも容易に理解される。特に、第84図フ
ローにおいて、「正右」、「正左」メモリを有効的
に活用し、レジの内容たるアドレスデータによ
つて指定することにより、所要の選針モードに応
じたビツト配列順位のメモリを選択し、更には、
選針モード設定装置の一つであるスイツチSW0
のON、OFF内容に基づいて、「データセツトメ
モ」の連続した二つのビツトアドレス毎に同じビ
ツト内容「0」、「1」を書込むことで、ヨコ倍あ
りのモードが極く簡単に処理される。従つて、第
84図のフローの「データセツト」制御完了後に
おいては、その他のモード設定装置の一つたるキ
ー入力データ用ステツプメモの「始段(1)」〜「選
右B(C)」の内容をも参照して、全ての選針モード
設定装置により設定された編模様の具現のために
必要な選針データが、編針と一対一の関係で対応
する「データセツトメモ」の各ビツトアドレス部
分に、「選針あり(第3図B位置に選別される編
針)」のデータをビツト内容「1」とし、「選針な
し(第3図A位置に選別される編針)のデータを
ビツト内容「0」として記憶される。
第80図のメインフローに従つて、MPUは
「データセツト」制御を終了したのち、上記同様
なデータチエンジ(DC)フラグ等のチエツクを
行ない、必要あれば所要の各制御動作を実行する
が、その動作中に、例えば端子に「L」の外
部割込命令が与えられると、直ちに第86図の割
込フローへと移行して、所要の割込制御完了後に
元のフローに戻る。
即ち、MPUのの端子に、「L」の外部割込
命令が与えられる場合は、「VIDEO1」信号が
「L」から「H」に立ち上つたときと、SPU1が
ポートO3を「H」出力にしたときのいずれかで
あり、特にSPU1からの割込命令は、前述された
ようにキヤリツジ13,20が左方向に走行して
いる場合であつて、しかもキヤリジ中心線C,D
が各編針3間の中央位置に対応する時点に与えら
れる。
従つて、第86図フローに従つて外部割込制御
を行なうMPUは、予めAcc、X、Y等のレジ退
避をしたのち、始めにポートR8の入力をチエツ
クして、SPU2からの割込であれば、これを有効
割込として所要の割込制御を実行するが、SPU1
からの割込でないと判断したときは、次いでポー
トR11に与えられている「VIDEO2」信号を調
べて、若し「L」であれば、そのときの割込命令
を無効なものとして、直ちにレジ回復後にメイン
フローに戻り、「H」である場合に限つて、その
ときの割込命令を有効なものとして所要の制御動
作を実行する。そして、この時点は、第23図乃
至第26図のタイミング関係から明らかなよう
に、キヤリジ13,20が右方向に走行している
場合であつて、しかもキヤリジ中心線C,Dが各
編針3間の中央位置に対応する時点であり、キヤ
リジ13,20が左方向に走行しているときに
SPU1から割込命令が与えられる位置にも合致し
ている。
MPUは、第86図フローに従つて、キヤリジ
が右方向に走行しているときに有効な割込制御と
判断した場合は、先ず、「左基準」信号が「H」
であるかを尋ね、若しそうであれば次いで、第8
7図aの「KLCH」フローに従い、ポートK0の
入力信号たる「KL判別」信号を調べて、「H」で
あれば、Lキヤリジを代表する「1」を、「L」
であればKキヤリジを代表する「0」をKLフラ
グに書込み、その後に左基準のカウント補正を行
なう。即ち、KLキヤリジのいずれかが針床の左
端から右方に走行されつつ、キヤリジに搭載の磁
石体42,43,44の一つが左基準素子40に
近接した(第30図b参照)ときの有効外部割込
に基づいて、MPUは、キヤリジカウント用
「C・REG」に「199」を格納すると共に、その
とかの「位相」信号を調べて「L=0」であれ
ば、SL番号カウント用「Nd」レジに「7」を書
込み、同じく「H=1」であれば「Nd」レジに
「F」を書込む。
第12図から理解されるように、Kキヤリジ1
3の左側の磁石体42、或いはLキヤリジ20の
磁石体44が左基準素子40に近接した場合にお
いて、第9図のタイミングを満足しながら電磁石
SLの通電を開始されるべき編針に対応するビツ
トアドレス番号は、「199」であり、しかも、
「1」の「位相」信号が出力されるときのベルト
とキヤリジとの連結状態で、通電の開始に適合す
るカム輪位置に対応して電磁石SLFがあり、同じ
く「0」の「位相」信号が出力されるときに、電
磁石SL7がある。従つて、上記のような左基準
のカウント補正を実行することによつて、それ以
後の選針タイミングを確保できる。もつとも、K
キヤリジ13の右側の磁石体43が左基準素子4
0に近接した場合も、上記同様なカウント補正が
行なわれるが、引続くキヤリジ13の右方への走
行によつて、左側の磁石体42が左基準素子40
に近接し、そのときのカウント補正で、第9図の
選針タイミングが確保される。
MPUは、第86図フローに従つてキヤリジが
左方向に走行しているときにSPU1からの割込制
御と判断した場合は、先ず、「右基準」信号が
「H」であるかを尋ね、若しそうであるとき、次
いで第87図aの「KLCH」フローに従い、「KL
判別」信号を調べて、「H」であればLキヤリジ
を代表する「1」を、「L」であればKキヤリジ
を代表する「0」をKLフラグに書込み、その後
に右基準のカウント補正を行なう。即ち、KLキ
ヤリジのいずれかが針床の右端から左方に走行さ
れつつ、キヤリジに搭載の磁石体42,43,4
4の一つが右基準素子38に近接した(第30図
a参照)ときの有効外部割込に基づいて、MPU
は、キヤリジカウント用「C・REG」に「400」
を格納すると共に、そのときの「位相」信号を尋
ねて「L=0」であれば、SL番号カウント用
「Nd」レジに「0」を書込み、同じく「H=1」
であれば「Nd」レジに「8」を書込む。
第11図から理解されるように、Kキヤリジ1
3の右側の磁石体43、或いはLキヤリジ20の
磁石体44が右基準素子38に近接した場合にお
いて、第9図のタイミングを満足しながら電磁石
SLの通電を開始されるべき編針に対応するビツ
トアドレス番号は、「400」であり、しかも「1」
の「位相」信号が出力されるときのベルトとキヤ
リジとの連結状態で、通電の開始に適合するカム
輪位置に対応して電磁石SL8があり、同じく
「0」の「位相」信号が出力されるときに、電磁
石SL0がある。従つて、上記のような右基準の
カウント補正を実行することによつて、それ以後
の選針タイミングを確保できる。もつとも、Kキ
ヤリジ13の左側の磁石体42が右基準素子38
に近接した場合も、上記同様なカウント補正が行
なわれるが、引続くキヤリジ13の左方への走行
によつて、右側の磁石体43が右基準素子38に
近接し、そのときのカウント補正で、第9図の選
針タイミングが確保される。
また、MPUは第86図フローに従つて、キヤ
リジが針床の端部から走行し始めたとき、「左基
準」、「右基準」信号のいずれかが「H」であつた
場合に、キヤリジ方向用Fサインフラグ(以下F
フラグと称する)に、キヤリジ右走行であれば
「1」を格納し、キヤリジ左方向であれば「0」
を格納するようにして、それ以後のキヤリジ走行
反転の検出に利用する。
第86図フローに従つて、有効割込動作を実行
するMPUは、通常「左基準」、「右基準」信号が
「L」であることに基づいて、キヤリジが右方向
に走行するときの有効割込であれば、「C・
REG」の内容を1加算し、「Nd」レジの内容も1
加算する。そして、ポートO4を「L」出力にす
ることによりSPU2に外部割込命令を与え、ポー
トR12〜R15のデータバスラインが開放され
たのちに、上記加算後の「C・REG」の内容に
よつて指定される第一の記憶装置たる「データチ
エンジメモ」のビツトアドレス内容を呼出し、例
えば、「C・REG」の内容「220」に一致するビ
ツトアドレス「220」の「0」、「1」内容を呼出
す。そして、そのビツト内容が「0」であると
き、「選針なし」を代表する「A」データをSPU
1に転送し、次いで、上記加算後の「Nd」レジ
の内容であつて、そのときに通電を開始されるべ
き電磁石SLの番号データ「X」をSPU1に転送
する。若し、呼出したビツト内容が「1」であれ
ば「選針あり」を代表する「B」データをSPU1
に転送し、次いで「Nd」レジの内容を転送す
る。また、キヤリジが左方向に走行するときの
SPU1からの外部割込であれば、MPUは「C・
REG」並びに「Nd」レジの内容を夫々1減算
し、その減算後の内容に基づいて上記同様な「デ
ータチエンジメモ」からの呼出し、並びにSPU1
への転送を行なう。尚、「Nd」レジの加減算は、
16進で表わして、例えば「F」から「1」加算し
たときは「0」になり、「0」から「1」減算し
たときは「F」となる。
そして、SPU1への選針データ転送を終了した
のち、内部RAMのフラグレジのうちのYアドレ
ス0〜4の内容を外部RAMのフラグメモに書移
し、次いで転送フラグの内容から、割込の直前に
SPU2への転送中であるとした場合に限り、その
転送すべきデータを再びポートR12〜R15に
出力させ、通常はSPU2の割込を解除してから、
レジ回復して第86図フローの割込制御を完了す
る。
また、第86図フローに従つて、MPUは
「Nd」レジの加減算後に、ハツチ120の開閉状
態をハツチフラグにより調べたとき、若しハツチ
「開」の「1」があれば、上記メモリからのビツ
ト呼出し動作を行なわずに、直ちにレジ回復をし
て割込制御を完了する。
第10図乃至第12図から理解されるように、
針床上の200本の編針3は、「データチエンジメ
モ」のビツトアドレス「200」〜「399」に夫々一
対一の関係で対応し、しかも、それらの各ビツト
アドレス部分に「0」、「1」の選針データが記憶
される。従つて、始めに上記左或いは右基準のカ
ウント補正を行なつたのち、キヤリジの編針一ピ
ツチ分の走行に関連して、詳細にはキヤリジ中心
線C,Dが各編針3間の中央位置に到来する毎
に、SPU1からの割込命令等で有効割込制御が実
行されるので、これに基づいて、MPUは、第8
6図フローに従つて、第10図乃至第12図に示
されるような所要の関係をもつて、そのときどき
に通電を開始すべき電磁石SLの選択並びに選針
データの呼出し等を行ない、より具体的にはキヤ
リジ搭載の選別カム機構16,16aと柄板45
a〜hとの協働による選針タイミングを確保し
て、一定の秩序のもとに編針の選別制御を実行す
る。
ときに、第86図フローに従つてMPUは
「C・REG」の内容を1加算し、或いは1減算し
たのちに、第87図bの「CPCH」フローに従つ
て、その内容が「300」であつた場合に限り、あ
み直しのためのデータチエンジポーズフラグ
(DHPフラグ)を「0」にリセツトし、かつキヤ
リジ外しフラグ(2ビツトで構成される)を外し
なしの「00」にリセツトして、その後の「データ
チエンジ」制御が支障なく行ない得るようにする
と共に、キヤリジ中央通過用センタフラグに中央
通過後を表わす「1」を格納し、その後のキヤリ
ジ走行反転に利用する。
即ち、第86図フローに従つて、キヤリジが走
行方向を反転したとき、例えば、左から右或いは
右から左に走行反転したときは、その直後に出力
される割込命令に基づいて、有効割込制御を行な
うMPUは、「C・REG」並びに「Nd」レジの内
容を夫々1加減算したのちに、Fフラグがそのと
きのキヤリジ方向と反対の内容であることから、
先ずMサインフラグ(Mフラグ)を「1」にセツ
トしておく。これによつて、キヤリジが走行反転
した場合であつても、直ちに後述されるようなフ
ラグセツト並びに反転補正が行なわれず、例えば
キヤリジが再び折返して反転することなくそのま
ま走行される場合などを回避して、更に大きくキ
ヤリジが編針の1本分反転走行を進めた時点での
み、正常なキヤリジ反転と判断されるようにす
る。
従つて、Mフラグが「1」にセツトされた状態
で、次の有効割込制御を行なうMPUは、Fフラ
グにキヤリジが走行反転した方向に一致する
「0」、「1」の内容を書込んで、キヤリジ反転制
御を実行することにより、始めにMフラグを
「0」にリセツトして次の走行反転に備えさせる
と共に、センタフラグを調べて、これに中央通過
後の「1」があれば、通過前の「0」に戻し、
DHPフラグがあみ始め、あみ直し初期のみ
「1」であつて通常はなしの「0」であり、また
キヤリジ外しフラグが通常は外しなしの「00」で
あることから、DCフラグをデータチエンジあり
の「1」にセツトしたのち、第87図cの「キヤ
リジ反転補正」フローに移行して、カウント補正
を行なう。
即ち、第87図cフローに従つて、MPUは、
キヤリジが左から右に走行反転したときは、Fサ
インフラグの内容が「1」であるから、キヤリジ
反転右のカウント補正を行なうように、KLフラ
グの内容を調べて、若しKキヤリジの「0」があ
れば、上記1加算後の「C・REG」の内容を
「26」減算し、かつ「Nd」レジの内容を「A」減
算するが、同じくKLフラグにLキヤリジの
「1」がある場合は、「C・REG」の内容を
「2」減算し、かつ「Nd」レジの内容を「A」減
算するようにして、カウント補正を行なう。
第10図から理解されるように、例えば、Kキ
ヤリジ13が左方向に走行しているときであつ
て、しかも、電磁石SLの通電を開始されるべき
編針3に対応するビツトアドレス番号、即ち
「C・REG」の内容が「305」で、「Nd」レジの内
容が「9」であつた場合、これよりキヤリジが走
行方向を反転して右方向に走行したとすると、こ
れによつて、電磁石SLの通電を開始されるべき
編針3に対応するビツトアドレス番号が「280」
となり、また電磁石SLの番号が「0」となる。
また、Lキヤリジ20であれば、「304」、「0」と
なる。従つて、上記のようなキヤリジ反転右のカ
ウント補正を行なうことによつて、それ以後の選
針タイミングが確保される。
また、MPUは第87図cフローに従つて、キ
ヤリジが右から左に走行反転したときは、Fサイ
ンフラグの内容が「0」であることから、キヤリ
ジ反転左のカウト補正を行なうように、若しKL
フラグにKキヤリジの「0」があれば、上記1減
算後の「C・REG」の内容を「26」加算し、か
つ「Nd」レジの内容を「A」加算するが、同じ
くKLフラグにLキヤリジの「1」がある場合
は、「C・REG」の内容を「2」加算し、かつ
「Nd」レジの内容を「A」加算するようにして、
カウント補正を行なう。従つて、キヤリジが右か
ら左に走行反転した場合には、上記左から右の走
行反転と逆のカウント補正が行なわれて、その後
の選針タイミングが確保される。
第86図フローに従つて、MPUはキヤリジの
走行反転時に、DCフラグにデータチエンジあり
の「1」をセツトすると、そのときの有効割込制
御の実行後に、第80図のメインフローに戻つて
制御を進める場合に、上記DCフラグに基づき、
「データチエンジ」制御を行ない、その後に必要
あればCRフラグをカード読取りありの「1」に
セツトしてSPU2に「カード読取り」、「カード送
り戻し」制御を実行させる。けれども、センタフ
ラグを調べて、若し中央通過前の「0」があれ
ば、DCフラグを「0」のままとすることによ
り、そのときのキヤリジ反転に基づいては、「デ
ータチエンジ」及び「カード読取り」並びに「カ
ード送り戻し」制御が実行されない。即ち、キヤ
リジが針床の中央付近を通過して、詳細には
「C・REG」の内容が「300」になつてからのキ
ヤリジ反転に基づいてのみ上記各制御が実行され
る。
第86図フローに従つて動作するMPUは、「左
基準」信号が「H」であつても、キヤリジが左方
向に走行している場合であれば、左基準のカウン
ト補正を行なわず、また、「右基準」信号が
「H」であつても、キヤリジが右方向に走行して
いる場合であれば、右基準のカウント補正を行な
わない。即ち、キヤリジが針床の内方側より外端
に向かつて走行するときは、基準補正を行なわな
いようにして、通常の「C・REG」並びに
「Nd」レジの1加減算動作を実行することによ
り、針床上の全編針に渡つての選針タイミングを
確保する。
ところで、第86図フローに従つて動作する
MPUは、例えばキヤリジの磁石体42,43,
44の一つが基準素子38,40に近接して、基
準補正位置がキヤリジ反転位置でもあつたことを
考慮して、即ち、磁石体42,43,44の一つ
が基準素子38,40に近接した位置でキヤリジ
が走行反転した場合のためにも、Fフラグの内容
を書替えて、その直後に再びキヤリジ反転補正が
重複して行なわれないようにすると共に、センタ
フラグの内容を尋ねて、上記キヤリジ反転のフラ
グセツト並びに補正のときと同様なDCフラグの
セツト動作等を実行する。これらの基準補正変び
にキヤリジ反転のタイミングについては、第23
図乃至第26図からも理解される。
ところで、Lキヤリジ20を使用した周知のレ
ース編の編成を行なう場合は、第8図に例示され
るようにLキヤリジ20を針床2の左端に取付け
た補助レールの上におき、平編のカム配置とした
Kキヤリジ13を針床2の右端に取付けた補助レ
ールの上において、しかもLキヤリジ20の連結
ピン28aをベルト24に連結可能な位置にセツ
トし、かつKキヤリジ13の連結ピン28を連結
できない位置にセツト(磁石体42,43も連動
して退避する)した状態で、それら両キヤリジを
交互に走行させることにより、特に、Kキヤリジ
13で往復二段の平編を行なう間ずつに、Lキヤ
リジ20の選別カム機構16aで編針3の選別を
行ないかつ編目移転を行なう等して構成を進め
る。このとき、Lキヤリジ20に搭載の磁石体4
4が基準素子に近接することで、KLフラグにL
キヤリジを代表する「1」が書込まれ、そのフラ
グ内容に基づく各種の制御が行なわれるので、L
キヤリジ20に適合した選針タイミング等が確保
され、これによつて特別なKL切替えスイツチ等
を設けて、手動により切替える手間を必要としな
い。
第80図のメインフローに従つて、MPUはハ
ツチ120が開いている間の「データ入力モー
ド」における「キースキヤン」制御に基づき、あ
み始めにDS、DC、CRの各フラグが「1」にセ
ツトされた場合に、ハツチ120が閉じられて
「編成モード」になると、「カード読取り」、「カー
ド送り戻し」、「データセツト」、「データチエン
ジ」、「カード読取り」、「カード送り戻し」及び
「データセツト」の順で各制御を実行する。これ
によつて、例えば、カード59の「1」段の画素
領域61の列を始段として編成を始める場合に
は、その始段たる「1」段の画素領域の信号が読
取られて、カードデータメモの「正右」、「正左」
メモリに書込まれ、そのメモリ内容に基づいて選
針モード設定装置たる各種スイツチSWを始めと
して、更にはステツプメモの内容たるキー入力デ
ータに従い、「データセツトメモ」の200ビツトに
選針データがセツトされ、そのセツト後の「デー
タセツトメモ」の内容たる選針データが「データ
チエンジメモ」にそのまま書移される。そして、
予め段送りされたカード59の「2」段の画素領
域の信号が読取られ、「正右」、「正左」メモリに
書込まれてから、カード59が段送りされると共
に、上記同様にして「データセツトメモ」に選針
データがセツトされる。
従つて、例えばKキヤリジを針床の右端或いは
左端のいずれの位置において編成を始める場合に
も、その最初のキヤリジ走行で、直ちに「1」段
のカード信号に基づく選針の型を作り出して、編
針3を第3図A,B位置に選別することができ
る。
しかも、この最初のキヤリジ走行時において
は、予めあみ始めの初期にDHPフラグが「1」
にセツトされていることにより、DCフラグがデ
ータチエンジありの「1」にセツトされることは
なく、中央通過時にDHPフラグが「0」にリセ
ツトされ、かつセンタフラグが「1」にセツトさ
れることで、その後のキヤリジ反転が有効とされ
る。そして、Kキヤリジの糸口に所要の編糸をセ
ツトして再びキヤリジを反転走行すると、その反
転に基づいて「2」段のカード信号に対応する
「データセツトメモ」の内容が「データチエンジ
メモ」に書移され、即ち、「2」段のカード信号
に対応して選針の型が作り出されると共に、予め
カード59が段送りされているにより、今度は
「3」段の信号が読取られ、「正右」、「正左」メモ
リを介したのちに、「データセツトメモリ」にセ
ツトされる。
さて、第80図、第83図及び第86図フロー
を参照して、MPUのあみ直し制御について説明
する。本例において、編成を進める途中に、例え
ば、ガムに編針3のバツトが衝突したり、編糸が
絡んだりして、キヤリジが動かなくなつたとき、
或いは編成を失敗したり等して編地をほどかなけ
ればならない場合、Kキヤリジのみの編成では、
編地のほどいた段数を、また、Lキヤリジを併用
したレース編の編成では、戻す段までのLキヤリ
ジ走行回数一1の段数を、数字キー110で置数
して、その後にあみ直しキー118を操作するこ
とにより、簡単にあみ直しできる構成である。そ
して、特に、キヤリジが動かなくなつて針床から
外さなければならない場合、望ましくはキヤリジ
を外す前に、遅くとも外したキヤリジを再び針床
の左右いずれか端部分より進入させてベルトに連
結する前に、詳細には基準を通過させる前に、ハ
ツチ120を開いて、キヤリジを進入させる設定
であり、その状態で上記同様にしてあみ直しのた
めの段数を置数し、あみ直しキー118を操作す
るようにしている。
そして、特に第83図フローに従つてあみ直し
制御を行なうMPUは、あみ直しのために置数さ
れたデータを内容とする「D′・REG」に「0」
の置数データがあつても、例えば、編地をほどか
ないけれども、選針の型を乱したりして再度同じ
段の選針を行ないたい場合に「0」の置数をする
ときがあるので、これを有効な置数データとして
あみ直し制御を実行する。
第83図フローに従つて、MPUは、特にキヤ
リジ外しフラグの内容から外しなしの「00」であ
る場合には、そのときのセンタフラグの内容に基
づき現在のキヤリジ反転位置でカード送り戻しが
実行されてしまつているのか、そうでないかを判
断し、これによつてカード59を戻すために必要
な段数を2段加えるか3段加えるかを決定し、ま
た、キヤリジが外された場合には、そのときのF
フラグの内容から、キヤリジが左右いずれの方向
に走行しているときに外されたかを考慮して、置
数データたる「D′・REG」の内容から、あみ直
し初期の最初のキヤリジ走行で、直ちに選針を実
行していいのか、或いは一段選針なしのままで素
通りさせるべきかを割出す。
例えば、Kキヤリジの編成で、編地をほどいた
あとの状態の糸端がキヤリジ位置と反対側にある
場合には、最初のキヤリジ走行で直ちに選針を行
なつてよいが、糸端と同じ側にキヤリジがある場
合には、一旦キヤリジを反対側に素通しさせてか
らに、その折返しの反転走行で選針を行なう必要
がある。また、レース編の編成では、カード59
上で決定されている編目移転の選針データに合致
させて、例えば、あみ直し初期の選針データが右
方向移転であるのに対して、Lキヤリジが右位置
にある場合には、その最初のキヤリジ走行で選針
を行なつてよく、左位置にあれば右方向へ素通し
させてからに、折返しの左走行で選針を行なう必
要がある。
86図の割込制御フローに従つて、MPUは、
「左基準」及び「右基準」補正を行なう場合に、
ハツチフラグの内容からハツチ120が開かれて
いる場合には、その後のあみ直し制御のための基
礎データとして、「右基準」のときはキヤリジが
右から進入したことを意味する「01」を、「左基
準」のときはキヤリジが左から進入したことを意
味する「10」をキヤリジ外しフラグにセツトす
る。従つて、その後に第83図のあみ直し制御を
行なうMPUは、キヤリジ外しフラグの「01」、
「10」の内容から、キヤリジが外されたかどうか
を検知でき、またあみ直し初期に左右いずれの方
向にキヤリジが走行を開始するかを判断できる。
従つて、MPUは、キヤリジが外されたか否かに
かかわることなく、第83図フローに従つて、あ
み直し初期の最初のキヤリジ走行方向で選針を行
なうべきか歪かを決定できる。
第83図フローに従つて、MPUは置数データ
たる「D′・REG」の内容に基づき、更に各フラ
グ内容から、そのときどきのあみ直しに必容なカ
ード59の戻り段数量を割出して、テンポラリの
「Z・REG」に書込む。そして、その「Z・
REG」の内容に一致する段だけ段数(中段)用
「DN・REG」の内容を戻し、特に、第83図フ
ローから明らかなように、上記第80図のメイン
フローの「カード送り戻し」等の制御と逆の順序
で各フラグをも戻して、例えば、ダブルあみこみ
ありであれば、FWD、KRCの各フラグ内容を含
め、タテ倍ありであればタテ倍のフラグ内容を含
め、またタテ向きあい或いはくり返しに関係して
カード送り方向フラグの内容も必要あれば修正し
て、そのときどきの段数(中段)用「DN・
REG」の内容に対応したフラグ内容に戻す。次
いで、その戻し制御を終了したのちの「DN・
REG」の内容とカード送り方向フラグの内容を
SPU2に転送し、これによつてカード59をその
「DN・REG」の内容たる「戻し段数」に適合す
る段まで送り戻しさせる。
次いで、「データチエンジメモ」の全てのビツ
トアドレス内容を「0」にクリアしてから、
CR、DSフラグを夫々カード読取りあり、データ
セツトありの「1」にセツトしたのち、上記割出
し制御の結果を記憶しているDHPフラグの内容
に基いて、あみ直し初期の最初のキヤリジ走行で
選針ありならば、DCフラグをデータチエンジあ
りの「1」にセツトし、素通しならば同じくデー
タチエンジなしの「0」にセツトすると共に、い
ずれにしても、DHPフラグにポーズありの
「1」がセツトされるようにして、第83図フロ
ーのあみ直し制御を終了する。
第80図のメインフローに従つて、MPUは、
ハツチ120が開いている間の「データ入力モー
ド」における「キースキヤン」制御に基づき、あ
み直しのためにCRフラグ等が「1」にセツトさ
れると、その後にハツチ120が閉じられて「編
成モード」になつた場合、直ちに「カード読取
り」、「カード送り戻し」及び「データセツト」制
御を行ない、その後に、DCフラグをチエツクし
て、若しデータチエンジなしの「0」であれば、
DSフラグ等のチエツクをくり返し行なうのみあ
るが、若しデータチエンジありの「1」であれ
ば、次いで「データチエンジ」、必要あれば「カ
ード読取り」、「カード送り戻し」及び「データセ
ツト」制御を実行する。従つて、あみ直し初期の
最初のキヤリジ走行で選針なしとした場合には、
「データチエンジメモ」の全てのビツトアドレス
部分の内容が選針なしの「0」データのままであ
るので、キヤリジの走行に伴なつて編針3は選別
カム機構16,16aに作用するも、全てA位置
(第3図及び第4図)に揃列導出される。けれど
も選針ありとした場合には、「データチエンジメ
モ」の各ビツトアドレスにあみ直し最初のカード
信号に基づく選針データが格納されていることに
より、キヤリジの走行に伴なつて直ちに編針3の
選針の型が作り出される。そして、これらのあみ
直し初期の最初のキヤリジ走行においては、予め
DHPフラグがポーズありの「1」にセツトされ
ていることにより、直ちにDCフラグがデータチ
エンジありの「1」にセツトされることがなく、
中央通過後にDHPフラグが「0」にリセツトさ
れることで、その後キヤリジ反転が有効とされ
る。
本例において、MPU並びにSPU1,2の協働
によつて行なわれる選針制御の態様は、第56図
のブロツク線図によつても理解され、特に、選針
モード設定装置たる各種スイツチSW、キーを始
めとして、ステツプメモ等の信号授受の関係が明
示される。
次に、本例の使用方法について説明すると、先
ず、ハツチ120を開いてランプL0を点灯させ
た状態で模様選択スイツチSW1,5をセツトす
る。例えば、記録媒体たるカード59上で任意に
選択した編成パターン64を利用して編成編地の
コース方向全体に渡つて連続的にくり返す編模様
を具現したい場合は、「全もよう」にセツトし、
また、「もようA」として選択した編成パターン
64を利用して、編地の好みの部分のみに編模様
を具現したい場合は、「1もよう」にセツトし、
また同一カード59上で「もようA」と「もよう
B」とで別々に選択した二個の編成パターン64
を利用して、編地の好みの部分に編模様を具現し
たい場合は、「2もよう」にセツトする。
次いで、模様選択スイツチSW1,5のセツト
位置に応じて夫々の編模様具現のために必要なデ
ータ入力個所が、ステツプキー113の操作毎に
順次ランプL1〜L12の点灯でコールされるか
ら、点灯したランプL1〜L12の個所の夫々に
ついて、所望のデータをキーインする。
例えば、「1もよう」であつて、第53図に例
示されるように、カード59上の1段から30段ま
で「1」〜「25」番の画素領域に含まれる「もよ
うA」の編成パターン64をそのままの上下の向
きで利用し、針床2上で「1」番の画素領域に対
応する模様基準位置を右1番の編針3と決めて、
左50番から右50番の編針3間に渡つて編模様を具
現したい場合は、ランプL1の点灯に答えて、
「1」を置数し、同じくランプL2で「30」を置
数し、ランプL3で「1」を置数し、ランプL4
で「25」を置数すると共に、ランプL5で右キー
115の操作後に「1」を置数し、ランプL6で
左キー114の操作後に「50」を置数し、ランプ
L7で、右キー115の操作後に「50」を置数す
る。そしてOKランプL13が点灯すれば、これ
によつて、データ入力完了が告知されるから、キ
ーイン操作を中止する。若し、「全もよう」であ
れば、ランプL4の次にOKランプL13が点灯
して、データ入力が終了する。
また、「2もよう」であつて、例えば、第53
図に例示されるように、同一のカード59上で1
段から30段までの範囲に渡り、そのままの上下向
きで「1」〜「25」番の画素領域に含まれる「も
ようA」の編成パターン64と、「26」〜「50」
番の画素領域に含まれる「もようB」の編成パタ
ーン64を利用して、針床2上で「1」番の画素
領域に対応する「もようA」の基準位置を、右1
番の編針3と決めて、左50番から右50番の編針3
間に渡つて編模様を具現すると同時に、「26」番
の画素領域に対応する「もようB」の基準位置
を、右76番と決めて右51番から100番の編針3間
に渡つて編模様を具現したい場合は、上記「1も
よう」の場合と同様に、ランプL1〜L7の点灯
に答えて、夫々のデータをキーインすると共に、
次いで、ランプL8の点灯に答えて、「26」を置
数し、同じくランプL9で「50」を置数し、更に
ランプ10で「右76」、ランプL11で「右5
1」、ランプL12で「右100」のデータをキーイ
ンすればよい。
もつとも、上記の各場合において、ランプL5
の点灯でキーインするデータは、「右1」の代わ
りに「左50」、「左25」、「右26」のいずれかをキー
インしてもよく、また、ランプL10の点灯でキ
ーインするデータは、「右76」の代わりに、「右
51」であつてもよく、結果として同じ編模様が具
現される。
第54図からも理解されるように、カード59
上で有効的に利用したい編成パターンの情報有効
幅は、作業者の好みによつて自由に選択すること
ができ、特に、「もようA」と「もようB」を対
象として、それらを全く別個の範囲で指定するこ
とも自由であり、また互いに重複する範囲で指定
してもよく、更には全く同一の範囲で指定するこ
とも自由である。しかも、「もようA」と「もよ
うB」に対応する編模様を、例えば第53図に示
されるように、針床2上で互いに別々の選針範囲
で、互いに独立した模様基準位置をもとに具現す
ることもでき、また、第54図に例示されるよう
に、互いに重複する選針範囲で具現することも自
由であり、従つて、カード59上の編成パターン
64を種々に活用して、いろいろな編模様を具現
できる。
次いで、上記のようなキーインデータの操作を
終了したならば、スイツチSW3,2を対象とし
て、カード59上で選択した「もようA」、「もよ
うB」の編成パターン64に基づき、そのままの
左右向きで編模様を具現するのか、或いは左右の
向きをはんたいにするのかの希望に応じて、所要
のスイツチを操作し、また、その他のスイツチ
SW0,4,7,8も希望により切替える。そし
て、特に、ゴム編み機及びチエンジヤ(KRC
用)を使用して、周知のダブル編込み編の編成を
行なう場合は、ダブルあみこみスイツチSW6を
操作し、またKHC用チエンジヤを使用する配色
編のときは正逆はんたいスイツチSW8を操作す
るが、例えば、レース編のときに左右はんたいス
イツチSW3,2、ヨコ倍スイツチSW0、タテ
倍スイツチSW7、正逆はんたいスイツチSW8
は何ら機能しないから、これを誤つて切替えたと
しても安全である。第51図から理解されるよう
に、各種スイツチの操作によつて、編成パターン
64をいろいろ変化させることができ、数多くの
カード59を作成しなくとも、種々多彩な編模様
を具現できる。
上記のようにして、キー入力装置並びに選針モ
ード設定装置たるキーSW操作機構105を操作
し、所望の編模様を具備するに必要なデータ入力
を行ない、かつ選針モードを決定したならば、次
いで、OKランプL13が点灯した状態(ランプ
L0が点灯している状態でもよい)で、所要の記
録媒体たるカード59を読取機構68に装着し、
ひとまず電源スイツチ123をOFFにして、手
送りダイヤル77を操作することにより、カード
59上のセツトライン67を挿入部140の上端
縁に一致させたカードセツト位置におき、再び電
源スイツチ123をONしてから、あみ始めキー
117を操作する。
その後、ハツチ120を閉じてから、例えば二
色同時編込編の編成等を開始する場合であれば、
Kキヤリジ13を針床2の一側端部から、少なく
も編成初期においては、キヤリジ搭載の磁石体4
2,43が基準素子38,40に近接する位置よ
り更に外側端部から走行させ始めて、他側端部へ
と走行させる。このとき、最初段(始段)の画素
領域61の列信号に基づく「データチエンジメ
モ」のビツトアドレス内容が、Kキヤリジ13の
編針3の一ピツチ分の走行毎に順次呼出されて、
Kキヤリジ13の走行あとには、いわゆる後方選
針型の選針型式として、各編針3がA、Bの前後
二位置に選別された状態で導出される。
従つて、本例では、所要の模様編成を始めるに
ついて、予めにKキヤリジ13を1回走行したあ
とで、最初段の編成にとりかかることができ、そ
の最初段の選針の型が作り出されてからに、いよ
いよ、Kキヤリジ13を所要の模様カム配置と
し、例えば二色同時編込み編であれば、希望する
編糸をセツトして、編成にとりかかる。以後は、
Kキヤリジ13を走行すればよく、その左行並び
に右行に応じて、カード読取り並びにカード送り
戻し等の制御が自動的に行なわれて、所望の編模
様を具現した編地が極く簡単に編成できる。そし
て、特に、電子ブザーBSが連続的にピツピツピ
ツと鳴響して、カード59の連続戻し制御が報知
されたときは、その報知終了まで、キヤリジ走行
を停止し、それからに再開することによつて、編
模様の乱れも生じない。
ところで、第52図に示されるように、カード
59上で1段から30段までの画素領域に含まれる
編成パターン64を利用して、その上下の向きが
はんたいの編模様を編地に具現したい場合には、
上記と逆の順序でキーインするようにして、ステ
ツプランプL1の点灯コールにより、「30」を置
数し、同じくランプL2の点灯コールにより、
「1」を置数すればよく、これによつて、あみ始
め時に30段の画素領域の列信号が最初に読取られ
て、カード59が一段ずつ順次に段戻しされるよ
うになる。
また、上記各編成途中において、例えば、カー
ド59の1段から30段までの画素領域に含まれる
編成パターン64をそのままの上下向きで利用す
る場合には、その段方向における一単位の編模様
の区切り毎に、具体的にはその終段たる「30」段
の信号に基づく編針3の選別動作が行なわれるキ
ヤリジ走行時に、電子ブザーBSがピーと一秒間
鳴響して作業者に報知されるから、その次の折返
しのキヤリジ走行が一単位の編模様の終了である
ことを予め把握でき、更に同じ編模様を続けるの
か或いは模様を変更するのかの時期判断等に好都
合である。また、タテ向きあいであれば、上下の
向き合つた一組の形状で一単位の編模様となるよ
うにして、その区切り毎に電子ブザーBSがピー
と鳴響して報知されるから、例えば1段、2段、
3段………29段、30段、29段、………2段、1段
と進んで、その1段の信号に基づく編針3の選別
動作が行なわれるキヤリジ走行時に、電子ブザー
がピーと鳴響するようになり、同じく編模様の一
単位の終了を把握できて便利である。そして、上
下はんたいの場合であつても、その終段たる
「1」段の信号に基づく編針3の選別動作が行な
われるキヤリジ走行時に電子ブザーBSが鳴響
し、また更に上下はんたいでタテ向きあいであれ
ば、その始段たる30段の信号に基づく編針3の選
別動作が行なわれるキヤリジ走行時に、そのあみ
始めのときを除いて電子ブザーBSが鳴響するか
ら、上記同様に好都合である。
また、ハツチ120を開いたときの「0」ステ
ツプ状態において、或いはOKランプL13が点
灯した「D」のステツプ状態からステツプキー1
13の操作で、始めの「0」ステツプ状態に戻つ
た場合において、置数表示部111に外部RAM
の段数(中段)用「DN・REG」の内容であつ
て、そのときにセンサ92が対応しているカード
59の画素領域の段数、即ち、読取位置Jに対応
する段数が表示されているから、例えば、その表
示内容に対してカード59が正規の段送り位置に
あるのかを容易に確認することができて、若し違
つていれば、その表示内容に一致させて、第17
図の観察位置Kに同値の段指示63の指示欄62
が対応するようにカード59を手送りすればよ
く、極く簡単に修正できる。しかも、任意の置数
データをキーインしたのちに、段戻しキー116
を操作すると、これに応答して、その置数データ
に一致する段数の画素領域がセンサ92に対応す
る位置Jまで、カード59が段送りされ、若しく
は段戻しされると共に、段数(中段)用「DN・
REG」の内容もこれに応じて置数データと一致
するように書替えられる。従つて、カード59を
任意の段数位置まで極く簡単に送つて、例えば、
あみ始めに始段以外の段数より模様を形成した
り、カード59上の一部の編成パターン64を省
いて編模様を具現する場合等に好都合である。
本例において、所要の記録媒体(カード)に記
録してある編成パターン情報を読取つて得たデジ
タル電気信号を、記録媒体の各位置に対応したビ
ツト内容として記憶する第一の記憶装置(カード
データメモたる「正右」、「正左」メモリ)とは別
個に、更に針床上の各編針に対応したビツト内容
の第二の記憶装置たる「データチエンジメモ」と
「データセツトメモ」があつて、記録媒体に記録
された編成パターンを種々変化させてどのような
編模様を編地に具現するかを設定するための選針
モード設定装置に従い、予めそのモード設定装置
によつて設定された変化が具現されるように、第
一の記憶装置の内容を読出して第二の記憶装置の
「データセツトメモ」に記憶してからに、キヤリ
ジの走行反転に関連して「データセツトメモ」か
ら書移した「データチエンジメモ」の各ビツトに
対応した編針に対してその記憶内容を出力し、そ
の内容に応じて編針の選別を行なうことを特徴と
するものであり、殊に、「データセツト」制御を
余裕をもつて実行できるし、キヤリジの走行に関
連した「データチエンジメモ」からの記憶デジタ
ル電気信号の読出し制御動作を極く単純なものと
して、例えば、選針モード設定装置の設定内容に
関係することもなく、第二の記憶装置たる「デー
タチエンジメモ」の各ビツト内容を夫々に一対一
の関係で対応する編針毎に順次読出すのみの極く
簡易な制御であつて、その読出し処理速度も充分
に短くでき、高速度のキヤリジ走行でも満足す
る。
次に、本例の特徴とするところ、並びに変形例
をまとめてみると下記の通りである。
1 編機において、カードは模様プログラムを行
なう間、例えばカード上の編成パターンが見え
るようにセツト位置におくが、模様の編成を始
める前には、カード上から選んだ編みたい模様
の始まり位置(段)をセンサによつて読取られ
る位置(読取位置J)に送る必要がある。その
ため、カードをセツト位置から読取位置に自動
的に送る手段となる操作ボタン(あみ始めキー
117)及びカード送り装置、その制御回路を
設けた。
2 編機において、模様プログラムを行なう場合
に、模様カードの模様選択設定時、段方向に対
する始まり位置(始段)と終わり位置(終段)
の設定は、その入力順序を逆にすることにより
上下はんたいの向きのモード設定となるが、特
に、模様幅の左端位置(模左)と右端位置(模
右)、また選針範囲の左端位置(選左)と右端
位置(選右)の設定に際しては、それらの設定
ステツプを誤つて入力したとき、即ち、右端が
左端より左にあるように入力されたときに、右
端と左端を入れかえて自動的に修正する制御回
路を設けた。
3 編機において、例えば模様の始まり位置(始
段)とは別の段を置数してから、段戻しキー1
16を押して編成を始めようとしたとき、置数
データが模様の始まり位置(始段)と終わり位
置(終段)との間に位置する段であるかを調べ
て、若し範囲外であるならば、操作者に報知す
るための制御回路並びに報知装置を設けた。
4 編機において、模様プログラムをする場合
に、操作者が模様基準位置及び選針範囲を指定
しなくともよい「全もよう」の設定があり、予
め決定された計算方法により自動的に割出して
ステツプメモに書込むための制御回路を設け
た。
5 編機において、あみ直しの場合、カードを戻
す必要が生ずるので、この戻し方法として、例
えば模様編の場合は、ほどいた編地の段数、レ
ース編の場合は、現在から戻す段までのLキヤ
リジの走行回数−1の段数をキーインして、カ
ードを自動的に戻す手段としてのボタン(あみ
直しキー118)及びカード戻し装置、その制
御回路を設けた。
6 編機において、あみ直しをする場合、あみ直
し直前のキヤリジ走行方向或いはキヤリジ位置
とほどいた段数等との関係から、糸端とキヤリ
ジとの関係を判定し、後方選針のために、糸端
とキヤリジが同じ側にいるときには、第1回目
の走行時は選針及び編成をしないで素通しと
し、その帰りに選針のみさせ、その後は正常な
選針編成動作とし、また糸端とキヤリジ反対側
のときには、第1回目の走行で選針のみ行な
い、糸端とキヤリジが一致したのち正常動作に
入るようにするための制御回路を設けた。
前方選針の場合には、本例の後方選針と逆に
なり、糸端とキヤリジが一致している場合は第
1回目から正常動作に入り、一致していないと
きは選針編成をしないで素通しさせるように構
成すればよい。
7 編機において、カード信号を読取り、その読
取つたデータを模様変化指示手段(スイツチ
SW)等の指示に従い種々変化させ、選針デー
タとして編針を選別する場合に、キヤリジ反転
信号により一編成段終了後、次の編成段用デー
タを計算し出力するようにすると、複雑な模様
変化指示のときに時間的にまに合わない場合が
想定される。そのために、選針用データバツフ
ア(データセツトメモ)を設け、次期編成段の
選針データをその前の段の編成中に計算しセツ
トするための制御回路を設けた。
8 本例において、電源スイツチ123が手送り
ダイヤル77の近傍にあつて、特にカード59
を手送りしたい場合等は、直ちに電源オフ状態
として自由に手送りでき、その後は直ちに電源
オン状態としてシステムの作動を開始すること
ができる構成とした。
9 本例において、センサ92の故障等による読
取エラー時に、電子ブザーBSを鳴響させて作
業者に報知する制御回路を設けた。
10 本例において、カード59の編成パターン6
4に基づき、例えば、段方向にくり返しの模様
を形成するとき、或いはタテ向きあいの模様を
形成するときに、その各一単位の模様の区切り
毎に、電子ブザーBSを鳴響させる制御回路を
設けた。
11 本例において、レース編の編成に際して、特
にKLフラグの内容からLキヤリジの使用時に
は、これに適合しないヨコ倍スイツチSW0等
を無視して、ヨコ倍の選針モード等にならない
ようにする制御回路を設けた。
12 本例において、ステツプランプL0が点灯し
た「0」ステツプ状態で、「DN・REG」の内
容たる段数を置数表示部111に表示させるよ
うにしたから、例えば、段修正等の必要性が簡
単に把握できて、極く適確に対処し得る。
13 本例において、模様のプログラムをする場合
の模様の選択設定時に、例えば模様の段方向の
始まり1、終わり5と設定するのに対し、5、
1と設定した場合には、上下はんたいの向きの
模様が作成されるように、あみ始めで「5」段
の信号列がセンサの読取位置となるように送ら
れる構成としたが、この他に、例えば模様幅
1、10と設定されるのに対して、10、1と設定
された場合は、これを左右はんたいありのモー
ド指示として機能するように構成してもよく、
更に、模様のあらわれる範囲(選針範囲)の設
定時に、左端、右端の順で入力されたときは、
「データセツトメモ」のビツトアドレス順位に
対して左右はんたいとなるように選針データを
セツトして、いわゆる表地に対する模様設定と
して機能するように構成してもよい。
次に、本例における編地の選針方法の特徴とす
る点を列記すると下記の通りである。
1 所要の記録媒体に記録した編成パターン情報
をデジタル電気信号として読取つて記録媒体の
各位置に対応した第一の記憶装置のカードデー
タメモたる「正右」・「正左」メモリに記憶し、
記録媒体に記録された編成パターンを種々変化
させてどのような編模様を編地に具現するかを
設定するための選針モード設定装置があり、そ
のモード設定装置により設定された変化が具現
されるように上記第一の記憶装置の内容を読出
して針床上の各編針に対応して設けられた第二
の記憶装置の「データセツトメモ」に記憶し、
キヤリジの走行反転に関連して第二の記憶装置
の「データセツトメモ」から書移した「データ
チエンジメモ」の各ビツト内容を、夫々に対応
した編針に対してキヤリジの走行に関連しなが
ら出力し、その内容に応じて編針の選別を行な
うことを特徴とする編機の選針方法。
2 第一の記憶装置には、記録媒体を往復走査す
る読取手段によつて往行走査時に得たデジタル
電気信号を出力順に記憶する「正右」メモリ
と、同じく読取手段によつて復行走査時に得た
デジタル電気信号を出力順に記憶する「正左」
メモリとがあり、それら両メモリのうちから選
針モード設定装置の左右の向きに関係するモー
ド設定に応じて選択的に読出して第二の記憶装
置の「データセツトメモ」に記憶することを特
徴とする編機の選針方法。
3 選針モード設定装置には、記録媒体上のいか
なる範囲の編パターン情報を有効利用するかを
設定するための情報有効幅(模様幅)設定装置
があり、その設定内容に従い第一の記憶装置た
る「正右」、「正左」メモリから有効幅に含まれ
る内容を読出して第二の記憶装置の「データセ
ツトメモ」に記憶することを特徴とする編機の
選針方法。
4 情報有効幅設定装置が置数キーを用いて自由
に有効幅を入力して設定できることを特徴とす
る編機の選針方法。
5 選針モード設定装置には、編成パターン情報
を針床上のどの編針に対応させるかを設定する
模様基準位置設定装置があり、その設定内容に
従い第一の記憶装置たる「正右」、「正左」メモ
リから読出した内容を第二の記憶装置の「デー
タセツトメモ」に記憶することを特徴とする編
機の選針方法。
6 模様基準位置設定装置が置数キーを用いて自
由に模様基準位置を入力して設定できることを
特徴とする編機の選針方法。
7 選針モード設定装置には、編成パターン情報
に応じて針床上のいかなる範囲の編針を選別す
るかを設定するための選針範囲設定装置があ
り、その設定内容に従い第一の記憶装置たる
「正右」、「正左」メモリの内容を読出して第二
の記憶装置の「データセツトメモ」の選針範囲
内のビツトに記憶することを特徴とする編機の
選針方法。
8 選針モード設定装置における選針範囲設定装
置が複数の選針範囲を自由に設定できることを
特徴とする編機の選針方法。
9 選針範囲設定装置が置数キーを用いて自由に
選針範囲を入力して設定できることを特徴とす
る編機の選針方法。
10 選針モード設定装置には、記録媒体上のいか
なる範囲の編成パターン情報を有効利用するか
を設定するための情報有効幅設定装置と、それ
有効幅に含まれる編成パターンを針床上のどの
編針に対応させるかを設定する模様基準位置設
定装置と、編成パターン情報に応じて針床上の
いかなる範囲の編針を選別するかを設定する選
針範囲設定装置とがあり、それらの設定内容に
従い第一の記憶装置たる「正右」、「正左」メモ
リから有効幅に含まれる内容を読出して第二の
記憶装置の「データセツトメモ」の選針範囲内
のビツトに記憶することを特徴とする編機の選
針方法。
11 選針モード設定装置における選針範囲設定装
置が情報有効幅設定装置と模様基準位置設定装
置とに関係して複数の範囲を自由に設定できる
ことを特徴とする編機の選針方法。
12 情報有効幅設定装置と模様基準位置設定装置
と選針範囲設定装置とが置数キーを用いて自由
に有効幅、模様基準位置、選針範囲を入力して
設定できることを特徴とする編機の選針方法。
本発明は、以上に説明した実施例の説明から明
らかなように、所要の記録媒体に記録した編成パ
ターン情報を読取つて編模様を編地に具現するよ
うに編針を選別する選針制御装置を備えた編機に
おいて、特に、編成パターンの上下の向きを変更
して編模様を編地に具現したい場合に、例えば専
用のスイツチ操作部材でいちいち選択的に切替え
る等の手間を必要としないで、編成パターン情報
のなかから任意に選択した情報範囲の段方向にお
ける始まり位置と終わり位置を逆の順序で入力指
定することにより、その指定された情報範囲に含
まれる編成パターンの上下の向きを自由に変更し
て編模様を編地に簡単に具現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した手編機の全体を示す
斜視図、第2図は帯表示と編針との関係を示す
図、第3図は編成用Kキヤリジを上方から透視し
た状態で示す手編機右側部の要部平面図、第4図
は編目移転用Lキヤリジの裏面図、第5図は手編
機の要部拡大側断面図、第6図は柄板を含む選針
制御機構の要部分解斜視図、第7図はベルトとキ
ヤリジとの関係を示す図、第8図はレース編にお
けるキヤリジ位置を示す図、第9図乃至第12図
は選針タイミングを示す図、第13図は記録媒体
たるカードの一部正面図、第14図は読取機構の
一部分解斜視図、第15図はセンサの要部拡大断
面図、第16図は手送りダイヤル付近の要部拡大
正断面図、第17図はケースカバーとカードとの
関係を示す図、第18図はハツチを開いたキー
SW操作機構の上面図、第19図は同機構の右側
部を示す正断面図、第20図はハツチの錠止部分
を示す側断面図、第21図a,bはVIDEO素子
の作動回路図、第22図a,bはその出力波形等
を示す図、第23図乃至第26図は作用説明図、
第27図は基準素子の説明図、第28図は基準素
子の作動回路図、第29図はその出力波形等を示
す図、第30図a,bは作用説明図、第31図は
位相素子の作動回路図、第32図はその出力波形
図、第33図はセンサの作動回路図、第34図
a,bはその作用説明図、第35図はMPU,
SPU1、2周辺の回路図、第36図a,bはパワ
ーオンリセツトの回路並びにその出力波形図、第
37図はデコーダ回路図、第38図は直流モータ
の駆動回路図、第39図はパルスモータの駆動回
路図、第40図a,bはパルスモータの駆動波形
図、第41図a,bは電源回路並びにその一部の
出力波形図、第42図は外部RAMのアドレス構
成図、第43図はMPUの内部RAMのアドレス構
成図、第44図はその説明図、第45図はフラグ
の説明図、第46図はSPU2の内部RAMのアド
レス構成図、第47図はその説明図、第48図は
SPU1の内部RAMのアドレス構成図、第49図
はその説明図、第50図はMPUとSPU2との転
送データを示す図、第51図乃至第55図は作用
説明図、第56図は全体の信号授受の関係を示す
ブロツク図、第57図はMPUとSPU1とのデー
タ転送のタイミングを示すフロー線図、第58図
及び第59図はMPUとSPU2とのデータ転送の
タイミングを示す図、第60図乃至第63図は
SPU1の制御動作を示すフロー線図、第64図乃
至第79図はSPU2の制御動作を示すフロー線
図、第80図乃至第87図a〜cはMPUの制御
動作を示すフロー線図、第88図乃至第91図は
作用説明図である。 1は手編機の機枠、2は針床、3は編針、13
は編成用Kキヤリジ、20は編目移転用Lキヤリ
ジ、59は記録媒体たるカード、64は編成パタ
ーン、68は読取機構、92は読取手段たるセン
サ、105は入力装置並びに選針モード設定装置
たるキーSW操作機構、MPUは選針制御装置の主
たるMAINマイクロコンピユータ、SPU1は第1
のSUBマイクロコンピユータ、SPU2は第2の
SUBマイクロコンピユータ、「正右」、「正左」メ
モリは第一の記憶装置たるカードデータメモ、
「データセツトメモ」、「データチエンジメモ」は
第二の記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所要の記録媒体に記録した編成パターン情報
    のなかから任意に選択した情報範囲の段方向にお
    ける始まり位置と終わり位置を置数キーによつて
    入力指定するためのキー入力装置と、そのキー入
    力装置によつて指定された情報範囲に含まれる編
    成パターンを読取つて編模様を編地に具現するよ
    うに編針を選別する選針制御装置とを備え、更に
    は、上記キー入力装置によつて指定された情報範
    囲の段方向における始まり位置と終わり位置との
    置数データを比較して、終わり位置の置数データ
    の方が大きいときは記録媒体上の編成パターン通
    りの編模様を具現し、その逆に始まり位置の置数
    データの方が大きいときは記録媒体上の編成パタ
    ーンに対して上下の向きが反対の編模様を具現す
    る選針モード設定装置を備えてなることを特徴と
    する編機の模様具現装置。
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