JPS6128743B2 - - Google Patents

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JPS6128743B2
JPS6128743B2 JP1409080A JP1409080A JPS6128743B2 JP S6128743 B2 JPS6128743 B2 JP S6128743B2 JP 1409080 A JP1409080 A JP 1409080A JP 1409080 A JP1409080 A JP 1409080A JP S6128743 B2 JPS6128743 B2 JP S6128743B2
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Osamu Kawamoto
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TDK Corp
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は非晶質磁性合金材料の凊理方法に関す
るものである。 近幎、新しいタむプの軟磁性材料ずしお、非晶
質磁性合金が倧きな泚目を集め、掻発な研究が行
われおいる。 金属は、通垞、固䜓状態においおは原子が芏則
配列状態をずる結晶ずしお存圚しおいるものであ
るが、ある皮の合金融液を、䟋えば104〜106℃/s
ずいう倧きい速床で冷华凝固させた堎合、固䜓
状態でも溶融状態に類䌌した原子配列をも぀非晶
質の合金が埗られる。この非晶質合金は、線回
折や電子線回折によ぀おも、結晶構造を瀺すよう
な回折像は埗られず、結晶質ずは構造的に異なる
長範囲芏則性を持たない原子配列を有するもので
ある。このような非晶質合金からなる磁性合金
は、通垞の結晶質ずは異なり結晶磁気異方性を有
さず、又、保磁力Hcが小さく、すぐれた軟
磁性が期埅され、しかも電気抵抗が倧きく、硬床
が高く、薄板加工等の加工性が良奜で、補造方法
も容易か぀安䟡である等の、皮々の軟磁性材料ず
しおのすぐれた特性ず䜿甚䞊の有利さをあわせ持
぀ものである。 埓来、このような非晶質磁性合金ずしおは、鉄
族元玠成分ずしおFe、Co、Niを含み、これに
Si、、、等のガラス化元玠を含むものが知
られおいる。これはその組成に応じた特性を有
し、その特性に応じた甚途が考えられ、䞀郚実甚
化されおいる。䟋えば、鉄族元玠ずしおFeã‚’äž»
成分ずするFe系は、磁歪は倧きいが、飜和磁束
密床Bsが倧きく、又コストが安いずいう点
から、トランス材ずしおの甚途に適しおいる。
又、鉄族元玠ずしおCoを䞻成分ずするCo系は、
Fe系よりもBsは䜎く、コストが高いが、磁歪零
の組成が埗られるので、磁気ヘツド甚材料に適し
おいる。 しかし、このようなSi、、、等の皮以
䞊のガラス化元玠を含んでなる埓来の非晶質磁性
合金は、その軟磁気特性が良奜なものでは、結晶
化枩床が比范的䜎く、その特性が掻かせず、ある
いはそこに取扱いが困難であるずいう欠点があ
る。 これに察し、最近、ガラス化元玠ずしお、Zrを
単独、たたは他のガラス化元玠を䜵甚しお含む非
晶質磁性合金材料が提案されおいる。その代衚的
組成を挙げるならば、䟋えばCo0.9Ni0.190Zr10
や、Co0.2Fe0.890Zr10等である。このようなZr
をガラス化元玠ずしお含む非晶質磁性合金は、実
甚䞊満足しうるBsを持぀組成が埗られ、又磁歪
零の組成が埗られ、しかも結晶化枩床が埓来のも
のず比べ栌段ず高く、䞊蚘のような欠点が改善さ
れたものである。 しかし、このようなガラス化元玠ずしおZrを含
む非晶質磁性合金材料も、そのたたの状態では、
透磁率あるいは磁気損倱の点では、未だ充分満足
できる特性を埗るには至぀おいない。 ずころで、透磁率あるいは磁気損倱は、その材
料に察する凊理の履歎によ぀お倉化するこずが知
られおいる。 埓来行われおきた非晶質磁性合金材料に察する
凊理法の䞀぀ずしお、熱凊理焌鈍がある。この熱
凊理焌鈍は、液盞から超急冷しお非晶質磁性合金
材料を埗た埌に斜すものであり、熱凊理ずしお
は、磁堎䞭で、合金のキナリヌ点Tc以䞊、
結晶化枩床Tcry未満の枩床に加熱保持した
埌冷华し、これにより、超急冷による薄板補造の
際の内郚歪を陀去するずずもに、透磁率を高める
ものである。しかし、この熱凊理は、TcTcry
の合金に察しおは斜すこずができないずいう欠点
がある。この堎合、特に、ガラス化元玠ずしおZr
を含む非晶質磁性合金材料においおは、䟋えば高
保磁力蚘録媒䜓に察する蚘録甚磁気ヘツドに最䜎
限必芁ずされるBs10KG以䞊の組成ではTc
Tcryずな぀おしたい、高Bs材の透磁率向䞊のた
めに技術ずはなり埗ないこずになる。䞀方、Zrç³»
の合金であ぀おもTcTcryのものはあり、それ
は実甚材料ずしお䜿甚可胜なものではあるが、そ
のような材料に぀いお、このような熱凊理焌鈍を
斜したずき、確かに透磁率は向䞊するものではあ
るが、熱凊理埌急冷したり、耇雑な冷华枩床コン
トロヌルを行぀たりしなければならず、冷华時に
内郚歪が生起し、このため特に初透磁率は、栌段
すぐれた倀が埗られるわけではない。 これに察し、超急冷法によ぀お埗られた薄板
を、磁枩䞭で熱凊理する技術が、特開昭51−
73923号公報、同52−114421号公報等に開瀺され
おおり、この磁堎䞭の熱凊理により、最倧透磁率
Όが栌段ず向䞊する旚が蚘茉されおいる。この
堎合、熱凊理枩床は結晶化枩床以䞋であり、磁界
は静磁界ずしお䞀定の磁界軞方向のみから印加さ
れおいる。このように、熱凊理にあたり䞀定方向
から磁界を印加すれば、非晶質磁性合金薄板䞭に
は磁界印加方向を容易軞ずする䞀軞性の誘導磁気
異方性が生起する。このようなずき、誘起された
磁化容易軞に磁化は配向しやすく、このため残留
磁束密床Brは倧きくなる。そこで、このず
き逆方向に磁界を印加するず、磁化ず磁界の゚ネ
ルギヌを枛少させるため、180゜磁壁の移動によ
り、容易に磁化反転がおこり、保磁力Hcは
小さいものずなる。埓぀お、䞊蚘のごずく残留磁
束密床Brは倧きくなるので、静磁化特性ず
しおの最倧透磁率Ό〓BrHcが増倧するのは
圓然のこずである。しかし、Zr系の非晶質磁性合
金材料に察しこのような磁堎䞭熱凊理を斜し、磁
気特性を枬定したずころ、亀流䞋での透磁率は枛
少するこずが確認された。すなわち、10Oe繋
床の磁堎䞋の透磁率Ό10、すなわち実効透磁
率も倧きくは増倧しないのである。又、磁気損倱
もさしお枛少しない。 本発明はこのような実状に鑑みなされたもので
あ぀お、ガラス化元玠ずしおZrを含む非晶質磁性
合金材料に察し、その透磁率、すなわちその動的
および静的特性倀が向䞊し、又その磁気損倱を枛
少せしめるこずができ、Zr系材料を実甚材料ずし
お䜿甚し埗るようにするこずのできる凊理方法を
提䟛するこずを䞻たる目的ずする。 本発明者は、このような目的に぀き鋭意研究を
行぀た結果、ガラス化元玠ずしおZrを含む非晶質
磁性合金材料に察し、所定の磁堎䞭熱凊理を斜し
お、合金材料䞭の誘導磁気異方性を実質的に等方
的にしたずき、このような目的が実珟するこずを
芋出し、本発明をなすに至぀たものである。 すなわち本発明は、䞋蚘匏で瀺される組成を有
する非晶質磁性合金材料に察し、キナリヌ点およ
び結晶化枩床より䜎い枩床に保持した状態で、磁
堎を印加たたは誘起せしめ、しかも誘導磁気異方
性が実質的に等方的になるように、この印加たた
は誘起される磁堎を回転させるこずにある。 匏 pqZrkYlr ここに、はFe、CoおよびNiから遞択された
皮以䞊であり、は鉄族以倖の遷移元玠の皮
以䞊であり、はガラス化元玠の皮以䞊であ
る。又、、、、およびは、
100at、100、≊≊10at、
≊≊30at、≊100なる関係を有す
る。 本発明によれば、合金材料䞭には磁気異方性が
局所的にも存圚せず、それに䌎い、磁壁移動の制
動係数が枛少し、又局所的にも異方性がなくなる
結果、還流磁区構造をずりやすくなり、透磁率の
動的特性倀、特に初透磁率、実効透磁率の枛少が
阻止されるのみならず、逆に栌段ず向䞊し、又そ
の静的特性倀も栌段ず向䞊する。しかも磁気損倱
も栌段ず枛少するものである。又、磁歪零組成
や、高Bs組成のTcTcryのZr系合金に぀いおも
本発明を適甚するこずができ、そのずききわめお
倧きい透磁率の向䞊ず磁気損倱を枛少を図るこず
ができる。このため、磁歪が小さく、高飜和密床
で高透磁率を有する等、磁気ヘツド甚材料等の実
甚材料ずしおきわめおすぐれた特性を埗るこずが
できる。曎にTcTcryのZr系合金に぀いおも、
Tc以䞋の比范的䜎枩における加熱凊理が可胜ず
なり、しかも加熱凊理埌の埐冷が可胜ずなり、そ
のような堎合にも透磁率、磁気損倱を栌段ず向䞊
せしめるこずができる。 以䞋本発明の凊理方法を詳现に説明する。 本発明を適甚する非晶質磁性合金材料は、ガラ
ス化元玠ずしお、Zrを単独たたは他のガラス化元
玠ず䜵甚しお含むものであり、䞊蚘の匏で瀺され
る組成を有するものでである。 䞊蚘における各蚘号の瀺す意味は䞊述したずお
りであるが、少なくずも皮の鉄族以倖の第〜
第遷移系列䞭の元玠ずしおは、Nb、Mo、
Ti、、Cr、Mn、Cu、Zn、Ta、、Au、Ag、
Pd、Rh、Ru、等の皮以䞊を、その代衚的な䟋
ずしお挙げるこずができる。この堎合、の原子
比は、〜5atであるこずが奜たしい。 䞀方、で衚わされる皮以䞊のガラス化元玠
しおは、Si、、、、Ge、Sn、Ga、In、
Sb、Al等の皮以䞊を挙げるこずができ、特に
Si、、の皮以䞊であるこずが奜たしい。こ
の堎合、この他のガス化元玠ずZrずからなるガラ
ス化成分䞭の他のガラス化元玠比は、以䞊
100未満の範囲で広範囲の数倀の䞭から適宜遞
択するこずができるが、抂ね、〜90であるこ
ずが奜たしい。このような範囲においおは、
Tcryが十分高く、高いTcryに起因する利点を亭
受するこずができるからである。 なお、ガラス化成分の原子比ずしおは、〜
30atであるが、〜30atであるこずがより奜
たしい。このようなずき、合金の非晶質化床が良
奜ずなり、又Tcが十分倧ずなるからである。そ
しお、このずき、はFe、CoおよびNiの〜
皮からなり、その組成比は皮々の組成比であ぀お
よい。 このような組成からなる非晶質磁性合金材料
は、现線あるいは薄膜であ぀おもよいが、通垞は
〜200Όの厚さを有する薄板である。 このような非晶質磁性合金材料は、察応する材
料を、液盞たたは気盞から超急冷するこずによ぀
お、実質的に非晶質の薄板、薄膜等ずしお埗られ
る。 液盞から超急冷ずしお非晶質磁性合金薄板を埗
るには、察応する組成の合金を溶融しお融液ずな
し、この融液を溶融状態から抂ね104℃/sec以
䞊、通垞104〜106℃/secの冷华速床で超急冷し、
冷华凝固させるこずによればよい。溶融状態の合
金融液を超急冷するには、公知の双ロヌル法、片
ロヌル法、あるいはむンサむドむンゞ゚クシオン
法等皮々の方匏に埓えばよい。埓぀お、合金の溶
融条件、合金融液の噎出条件、噎出条件、噎出の
際のノズルの圢状、寞法等、双ロヌル等の冷华䜓
の圢状、寞法、材質等は公知の超急冷法における
条件範囲の䞭から適宜決定すればよい。又、合金
の溶融に際しお、アルゎン等の䞍掻性ガス䞭で行
うか、あるいは䞍掻性ガスを流入させながら行う
こずが奜たしいが、この融液の噎出は、䞍掻性ガ
スあるいは空気のいずれの雰囲気に察しお行぀お
もよい。 なお、このような非晶質磁性合金薄板は、䞊述
のように䞀般に〜200Ό、特に20〜60Ό皋
床の厚さであればよく、通垞連続薄板状である
が、その寞法は皮々であ぀およい。 䞀方、埌述する本発明の凊理を斜される非晶質
磁性合金材料は、気盞から超急冷され薄膜ずしお
圢成されたものであ぀おもよい。気盞から超急冷
するには、皮々の基板、䟋えば石英ガラス、アル
ミナ、岩塩等の䞊に、スパツタリングにより非晶
質磁性合金膜を圢成すればよい。スパツタリング
における諞条件は、公知の条件における䞭から適
宜決定しお甚いればよい。これにより、基板䞊に
は、厚さ500Å〜mm皋床の非晶質磁性合金薄膜
が圢成される。このようにしお埗られる薄膜は次
の工皋においおそのたた甚いるこずができるが、
堎合によ぀おは薄膜を基板から剥離しお甚いるこ
ずもできる。 この埌、このようにしお埗られた薄板たたは薄
膜等を、そのキナリヌ点以䞋でしかも結晶化枩床
以䞋の枩床に保持した状態で磁堎を印加し、ある
いは誘起せしめ、しかもこの印加たたは誘起せし
められた磁堎を回転させ、誘導磁気異方性が実質
的に等方的ずなるようにしお、しかる埌冷华す
る。 この堎合、このような磁堎䞭熱凊理を斜す非晶
質磁性合金材料は、䞊に述べたようにしお埗られ
た長尺の連続薄板であ぀おもよく、又、所定長に
裁断され、あるいは所定圢状ずなした薄板や薄膜
であ぀おもよく、曎には薄板から筒状に巻かれ、
䟋えば巻磁心ずしお圢成した埌の薄板であ぀おも
よく、その被凊理時の圢態は皮々のものが可胜で
ある。 本発明におけるこのような磁堎䞭熱凊理の枩床
ずしおは、䞊に述べた方法によ぀お埗られた薄板
たたは薄膜状等の非晶質磁性合金の結晶化枩床よ
り䜎い枩床に保持しなければならない。非晶質磁
性合金ずしおの軟磁気特性が倱われおしたうため
である。同時に、その保持枩床は、キナリヌ点よ
り䜎い枩床でなければはらない。キナリヌ点以䞊
では自発磁化が発生せず、誘導磁気異方性が発生
しないからである。䞀方、保持枩床の䞋限ずしお
は、䞀般に100℃以䞊、より奜たしくは150℃以䞊
ずするこずが奜たしい。 又、保持時間は、䞀般に500時間以内、奜たし
くは分〜500時間皋床である。加熱方匏ずしお
は、抵抗型の電気炉䞭で行う他、高呚波加熱や赀
倖線加熱を斜したり、その他皮々の方匏が可胜で
ある。 このような枩床保持の条件䞋で、薄板たたは薄
膜には磁堎を印加たたは誘起せしめる。この堎
合、印加たたは誘起せしめる磁堎は、その磁堎匷
床が盎流状である堎合であ぀おも又、亀流的に倉
化する堎合であ぀おもよく、曎には連続的に発生
しおもパルス的に発生するものであ぀おもよい。
又、印加たたは誘起せしめる磁堎は、磁堎発生源
が以䞊あり、その以䞊の発生源からの合金磁
堎が非晶質磁性合金材料に印加たたは誘起せしめ
られるようにしおもよい。䞀方、印加たたは誘起
せしめる磁堎、あるいはこれが぀以䞊あるずき
にはその合成磁堎は、埌述する磁堎の回転にあた
り、薄板たたは薄膜の䞊面たたは䞋面の面方向ず
ほが平行ずするこずが効率その他の点から䞀般的
である。ただ、このような磁堎はこの䞊面たたは
䞋面における面方向成分を有すればよいので、磁
堎ずしおは、これらに察し傟斜しお印加しおもよ
い。ただし、面方向ず盎角にしたずきには、面方
向成分が存圚しないので、所定の効果を期埅する
こずはできない。又、誘起たたは印加せしめる磁
堎、あるいはそれらの合成磁堎の匷床ずしおは、
䞀般に、磁性合金をその長手方向においおほが飜
和される200Oe皋床たたはそれ以䞊を実効的に印
加するこずがよい。ただ薄板巟方向においおはこ
れ以䞋の磁堎で飜和し、又その長手方向においお
は、薄板たたは薄膜の厚みや、その衚面に存圚す
る凹凞に基づく反磁界を考慮に入れるず、抂ね
500Oe以䞊、より奜たしくは1000Oe皋床以䞊ず
するこずが奜たしい。 なお、磁堎発生源ずしおは、公知の電磁石、ヘ
ルホルツコむル、゜レノむドコむル、氞久磁石等
の倖郚磁界の぀たたは぀以䞊を甚いる他、薄
板等に電池を通ずるこずにより磁堎を誘起せしめ
る等の方法が可胜である。 本発明においおは、䞊に述べた印加たたは誘起
による磁堎、あるいはそれらの合成磁堎の、薄板
たたは薄膜の面方向、すなわち薄板たたは薄膜の
䞊面たたは䞋面ず平行な面方向における成分を、
䞊述の加熱枩床に実質的に保持されおいる状態に
おいお、少なくずも180゜回転させ、誘導磁気異
方性を実質的に等方的にする。この回転は、磁堎
の面方向成分が党䜓で少なくずも回転しさえす
れば、磁界の面方向成分が䞀定方向のみに所定角
ず぀連続的たたは間け぀回転する堎合のみなら
ず、正逆アトランダムに連続的たたは間け぀回転
倉化し、結果ずしお少なくずも180゜回転するよ
うな堎合であ぀おもよい。すなわち、印加たたは
誘起される磁堎あるいはそれらの合成磁堎が連続
的たたは間け぀的に少なくずも半回転すれば、結
果ずしお誘導磁気異方性軞は連続的たたは間け぀
的に回転し、その回転の結果、誘導磁気異方性
が等方的ずなり、このため、正逆アトランダムに
回転させおもその目的は達せられるからである。
ただ甚いる装眮の構成の簡易さずいう点では、䞀
定方向に連続的たたは間け぀的に回転するように
構成した方がよく、そのずき加熱保持䞭における
䞊蚘180゜を単䜍ずする回転数ずしおは、回以
䞊ならどうであ぀おもよい。 なお、このような回転を連続的にではなく、間
け぀的に行うには、磁堎の保持時間に察し、磁堎
の回転移動時間を十分倧ずする必芁がある。 このような磁堎の回転を行うには、印加たたは
誘起せしめる磁堎、あるいはこれらが以䞊ある
ずきにはその合成磁堎を回転させおもよく、又薄
板等の材料を回転させおもよく、曎には䞡者を回
転させおもよい。この堎合、薄板等の面に察する
印加磁堎の入射角は、通垞この回転に際し、䞀定
に保持するこずになるが、堎合によ぀おは入射角
を回転に際し連続的に倉化させおもよい。 このような磁堎䞭加熱凊理を斜すには皮々の態
様によるこずができる。䟋えば、薄板を所定長あ
るいは所定圢状ずなし、これに薄板面ずほが平行
な磁堎軞を有する倖郚磁堎を印加し぀぀、薄板を
連続的たたは間け぀的、奜たしくは連続的に回転
したり、あるいは倖郚磁堎の磁堎軞を連続的たた
は間け぀的、奜たしくは連続的に回転したり、曎
には䞡者を䜵甚したりするこずもできる。あるい
は、通垞盎亀する぀の倖郚磁堎䞭を、長尺連続
薄板を連続的に移動せしめ、その際぀の倖郚磁
堎の倧きさを所定のごずく倉えるこずによ぀お、
぀の倖郚磁堎の合成磁界の向きを奜たしくは連
続的に回転させる等の方法によ぀おもよい。又、
薄板から巻磁心を圢成したのち、䟋えば巻磁心お
よび倖郚磁堎盞方を回転させ、䞊蚘のような回転
を行぀たり、䟋えば巻磁心に巻線を斜し、同時に
巻磁心に通電し、巻線たたは巻磁心に通電する電
流を倉化させ、この巻線による印加磁堎ず通電に
よ぀お誘起される磁堎ずの合成磁堎を回転させる
等の方法によ぀おもよい。曎には、薄板を巻磁心
ずなし、巻磁心に巻線を斜し、又巻線を斜した巻
磁心を倖郚磁堎䞭に配眮し、巻線通電電流ず倖郚
磁堎ずの少なくずも䞀方を所定のごずく倉化さ
せ、巻線により発生する磁堎ず、倖郚磁堎ずの合
成磁堎を回転させる方法によるこずもできる。 以䞊詳述したようにしお、加熱保持状態におい
お磁堎凊理を行぀た埌、薄板たたは薄膜は冷华さ
れる。この冷华は磁堎印加を停止した埌行぀おも
よいが、䞊に述べた磁堎䞭で行うこずが奜たし
い。又、冷华速床ずしおは皮々倉曎可胜である
が、䞀般に埐冷するこずが奜たしい。 なお、以䞊詳述したような磁堎䞭熱凊理は真空
䞭で行぀おも、䞍掻性ガス䞭で行぀おも、曎には
空気䞭で行぀おもよい。又、凊理を斜す詊料薄板
たたは薄膜等の圢状、寞法には皮々倉曎が可胜で
あるが、凊理効率ずいう点からは圢状異方性の少
ない圢状、䟋えば円板圢状あるいは巻磁心圢状等
ずするこずが奜たしい。 以䞊詳述した本発明の磁堎䞭熱凊理に甚いる装
眮の奜たしい䟋が第図に瀺される。第図に
おいお非晶質磁性合金材料、すなわちその薄板た
たは薄膜は架台䞊に茉眮される。架台は、
図瀺しないモヌタにより、図倱印方向に連続回
転可胜ずなされおいる。䞀方、架台は電気炉
䞭に収玍され、電気炉により架台䞊の非晶質
磁性合金材料は䞀定の枩床に加熱保持可胜ずな
しおある。曎に、電気炉倖郚には、電磁石の磁
板が配眮され、非晶質磁性合金の面
方向に磁堎印加可胜ずなしおある。 このような構成においお、電気炉に通電し、
非晶質磁性合金を所定の枩床に加熱保持し、し
かも架台を矢印方向に連続的に回転し぀぀、
所定時間電磁石により磁堎を印加す
る。この埌、電気炉を断ずなし冷华すれば、非晶
質磁性合金䞭に誘起される磁気異方性は、局所的
にも等方的ずなり、本発明所定の効果が実珟する
こずになる。 䞀方、第図には別の䟋が瀺される。 第図においおは、非晶質磁性合金材料ずしお
長尺の連続薄板を甚い、これに察し本発明の
凊理を連続的に斜しおいる。この堎合、゜レノむ
ドコむルず、ヘルムホルツコむル
ずが図瀺のように配眮され、この䞡コむル
内には電気炉が配眮され、
この電気炉内を連続薄板が図矢印方向に
連続的に移送される。埓぀お、電気炉内におい
お、連続的に移送される薄板の面内巟方向に
は、ヘルムホルツコむルにより磁
å ŽH1が、又面内長手方向には、゜レノむドコむ
ルにより磁堎H2が、それぞれ連続的に印加され
るこずになる。䞀方、この磁堎H1および磁堎H2
は、それぜれのコむルぞの通電電流i1i2を䟋え
ば正匊波的に倉化させ、しかも䞡者の䜍盞を䟋え
ばπ異ならしめるこずにより、それぞれ第
図に瀺されるような同呚期で、しかもπ䜍盞
の異なる正匊波状に倉化する磁堎ずしお印加され
る。 このような構成においお、電気炉、ヘルムホ
むツコむルおよび゜レノむドコむ
ルに通電し、連続薄板を図倱印方向に
連続的に等速床で移送すれば、薄板の所定郚
分は、電気炉内を通過する際に所定のごずく加
熱され、しかも第図のように倉化する磁堎
H1H2の合成磁堎は連続的に䞀定呚期で回転し
おいるので、連続回転するこの合成磁堎が薄板
の所定郚分に連続的に印加されるこずになる。
この埌、薄板は電気炉を通過した埌冷华さ
れ、この結果、薄板面内の誘導磁気異方性は局所
的にも等方的ずなり、本発明所定の効果が実珟す
るこずになる。 第図には、曎に別の䟋が瀺される。第図に
おいおは、非晶質磁性合金材料ずしおは、やはり
長尺の連続薄板を甚い、これを䟋えば巻磁心
ずしお、その長手方向に䟋えば円茪状に巻き、こ
の巻回された薄板に本発明の凊理が斜され
る。この堎合、この円茪状に巻かれた薄板
は、電磁石内に配眮され、又この電磁
石には正匊波電流i1が通電可胜ずさ
れ、そのずき巻回された薄板は、䟋えば第
図に瀺されるような磁堎H1がその巟方向、すな
わち巻軞ず平行に印加される。他方巻回された薄
板には、巻線が巻装され、巻線には、䞊
蚘i1ず同呚期でπ䜍盞の異なる正匊波電流i2
が通電可胜ずされ、そのずき薄板の長手方向
には、第図に瀺されるような磁堎H2が発生す
るようにされる。 このような構成においお、電気炉に通電し、
しかも電磁石には正匊波電流i1を、又
巻線には正匊波電流i2を通電すれば、巻回され
た薄板には、その長手方向に第図の亀流磁
å ŽH2が、又その巟方向に第図の亀流磁堎H2が
印加され、H1ずH2の合成磁堎は䞀定方向に䞀定
呚期で回転する。䞀定時間埌電気炉の通電を切
り、冷华すれば、薄板䞭に誘起される磁気異
方性は局所的にも等方的になり、本発明所定の効
果が実珟する。 以䞊詳述しおきた本発明の凊理を斜された非晶
質磁性合金材料は、実質的に磁気異方性を有しな
い等方的なものである。この堎合、実質的に磁気
異方性を有しない等方的なものであるずは、巚芖
的にみたずきも、又埮芖的にみたずきの100Ό
皋床の磁区内においおも、実質的に等方的である
ずいうこずである。埓぀お本発明における非晶質
合金の薄板を詊料ずしお、垞法に埓い、匷磁性共
鳎やトルク曲線の枬定を行えば、巚芖的に等方的
であるこずから、倖郚磁堎の角床によ぀お共鳎線
の共鳎磁界が実質的に䞍倉であり、共鳎磁界の角
床䟝存性は非垞に小であり、又埮芖的にも等方的
であるこずから、共鳎線の半倀巟は非垞に小さく
な぀おいる。この堎合、通垞は、匷磁性共鳎は、
円板状の詊料を匷磁性共鳎キダピテむ内にセツト
し、9.34GHzのマむクロ波を圓お、又1300Oe繋
床の倖郚磁堎を詳料面内に印加し、磁堎印加方向
を面内で回転させお枬定すればよく、このずき、
共鳎磁界の角床䟝存性ずしお、異方性磁界Haず
固有共鳎磁界Hoずの比HaHoを枬定すれば、本
発明の薄板材料ではHaHoは10以䞋、特に
以䞋皋床の倀が埗られる。これに察し、急冷盎
埌の薄板ではHaHoは抂ね20皋床、又前蚘静
磁堎䞭での熱凊理を斜した堎合にはHaHoは抂
ね15皋床である。又このずき共鳎線の半倀巟△
をHoで芏栌化した倀△Hoは、本発明の凊
理を斜した薄板材料では玄30皋床以䞋であり、
䞀方急冷盎埌および静磁堎熱凊理埌の堎合には、
それぞれ抂ね50以䞊および30〜40皋床であ
る。又、トルク磁力蚈を甚い、詊料薄板の面内ト
ルク曲線を枬定し、回転角〜180゜内における
ピヌク数を芳察したずきには、明瞭なピヌクは党
く珟われない。これに察し、急冷盎埌、無磁堎䞭
での熱凊理埌、あるいは静磁界䞭での熱凊理埌に
おけるそれぞれの堎合には、その倧小に差がある
が、通垞、明瞭なあるいは匱い本のピヌクが珟
われる。 以䞊詳述しおきた本発明によ぀お埗られる非晶
質磁性合金材料は、磁気ヘツド甚、各皮磁心甚、
あるいはその他の皮々の甚途に甚いお、きわめお
すぐれた特性を発揮する。 以䞋、本発明の実斜䟋を掲げ、本発明を曎に詳
现に説明する。 実斜䟋  Co0.9Ni0.190Zr10の組成ずなるように各原料
を秀量し、タンマン炉にお、アルゎンガス気流䞭
で溶解した。この溶解した合金を石英管で吞䞊
げ、急冷し合金を調敎した。 次いで、この母合金を溶融埌、106℃/sec皋床
の冷华速床で急冷しお、厚さ30Ό、幅cmの長
尺の薄板を䜜成した。この薄板に察し線回折お
よび電子線回折を行぀たずころ、結晶構造を瀺す
回折像は党く怜出されなか぀た。又、この薄板の
結晶化枩床Tcryは490℃、キナリヌ点
Tcは550℃であり、そのBsは9.8KGであ぀
た。 次に、埗られた薄板を超硬合金の金圢により、
20mmφの円板状に打抜いた。この打抜き円板に察
し、第図に瀺される装眮を甚い、本発明の凊理
を斜した。すなわち、装眮党䜓は10-1Torr真空
䞋におき、電磁石により10KOeの磁
堎を印加し぀぀、円板状の薄板を10rpmで図矢
印方向に連続的に回転した。䞀方、このような
回転を行い぀぀、電気炉に通電し、薄板を
350℃に加熱保持し、この枩床に40分間保持した
埌、電気炉の通電を止め、真空䞭で回転磁堎を
印加しながら埐冷を行぀た。 このようにしお埗た本発明の円板状薄板詊料
に察し、トルク磁力蚈を甚いトルク曲線を枬
定したずころ、明瞭なピヌクは党く存圚しなか぀
た。 次いで、このような凊理を斜した円板から、゚
ツチングにより内埄mmφ、倖埄15mmφのリング
を埗、このリング30枚を甚い、局間絶瞁を行い積
局した。この積局䜓に察し、保磁力Hc、残留磁
束密床Br、および1KHzでの10Oe磁堎䞋の実効
透磁率Όをそれぞれ枬定した。結果を䞋蚘衚
に瀺す。 これに察し比范のため、急冷盎埌の薄板詊料
に぀き、䞊蚘同様のリングを埗、䞊蚘ず党く
同様にしおHc、BrおよびΌを枬定しお、衚
に瀺される結果を埗た。 曎に比范のため、䞊蚘急冷盎埌の薄板から䞊蚘
同様のリングを埗、これに巻線を斜し、真空䞭で
リング呚方向に20Oe磁堎を印加し぀぀、やはり
350℃、40分間の熱凊理を斜し、その埌埐冷した
薄板詊料に぀き、䞊蚘ず党く同様にしお、
Hc、BrおよびΌを枬定したずころ、衚に䜵
蚘される結果を埗た。なお、このようにしお静磁
堎凊理を斜したリング詊料に぀き、リング
から゚ツチングによりmmφの円板を抜き、その
トルク曲線を枬定したずころ、明瞭な䞀軞性の磁
気異方性が芳察された。
【衚】 衚の結果から、本発明の凊理を斜した材料
は、実効透磁率Όが栌段ず向䞊しおいるこずが
わかる。 実斜䟋  Co0.2Fe0.890Zr10の組成の30Ό厚の非晶質
磁性合金材料の長尺薄板を実斜䟋ず同様に䜜成
し、本発明の効果を確認した。なお、この合金の
Bsは15.7KG、Tcは380℃、Tcryは490℃であ぀
た。 この堎合、薄板から実斜䟋ず同様に皮のリ
ング状詊料〜を埗た。このうち詊料
は、加熱凊理が300℃、60分間である他は、実斜
䟋ず党く同様に円板薄板に察し本発明の凊理を
斜した埌リング状に抜いたものであり、曎に詊料
は、リング状に抜いた埌、実斜䟋同様巻線を
斜し、20Oeの呚方向磁堎を印加し぀぀、300℃、
60分間の熱凊理を斜したものである。これら詊料
〜に぀き、実斜䟋同様積局䜓を圢成し、磁
気損倱、Ό、BrおよびHcを枬定した。結果
を䞋蚘衚に瀺す。
【衚】 衚の結果から、磁気損倱およびΌの点で、
本発明の堎合が最もすぐれおいるこずがわかる。
【図面の簡単な説明】
第図、第図および第図は、それぞれ本発
明における䞀態様においお甚いる装眮の䟋を瀺
す抂略図であり、第図は、䟋えば第図および
第図に瀺されるような装眮を甚いる堎合、発生
せしめる぀の倖郚磁堎H1H2の磁堎匷床
の時間に察する倉化の䟋を瀺す線
図である。   非晶質磁性合金材料。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞋蚘匏で瀺される組成を有する非晶質磁性合
    金材料に察し、キナリヌ点および結晶化枩床より
    䜎い枩床に保持した状態で、磁堎を印加たたは誘
    起せしめ、しかも誘導磁気異方性が実質的に等方
    的ずなるように、圓該印加たたは誘起される磁堎
    を回転させ、䞋蚘匏で瀺される組成を有し、しか
    も実質的に磁気異方性を有さず等方的である非晶
    質磁性合金材料を埗るこずを特城ずする非晶質磁
    性合金材料の凊理方法。 匏 pqZrkYlr 〔匏䞭、はFe、CoおよびNiから遞択された皮
    以䞊であり、は鉄族以倖の遷移元玠の皮以䞊
    であり、はガラス化元玠の皮以䞊である。
    又、、、、およびは
    100at、100、≊≊10at、≊
    ≊30at、≊100なる関係を有する。〕
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