JPS61296185A - 芳香族ポリエステル繊維の製造法 - Google Patents
芳香族ポリエステル繊維の製造法Info
- Publication number
- JPS61296185A JPS61296185A JP60135721A JP13572185A JPS61296185A JP S61296185 A JPS61296185 A JP S61296185A JP 60135721 A JP60135721 A JP 60135721A JP 13572185 A JP13572185 A JP 13572185A JP S61296185 A JPS61296185 A JP S61296185A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- fiber
- aromatic polyester
- powder
- heat treatment
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高強度、高弾性率を有する芳香族ポリエステル
繊維の製造法に関するものである。
繊維の製造法に関するものである。
(従来の技術)
近年、芳香族ポリエステルの中で溶融時に異方性を有す
るものを、溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率
繊維を製造し得ることが明らかになってきた。溶剤を使
用しない点や、既知の紡糸装置を使用できるなど様々な
利点を有している。かかる繊維は、溶融紡糸するのみで
高配向、高結晶性の繊維を形成し高物性を発現するが、
これを更に軟化温度付近で熱処理することにより、強度
、弾性率共に一層向上させることができる。ところが、
熱処理時において単糸間の融着を発生し易く、融着があ
ると繊維軸方向の応力が繊維軸に垂直な方向の応力に一
部変換されるため、繊維軸方向に対しては高強度を示す
ものの、結局繊維軸に垂直な方向に対しては分子の凝集
力が弱いこともあって非常に脆いという芳香族ポリエス
テル繊維特有の欠陥が増幅されることとなる。
るものを、溶融紡糸することにより、高強度、高弾性率
繊維を製造し得ることが明らかになってきた。溶剤を使
用しない点や、既知の紡糸装置を使用できるなど様々な
利点を有している。かかる繊維は、溶融紡糸するのみで
高配向、高結晶性の繊維を形成し高物性を発現するが、
これを更に軟化温度付近で熱処理することにより、強度
、弾性率共に一層向上させることができる。ところが、
熱処理時において単糸間の融着を発生し易く、融着があ
ると繊維軸方向の応力が繊維軸に垂直な方向の応力に一
部変換されるため、繊維軸方向に対しては高強度を示す
ものの、結局繊維軸に垂直な方向に対しては分子の凝集
力が弱いこともあって非常に脆いという芳香族ポリエス
テル繊維特有の欠陥が増幅されることとなる。
(発明が解決しようとする問題点)
従って、かかる熱処理時における融着発生の問題を克服
する手段が切望されているが、未だ実用的手段は見出さ
れていない。
する手段が切望されているが、未だ実用的手段は見出さ
れていない。
本発明の目的は、熱処理時における単糸間の融着発生を
抑制し、最終的に高強度、高弾性率を有する芳香族ポリ
エステル繊維の実用的製造方法を提供することである。
抑制し、最終的に高強度、高弾性率を有する芳香族ポリ
エステル繊維の実用的製造方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
上述した本発明の目的は、溶融時に異方性を示す芳香族
ポリエステルを溶融紡糸することにより得られた繊維に
熱処理温度以上の融点又は軟化温度を有する有機ポリマ
ー粉末を付着させた後、熱処理することにより達成され
る。
ポリエステルを溶融紡糸することにより得られた繊維に
熱処理温度以上の融点又は軟化温度を有する有機ポリマ
ー粉末を付着させた後、熱処理することにより達成され
る。
本発明における溶融時に異方性を示すポリエステルとは
90’直交した2枚の偏光板の間にある加熱試料台上に
ポリエステル試料粉末を置いて昇温しでいった時に流動
可能な温度域において、光を透過しうる性質を有するも
のを意味している。このような芳香族ポリエステルとし
ては特公昭56−18016号や同55−20008号
等に示される芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール及び
/又は芳香族ヒドロキシカルボン酸やこれらの誘導体か
ら成るもので、場合によりこれらと指環族ジカルボン酸
、指環族ジオール、脂肪族ジオールやこれらの誘導体と
の共重合体も含まれる。
90’直交した2枚の偏光板の間にある加熱試料台上に
ポリエステル試料粉末を置いて昇温しでいった時に流動
可能な温度域において、光を透過しうる性質を有するも
のを意味している。このような芳香族ポリエステルとし
ては特公昭56−18016号や同55−20008号
等に示される芳香族ジカルボン酸、芳香族ジオール及び
/又は芳香族ヒドロキシカルボン酸やこれらの誘導体か
ら成るもので、場合によりこれらと指環族ジカルボン酸
、指環族ジオール、脂肪族ジオールやこれらの誘導体と
の共重合体も含まれる。
ここで芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、イソ
フタル酸、4.4′−ジカルボキaSエニル、2.6−
ジカルボキシナフタレン、1゜2−ビス(4−カルボキ
シフェノキシ)エタン等やこれらのアルキル、アリール
、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。芳
香族ジオールとしてはヒドロキノン、レゾルシン、4゜
4′−ジヒドロキシジフェニル、4.4′−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、4 、4’−ジヒドロキシジフェニ
ルメタン、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエタン、
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
4 、4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4
−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4.4’−ジヒド
ロキシジフェニルスルフィド、2.6−ジヒドロキシナ
フタレン、1.5−ジヒドロキシナフタレン等やこレラ
のアルキル、アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置
換体があげられる。芳香族ヒドロキシカルボン酸として
はp−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、
2−ヒドロキシナフタレン−6−カルボン酸、1−ヒド
ロキシナフタレン−5−カルボン酸等やこれらのアルキ
ル、アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があ
げられる。指環族ジカルボン酸としてはtrams −
1、4−ジカルボキシシクロヘキサン、cis−1,4
−ジカルボキシシクロヘキサン等やこれらのアルキル、
アリール、ハロゲン基の置換体があげられる。、指環族
及び脂肪族ジオールとしてはtrans −1、4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、cig−1,4−ジヒドロ
キシシクロヘキサン、エチレングリコール、1゜4−ブ
タンジオール、キシリレンジオール等があげられる。
フタル酸、4.4′−ジカルボキaSエニル、2.6−
ジカルボキシナフタレン、1゜2−ビス(4−カルボキ
シフェノキシ)エタン等やこれらのアルキル、アリール
、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があげられる。芳
香族ジオールとしてはヒドロキノン、レゾルシン、4゜
4′−ジヒドロキシジフェニル、4.4′−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、4 、4’−ジヒドロキシジフェニ
ルメタン、4.4’−ジヒドロキシジフェニルエタン、
2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、
4 、4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4.4
−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4.4’−ジヒド
ロキシジフェニルスルフィド、2.6−ジヒドロキシナ
フタレン、1.5−ジヒドロキシナフタレン等やこレラ
のアルキル、アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置
換体があげられる。芳香族ヒドロキシカルボン酸として
はp−ヒドロキシ安息香酸、m−ヒドロキシ安息香酸、
2−ヒドロキシナフタレン−6−カルボン酸、1−ヒド
ロキシナフタレン−5−カルボン酸等やこれらのアルキ
ル、アリール、アルコキシ、ハロゲン基の核置換体があ
げられる。指環族ジカルボン酸としてはtrams −
1、4−ジカルボキシシクロヘキサン、cis−1,4
−ジカルボキシシクロヘキサン等やこれらのアルキル、
アリール、ハロゲン基の置換体があげられる。、指環族
及び脂肪族ジオールとしてはtrans −1、4−ジ
ヒドロキシシクロヘキサン、cig−1,4−ジヒドロ
キシシクロヘキサン、エチレングリコール、1゜4−ブ
タンジオール、キシリレンジオール等があげられる。
これらの組合せの内で本発明の対象として好ましい芳香
族ポリエステルとしては例えば、(1)p−ヒドロキシ
安息香酸残基40〜70モル%と上記芳香族ジカルボン
酸残基15〜80モル%と芳香族ジオール残基15〜8
0モル%から成るコポリエステル、 (2) テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロ
ルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン及び/又はヒド
ロキノンから成るコポリエステJし、 (8)p−ヒドロキシ安息香酸残基2o〜80モル%と
2−ヒドロキシナフタレン−6−カルボン酸残基20〜
80モル%から成るコポリエステルなどがあげられる。
族ポリエステルとしては例えば、(1)p−ヒドロキシ
安息香酸残基40〜70モル%と上記芳香族ジカルボン
酸残基15〜80モル%と芳香族ジオール残基15〜8
0モル%から成るコポリエステル、 (2) テレフタル酸及び/又はイソフタル酸とクロ
ルヒドロキノン、フェニルヒドロキノン及び/又はヒド
ロキノンから成るコポリエステJし、 (8)p−ヒドロキシ安息香酸残基2o〜80モル%と
2−ヒドロキシナフタレン−6−カルボン酸残基20〜
80モル%から成るコポリエステルなどがあげられる。
これらの出発原料を用い、本発明で用いるポリエステル
に至るにはそのままであるいは脂肪族もしくは芳香族モ
ノカルボン酸又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールも
しくはフェノール類又はそれらの誘導体等によるエステ
ル化により、重縮合反応を行なう。
に至るにはそのままであるいは脂肪族もしくは芳香族モ
ノカルボン酸又はそれらの誘導体、脂肪族アルコールも
しくはフェノール類又はそれらの誘導体等によるエステ
ル化により、重縮合反応を行なう。
重縮合反応としては既知の塊状重合、溶液重合、懸濁重
合法等を採用することができ、150〜860℃で常圧
又は10〜O,l torr の減圧下に、Sb 、
Ti 、 Ge 化合物等の重合触媒、リン系化合物
等の安定剤、TiO2,CaC0a 、タルク等の充て
ん剤等を場合により添加して行なうことができる。得ら
れたポリマーはそのままであるいは粉体状で不活性気体
中、又は減圧下に熱処理して紡糸用試料とする。あるい
は一度押出機により造粒して用いることもできる。
合法等を採用することができ、150〜860℃で常圧
又は10〜O,l torr の減圧下に、Sb 、
Ti 、 Ge 化合物等の重合触媒、リン系化合物
等の安定剤、TiO2,CaC0a 、タルク等の充て
ん剤等を場合により添加して行なうことができる。得ら
れたポリマーはそのままであるいは粉体状で不活性気体
中、又は減圧下に熱処理して紡糸用試料とする。あるい
は一度押出機により造粒して用いることもできる。
本発明において用いる芳香族ポリエステルの溶融紡糸装
置としては、加熱制御機構を備えたプランジャー、スク
リュー等の溶融部、ギヤポンプ等の計量部、紡糸口金を
含む紡糸頭部を備えたものであれば、どのようなもので
も使用することができる。
置としては、加熱制御機構を備えたプランジャー、スク
リュー等の溶融部、ギヤポンプ等の計量部、紡糸口金を
含む紡糸頭部を備えたものであれば、どのようなもので
も使用することができる。
本発明において紡糸に適した温度は280〜420℃で
、より好ましくは800〜400℃である。この湿度域
より低いと装置への負荷が大きくなったり、試料の溶融
均一化が不十分であったり、逆に高温であると分解発泡
による糸切れがおこったりする。
、より好ましくは800〜400℃である。この湿度域
より低いと装置への負荷が大きくなったり、試料の溶融
均一化が不十分であったり、逆に高温であると分解発泡
による糸切れがおこったりする。
紡糸口金としては、一般に用いられているものをそのま
ま使うことができるが、好ましい紡糸口金としては孔径
(d)が0.8W以下で且つ孔長<1)と孔径との比(
z/d)が0.8以上のものを挙げることができる。ま
たノズル部における吐出圧力を8 KIF / ct/
l G以上に制御することにより、単糸切れや螺旋状吐
出がなく、配向促進や繊維中の気泡発生の抑制等の効果
を発揮することができる。
ま使うことができるが、好ましい紡糸口金としては孔径
(d)が0.8W以下で且つ孔長<1)と孔径との比(
z/d)が0.8以上のものを挙げることができる。ま
たノズル部における吐出圧力を8 KIF / ct/
l G以上に制御することにより、単糸切れや螺旋状吐
出がなく、配向促進や繊維中の気泡発生の抑制等の効果
を発揮することができる。
上記のようにして溶融紡糸して得られた繊維は、そのま
まで、或は、油剤を付着させて巻取るなり、引落す。巻
取り又は引落しの速度は10〜10.000m/分であ
るが、生産性や安定紡糸の一点から100〜2.000
m/分が好ましい。得られる繊維の太さや断面形状につ
いては用途に応じて適宜選ばれるが、物性上1〜10デ
ニールの太さのものが好ましい。
まで、或は、油剤を付着させて巻取るなり、引落す。巻
取り又は引落しの速度は10〜10.000m/分であ
るが、生産性や安定紡糸の一点から100〜2.000
m/分が好ましい。得られる繊維の太さや断面形状につ
いては用途に応じて適宜選ばれるが、物性上1〜10デ
ニールの太さのものが好ましい。
本発明においては、このようにして得られた繊維に熱処
理温度以上の融点又は軟化温度を有する有機ポリマーを
付着させた後、熱処理することが重要である。
理温度以上の融点又は軟化温度を有する有機ポリマーを
付着させた後、熱処理することが重要である。
本発明で用いることのできる有機ポリマーとしては、芳
香族ポリエステル、lj!!リアミド、ポリイミド、ポ
リアミドイミド、ポリケトン、ポリフェニレン、フェノ
ール樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等をあげることが
できる。
香族ポリエステル、lj!!リアミド、ポリイミド、ポ
リアミドイミド、ポリケトン、ポリフェニレン、フェノ
ール樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂等をあげることが
できる。
本発明において重要な点は、繊維に付着させるこれら有
機ポリマーの融点又は軟化温度の少なくとも1つが繊維
の熱処理温度より高いことである。熱処理温度より、融
点および軟化点が低い有機ポリマーを用いると、それら
が、繊維表面で連続相を形成する可能性が生れ、融着を
推進させてしまう場合がある。
機ポリマーの融点又は軟化温度の少なくとも1つが繊維
の熱処理温度より高いことである。熱処理温度より、融
点および軟化点が低い有機ポリマーを用いると、それら
が、繊維表面で連続相を形成する可能性が生れ、融着を
推進させてしまう場合がある。
用いる有機ポリマー粉末の粒径としては処理する繊維の
直径より、小さいものが粉末の繊維間への分散から考え
て好ましい。
直径より、小さいものが粉末の繊維間への分散から考え
て好ましい。
有機ポリマー粉末を繊維に付着させる方法としては、有
機ポリマー粉末の入った容器や管内を繊維を通過させる
方法や有機ポリマー粉末の懸濁液を用いて付着させる方
法がある。
機ポリマー粉末の入った容器や管内を繊維を通過させる
方法や有機ポリマー粉末の懸濁液を用いて付着させる方
法がある。
ルコール、エチルアルコール、フロビルアルコール、ブ
チルアルコール、アミルアルコール、アセトン、メチル
エチルケトン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、四塩化炭素といった有機ポリマーの溶解
度の小さい有機溶剤を用いることができる。そして必要
に応じて、界面活性剤や表面処理剤等を添加することも
できる。
チルアルコール、アミルアルコール、アセトン、メチル
エチルケトン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、四塩化炭素といった有機ポリマーの溶解
度の小さい有機溶剤を用いることができる。そして必要
に応じて、界面活性剤や表面処理剤等を添加することも
できる。
繊維への懸濁液の付着手段については、溶融紡糸装置維
が固化してから熱処理までの間で任意の態様を採用する
ことができ、特に限定されるものではない。例えば通常
の油剤処理法と同様、有機ポリマーの懸濁液で覆われた
回転ロールの表面に繊維を走行、接触させたり、一旦巻
き取った後、懸濁液の中を走行させたり、総状又はチー
ズ状のm紬を液中に浸漬又は液をスプレーするなどの手
段を挙げることができる。
が固化してから熱処理までの間で任意の態様を採用する
ことができ、特に限定されるものではない。例えば通常
の油剤処理法と同様、有機ポリマーの懸濁液で覆われた
回転ロールの表面に繊維を走行、接触させたり、一旦巻
き取った後、懸濁液の中を走行させたり、総状又はチー
ズ状のm紬を液中に浸漬又は液をスプレーするなどの手
段を挙げることができる。
又、繊維が懸濁液中を走行する時に、懸濁液中の有機ポ
リマー粉末の繊維間への侵入と分散を助長するべく、懸
濁液を強制攪拌したり、超音波をかけてやると本方法の
効果が発揮しやすい。
リマー粉末の繊維間への侵入と分散を助長するべく、懸
濁液を強制攪拌したり、超音波をかけてやると本方法の
効果が発揮しやすい。
ントであれば、拡張ロール等により、モノフィラメント
個々を拡げてやることも、本発明の効果を得るのに適し
ている。
個々を拡げてやることも、本発明の効果を得るのに適し
ている。
懸濁液を用いる場合、有機ポリマー粉末の懸濁液の濃度
としては0.1〜20重量%が好ましい。
としては0.1〜20重量%が好ましい。
また繊維に付着した有機ポリマー粉末の量は、乾燥後繊
維に対して0.1〜100重量%、好ましくは0,5〜
80重量%の範囲に調整することが望ましい。かかる範
囲の下限を下まわる場合には、熱処理時における融着防
止効果が不十分となり、上限を越えると、付着が不十分
であったり、除去が困難となる場合もあり、経済的でな
い。
維に対して0.1〜100重量%、好ましくは0,5〜
80重量%の範囲に調整することが望ましい。かかる範
囲の下限を下まわる場合には、熱処理時における融着防
止効果が不十分となり、上限を越えると、付着が不十分
であったり、除去が困難となる場合もあり、経済的でな
い。
上記の様にして有機ポリマー粉末を付着させた繊維は、
そのままで或は乾燥した後、好ましくは100 amH
I 以下の真空度の真空下又は不活性ガス雰囲気下、
200〜440℃、好ましくは280〜860℃の温度
で数分〜数十時間熱処理することにより、融着発生の問
題なく効果的に熱処理を施すことができる。かくして熱
処理された繊維は所望により冷却後に洗浄、乾燥される
。
そのままで或は乾燥した後、好ましくは100 amH
I 以下の真空度の真空下又は不活性ガス雰囲気下、
200〜440℃、好ましくは280〜860℃の温度
で数分〜数十時間熱処理することにより、融着発生の問
題なく効果的に熱処理を施すことができる。かくして熱
処理された繊維は所望により冷却後に洗浄、乾燥される
。
上述した本発明の技術手段を採用することにより、芳香
族ぼりエステル繊維にとって致命的 ゛欠陥となる
融着の問題を解決することができる。
族ぼりエステル繊維にとって致命的 ゛欠陥となる
融着の問題を解決することができる。
(発明の効果)
本発明方法によれば、従来のポリマーとは著しく挙動が
異なり物性上致命的欠陥となる融着を発生し易い芳香族
ポリエステルからなる繊維を、かかる問題なく熱処理し
得、以て高物性の繊維を工業的に製造することができる
。このようにして得られる繊維はタイヤコード、ロープ
、ケーブル、FRP%FRTP。
異なり物性上致命的欠陥となる融着を発生し易い芳香族
ポリエステルからなる繊維を、かかる問題なく熱処理し
得、以て高物性の繊維を工業的に製造することができる
。このようにして得られる繊維はタイヤコード、ロープ
、ケーブル、FRP%FRTP。
FRC,FRM、テンシ冒ンメンバー、スピーカーコー
ン、防弾チラッキ、宇宙服、海底作業服等の幅広い用途
分野に用いることができる。
ン、防弾チラッキ、宇宙服、海底作業服等の幅広い用途
分野に用いることができる。
(実施例)
以下に本発明の理解を容易にするため実施例を示すが、
これらはあくまで例示的なものであり、本発明の要旨は
、これらに/り限定されるものではない。なお、例中に
示される有機ポリマーの融点の測定は、理学電機製tD
示差走査熱11j計Thermoflex DSC−8
280を用い、昇温速度10℃/minで測定した。
これらはあくまで例示的なものであり、本発明の要旨は
、これらに/り限定されるものではない。なお、例中に
示される有機ポリマーの融点の測定は、理学電機製tD
示差走査熱11j計Thermoflex DSC−8
280を用い、昇温速度10℃/minで測定した。
有機ポリマーの軟化温度は呂律製作所製のフローチスタ
ーCFT−500を用い、掻1■、長さ10mのノズル
で圧力100Kg/−dの状態で有機ポリマー試料を4
℃/minで昇温したとき、試料がノズルを通って流動
し、96000ボイズの見掛は粘度を与える温度として
定義した。
ーCFT−500を用い、掻1■、長さ10mのノズル
で圧力100Kg/−dの状態で有機ポリマー試料を4
℃/minで昇温したとき、試料がノズルを通って流動
し、96000ボイズの見掛は粘度を与える温度として
定義した。
また光学異方性は、加熱ステージ上に試料(1) 引
張り試験 東洋ボールドウィン社製テンシロンII型を用い、試料
間隔20目、引張り速度2−7分で測定した。試料数は
24本で、最高上 と最低ダ除a、平均値を示す。なお、強度の分散は標準
偏差を平均値で除した値である。
張り試験 東洋ボールドウィン社製テンシロンII型を用い、試料
間隔20目、引張り速度2−7分で測定した。試料数は
24本で、最高上 と最低ダ除a、平均値を示す。なお、強度の分散は標準
偏差を平均値で除した値である。
(2)融菅度(f)
熱処理後mis束を20m長さに切断した試料を、ヤマ
ト科学社製ブレンソニリク220を用い、水中で20分
間超音波を当てて分散させ、水中に分散した単糸及び繊
紬片(2〜数本の単糸が融着したもの)の合計数(n)
を求め、下式により算出した。
ト科学社製ブレンソニリク220を用い、水中で20分
間超音波を当てて分散させ、水中に分散した単糸及び繊
紬片(2〜数本の単糸が融着したもの)の合計数(n)
を求め、下式により算出した。
なお、かかる値は、熱処理後チーズから無作為に10個
採取した試料について測定した値の平均値である。
採取した試料について測定した値の平均値である。
f−−(但し、Nは、熱処理前の単糸数を示す。)参考
例 p−アセトキシ安息香酸7.20V4(40モル)、テ
レフタル酸2.49Kg(15モル)、イソフタル酸0
.88 Kr (5モル)、4.4’−ジアセトキシジ
フヱニル5.45Ky(20,2モル)をくし型攪拌翼
をもつ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌しなが
ら昇温し、880℃で8時間重合した。この間、生成す
る酢酸を除去し、強力な攪拌で重合を行ない、その後徐
々に冷却し、200℃で重合体を系外へ取出した。重合
体の収量は10.88Kgで理論υ社の97.8 %で
あった。これを細則ミクロン社のハンマーミルで粉砕し
2.5u以下の粒子とした、これをロータリーキルン中
で窒素雰囲気下に280℃で5時間処理したところ「流
動温度」が826℃となった。350℃以上で光学異方
性が観察された。
例 p−アセトキシ安息香酸7.20V4(40モル)、テ
レフタル酸2.49Kg(15モル)、イソフタル酸0
.88 Kr (5モル)、4.4’−ジアセトキシジ
フヱニル5.45Ky(20,2モル)をくし型攪拌翼
をもつ重合槽に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌しなが
ら昇温し、880℃で8時間重合した。この間、生成す
る酢酸を除去し、強力な攪拌で重合を行ない、その後徐
々に冷却し、200℃で重合体を系外へ取出した。重合
体の収量は10.88Kgで理論υ社の97.8 %で
あった。これを細則ミクロン社のハンマーミルで粉砕し
2.5u以下の粒子とした、これをロータリーキルン中
で窒素雰囲気下に280℃で5時間処理したところ「流
動温度」が826℃となった。350℃以上で光学異方
性が観察された。
上記ポリマーを、シンコーブラ工業社製80■エクスト
ルーダーを用いて溶融紡糸した。紡糸口金は、孔径0,
07■、孔長0.14 mm、孔e100のものを用い
、紡糸頭部での紡糸温度は855℃であった。
ルーダーを用いて溶融紡糸した。紡糸口金は、孔径0,
07■、孔長0.14 mm、孔e100のものを用い
、紡糸頭部での紡糸温度は855℃であった。
巻き取り速度800 m /分で繊細径175mの繊維
をボビンに巻き取った。
をボビンに巻き取った。
実施例1
参考例の繊維を用い、5%の芳香族ポリエステル粉末の
エチルアルコール懸濁液中を通過させ′、ボビンに巻取
った。芳香族ポリエステルとしては、住人化学工業のエ
コノールE−101(平均粒径4nm)を用いた。この
ポリエステルは400℃まで融点も軟化温度も持たない
。繊維の該懸濁液中の走行時間は20秒で、懸濁液は、
超音波で振動させていた。処理した繊維を乾燥し、芳香
族ポリエステル粉末の繊維への付着量を調べると8.9
%であった。この繊維をボビン形態で、窒素中、820
℃で6時間熱処理した。融着度(f)は1.00であり
、繊維間に融着は認められず繊維強度28.JM’/d
で、強度の分散は12.6%であった。又、繊維の伸度
は2.5%、弾性率は1.16Of/dであった。
エチルアルコール懸濁液中を通過させ′、ボビンに巻取
った。芳香族ポリエステルとしては、住人化学工業のエ
コノールE−101(平均粒径4nm)を用いた。この
ポリエステルは400℃まで融点も軟化温度も持たない
。繊維の該懸濁液中の走行時間は20秒で、懸濁液は、
超音波で振動させていた。処理した繊維を乾燥し、芳香
族ポリエステル粉末の繊維への付着量を調べると8.9
%であった。この繊維をボビン形態で、窒素中、820
℃で6時間熱処理した。融着度(f)は1.00であり
、繊維間に融着は認められず繊維強度28.JM’/d
で、強度の分散は12.6%であった。又、繊維の伸度
は2.5%、弾性率は1.16Of/dであった。
比較例1
参考例の繊維を用い、実施例10手法で、エチルアルコ
ール中を走行させて、乾燥後、実施例1と同様820℃
で6時間熱処理した。
ール中を走行させて、乾燥後、実施例1と同様820℃
で6時間熱処理した。
融着度(f)は2.68で、融着が認められた。
繊維強度は20.8f/dで、強度の分散は19.7%
と大きかった。試料採取時に繊維が損傷を受けるためと
考えられる。
と大きかった。試料採取時に繊維が損傷を受けるためと
考えられる。
実施例2
参考例の繊維を用い、実施例1と同様にして繊維を5%
のポリイミド粉末のエチルアルコール懸濁液中を通過さ
せ、ボビンに巻取った。このポリイミドは4.4′−ジ
アミノジフェニルエーテルと無水ピロメリット酸から合
成したもので、400℃まで融点も軟化温度も持たない
。このポリイミドの平均粒径は8amである。処理した
繊維へのポリイミドの付着量は8.7%であった。この
繊維を窒素中で820℃で6時間処理したところ、融着
度(f)は1.02であった。この繊維強度は27.2
y/d、強度の分散は12.8%であり、比較例1に比
べ、大きく優れていた。
のポリイミド粉末のエチルアルコール懸濁液中を通過さ
せ、ボビンに巻取った。このポリイミドは4.4′−ジ
アミノジフェニルエーテルと無水ピロメリット酸から合
成したもので、400℃まで融点も軟化温度も持たない
。このポリイミドの平均粒径は8amである。処理した
繊維へのポリイミドの付着量は8.7%であった。この
繊維を窒素中で820℃で6時間処理したところ、融着
度(f)は1.02であった。この繊維強度は27.2
y/d、強度の分散は12.8%であり、比較例1に比
べ、大きく優れていた。
実施例8
有機ポリマーとして、4.4′−ジアミノジェニルエー
テルと無水トリメリ呼ト酸からのポリアミドイミドを用
いた。平均粒径5μmで、400℃まで融点も、軟化温
度ももたない。参考例の繊維を用い、実施例1と同様に
して、線維表面にボリア電トイミド粉末を付着させた。
テルと無水トリメリ呼ト酸からのポリアミドイミドを用
いた。平均粒径5μmで、400℃まで融点も、軟化温
度ももたない。参考例の繊維を用い、実施例1と同様に
して、線維表面にボリア電トイミド粉末を付着させた。
付着量は4.0%であった。
この繊維を窒素中、820℃で6時間処理したところ、
融着度(f)は1.06であり、強度2’1.OI/d
、強度の分散は18.2%と比較例1に比べ、大きく優
れていた。
融着度(f)は1.06であり、強度2’1.OI/d
、強度の分散は18.2%と比較例1に比べ、大きく優
れていた。
比較例2
ポリマーとしてナイロン6.6を用いた。
溶解、再沈法で粉末を得た。平均粒径9μm、融点26
8℃である。この粉末をエチルアルコール中に5%濃度
で懸濁させ、実施例1と同様にして、繊維に付着させた
。乾燥後の粉末の付着量は4.8%であった。これを窒
素中、820℃で6時間処理したところ、繊維の融着度
(f)は4.76と、比較例1に比べても悪くなった。
8℃である。この粉末をエチルアルコール中に5%濃度
で懸濁させ、実施例1と同様にして、繊維に付着させた
。乾燥後の粉末の付着量は4.8%であった。これを窒
素中、820℃で6時間処理したところ、繊維の融着度
(f)は4.76と、比較例1に比べても悪くなった。
実施例4
参考例のmfP!jAを用い、実施例1と同じ芳香族ぼ
りエステル粉末をプラスチック容器に入れ、粉末の中を
100cIn/分の速度で、繊維を走行させた。プラス
チック容器の入口に、シリコンゴム製のエキスパンショ
ンロールを付け、マルチフィラメントを開繊し、繊維と
粉末の接触を良くするようにした。繊維への粉末の付着
量は9.1%であった。これを実施例1と同じ方法で窒
素中、820℃で6時間熱処理した。繊維の融着度(f
)は1.02であり、繊維の強度27.61/d、強度
の分散は12.8%であった。
りエステル粉末をプラスチック容器に入れ、粉末の中を
100cIn/分の速度で、繊維を走行させた。プラス
チック容器の入口に、シリコンゴム製のエキスパンショ
ンロールを付け、マルチフィラメントを開繊し、繊維と
粉末の接触を良くするようにした。繊維への粉末の付着
量は9.1%であった。これを実施例1と同じ方法で窒
素中、820℃で6時間熱処理した。繊維の融着度(f
)は1.02であり、繊維の強度27.61/d、強度
の分散は12.8%であった。
(19完)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)溶融時に異方性を示す芳香族ポリエステルを溶融紡
糸して得られた繊維に熱処理温度以上の融点又は軟化温
度を有する有機ポリマー粉末を付着させた後、熱処理す
ることを特徴とする芳香族ポリエステル繊維の製造法 2)0.1〜20重量%の有機ポリマー粉末の懸濁液を
使用して付着させる特許請求の範囲第1項記載の製造法
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13572185A JPH0765275B2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
| DE8686104409T DE3684168D1 (de) | 1985-04-02 | 1986-04-01 | Verfahren zum herstellen von aromatischen polyesterfasern. |
| EP86104409A EP0200012B1 (en) | 1985-04-02 | 1986-04-01 | Process for producing aromatic polyester fiber |
| US07/304,864 US4865790A (en) | 1985-04-02 | 1989-01-31 | Process for producing aromatic polyester fiber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13572185A JPH0765275B2 (ja) | 1985-06-20 | 1985-06-20 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61296185A true JPS61296185A (ja) | 1986-12-26 |
| JPH0765275B2 JPH0765275B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=15158326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13572185A Expired - Fee Related JPH0765275B2 (ja) | 1985-04-02 | 1985-06-20 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0765275B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63288269A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-25 | 住友化学工業株式会社 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
| JP2009235633A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toray Ind Inc | 液晶ポリエステル繊維の製造方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6183210B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2017-08-23 | 東レ株式会社 | 液晶ポリエステルマルチフィラメント |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520008A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Digital signal receiving device |
| JPS5949783A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | 株式会社ゴ−セン | ガツト |
-
1985
- 1985-06-20 JP JP13572185A patent/JPH0765275B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520008A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Digital signal receiving device |
| JPS5949783A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-22 | 株式会社ゴ−セン | ガツト |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63288269A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-25 | 住友化学工業株式会社 | 芳香族ポリエステル繊維の製造法 |
| JP2009235633A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Toray Ind Inc | 液晶ポリエステル繊維の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0765275B2 (ja) | 1995-07-12 |
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