JPS6131107B2 - - Google Patents

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JPS6131107B2
JPS6131107B2 JP1714177A JP1714177A JPS6131107B2 JP S6131107 B2 JPS6131107 B2 JP S6131107B2 JP 1714177 A JP1714177 A JP 1714177A JP 1714177 A JP1714177 A JP 1714177A JP S6131107 B2 JPS6131107 B2 JP S6131107B2
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JP
Japan
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methyl ester
pgx
cyclohexyl
epoxy
cyclopentyl
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Application number
JP1714177A
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English (en)
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JPS53103464A (en
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Masaki Hayashi
Yoshinobu Arai
Yoshitaka Konishi
Katsuichi Shimoji
Shuichi Oonada
Hiroyuki Ito
Hirohisa Wakatsuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US05/878,571 priority patent/US4178367A/en
Priority to GB6675/78A priority patent/GB1598953A/en
Priority to FR7804693A priority patent/FR2381043A1/fr
Priority to DE19782807178 priority patent/DE2807178A1/de
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Publication of JPS6131107B2 publication Critical patent/JPS6131107B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なプロスタグランジンX
(PGX)関連化合物に関する。PGXは天然生理活
性物質として知られ下記()の構造を有し、そ
の化学名は(5Z・13E)−(9α・11α・15α)−
6・9−エポキシ−11・15−ジヒドロキシプロス
タ−5・13−ジエン酸である。 〔ネイチヤー(Nature)、263、663(1976)、プロ
スタグランジンズ(Prostaglandins)、12、685
(1976)、同誌、12、915(1976)、同誌、13、3
(1977)及びケミカル・アンド・エンジニヤリン
グ・ニユーズ(Chemical and Engineering
News)、12月20日号、17(1976)〕。 PGXはプロスタグランジンG2(PGG2)又はプ
ロスタグランジンH2(PGH2)を豚大動脈、豚腸
管膜、家兎大動脈又はラツト胃底部等のミクロゾ
ームとインキユベートすると生成することが知ら
れている。PGXは強力な動脈弛緩作用を有し、
その作用は動脈に特異的でありその他の平滑筋な
弛緩しない。更にアラキドン酸に誘導された人血
小板凝集作用を強力に抑制する。同様なPGG2を
血小板ミクロゾームとインキユベートすることに
より生成するスロンボキサンA2(thromboxan
A2)が動脈収縮作用及び血小板凝集作用を有して
いることを考えると、前記のPGXの性質はPGX
が生体内で極めて重要な生理的役割をはたしてい
ることを示している。そしてPGXが動脈硬化、
心不全又は血栓症等の治療に有効と考えられる。 PGXは上記の様に特定の組織ミクロゾームを
用いてPGG2又はPGH2より生合成されており、又
その構造も確認されている。 本発明者らはω−鎖の変換された種々のPGX
関連化合物について検討を行ない、本発明を完成
した。 本発明は、一般式 〔式中、Yはトランス−ビニレン基(すなわち
【式】)又はエチレン基(すなわ ち−CH2CH2−)を表わし、R1は水素原子又は炭
素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を表
わし、R2は水素原子又はメチル基又はエチル基
を表わし、R3は単結合又は炭素数1〜4の直鎖
もしくは分枝鎖アルキレン基を表わし、R4は置
換されていないか少くとも1個の炭素数1〜8の
直鎖もしくは分枝鎖アルキル基で置換されている
炭素数4〜7のシクロアルキル基を表わし、11位
及び15位の炭素原子についている〓〓はα−配位
又はβ−配位(すなわちS−配位又はR−配位)
又はそれらの混合物であることを表わし、5位と
6位の炭素原子間の二重結合はZを表わす。〕で
示される新規なプロスタグランジンX関連化合物
及びR1が水素原子を表わす場合にはその酸の非
毒性の塩(例えばナトリウム塩)に関する。 本発明は一般式()のすべての化合物、すな
わち「天然型」(すなわちl−体)またはその鏡
像体(すなわちd−体)またはそれらの混合物
(特に「天然型」とその鏡像体の等量混合物から
なるラセミ体(すなわちdl−体))に関する。 当業者にとつて明らかなように、一般式()
で示される化合物は少なくとも5個の不斉中心を
有しており、これら5個の不斉中心は8位、9
位、11位、12位及び15位の炭素原子である。更に
R1が分枝鎖アルキル基を表わす場合、あるいは
R3が分枝鎖アルキレン基を表わす場合には他の
不斉中心が生じる可能性がある。よく知られてい
るように不斉中心の存在により異性体が生じる。
しかしながら一般式()の化合物はすべて脂環
式環の8位と12位の炭素原子についている置換基
が互いにトランスであるような配位をもち、又8
位と9位の炭素原子についている置換基がシスで
あるような配位をもつている。従つて一般式
()の8位と12位の炭素原子についている置換
基がトランス−配位をもち、8位と9位の炭素原
子についいる置換基がシス−配位をもち、11位、
15位に示されるような水酸塩を有する異性体及び
それらの混合物が一般式()の範囲にはいる。
好ましい−R3−R4としては、例えばシクロブチ
ル(1−プロピル)シクロブチル、(1−ブチ
ル)シクロブチル、(1−ペンチル)シクロブチ
ル、(2−プロピル)シクロブチル、(3−エチ
ル)シクロブチル、(3−プロピル)シクロブチ
ル、シクロペンチル(1−シクロペンチル)−エ
チル、(2−シクロペンチル)エチル、(2−シク
ロペンチル)プロピル、(2−エチル)シクロペ
ンチル、(2−プロピル)シクロペンチル、(2−
ブチル)シクロペンチル、(1−メチル−3−プ
ロピル)シクロペンチル、(2−メチル−3−プ
ロピル)シクロペンチル、シクロヘキシル、(3
−エチル)シクロヘキシル、(4−メチル)シク
ロヘキシル、(4−メチル)シクロヘキシル、(4
−プロピル)シクロヘキシル、(2・6−ジメチ
ル)−シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、
(1−メチル)シクロヘキシルメチル、(1−シク
ロヘキシル)エチル、(2−シクロヘキシル)エ
チル、(1−メチル−1−シクロヘキシル)エチ
ル、(1−シクロヘプチル)エチル基等があげら
れる。 本発明に従えば、すべての記号は前記と同じ意
味を表わす一般式()のプロスタグランジンX
関連化合物は、一般式 (式中、5位および6位の炭素原子についている
〓〓は(5R・6R)、(5S・6S)またはそれらの混
合物であることを表わし、他の記号は前記と同じ
意味を表わす) で示される化合物を脱臭化水素反応に付すことに
より得られる。 脱臭化水素反応に用いられる試薬はよく知られ
ており、例えば1・5−ジアザビシクロ〔5・
4・0〕ウンデセン−5(いわゆるDBU)、1・
5−ジアザビシクロ〔4・3・0〕ノネン−5
(いわゆるDBN)あるいは1・4−ジアザビジク
ロ〔2・2・2〕オクタン(いわゆるDABCO)
等の二環性アミン類あるいはアルカリ金属のアル
コラート、例えばナトリウム又はカリウムの低級
アルコラートがあげられる。反応は40℃〜60℃の
温度で充分であり、アミン類を用いる場合は溶媒
はあつてもなくてもよいが、好ましくは無溶媒が
よく、アルコラートを用いる場合は同一の低級ア
ルカノールを溶媒に用いるのがよい。反応後は、
溶媒存在下で反応させた場合は低温、例えば0℃
〜5℃で濃縮し、又無溶媒の場合はそのまま低
温、例えば0℃〜5℃の温度で酸の水溶液、例え
ば希塩酸、あるいはリン酸緩衝液を用いPH5〜7
に調整し、留去が容易な有機溶媒で抽出し、抽出
液を濃縮して一般式()で示されるプロスタグ
ランジンX関連化合物が得られる。R1がアルキ
ル基である一般式()で示される化合物の場
合、もし望むならば得られた化合物をカラムクロ
マトグラフイあるいは薄層クロマトグラフイで精
製する事により純品のプロスタグランジンX関連
化合物が得られる。 一般式()の化合物は、次の図式Aに示した
工程により得られる。式中、R5は置換されてい
ないか又は少くとも1個のアルキル基で置換され
ている2−テトラヒドロピラニル基、2−テトラ
ヒドロフラニル基あるいは1−エトキシエチル基
を表わし、他の記号は前記と同じ意味を表わす。 一般式()の化合物は、オレフインからブロ
モヒドリンへの変換に用いられる方法を用いる事
により一般式()の化合物から得られる。その
反応はN−ブロモスクシンイミド又はN−ブロモ
アセトアミドを用いて非プロトン性有機溶媒、例
えば塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、
ジエチルエーテル、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、テトラヒドロフランあるいはそれらの混合溶
媒中0℃〜70℃の温度で行なわれる。 一般式()の化合物は一般式()の化合物
OR5基を加水分解により水酸基にして得られる。
一般式()のPGXのOR5基は、 (1) 水と混和しうる不活性有機溶媒、例えばメタ
ノール又はエタノールのような低級アルカノー
ル(好ましくはメタノール)あるいはジメトキ
シエタン、ジオキサン又はテトラヒドロフラン
のようなエーテル(好ましくはテトラヒドロフ
ラン)の存在下、室温から75℃の温度(好まし
くは45℃以下の温度)で有機酸の水溶液、例え
ば酢酸、プロピオン酸、シユウ酸又はp−トル
エンスルホン酸の水溶液あるいは無機酸の水溶
液、例えば塩酸又は硫酸の水溶液用いるか、あ
るいは (2) メタノール又はエタノールのような低級アル
カノール中、10℃〜45℃の温度でp−トルエン
スルホン酸又はトリフルオロ酢酸のような有機
酸の無水溶液を用いる緩和な加水分解により水
酸基に変換される。この加水分解は、好ましく
は塩酸、水及びテトラヒドロフランの混合液、
塩酸、水及びメタノールの混合液、酢酸、水及
びテトラヒドロフランの混合液あるいはp−ト
ルエンスルホン酸とメタノールの混合液を用い
て行なわれる。 R2が水素原子又はメチル基又はエチル基を表
わす一般式()で示される出発物質は特開昭49
−109353、49−117451、50−13364、50−25549、
50−96543、50−95250、50−123647、50−
148339、51−68547、51−122040、51−125256、
52−27753号、又は特公昭51−30061号のいずれか
に記載された方法により得られる。 一般式()のプロスタグランジンX関連化合
物のエステル、すなわちR1が炭素数1〜12の直
鎖又は分枝鎖アルキル基を表わし、他の記号は前
記と同じ意味を表わす一般式()の化合物は、
R1が水素原子を表わす一般式()の相当する
酸をよく知られている公知の方法、例えばジアゾ
アルカンを用いるエステル化法を用いる事により
得られる。 塩はR1が水素原子を表わす一般式()の化
合物から公知の方法、例えば適当な溶媒中でR1
が水素原子を表わす一般式()の化合物と適当
な塩基、例えばアルカリ金属の水酸化物あるいは
炭酸塩、水酸化アンモニウム、アンモニアあるい
はアミンを理論量ずつ反応させて得られる。塩は
溶液を凍結乾燥するかあるいは反応溶媒に充分不
溶であるならばろ過するかあるいは必要なら溶媒
を一部除去した後にろ過することにより得られ
る。塩は非毒性の塩であることが好ましい。ここ
で非毒性の塩とは動物の組織に対して比較的無害
で、治療に必要な量を用いたとき遁一般式()
の化合物の有効な薬理的性質がそのカチオンによ
り生じた副作用によつて損なわれないようなカチ
オンの塩を意味する。塩は水溶性であることが好
ましい。適当な塩にはアルカリ金属、例えばナト
リウムあるいはカリウムの塩、アンモニウム塩、
薬剤的に許容される(すなわち非毒性の)アミン
類の塩が含まれる。カルボン酸とそのような塩を
形成する適当なアミンはよく知られており、例え
ば理論上アンモニアの1個あるいはそれ以上の水
素原子を他の基と置換させて得られるアミンが含
まれる。その基は1個以上の水素原子が置換され
ているときは、同じでも異なつていてもよいが、
例えば炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜3
のヒドロキシアルキル基から選ばれる。 一般式()のプロスタグランジンX関連化合
物及びR1が水素原子を表わす場合にはその酸の
非毒性の塩は、選択的にプロスタグランジンX特
有の有効な薬理作用を有し、特に動脈を弛緩する
作用及び血小板の凝集を抑制する作用を有し、高
血圧症、動脈硬化症、心不全症及び血栓症の治療
や予防のための医薬品として有効と考えられる。 例えば実験室の実験では(5Z・13E)−(9α・
11α・15α)−6・9−エポキシ−11・15−ジヒ
ドロキシ−(3−プロピル)シクロペンチル−
16・17・18・19・20−ペンタノルプロスタ−5・
13−ジエン酸メチルエステル、(5Z・13E)−(9
α・11α・15α)−6・9−エポキシ−11・15−
ジヒドロキシ−15−(1−ブチル)シクロブチル
−16・17・18・19・20−ペンタノルプロスタ−
5・13−ジエン酸メチルエステル、(5Z・13E)−
(9α・11α・15α)−6・9−エポキシ−11・15
−ジヒドロキシ−16−シクロヘキシル−18・19・
20−トリノルプロスタ−5・13−ジエン酸メチル
エステル、(5Z・13E)−(9α・11α・15α)−
6・9−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−45−
シクロヘキシル−16・17・18・19・20−ペンタノ
ルプロスタ−5・13−ジエン酸メチルエステル、
(5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9−エポ
キシ−11・15−ジヒドロキシシ−15−トランス−
4−エチル)シクロへキシル−16・17・18・19・
20−ペンタノルプロスタ−5・13−ジエン酸メチ
ルエステル、(5Z・13E)−(9α・11α・15α)−
6・9−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−16−
シクロヘキシル−17・18・19・20−テトラノルプ
ロスタ−5・13−ジエン酸メチルエステル、およ
び(5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9−
エポキシ−11・15−ジヒドロキシル−17−シクロ
ヘキシル−18・19・20−トリノルプロスタ−5・
13−ジエン酸メチルエステルは、 (1) ラツトの血液を用いた場合、それぞれ1.35×
10-3、4.2×10-3、7.8××10-3、1.7×10-3、8.5
×10-4、4.7×10-3および1.4×10-2μg/mlの濃
度でアデノシン二リン酸(ADP)によつて誘
導される血小板の凝集を50%阻害した。 本発明に含まれるPGX関連化合物としては、
例えば15−シクロブチル−ω−ペンタノル−
PGX、15−(1−プロピル)シクロブチル−ω−
ペンタノル−PGX、15−(1−ブチル)シクロブ
チル−ω−ペンタノル−PGX、15−(1−ペンチ
ル)シクロブチル−ω−ペンタノル−PGX、15
−(2−プロピル)シクロブチル−ω−ペンタノ
ル−PGX、15−(3−エチル)シクロブチル−ω
−ペンタノル−PGX、15−(3−プロピル)シク
ロブチル−ω−ペンタノル−PGX、15−シクロ
ペンチル−ω−ペンタノル−PGX、16−シクロ
ペンチル−ω−テトラノル−PGX、16−シクロ
ペンチル−ω−トリノル−PGX、17−シクロペ
ンチル−ω−トリノル−PGX、17−シクロペン
チル−ω−ジノル−PGX、15−(2−エチル)シ
クロペンチル−ω−ペンタノル−PGX、15−(2
−プロピル)シクロペンチル−ω−ペンタノル−
PGX、15−(2−ブチル)シクロペンチル−ω−
ペンタノル−PGX、15−(1−メチル−3−プロ
ピル)シクロペンチル−ω−ペンタノル−
PGX、15−(2−メチル−3−プロピル)シクロ
ペンチル−ω−ペンタノル−PGX、15−シクロ
ヘキシル−ω−ペンタノル−PGX、15−(3−エ
チル)シクロヘキシル−ω−ペンタノル−
PGX、15−(4−メチル)シクロヘキシル−ω−
ペンタノル−PGX、15−(4−エチル)シクロヘ
キシル−ω−ペンタノル−PGX、15−(4−プロ
ピル)シクロヘキシル−ω−ペンタノル−
PGX、15(2・6−ジメチル)シクロヘキシル
−ω−ペンタノル−PGX、16−シクロヘキシル
−ω−テトラノル−PGX、16−(1−メチル)シ
クロヘキシル−ω−テトラノル−PGX、16−シ
クロヘキシル−ω−トリノル−PGX、17−シク
ロヘキシル−ω−トリノル−PGX、16−メチル
−16−シクロヘキシル−ω−トリノル−PGX、
16−シクロヘプチル−ω−トリノル−PGX等の
PGX関連化合物あるいはそれらの13・14−ジヒ
ドロ−PGX類似化合物あるいはそれらのアルキ
ルエステル又は非毒性塩等があげられる。 以下、参考例及び実施例により本発明を詳述す
るが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。なお参考例及び実施例中の「TLC」、「IR」
及び「NMR」の記号は各々「薄層クロマトグラ
フイ」、「赤外線吸収スペクトル」及び「核磁気共
鳴スペクトル」を表わし、クロマトグラフイの溶
媒の割合は体積比を示している。 参考例 1 5ξ−ブロモ−6ξ、9α−エポキシ−11α・
15α−ビス(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)−16−シクロペンチル−18・19・20−トリ
ノルプロスト−トランス−13−エン酸メチルエ
ステル 窒素雰囲気下、塩化メチレン15mlにけん濁させ
たN−ブロモスクシンイミド215mgに9α−ヒド
ロキシ−11α・15α−ビス(2−テトラヒドロピ
ラニルオキシ)−16−シクロペンチル−18・19・
20−トリノルプロスタ−シス−5・トランス−13
−ジエン酸メチルエステル620mgを溶かした塩化
メチレンとN・N−ジメチルホルムアミドの混合
液(5:1)12mlを室温で滴下したのち、混合液
を同温度で30分間かきまぜ反応液を冷水にあけ、
ジエチルエーテルで抽出する。抽出液を水、食塩
水で浄い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃
縮する。残留物を溶出溶媒としてシクロヘキサン
と酢酸エチルの混合溶媒(6:1)を用いたシリ
カゲルカラムクロマトグラフイで精製し次の物理
的性質を有する標題化合物550mgを得た。 TCL(展開溶媒、シクロヘキシル:酢酸エチル
2:1):Rf=0.56。 原料として用いた9α−ヒドロキシ−11α・15
α−ビス(2−テトラヒドロピラニルオキシシ)
−16−シクロペンテル−18・19・20−トリノルプ
ロスタ−シス−5・トランス−13−ジエン酸メチ
ルエステルは、英国特許1464916号明細書の実施
例11に記載されている9α−ヒドロキシ−11α・
15α−ビス(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
−16−シクロペンチル−18・19・20−トリノルプ
ロスタ−シス−5・トランス−13−ジエン酸をジ
アゾメタンのエーテル溶液を用いて、公知の方法
でエステル化することによつて得られた。 参考例 2 5ξ−ブロモ−6ξ・9α−エポキシ−11α・
15α−ジヒドロキシ−16−シクロペンチル−
18・19・20−トリノルプロスト−トランス−13
−エン酸メチルエステル テトラヒドロフラン1.6mlと65%酢酸16mlの混
合液に溶かしたビステトラヒドロピラニルエーテ
ル体1g(参考例1で製造)を40℃〜45℃で1時
間かきまぜる。反応液を酢酸エチルで希釈し、水
及び食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧下濃縮する。残留物を溶出溶媒としてシクロ
ヘキシルと酢酸エチルの混合溶媒(2:3)を用
いるシリカゲルカラムクロマトグラフイで精製し
次の物理的性質を有する標題化合物220mgを得
た。 TLC(展開溶媒、クロロホルム:テトラヒドロ
フラン:酢酸=10:2:1):Rf=0.48。 IR(液膜法):ν=3370、1740、1440、1020、
980cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.55(2H、m)、4.53
(1H、m)、4.30〜3.70(4H、m)、3.68(3H、
m)、0.88(3H、m)。 実施例 1 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9−エ
ポキシ−11・15−ジヒドロキシ−16−シクロペ
ンチル−18・19・20−トリノルプロスタ−5・
13−ジエン酸メチルエステル〔すなわち
(5Z)−16−シクロペンチル−18・19・20−ト
リノル−PGXメチルエステル〕 窒素雰囲気下、ブロモ体220mg(参考例2で製
造)とDBU(すなわち1・5−ジアザビシクロ
〔5・4・0〕ウンデセン−5)0.6mlの溶液を45
℃〜50℃の温度で1時間半かきまぜる。反応液を
0℃〜5℃に冷却し0℃〜5℃に冷却した1N−
塩酸3.4mlとPH6.86のリン酸緩衝液3.4mlを加えて
かきまぜ、すばやくジエチルエーテルで抽出す
る。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、0℃以
下の温度で減圧下濃縮する。0℃〜5℃の温度で
窒素雰囲気下に残留物を溶出溶媒として微量のト
リエチルアミン含む酢酸エチルとn−ヘキサンの
混合溶媒(1:1)を用いるFlorisil(登録商
標、Florin CO.社製)カラムクロマトグラフイ
で精製し次の物理的性質を有する白色ワツクス状
の標題化合物122mgを得た。 TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:アセトン
=3:1、5%トリエチルアミンのジエチルエ
ーテル溶液で前処理したシリカゲルプレートを
使用):Rf=0.46。 IR(液膜法):ν=3400、1730、1695、1440、
1170、1050、975cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.53(2H、m)、4.57
(H、m)、4.25−3.70(3H、m)、3.65(3H、
s)、0.87(3H、m)。 参考例 3 参考例1及び2と同様の操作をすることにより
次の化合物を得た。 各化合物の製造にあたつては、それぞれ次の明
細書に記載されている化合物、あるいはその化合
物をジアゾメタンのエーテル溶液を用いた公知の
方法でエステル化したものを原料として使用し
た。 (1) 特開昭52−27753号実施例11(エステル化不
要)、 (2) 実施例3、 (3) 特開昭50−123647号実施例1、 (4) 特開昭49−109353号参考例14(イ)及び (5) 特開昭51−122040号参考例10 (1) 5ξ−ブロモ−6ξ・9α−エポキシ−11
α・15α−ジヒドロキシ−15−(3−プロピ
ル)シクロペンチル−16・17・18・19・20−ペ
ンタノルプロスト−13−エン酸メチルエステル TLC(展開溶媒、クロロホルム:テトラヒド
ロフラン:酢酸=10:2:1):Rf=0.48。 IR(液膜法):ν=3400、1735、970cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.65〜5.4(2H、
m)、4.65〜4.35(1H、m)、3.67(3H、
s)、4.35−3.45(4H、m)、3.3〜2.7(2H、
m)、。 (2) 5ξ−ブロモ−6ξ・9α−エポキシ−11
α・15α−ジヒドロキシ−15−(トランス−−
4−エチル)シクロヘキシル−16・17・18・
19・20−ペンタノルプロスト−13−エン酸メチ
ルエステル TLC(展開溶媒、クロロホルム:テトラヒド
ロフラン:酢酸=10:2:1):Rf=0.3。 IR(液膜法):ν=340、1740、1440、970cm
-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.8−5.4(2H、
m)、3.67(3H、s)、4.6−3.5(5H、m)、
1.1−0.6(3H、m)。 (3) 5ξ−ブロモ−6ξ・9α−エポキシ−11
α・15α−ジヒドロキシ−15−(1−ブチル)−
シクロブチル−16・17・18・19・20−ペンタノ
ルプロスト−13−エン酸メチルエステル TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:ベンゼ
ン:テトラヒドロフラン=1:1:1):
Rf=0.69。 IR(液膜法):ν=3400、1730、1430、
1370、1240、1050、970cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.65−5.50(2H、
m)、4.63−4.40(1H、m)、4.30−3.75
(2H、m)、3.67(3H、s)、0.91(3H、
t)。 (4) 5ξ−ブロモ−6ξ・9α−エポキシ−11
α・15α−ジヒドロキシ−17−シクロヘキシル
−18・19・20−トリノルプロスト−13−エン酸
メチルエステル TLC(展開溶媒、クロロホルム:テトラヒド
ロフラン:酢酸=10:2:1):Rf=0.22及
び0.28。 IR(液膜法):ν=3400、3000、2950、
2870、1750、1450、1380、1250、1200、
1180、1070、980cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.65−5.4(2H、
m)、4.8−4.3(1H、m)、4.3−3.2(4H、
m)、3.67(3H、s)、2.7−0.7(29H、m)。 (5) 5ξ−ブロモ−6ξ・9α−エポキシ−11
α・15α−ジヒドロキシ−15−シクロヘキシル
−16・17・18・19・20−ペンタノルプロスト−
13−エン酸メチルエステル TLC(展開溶媒、クロロホルム:テトラヒド
ロフラン:酢酸=10:2:1):Rf=0.32。 IR(液膜法):ν=3500、1730、970cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.75−5.25(2H、
m)、4.7−4.35(1H、m)、4.35−3.5(4H、
m)、3.66(3H、s)、3.5−3.1(2H、m)。 実施例 2 実施例1と同様の操作をすることにより次の化
合物を得た。 (1) (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−(3
−プロピル)−シクロペンチル−16・17・18・
19・20−ペンタノルプロスタ−5・13−ジエン
酸メチルエステル〔すなわち(5Z)−15−(3
−プロピル)シクロペンチル−16・17・18・
19・20−ペンタノル−PGXメチルエステル〕 TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:アセト
ン=3:1、5%トリエチルアミンのジエチ
ルエーテル溶液で前処理したシリカゲルプレ
ートを使用):Rf=0.45。 IR(液膜法):ν=3400、1740、1715、
1695、970cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.65−5.45(H、
m)、4.7−4.5(1H、m)、4.17(1H、t)、
3.68(3H、s)、4.0−3.5(2H、m)。 (2) (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−(ト
ランス−4−エチル)シクロヘキシル−16・
17・18・19・20−ペンタノルプロスタ−5・13
−ジエン酸メチルエステル〔すなわち(5Z)−
15−(トランス−4−エチル)シクロヘキシル
−16・17・18・19・20−ペンタノル−PGXメ
チルエステル〕 TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:アセト
ン=3:1、5%トリエチルアミンのジエチ
ルエーテル溶液で前処理したシリカゲルプレ
ートを使用):Rf=0.53。 IR(液膜法):ν=3350、1730、1700、970cm
-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.8−5.4(2H、
m)、4.75−4.5(1H、m)、4.35−4.05
(1H、m)、3.69(3H、s)、4.05−3.6
(2H、m)、1.1−0.6(3H、m)。 (3) (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−(1
−ブチル)シクロブチル−16・17・18・19・20
−ペンタノルプロスタ−5・13−ジエン酸メチ
ルエステル〔すなわち(5Z)−15−(1−ブチ
ル)シクロブチル−16・17・18・19・20−ペン
タノル−PGXメチルエステル〕 TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:アセト
ン=3:1、5%トリエチルアミンのジエチ
ルエーテル溶液で前処理したシリカゲルプレ
ートを使用):Rf=0.40。 IR(液膜法):ν=3400、1740、1695、
1440、1240、1170、970cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.64−5.47(2H、
m)、4.67−4.45(1H、m)、4.25−3.70
(3H、m)、3.64(3H、s)、0.90(3H、
t)。 (4) (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−17−シク
ロヘキシル−18・19・20−トリノルプロスタ−
5・13−ジエン酸メチルエステル〔すなわち
(5Z)−17−シクロヘキシル−18・19・20−ト
リノル−PGXメチルエステル〕 TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:アセト
ン=3:1、5%トリエチルアミンのジエチ
ルエーテル溶液で前処理したシリカゲルプレ
ートを使用):Rf=0.42。 IR(液膜法):ν=3350、2950、2850、
1745、1695、1450、1250、1050、970cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.6−5.4(3H、
m)、4.7−4.4(1H、m)、4.3−3.5(2H、
m)、3.66(3H、s)、3.0−0.6(29H、m)。 (5) (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
−エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−シク
ロヘキシル−16・17・18・19・20−ペンタノル
プロスタ−5・13−ジエン酸メチルエステル
〔すなわち(5Z)−15−シクロヘキシル−16・
17・18・19・20−ペンタノル−PGXメチルエ
ステル〕 TLC(展開溶媒、ジエチルエーテル:アセト
ン=3:1、5%トリエチルアミンのジエチ
ルエーテル溶液で前処理したシリカゲルプレ
ートを使用):Rf=0.58。 IR(液膜法):ν=3430、1740、1715、
1695、975cm-1。 NMR(CDCl3溶液):δ=5.6−5.4(2H、
m)、4.7−4.4(1H、m)、4.15(1H、t)、
3.9−3.5(2H、m)、3.66(3H、s)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Yはトランス−ビニレン基(すなわち
    【式】)又はエチレン基(すなわ ち−H2CH2−)を表わし、R1は水素原子又は炭
    素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基を表
    わし、R2は水素原子又はメチル基又はエチル基
    を表わし、R3は単結合又は炭素数1〜4の直鎖
    もしくは分枝鎖アルキレン基を表わし、R4は置
    換されていないか少くとも1個の炭素数1〜8の
    直鎖もしくは分枝鎖アルキル基で置換されている
    炭素数4〜7のシクロアルキル基を表わし、11位
    及び15位の炭素原子についている〓〓はα−配位
    又はβ−配位(すなわちS−配位又はR−配位)
    又はそれらの混合物であることを表わし、5位と
    6位の炭素原子間の二重結合はZを表わす。〕で
    示される新規なプロスタグランジンX関連化合物
    又はR1が水素原子を表わす場合にはその酸の非
    毒性塩。 2 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
    −エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−(3−
    プロピル)シクロペンチル−16・17・18・19・20
    −ペンタノルプロスタ−5・13−ジエン酸メチル
    エステル〔すなわち15−(3−プロピル)シクロ
    ペンチル−16・17・18・19・20−ペンタノル−
    PGXメチルエステル〕である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。 3 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
    −エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−16−シクロ
    ペンチル−18・19・20−トリノルプロスタ−5・
    13−ジエン酸メチルエステル〔すなわち16−シク
    ロペンチル−18・19・20−トリノル−PGXメチ
    ルエステル〕である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 4 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
    −エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−(トラ
    ンス−4−エチル)シクロヘキシル−16・17・
    18・19・20−ペンタノルプロスタ−5・13−ジエ
    ン酸メチルエステル〔すなわち15−(トランス−
    4−エチル)シクロヘキシル−16・17・18・19・
    20−ペンタノル−PGXメチルエステル〕である
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。 5 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
    −エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−(1−
    ブチル)−シクロブチル−16・17・18・19・20−
    ペンタノルプロスタ−5・13−ジエン酸メチルエ
    ステル〔すなわち15−(1−ブチル)シクロブチ
    ル−16・17・18・19・20−ペンタノル−PGXメ
    チルエステル〕である特許請求の範囲第1項記載
    の化合物。 6 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
    −エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−17−シクロ
    ヘキシル−18・19・20−トリノルプロスタ−5・
    13−ジエン酸メチルエステル〔すなわち17−シク
    ロヘキシル−18・19・20−トリノル−PGXメチ
    ルエステル〕である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 7 (5Z・13E)−(9α・11α・15α)−6・9
    −エポキシ−11・15−ジヒドロキシ−15−シクロ
    ヘキシル−16・17・18・19・20−ペンタノルプロ
    スタ−5・13−ジエン酸メチルエステル〔すなわ
    ち15−シクロヘキシル−16・17・18・19・20−ペ
    ンタノル−PGXメチルエステル〕 である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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