JPS6133432B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6133432B2 JPS6133432B2 JP4414079A JP4414079A JPS6133432B2 JP S6133432 B2 JPS6133432 B2 JP S6133432B2 JP 4414079 A JP4414079 A JP 4414079A JP 4414079 A JP4414079 A JP 4414079A JP S6133432 B2 JPS6133432 B2 JP S6133432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- diaphragm body
- damping
- modulus
- young
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/26—Damping by means acting directly on free portion of diaphragm or cone
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
この発明はスピーカのような音響機器の振動板
に関する。 従来、振動板の分割振動を防止する対策として
は、振動板自体を内部損失の大きな材料で構成す
るか、振動板にビスコロイド状の物質を塗布する
構成がとられていた。しかし、内部損失の大きな
材料は、振動板を伝わる音速が低いために、分割
振動を生じたときの共振鋭度は低いが、ヤング率
が一般に低いために低い周波数から分割振動を起
こしてしまう問題があつた。他方、ビスコロイド
状の物質を塗布した振動板では、経年変化により
特性が変化したり、ビスコロイド状の物質のヤン
グ率が低いために十分な制動効果が得られない問
題があつた。 この発明はかかる従来の問題に鑑みてなされた
ものであり、制動効果が大きく、成形が容易な制
動材を振動板本体の適当な部分に付着することに
より振動板全体の質量をあまり増加させることな
く分割振動の共振鋭度を下げることのできる音響
機器の振動板を提供することを目的とする。 一般に振動板として使用されうる振動板本体に
さらに部分的に制動材を付着するときには、次の
ことが要求される。 (イ) 密度ρが小さいこと これは、制動材の密度が大きいと、その付着に
より振動板本体の円滑な振動が妨げられるからで
ある。 (ロ) 内部損失tanδ及びヤング率Eが大きいこと 内部損失が大きいことは振動エネルギの吸収性
を良くし、またヤング率が大きいことは振動板本
体の分割振動による屈曲変形に対する抵抗を大き
くし、この両者の相乗作用で分割振動の共振鋭度
を下げ、制動効果を上げることができるのであ
る。 すなわち、振動板本体の分割振動の共振鋭度Q
は、 1/Q=E×tanδ/E′ E′;振動板本体のヤング率 と与えられるので、E×tanδを大きくするこ
とはとりもなおさず共振鋭度Qを下げることにな
るのである。 この発明者は、上記考察から、密度が比較的小
さく、ヤング率と内部損失とが共に大きい制動材
を研究し、熱可塑性樹脂にフレーク状無機物を混
入し配向させることによりヤング率の向上が図
れ、同時にゴム系材料とカーボンブラツクとを混
入することにより内部損失の向上が図れることを
発見し、この混練物質を制動材として振動板本体
の適当な部分に部分的に付着することにより振動
特性の改善を図つたものである。 この発明を以下実施例図に基づき詳説する。制
動材は、熱可塑性樹脂、特にフイラーの混入が容
易な塩化ビニル樹脂のような樹脂と、NBR、
SBR、NR等のゴム系材料と、フレーク状黒鉛粉
末、マイカ粉末等のフレーク状無機物とカーボン
ブラツクとを混合し、よく混練してシート状にロ
ール圧延したものを用いる。混練しやすいように
必要に応じて適量の可塑剤や安定剤を入れてもよ
い。この場合、制動材をシート状にロールで圧延
するのは、ロール圧延をするとフレーク状無機物
が配向してヤング率を高めるからである。例え
ば、押し出し成形機でシート状にした場合にはフ
レーク状無機物配向性が低く、ロール圧延による
シート化に比べてヤング率は1/2以下になつてし
まうのである。 ここに制動材の一例を示せば、塩化ビニル樹脂
10wt%、NBR20wt%、フレーク状黒鉛30wt%、
カーボンブラツク30wt%、添加剤(可塑剤、安
定剤)10wt%の配合比のものをよく混練したも
のをロールで圧延してシート状としたものについ
て、その物理特性を他の制動材や振動板材と比較
すると下表のようになつた。
に関する。 従来、振動板の分割振動を防止する対策として
は、振動板自体を内部損失の大きな材料で構成す
るか、振動板にビスコロイド状の物質を塗布する
構成がとられていた。しかし、内部損失の大きな
材料は、振動板を伝わる音速が低いために、分割
振動を生じたときの共振鋭度は低いが、ヤング率
が一般に低いために低い周波数から分割振動を起
こしてしまう問題があつた。他方、ビスコロイド
状の物質を塗布した振動板では、経年変化により
特性が変化したり、ビスコロイド状の物質のヤン
グ率が低いために十分な制動効果が得られない問
題があつた。 この発明はかかる従来の問題に鑑みてなされた
ものであり、制動効果が大きく、成形が容易な制
動材を振動板本体の適当な部分に付着することに
より振動板全体の質量をあまり増加させることな
く分割振動の共振鋭度を下げることのできる音響
機器の振動板を提供することを目的とする。 一般に振動板として使用されうる振動板本体に
さらに部分的に制動材を付着するときには、次の
ことが要求される。 (イ) 密度ρが小さいこと これは、制動材の密度が大きいと、その付着に
より振動板本体の円滑な振動が妨げられるからで
ある。 (ロ) 内部損失tanδ及びヤング率Eが大きいこと 内部損失が大きいことは振動エネルギの吸収性
を良くし、またヤング率が大きいことは振動板本
体の分割振動による屈曲変形に対する抵抗を大き
くし、この両者の相乗作用で分割振動の共振鋭度
を下げ、制動効果を上げることができるのであ
る。 すなわち、振動板本体の分割振動の共振鋭度Q
は、 1/Q=E×tanδ/E′ E′;振動板本体のヤング率 と与えられるので、E×tanδを大きくするこ
とはとりもなおさず共振鋭度Qを下げることにな
るのである。 この発明者は、上記考察から、密度が比較的小
さく、ヤング率と内部損失とが共に大きい制動材
を研究し、熱可塑性樹脂にフレーク状無機物を混
入し配向させることによりヤング率の向上が図
れ、同時にゴム系材料とカーボンブラツクとを混
入することにより内部損失の向上が図れることを
発見し、この混練物質を制動材として振動板本体
の適当な部分に部分的に付着することにより振動
特性の改善を図つたものである。 この発明を以下実施例図に基づき詳説する。制
動材は、熱可塑性樹脂、特にフイラーの混入が容
易な塩化ビニル樹脂のような樹脂と、NBR、
SBR、NR等のゴム系材料と、フレーク状黒鉛粉
末、マイカ粉末等のフレーク状無機物とカーボン
ブラツクとを混合し、よく混練してシート状にロ
ール圧延したものを用いる。混練しやすいように
必要に応じて適量の可塑剤や安定剤を入れてもよ
い。この場合、制動材をシート状にロールで圧延
するのは、ロール圧延をするとフレーク状無機物
が配向してヤング率を高めるからである。例え
ば、押し出し成形機でシート状にした場合にはフ
レーク状無機物配向性が低く、ロール圧延による
シート化に比べてヤング率は1/2以下になつてし
まうのである。 ここに制動材の一例を示せば、塩化ビニル樹脂
10wt%、NBR20wt%、フレーク状黒鉛30wt%、
カーボンブラツク30wt%、添加剤(可塑剤、安
定剤)10wt%の配合比のものをよく混練したも
のをロールで圧延してシート状としたものについ
て、その物理特性を他の制動材や振動板材と比較
すると下表のようになつた。
【表】
この表からわかるように、本例の制動材では内
部損失tanδがブチルゴム単体より若干低いが、
ヤング率Eがブチルゴムより4オーダ大きく、E
×tanδにおいても格段に優れたものである。さ
らに密度ρは約1.8g/cm3と比較的小さい。 なお、上例の配合比以外でも、塩化ビニル樹脂
とゴム系材料とを合計した分量が全体の10〜
60wt%の範囲で、かつ塩化ビニル樹脂とゴム系
材料との重量比が10〜90%、さらにフレーク状黒
鉛とカーボンブラツクとの重量比が30〜70%の範
囲では効果がある。 上記特徴を有する制動材は第1図、第2図に示
すように振動板本体に付着される。図において、
1は制動材、2は振動板本体である。振動板本体
2に対する制動材1の付着は、接着剤によるか、
熱圧着による方法が用いられる。また制動材1の
付着部分は、振動板本体2の分割振動モードを調
べ、最も変形量が大きくなる部分を選ぶのが好ま
しい。また必要に応じて2箇所以上に付着するこ
とも可能である。またさらに形状は、第1図に示
すように帯状にするか、第2図に示すように振動
板本体2の円周に沿つて分割した形にするか、そ
の他の適宜の形状とするかは限定されない。 振動板本体についてはその材質が限定されず、
通常振動板として使用されている種々のものに適
用することができるが、金属製、フイラーの混入
されたプラスチツク製のものには効果が大きい。
特にフイラーの混入された振動板本体として、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、又はこれら
の混合されたものにフレーク状黒鉛のようなフレ
ーク状無機物を混合して練合せた後ロールでシー
ト状にし、これを成形して得られるものを用いる
場合には、制動材の付着に熱圧着法を適用するこ
とができ、材質が近いので結合を強くすることが
できて特性の一層の向上が図れる。 この発明は以上のように熱可塑性樹脂にフレー
ク状無機物を混入し、さらにゴム系材とカーボン
ブラツクとを混入して混練した材料のシート材を
制動材とするので、ブフレーク状無機物の混入に
よりヤング率が大きく、しかもカーボンブラツク
とゴム系材料との混入により内部損失が大きくて
制動効果の大きい制動材を振動板本体に付着する
ことになり、制動材の部分的な付着によつて質量
をあまり増大させることなく有効に分割振動の共
振鋭度を下げうるのである。
部損失tanδがブチルゴム単体より若干低いが、
ヤング率Eがブチルゴムより4オーダ大きく、E
×tanδにおいても格段に優れたものである。さ
らに密度ρは約1.8g/cm3と比較的小さい。 なお、上例の配合比以外でも、塩化ビニル樹脂
とゴム系材料とを合計した分量が全体の10〜
60wt%の範囲で、かつ塩化ビニル樹脂とゴム系
材料との重量比が10〜90%、さらにフレーク状黒
鉛とカーボンブラツクとの重量比が30〜70%の範
囲では効果がある。 上記特徴を有する制動材は第1図、第2図に示
すように振動板本体に付着される。図において、
1は制動材、2は振動板本体である。振動板本体
2に対する制動材1の付着は、接着剤によるか、
熱圧着による方法が用いられる。また制動材1の
付着部分は、振動板本体2の分割振動モードを調
べ、最も変形量が大きくなる部分を選ぶのが好ま
しい。また必要に応じて2箇所以上に付着するこ
とも可能である。またさらに形状は、第1図に示
すように帯状にするか、第2図に示すように振動
板本体2の円周に沿つて分割した形にするか、そ
の他の適宜の形状とするかは限定されない。 振動板本体についてはその材質が限定されず、
通常振動板として使用されている種々のものに適
用することができるが、金属製、フイラーの混入
されたプラスチツク製のものには効果が大きい。
特にフイラーの混入された振動板本体として、塩
化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、又はこれら
の混合されたものにフレーク状黒鉛のようなフレ
ーク状無機物を混合して練合せた後ロールでシー
ト状にし、これを成形して得られるものを用いる
場合には、制動材の付着に熱圧着法を適用するこ
とができ、材質が近いので結合を強くすることが
できて特性の一層の向上が図れる。 この発明は以上のように熱可塑性樹脂にフレー
ク状無機物を混入し、さらにゴム系材とカーボン
ブラツクとを混入して混練した材料のシート材を
制動材とするので、ブフレーク状無機物の混入に
よりヤング率が大きく、しかもカーボンブラツク
とゴム系材料との混入により内部損失が大きくて
制動効果の大きい制動材を振動板本体に付着する
ことになり、制動材の部分的な付着によつて質量
をあまり増大させることなく有効に分割振動の共
振鋭度を下げうるのである。
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図
は他の実施例の底面図である。 1……制動材、2……振動板本体。
は他の実施例の底面図である。 1……制動材、2……振動板本体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱加塑性樹脂、ゴム系材料、フレーク状無機
物及びカーボンブラツクを主成分とする混練物質
のシート状制動材を振動板本体の適所に部分的に
付着して成ることを特徴とする音響機器の振動
板。 2 熱可塑樹脂が塩化ビニル樹脂、フレーク状無
機物がフレーク状黒鉛であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の音響機器の振動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4414079A JPS55136795A (en) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | Diaphragm plate of acoustic unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4414079A JPS55136795A (en) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | Diaphragm plate of acoustic unit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55136795A JPS55136795A (en) | 1980-10-24 |
| JPS6133432B2 true JPS6133432B2 (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=12683326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4414079A Granted JPS55136795A (en) | 1979-04-13 | 1979-04-13 | Diaphragm plate of acoustic unit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55136795A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS617798A (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-14 | Mitsubishi Electric Corp | スピ−カ振動板 |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP4414079A patent/JPS55136795A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55136795A (en) | 1980-10-24 |
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