JPS6135254B2 - - Google Patents

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JPS6135254B2
JPS6135254B2 JP60146451A JP14645185A JPS6135254B2 JP S6135254 B2 JPS6135254 B2 JP S6135254B2 JP 60146451 A JP60146451 A JP 60146451A JP 14645185 A JP14645185 A JP 14645185A JP S6135254 B2 JPS6135254 B2 JP S6135254B2
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JP
Japan
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rare earth
metal
salt bath
molten salt
oxide
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Application number
JP60146451A
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JPS6130640A (ja
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Ee Shaama Ramu
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
General Motors Corp
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Publication date
Application filed by General Motors Corp filed Critical General Motors Corp
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Publication of JPS6135254B2 publication Critical patent/JPS6135254B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B5/00General methods of reducing to metals
    • C22B5/02Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes
    • C22B5/04Dry methods smelting of sulfides or formation of mattes by aluminium, other metals or silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B59/00Obtaining rare earth metals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は希土類酸化物、特に酸化ネオジムを希
土類金属に直接還元するための新規な金属熱プロ
セス(metallothermic process)に関する。この
方法の用途は特に、ネオジム鉄硼素磁石に用いる
ネオジム金属の低コスト製法である。 これまで商業的に製造される最も強い磁石は
SmCO5の焼結粉末から造られた。最近更に強い
磁石が、軽希土類元素、特にネオジム及びプラセ
オジム、鉄及び硼素の合金から造られている。上
記の合金及び、これらを加工して磁石にする方法
はヨーロツパ特許出願、No.0108474、0125752、
0133758及び0144112に記載されている。 周期表の原子番号57〜71の希土類(RE)元
素、並びに原子番号39イツトリウムの供給源はバ
ストネス石とモナズ石である。希土類の混合物は
幾つかの公知の選鉱技術によつて鉱石から抽出す
ることが出来る。次いで希土類は溶離又は液々抽
出などの従来プロセスによつて互いに分離出来
る。 〓〓〓〓
希土類金属が相互に分離された後、永久磁石に
役立つ比較的純粋な形の夫々の金属に(混在物の
種類によつて純度95原子パーセント又はそれ以上
に)酸化物を還元する必要がある。これまで上記
の最終還元操作は複雑で費用が掛かり、希土類金
属のコストに大きな負担となつていた。希土類の
還元には、電解プロセスと金属熱(非電解)プロ
セスの両方法が採用されて来た。電解プロセスに
は(1)溶融アルカリ又はアルカリ土類塩に溶かした
無水希土類塩化物の分解 と(2)溶融弗化物塩に溶
かした希土類酸化物の分離とがある。 この2つの電解プロセスの欠点としては、量終
的には消耗する高価な電極の使用、好ましくない
RE、オキシ塩(例えばNdOCl)生成防止のため
の無水塩化物又は弗化物の使用、高温での電解槽
運転(一般に1000℃以上)高いエネルギーコスト
をもたらす低電流効率及び塩から金属を得る際の
低収率(塩の中の金属の40%又はそれ以下が回収
出来るに過ぎない)が挙げられる。RE塩化物還
元プロセスでは腐蝕性の塩素ガスが発生し、一方
弗化物プロセスでは希土類金属塊体を固化させる
ため電解塩の温度勾配を注意深く調整する必要が
ある。電解プロセスの一利点は、還元金属を取出
し、塩浴を補給する方策が講じられておればプロ
セスを連続運転できることである。 金属熱(非電解)プロセスには (1)カルシウム
金属によるRE弗化物の還元(カルシオサーミツ
クプロセス(calciothermic process))、 と(2)
RE酸化物の水素化カルシウム(CaH2)又はカル
シウム金属(Ca)による還元拡散がある。欠点
はいづれのプロセスもバツチ式で、反応を非酸化
性雰囲気で行わなければならず又エネルギー多消
費型である事である。還元拡散の場合には生成物
は粉末で、使用前に粉末を水和して精製しなけれ
ばならない。いづれのプロセスも多くの段階を含
んでいる。金属熱プロセスの一利点は、酸化物又
は弗化物からの金属の収率が一般に90%より高い
事である。 RE弗化物又は塩化物を用いるプロセスでは、
RE酸化物を予備処理してハロゲン化物にする必
要がある。この余分な段階のめに希土類金属の最
終コストが累加する。 軽希土類鉄永久磁石の発見に伴つて、低コスト
で比較的高純度の希土類金属に対する需要は大幅
に高まつた。然しながら既存の希土類化合物還元
法のいづれにもコストの低減或いは磁石・グレー
ドの金属の入手し易さの増大に対して大きな有望
性は認められない。従つて本発明の目的の一つは
新しく、効率的で低コストの希土類金属の製造法
を提供することである。 上記及びその他の目的は下記の様な本発明の好
ましい具体例に依つて達成されよう。 電気抵抗ヒーター又はその他の加熱手段によつ
て所望の温度に迄加熱出来る反応容器を準備す
る。溶器本体は反応構成成分に基本的に不活性か
又は無害の、金属又は耐火材料で造られることが
好ましい。 予め所定量のRE酸化物を約70重量%又はそれ
以上の塩化カルシウム(CaCl2)と約5〜30重量
%の塩化ナトリウム(NaCl)の塩混合物を納め
た反応容器内に装入する。下記の反応に従つて、
RE酸化物に対し化学量論的に過剰のカルシウム
金属(Ca)が生成される様に、塩混合物に十分
なナトリウム金属(Na)を添加する CaCl2+2Na→2NaCl+Ca Na金属は他の構成成分によつて反応容器内に
持込まれる未反応の水蒸気と接触さすべきではな
いが、反応構成成分の添加順序は決定的なもので
はない。RE金属生成物を液体状態で得、反応が
低温度で実施出来る様にするために、鉄又は亜鉛
の様な他の金属をある量加えて還元される希土類
金属との共融合金を生成させることが好都合であ
ろう。 反応を進めるため、容器を構成成分の融点(約
675℃)よりは高いがナトリウム金属の気化温度
(RE還元反応では約900℃)よりは低い或る温度
迄加熱する。溶融した構成成分を容器中で速かに
撹拌し、反応の進行に伴つて互いの接触状態を保
つ。CaCl2とNaClの合計重量が70重量%を維持す
る様に必要に応じて浴にCaCl2を補給する。
CaCl2濃度が70%以下の所で反応が進むと、収率
が急速に低下する。塩化カルシウムは希土類酸化
物を還元するカルシウム金属の補給源としてだけ
でなく還元反応の融剤としても役立つ。 容器中では幾つかの異つた競争化学反応が起る
が、RE酸化物の還元は下記の実験反応式に従つ
て起るものと考えられる。 REnOm+mCa→mCaO+nRE 〓〓〓〓
茲で「n」及び「m」は構成成分のモル数で、
CaOは酸化カルシウムを表わし、nとmの割合い
は希土類元素の酸化状態によつて決まる。反応の
ための金属カルシウムは塩化カルシウムのナトリ
ウム金属による還元によつて造られる。 従つて総合反応は REnOm+mCaCl2+2mNa →nRE+mCaO+2mNaCl 酸化ネオジムの還元の場合は、反応は次の様に
なろう。 Nd2O3+3aCl2+6Na →2Nd+3CaO+6NaCl 還元された金属の密度は約7グラム/c.c.で一方
塩浴の方は約1.9グラム/c.c.である。撹拌を止め
ると、還元金属は反応容器の底のきれいな層の形
で回収される。この層は溶融状態で抜き取ること
も出来、又は固化した後塩層から分離することも
出来る。 こうして本発明の方法には先行技術の方法にま
さる多くの利点がある。この方法は、特に希土類
金属を亜鉛又は鉄との共融合金の形で回収する場
合、約700℃と言う比較的低温度で実施される。
この方法は比較的安価な、RE酸化物、CaCl2
び金属ナトリウムを反応物として用いる。RE酸
化物を塩化物又は弗化物に予め変換する必要はな
く、また高価なCa金属粉末又はCaH2還元剤を使
う必要もない。方法が電解法でないためエネルギ
ー消費量が少く約700℃の温度で大気圧の所で具
合よく実施出来る。この方法はバツチ或いは連続
プロセスのいづれの形でも実施出来、副生物
NaCl、CaCl2及びCaOは容易に始末がつけられ
る。その上希土類金属は反応容器中でも合金化出
来、又はその後金の掛かる精製処理を行わないで
磁石に使うために後で合金化することも出来る。 本発明は希土類元素化合物を還元して対応する
単体金属にする改良された方法に関する。 希土類金属には周期表の元素57〜71(ランタ
ン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリ
ウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テルビウ
ム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、
ツリウム、イツテルビウム、ルテチウム)及び原
子番号39、イツトリウムが含まれる。希土類の酸
化物は一般に金属分離プロセスで造られた着色粉
末である。茲で「軽希土類」と言う用語は元素ラ
ンタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム
(Pr)及びネオジム(Nd)の事を言つている。 本発明の方法では、RE酸化物は分離器から出
て来たままの状態で一般には使用されるが、吸収
した過剰の水分又は二酸化炭素を除去するために
〓焼してもよい。下記の例ではRE酸化物を使用
に先立ち1000℃で約2時間炉で乾燥した。塩浴用
のCaCl2及びNaClは試薬グレードのもので、使用
に先立ち500℃で約2時間乾燥した。当初の作業
では、反応容器中に水分が導入されない様に注意
を払い、ナトリウムとの有害な反応が起らない様
にした。 溶融した塩浴中でNd2O3がCaCl2と混ざると、
下記の反応によりオキシ塩化物が生成するNd2O3
+CaCl2→2NdOCl+CaO この様なRE・オキシ酸化物の存在は先行技術
電解プロセスでは収率を低下させる事が知られて
居り、Nd2O3の存在は許されなかつた。所が本発
明に於いてはRE酸化物もREオキシ塩化物も共に
容易にカルシウム金属によつて還元されるRE・
オキシ塩化物の生成は、このものが還元RE金属
の溶融層上に浮かぶので好都合である。他方RE
酸化物の密度は還元RE金属のものに近いので、
還元RE金属の溶融層中に残留することがあり、
RE金属を磁石用途に適しないものにする。本発
明による方法で得られたRE金属は基本的に酸化
物を含まない。 合金化されていないNd金属の融点は約1025℃
である。他の希土類金属も高い融点を持つてい
る。目標とする反応をその様な温度の所で進めよ
うと思うなら、そうする事も可能であり高収率で
純金属を得る事も出来よう。然しながら、それよ
り低温で溶融する、回収希土類金属との合金を生
成させるため、反応容器に鉄、亜鉛などの他の金
属、又は他の非希土類金属をいくらか加えること
が好ましい。例えば鉄はネオジムと低融点共融合
金を造る(Fe11.5重量%:m.p.約640℃)、亜鉛
も同様である(Zn11.9重量%、m.p.約630℃)。
Nd2O3還元系に十分な鉄を添加すると、還元金属
は約640℃で液状の溜りを生成する。Nd−Fe共融
合金は、前述のヨーロツパ特許出願に述べられた
最適のNd2Fe14B磁性相を持つた磁石を造るた
め、直接鉄及び硼素を加えて合金化することも出
来る。 〓〓〓〓
回収希土類金属の融点は下げ、しかもそのため
に加えた金属を残さないことが望まれる場合に
は、反応容器に、回収された希土類金属の沸点よ
り遥かに低い沸点を持つ金属を添加することが出
来る。例えば、亜鉛は907℃で沸騰し、Ndは3150
℃で沸騰する。従つて低融点金属は簡単な蒸留操
作で希土類金属から容易に分離出来る。 反応容器に用いる材料は、溶融希土類金属特に
塩融剤環境中に残つた希土類金属に腐蝕性がある
ため慎重に選択しなければならない。イツトリヤ
内張アルミナ及び硼素ナイトライドが一般に受け
入れられる非反応性耐火材料である。タンタルの
様な基本的に不活性な金属或いは鉄の様な消耗性
だが無害の金属で造られた耐熱容器を用いること
も可能である。鉄容器を還元RE金属を入れるの
に使い次いで磁石に用いるためにREと合金化す
ることも出来よう。 カルシウムは、これまで希土類元素化合物、を
還元するのに商業的に用いられて来た唯一の金属
であり、またその酸化物はコストのかかる還元拡
散プロセスにのみ用いられた。液相に懸濁してい
る希土類酸化物には環元剤としてナトリウム金属
を用いた方が遥かにコストが安いであろう。 然しながら希土類酸化物の方がナトリウム酸化
物よりも化学的に安定である。言い換えると希土
類酸化物−ナトリウム金属還元反応の自由エネル
ギーは正である。 本発明によれば、希土類酸化物の還元にナトリ
ウム金属を用いる新しい方法が発見された。 本方法は下記の反応によつて比較的安価な化合
物、塩化カルシウムを、金属ナトリウムで還元す
ることを内容とする CaCl2+2Na→NaCl+Ca カルシウム金属が生成されたら、下記の反応を
起すためにこれをRE酸化物と物理的接触状態に
置くことが必要である REnOm+mCa→nRE+mCaO 生成されると思われる中間生成物を無視した全
体の反応式は REnOm+mCaCl2+2mNa →nRE+mCaO+2mNaCl である。この反応は、反応構成成分が液状である
様な全ての温度において自由エネルギーは負であ
る。反応容器が加圧されていない場合は、ナトリ
ウム金属が溶液から抽出しない様に温度を約910
℃以下に保つことが望ましい。加圧装置を用いる
と困難な事が加わるから反応を大気圧下で進める
事が好ましい。 最も好ましい操業温度範囲は約650℃〜800℃で
ある。この様な温度の所ではNa金属の損失量も
重大な問題点とならず反応容器の損耗も大した事
にならない。上記の温度範囲は、Nd−Fe及びNd
−Zn共融体の融点が700℃以下であるからNd2O3
をNd金属に還元するのに適している。その上約
700℃においては塩浴中のCa金属の溶解度が約
1.3分子パーセントである。この数値はRE酸化物
をRE金属に速かに還元するのに十分である。操
業温度がもつとも高くても差支えないが、低目の
温度で操業した方が利点が多い。 融剤から還元RE金属をよく分離することが必
要な場合には、反応温度を還元RE金属又は合金
化還元RE金属即ち他の金属とともに還元された
ものの融点以上にしなければならない。上記の比
較的密度の高いRE金属及び合金は、沈降させる
と反応容器の底に集まる。そこで溶融中に抜き出
すことが出来又は固化後取出すことが出来る。表
1に本発明に用いた単体及び化合物の分子量
(m.w.)、25℃に於ける密度(μ)(g/c.c.)、融点
(m.p.)及び沸点(b.p.)が示してある。
【表】 図1に本発明を実施するに適した装置が示して
〓〓〓〓
あり、この装置を用いて幾つかの実施例に述べた
実験を行つた。 実験は全てボルト6でドライボツクスの床4に
取付けられた内径が12.7cmで深さが54.6cmの竪型
炉20内で行われた。実験操作中ボツクス内を酸
素(O2)、窒素(N2)及び水分(H2O)を夫々百
万分の一以下含んでいるヘリウム雰囲気に保つ
た。内径が13.3cmで全長が45.7cmの3個の円筒状
電気クラムシエル加熱体8,10及び12によつ
て炉を加熱した。炉の側面及び底は耐火絶縁物1
4で十分取囲まれていた。竪型炉20の外壁16
上にその長さ方向に沿つて幾かの位置に熱電対1
5を取付けた。中央に位置する熱電対の一つを比
例帯域温度調節器(図示せず)に接続させて自動
的に中央クラムシエル加熱体10の調節に利用し
た。残りの3個の熱電体はデジタル温度読取り系
によつて監視し頂部と底部のクラムシエル加熱体
8及び12は変圧器を使つて手動で調節し、炉全
体をかなり均一な温度に保持した。 ステンレス鋼竪型炉20内に保持された外径
10.2cm、深さ12.7cmで厚みが0.15cmのステンレス
鋼るつぼ18の中に納められた反応容器22内で
還元反応を行つた。実施例中で特に断わらない限
り反応容器22はタンタル金属製であつた。 還元プロセス中の溶融物の撹拌にはタンタル撹
拌器24を用いた。それには長さが48.32cmの軸
があり翼26が溶接されていた。700回転/分迄
の速度で作動出来る100W速度可変モーター28
で撹拌器を駆動した。反応容器内の撹拌翼の深さ
を調節出来る様にモーターをブラケツト30上に
取付けた。軸は環状の支持ブラケツト34に設け
られたブシユ32内を通されていた。ブラケツト
はカラー35で保持され、カラーには竪型炉20
がボルト37で固定されている。凝縮を促進し揮
発性の反応構成成分が逃げるのを防ぐため竪型炉
20の頂部近くに冷水コイル36が設けられた。
円錐型のステンレス鋼邪魔板38を蒸気の還流及
びNa及びCaの逸出防止に用いた。還流生成物は
底部邪魔板42の円筒40を通つて落下する。 炉内の構成成分を撹拌しないと、構成物は底面
上の希土類金属の溜り43、REオキシ塩化物、
その上のカルシウム/ナトリウム塩化物塩浴44
及びその上の未反応のナトリウム及びカルシウム
金属45の各層に分かれる。 図2は本発明によるNd2O3のNd金属への還元
反応の理想化したフローチヤートである。反応容
器にNd2O3が、適当な割合いの塩化カルシウム及
びナトリウムと共に添加される。ナトリウム、及
び/又はカルシウム金属及び、鉄又は亜鉛の様な
十分な量の共融物生成金属が、共融物に近いNd
合金を造るために添加される。約700℃の温度で
1時間は還元反応のために約300回転/分で速や
かに撹拌し1時間は還元された金属を溜りに回収
するために約60回転/分でゆつくり撹拌して反応
を進める。反応容器上はヘリウムなどの不活性ガ
ス雰囲気を保持することが好ましい。ほゞ全ての
Nd2O3が、NaとCaCl2の反応によつて生じたCa金
属か又は添加されたCa金属によつて還元された
後は、約60回転/分のゆるやかな撹拌を続けて、
希土類金属を沈降させる。その後撹拌を止め構成
成分を適当な高温状態に保ち、容器内の種々の液
体の層を造らせる。還元されたNd共融合金は、
密度が最も大きいから底に集まる。残りの塩類及
び未反応のCa及びNa金属は全てNd合金の上に集
まり、容器が冷え構成成分が固化した後容易に〓
して取除くことが出来る。こうして造られたNd
合金は追加単体と合金化して永久磁石組成物にす
ることが出来る。この磁石金属はメルト・スピニ
ングで加工されることができ又これを摩砕して粉
末治金処理して磁石にすることもできる。 実施例 小量の希土類金属バツチ(200グラム又はそれ
以下)を最初に酸化物から造つたので、反応容器
の底で先ず所望の最終生成物の小さな溜りを合金
化し意味のあるデータを取るのに十分なインゴツ
トを造れる様にした。然しながら当面の反応を実
施するためにこのような「種」溜りを用いる必要
はない。 99%純度のNd金属塊265グラムと99.9%純度Zn
金属35グラムを反応容器中に入れ300グラム(43
cm3)の共融合金に近いものを造つた。容器をドラ
イボツクスの床にある竪型炉内に納め、800℃迄
加圧してNdとZnを合金化した。 炉の温度を約700℃に下げた。回収効率100%で
ほゞ100グラムのNd金属を造るに十分なNaCl 93
グラム(1.6モル、58cm3)、CaCl2835グラム(7.5
モル、398cm3)及びNd2O3117グラム(0.35モル、
16cm3)をるつぼに添加した。これによつて
〓〓〓〓
CaCl290重量%とNaCl 10重量%の塩浴が出来
た。るつぼにNa金属71.8グラム(3.1モル)を添
加し、30分間これを300回転/分の速度で撹拌し
た。 30分後に、更にCaCl2260グラム(2.4モル)Zn
金属14.28グラム、Nd2O3117グラム及びNa金属
71.5グラムを添加した。 更に30分間300rpmで撹拌を続けた。更に1時
間約700℃に混合物を保持し撹拌速度を約60回
転/分に下げた。 反応るつぼ中にあるNa全部(142.8グラム;6.2
モル)がCaCl2と反応したと仮定すると、下記の
反応によつて3.1モルのCa金属が生成される筈で
ある。 CaCl2+2Na→2NaCl+Ca 存在するNd2O3の総量は232グラム、即ち0.7モ
ルであつた。Nd2O31モルを還元してNd金属2モ
ルを生成するにはCa金属3モルを要するから、
理論的にはNd2O30.7モルを還元するにはカルシ
ウムは2.1モルしか要らない。然しながら過剰の
カルシウムで反応を進める方が好ましい。 2時間後撹拌器を注意深く取除き、るつぼをド
ライボツクスの床上に置き冷却した。過剰のNa
とCa金属は他の構成成分の頂部でこね土状にな
つた。るつぼ中の液体が固化すると底にきれいな
Nd−Zn共融合金の層が生じた。この層をその上
の塩類層から注意深く分離した。化学分析の結
果、そのネオジム含有量は181.83グラム(はじめ
に加えた265グラムのネオジムを除く)であるこ
とが分つた。これは理論的収量200グラムに対し
て約90.5%の収量に当たる。亜鉛は真空蒸留で分
離した。 実施例 99%純度Nd金属塊350グラムと電解鉄64グラム
を厚さ6mmの軟鋼反応容器に入れて共融合金に近
いもの414グラムを造つた。鋼容器を竪型炉内に
納め、800℃に加熱してNdと鉄の合金にした。 炉の温度を約720℃迄下げた。NaCl 300グラム
とCaCl2700グラムを添加しCaCl2が70重量%の塩
浴を造つた。Nd2O3117グラム(0.35モル)を添
加した。るつぼにCa金属46グラム(1.15モル)
とNa10.8グラム(0.47モル)を添加し、これを約
135分間300回転/分の速度で撹拌した。この時点
で更にNd2O3117グラム(0.35モル)、Ca金属46グ
ラム(1.15モル)及びNa10.8グラム(0.47モル)
を添加した。反応物を更に114分間300rpmで撹拌
し次いで更に1時間60rpmの速度で撹拌した。炉
からライナーを取外しドライボツクスの床上で冷
却した。Ca−Na金属溶融物が塩層の頂部に生じ
た。 純度97%のNd−Fe合金594グラムが回収され
た。この種の合金は回収後直ちに追加した鉄及び
硼素と組合わせて、永久磁石製造に理想的なNd
−Fe−B合金にすることが出来る。 実施例 実施例に示したプロセスを用いて、但し反応
物を300回転/分で4時間撹拌し更に1時間
60rpmで撹拌して、Ca金属でNd2O3約234グラム
を金属熱還元した時の種々の構成成分の使用量を
表に示してある。
【表】 CaCl2が60重量%でNaClが40重量%と言う塩浴
比の時、Nd金属の収率は僅か49.5%であつた。
CaCl2の重量%が70%又はそれ以上だと、いづれ
の場合のNd収率も一般に95%以上である。図3
はNd2O3からのNd金属の収率を二成分NaCl−
CaCl2出発塩浴中のCaCl2重量%に対してプロツ
トしたものである。表及び図3を参照して、高
収率を得るには、塩浴中のCaCl2の量を塩浴中の
CaCl2とNaCl合計量の約70重量%以上に保持する
ことが必要なことが認められた。又RE酸化物の
分散に適した融剤を得るには塩類とRE酸化物の
容積比を少くとも2:1にする事が望ましい。 塩浴とRE酸化物の容積比が大きくなるに従つ
て、或る決まつた時間内に同一収量を得るのに撹
拌速度を減らせそうだと言う事が認められた。
CaCl2含有浴は本発明の著るしい特徴である。幾
〓〓〓〓
つかのサンプルを一緒にして真空蒸留でZn金属
を除去した。得られた合金を分析して純度が99%
以上あり、アルミニウム0.4%、珪素0.1%、カル
シウム0.01%で痕跡量の亜鉛、マグネシウム及び
鉄混在物があることが分つた。こうして得られた
Nd金属を真空炉中で電解鉄及びフエロ硼素と溶
融し呼称組成Nd0.15B0.05Fe0.80を持つ合金を造つ
た。この合金を上述のヨーロツパ特許出願
No.0108474に述べられている様にしてメルトス
ピニングし、急冷後最大保持力が約10メガ・ガウ
ス・エルステツドの非常に細い結晶性リボンにし
た。 本発明はNd2O3の還元に就いて詳しく述べてあ
るが、他の単独の希土類元素酸化物或いは希土類
酸化物の組合せ物の還元にも同様に適用出来る。
これはCaOが希土類のどの酸化物よりも安定であ
ると言う事実に基いている。これまでこの技術分
野に精通した者ならRE酸化物とCaOの相対的自
由エネルギーの値を求めようと思えば求められた
であろうが、本発明以前はRE酸化物が非電解液
相プロセスでCa金属で還元出来る事は知られて
いなかつた。 望むなら本発明のプロセスでFeやCoの様な遷
移金属の酸化物をRE酸化物で一緒に還元出来
る。 要するに、希土類酸化物を希土類金属に還元す
る、新しい効率がよく安価な方法が開発された。
この方法は適当な溶融CaCl2ベースの浴を造り、
その中で希土類酸化物を、化学量論的に過剰な
Na及び/又はCa金属と一緒に撹拌することをそ
の内容とする。撹拌を止めると、成分は明確な層
に分かれ、層が冷え固化した時に〓して分けるこ
とが出来る。或いは又還元された希土類金属を反
応容器の底から抜き出すことが出来る。RE酸化
物を抜き出した後、浴を再度補給してもう一つの
バツチを処理し、このプロセスを基本的に連続的
に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明による、RE酸化物をRE金属に還
元する方法を実施するに適した装置の側面から見
た断面図である;図2は酸化ネオジム(Nd2O3
を還元してネオジム共融合金を得る時のフロー・
チヤートである。図3はNd2O3からのネオジム
(Nd)金属の収率を本発明で用いた融剤浴中の
CaCl2の百分率と関連させてプロツトしたもので
ある。 〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化カルシウムが過半量を占める溶融塩浴中
    に、溶融塩浴よりも少ない容量の希土類酸化物を
    分散せしめ、存在する希土類金属イオンにたいし
    て化学量論的に過剰のナトリウムまたはナトリウ
    ムおよびカルシウムの金属を溶融塩浴中に加え、
    該溶融塩浴を撹拌し、反応式: REnOm+mCaCl2+2mNa →nRE+mCaO+2NaCl 〔式中REは原子価2、3または4をもつ1種また
    は複数種の希土類元素を表わし、Oは酸素を表わ
    し、CaCl2は塩化カルシウムを表わし、Naはナト
    リウムを表わし、CaOは酸化カルシウムを表わ
    し、NaClは塩化ナトリウムを表わし、nとmと
    は整数であつて希土類元素の原子価のn倍は酸素
    の原子価のm倍に等しい。〕に従つてナトリウム
    金属により希土類酸化物を希土類金属に還元する
    ことを特徴とする希土類酸化物の希土類金属への
    金属熱非電解還元法。 2 溶融塩浴中で酸化ネオジムを反応式 Nd2O3+3CaCl2+6Na →2Nd+3CaO+6NaCl にしたがつてネオジム金属に還元する特許請求の
    範囲第1項に記載の金属熱非電解還元法。 3 方法が、塩化カルシウムより成る溶融塩浴を
    造ること;上記溶融塩浴に所定量の希土類酸化物
    を添加すること;反応CaCl2+2Na→Ca+2NaCl
    によつて、添加された希土類酸化物の量をベース
    にして化学量論的に過剰なカルシウム金属を生成
    するに十分な量のナトリウムを上記溶融塩浴に添
    加すること;及び上記溶融塩浴を溶融状態に保
    ち、これを撹拌してカルシウム金属で希土類酸化
    物を希土類金属に還元することより成る特許請求
    の範囲第1項の金属熱非電解還元法。 4 酸化ネオジムがネオジム金属に還元される特
    許請求の範囲第3項に記載の金属熱非電解還元
    法。 5 方法が少くとも70重量%の塩化カルシウムよ
    り成る溶融塩浴を造ること;上記の溶融塩浴に所
    定量の希土類酸化物を添加すること;反応CaCl2
    +2Na→Ca+2NaClに依つて希土類酸化物の量を
    基準にして化学量論的に過剰のカルシウム金属を
    生成させるに十分な量のナトリウムを上記の溶融
    塩浴に添加すること;上記の溶融塩浴を溶融状態
    に保ちカルシウム金属が希土類酸化物を希土類金
    属に還元するまでこれを撹拌すること;次いで撹
    拌を止めて溶融塩浴中に希土類金属を含む明確な
    層を生成させる様にすることから成る特許請求の
    範囲第1項に記載の金属熱非電解還元法。 6 希土類酸化物が、酸化ランタン、酸化セリウ
    ム、酸化プラセオジム及び酸化ネオジムより成る
    群から選ばれた1種又はそれ以上の希土類酸化物
    〓〓〓〓
    である特許請求の範囲第5項に記載の金属熱非電
    解還元法。 7 方法が、少くとも70重量%が塩化カルシウム
    で残りが塩化ナトリウムから成る溶融塩浴を造る
    段階、溶融塩浴の容積の50%より少い容積の酸化
    ネオジムNd2O3を溶融塩浴に加える段階;反応式
    CaCl2+2Na→Ca+2NaClで溶融塩浴中の酸化ネ
    オジムの量を基準にして化学量論的に過剰のカル
    シウム金属を生成させるに十分な量のナトリウム
    金属を溶融塩浴に添加する段階;溶融塩浴はその
    溶融温度よりは高いがその中のナトリウム金属の
    沸騰温度よりは低い温度に保持する段階;上記の
    溶融塩浴を撹拌して構成成分を互いに混ぜ合わせ
    大部分の酸化ネオジムがネオジム金属に還元され
    る迄その撹拌を継続する段階;更に構成成分を溶
    融状態に保持したまま撹拌を中止して、溶融塩浴
    中に基本的に酸化ネオジムの混在しない還元ネオ
    ジム金属を含んだ明確な層を形成させる段階から
    成る特許請求の範囲第5項の金属熱非電解還元
    法。 8 方法が、塩化カルシウムと塩化ナトリウムの
    溶融浴において、塩化カルシウムと塩化ナトリウ
    ムの比が、希土類酸化物から希土類金属への生産
    収率が少くとも90%になる様な値である様に溶融
    塩浴を作り;溶融塩浴にその容積の25%より少い
    容積の希土類酸化物を添加し;反応CaCl2
    2NaCl→Ca+2NaClによつて溶融塩浴中にある希
    土類酸化物の量を基準にして、化学量論的に過剰
    のカルシウム金属を生成させるに十分な量のナト
    リウム金属を溶融塩浴に添加し;溶融塩浴を、そ
    の溶融温度よりは高いがその中のナトリウム金属
    の沸騰温度よりは低い温度に保持し;上記の溶融
    塩浴を撹拌して構成成分が相互に混り合う様に
    し、大部分の希土類酸化物が希土類金属に還元さ
    れる迄その撹拌を継続し、構成成分を溶融状態に
    保つたまゝ、撹拌を中止して溶融塩浴中に還元さ
    れた希土類金属を含む明確な層を形成させること
    よりなる特許請求の範囲第1項の金属熱非電解還
    元法。 9 方法が、少くとも70重量%の塩化カルシウム
    と0〜30重量%の塩化ナトリウムとより成る溶融
    塩浴を作ること;上記の溶融塩浴に所定量の希土
    類酸化物を添加すること;反応CaCl2+2Na→Ca
    +2NaClにより希土類酸化物の現存量を基準にし
    て化学量論的に過剰のカルシウムを生成させるに
    十分な量のナトリウムを上記の溶融塩浴に添加す
    ること;上記の溶融塩浴を溶融状態に保ち、これ
    を撹拌してカルシウム金属で希土類酸化物を希土
    類金属に還元すること;希土類金属の溶融温度よ
    り十分に低い溶融温度を持つ希土/非希土類金属
    合金を生成するに十分な量の非希土類金属を上記
    の溶融塩浴に添加すること;次いで撹拌を中止し
    て溶融塩浴中の明確な層に希土/非希土金属合金
    を集めること、より成る特許請求の範囲第1項に
    記載の金属熱非電解還元法。 10 希土類酸化物が、酸化ランタン、酸化セリ
    ウム、酸化プラセオジム及び酸化ネオジムから成
    る群から選ばれる1種又はそれ以上の希土類酸化
    物である特許請求の範囲第9項に記載の金属熱非
    電解還元法。 11 希土類酸化物が酸化ネオジムである特許請
    求の範囲第9項に記載の金属熱非電解還元法。 12 非希土類金属が鉄である特許請求の範囲第
    9項ないし第11項のいづれか1項に記載の金属
    熱非電解還元法。 13 非希土類金属が亜鉛である特許請求の範囲
    第9項ないし第11項のいづれか1項に記載の金
    属熱非電解還元法。
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