JPS6135943B2 - - Google Patents

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JPS6135943B2
JPS6135943B2 JP54074724A JP7472479A JPS6135943B2 JP S6135943 B2 JPS6135943 B2 JP S6135943B2 JP 54074724 A JP54074724 A JP 54074724A JP 7472479 A JP7472479 A JP 7472479A JP S6135943 B2 JPS6135943 B2 JP S6135943B2
Authority
JP
Japan
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polyolefin
film
polyolefin resin
adhesive
aluminum foil
Prior art date
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Expired
Application number
JP54074724A
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English (en)
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JPS56154A (en
Inventor
Akira Ootsuki
Hirokichi Ishino
Yutaka Sakai
Takahiko Yamaso
Susumu Tsuchiko
Taku Yoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP7472479A priority Critical patent/JPS56154A/ja
Publication of JPS56154A publication Critical patent/JPS56154A/ja
Publication of JPS6135943B2 publication Critical patent/JPS6135943B2/ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリオレフイン、α・β−エチレン性
不飽和カルボン酸および金属化合物を配合したポ
リオレフイン樹脂を用いたバリヤー性、耐圧性等
に優れ、しかもレトルト殺菌後の接着強度にも優
れたレトルト用食品包装および飲料用等に使用さ
れる容器の製造方法に関する。 一般に食品包装材に要求される基本的な性質
は、(1) 衛生性の良い素材であること、(2) バリ
ヤー性が良いこと、(3) 光遮断性が良いこと、(4)
機械的強度が高いこと、(5) 水分、酸、アルカ
リに強いこと、(6) 短時間の処理で製造出来るこ
となどである。以上の他にレトルト殺菌される素
材では、更に(1) 耐熱性が良いこと(100〜140℃
で数10秒から数10分間の加熱に耐える)、(2) 内
容物を含有しても接着強度の低下がないことが要
求される。従つて、これらの種々の要求を単一の
プラスチツク又は他の素材で満すことは無理であ
り、複合フイルムまたは複合素材を食品用包装材
として使用している。これらの素材としてはポリ
オレフイン、ポリアミド、ポリエステル、アルミ
ニウム等が用いられるが、レトルト用食品包装材
としてはバリヤー性の特に優れたアルミニウム箔
と衛生性に優れたポリオレフインフイルムが多く
使用されている。 ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレン共重合体、ポリブテン等のポリオレフイ
ンは衛生性等が優れているため、食品包装材には
有用な樹脂であるが、結晶性が高いことおよび無
極性のために他の基材との接着性がほとんどな
く、使用し難いものになつていることは周知であ
る。この点を改良するために、これらのポリオレ
フインに化学的、物理的な処理を施したり、紫外
線、電子線などのエネルギーを利用した工夫がな
されている。 しかしながら実際には非常に低い接着力しか得
られないか、また例え得られたとしても加熱、乾
燥に時間がかかつたり加圧しなければならず、ま
た接着促進のためにブライマーを使用する場合が
多い。ポリオレフインそのものを変性または改質
して高い接着性のものにする方法は工業的に未だ
実施されている例は少ない。実際には、ポリオレ
フインフイルムと他の基材間で高い接着力を必要
とする場合にはポリウレタン樹脂などが接着剤と
して多用されている。 ししながら、ポリウレタン樹脂接着剤には次の
ような欠点があるとされている。(1) 原材料であ
るポリイソシアネートまたはポリオールの未反応
物または低分子物が食品内容物に移行する可能性
があり衛生上の点で問題が残る。従つて、バリヤ
ー性の優れた層よりも内側に用いることは好まし
くない。(2) 包装材料となる金属もしくはプラス
チツクフイルムなど基材間の接着力を考えた場
合、実際の使用に耐える接着強度を得るためには
常温で約1週間、50〜60℃の加温処理をしても日
単位の熟成が必要であること。(3) ポリオレフイ
ンと他の基材の接着の場合、接着剤部分に発泡が
見られ、接着強度にバラツキが生じ、商品価値を
低下させる。この様な欠点があるにもかかわら
ず、現在ポリオレフイン用接着剤としてはポリウ
レタン樹脂以外に実用に耐え得るものが見あたら
ないのが現状である。 また、金属イオン架橋ポリオレフイン系樹脂を
建材、包装材等の用途において、基材間を積層す
るために使用することも知られている。この金属
イオン架橋ポリオレフイン系樹脂とは長鎖分子間
がイオン結合により連結されている一種の熱可塑
性樹脂(アイオノマー)として考えられ、構造的
には一価または多価金属カチオンと長鎖分子中の
カルボキシル基とを媒介として長鎖分子間のイオ
ン結合を生成せしめるものである。 従来のアイオノマーの組成あるいは用途として
は米国特許第3264274号、特公昭52−19238号、特
開昭48−37494号、特公昭47−17971号、特開昭49
−27580号、特開昭58−74583号等に示されてい
る。 例えばサーリン(米国 デユポン社製)をレト
ルト用食品包装材に用いているが、アイオノマー
を配合したフイルムを積層するのにポリウレタン
系樹脂接着剤でドライラミネーシヨンしているも
のである。 従来、肉厚のポリオレフイン容器はブロー成形
で作られたものはあるが、いずれも透明であり、
中味が見える点および容器として自立しうる利点
はあるが、保存性、ガスバリヤー性の点で充分で
なく、また耐圧容器として作られた肉厚の丸底容
器も同じ欠点を有していた。そこでバリヤー性等
を改良する目的でバリヤー性の優れた素材である
アルミニウム箔を併用することが考えられるが、
前述した様にポリオレフインは他の素材との接着
性に劣り、ポリウレタン樹脂接着剤を使用してい
るが、衛生性の問題を残してしまう。 更に金属缶の場合は内面塗料を必要とし、また
成形時の巻きしめで傷のついた内面塗膜の補修を
しなければならない等の作業性の問題がある。 本発明は以上の様な問題に対処し得る衛生性、
バリヤー性に優れ、しかも耐圧容器としてレトル
ト殺菌用としても使用しうる容器の製造方法を提
供するものである。 つまり、ポリオレフイン製の肉厚の筒状物の外
表面に下記()、()もしくは()を行な
い、次いで()を行なう容器の製造方法であ
る。 () ポリオレフインにα・β−エチレン性不飽
和カルボン酸および金属化合物を加熱配合し
た、少なくともポリオレフインにα・β−エチ
レン性不飽和カルボン酸がグラフト重合してい
るポリオレフイン系樹脂とアルミニウム箔との
積層フイルムを該ポリオレフイン系樹脂を内面
として筒状物に熱融着させながら、スパイラル
状に全面に巻き、その上に接着剤とポリオレフ
インフイルム、ポリエステルフイルム、ポリア
ミドフイルムおよびポリオレフイン加工紙から
選ばれる1種との積層フイルムを接着剤を内面
としてスパイラル状に全面に巻く。 () 前記ポリオレフイン系樹脂とアルミニウム
箔との積層フイルムを該ポリオレフイン系樹脂
を内面として筒状物に熱融着させながらスパイ
ラル状に全面に巻き、その上に接着剤を被覆
し、更にポリオレフインフイルム、ポリエステ
ルフイルム、ポリアミドフイルムおよびポリオ
レフイン加工紙から選ばれる1種を積層する。 () 前記ポリオレフイン系樹脂、アルミニウム
箔、接着剤および、ポリオレフインフイルム、
ポリエステルフイルム、ポリアミドフイルムお
よびポリオレフイン加工紙から選ばれる1種の
フイルムから成る積層フイルムをポリオレフイ
ン系樹脂を内面として熱融着させながらスパイ
ラル状に全面に巻く。 () ポリオレフインのシートもしくはフイル
ム、前記ポリオレフイン系樹脂、アルミニウム
箔、接着剤および、ポリオレフインフイルム、
ポリエステルフイルム、ポリアミドフイルムお
よびポリオレフイン加工紙から選ばれる1種か
ら成る天および地となるふたを()、()も
しくは()が行なわれた筒状物にそれぞれ接
着する。 本発明にかかわるポリオレフイン製の肉厚の筒
状物としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リブテン等のポリオレフインの通常0.1〜3mm厚
の筒状物であり、耐圧容器としては1〜3mm程度
の筒状物であり円筒、四角筒、六角筒等の形状の
筒状物である。この筒状物は射出成形、押出成
形、中空成形等により得られる。また100〜300μ
厚のポリオレフインフイルムを筒状物にしたもの
でもよい。更にポリオレフインフイルムを重ね合
せたものでもよい。筒状物のポリオレフインには
衛生上の問題を生じない範囲内で添加剤を含むも
のであつてもよい。なお、本発明の容器をレトル
ト用食品容器として使用する場合には、ポリオレ
フインとして高密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の耐熱性の優れたポリオレフインを用いた筒
状物を使用する。 本発明に係わるポリオレフイン系樹脂として
は、ポリオレフインにα−βエチレン性不飽和カ
ルボン酸および金属化合物を加熱配合した、少な
くともポリオレフインにα・β−エチレン性不飽
和カルボン酸がグラフト重合している樹脂であ
る。ポリオレフインとしてポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共
重合体等であり、オレフインを主体とし、これに
他の共重合可能なモノマーを共重合させたもので
もよい。また、レトルト用食品包装材に使用する
場合には耐熱性のあるポリオレフインであり低圧
法によつて製造される高密度ポリエチレン、低圧
法によるエチレンとプロピレンとの共重合体、中
圧法による高密度ポリエチレン、中圧法によるエ
チレンとプロピレンとの共重合体、立体規則性を
有するアイソタクチツクおよびシンジオタクチツ
クポリプロピレンなど高結晶性のものを使用する
ことが好ましい。 α・β−エチレン性不飽和カルボン酸としては
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマル
酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の1種もしく
は2種以上が用いられる。このα・β−エチレン
性不飽和カルボン酸はポリオレフイン100重量部
に対して0.01〜30重量部用いられる。0.01重量部
以下では接着に関する効果が弱く、逆に30重量部
以上では接着に関する効果の向上が認められな
い。 金属化合物としてはナトリウム、カリウム、マ
グネシウム、カルシウム、亜鉛、鉄、アルミニウ
ム、銅、ニツケル等の炭酸塩、硫酸塩、酢酸塩、
酸化物、水酸化物および有機化合物等が用いられ
る。なお、食品関連分野にはマグネシウム、カル
シウム、アルミニウムの金属化合物が好ましい。
金属化合物はポリオレフイン100重量部に対して
0.05〜10重量部配合される。この範囲の使用で短
時間の熱処理で高い接着力を示す。0.05重量部以
下の使用では短時間熱処理で高い接着力を得るこ
とはむずかしく、逆に10重量部以上の添加は接着
強度の向上は認められないばかりか、該ポリオレ
フイン系樹脂を加熱溶融すると発泡してしまつて
基材に均一に塗布できなくなるなどの問題が生じ
るので不適切である。 本発明に係わるポリオレフイン系樹脂を加熱配
合により合成するに際し、ポリブタジエン等の第
3成分を併用することも可能である。ただし、接
着性等に悪影響を及ぼさない第3成分を選ばなけ
ればならない。 本発明に係わるポリオレフイン系樹脂はいくつ
かの方法で作ることができ、以下に示すように加
熱操作等と共に混合する方法がある。好ましくは
以下に示す各種方法である。なお、ポリオレフイ
ン系樹脂のためのポリオレフインを(A)、α・β−
エチレン性不飽和カルボン酸を(B)、金属化合物を
(C)として表わす。 (1) (A)、(B)の加熱混合物に(C)を添加配合する方
法、 (2) (A)と(C)の加熱混合物に、(B)を添加配合する方
法、 (3) 加熱した(A)に別に調製した(B)、(C)の加熱混合
物を配合する方法、 (4) (A)、(B)、(C)3物質を同時に混合し、加熱する
方法があげられるが、添加配合順序はこの限り
ではなく、加熱混合の他に、他のエネルギー源
を使用した反応も可能である。以上の各種方法
により本発明のポリオレフイン系樹脂は簡単に
製造することができる。更に以上の4つの方法
につき、溶融法及び溶媒法の2つの方法により
実施することができる。 例えば、上記(1)の方法を溶融法で行う場合につ
いて述べると、ポリオレフイン(A)とα・β−エチ
レン性不飽和カルボン酸(B)を熱ロールまたは押出
機を使用してポリオレフイン(A)の軟化点から10℃
ないし100℃高い温度で溶融混合する。ポリオレ
フイン(A)の種類によつて溶融混合する時間を調節
することが望ましいが、通常5〜90分間行なえば
十分である。更にこの溶融混合物に金属化合物(C)
を添加配合する。金属化合物(C)の添加の方法は、
粒径の小さい(例えば1μ以下程度)場合はその
まま添加してもよいが、できる限り均一に混合す
る工夫が必要である。 一方溶媒法について言えば、この方法は未反応
物を除去する場合や樹脂の着色などを避ける必要
がある場合に有利である。溶媒としては一般にト
ルエン、キシレン、ソルベツソ(エツソ社)など
の芳香族炭化水素を使用できることができる。例
えばキシレンに上記(A)および(B)を所定量添加混合
し、ベンゾイルパーオキサイド(BPO)などの
重合開始剤存在下ポリオレフイン(A)とα・β−エ
チレン性不飽和カルボン酸(B)とグラフト重合せし
める。 上記ベンゾイルパーオキサイド存在下(A)および
(B)の混合物を加熱する場合、α・β−エチレン性
不飽和カルボン酸(B)を一度に全量を配合しておく
以外に少量づつ添加する方法もあり、後者の方が
副生成物の生成が少なく、最終的に得られるポリ
オレフイン系樹脂の接着性は良好となる。該加熱
混合は、130〜134℃で30分間〜3時間の条件で行
なうことができる。(A)と(B)とのグラフト重合物は
十分に洗滌しておくことが望ましい。 更に金属化合物(C)を添加混合し、15〜60分間加
熱する。この場合も金属化合物(C)をあらかじめ少
量のメタノール、アセトン、水などで膨潤、分散
させておき、樹脂溶液に均一に混合する方法をと
ることが望ましい。 該ポリオレフイン系樹脂は本発明の容器を食品
関連として使用する場合には、厳しい衛生性が要
求される。従つて、ポリオレフイン系樹脂の合成
途中または合成後の段階で、アセトン、メチルエ
チルケトン、酢酸エチルなどで十分洗滌すること
が望ましく、洗滌処理を行なつて得られたポリオ
レフイン系樹脂は接着性等に優れた性質を示すも
のである。 以上のようにポリオレフイン(A)100重量部に対
しα・β−エチレン性不飽和カルボン酸(B)0.01〜
30重量部、金属化合物(C)0.05〜10重量部を用いて
加熱配合を行なうが、得られたポリオレフイン系
樹脂は0.01〜数重量%程度α・β−エチレン性不
飽和カルボン酸(B)がグラフト重合したものであ
り、未反応の(B)またはその付加重合生成物は接着
性に悪影響を与えるものであるから、十分に除去
することが望ましい。また、金属化合物(C)は必ら
ずしもグラフトしたα・β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸に対して全て架橋しているとは限らな
い。 なお、本発明において、一般包装材等の用途と
しては、ポリエチレンをベース樹脂としたポリオ
レフイン系樹脂を使用することはできるが、ポリ
エチレン、特に低密度ポリエチレンをペース樹脂
としたポリオレフイン系樹脂は耐レトルト性等の
耐熱性が低く、食用油、酢酸などを封入した場
合、基材間で剥離してしまう。また、筒状物にポ
リプロピレンを使用する場合、ポリエチレンを使
用したポリオレフイン系樹脂とポリプロピレン間
にはヒートシール性がなく、その接着強度は低い
ため、筒状物とポリオレフイン系樹脂のポリオレ
フインとは同種のものを使用することが好まし
い。更に、耐レトルト性等の耐熱性の要求される
用途には高密度ポリエチレン、ポリプロピレンを
ベースとしたポリオレフイン系樹脂を使用しなけ
ればならない。 以上のようにして得られたポリオレフイン系樹
脂はキシレン、ソルベツソ(エツソ社)などの芳
香族炭化水素に溶解させて使用する方法、エクス
トルーダーを使用してそのまま基材に積層もしく
は基材間にはさみこむ方法、粉体にして塗装する
方法何れの方法によつて使用することもできる。
又、このポリオレフイン系樹脂は接着剤層及びも
しくはプラスチツクフイルム層として使用され
る。 本発明の()、()、()もしくは()で
用いられる積層フイルムもしくは積層体について
説明する。 ()もしくは()のポリオレフイン系樹脂
とアルミニウム箔との積層フイルムはアルミニウ
ム箔上に前記ポリオレフイン系樹脂を押出機で被
覆する、塗料として被覆する、予じめフイルムに
したポリオレフイン系樹脂を重ね合わせる等の方
法でポリオレフイン系樹脂を被覆もしくは重ね合
わせたアルミニウム箔を(1)熱ロールもしくは熱板
との接触、加熱炉内通過、赤外線照射、熱風吹付
け等の加熱処理によりポリオレフイン系樹脂とア
ルミニウム箔との接着を強固にした積層フイルム
を用いるか、(2)これらの加熱処理を施していない
積層フイルムをポリオレフイン製筒状物に巻く時
の熱融着の熱を利用してポリオレフイン系樹脂と
アルミニウム箔との接着を強化する、のいずれで
もよい。 アルミニウム箔を用いることで、酸素ガス等に
対するバリヤー性は飛躍的に向上し、耐光性、耐
水性等も良くなる。本発明に用いるアルミニウム
箔は7〜100μの厚みのものでよく、余りに薄い
場合、バリヤー性が劣り、また厚すぎる場合に
は、性能向上を期待できず、しかも不経済であ
る。 (1)の接着剤とポリオレフイン、ポリエステルフ
イルム、ポリアミドフイルムおよびポリオレフイ
ン加工紙から選ばれる1種との積層フイルムにお
いて接着剤としては各種の接着剤が使用できる。
本発明により得られた容器を例え、食品用途に使
用してもアルミニウム箔の外層となるため、接着
剤によつて衛生上の問題を生ずることは少ない。
従つて、ポリウレタン樹脂接着剤等の接着剤も使
用できるが、また前記したようなポリオレフイン
系樹脂を使用することもできる。この場合、巻く
時に熱融着が必要となるが、接着性および衛生性
がより優れたものとなる。 ()の積層フイルムとしてはポリオレフイン
系樹脂、アルミニウム箔、接着剤およびポリオレ
フインフイルム等から成るフイルムである。作り
方としては例えば、予じめアルミニウム箔はポリ
ウレタン樹脂接着剤、ポリオレフイン系樹脂接着
剤等によりポリオレフインフイルム等を積層した
後、()の積層フイルムと同様にしてアルミニ
ウム箔面にポリオレフイン系樹脂を被覆もしくは
重ね合わせ、必要に応じて加熱処理を施す。な
お、この作り方のみに制限されるものではない。 ()のふたとしては()の積層フイルムと
類似しているが、更にポリオレフインのシートも
しくはフイルムが用いられている。作り方として
は共押出しを一部利用することもでき、例えばポ
リオレフインとポリオレフイン系樹脂、接着剤と
してのポリオレフイン系樹脂とポリオレフイン、
ポリエステルもしくはポリアミドの積層物を共押
出しで作ることもできる。また、本発明により得
られる容器を食品用途に使用する場合、接着剤と
してはポリオレフイン系樹脂を使用することが好
ましい。なお、作り方に関しては特に制限ない。 次に本発明の容器の製造方法につき説明する。
()の方法ではまずポリオレフイン製の筒状物
にポリオレフイン系樹脂とアルミニウム箔との積
層フイルムをスパイラル状に全面に巻く。なお、
本発明に言う全面とはスパイラル状に積層フイル
ムを巻いて行く場合に、積層フイルム同志の端一
部重なり合うことも意味する。この積層フイルム
を巻く時に、ポリオレフイン製筒状物の表面およ
びもしくは積層フイルムのポリオレフイン系樹脂
を熱融着させて、固定化させる。熱融着させる方
法としては超音波、熱溶断シール等の方法であ
る。なお、熱融着は短時間処理しなければならな
い。つまり、長時間処理では筒状物に変形を起こ
す可能性がある。本発明のポリオレフイン系樹脂
では短時間処理で強固な接着が得られる。更にス
パイラル状に巻き付ける方法は位置修正が可能
で、欠陥部分の補修も簡単である。 筒状物への積層フイルムのスパイラル状巻き付
けの両端部分(容器の天および地近辺の胴部)の
処理は筒状物の両端を切断もしくは積層フイルム
の巻き返し加工で修正できる。 ポリオレフイン系樹脂とアルミニウム箔の積層
フイルムを巻き終えた筒状物に接着剤と、ポリオ
レフインフイルム、ポリエステルフイルム、ポリ
アミドフイルムおよびポリエチレン加工紙から選
ばれる1種との積層フイルムを接着剤を内面とし
て同様にスパイラル状に巻き付ける。接着剤とし
てはポリオレフイン系樹脂を使用した場合には、
熱融着させながら接着させ、通常の接着剤に対し
ては熱融着を必要としない。 以上の説明は()、()の積層フイルムの巻
き付け方法についても同様である。 ()の接着剤の被覆は筒状物に巻かれたポリ
オレフイン系樹脂とアルミニウム箔の積層フイル
ム上にスプレーコート、カーテンコート、エアー
ナイフコート等の塗装法あるいはフイルム状接着
剤をスパイラル状等に巻き付ける方法等により、
被覆し、次にポリオレフインフイルム、ポリエス
テルフイルム、ポリアミドフイルムもしくはポリ
エチレン加工紙をスパイラル状に巻く、筒状に巻
き付け、重なり部分を熱融着等により接合する等
の方法で積層する。 ()について述べる。つまり容器の天および
地となるふたの取り付方法である。以下、図面を
参照しながら説明する。なお、図面は本発明の実
施態様であり、本発明がこの図面だけに制限され
るものではない。図面はいずれも断面図を示す。
第1図は射出成形により得られた筒状物もしくは
中空成形後、打抜き加工された筒状物に()、
()もしくは()の処理を施された筒状体1
を示す。第2図は押出成形され、()、()も
しくは()の処理を施された筒状体2もしくは
肉厚のポリオレフインフイルムを筒状物にして、
()、()もしくは()の処理を施した筒状
体2を示す。 上部(天)となるふたについて説明する。この
ふたにおいて、内容物の取出口のある場合とない
場合がある。取出口を設けない場合には例えば、
肉厚0.1〜3mm程度の成形されたポリオレフイン
に、ポリオレフアン系樹脂とアルミニウム箔の積
層フイルムを積層し、次に接着剤を被覆し、ポリ
オレフインフイルム、ポリエステルフイルム、ポ
リアミドフイルムもしくはポリオレフイン加工紙
を積層した第3図に示されるようなふた3を用い
る。なお、ふた3の積層体の作り方には特に制限
ないが、耐圧容器として使用するには通常内層と
なるポリオレフインの成形物として肉厚1〜2mm
のものを使用するなどの考慮が必要である。 また、第3図に示すようなふたの形状にする方
法については積層した後、成形する方法であつて
もよい。取出口を設ける場合にはふたの一部にス
クリユーキヤツプ式取出口、イージーオープン式
取出口等を設ける。イージーオープン式取出口を
設けたふたを例にとり説明すると、射出成形によ
りふたに取出口となる部分を設けたポリオレフイ
ンの肉厚成形物にポリオレフイン系樹脂とアルミ
ニウム箔の積層フイルムおよび接着剤とポリオレ
フインフイルム等の積層フイルムを積層した第4
図に示さるようなふた4を用いる。次に取出口と
なる部分5にプルタブのようなイージーオープン
式取出口を設ける。なお、このイージーオープン
式取出口の素材構成としてはバリヤー性、衛生
性、耐圧性等に優れた、少なくとも金属(アルミ
ニウム等)を用いたものを用いる。 次に底部(地)となるふたについて説明する。
例えば、肉厚0.1〜3mmの成形されたポリオレフ
インに、ポリオレフイン系樹脂とアルミニウム箔
の積層フイルムを積層し、次に接着剤を被覆し、
ポリオレフインフイルム、ポリエステルフイル
ム、ポリアミドフイルムもしくはポリオレフイン
加工紙を積層したふた6,7(第5図もしくは第
6図)である。 筒状体1,2、ふた3,4およびふた6,7を
用いて容器を製造する場合について説明する。第
7図においては、筒状体1にふた6を熱融着させ
ながら接合し、次にふた3を熱融着させながら接
合する。熱融着による接合においては筒状体1と
ふた3,6と接する面は互いに同じ素材であるこ
とが好ましい。すなわち、筒状体1の筒状物とし
てポリエチレンを使用した場合、ふた6の最外層
としてポリエチレンもしくはポリエチレン加工紙
を使用したものが好ましい。また、筒状体1の最
外層としてポリプロピレンフイルムを使用した場
合、ふた3の内層としてポリプロピレンを使用し
たふた3を用いることが好ましい。なお、筒状体
とふたとの接合は熱融着が好ましいが、ポリオレ
フイン系樹脂、その他の接着剤を用いて接着させ
てもよい。第8図は筒状体2にふた4および7を
接着させてなるものである。なお、ふた4にはイ
ージーオープン式取出口8を設けてある。 本発明の容器の製造方法では肉厚のポリオレフ
イン成形物の筒状物を用いているため、耐圧性、
衛生性に優れ、しかもアルミニウム箔を用いてい
るためバリヤー性にも優れた容器が得られる。ま
た、ポリオレフイン系樹脂を使用しているため、
短時間の熱処理等により、強固な接着力が得られ
るため、長時間の熱処理による変形等の問題もな
い。最外層にポリオレフインフイルム、ポリエス
テルフイルム、ポリアミドフイルム、ポリオレフ
イン加工紙を用いているため抗張力、衝撃強度、
引張強度の優れた容器となる。 次に実施例を示す。実施例中「部」とあるのは
重量部を示す。 実施例 1 ポリプロピレン(M値10)100部に無水マレ
イン酸20部およびキシレン375部を窒素吹込口、
温度計、撹拌棒を備えた1の3つ口フラスコに
仕込み、窒素ガス 囲気中で撹拌しながら130℃
に加熱する。0.1部の過酸化ベンゾイルを40部の
キシレンに溶解し、90分間で滴下する。滴下終了
後130℃で60分間加熱および撹拌を続ける。60分
後室温まで冷却する。得られた懸濁物をロ過し、
キシレンを除去した後、メチルエチルケトンで洗
浄を2〜3回繰り返し、メチルエチルケトン中に
無水マレイン酸および無水マレイン酸単独反応物
が液体クロマトグラフイーによつてほとんど認め
られなくなるまで洗浄を続ける。得られたポリプ
ロピレン−無水マレイン酸共重合体樹脂(無水マ
レイン酸グラフト率0.6%)のパウダーを風乾し
た後、6.5部の水酸化アルミニウムを混合し、押
出機(エクストルーダー)を利用して、180℃に
て溶融混合して得られたポリオレフイン系樹脂の
ペレツトを、更にエクストルーダー(ダイス温度
240℃、樹脂温度210℃)を使用して10μのフイル
ムを作成する。 このフイルムを9μのアルミニウム箔にラミネ
ータ(190℃)で重ね合せて積層フイルムを作
る。射出成形により得られた肉厚2mmのポリプロ
ピレン製筒状物に積層フイルムを超音波で加熱し
ながら、該積層フイルムをスパイラル状に筒状物
の全面に巻き付ける。次にポリオレフイン系樹脂
のフイルム(10μ)と100μのナイロンフイルム
をラミネータ(190℃)で接合して得た積層フイ
ルムをポリオレフイン系樹脂フイルムが内面にな
る様にして超音波で加熱しながら、筒状物に巻き
付けられたアルミニウム箔上にスパイラル状に全
面に巻き付け、両端部を切断して筒状体とした。 次に上部と底部のふたを熱溶断シール(溶接棒
の如きもので接合場所を溶融して融着させる方
法)にて筒状体に同じポリオレフイン系樹脂を用
いて融着する。この時上部および底部のふたの構
成は100μのナイロンフイルムと9μのアルミニ
ウム箔とを同じポリオレフイン系樹脂を介してラ
ミネーター(190℃)で張り合せた積層フイルム
を、厚さ2mmのポリプロピレン製の成形シート
と、同じポリオレフイン系樹脂を介して超音波で
張り合せを行なつて得られたものである。 得られた容器の筒状体とふたとの接合部分の剥
離強度(90゜剥離)は2Kg/cmとなつた。更にそ
の他の試験は表1に示す。 実施例 2 実施例1と同様にしてポリオレフイン系樹脂フ
イルムとアルミニウム箔との積層フイルムを巻き
付けられた筒状物のアルミニウム箔上に実施例1
と同じ10μポリオレフイン系樹脂フイルムを加熱
溶融しながら、100μのポリプロピレンフイルム
を張り合わせた。得られた筒状体に実施例1準じ
て作られた厚さ2mmのポリプロピレン製シート、
ポリオレフイン系樹脂、アルミニウム箔、ポリオ
レフイン系樹脂および100μのポリプロピレンフ
イルムからなる天および地を熱溶断シール法にて
筒状体に接合した。得られた容器の筒状体とふた
との接合部分の剥離強度は1.5Kg/cmとなつた。そ
の他の試験は表1に示す。 実施例 3 10μのアルミニウム箔にポリウレタン樹脂接着
剤を用いて100μのポリエチレンコート紙を接着
させ、次にアルミニウム箔面に実施例1に準じ
て、ポリプロピレンの代わりにポリエチレンを使
用して得られたポリオレフイン系樹脂フイルムを
ラミネーター(190℃)で重ね合わせて積層フイ
ルムとした。この積層フイルムを、ポリオレフイ
ン系樹脂フイルム内面として肉厚1mmのポリエチ
レン製筒状物に超音波で加熱しながら、スパイラ
ル状に全面に巻き付けた(筒状体)。次に肉厚1
mmのポリエチレンシートにポリエチレンを使用し
たポリオレフイン系樹脂を介してアルミニウム箔
をラミネーター(190℃)で張り合わせ、このア
ルミニウム箔上にポリウレタン樹脂接着剤をロー
ルコートし、この上にポリエチレンコート紙を張
り合わせふたを筒状体にヒートシールインパルス
法により熱圧着した。得られた容器の筒状体とふ
たとの接合部分の剥離強度は1.5Kg/cmとなつた。
その他の試験は表1に示す。 比較例 1 肉厚1mmのポリプロピレン製の底つき容器を射
出成形でつくる。上部のふたも肉質1mmのポリプ
ロピレンシートを用い、熱溶断シールで接合部分
を融着させる。得られた容器の筒状体とふたとの
接合部分の剥離強度は1.5Kg/であつた。その他
の試験は表1に示す。 比較例 2 実施例3の筒状体の製造において、積層フイル
ムとしてポリオレフイン系樹脂フイルムの代わり
にポリウレタン樹脂接着剤を用いてポリエチレン
製筒状物にスパイラル状に全面に巻き付けた。次
に肉厚1mmのポリエチレンシートにポリウレタン
系樹脂を介してアルミニウム箔を張り合せ、この
アルミニウム箔上にポリウレタン樹脂接着剤をロ
ールコートし、この上にポリエチレンコート紙を
張り合わせたふたを筒状体にヒートシールインパ
ルス法により熱圧着した。 以下、表1に示す試験方法について述べる。 Γ耐圧性 オートクレーブ中に実施例および比較例で得
られた容器を入れて、加圧下に変形、ワレ、接
着不良の有無について調べる。 Γ酸素ガスバリヤー性 1気圧の下、筒状物に()、()もしくは
()の処理を施こした筒状体を24時間にわた
つて酸素ガスと1m2の境界面で接触させて通過
浸入した酸素ガスの通過量を測定する。 Γレトルト性 容器製造時に内容物としてコーヒー飲料を入
れて125℃、6分間レトルト殺菌を行なう。レ
トルト殺菌後、容器の接合部の異常、剥離強度
の低下を測定する。なお、レトルト殺菌前の結
果も示す。 Γ過マンガン酸ナトリウム消費量 厚生省434号のテストに準じて押出試験を行
なう。なお、10ppm以下であれば合格であ
る。
【表】 表1に示されるとおり、実施例1および2で得
られた容器は耐圧容器として有用であり、実施例
3ではレトルト殺菌用の容器としては使用できな
いが、酸素ガスバリヤー性および衛生性に優れ、
一般の食品容器等に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の実施態様を示す断面
図である。 図中の符号、1,2――筒状体、3,4,6,
7――ふた、5――ふたの取出口となる部分、8
――イージーオープン式取出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフイン製の肉厚の筒状物の外表面に
    下記()、()もしくは()を行ない、次い
    で()を行なうことを特徴とする容器の製造方
    法。 () ポリオレフインにα・β−エチレン性不飽
    和カルボン酸および金属化合物を加熱配合し
    た、少なくともポリオレフインにα・β−エチ
    レン性不飽和カルボン酸がグラフト重合してい
    るポリオレフイン系樹脂とアルミニウム箔との
    積層フイルムを該ポリオレフイン系樹脂を内面
    として筒状物に熱融着させながら、スパイラル
    状に全面に巻き、その上に接着剤とポリオレフ
    インフイルム、ポリエステルフイルム、ポリア
    ミドフイルムおよびポリオレフイン加工紙から
    選ばれる1種との積層フイルムを接着剤を内面
    としてスパイラル状に全面に巻く。 () 前記ポリオレフイン系樹脂とアルミニウム
    箔との積層フイルムを該ポリオレフイン系樹脂
    を内面として筒状物に熱融着させながらスパイ
    ラル状に全面に巻き、その上に接着剤を被覆
    し、更にポリオレフインフイルム、ポリエステ
    ルフイルム、ポリアミドフイルムおよびポリオ
    レフイン加工紙から選ばれる1種を積層する。 () 前記ポリオレフイン樹脂、アルミニウム
    箔、接着剤および、ポリオレフインフイルム、
    ポリエステルフイルム、ポリアミドフイルムお
    よびポリオレフイン加工紙から選ばれる1種の
    フイルムから成る積層フイルムをポリオレフイ
    ン樹脂を内面として熱融着させながらスパイラ
    ル状に全面に巻く。 () ポリオレフインのシートもしくはフイル
    ム、前記ポリオレフイン系樹脂、アルミニウム
    箔、接着剤および、ポリオレフインフイルム、
    ポリエステルフイルム、ポリアミドフイルムお
    よびポリオレフイン加工紙から選ばれる1種か
    ら成る天および地となるふたを()、()も
    しくは()が行なわれた筒状物にそれぞれ接
    着する。
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JPS56166048A (en) * 1980-05-28 1981-12-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd Sealed vessel in synthetic resin
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