JPS613807A - 金属焼結体用原料シ−トおよびその製造方法 - Google Patents

金属焼結体用原料シ−トおよびその製造方法

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JPS613807A JP12548484A JP12548484A JPS613807A JP S613807 A JPS613807 A JP S613807A JP 12548484 A JP12548484 A JP 12548484A JP 12548484 A JP12548484 A JP 12548484A JP S613807 A JPS613807 A JP S613807A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 +11  産業上の利用分野 本発明は、金属焼結体を得る場合に用いられる金属焼結
体用原料シートおよびその製造方法に関する。
(2)従来の技術 本出願人は、先に、焼結性金属粉末に合成樹脂バインダ
を混練して得られる金属焼結体用原料シートを金属製ベ
ース材の表面に積層し1.その積層原料シートを所定の
形状に成形した後、その成形体に焼結処理を施して焼結
体を得ると同時にその焼結体をベース材に溶着する技術
を提案している。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記技術について種々検討を加えた結果、合成樹脂バイ
ンダの材質いかんによっては原料シートの積層性が悪(
なるため成形体に眉間剥離を生じたり、またひび割れを
発生するといった問題のあることを究明した。
本発明は上記問題を除去し得る前記原料シートおよびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
B0発明の構成 (11問題点を解決するための手段 本発明に係る金属焼結体用原料シートは、焼結性金属粉
末と、耐ひび割れ性の優れた熱可塑性合成樹脂および積
層性の優れた熱可塑性合成樹脂を含有する合成樹脂バイ
ンダとより構成されることを特徴とする。
また本発明に係る金属焼結体用と原料シートの製造方法
は、焼結性金属粉末と、耐ひび割れ性の優れた熱可塑性
合成樹脂および積層性の優れた熱可塑性合成樹脂を含有
する液状合成樹脂バインダとを混練して可塑性物を得る
工程と;前記可塑性物を加熱乾燥する工程と;前記可塑
性物を熱可塑化状態でシート状に成形する工程と;を用
いることを特徴とする。
(2)作 用 合成樹脂バインダに、耐ひび割れ性の優れた熱可塑性合
成樹脂および積層性の優れた熱可塑性合成樹脂を含有さ
せると、原料シートより得られる成形体に眉間剥離を生
じたり、またひび割れを発生することがなく、層間接着
強さが大きく、また表面性状の良好な成形体を得、延い
ては寸法精度および表面性状の優れた金属焼結体を得る
ことができる。
また原料シートの製造に当り、焼結性金属粉末と前記特
定の材質を持つ液状合成樹脂バインダとを混練して可塑
性物を得、次いで、その可塑性物を加熱乾燥することに
より、少量の合成樹脂バインダを焼結性金属粉末に均一
に塗布することができる。このように合成樹脂バインダ
を焼結性金属粉末に均一に塗布することは、次工程にお
けるシート成形作業において形状維持性の良いシートを
得る上に必要であり、また合成樹脂バインダを少量使用
することは気孔率の小さい高強度な焼結体を得る上に必
要である。
その後可塑性物を熱可塑化状態でシート状に成形するこ
とにより、その成形作業を容易にし、また常温において
適当な可撓性と引裂き強度を有し、取扱い性の優れた原
料シートを得ることができる。
(3)実施例 本発明において用いられる焼結性金属粉末としては、N
i系、Co系、Fe系等の自溶性合金粉末、Fe粉末、
Cu粉末等の従来公知のものが該当する。また自溶性合
金粉末を用いる場合、その焼結温度を合金の液相線を越
える温度に設定して焼結体の強度の向上を図るときは、
高融点金属粉末を自溶性合金粉末に添加してその高融点
金属により自溶性合金の流動を妨げて形状維持性を良好
にするもので、この種高融点金属粉末としては、Mo、
W、ステンレス鋼、 WC,Fe−Mo (フェロモリ
ブデン)等の粉末の何れか一つ、またはそれらを混合し
たものが用いられる。
本発明における耐ひび割れ性の優れた熱可塑性合成樹脂
としては、四フッ化エチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、
ナイロン等が該当し、また積層性の優れた合成樹脂とし
ては、アクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ブタジェン酢
酸ビニル共重合体等が該当する。
先ず、原料シートの製造について説明する。
10〜60μのNi自溶性合金粉末 80重量%と、1
0〜53μのMO粉砕粉末 20重量%とをV−ブレン
ダにより30分間混合して混合粉末を得る。
四フッ化エチレン樹脂エマルジョンとアクリル樹脂エマ
ルジョンをl:lに混合して液状合成樹脂バインダを得
る。
上記混合粉末に対し合成樹脂バインダ3重量%を添加し
て常温にて卓上ニーダにより5分間混練し可塑性物を得
る。この場合、合成樹脂バインダはエマルジョンタイプ
であるから分散性が良く、短時間の混線作業で少量の合
成樹脂バインダを混合粉末中に均一に分散させることが
できる。 ′乾燥炉、ヒータ等の加熱器を用いて可塑性
物を80〜120℃に加熱し、合成樹脂バインダ中の水
分を蒸発させて可塑性物を乾燥する。得られた可塑性物
の性状は、合成樹脂バインダにより粘結されて無数の団
塊状を呈し、混合粉末は合成樹脂バインダにより均一に
塗布されている。
乾燥後、略80℃の熱を保有して熱可塑化状態にある可
塑性物を、直径245■、長さ215w5のロールを備
えたロール機にXおよびY方向゛に数回通し、厚さ1日
、1.5nおよび3簡の3種類の原料シートを成形する
。成形圧力は、加圧成形したテストピースとの密度換算
で0.5kg/m”である、この場合ロール機のロール
を可塑性物と同程・度の温度(略80℃)に加熱すると
原料シートの成形作業性を良好にすることができる。
成形後、原料シートに80、℃にて30分間の加熱処理
を施し、成形時に発生した歪を除去する。
得られた原料シートは常温において適度な可撓性と引裂
き強度を有する。
混合粉末に対する合成樹脂バインダの添加量は、1〜1
0重量%が適当である。合成樹脂バインダの添加量が1
重量%を下回るとシート成形を行うことができず、一方
10重量%を上回ると焼結体の気孔率が高くなり、高強
度な焼結体を得ることができない。
また合成樹脂バインダにおいて、耐ひび割れ性の優れた
熱可塑性合成樹脂に対する積層性の優れた熱可塑性合成
樹脂の配合量は30〜70重量%が適当である。積層性
の優れた熱可塑性合成樹脂の配合量が30重量%を下回
ると、°積層原料シート間に層間剥離を生じ、一方70
重量%を上回ると積層原料シートの成形時その表面にひ
び割れを生じる。
次に前記原料シートを用いたプレス用金型の製造方法に
ついて説明する。
第1図はプレス用金型1を示し、それは鋳鋼(JIS 
 5C46材)より鋳造されたベース材2と、そのベー
ス材2に溶着された金属焼結体Sよりなるワーク成形部
3とより構成される。
第2図(a)に示すように、ベース材2のワーク成形部
3を形成するベース面2aは、完成された金型1におけ
るワーク成形部3外面(鎖線示)よりも5〜20m低く
なるように成形されている。
ベース材2は鋳放しのまま使用されるもので、その黒皮
を持つベース面2aにはサンドブラスト処理、クリーニ
ング処理を施した後アクリル樹脂接着剤を塗布する。
第2図(b)に示すように、ベース面2aに厚さ3fi
の原料シートStを3枚重ねて貼着し、プレス機等に取
付けられた合成樹脂製雌型Mにより原料シートStを押
圧して雌型Mの原料シートに対する当り具合を調べ、当
りの多い箇所では原料シートを削り、また当りの無い箇
所には新たに原料シートstを貼着する。この雌型Mの
押圧並びに原料シートStの削りおよび貼着を繰り返し
て積層原料シー)Stの形状を雌型Mの形状にほぼ合致
させる。このような成形工程を経た積層原料シートSt
は層間接着強さが大きく、またひび割れの発生も無く表
面性状が良好である。この場合の雌型Mの押圧力は0.
2〜0.3 kg/m”である。
第2図(C1に示すように、積層原料シートStと共に
ベース材2を加熱炉4に設置して80℃に加熱し、積層
原料シートStを可塑化する。
第2図(d)に示すように、可塑化した積層原料シート
Stの上にさらに厚さ3■の原料シー)Stを積層して
貼着し、得られた積層原料シートstを前記雌型Mによ
り0.7 kg/1m”の押圧力を以て押圧してワーク
成形部3の成形作業を終了する。
この場合雌型Mの積層原料シー)SLからの離型性を良
好にするために、雌型Mにタルク粉末を塗布する、また
は雌型Mと積層原料シートSt間にポリ塩化ビニリデン
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂等の極薄
の膜体を介装する。
成形作業終了後ベース材2および積層原料シートstの
温度が常温まで冷却されたとき、そのシー)Stより余
分な部分を除去する。
第2図(e)に示すように、積層原料シートStに厚さ
1fiのアルミナシートSaを積層してベース材2を容
器5内に設置し、その容器5内にバックアップとしての
直径0.75 mの鋼球6を流し込む。このアルミナシ
ートSaはアルミナ粉末と前記同様の合成樹脂バインダ
とより構成され、鋼球6の粗面が積層原料シートStに
転写されるのを阻止して焼結体Sの面粗度の低下を防止
する機能を有する。また鋼球6は、その重さにより後述
するNi自溶性合金−Mo粉末の焼結時焼結体Sの寸法
変化、即ち膨張を抑制するものである。
次いで、上記ベース材2を真空焼結炉7に設置して第3
図に示す加熱−冷却条件で有機物質の分解とNi自溶性
合金とMo粉末との焼結を行う。
キャリヤガスは窒素ガスまたは還元性の強い水素ガスが
用いられる。
(A)第1加熱ゾーン(第3図A) この加熱ゾーンAは常温から650℃までであり、昇温
速度は10〜b 熱ゾーンAでは先ず水分が蒸発し、次いで原′料シート
StおよびアルミナシートSaにおける合成樹脂バイン
ダ中の四フッ化エチレン樹脂およびアクリル樹脂が分解
してガス化する。これら合成樹脂は300〜400℃で
ガス化するが、熱伝導を考慮して600〜650℃に9
0分間均熱保持して殆どの有機物質を除去し、Ni自溶
性合金−Mo粉末体を残置する。この有機物質のガス化
を真空焼結炉7内の真空度の変化により説明すると、常
温ではl  To、rrであるが、650℃で90分間
均熱保持したときは最高2 TOrrに真空度が低下す
る。これは主として有機物質の分解ガスの生成による。
そして90分を経過した後は真空度は再びI  Tor
rに上昇するもので、これは真空焼結炉7内より分解ガ
スが除去されたことを意味する。
(B)第2加熱ゾーン(第3図B) 、この加熱ゾーンBは900〜1000℃の範囲であり
、Ni自溶性合金−Mo粉末体をNi自溶性合金の固相
線(1010〜1020℃)以下の温度、例えば950
℃に30分間均熱保持して固相焼結処理を施し、これを
仮焼結する。第1加熱ゾーンAからの昇温速度はlO〜
20℃/分である。
真空焼結炉7内のNi自溶性合金−Mo粉末体は、その
表面から加熱されて昇温するので、その粉末体全体が均
一温度に達するまでは所定の加熱時間が必要である。若
し焼結温度である1 000〜1200℃にいきなり加
熱するとNi自溶性合金−Mo粉末体の表面部分とベー
ス面2aに接する部分との間に温度差ができて、気孔率
のばらつきが多くなり均一な焼結体が得られないだけで
なく、焼結後クラック等の欠陥を生じ易くなる。
第2加熱ゾーンBでは未分解の有機物質が完全にガス化
して除去される。このガス化等により真空焼結炉7内の
真空度は一時的に4  Torrに低下するが30分経
過後にはl  Torrに復帰する。
(C,、)第3加熱ゾーン(第3図C)この加熱ゾーン
Cは、Ni自溶性合金の固相線(1010〜1020℃
)直下から液相線(1075〜1085℃)を越える温
度、即ち1000〜1200℃の範囲であり、Ni自溶
性合金−Mo仮焼結体を、例えば液相線を越える温度で
ある1100〜1180℃、好ましくは1160℃に1
20分間恒温保持してNi自溶性合金の溶融により液相
焼結処理を施し焼結体Sを形成する。この場合Ni自溶
性合金の流動はMOの存在により妨げられ、したがって
形状維持性が良い。第2加熱ゾーンBからの昇温速度は
15〜b あり、Ni自溶性合金−Mo仮焼結体は第2加熱ゾーン
Bで既に高温加熱されているので、第3加熱ゾーンCま
での昇温時間ぽ僅かである。この第3加熱ゾーンCの保
持時間が不充分であると焼結が完全に行われず、焼結体
Sに欠陥を生ずる。
上記のように焼結温度を1160℃に選定する理由は、
焼結温度が1200℃程度となると、焼結体Sの寸法変
化が大きくなり、また炉温制御が容易でなく、その上炉
内温度がばらつくといった不具合があり、これらの不具
合を除去するための作業温度としては1160℃が適当
であるからである。
(D)冷却ゾーン(第3図D) この冷却ゾーンDは、前記焼結温度から略800℃まで
の1次冷却ゾーンD+ と、略800℃から略400℃
までの2次冷却ゾーンD2と、略400℃から常温まで
の3次冷却ゾーンD3とに分けられる。
1次冷却ゾーンD1は、焼結体Sの高温下における安定
域であり、この冷却ゾーンD1ではできるだけ熱的な刺
激を避け、同時に冷却効率を考慮して最高2℃/分程度
のゆっくりした速度で冷却する。この冷却ゾーンD、で
急冷が行われると焼結体Sにクラックが多発する。
2次冷却ゾーンD2では、ベース材2の線膨張とArl
変態における寸法変化を吸収するために最高3℃/分程
度のゆっくりした速度で冷却する。
この場合焼結体Sの線収縮は14.6 X 10−6/
’Cであるが、多孔質であるためベース材2の収縮に追
随する。この冷却ゾーンD2で急冷が行われると焼結体
Sにクラフグが多発する。
3次冷却ゾーンD3では、水、油等の液冷以外のガス冷
却(空冷を含む)により焼結体Sおよびベース材2の温
度を常温まで冷却する。
上記加熱−冷却処理を経て、第1図に示すようにワーク
成形部3をNi自溶性合金−MOよりなる焼結体Sによ
って形成された金型1が得られる。
上記焼結体Sはベース材2との溶着性が良好で、クラン
ク等の欠陥の発生がない。また3次元測定機によりX、
Y方向に50w間隔で形状測定を行い雌型Mと比較した
ところ、金型1の寸法を縦300m、横250fi、高
さ1BOnとした場合、最大5Nだけ膨張している箇所
が3箇所あり、その他の箇所はO〜0.3fiの膨張を
示し、寸法精度の優れていることが判明した。またアル
ミナシー)Saを用いることにより鋼球6の粗面が積層
原料シートStに転写されることが防止されるので、焼
結体Sの面粗度が良好である。
したがって前記工程を経て得られた金型1は簡単な仕上
げ加工を施すことにより直ちにプレス作業に使用するこ
とができる。
次に前記原料シートを用いた摺動部材の製造方法につい
て説明する。
縦および横がそれぞれ100寵、厚さ1.5額の冷間圧
延鋼板の表面に脱脂処珈を施した後、その鋼板に厚さ3
mの前記原料シートをアクリル樹脂接着剤により2枚積
層して貼着し、その原料シートの表面を平滑に仕上げる
。
得られた積層体を真空焼結炉に設置して前記同様゛の加
熱−冷却条件で有機物質の分解とNi自溶性合金粉末と
MO粉末の焼結を行う。なお焼結処理時間は30分間で
ある。
上記工程を経て得られた鋼板と焼結体とよりなる積層体
に多数の貫通孔を穿設し、焼結体を摺動面とする軽荷重
用摺動部材を作製する。
上記摺動部材は焼結体の面粗度が良好で、優れた摺動性
能を有し、また焼結体が鋼板に確実に溶着されているの
で眉間剥離を生じることがない。
焼結体の潤滑性能を向上させるためには、焼結体に四フ
ッ化エチレン樹脂等の潤滑性合成樹脂を含浸−硬化させ
る、または原料シート中にWS、。
MoS、等の固体潤滑材を混合しておくとよい。
上記摺動部材の焼結体の厚さを増すために、その焼結体
に厚さ3Nの前記原料シートをアクリル樹脂接着剤によ
り貼着し、その表面を平坦に仕上げた後前記同様の手法
で焼結処理を行い、2層構成の焼結体を持つ摺動部材を
得る。
この摺動部材においては、再焼結体間が確実に溶着され
、使用中において層間剥離を生じることがない。
なお、前記アルミナシートは以下に述べる工程を経て製
造される。
2〜50μのアルミナ粉末に対し前記原料シートの製造
に用いたのと同様の合成樹脂バインダ8重量%を添加し
て常温←て卓上ニーダにより5分間混練し、この混線中
に水を3重量%添加する。
得られた可塑性物を加熱器により120℃にて60分間
加熱し、合成樹脂バインダ中の水分を蒸−発して可塑性
物を乾燥する。
乾燥後、略80℃の熱を保有して熱可塑化状態にある可
塑性物に前記原料シートの製造に用いたのと同様のロー
ル機を用いて同様の手法により成形処理を施し、厚さ1
mのアルミナシートを成形する。この場合ロール機のロ
ールを可塑性物と同程度の温度(略80℃)に加熱する
とシート成形作業が容易に行われる。
成形後アルミナシートに80℃にて30分間の加熱処理
を施し、成形時に発生した歪を除去する。
C0発明の効果 本発明によれば、原料シートの合成樹脂バインダに、耐
びび割れ性の優れた熱可塑性合成樹脂および積層性の優
れた熱可塑性合成樹脂を含有させるので、原料シートよ
り得られる成形体に層間剥離を生じたり、またひび割れ
を発生することがなく、層間接着強さが大きく、また表
面性状の良好な成形体を得、延いては寸法精度および表
面性状の優れた金属焼結体を得ることができる。
また第2発明によれば、原料シートの製造に当り、焼結
性金属粉末と前記特定の材質を持つ液状合成樹脂バイン
ダとを混練して可塑性物を得、次いでその可塑性物を加
熱乾燥することにより、少量の合成樹脂バインダを焼結
性金属粉末に均一に塗布することができる。このように
合成樹脂バインダを焼結性金属粉末に均一に塗布するこ
とにより、次工程におけるシート成形作業において形状
維持性の良いシートを得ることが可能となり、また合成
樹脂バインダを少量使用することにより気孔率の小さい
高強度な焼結体を得ることが可能となる。
その後可塑性物を熱可塑化状態でシート状に成形するこ
とにより、その形成作業を容易にし、また常温において
適当な可撓性と引裂き強度を有し、取扱い性の優れた原
料シートを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原料シートを用いて製造されたプ
レス用金型の断面図、第2図(a)〜(e)はプレス用
金型の製造工程説明図、第3図は焼結工程における温度
と時間の関係を示すグラフである。 S・・・焼結体、S t−・・原料ジ−トールF

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼結性金属粉末と、耐ひび割れ性の優れた熱可塑
    性合成樹脂および積層性の優れた熱可塑性合成樹脂を含
    有する合成樹脂バインダとより構成した金属焼結体用原
    料シート。
  2. (2)前記合成樹脂バインダは、耐ひび割れ性の優れた
    熱可塑性合成樹脂に対して30〜70重量%の積層性の
    優れた熱可塑性合成樹脂を含有している、特許請求の範
    囲第(1)項記載の金属焼結体用原料シート。
  3. (3)前記合成樹脂バインダは、前記焼結性金属粉末に
    対して1〜10重量%添加されている、特許請求の範囲
    第(1)または第(2)項記載の金属焼結体用原料シー
    ト。
  4. (4)焼結性金属粉末と、耐ひび割れ性の優れた熱可塑
    性合成樹脂および積層性の優れた熱可塑性合成樹脂を含
    有する液状合成樹脂バインダとを混練して可塑性物を得
    る工程と;前記可塑性物を加熱乾燥する工程と;前記可
    塑性物を熱可塑化状態でシート状に成形する工程と;よ
    りなる金属焼結体用原料シートの製造方法。
  5. (5)前記合成樹脂バインダは、耐ひび割れ性の優れた
    熱可塑性合成樹脂に対して30〜70重量%の積層性の
    優れた熱可塑性合成樹脂を含有している、特許請求の範
    囲第(4)項記載の金属焼結体用原料シートの製造方法
    。
  6. (6)前記合成樹脂バインダは、前記焼結性金属粉末に
    対して1〜10重量%添加されている、特許請求の範囲
    第(4)または第(5)項記載の金属焼結体用原料シー
    トの製造方法。
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