JPS6141348B2 - - Google Patents

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JPS6141348B2
JPS6141348B2 JP9034578A JP9034578A JPS6141348B2 JP S6141348 B2 JPS6141348 B2 JP S6141348B2 JP 9034578 A JP9034578 A JP 9034578A JP 9034578 A JP9034578 A JP 9034578A JP S6141348 B2 JPS6141348 B2 JP S6141348B2
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JP
Japan
Prior art keywords
reaction
guanidine
dicyandiamide
yield
eutectic
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Expired
Application number
JP9034578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5519204A (en
Inventor
Isamu Hirotsu
Motoharu Yamashita
Yoshio Oota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sanwa Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanwa Chemical Co Ltd filed Critical Sanwa Chemical Co Ltd
Priority to JP9034578A priority Critical patent/JPS5519204A/ja
Publication of JPS5519204A publication Critical patent/JPS5519204A/ja
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  • Fireproofing Substances (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばアンメリン、アンメリドなど
の如き不都合なヒドロオキシアミノトリアジン類
その他の副生反応を顕著に抑制し、さらに、従
来、満足し得る収率及び/又は操作で共融反応に
よるグアニジン無機酸塩を形成せしめることの困
難であつたグアニジン塩を、収率及び操作上も有
利に製造できるグアニジン無機酸塩の製法に関す
る。 従来、ジシアンジアミドと酸アンモニウム塩と
を共融反応せしめてグアニジンの対応する酸塩を
形成することは知られている。 この際、用いる酸アンモニウム塩の種類によつ
て差異はあるにせよ、可成りな量の水不溶性副反
応生成物が形成される不利益を伴なう。更に、収
率及び/又は操作上のトラブルも多く、工業的実
施に困難を伴なう。例えば、ジシアンジアミドと
硫酸アンモニウムや燐酸2アンモニウムとの共融
反応によつて、これら酸のグアニジン塩を形成す
る場合、たとえば等モル反応において、得られる
目的グアニジン塩の収率は約50〜約65%程度と不
満足である上に、約5〜10%或はそれ以上にも達
する副生成物が形成され、更に、反応生成物は反
応温度において固化し、反応終了後、固結した反
応生成物を反応区域から回収することが困難で工
業的操作に適さないなどの不利益を伴う。 本発明者等は、ジシアンジアミドと無機酸アン
モニウム塩との共融反応における上述の如き困難
乃至不利益を克服すべく研究を行つてきた。その
結果、ジシアンジアミドと無機酸アンモニウム塩
との共融反応を、スルフアミン酸アンモニウム塩
の共存下に行うことにより、副反応の生起が顕著
に抑制されると共に、グアニジン無機酸塩の形成
が顕著に促進されるという、意外な作用効果を生
ずることを発見した。更に、スルフアミン酸グア
ニジン含有のグアニジン無機酸塩の形で形成され
る反応生成物は、反応温度において固化するトラ
ブルがなく、反応生成物の回収操作も著るしく容
易となる利益を伴うことを知つた。例えば、ジシ
アンジアミドと硫酸アンモニウムとの共融反応に
よる硫酸グアニジンの製造に際しては、高々、約
65%程度であつた収率が、スルフアミン酸アンモ
ニウムの共存下に該反応を行うことにより、一挙
に約90℃程度に顕著に向上し、且つ又、水不溶性
副反応生成物の量も約1/3程度にまで顕著に低減
せしめることができ、更に、生成物が固結してそ
の反応区域からの取り出し回収を困難にするトラ
ブルも回避できる利点を有することがわかつた。
又、得られたスルフアミン酸グアニジン含有の硫
酸グアニジンは、硫酸根およびスルフアミン酸根
を容易に除去でき、すぐれたグアニジン原料とし
て利用できるほかに、そのままの形態で例えばセ
ルロース系材料の防炎剤として利用でき優れた防
炎剤性能を示す利点があり、更に又、高濃度水溶
液の提供が容易であるなどの利益を有することが
わかつた。 従つて、本発明の目的は共融反応によるグアニ
ジン無機酸塩製造のための改善方法を提供するに
ある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的なら
びに利点は、以下の記載から一層明らかとなるで
あろう。 本発明方法によれば、スルフアミン酸アンモニ
ウム塩の共存下に、ジシアンジアミドと無機酸ア
ンモニウム塩とを共融反応せしめる。 本発明方法によつて達成された水不溶性副反応
生成物の顕著な低減作用及びグアニジン無機酸塩
形成の顕著な促進作用の生ずる機構は未だ詳かで
ないが、その予想外の作用効果は、後に、例えば
実施例1及び比較例1において、ジシアンジアミ
ドと硫酸アンモニウムとの共融反応について示す
実験、更に、実施例2及び比較例2において、ジ
シアンジアミドとリン酸2アンモニウムとの共融
反応について示す実験から容易に理解できよう。
その結果をまとめて、下表1及び表2に示す。
【表】 で、スルフアミン酸グアニジン収率を
91.2%として算出された硫酸グアニジ
ン収率。
【表】 ン収率
(註)*…表1と同様にスルフアミン酸グアニ
ジン収率を91.2%として算出されたリ
ン酸グアニジン収率。
本発明方法においては、その実施に際して、ス
ルフアミン酸アンモニウム塩の共存下に、ジシア
ンジアミドと無機酸アンモニウム塩とを共融反応
せしめればよい。反応は、反応系が共融する温度
条件に加熱溶融せしめて行うことができ、この
際、所望により撹拌条件下に共融反応せしめるこ
とができる。共融反応温度は、用いる無機酸アン
モニウム塩の種類ならびに量、スルフアミン酸ア
ンモニウム塩の量、などによつても適宜に選択さ
れるが、例えば、約150〜約200℃、一層好ましく
は約160〜約190℃の如き共融温度を例示すること
ができる。反応時間も適宜に変更でき、例えば約
30分〜約5時間の如き反応時間を例示できる。
又、反応は大気圧条件下で行うことができるが、
望むならば、例えば10〜100気圧の如き加圧条件
を採用することもできる。 本発明方法の実施に際して、ジシアンジアミド
に対するスルフアミン酸アンモニウム塩及び無機
酸アンモニウム塩の使用量は適宜に変更可能であ
るが、例えば、目的に応じて、ジシアンジアミド
と無機酸アンモニウム塩のいずれか一方を他方に
対して計算量の5〜15%程度過剰に或は過少に使
用することができ、例えば反応物をそのままセル
ロース系用防炎剤として使用する場合などには、
ジシアンジアミドを過剰に使用することによつ
て、より優れた防炎剤適性を有する製品を得るこ
とができる。 本発明方法によれば、得られた共融反応生成物
は、反応温度条件下に溶融状態をなすため、反応
終了後、溶融状態で反応区域から容易に取り出し
回収することができる。得られたスルフアミン酸
グアニジンと他の無機酸グアニジン塩との混合物
は、そのまま利用することができる。列えば本願
反応生成物を有機合成用のグアニジン源として使
用したい場合、グアニジンは大部分の場合におい
て遊離塩基の形で作用させるものであるから、本
願反応物を水またはアルコールを溶媒として、苛
性アルカリ、アルカリ土類の水酸化物その他の強
アルカリ性物質をもつてグアニジンを遊離化して
使用すればよい。本願発明の反応生成物の代表例
であるスルフアミン酸グアニジン−硫酸グアニジ
ン混合物の場合、硫酸根やスルフアミン酸根が例
えば水に難溶性のアルカリ土類の塩として反応系
外に除去でき、本発明の大きな利点となる。又、
例えば、セルロース系用防炎剤への利用には、混
合物の両成分が互いにその長所を失わずに優れた
防炎剤効果を発揮できる利点がある。 なお、水に溶解して防炎剤液とする際に、所望
により、ホルマリン、パラホルム、トリオキサ
ン、ヘキサミンの如きホルムアルデヒド系化合物
を添加して、不溶部が生ずるのを防止することが
できる。 本発明方法は、ジシアンジアミドと無機酸アン
モニウム塩との共融反応に広く利用可能である
が、とくに硫酸アンモニウムや燐酸アンモニウム
との共融反応に好適に利用できる。又、塩化アン
モニウム、硝酸アンモニウムなどの共融反応にも
利用でき、例えば水不溶性副反応生成物の低減に
役立つ。 以下、比較例をまじえ、実施例により、本発明
方法実施の数態様について、さらに詳しく説明す
る。 実施例 1 ジシアンジアミド84g(1mol)、硫酸アンモニ
ウム66g(0.5mol)、スルフアミン酸アンモニウ
ム114g(1mol)を混合し、内容300mlの磁性ビ
ーカーにいれ、油浴中で撹拌下に加熱し、175℃
〜185℃に1時間保持した。反応物は120℃以下に
ならなければ固化しないからそれ以上の温度では
容器から容易に流し出すかまたはかき出すことが
できる。反応物中のグアニジン含量は遊離塩基と
して(以下の例においても同様)106.3g、収率
は90.1%で、また反応物を200mlの水で処理した
ときの水不溶性物の量は3.3gであつた。 ジシアンジアミド1molとスルフアミン酸アン
モニウム2molを上記と同一条件下に反応させた
ときのスルフアミン酸グアニジン収率は91.2%で
あつた(水不溶性物はなし)。この値を用いて上
記反応の硫酸グアニジン収率を算出すると89.0%
であつた。 比較例 1 ジシアンジアミド84g(1mol)、硫酸アンモニ
ウム132g(1mol)を実施例1と同じ条件下に共
融反応させた。反応中に生成物の結晶が析出して
撹拌困難となり最後に反応系全体が固化した。反
応終了後反応物をかき出しによつて容器から取出
すことは極めて困難であるから熱水に溶解させて
回収した。グアニジン生成量は遊離塩基として
75.9g、硫酸グアニジンとして138.9gで収率は
64.3%であつた。また反応物を400mlの水で処理
したときの水不溶性物の量は19.2gであつた。 実施例 2 ジシアンジアミド84g(1mol)、硫酸アンモニ
ウム79.2g(0.6mol)、スルフアミン酸アンモニ
ウム91.2g(0.8mol)の混合物を実施例1と同じ
条件下に共融反応させて、グアニジン含量105.3
gの生成物を得た、収率89.2%。また反応物を
200mlの水で処理したときの水不溶性物の量は4.1
gであつた。 この反応の硫酸グアニジン収率は実施例1と同
様の方法で算出すると88.0%であつた。 実施例 3 内容500mlの磁性ビーカーにジシアンジアミド
84g(1mol)、リン酸2アンモニウム26.4g
(0.2mol)、スルフアミン酸アンモニウム182.4g
(1.6mol)をいれ、よく混合したのち、油浴を用
いて撹拌下に加熱し、温度175℃〜185℃に1時間
保持した。反応生成物中のグアニジン含量は
102.6g、収率86.4%、水不溶性物の量は1.2gで
あつた。またこの反応のリン酸グアニジン収率を
実施例1と同様の方法で算出すると67.7%であつ
た。 比較例 2 ジシアンジアミド84g(1mol)、リン酸2アン
モニウム132g(1mol)を実施例3と同様の条件
下で共融反応させた。反応生成物中のグアニジン
含量は遊離塩基として60.8g、リン酸グアニジン
として111.2gで収率は51.5%であつた。また反
応生成物を1の水で処理したときの水不溶性物
の量は9.2gであつた。 実施例 4 内容300mlの磁性ビーカーにジシアンジアミド
84g(1mol)、塩化アンモニウム71.3g
(1.33mol)、スルフアミン酸アンモニウム76g
(0.67mol)をいれ、よく混合したのち、油浴を用
いて撹拌下に加熱し175℃〜185℃に1時間保持し
た。反応生成物中のグアニジン含量は遊離塩基と
して108.9g、収率92.3%であつた。また反応生
成物を200mlの水で処理したときの水不溶性物の
量は1.2gであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スルフアミン酸アンモニウム塩の共存下に、
    ジシアンジアミドと無機酸アンモニウム塩とを共
    融反応せしめることを特徴とするグアニジン無機
    酸塩の製法。
JP9034578A 1978-07-26 1978-07-26 Production of inorganic acid salt of guanidine Granted JPS5519204A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9034578A JPS5519204A (en) 1978-07-26 1978-07-26 Production of inorganic acid salt of guanidine

Applications Claiming Priority (1)

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JP9034578A JPS5519204A (en) 1978-07-26 1978-07-26 Production of inorganic acid salt of guanidine

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Publication Number Publication Date
JPS5519204A JPS5519204A (en) 1980-02-09
JPS6141348B2 true JPS6141348B2 (ja) 1986-09-13

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ID=13995930

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JP9034578A Granted JPS5519204A (en) 1978-07-26 1978-07-26 Production of inorganic acid salt of guanidine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56115380A (en) * 1980-02-15 1981-09-10 Chisso Corp Flame-retardant and its preparation
JPS56116773A (en) * 1980-02-21 1981-09-12 Chisso Corp Fire retardant and preparation thereof
JP2683762B2 (ja) * 1991-10-30 1997-12-03 千代田化工建設株式会社 色相の良好なビスフェノールa・フェノール結晶アダクトの製造方法
AT402819B (de) * 1995-02-06 1997-09-25 Chemie Linz Gmbh Verfahren zur herstellung von guanidin- oder melaminphosphaten
DE19506330A1 (de) * 1995-02-23 1996-08-29 Chemie Linz Deutschland Gmbh I Verfahren zur Herstellung von Guanidin- oder Melaminphosphaten

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JPS5519204A (en) 1980-02-09

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