JPS6142037B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6142037B2 JPS6142037B2 JP58176718A JP17671883A JPS6142037B2 JP S6142037 B2 JPS6142037 B2 JP S6142037B2 JP 58176718 A JP58176718 A JP 58176718A JP 17671883 A JP17671883 A JP 17671883A JP S6142037 B2 JPS6142037 B2 JP S6142037B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- water
- dyeing
- tetrazolium
- dyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coloring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はヒドロキシメタクリレート樹脂または
これを主要モノマー成分とする樹脂への染色方法
に関する。
これを主要モノマー成分とする樹脂への染色方法
に関する。
ヒドロキシメタクリレート樹脂は、ヒドロキシ
ル基を有する分子構造により水に不溶性でありな
がら、吸湿性および水膨潤性がきわめてすぐれた
樹脂として特徴がある。そして、従来からこの樹
脂をフイルム、膜、成形物などに加工し、この性
質を生かした応用物がいくつか開発されている。
これらはそれぞれ用途に応じて染色したり、文
字、絵柄等の画像を印刷する必要が当然生ずる。
しかしながら、この樹脂の特性から、水あるいは
水蒸気の雰囲気の中で使われるため、通常の油性
インキによる印刷は不可能であり、また水性のイ
ンキまたは染色液を用いて印刷、染色できても、
その画像は樹脂が水で膨潤するため染着されず溶
出してしまう。
ル基を有する分子構造により水に不溶性でありな
がら、吸湿性および水膨潤性がきわめてすぐれた
樹脂として特徴がある。そして、従来からこの樹
脂をフイルム、膜、成形物などに加工し、この性
質を生かした応用物がいくつか開発されている。
これらはそれぞれ用途に応じて染色したり、文
字、絵柄等の画像を印刷する必要が当然生ずる。
しかしながら、この樹脂の特性から、水あるいは
水蒸気の雰囲気の中で使われるため、通常の油性
インキによる印刷は不可能であり、また水性のイ
ンキまたは染色液を用いて印刷、染色できても、
その画像は樹脂が水で膨潤するため染着されず溶
出してしまう。
従来から試みられている例を挙げると、例えば
ヒドロキシメタクリレート樹脂を水溶性染料溶液
に接触させると容易に染色され鮮明な画像が得ら
れるが、これを水中に長く保存すると次第に染料
が溶出し、画像が消えてしまう。また、油性溶剤
中に染料、顔料、バインダー樹脂等を溶解、分散
させた一般的なインキにてこの樹脂成品表面に印
刷すると一時的には鮮明に印刷できても、水中に
長く保存するとインキの接着力が弱くなり、印刷
画像は次第にうすくなる。以上の例のように、ヒ
ドロキシメタクリレート樹脂製品への印刷、染色
を行なう場合、普通に考えられるインキの接着力
を利用する方法や、樹脂への単なる染色による方
法は不適当であることが明らかとなつた。
ヒドロキシメタクリレート樹脂を水溶性染料溶液
に接触させると容易に染色され鮮明な画像が得ら
れるが、これを水中に長く保存すると次第に染料
が溶出し、画像が消えてしまう。また、油性溶剤
中に染料、顔料、バインダー樹脂等を溶解、分散
させた一般的なインキにてこの樹脂成品表面に印
刷すると一時的には鮮明に印刷できても、水中に
長く保存するとインキの接着力が弱くなり、印刷
画像は次第にうすくなる。以上の例のように、ヒ
ドロキシメタクリレート樹脂製品への印刷、染色
を行なう場合、普通に考えられるインキの接着力
を利用する方法や、樹脂への単なる染色による方
法は不適当であることが明らかとなつた。
本発明は、この点を考慮して鋭意研究の結果成
されたものであり、その要旨とするところは、ヒ
ドロキシエチルメタアクリレートまたはこれを主
要なモノマー成分とする樹脂への染色方法におい
て、該樹脂の所望の部分にテトラゾリウム塩を浸
透させた後、該樹脂を還元剤水溶液中に浸漬させ
ることを特徴とする染色方法であり、従来の欠点
を原理的に解消するきわめて有効な方法であつ
て、この発明の基本となる水不溶化処理により、
染料が樹脂の高分子網目構造内にからまり、樹脂
を水で膨潤させても流れ出すことがなく、極めて
安定な染着画像を形成することができる。
されたものであり、その要旨とするところは、ヒ
ドロキシエチルメタアクリレートまたはこれを主
要なモノマー成分とする樹脂への染色方法におい
て、該樹脂の所望の部分にテトラゾリウム塩を浸
透させた後、該樹脂を還元剤水溶液中に浸漬させ
ることを特徴とする染色方法であり、従来の欠点
を原理的に解消するきわめて有効な方法であつ
て、この発明の基本となる水不溶化処理により、
染料が樹脂の高分子網目構造内にからまり、樹脂
を水で膨潤させても流れ出すことがなく、極めて
安定な染着画像を形成することができる。
次に本発明のさらに具体的な説明をする。
まず、テトラゾリウム塩類であるが、この塩類
は水溶性であり、ヒドロキシメタクリレート樹脂
に対して強い親和力がある。この塩類を含む染色
液またはインキを用いて樹脂と接触させると樹脂
内に浸透される。この状態では無色であるが、そ
の後、樹脂を還元剤を含む水溶液に浸漬するとテ
トラゾリウム塩は還元反応により水不溶性のフオ
ルマザン色素が樹脂内に生成し、安定した染着画
像が形成できる。テトラゾリウム塩類はその誘導
体として多種市販されているが、その代表例を挙
げると2・3・5−Tri Phenyl tetrazolium
Chloride、Tetrazol Red、Tetrazolium Violet、
Tetrazolium Purple、Nitro Blue Tetrazolium
等がある。
は水溶性であり、ヒドロキシメタクリレート樹脂
に対して強い親和力がある。この塩類を含む染色
液またはインキを用いて樹脂と接触させると樹脂
内に浸透される。この状態では無色であるが、そ
の後、樹脂を還元剤を含む水溶液に浸漬するとテ
トラゾリウム塩は還元反応により水不溶性のフオ
ルマザン色素が樹脂内に生成し、安定した染着画
像が形成できる。テトラゾリウム塩類はその誘導
体として多種市販されているが、その代表例を挙
げると2・3・5−Tri Phenyl tetrazolium
Chloride、Tetrazol Red、Tetrazolium Violet、
Tetrazolium Purple、Nitro Blue Tetrazolium
等がある。
ヒドロキシメタクリレート樹脂の応用例として
最近ソフトコンタクトレンズが注目されている。
この樹脂が水に膨潤した状態は軟かくて親水性で
あるため眼の中に装着した際に異和感がないこと
がコンタクトレンズ材として最適であるからであ
る。このコンタクトレンズは使用者によつてわん
曲率、レンズの度が異なるので、これを区別する
ためにレンズの周辺近傍に符号および番号を表示
しなければならない。しかも、この表示は実際の
使用と同じ状態すなわち水に充分膨潤した状態で
曲率および度を測定した直後に、したがつて水に
充分膨潤した状態で行なう必要がある。さらに表
示された印字はこのレンズの装着中はもちろん、
その他多数回の沸湯水中での煮沸消毒操作中にお
いても絶対に消滅してはならない。このような特
殊条件下での印字には本発明の染色方法がきわめ
て有効である。
最近ソフトコンタクトレンズが注目されている。
この樹脂が水に膨潤した状態は軟かくて親水性で
あるため眼の中に装着した際に異和感がないこと
がコンタクトレンズ材として最適であるからであ
る。このコンタクトレンズは使用者によつてわん
曲率、レンズの度が異なるので、これを区別する
ためにレンズの周辺近傍に符号および番号を表示
しなければならない。しかも、この表示は実際の
使用と同じ状態すなわち水に充分膨潤した状態で
曲率および度を測定した直後に、したがつて水に
充分膨潤した状態で行なう必要がある。さらに表
示された印字はこのレンズの装着中はもちろん、
その他多数回の沸湯水中での煮沸消毒操作中にお
いても絶対に消滅してはならない。このような特
殊条件下での印字には本発明の染色方法がきわめ
て有効である。
以下実施例について説明する。
実施例 1
2−ヒドロキシエチルメタアクリレート樹脂を
トリアセテートフイルムベースに均一に塗布した
フイルムを2・3・5−トリフエニルテトラゾリ
ウムクロライドの20%水溶液に約15分間浸漬(下
漬け)し、これを取り出し、表面に付着した溶液
を除去した後、水素化ホウ素ナトリウムの10%水
溶液中に約10分間浸漬したところフイルムは均一
に赤色に染着された。この方法で染色したフイル
ムの染着性を調べるためにこのフイルムを沸騰水
中で数時間煮沸(堅牢試験)したが、色が薄くな
ることなく、堅牢な染着ができることが認められ
た。尚、その他のテトラゾリウム塩を用いても同
様の結果を得た。
トリアセテートフイルムベースに均一に塗布した
フイルムを2・3・5−トリフエニルテトラゾリ
ウムクロライドの20%水溶液に約15分間浸漬(下
漬け)し、これを取り出し、表面に付着した溶液
を除去した後、水素化ホウ素ナトリウムの10%水
溶液中に約10分間浸漬したところフイルムは均一
に赤色に染着された。この方法で染色したフイル
ムの染着性を調べるためにこのフイルムを沸騰水
中で数時間煮沸(堅牢試験)したが、色が薄くな
ることなく、堅牢な染着ができることが認められ
た。尚、その他のテトラゾリウム塩を用いても同
様の結果を得た。
Claims (1)
- 1 ヒドロキシエチルメタアクリレートまたはこ
れを主要なモノマー成分とする樹脂への染色方法
において、該樹脂の所望の部分にテトラゾリウム
塩を浸透させた後、該樹脂を還元剤水溶液中に浸
漬させることを特徴とする染色方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58176718A JPS5982478A (ja) | 1983-09-24 | 1983-09-24 | 染色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58176718A JPS5982478A (ja) | 1983-09-24 | 1983-09-24 | 染色方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5982478A JPS5982478A (ja) | 1984-05-12 |
| JPS6142037B2 true JPS6142037B2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=16018550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58176718A Granted JPS5982478A (ja) | 1983-09-24 | 1983-09-24 | 染色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5982478A (ja) |
-
1983
- 1983-09-24 JP JP58176718A patent/JPS5982478A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5982478A (ja) | 1984-05-12 |
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