JPS6149447B2 - - Google Patents

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JPS6149447B2
JPS6149447B2 JP54113500A JP11350079A JPS6149447B2 JP S6149447 B2 JPS6149447 B2 JP S6149447B2 JP 54113500 A JP54113500 A JP 54113500A JP 11350079 A JP11350079 A JP 11350079A JP S6149447 B2 JPS6149447 B2 JP S6149447B2
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JP
Japan
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bituminous
cement
pavement
roadbed
weight
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Application number
JP54113500A
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English (en)
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JPS5639205A (en
Inventor
Norio Meshida
Kazuhiko Higaki
Koichi Oguro
Bunro Fukushima
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Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Nichireki Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP11350079A priority Critical patent/JPS5639205A/ja
Publication of JPS5639205A publication Critical patent/JPS5639205A/ja
Publication of JPS6149447B2 publication Critical patent/JPS6149447B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、既設の歴青質舗装体を路盤として利
用し歴青質舗装体を再生する方法に関するもので
ある。
既設のアスフアルト舗装体がひびわれ、破損、
わだち堀れ、流動を生じたり、老化したとき、そ
のアスフアルト舗装体の再生方法としてアスフア
ルト舗装体の舗装面を路面切削機で切削し生ずる
アスフアルト混合物の破砕物に歴青質乳剤とセメ
ントを添加混合してこれを敷きならし、締固め路
盤として再生する方法は公知である。また、アス
フアルト舗装体の表層、基層、およびその下部の
路盤または、さらに路床の所定の深さまでスタビ
ライザで切削、破砕し、この破砕物にセメントと
歴青質乳剤を添加混合してこれを敷きならし、締
固め路盤として再生する方法も公知である。
しかしながら、これら従来公知の方法は、既設
歴青質舗装体の切削、破砕の工程と破砕物に歴青
質乳剤およびセメントを加えて混合し敷きならす
工程とが分かれているため施工能率が極めて悪い
欠点がある。また、破砕物に歴青質乳剤およびセ
メントを混合するとき、破砕物を平坦にした表面
に所定量のセメントを敷きならしスタビライザで
破砕物にセメントを混合し、次で歴青質乳剤を散
布しながらスタビライザでセメントを混合した破
砕物に歴青質乳剤を混合する方法がとられてい
る。ところが、風等に起因する予じめ敷きならし
たセメントの飛散により、沿道の農作物や人畜に
害を与えたり、また作業員に害を与えたりするい
わゆる粉塵公害を発生する欠点があつた。さらに
また破砕物に歴青質乳剤とセメントが一定の割合
で一様に混合されないという欠点があつた。
本発明は、叙上の欠点を補ない改善することを
目的とするものであつて、既設歴青質舗装体の表
層上に所定量の歴青質乳剤とセメントまたは石灰
あるいは両者の併用物(以下、これらを総称して
セメント等という)よりなるスラリー状組成物を
散布しながら自走式ロードスタビライザ等を用い
て既設舗装体の上面から路盤または、さらに路床
の所定の深さまで切削、破砕とセメント等からな
るスラリー状組成物の混合とを同時に行うと共
に、生成した混合物を平坦に敷きならし、ローラ
およびグレーダ等を用いて混合物の締め固めとそ
の表面の整形とを行つて再生路盤を成形し、さら
にその表面に歴青質の結合材と骨材、フイラー等
よりなる新らたな表層を設けて全体を一体化する
ことを特徴とした歴青質舗装体の再生方法を要旨
とするものである。
本発明は、切削、破砕物に歴青質乳剤とセメン
ト等が一定の割合で均一に混合されているため適
度の防水性とたわみ性を兼備し、支持力が大き
く、収縮亀裂の発生しにくい強靭化された再生路
盤を有する舗装体が容易に、しかも効率よく施工
することが出来、セメント等の粉塵公害が生ぜ
ず、従来の公知の方法にみられる欠点を大幅に改
善し、排除することができたのである。
次に、本発明の実施態様について説明する。
本発明は、各種構造の歴青質舗装体に広く適用
できるが、好ましくは舗装の総厚が約5〜80cm、
このうち歴青質の結合剤を含む部分(表層、基
層、上層路盤等の部分)の合計厚が約0.5〜20
cm、歴青質を含まない部分(砂利層、粒度調整砕
石層、切込砕石層、セメントまたは石灰安定処理
層、スラグ層等よりなる上層路盤、下層路盤等の
いわゆる路盤の部分)の合計厚が約4.5〜60cm程
度の舗装体に適用して好適である。なかでも、歴
青物を含む表層等の部分の厚さが10cm程度以下で
路盤が十分に強化されていない舗装体に適用する
と、路盤の補強、強化および施工能率の点におい
て特に好適である。また、寒冷地においては、凍
上防止対策のため舗装の総厚、特に歴青質の結合
剤を含まない路盤部分の厚さがさらに厚くなるこ
とがあるが、この場合も本発明の好ましい対象の
中に入る。なお、歴青質の結合剤を含む表層また
は基層あるいは上層路盤等については、舗装用加
熱混合物または常温混合物あるいは浸透式工法等
によつて造られたもので、これらに関する混合物
の種類、歴青質結合剤や骨材の種類、性状、使用
量および施工法等については特にこだわらない。
本発明は、叙上の如き既設歴青質舗装体(一般
には、ひびわれ率が大きくなり打換えの必要性を
生じているもの)の表面に、舗装を構成する表
層、基層、路盤(上層路盤、下層路盤)、路床部
分の性状、厚さおよび本発明の適用厚さ等から試
験して求めた所定量の歴青質乳剤とセメント等の
両者を混合してスラリー状にしたものを、強力な
自走式ロードスタビライザ等を用い、ロードスタ
ビライザ等の切削、破砕と混合機構を覆つている
カバー兼敷きならし装置の一部に取付けた散布用
ノズルから均一に散布しながら、既設歴青質舗装
体の表層から路盤の部分まで、場合によつては路
床の部分まで、一回の操作で切削、破砕と、これ
ら破砕物とセメント等および歴青質乳剤との混合
とを同時に行ない、これらの混合物を均一に造り
ながら自走して平坦に敷きならし、次いでタイヤ
ローラで転圧し、グレーダで施工面の出来形を整
形し、さらにタイヤローラ、鉄輪ローラ等を併用
して十分に締め固め、必要に応じてその上に養生
用アスフアルト乳剤(JIS K2208 PK−3)等を
散布し、セメント等の強度発現に必要な養生時間
をとり、強靭な再生路盤を形成し、しかる後、そ
の表面に通常の方法により歴青質の結合剤と骨
材、フイラー等よりなる新らたな任意の形態の表
層、または表層と基層を設けて本発明の再生舗装
体が完成される。
本発明において用いる歴青質乳剤としては、石
油アスフアルト、天然アスフアルト、タール類、
ピツチ類等の歴青物から選択された一種または二
種以上の歴青物を主成分とする乳剤で、そのタイ
プはアニオン型、ノニオン型、カチオン型の何れ
でもよいが、セメントまたは石灰との混合性がよ
く、これらの水硬性または気硬性による強度発現
を著しく妨げない性質のものを用いる。また歴青
質乳剤は、その濃度(蒸発残留物)60重量%、温
度25℃における蒸発残留物の針入度40〜300のも
のを標準とするが、濃度については混合する対象
物の含水量等を勘案して、これより濃度の濃いも
のを用いても、薄いものを用いても蒸発残留物の
量で換算して60重量%での所定量に相当する量を
用いればよい。なお、歴青質乳剤については、こ
れにゴムまたは合成樹脂等の一種または二種以上
組合せたものを歴青物に対し0.5〜10重量%添加
し、その性質を改善したものも含まれる。この種
の歴青質乳剤を用いれば本発明の効果をより一層
高めることが出来る。
セメントとしてはポルトランドセメント、高炉
セメント、シリカセメント、フライアツシユセメ
ント、高炉コロイドセメント、コロイドセメン
ト、ジエツトセメント(凝結調節剤と併用)、ア
ルミナセメント、耐硫酸塩セメント、膨脹セメン
ト(水と反応してエトリンガイドを形成するも
の)等の水硬性セメント類から選択された一種ま
たは二種以上の併用物が用いられる。
また石灰としては、粉末または粒状の消石灰、
生石灰を用いる。そして、石灰に石膏を併用して
用いることもある。
本発明においては、叙上の如き歴青質乳剤とセ
メント等を均一に混合して流動しやすいスラリー
状組成物として自走式ロードスタビライザに供給
して用いるが、これらの歴青質乳剤とセメント等
の再生路盤中に占める割合は仕上つた再生路盤の
密度を2.1で計算して、歴青質乳剤(濃度60重量
%に換算して)は2〜10重量%好ましくは4〜8
重量%、セメント等は2〜10重量%、好ましくは
2.5〜8重量%であり、かつ両者の合計量で4〜
18重量%、好ましくは6〜14重量%の範囲であ
る。したがつて、スラリー状組成物の組成とその
添加量は最終的にこの範囲に入るように既設舗装
体の堀削破砕物の性質および堀削深さの期待する
再生路盤の物性、ロードスタビライザの進行速度
等を勘案して調節し決定することが必要条件とな
る。
歴青質乳剤については、その量が2重量%未満
では再生路盤に防水性、たわみ性を付与する効果
を出すことが出来ない。また、10重量%を超える
と防水性、たわみ性はよくなるが、形成する再生
路盤中に含まれる既存の歴青質舗装体の切削、破
砕部に混入されている歴青質分がこれに加算され
るので、歴青質分が過剰となり、かえつて再生し
た路盤の支持力や、耐流動性等の強度を低下させ
る原因を誘発するのみならず、経済的にも割高と
なるので好ましくない。
セメント等については、その量が2重量%未満
では再生賂盤の圧縮強度発現に効果がなく、10重
量%(セメントの場合には8%)を超えると圧縮
強度は大きくなるが、これにともない収縮亀裂の
発生をまぬがれることが出来なくなる欠点を誘発
するので好ましくない。セメント等のうちセメン
トと石灰との使いわけであるが、一般には再生路
盤中の細粒分に砂質土が多く含まれている場合に
はセメントがよく、シルト質土、ローム質土が多
く含まれている場合には、セメントと石灰の併用
または石灰を用いるとよい。また、路床土が常に
高含水比のものである場合には、生石灰またはエ
トリンガイトを形成する水硬性セメント等を一般
のセメントあるいは石灰と併用するとよい。
さらに、歴青質乳剤とセメント等の量的な組合
せについては、これらを添加する対象物と期待す
る再生路盤の性質および経済性などを考慮しその
都度試験して適当な組合せ割合を決定するが、そ
の合計量が4重量%未満では本発明で期待する再
生路盤の効果、すなわち防水性、たわみ性の向
上、支持力の増大は得られない。また、18重量%
を超えると、経済的に不利になるばかりではな
く、両者の組合せ如何によつては、すなわち歴青
質乳剤の量が多過ぎると支持力の低下や流動現象
を起す原因となり、またセメント等の量が多くな
り過ぎると収縮亀裂の発生を招く原因となるので
好ましくない。
一般的に好ましい組合せの範囲は、歴青質乳剤
(蒸発残留物60重量%)1重量部に対し、セメン
ト等の量が1重量部もしくはそれ以下の割合にな
るように組合せると、収縮亀裂の発生を防止する
点、およびたわみ性等応力緩和特性を向上させる
点で特に有効である。しかし、混合の対象となる
歴青質物を含む舗装の部分で骨材等の性質によつ
ては、必ずしもこの組合せ比率に拘泥されなくて
もよい。
また、上記歴青質乳剤とセメント等とを混合し
てなるスラリー状組成物には、粘度を下げ散布
性、混合性等を改善するために必要に応じて、水
分の多い歴青質乳剤を使用するかあるいは別に水
を添加してもよい。セメント等として石灰を使用
するときは粘度が高くなるので適量の水を添加し
て粘度を下げて使用するとよい。
次に、本発明に用いるロードスタビライザであ
るが、自走式のものであり、歴青質舗装体の表層
部分から路盤の部分まで、また必要に応じて路床
土の部分までの厚さ約40cm程度を一回の操作で切
削、破砕と混合とが出来る3つの機能と、混合し
たものを自走しながら平坦に敷きならす機能を兼
ね備えたものであり、特に混合にいては、切削破
砕物とそれらに添加される歴青質乳剤とセメント
等よりなるスラリー状組成物との混合が均一に出
来ることが必要であり、同様の機能を持つている
ものであれば、他の装置であつてもよい。
スラリー状組成物の定量的な供給方法について
は、ロードスタビライザ上に設けたタンクにこれ
を入れ、このタンクから同じくロードスタビライ
ザ上に設けた定量ポンプ等を用い混合機構の近く
に設けた散布装置のノズルを通じて自走しながら
連続的に供給しても、別の車に積載したタンクに
スラリー状組成物を入れ、ゴムホース等を用いて
上記の定量ポンプあるいは散布装置の一部(別の
車に定量ポンプが取付けられている場合)に接続
し、前記同様にノズルを通じて自走させながら連
続的に供給してもよい。また、ロードスタビライ
ザによる切削、破砕および混合する厚さについて
は、既設歴青質舗装体の表面から約40cm程度まで
の厚さが好ましい。厚さが40cm以上になると、爾
後の転圧操作において十分に締め固めを行ない高
い密度を持つた強固な再生路盤を造ることが困難
となる。
なお、本発明の実施に当つては、既設歴青質舗
装体の表層下にある路盤が軟弱であり補強を必要
とする場合、あるいは都市ごみの焼却灰などのい
わゆる産業廃棄物(粉状、粒状、小塊状のもの)
を路盤材として利用する場合等、既設歴青質舗装
体の表層上に予じめ補強用の新規な骨材(粗骨
材、細骨材)の適量を補足して敷きならして併用
しても、また産業廃棄物の適量を骨材同様に併用
してもよい。
また、路盤、路床等が乾燥し過ぎている場合に
は、これらの切削、破砕物と他の添加物との混合
性をよくするため、およびそれら混合物の締め固
めを良好にするためにスラリー状組成物と併せて
ロードスタビライザ等に附属させた散水装置から
適量の水を散布しながら作業を行うとよい。
次に、本発明の再生路盤上に設ける歴青質の結
合剤と骨材、フイラー等よりなる新らたな任意形
態の表層、または基層および表層としては、結合
剤にアスフアルト類、タール類、ピツチ類等の歴
青物の一種または二種以上の混合物か、またはこ
れらのものに天然あるいは合成ゴム、天然あるい
は熱可塑性合成樹脂またはこれらの誘導体を併用
して0.5〜20重量%添加しその性質を改良した改
質歴青物か、あるいは上記の歴青物および改質歴
青物に3〜40重量%の有機質または無機質の微細
なフイラーを加えたフイラー入り歴青物か、さら
には上記の各種歴青物をカツトバツク型、乳剤型
のものに加工した歴青質の結合剤等を用いる。骨
材、フイラーには、各種粒度の普通の砕石、人造
骨材、砂利、石粉等を使用することができる。そ
して、加熱または常温施工方式による表面処理
(一層式、二層式、三層式等)、スラリーシール、
薄層舗装(厚さ2.5cm以下)、一般舗装(粗粒度、
密粒度、細粒度、開粒度型アスフアルトコンクリ
ートあるいは密粒度、細粒度ギヤツプ型アスフア
ルトコンクリート等)、滑り止め舗装、耐摩耗性
舗装、耐流動性舗装、明色舗装、着色舗装、グー
スアスフアルト舗装、ロールドアスフアルト舗
装、半剛性舗装、耐油性舗装、透水性舗装等より
選択したものを舗設する。なお、特殊なものとし
て、上記の歴青物に熱硬化性の合成樹脂、例えば
エポキシ樹脂等を加えて変性した改質歴青物より
なる結合剤(硬化剤と併用する)と骨材、フイラ
ーとからなる混合物も、本発明の再生路盤上に舗
設する各種型の表層、または基層および表層に含
まれる。
本発明の効果を要約すると、次の通りである。
(1) 従来の方法と比較して、作業工程の工程数が
半減されるので、施工能率が極めて向上し、経
済的効果が顕著によくなる。
(2) 既設歴青質舗装体の歴青物を含有する部分の
再生物が、原発明の如く舗装体の表面近くに集
中せず、路盤、路床土等の中にも小塊状となつ
て均一に分散され、他の骨材等と共に歴青質乳
剤およびセメント等で処理されて、複合体的な
新しい混合物に変化し、これによつて再生路盤
を形成することができるので、原発明における
歴青分が過多となる場合に誘発される弊害、す
なわち交通荷重に対する支持力の低下、酷暑時
における歴青物のフラシヤが滲み出し、またこ
れにともなう耐流動性の低下やわだち堀れの現
象などを発生することがない。
(3) 再生路盤中に占めるセメント等と歴青質乳剤
の使用量および両者の合計使用量を限定するこ
とにより、一般のセメントや石灰などにより安
定処理した路盤の如く、収縮亀裂を多発するこ
とがなく、かつこれらセメント等の材料のみに
て安定処理した路盤より防水性に優れ、適度の
たわみ性を持つた支持力および応力緩和特性が
共に大きい良好な再生路盤を得ることができ、
延いては再生路面上に新らたに設ける表層の寿
命を延伸させるのに大きな効果を発揮する。
(4) セメントや石灰は歴青質乳剤中に混入され均
質で流動し易いスラリー状組成物として供給添
加されるので、従来行なわれてきたセメントの
供給添加の場合の如く風によつて吹飛ばされ
て、沿道の農作物や人畜に害を与えたり、また
作業員に害を与えたりすることがない。
次に本発明の実施の1例について説明する。
実施例 1 路床(礫まじりのローム質土)上に砂質土層約
5cm、砂利層約13cm、粒度調整砕石層約7cm、密
粒度加熱アスフアルトコンクリート層約4cmを順
次積層してなる既設の歴青質舗装体(ひびわれ率
約45%)の表面に、自走式ロードスタビライザ
(酒井重工株式会社製、デープスタビライザ)を
用い、このロードスタビライザの切削、破砕、混
合部分を覆つているフード(これが、混合物を平
坦に敷きならす装置にもなる。)進行方向に対す
る前方位置に取付けた散布用装置と、先方に配置
した別の車輛上に設備したスラリー状組成物の製
造装置とをゴムホースを用いて連結し、セメント
混合用アスフアルト乳剤(蒸発残留物60重量%、
蒸発残留物の針入度87/25℃)100重量部と普通ポ
ルトランドセメント60重量部とを均一に混合して
なるスラリー状組成物(このスラリー状組成物の
比重は1.22、粘度は土木学会規定のプレパクトコ
ンクリート指針案によるJロートを使用したフロ
ータイムで18秒であつた。)を、スラリー状組成
物の製造装置に設備した定量ポンプを用いて送り
出し、ロードスタビライザの散布装置より1m2当
り34Kgの割合で散布しながら二台の車輛を進行方
向に並列させて移行させ、ロードスタビライザで
既設歴青質舗装体の表面から約20cm下の深さまで
の切削、破砕と、それら切削、破砕物とスラリー
状組成物の混合を1回の操作で同時に行ないなが
ら、この混合物をロードスタビライザのフードに
備付けてある敷きならし装置で連続的に均一に敷
きならす。次いで、これをタイヤローラで転圧
し、グレーダで路面の出来型を調整した後、さら
にタイヤローラおよび鉄輪ローラを用いて十分に
締め固めセメント約3重量%、アスフアルト乳剤
約5重量%を含有する強固な再生路盤(厚さ約20
cm)を形成する。さらにその表面にアスフアルト
乳剤(JIS K2208 PK−3)を1m3当り1の割
合で散布し、直後に7号砕石を1m3当り0.004m3
の割合で敷きならしてローラで軽く転圧し、シー
ルコートを施した後、3周間交通開放し、その上
面に密粒度加熱アスフアルトコンクリート(最大
粒径13mm、仕上り厚さ4cm)を通常の方法で舗設
し、本発明の方法による舗装体を得た。
実施例 2 路床(ローム質土)上に切込砕石層約20cm、粒
度調整砕石層約5cm、粗粒度加熱アスフアルトコ
ンクリート層約5cm、密粒度加熱アスフアルトコ
ンクリート層約4cmを順次積層してなる既設歴青
質舗装体(ひびわれ率約40%)の表面に、実施例
1で用いたと同様な自走式ロードスタビライザを
用い、実施例1と同様な方法で、セメント混合用
アスフアルト乳剤(商品名 アスゾルA、日瀝化
学工業株式会社製品、蒸発残留物60重量%、蒸発
残留物の針入度90/25℃)100重量部に早強ポルト
ランドセメント66重量部を混合したスラリー状組
成物(比重1.23、粘度(Jフロートフロータイ
ム)21秒)を1m2当り32Kgの割合で平均に散布し
ながらその移行するロードスタビライザで既設歴
青質舗装体の表面から約15cm下の深さまでの切
削、破砕と、それら切削、破砕物と散布されるス
ラリー状組成物との混合とを1回の操作で同時に
行ない、その混合物はロードスタビライザの移行
により併せて連続的に均一に敷きならし、以下実
施例1と同様な方法で処理してアスフアルト乳剤
約6重量%、セメント約4重量%を含有する強固
な再生路盤(厚さ約15cm)を形成する。次いで、
アスフアルト乳剤(JIS K2208 PK−3)を1m2
当り0.8散布し、直ちに粗目砂を1m2当り0.003
m3平均に敷きならしてシールコートを施した後、
3日間交通開放し、その上面に密粒度ギヤツプ型
加熱アスフアルトコンクリート(最大粒径13mm、
仕上り厚さ4cm)を通常の方法で舗設し、本発明
の方法による舗装体を得た。
実施例 3 路床(シルト質土)上に砂利層約15cm、アスフ
アルト乳剤安定処理層約7cm、浸透式マカダム
(アスフアルト乳剤による)層約3cmを順次積層
してなる既設の舗装体(ひびわれ率約50%)の表
面に、実施例1と同様な自走式ロードスタビライ
ザを用い、実施例1と同様な方法で、実施例2で
用いたと同様なアスゾルA100重量部に普通ポル
トランドセメント100重量部および水17重量部を
混合して造られたスラリー状組成物を1m2り55Kg
の割合で平均に散布しながらその移行するロード
スタビライザで既設歴青質舗装体の表面から約30
cm下の深さまでの切削、破砕と、それら切削、破
砕物とスラリー状組成物との混合とを1回の操作
で同時に行ない、その混合物はロードスタビライ
ザの移行により併せて連続的に均一に敷きなら
し、以下実施例1と同様な方法で処理してアスフ
アルト乳剤(蒸発残留物60重量%換算)約4重量
%、セメント約4重量%を含有する強固な再生路
盤(厚さ約30cm)を形成する。その上面に実施例
2と同様なアスフアルト乳剤と砂仕上げによるシ
ールコートを施して1週間交通開放した後、さら
にその上面にアスフアルト乳剤と、有機質フイラ
ー入り特殊カツトバツクアスフアルト(商品名
アスコール、日瀝化学工業株式会社製品)と、骨
材とを組合せた多層式表面処理層(商標名 リハ
ビコート、日瀝化学工業株式会社製品、仕上り厚
さ約1.3cm)を舗設して、本発明の方法による舗
装体を得た。
実施例 4 路床(礫まじりのローム質土)上に砂利層約10
cm、粒度調整砕石層約7cm、密粒度加熱アスフア
ルトコンクリート層約4cmを順次積層してなる既
設の歴青質舗装体(ひびわれ率約45%)の表面
に、スラリー状組成物の吸込と圧送のできる定量
ポンプと散布装置を設備した自走式ロードスタビ
ライザとスラリー状組成物の製造装置を設備した
別の車輛とを用い実施例1と同様な方法によつて
特殊セメント混合用アスフアルト乳剤(蒸発残留
物60重量%、蒸発残留物の針入度85/25℃)100重
量部に工業用消石灰100重量部および水50重量部
を添加混合して造られたスラリー状組成物を1m3
当り66Kgの割合で平均に散布しながらその移行す
るロードスタビライザで既設歴青質舗装体の表面
から約25cm下の深さまでの切削、破砕と、それら
切削、破砕物とスラリー状組成物との混合とを1
回の操作で同時に行ない、その混合物はロードス
タビライザの移行により併せて連続的に均一に敷
きならし、以下実施例1と同様な方法で処理して
アスフアルト乳剤(蒸発残留物60重量%)約5重
量%、消石灰約5重量%を含有する強固な再生路
盤(厚さ約25cm)を形成する。その上面に実施例
2と同様なアスフアルト乳剤と粗目砂によるシー
ルコートを施して1週間交通開放した後、さらに
その上面に仕上り厚さ2.5cmの加熱式薄層舗装を
通常の方法で舗設して、本発明の方法による舗装
体を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 既設歴青質舗装体の表層上に所定量の歴青質
    乳剤とセメントまたは石灰あるいは両者の併用物
    よりなるスラリー状組成物を散布しながら自走式
    ロードスタビライザ等を用いて既設歴青質舗装体
    の上面から路盤または、さらに路床の所定の深さ
    まで切削、破砕とスラリー状組成物の混合とを同
    時に行うと共に生成した混合物を平坦に敷きなら
    し、ローラおよびグレーダ等を用いて混合物の締
    め固めとその表面の整形とを行つて再生路盤を成
    形し、さらにその表面に歴青質の結合材と骨材、
    フイラー等よりなる新らたな任意の形態の表層等
    を設けて全体を一体化することを特徴とした歴青
    質舗装体の再生方法。
JP11350079A 1979-09-06 1979-09-06 Method of reclaiming bituminous paving material Granted JPS5639205A (en)

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JPS59228504A (ja) * 1983-06-07 1984-12-21 日瀝化学工業株式会社 アスフアルト舗装の路上表層再生工法
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