JPS6149676B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6149676B2 JPS6149676B2 JP52073629A JP7362977A JPS6149676B2 JP S6149676 B2 JPS6149676 B2 JP S6149676B2 JP 52073629 A JP52073629 A JP 52073629A JP 7362977 A JP7362977 A JP 7362977A JP S6149676 B2 JPS6149676 B2 JP S6149676B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- signal
- data
- output
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 18
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 17
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 16
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 14
- 230000017105 transposition Effects 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 4
- 208000019300 CLIPPERS Diseases 0.000 description 3
- 208000021930 chronic lymphocytic inflammation with pontine perivascular enhancement responsive to steroids Diseases 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 2
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はミユージツクシンセサイザの音源部に
関し、とくに、デイジタル化したミユージツクシ
ンセサイザに関するものである。
関し、とくに、デイジタル化したミユージツクシ
ンセサイザに関するものである。
従来、ミユージツクシンセサイザはアナログ方
式でつくられている。これは、鍵盤の各鍵に対応
した鍵電圧を発生させ、鍵電圧にビブラート信号
などの変調信号電圧を加算し、この信号を逆対数
変換器によつて等比間隔の尺度にもとづく電圧に
変換し、この電圧によつて電圧制御発振器を制御
して音階信号を発生させるものである。そしてこ
の音源信号を電圧制御波器に加えて所望の音色
づけを行ない楽音信号をつくり出す。電圧制御
波器の周波数特性を制御するためには上記鍵電圧
や別に設けたエンベロープ信号(一般にADSR信
号という)を使う。電圧制御波器の出力は電圧
制御増幅器に印加される。電圧制御増幅器には別
のエンベロープ信号が増幅度制御用に印加され
て、楽音信号の音量変化が付与される。
式でつくられている。これは、鍵盤の各鍵に対応
した鍵電圧を発生させ、鍵電圧にビブラート信号
などの変調信号電圧を加算し、この信号を逆対数
変換器によつて等比間隔の尺度にもとづく電圧に
変換し、この電圧によつて電圧制御発振器を制御
して音階信号を発生させるものである。そしてこ
の音源信号を電圧制御波器に加えて所望の音色
づけを行ない楽音信号をつくり出す。電圧制御
波器の周波数特性を制御するためには上記鍵電圧
や別に設けたエンベロープ信号(一般にADSR信
号という)を使う。電圧制御波器の出力は電圧
制御増幅器に印加される。電圧制御増幅器には別
のエンベロープ信号が増幅度制御用に印加され
て、楽音信号の音量変化が付与される。
このようなアナログ電圧制御技術による従来の
ミユージツクシンセサイザは、動作が不安定で長
時間の連続使用に耐えないものである。とくに楽
器の生命であるピツチの安定度や音階の正確さの
点に、改良が望まれていた。本発明は、このよう
な従来の欠点を改良することを目的としている。
ミユージツクシンセサイザは、動作が不安定で長
時間の連続使用に耐えないものである。とくに楽
器の生命であるピツチの安定度や音階の正確さの
点に、改良が望まれていた。本発明は、このよう
な従来の欠点を改良することを目的としている。
以下図面と共に説明する。以下の説明、及び、
図面において、LDはロードを意味し、カウンタ
やラツチに外からデータを入力するものである。
CKはカウンタのクロツク端子である。CLはカウ
ンタやレジスタの内容をOにするクリア端子であ
る。Dは遅延器で一般にはDフリツプフロツプを
用い、適当なクロツクによつて、約1クロツク分
入力を遅らせる。各カウンタやレジスタ、ラツチ
などは、現在、TTLやCMOSなどの集積回路と
して入手できるものであるから、いたずらに詳し
い説明はしていない。また、説明および理解のし
やすいように、すべて正論理によつて説明してい
る。
図面において、LDはロードを意味し、カウンタ
やラツチに外からデータを入力するものである。
CKはカウンタのクロツク端子である。CLはカウ
ンタやレジスタの内容をOにするクリア端子であ
る。Dは遅延器で一般にはDフリツプフロツプを
用い、適当なクロツクによつて、約1クロツク分
入力を遅らせる。各カウンタやレジスタ、ラツチ
などは、現在、TTLやCMOSなどの集積回路と
して入手できるものであるから、いたずらに詳し
い説明はしていない。また、説明および理解のし
やすいように、すべて正論理によつて説明してい
る。
第1図は本発明のブロツク図である。1は鍵盤
の各鍵によつて開閉操作される鍵スイツチであ
る。2はキーアサイナであつて、鍵スイツチ1の
うちどの鍵スイツチが選択されているかを調べ、
選択された鍵スイツチに対応したキーデータ(一
般に2進コード形式)を出力する。14は移調装
置であつて、12半音階のハ調、ニ調などの12種類
の調に対応した移調データTPSをキーアサイナ2
に供給する。上記キーデータKDTには移調デー
タKPSが加算されて含まれている。11はデイジ
タル表現されたキーデータKDTをアナログのキ
ー電圧に変換するためのDA変換器である。9は
変調装置であつて、ビブラート効果のような周波
数変調のための変調データMDTを出力する。ビ
ブラート効果を三角波状にかける場合、変調デー
タMDTは、2進コード形式でその値がほぼ一定
量ずつ増減するようなコードにする。10は粗調
装置であつて、最終的に音階信号の周波数を可聴
周波数範囲の任意の領域に設定するために、粗調
データCDTを出力する。粗調データCDTは、後
述する音階信号の構成方法によつて異なるが、本
実施例では11ビツトの2進コードを用いる。4は
ノート演算装置であつて、キーデータKDTと粗
調データCDTと変調データMDTとを加算(また
は一部減算)し、後述するmodulo演算を行なつ
て、ノートアドレスとオクターブアドレスの2つ
のコードを出力する。ノートアドレスは1オクタ
ーブ内のどのような音高であるかを指定するコー
ドであり、オクターブアドレスは、上記1オクタ
ーブ内の音高を1オクターブ間隔で分周する際の
オクターブ数を指定するコードである。
の各鍵によつて開閉操作される鍵スイツチであ
る。2はキーアサイナであつて、鍵スイツチ1の
うちどの鍵スイツチが選択されているかを調べ、
選択された鍵スイツチに対応したキーデータ(一
般に2進コード形式)を出力する。14は移調装
置であつて、12半音階のハ調、ニ調などの12種類
の調に対応した移調データTPSをキーアサイナ2
に供給する。上記キーデータKDTには移調デー
タKPSが加算されて含まれている。11はデイジ
タル表現されたキーデータKDTをアナログのキ
ー電圧に変換するためのDA変換器である。9は
変調装置であつて、ビブラート効果のような周波
数変調のための変調データMDTを出力する。ビ
ブラート効果を三角波状にかける場合、変調デー
タMDTは、2進コード形式でその値がほぼ一定
量ずつ増減するようなコードにする。10は粗調
装置であつて、最終的に音階信号の周波数を可聴
周波数範囲の任意の領域に設定するために、粗調
データCDTを出力する。粗調データCDTは、後
述する音階信号の構成方法によつて異なるが、本
実施例では11ビツトの2進コードを用いる。4は
ノート演算装置であつて、キーデータKDTと粗
調データCDTと変調データMDTとを加算(また
は一部減算)し、後述するmodulo演算を行なつ
て、ノートアドレスとオクターブアドレスの2つ
のコードを出力する。ノートアドレスは1オクタ
ーブ内のどのような音高であるかを指定するコー
ドであり、オクターブアドレスは、上記1オクタ
ーブ内の音高を1オクターブ間隔で分周する際の
オクターブ数を指定するコードである。
音階信号は、クロツク発振器12、クロツク処
理装置8、微調装置13、プログラムデバイダ
6、オクターブデバイダ7によつてつくり出され
る。クロツク発振器12は周波数c(c=約
8MHz)のトーンクロツク信号TCKを発生するも
ので、発振周波数が安定なもの、たとえば、水晶
発振器のようなもので構成されている。微調装置
13は微調パルスFINを出力する発振器で、その
周波数はトーンクロツク信号TCKの周波数より
低く、一般に800KHz以下であり、かつ、その周
波数が可変抵抗器やスイツチなどによつて変化で
きるようなものである。クロツク処理装置8は、
上記トーンクロツク信号TCKのパルス列から、
上記微調パルスFINにしたがつて、パルスを抜取
ることによつて、上記トーンクロツク信号TCK
のパルス列の密度を下げ、その結果、周波数を下
げるものである。この周波数をαcとする。ク
ロツク処理装置8の出力パルスはプログラムデバ
イダ6に加えられ、第8図に示すような所定の分
周数Nにしたがつて分周される。プログラムデバ
イダ6の出力の周波数は、αc/Nになる。こ
の出力信号はオクターブデバイダ7に加えられ
て、2のべき乗の分周が行なわれる。したがつ
て、音階信号の周波数は、αc/N・2n(n
=0,1,2,…)になる。
理装置8、微調装置13、プログラムデバイダ
6、オクターブデバイダ7によつてつくり出され
る。クロツク発振器12は周波数c(c=約
8MHz)のトーンクロツク信号TCKを発生するも
ので、発振周波数が安定なもの、たとえば、水晶
発振器のようなもので構成されている。微調装置
13は微調パルスFINを出力する発振器で、その
周波数はトーンクロツク信号TCKの周波数より
低く、一般に800KHz以下であり、かつ、その周
波数が可変抵抗器やスイツチなどによつて変化で
きるようなものである。クロツク処理装置8は、
上記トーンクロツク信号TCKのパルス列から、
上記微調パルスFINにしたがつて、パルスを抜取
ることによつて、上記トーンクロツク信号TCK
のパルス列の密度を下げ、その結果、周波数を下
げるものである。この周波数をαcとする。ク
ロツク処理装置8の出力パルスはプログラムデバ
イダ6に加えられ、第8図に示すような所定の分
周数Nにしたがつて分周される。プログラムデバ
イダ6の出力の周波数は、αc/Nになる。こ
の出力信号はオクターブデバイダ7に加えられ
て、2のべき乗の分周が行なわれる。したがつ
て、音階信号の周波数は、αc/N・2n(n
=0,1,2,…)になる。
プログラムデバイダ6の分周数Nはノートテー
ブル5により与えられる。ノートテーブル5はノ
ートアドレスにしたがつて、所定の分周数Nに対
応するコードを出力するROM(リードオンリー
メモリ)で構成されている。オクターブデバイダ
7の分周数2nのnはオクターブアドレスにした
がつて決められる。
ブル5により与えられる。ノートテーブル5はノ
ートアドレスにしたがつて、所定の分周数Nに対
応するコードを出力するROM(リードオンリー
メモリ)で構成されている。オクターブデバイダ
7の分周数2nのnはオクターブアドレスにした
がつて決められる。
キーオンパルス発生器3は、鍵スイツチ1のう
ち1つでも押さえられていると“1”になり、鍵
スイツチが押されていないと“0”になるような
キーオンパルスを出力する。
ち1つでも押さえられていると“1”になり、鍵
スイツチが押されていないと“0”になるような
キーオンパルスを出力する。
これらの各部分は、タイミングパルス発生器1
6が出力するさまざまなタイミングパルスによつ
て動作する。
6が出力するさまざまなタイミングパルスによつ
て動作する。
以下、第1図の各部分のさらに詳細な構成とそ
の動作について、第7図のタイミングチヤートと
共に説明する。
の動作について、第7図のタイミングチヤートと
共に説明する。
第2図は鍵スイツチ1、キーアサイナ2の一実
施例の図である。第2図の下部にはノート演算装
置4の一部も示されている。キーアサイナ2やそ
の他の本実施例における各部分は、すべて、第7
図に示すように、1周期を単位とする繰返し動作
を行なうが、説明の都合上、キースタート信号
KSTから説明する。
施例の図である。第2図の下部にはノート演算装
置4の一部も示されている。キーアサイナ2やそ
の他の本実施例における各部分は、すべて、第7
図に示すように、1周期を単位とする繰返し動作
を行なうが、説明の都合上、キースタート信号
KSTから説明する。
キースタート信号KSTは6進カウンタ2−3
と8進カウンタ2−4とのCL端子に加わり、両
カウンタ2−3と2−4をクリアすると共に遅延
器2−5を介してRSフリツプフロツプ2−6を
セツトする。キークロツク信号KCKは、主クロ
ツク信号ACKを1/16に分周した信号であつ
て、アンドゲート2−7に印加されている。RS
フリツプフロツプ2−6がセツトされた後、キー
エネーブル信号KENがアンドゲート2−7に入
ると、キークロツク信号KCKはアンドゲート2
−7を通過して6進カウンタ2−3のCK端子に
入り、カウントを開始する。6進カウンタ2−3
の桁上げ出力は8進カウンタ2−4のCK端子に
入り、8進カウンタ2−4を駆動する。6進カウ
ンタ2−3の3ビツトの出力はデータセレクタ2
−2のアドレス入力端子A0,A1,A2に加えら
れ、データ入力端子D0〜D5に加えられるデータ
のうちの1つだけを選択して出力端子に出力す
る。この出力信号をキー出力信号KOTと呼ぶ。
8進カウンタ2−4の3ビツトの出力はデコーダ
2−1の入力端子A0,A1,A2に加えられ、
(A2,A1,A0)の3ビツトのコードにしたがつ
て、出力端子Q0〜Q7のうちの1つを選択し、そ
こに出力を出す。
と8進カウンタ2−4とのCL端子に加わり、両
カウンタ2−3と2−4をクリアすると共に遅延
器2−5を介してRSフリツプフロツプ2−6を
セツトする。キークロツク信号KCKは、主クロ
ツク信号ACKを1/16に分周した信号であつ
て、アンドゲート2−7に印加されている。RS
フリツプフロツプ2−6がセツトされた後、キー
エネーブル信号KENがアンドゲート2−7に入
ると、キークロツク信号KCKはアンドゲート2
−7を通過して6進カウンタ2−3のCK端子に
入り、カウントを開始する。6進カウンタ2−3
の桁上げ出力は8進カウンタ2−4のCK端子に
入り、8進カウンタ2−4を駆動する。6進カウ
ンタ2−3の3ビツトの出力はデータセレクタ2
−2のアドレス入力端子A0,A1,A2に加えら
れ、データ入力端子D0〜D5に加えられるデータ
のうちの1つだけを選択して出力端子に出力す
る。この出力信号をキー出力信号KOTと呼ぶ。
8進カウンタ2−4の3ビツトの出力はデコーダ
2−1の入力端子A0,A1,A2に加えられ、
(A2,A1,A0)の3ビツトのコードにしたがつ
て、出力端子Q0〜Q7のうちの1つを選択し、そ
こに出力を出す。
鍵スイツチ1は、データセレクタ2−2の入力
D0〜D5を各行とし、デコーダ2−1の出力Q0〜
Q7を各列とするマトリツクスの交点に、ダイオ
ードと直列に配置されたスイツチ1−1により構
成成されている。マトリツクスの交点(Q0,
D0)に最低音の鍵スイツチを配し、(Q0,D1),
(Q0,D2),…,(Q0,D5),(Q1,D0),…の順
に、より高音の鍵スイツチを配するようにする。
また、6進カウンタ2−3の計数によつて、
D0,D1,D2,…D5の順にデータが選択され、か
つ、8進カウンタ2−4の計数によつて、Q0,
Q1,Q2…,Q7の順に出力が走査信号として出る
ものとすれば、上記マトリツクスの交点が低音の
鍵スイツチから高音の鍵スイツチへ順にスキヤン
される。鍵スイツチが押されているときには、そ
の鍵スイツチに対応するスキヤン時点において、
キー出力信号KOTが“1”になり、その鍵スイ
ツチが押されていなければ、キー出力信号KOT
は“0”になる。
D0〜D5を各行とし、デコーダ2−1の出力Q0〜
Q7を各列とするマトリツクスの交点に、ダイオ
ードと直列に配置されたスイツチ1−1により構
成成されている。マトリツクスの交点(Q0,
D0)に最低音の鍵スイツチを配し、(Q0,D1),
(Q0,D2),…,(Q0,D5),(Q1,D0),…の順
に、より高音の鍵スイツチを配するようにする。
また、6進カウンタ2−3の計数によつて、
D0,D1,D2,…D5の順にデータが選択され、か
つ、8進カウンタ2−4の計数によつて、Q0,
Q1,Q2…,Q7の順に出力が走査信号として出る
ものとすれば、上記マトリツクスの交点が低音の
鍵スイツチから高音の鍵スイツチへ順にスキヤン
される。鍵スイツチが押されているときには、そ
の鍵スイツチに対応するスキヤン時点において、
キー出力信号KOTが“1”になり、その鍵スイ
ツチが押されていなければ、キー出力信号KOT
は“0”になる。
6進カウンタ2−3と8進カウンタ2−4とが
計数開始し、上記マトリツクスをスキヤンしてゆ
き、鍵スイツチがONの交点にくるとキー出力信
号KOTが現われる。最初に現われたキー出力信
号KOTが、押鍵されている鍵のうちの最低音の
鍵に対応することになる。
計数開始し、上記マトリツクスをスキヤンしてゆ
き、鍵スイツチがONの交点にくるとキー出力信
号KOTが現われる。最初に現われたキー出力信
号KOTが、押鍵されている鍵のうちの最低音の
鍵に対応することになる。
先に説明したキースタート信号KSTは、プリ
セツタブルカウンタ2−8のLD端子にも印加さ
れており、キースタート信号KSTによつて、プ
リセツタブルカウンタ2−8のプリセツト入力端
子D0,D1,D2,D3に加えられた移調データTPS
が、プリセツトされる。先に説明したアンドゲー
ト2−7の出力がプリセツタブルカウンタ2−8
のCK端子に印加されるので、6進カウンタ2−
3とプリセツタブルカウンタ2−8は同期して計
数を行なう。したがつて、プリセツタブルカウン
タ2−8の計数値は移調データPSを初期値とし
て、以後、CK端子に加えられるクロツク信号の
パルス数だけ増加してゆく。
セツタブルカウンタ2−8のLD端子にも印加さ
れており、キースタート信号KSTによつて、プ
リセツタブルカウンタ2−8のプリセツト入力端
子D0,D1,D2,D3に加えられた移調データTPS
が、プリセツトされる。先に説明したアンドゲー
ト2−7の出力がプリセツタブルカウンタ2−8
のCK端子に印加されるので、6進カウンタ2−
3とプリセツタブルカウンタ2−8は同期して計
数を行なう。したがつて、プリセツタブルカウン
タ2−8の計数値は移調データPSを初期値とし
て、以後、CK端子に加えられるクロツク信号の
パルス数だけ増加してゆく。
データセレクタ2−2から、先へ述べたよう
に、キー出力信号KOTが出力されると、このキ
ー出力信号KOTはRSフリツプフロツプ2−6の
H端子に加わつてリセツトし、その出力Qを
“0”にするのでアンドゲート2−7は禁止とな
り、キークロツク信号KCKはアンドゲート2−
7において阻止され、6進カウンタ2−3、8進
カウンタ2−4とプリセツタブルカウンタ2−8
は計数を停止する。キー出力信号KOTは6ビツ
トのラツチ2−9のLD端子に印加され、プリセ
ツタブルカウンタ2−8の最終計数値Q0〜Q5は
ラツチ2−9の入力端子D0〜D5に加えられて記
憶され、このデータはキーデータKDTとしてDA
変換器11とノート演算処理装置4とに印加され
る。このキーデータKDTはラツチ2−9のLD端
子に新たにパルスが印加されるまで記憶されつづ
ける。
に、キー出力信号KOTが出力されると、このキ
ー出力信号KOTはRSフリツプフロツプ2−6の
H端子に加わつてリセツトし、その出力Qを
“0”にするのでアンドゲート2−7は禁止とな
り、キークロツク信号KCKはアンドゲート2−
7において阻止され、6進カウンタ2−3、8進
カウンタ2−4とプリセツタブルカウンタ2−8
は計数を停止する。キー出力信号KOTは6ビツ
トのラツチ2−9のLD端子に印加され、プリセ
ツタブルカウンタ2−8の最終計数値Q0〜Q5は
ラツチ2−9の入力端子D0〜D5に加えられて記
憶され、このデータはキーデータKDTとしてDA
変換器11とノート演算処理装置4とに印加され
る。このキーデータKDTはラツチ2−9のLD端
子に新たにパルスが印加されるまで記憶されつづ
ける。
6進カウンタ2−3やプリセツタブルカウンタ
2−8が計数したキークロツク信号KCKのパル
ス数は、鍵スイツチのマトリツクスの(Q0,
D0)から始めて、最初にONになつている鍵スイ
ツチの交点までの、交点の数、いいかえると、最
低音の鍵から数え始めてONにならている最初の
鍵までの鍵数に等しい。また別の表現をすると、
低音優先方式によつて、押されている鍵中の最低
音の鍵を表わしているとも云える。プリセツタブ
ルカウンタ2−8の初期値は移調データTPSであ
つた。したがつて、キーデータKDTは上記押鍵
中の最低音鍵の番号と移調データTPSとを加算し
たデータになる。移調データTPSが0、すなわち
2進数で0000であれば、キーデータKDTは、鍵
の番号に一致する。移調データが1であれば、キ
ーデータKDTは、実際に押鍵された鍵の番号よ
り1鍵高い鍵を指示することになる。これは半音
だけ高音側に移調したのと等価である。したがつ
て移調データTPSをサムウイールスイツチのよう
なデイジタルスイツチを使つて0〜11の12通り用
意すれば、12平均律の各調への移調が可能にな
る。
2−8が計数したキークロツク信号KCKのパル
ス数は、鍵スイツチのマトリツクスの(Q0,
D0)から始めて、最初にONになつている鍵スイ
ツチの交点までの、交点の数、いいかえると、最
低音の鍵から数え始めてONにならている最初の
鍵までの鍵数に等しい。また別の表現をすると、
低音優先方式によつて、押されている鍵中の最低
音の鍵を表わしているとも云える。プリセツタブ
ルカウンタ2−8の初期値は移調データTPSであ
つた。したがつて、キーデータKDTは上記押鍵
中の最低音鍵の番号と移調データTPSとを加算し
たデータになる。移調データTPSが0、すなわち
2進数で0000であれば、キーデータKDTは、鍵
の番号に一致する。移調データが1であれば、キ
ーデータKDTは、実際に押鍵された鍵の番号よ
り1鍵高い鍵を指示することになる。これは半音
だけ高音側に移調したのと等価である。したがつ
て移調データTPSをサムウイールスイツチのよう
なデイジタルスイツチを使つて0〜11の12通り用
意すれば、12平均律の各調への移調が可能にな
る。
上記マトリツクスの交点は、6×8=48あるか
ら、最大48鍵の鍵盤まで使用可能である。48鍵の
うち、どの鍵も押されていなければ、キー出力信
号KOTは出力されない。後述するようにシステ
ムの拡張ができるように、キークロツク信号
KCKはマトリツクスを2回スキヤンする。すな
わち、キークロツク信号KCTが48個のパルスを
出力すると、再び、キースタート信号KSTを発
生させて、6進カウンタ2−3、8進カウンタ2
−4およびプリセツタブルカウンタ2−8をクリ
ア、またはロードの状態にし、再び48個のキーク
ロツク信号KCKにより、マトリツクスをスキヤ
ンする。合計96個(=48×2個)のキークロツク
信号KCKにより、上記マトリツクスを2回スキ
ヤンし終ると、キーエネーブル信号KENが
“0”になりゲート2−7を禁止し、6進カウン
タ2−3とプリセツタブルカウンタ2−8の計数
は停止する。上記2回のマトリツクスのスキヤン
中に、押鍵がなくてキー出力信号KOTが発生し
なければ、ラツチ2−9はそれ以前のキーデータ
KDTを出力しつづけるので、離鍵したときも、
離鍵前のキーデータKDTが記憶されることにな
る。
ら、最大48鍵の鍵盤まで使用可能である。48鍵の
うち、どの鍵も押されていなければ、キー出力信
号KOTは出力されない。後述するようにシステ
ムの拡張ができるように、キークロツク信号
KCKはマトリツクスを2回スキヤンする。すな
わち、キークロツク信号KCTが48個のパルスを
出力すると、再び、キースタート信号KSTを発
生させて、6進カウンタ2−3、8進カウンタ2
−4およびプリセツタブルカウンタ2−8をクリ
ア、またはロードの状態にし、再び48個のキーク
ロツク信号KCKにより、マトリツクスをスキヤ
ンする。合計96個(=48×2個)のキークロツク
信号KCKにより、上記マトリツクスを2回スキ
ヤンし終ると、キーエネーブル信号KENが
“0”になりゲート2−7を禁止し、6進カウン
タ2−3とプリセツタブルカウンタ2−8の計数
は停止する。上記2回のマトリツクスのスキヤン
中に、押鍵がなくてキー出力信号KOTが発生し
なければ、ラツチ2−9はそれ以前のキーデータ
KDTを出力しつづけるので、離鍵したときも、
離鍵前のキーデータKDTが記憶されることにな
る。
以上の説明により、鍵スイツチ1とキーアサイ
ナ2は、低音優先方式で、押鍵された鍵の番号と
移調データTPSの和に等しいキーデータKDTを
押鍵中および離鍵後も出力する動作をすることが
理解されるであろう。
ナ2は、低音優先方式で、押鍵された鍵の番号と
移調データTPSの和に等しいキーデータKDTを
押鍵中および離鍵後も出力する動作をすることが
理解されるであろう。
上記説明において、キーエネーブル信号KEN
は、48×2=96のキークロツク信号KCK分用意
され、鍵スイツチ1のマトリツクスは2回スキヤ
ンされるようにした。鍵スイツチ1が48鍵以内の
場合には、1回スキヤンするように、タイミング
信号をつくつてもよい。上記実施例のようにして
おけば、少々の論理回路を追加するだけで、電子
オルガンで一般的である49鍵や61鍵に拡張するこ
とができる。この場合の実施例を、第2−a図に
示す。
は、48×2=96のキークロツク信号KCK分用意
され、鍵スイツチ1のマトリツクスは2回スキヤ
ンされるようにした。鍵スイツチ1が48鍵以内の
場合には、1回スキヤンするように、タイミング
信号をつくつてもよい。上記実施例のようにして
おけば、少々の論理回路を追加するだけで、電子
オルガンで一般的である49鍵や61鍵に拡張するこ
とができる。この場合の実施例を、第2−a図に
示す。
第2−a図において、デコーダ2−1の出力
Q0〜Q7のうち、最初にパルスを出すQ0の立上り
で単安定マルチバイブレータ2−10をトリガす
る。単安定マルチバイブレータ2−10はポジテ
イブエツジトリガで再トリガされない形式とす
る。単安定マルチバイブレータ2−10の出力す
るパルス幅は、デコーダ2−1の出力Q0〜Q7の
全パルス幅より少し大きいものとする。したがつ
て、単安定マルチバイブレータ2−10はQ0の
第1回目のパルスによつてトリガされるが、第2
回目のパルスではトリガされない。単安定マルチ
バイブレータ2−10の出力とデコーダ2−1
のQ7出力がアンドゲート2−11に加えられ
る。したがつて、2回のスキヤンのうちの第1回
目のデコーダ2−1のQ7出力はアンドゲート2
−11において禁止され、第2回目のQ7がTフ
リツプフロツプ2−12のCL端子に加わりリセ
ツトする。したがつて、Tフリツプフロツプ2−
12のT端子に加わるデコーダ2−1のQ0のう
ち、第1回目のスキヤンに対応するものがTフリ
ツプフロツプ2−12のQ出力を“1”にし、第
2回目のスキヤンに対応するものが“0”にす
る。そして、その後、上記第2回目のQ7がクリ
アし、以下この動作をくり返す。なお、上記動作
は本装置の電源をONにした後の最初のシーケン
スでは成立しないが、2回目以降のシーケンスか
らは、くり返して起きる。
Q0〜Q7のうち、最初にパルスを出すQ0の立上り
で単安定マルチバイブレータ2−10をトリガす
る。単安定マルチバイブレータ2−10はポジテ
イブエツジトリガで再トリガされない形式とす
る。単安定マルチバイブレータ2−10の出力す
るパルス幅は、デコーダ2−1の出力Q0〜Q7の
全パルス幅より少し大きいものとする。したがつ
て、単安定マルチバイブレータ2−10はQ0の
第1回目のパルスによつてトリガされるが、第2
回目のパルスではトリガされない。単安定マルチ
バイブレータ2−10の出力とデコーダ2−1
のQ7出力がアンドゲート2−11に加えられ
る。したがつて、2回のスキヤンのうちの第1回
目のデコーダ2−1のQ7出力はアンドゲート2
−11において禁止され、第2回目のQ7がTフ
リツプフロツプ2−12のCL端子に加わりリセ
ツトする。したがつて、Tフリツプフロツプ2−
12のT端子に加わるデコーダ2−1のQ0のう
ち、第1回目のスキヤンに対応するものがTフリ
ツプフロツプ2−12のQ出力を“1”にし、第
2回目のスキヤンに対応するものが“0”にす
る。そして、その後、上記第2回目のQ7がクリ
アし、以下この動作をくり返す。なお、上記動作
は本装置の電源をONにした後の最初のシーケン
スでは成立しないが、2回目以降のシーケンスか
らは、くり返して起きる。
Tフリツプフロツプ2−12のQ出力は、8個
の2入力のアンド群2−13の各一方の入力端子
に加わつている。残りの各入力端子には、デコー
ダ2−1の出力Q0〜Q7がそれぞれ加わつてい
る。Tフリツプフロツプ2−12の出力は、ア
ンドゲート群2−14に加わつている。アンドゲ
ート群2−14の8個の各アンドゲートの残りの
各入力端子には、デコーダ2−1の出力Q0〜Q7
がそれぞれ加わつている。第1回目のスキヤンで
はアンドゲート群2−13が選択され、これらに
対応する鍵スイツチ1のうちの右半分のマトリツ
クスがスキヤンされる。第2回目のスキヤンでは
アンドゲート群2−14が選択されて、残りのマ
トリツクスがスキヤンされる。鍵スイツチ1の左
半分のマトリツクスの各交点に、右半分のマトリ
ツクスの各交点の鍵スイツチにつづく高音側の鍵
スイツチを順次配列すれば、先に述べたように、
低音優先機能をもたせたまま、49鍵以上、最高96
鍵までの鍵スイツチのスキヤンができることにな
る。なお、96鍵のスキヤンをするときには、第2
回のプリセツタブルカウンタ2−8、ラツチ2−
9などを7ビツトのものにしておく必要があるこ
とは云うまでもない。
の2入力のアンド群2−13の各一方の入力端子
に加わつている。残りの各入力端子には、デコー
ダ2−1の出力Q0〜Q7がそれぞれ加わつてい
る。Tフリツプフロツプ2−12の出力は、ア
ンドゲート群2−14に加わつている。アンドゲ
ート群2−14の8個の各アンドゲートの残りの
各入力端子には、デコーダ2−1の出力Q0〜Q7
がそれぞれ加わつている。第1回目のスキヤンで
はアンドゲート群2−13が選択され、これらに
対応する鍵スイツチ1のうちの右半分のマトリツ
クスがスキヤンされる。第2回目のスキヤンでは
アンドゲート群2−14が選択されて、残りのマ
トリツクスがスキヤンされる。鍵スイツチ1の左
半分のマトリツクスの各交点に、右半分のマトリ
ツクスの各交点の鍵スイツチにつづく高音側の鍵
スイツチを順次配列すれば、先に述べたように、
低音優先機能をもたせたまま、49鍵以上、最高96
鍵までの鍵スイツチのスキヤンができることにな
る。なお、96鍵のスキヤンをするときには、第2
回のプリセツタブルカウンタ2−8、ラツチ2−
9などを7ビツトのものにしておく必要があるこ
とは云うまでもない。
このように、あらかじめ、タイミングのとり方
として、システム制御シーケンス時間内に複数の
走査時間区間を設けておき、第1の走査時間区間
と第2の走査時間区間とを別々のマトリツクスの
走査に用いるようにしておけば、種々の大きさの
鍵盤を用いることができる。このことは、本発明
を大規模な集積回路にする場合、その用途を拡大
することができることになるから非常に有利であ
る。とくに、集積回路のパツケージの端子数に制
約のある場合、通常は48鍵以下で使えるようにし
て端子数を減らしておきながら、必要な場合には
96鍵まで拡張できることになる。
として、システム制御シーケンス時間内に複数の
走査時間区間を設けておき、第1の走査時間区間
と第2の走査時間区間とを別々のマトリツクスの
走査に用いるようにしておけば、種々の大きさの
鍵盤を用いることができる。このことは、本発明
を大規模な集積回路にする場合、その用途を拡大
することができることになるから非常に有利であ
る。とくに、集積回路のパツケージの端子数に制
約のある場合、通常は48鍵以下で使えるようにし
て端子数を減らしておきながら、必要な場合には
96鍵まで拡張できることになる。
なお、上記第2−a図において、システム制御
シーケンス全体に対して同期した別の同期パルス
を用いてTフリツプフロツプ2−12の出力Qと
をつくるようにしてもよいことは云うまでもな
い。
シーケンス全体に対して同期した別の同期パルス
を用いてTフリツプフロツプ2−12の出力Qと
をつくるようにしてもよいことは云うまでもな
い。
上記説明において、移調装置14を省くには、
プリセツタブルカウンタ2−8の代りに、簡単な
カウンタを用いればよいことは云うまでもない。
また、上記6進と8進のカウンタ2−3と2−4
の内容をキーデータとして使つてもよい。
プリセツタブルカウンタ2−8の代りに、簡単な
カウンタを用いればよいことは云うまでもない。
また、上記6進と8進のカウンタ2−3と2−4
の内容をキーデータとして使つてもよい。
上記説明においては、低音の鍵スイツチよりス
キヤンをするようにして低音優先としたが、高音
優先で検出するには、鍵スイツチの配列をマトリ
ツクス上で変更して、高音の鍵スイツチほど早く
スキヤンされるようにすればよい。ただし、この
ときは、高音鍵ほどキーデータKDTは小さい数
となるので、後述するノート演算において、加減
算を変更する必要が生じる。また移調装置14の
出力する移調データTPSの値も大小逆にしなけれ
ばならない。
キヤンをするようにして低音優先としたが、高音
優先で検出するには、鍵スイツチの配列をマトリ
ツクス上で変更して、高音の鍵スイツチほど早く
スキヤンされるようにすればよい。ただし、この
ときは、高音鍵ほどキーデータKDTは小さい数
となるので、後述するノート演算において、加減
算を変更する必要が生じる。また移調装置14の
出力する移調データTPSの値も大小逆にしなけれ
ばならない。
上記説明においては、キーデータKDTをDA変
換器11によりアナログ電圧に変換するようにし
ているが、キーデータKDTをそのまま並列のデ
イジタル信号として出力してもよいし、出力端子
数を減らすために、直列のデータに変更してから
出力するようにしてもよい。このような並直列の
データ変換は周知の技術であるから説明を省く。
換器11によりアナログ電圧に変換するようにし
ているが、キーデータKDTをそのまま並列のデ
イジタル信号として出力してもよいし、出力端子
数を減らすために、直列のデータに変更してから
出力するようにしてもよい。このような並直列の
データ変換は周知の技術であるから説明を省く。
また、上記鍵スイツチ1の走査する走査装置と
してのデータセレクタ2−2、デコーダ2−1、
カウンタ2−3,2−4などは、鍵スイツチを順
次1個ずつ走査したが、電子卓上計算機などで知
られているように、鍵スイツチのグループごとに
走査して、そのグループの中の鍵スイツチの
ON、OFFを検出するようにしてもよい。また、
これらを、マイクロプロセツサ、マイクロコンピ
ユータのようにプログラム制御で走査し、上記移
調データの演算は、上記マイクロプロセツサなど
の演算装置によつて行なうようにしてもよい。
してのデータセレクタ2−2、デコーダ2−1、
カウンタ2−3,2−4などは、鍵スイツチを順
次1個ずつ走査したが、電子卓上計算機などで知
られているように、鍵スイツチのグループごとに
走査して、そのグループの中の鍵スイツチの
ON、OFFを検出するようにしてもよい。また、
これらを、マイクロプロセツサ、マイクロコンピ
ユータのようにプログラム制御で走査し、上記移
調データの演算は、上記マイクロプロセツサなど
の演算装置によつて行なうようにしてもよい。
キーオンパルス発生器3は、鍵スイツチ1の48
個の各鍵スイツチのうち1個以上がONになつて
いるとき、キーオンパルスKONを発生させ、鍵
スイツチがすべてOFFになると、キーオンパル
スKONを出力させないようにする働きをもつて
いる。このキーオンパルスKONは、本発明のミ
ユージツクシンセサイザの音源部の出力を受けて
楽音信号をつくりだす際に使用される。
個の各鍵スイツチのうち1個以上がONになつて
いるとき、キーオンパルスKONを発生させ、鍵
スイツチがすべてOFFになると、キーオンパル
スKONを出力させないようにする働きをもつて
いる。このキーオンパルスKONは、本発明のミ
ユージツクシンセサイザの音源部の出力を受けて
楽音信号をつくりだす際に使用される。
第3図はキーオンパルス発生器3の実施例であ
る。第2図で説明したキー出力信号KOTは、遅
延器3−2と2ビツトのカウンタ3−1のCL端
子に印加される。遅延器3−2は、たとえばDフ
リツプフロツプで構成される。遅延器3−2の出
力はRSフリツプフロツプ3−3のS(セツト)
端子に印加されている。カウンタ3−1の最上位
ビツト出力MSBはRSフリツプフロツプ3−3の
R(リセツト)端子に印加されている。RSフリ
ツプフロツプ3−3の出力Qが“1”のとき、遅
延器3−5とアンドゲート3−6を介して、キー
オンパルスKONは“1”になり、かつ、アンド
ゲート3−4を介して、キーロード信号KLDが
カウンタ3−1のCK端子にクロツク信号として
供給される。カウンタ3−1は2ビツトしかない
から、すぐにMSB出力は1になり、RSフリツプ
フロツプ3−3をリセツトし、出力Qは“0”に
なり、アンドゲート3−6と3−4は禁止にな
り、キーオンパルスKONは“0”になり、カウ
ンタ3−1のMSBは“1”のままになる。以上
の状態は、鍵スイツチ1が押されず、したがつ
て、キー出力信号KOTがない場合、ずつと続
く。鍵スイツチ1が押され、キー出力信号KOT
が現われると、まずカウンタ3−1がクリアされ
て、MSBが“0”になり、そのあと、遅延器3
−2を介してRSフリツプフロツプがセツトさ
れ、その出力Qは“1”になる。遅延器3−5の
CK端子に第7図に示すようなキーロード信号
KLDが加わると遅延器3−5の出力が“1”に
なり、アンドゲート3−6よりキーオンパルス
KONが出力される。また、アンドゲート3−4
が開いて、キーロード信号KLDがカウンタ3−
1に加わる。鍵スイツチ1が押されつづけたまま
のときには、キーロード信号KLDが加わつたあ
とで、必ずキー出力信号KOTが加わり、カウン
タ3−1をクリアしてしまうから、カウンタ3−
1のMSB出力は“0”のままである。したがつ
て、キーオンパルスKONは“1”のままであ
る。鍵スイツチ1が離されて、キー出力信号
KOTが来なくなると、カウンタ3−1のクリア
が行なわれなくなり、MSB出力が“1”になる
まで、カウントアツプし、そこで、MSB出力が
RSフリツプフロツプ3−3をリセツトし、その
後最初に発生するキーロード信号KLDのタイミ
ングより、キーオンパルスKONは“0”にもど
る。
る。第2図で説明したキー出力信号KOTは、遅
延器3−2と2ビツトのカウンタ3−1のCL端
子に印加される。遅延器3−2は、たとえばDフ
リツプフロツプで構成される。遅延器3−2の出
力はRSフリツプフロツプ3−3のS(セツト)
端子に印加されている。カウンタ3−1の最上位
ビツト出力MSBはRSフリツプフロツプ3−3の
R(リセツト)端子に印加されている。RSフリ
ツプフロツプ3−3の出力Qが“1”のとき、遅
延器3−5とアンドゲート3−6を介して、キー
オンパルスKONは“1”になり、かつ、アンド
ゲート3−4を介して、キーロード信号KLDが
カウンタ3−1のCK端子にクロツク信号として
供給される。カウンタ3−1は2ビツトしかない
から、すぐにMSB出力は1になり、RSフリツプ
フロツプ3−3をリセツトし、出力Qは“0”に
なり、アンドゲート3−6と3−4は禁止にな
り、キーオンパルスKONは“0”になり、カウ
ンタ3−1のMSBは“1”のままになる。以上
の状態は、鍵スイツチ1が押されず、したがつ
て、キー出力信号KOTがない場合、ずつと続
く。鍵スイツチ1が押され、キー出力信号KOT
が現われると、まずカウンタ3−1がクリアされ
て、MSBが“0”になり、そのあと、遅延器3
−2を介してRSフリツプフロツプがセツトさ
れ、その出力Qは“1”になる。遅延器3−5の
CK端子に第7図に示すようなキーロード信号
KLDが加わると遅延器3−5の出力が“1”に
なり、アンドゲート3−6よりキーオンパルス
KONが出力される。また、アンドゲート3−4
が開いて、キーロード信号KLDがカウンタ3−
1に加わる。鍵スイツチ1が押されつづけたまま
のときには、キーロード信号KLDが加わつたあ
とで、必ずキー出力信号KOTが加わり、カウン
タ3−1をクリアしてしまうから、カウンタ3−
1のMSB出力は“0”のままである。したがつ
て、キーオンパルスKONは“1”のままであ
る。鍵スイツチ1が離されて、キー出力信号
KOTが来なくなると、カウンタ3−1のクリア
が行なわれなくなり、MSB出力が“1”になる
まで、カウントアツプし、そこで、MSB出力が
RSフリツプフロツプ3−3をリセツトし、その
後最初に発生するキーロード信号KLDのタイミ
ングより、キーオンパルスKONは“0”にもど
る。
以上がキーオンパルス発生器3の動作である。
カウンタ3−1のビツト数は、鍵スイツチ1が
離されてから、キーオンパルスKONが“0”に
なるまでの時間に関係するものであるから、ビツ
ト数を増やして、鍵スイツチ1の離鍵時のチヤタ
リングやバウンシングに応答しないようにするこ
とができる。
離されてから、キーオンパルスKONが“0”に
なるまでの時間に関係するものであるから、ビツ
ト数を増やして、鍵スイツチ1の離鍵時のチヤタ
リングやバウンシングに応答しないようにするこ
とができる。
第3図においてキーロード信号KLDよりも高
い周波数の信号を用いる場合には、それに応じて
カウンタ3−1のビツト数を増加させればよい。
い周波数の信号を用いる場合には、それに応じて
カウンタ3−1のビツト数を増加させればよい。
変調装置9は、ビブラート効果やグライド効果
などの周波数変調を実現するためのものである。
などの周波数変調を実現するためのものである。
本発明において用いる変調の方法は、従来公知
のアナログ信号形式のビブラート信号やグライド
信号を、アナログ―デイジタル変換によつて、デ
イジタル量に変換し、これを、変調データMDT
として用いるものである。したがつて、ノート演
算装置4の受け入れるデータ形式に合致した変調
データMDTが得られるものであれば、上記のア
ナログ−デイジタル変換器としては、どんなもの
でもよいことになる。
のアナログ信号形式のビブラート信号やグライド
信号を、アナログ―デイジタル変換によつて、デ
イジタル量に変換し、これを、変調データMDT
として用いるものである。したがつて、ノート演
算装置4の受け入れるデータ形式に合致した変調
データMDTが得られるものであれば、上記のア
ナログ−デイジタル変換器としては、どんなもの
でもよいことになる。
第4図は、変調信号源と電圧−周波数変換方式
によるアナログ−デイジタル変換器のアナログ部
を示している。これと組合わせて使うデイジタル
部は、第5図の右側に示してある。
によるアナログ−デイジタル変換器のアナログ部
を示している。これと組合わせて使うデイジタル
部は、第5図の右側に示してある。
第4図の9−10は、ビブラート信号とグライ
ド信号をつくる変調信号源である。ビブラート発
振器9−11は、端子9−13、9−14、9−
15にそれぞれ正、波、三角波、方形波のビブラ
ート信号を出力する。スイツチにより選択された
ビブラート周波数は可変抵抗器9−12によつて
調節できる。ビブラート効果の深さは可変抵抗器
9−16により調節される。9−17はグライド
信号発生器であつて、キーオンパルスKONに同
期したトリガが印加されると立下り、そのあと
徐々に立上る波形を発生する。立上りの時定数は
可変抵抗器9−18により調節され、グライド効
果の深さは可変抵抗器9−19により調節され
る。ビブラート信号VIBとグライド信号GLはつ
ぎに説明する絶対値回路に印加される。
ド信号をつくる変調信号源である。ビブラート発
振器9−11は、端子9−13、9−14、9−
15にそれぞれ正、波、三角波、方形波のビブラ
ート信号を出力する。スイツチにより選択された
ビブラート周波数は可変抵抗器9−12によつて
調節できる。ビブラート効果の深さは可変抵抗器
9−16により調節される。9−17はグライド
信号発生器であつて、キーオンパルスKONに同
期したトリガが印加されると立下り、そのあと
徐々に立上る波形を発生する。立上りの時定数は
可変抵抗器9−18により調節され、グライド効
果の深さは可変抵抗器9−19により調節され
る。ビブラート信号VIBとグライド信号GLはつ
ぎに説明する絶対値回路に印加される。
第4図において、演算増幅器9−7、抵抗
R1、R3,R8、ダイオードD1,D2は、入力VIBの
正の半波のみを反転して出力し、負の半波をクリ
ツプして点Aに出力するクリツパを構成してい
る。演算増幅器9−8、抵抗R4,R5,R6は反転
加算器を構成している。ここでR1=R2=R3=R5
=R6=R7=2R4の関係にすると、クリツパの出力
(点A)に対する加算利得が2倍、入力信号(点
B)に対する利得(抵抗R6,R7の経路)が−1
になるので、正入力に対して利得1、負入力に対
して利得−1となり、絶対値回路になる。トラン
ジスタQ1,Q2と抵抗R8およびキヤパシタCはサ
ンプルホールド回路であつて、上記絶対値回路の
出力信号をサンプルホールドする。サンプル信号
には、リセツト信号RSTによつてトリガされる
単安定マルチバイブレータ9−4の出力信号を用
いる。クリツパの出力は、インバータ9−3によ
り反転増幅され、D−フリツプフロツプ9−6に
より記憶されて、符号信号SGNになる。抵抗R2
とR7は、上記絶対値回路にグライド信号GLを加
算するために設けている。トランジスタQ2のソ
ース端子に現われる絶対値回路の出力信号のサン
プル値は、VFC(電圧周波数変換器)9−5に
加えられる。したがつて、ビブラート信号VIBと
グライド信号GLの絶対値の和のサンプル電圧に
比例した周波数をもつた変調クロツク信号MCK
が、VCF9−5の出力端子に得られる。
R1、R3,R8、ダイオードD1,D2は、入力VIBの
正の半波のみを反転して出力し、負の半波をクリ
ツプして点Aに出力するクリツパを構成してい
る。演算増幅器9−8、抵抗R4,R5,R6は反転
加算器を構成している。ここでR1=R2=R3=R5
=R6=R7=2R4の関係にすると、クリツパの出力
(点A)に対する加算利得が2倍、入力信号(点
B)に対する利得(抵抗R6,R7の経路)が−1
になるので、正入力に対して利得1、負入力に対
して利得−1となり、絶対値回路になる。トラン
ジスタQ1,Q2と抵抗R8およびキヤパシタCはサ
ンプルホールド回路であつて、上記絶対値回路の
出力信号をサンプルホールドする。サンプル信号
には、リセツト信号RSTによつてトリガされる
単安定マルチバイブレータ9−4の出力信号を用
いる。クリツパの出力は、インバータ9−3によ
り反転増幅され、D−フリツプフロツプ9−6に
より記憶されて、符号信号SGNになる。抵抗R2
とR7は、上記絶対値回路にグライド信号GLを加
算するために設けている。トランジスタQ2のソ
ース端子に現われる絶対値回路の出力信号のサン
プル値は、VFC(電圧周波数変換器)9−5に
加えられる。したがつて、ビブラート信号VIBと
グライド信号GLの絶対値の和のサンプル電圧に
比例した周波数をもつた変調クロツク信号MCK
が、VCF9−5の出力端子に得られる。
つぎに、変調クロツク信号MCKの周波数をデ
イジタル値に変換する手順について説明する。第
5図の右端の9−1は、8ビツトのカウンタで、
9−2はアンドゲートである。まず、タイミング
パルス発生器16より発生する変調クリア信号
MCLがカウンタ9−1のCL端子に加わり、カウ
ンタ9−1の内容を消去する。ひきつづいて、同
じくタイミングパルス発生器16より発生する変
調ゲート信号MGTは“1”になる。この変調ゲ
ート信号MGTはアンドゲート9−2を開くと共
に、端子RSTを介して、第4図の単安定マルチ
バイブレータをトリガする。すると、第4図のサ
ンプルホールド回路が新たな変調信号のサンプル
値をサンプルし、ホールドする。この新たなサン
プル値に比例した周波数の変調クロツク信号
MCKは、第5図のアンドゲート9−2を介し
て、カウンタ9−1のCK端子に加わり、計数を
開始する。計数は、変調ゲート信号MGTが
“0”になるまで続けられる。変調ゲート信号
MGTが“0”になり、計数が終了したとき、カ
ウンタ9−1の内部には、変調クロツク信号
MCKの周波数に比例した2進の変調データMDT
が記憶される。カウンタ9−1の出力端子は、変
調信号に対するデイジタル端子とみなし得る。
イジタル値に変換する手順について説明する。第
5図の右端の9−1は、8ビツトのカウンタで、
9−2はアンドゲートである。まず、タイミング
パルス発生器16より発生する変調クリア信号
MCLがカウンタ9−1のCL端子に加わり、カウ
ンタ9−1の内容を消去する。ひきつづいて、同
じくタイミングパルス発生器16より発生する変
調ゲート信号MGTは“1”になる。この変調ゲ
ート信号MGTはアンドゲート9−2を開くと共
に、端子RSTを介して、第4図の単安定マルチ
バイブレータをトリガする。すると、第4図のサ
ンプルホールド回路が新たな変調信号のサンプル
値をサンプルし、ホールドする。この新たなサン
プル値に比例した周波数の変調クロツク信号
MCKは、第5図のアンドゲート9−2を介し
て、カウンタ9−1のCK端子に加わり、計数を
開始する。計数は、変調ゲート信号MGTが
“0”になるまで続けられる。変調ゲート信号
MGTが“0”になり、計数が終了したとき、カ
ウンタ9−1の内部には、変調クロツク信号
MCKの周波数に比例した2進の変調データMDT
が記憶される。カウンタ9−1の出力端子は、変
調信号に対するデイジタル端子とみなし得る。
以上の動作によつて、ビブラート信号とグライ
ド信号の和信号の符号ビツトと振幅ビツトのデイ
ジタル形式の変調データMDTが得られたことに
なる。なお、カウンタ9−1の変調データMDT
は、変調ロード信号MLDがダウンカウンタ4−
13のLD端子に入つたときに、ダウンカウンタ
4−13にプリセツトされる。
ド信号の和信号の符号ビツトと振幅ビツトのデイ
ジタル形式の変調データMDTが得られたことに
なる。なお、カウンタ9−1の変調データMDT
は、変調ロード信号MLDがダウンカウンタ4−
13のLD端子に入つたときに、ダウンカウンタ
4−13にプリセツトされる。
上記の説明においては、電圧−周波数変換方式
のアナログ−デイジタル変換器により、符号ビツ
トと振幅ビツト(絶対値)のデイジタル形式の変
調データを得たが、この他に、パルス幅変調方式
のアナログ−デイジタル変換器を用いることもで
きる。また、2重積分型や、遂次比較型を用い
て、オフセツトバイナリ形式のデータを得るよう
にしてもよい。この場合は、符号ビツトがなく、
すべてのデータが2進符号上では正になるから、
後述するノート演算において、減算は不要にな
る。遂次比較型のように高速のアナログ−デイジ
タル変換器を用いるなら、これを時分割で使用
し、後述するノート演算に必要なタイミングのみ
で変調データMDTをつくり、空いた時間を別の
信号の変換に用いるようにしてもよい。これらの
変更は、周知の技術の組み合わせにすぎないの
で、詳細な説明は省略する。
のアナログ−デイジタル変換器により、符号ビツ
トと振幅ビツト(絶対値)のデイジタル形式の変
調データを得たが、この他に、パルス幅変調方式
のアナログ−デイジタル変換器を用いることもで
きる。また、2重積分型や、遂次比較型を用い
て、オフセツトバイナリ形式のデータを得るよう
にしてもよい。この場合は、符号ビツトがなく、
すべてのデータが2進符号上では正になるから、
後述するノート演算において、減算は不要にな
る。遂次比較型のように高速のアナログ−デイジ
タル変換器を用いるなら、これを時分割で使用
し、後述するノート演算に必要なタイミングのみ
で変調データMDTをつくり、空いた時間を別の
信号の変換に用いるようにしてもよい。これらの
変更は、周知の技術の組み合わせにすぎないの
で、詳細な説明は省略する。
以上の説明よりわかるように、本発明では、変
調信号としてはアナログ波形を用いている。これ
らの変調信号はすべて時間的変動を伴うものであ
る。そして、ビブラート信号、グライド信号、エ
ンベロープ信号などの波形、たとえば繰返し周波
数や立上り立下りの時定数などは、第4図に示し
たようにアナログ可変素子、たとえば可変抵抗器
のようなものによつて自由自在に可変設定できる
ようにしている。また、ビブラート信号の波形と
しては正弦波や三角波などが用意され、これらを
切換えて選択し得るようにしている。しかも、そ
れぞれの信号の振幅も可変抵抗器で設定できるよ
うにしている。このように、本発明では、安価で
使いやすい可変抵抗器に代表されるアナログの可
変素子を用いることによつて、種々の変調効果の
調節と設定をできるようにしながら、しかも、楽
音信号の処理を内部ではデイジタル的に行なえる
ようにしている。したがつて、調整や変更の自由
度が大きく、人間にとつてなじみやすいというア
ナログ分野の特長と、動作が安定で再現性に優れ
ているデイジタル分野の特長とが生かされている
一方、変更に対する自由度の小さいデイジタル分
野の短所が解消されていることになる。また、ビ
ブラートやグライドの信号、あるいは、エンベロ
ープなどに対応した波形の変更や、さらに別の新
しい変調効果と実現する際には、アナログ入力波
形を変更すればよいので、自由度が大きくなる利
点がある。また、すでに、波形や周波数の決まつ
ている効果に対しては、上記アナログ入力によら
ず、内部にデイジタル方式の正弦波発生器を設け
るようにしてもよいことはいうまでもない。
調信号としてはアナログ波形を用いている。これ
らの変調信号はすべて時間的変動を伴うものであ
る。そして、ビブラート信号、グライド信号、エ
ンベロープ信号などの波形、たとえば繰返し周波
数や立上り立下りの時定数などは、第4図に示し
たようにアナログ可変素子、たとえば可変抵抗器
のようなものによつて自由自在に可変設定できる
ようにしている。また、ビブラート信号の波形と
しては正弦波や三角波などが用意され、これらを
切換えて選択し得るようにしている。しかも、そ
れぞれの信号の振幅も可変抵抗器で設定できるよ
うにしている。このように、本発明では、安価で
使いやすい可変抵抗器に代表されるアナログの可
変素子を用いることによつて、種々の変調効果の
調節と設定をできるようにしながら、しかも、楽
音信号の処理を内部ではデイジタル的に行なえる
ようにしている。したがつて、調整や変更の自由
度が大きく、人間にとつてなじみやすいというア
ナログ分野の特長と、動作が安定で再現性に優れ
ているデイジタル分野の特長とが生かされている
一方、変更に対する自由度の小さいデイジタル分
野の短所が解消されていることになる。また、ビ
ブラートやグライドの信号、あるいは、エンベロ
ープなどに対応した波形の変更や、さらに別の新
しい変調効果と実現する際には、アナログ入力波
形を変更すればよいので、自由度が大きくなる利
点がある。また、すでに、波形や周波数の決まつ
ている効果に対しては、上記アナログ入力によら
ず、内部にデイジタル方式の正弦波発生器を設け
るようにしてもよいことはいうまでもない。
上記説明では、楽音の周波数変調の場合ついて
説明したが、この他に、楽音の周波数スペクトル
や、波形の変動など、種々の楽音の属性の制御信
号に用いてもよいことはいうまでもない。
説明したが、この他に、楽音の周波数スペクトル
や、波形の変動など、種々の楽音の属性の制御信
号に用いてもよいことはいうまでもない。
粗調装置10は、先に述べたように、音階信号
の周波数を可聴領域内で広範囲にわたり可変設定
するものであつて、本実施例では、11ビツトの2
進数の粗調データCDTを得るものである。
の周波数を可聴領域内で広範囲にわたり可変設定
するものであつて、本実施例では、11ビツトの2
進数の粗調データCDTを得るものである。
粗調装置10の実施例は、第5図の左下部に示
されている。端子10−5には、粗調クロツク信
号CCKが印加される。粗調クロツク信号CCKは
図示していないが次のようにしてつくられる。す
なわち、アナログ可変素子の1つである可変抵抗
器を手動で調節して、粗調電圧を発生させ、この
粗調電圧をVFC(電圧周波数変換器)に印加す
ることにより、粗調電圧に比例した周波数の信号
すなわち粗調クロツク信号CCKを得る。この粗
調クロツク信号CCKの周波数は、アツプダウン
カウンタ4−15と11入力ナンドゲート10−
1、アンドゲート10−2と10−4、インバー
タ10−3、オアゲート4−18によつて、2進
11ビツトのデイジタル形式の粗調データCDTに
変換される。その動作についてつぎに説明する。
まず、アツプダウンカウンタ4−15の初期値が
0であるとする。このときナンドゲート10−1
の出力は“1”である。粗調ゲートCGTは変調
ゲート信号と同様に発生されるが、この粗調ゲー
ト信号CGTが“1”になると、アンドゲート1
0−2は、粗調クロツク信号CCKを通過させ
る。このとき、粗調タイムスロツトCTSは
“0”としているので、アツプダウンカウンタ4
−15のU/D端子には“1”が加わり、アツプ
カウント状態になる。この状態で粗調クロツク信
号CCKはアンドゲート10−4を通り、オアゲ
ート4−18を介して、アツプダウンカウンタ4
−15のCK端子に加わり、アツプカウントの計
数を開始する。粗調ゲート信号CGTが“0”に
なるとアンドゲート10−2が閉じて、計数は停
止し、それまでの計数値が、アツプダウンカウン
タ4−15に記憶される。このデータが、粗調デ
ータCDTになる。ナンドゲート10−1は、ア
ツプダウンカウンタ4−15がオーバフローする
のを防止するものであつて、粗調ゲート信号
CGTが“1”の間に、計数値が2047すなわちア
ツプダウンカウンタ4−15の出力が全部“1”
になると、ナンドゲート10−1の出力は“0”
になり、計数を停止させて、粗調データCDTを
2047に保持する。オアゲート4−16とアンドゲ
ート4−17は、ノート演算処理用であるので、
後で説明する。以上の動作により、粗調クロツク
信号CCKの周波数に比例した2進11ビツト形式
の粗調データCDTが、アツプダウンカウンタ4
−15の内部に得られたことになる。
されている。端子10−5には、粗調クロツク信
号CCKが印加される。粗調クロツク信号CCKは
図示していないが次のようにしてつくられる。す
なわち、アナログ可変素子の1つである可変抵抗
器を手動で調節して、粗調電圧を発生させ、この
粗調電圧をVFC(電圧周波数変換器)に印加す
ることにより、粗調電圧に比例した周波数の信号
すなわち粗調クロツク信号CCKを得る。この粗
調クロツク信号CCKの周波数は、アツプダウン
カウンタ4−15と11入力ナンドゲート10−
1、アンドゲート10−2と10−4、インバー
タ10−3、オアゲート4−18によつて、2進
11ビツトのデイジタル形式の粗調データCDTに
変換される。その動作についてつぎに説明する。
まず、アツプダウンカウンタ4−15の初期値が
0であるとする。このときナンドゲート10−1
の出力は“1”である。粗調ゲートCGTは変調
ゲート信号と同様に発生されるが、この粗調ゲー
ト信号CGTが“1”になると、アンドゲート1
0−2は、粗調クロツク信号CCKを通過させ
る。このとき、粗調タイムスロツトCTSは
“0”としているので、アツプダウンカウンタ4
−15のU/D端子には“1”が加わり、アツプ
カウント状態になる。この状態で粗調クロツク信
号CCKはアンドゲート10−4を通り、オアゲ
ート4−18を介して、アツプダウンカウンタ4
−15のCK端子に加わり、アツプカウントの計
数を開始する。粗調ゲート信号CGTが“0”に
なるとアンドゲート10−2が閉じて、計数は停
止し、それまでの計数値が、アツプダウンカウン
タ4−15に記憶される。このデータが、粗調デ
ータCDTになる。ナンドゲート10−1は、ア
ツプダウンカウンタ4−15がオーバフローする
のを防止するものであつて、粗調ゲート信号
CGTが“1”の間に、計数値が2047すなわちア
ツプダウンカウンタ4−15の出力が全部“1”
になると、ナンドゲート10−1の出力は“0”
になり、計数を停止させて、粗調データCDTを
2047に保持する。オアゲート4−16とアンドゲ
ート4−17は、ノート演算処理用であるので、
後で説明する。以上の動作により、粗調クロツク
信号CCKの周波数に比例した2進11ビツト形式
の粗調データCDTが、アツプダウンカウンタ4
−15の内部に得られたことになる。
端子10−5に粗調クロツク信号CCKを印加
しなければ、アツプダウンカウンタ4−15は常
に0である。本発明を電子オルガンのように粗調
の必要がないものに応用する場合には、端子10
−5を接地しておけばよい。
しなければ、アツプダウンカウンタ4−15は常
に0である。本発明を電子オルガンのように粗調
の必要がないものに応用する場合には、端子10
−5を接地しておけばよい。
粗調装置10は、本質的に、アナログ的あるい
は連続的に設定される粗調クロツクCCKの周波
数をデイジタル形式の粗調データに変換するアナ
ログ−デイジタル変換である。したがつて、上記
以外のアナログ情報をデイジタルデータに変換す
る方法や各種のアナログ−デイジタル変換器を採
用することができる。アナログ情報としては、上
記周波数の他にパルスの幅でもよいし、周知の電
圧でもよい。パルス幅を採用するには、単安定マ
ルチバイブレータのように集積回路化の可能な回
路と可変抵抗とを使えばよい。これらのアナログ
情報の場合、時間の計測技術やデイジタル式電圧
計の技術のような公知の技術を活用すればよい。
は連続的に設定される粗調クロツクCCKの周波
数をデイジタル形式の粗調データに変換するアナ
ログ−デイジタル変換である。したがつて、上記
以外のアナログ情報をデイジタルデータに変換す
る方法や各種のアナログ−デイジタル変換器を採
用することができる。アナログ情報としては、上
記周波数の他にパルスの幅でもよいし、周知の電
圧でもよい。パルス幅を採用するには、単安定マ
ルチバイブレータのように集積回路化の可能な回
路と可変抵抗とを使えばよい。これらのアナログ
情報の場合、時間の計測技術やデイジタル式電圧
計の技術のような公知の技術を活用すればよい。
一般にアナログ−デイジタル変換においては、
量子化誤差が発生する。とくに、デイジタル量が
ある値から他の値に変化する境界に対応するアナ
ログ入力が加わると、そのアナログ入力に対する
デイジタル量は、上記ある値と他の値とのどちら
でもよいことになり、それらのうちのどちらにな
るかは、確率的に決まることになる。このような
不定の状態をさけて常にどちらか一方のデイジタ
ル量になるようにすることが望ましい。
量子化誤差が発生する。とくに、デイジタル量が
ある値から他の値に変化する境界に対応するアナ
ログ入力が加わると、そのアナログ入力に対する
デイジタル量は、上記ある値と他の値とのどちら
でもよいことになり、それらのうちのどちらにな
るかは、確率的に決まることになる。このような
不定の状態をさけて常にどちらか一方のデイジタ
ル量になるようにすることが望ましい。
第5−a図は、上記問題点を解決する便宜的で
あるが簡便な方法を示している。4−15aは、
粗調データ演算用のダウンカウンタであつて、第
5図のアツプダウンカウンタ4−15のダウンカ
ウントの働きのみを行なう。10−7は粗調デー
タを計数記憶するカウンタである。第5−a図で
は、粗調時には新たにタイミング信号として、粗
調スタート信号CST、粗調ロード信号CLDと粗
調禁止信号CDLが用意されるものとする。以下
に動作を説明する。
あるが簡便な方法を示している。4−15aは、
粗調データ演算用のダウンカウンタであつて、第
5図のアツプダウンカウンタ4−15のダウンカ
ウントの働きのみを行なう。10−7は粗調デー
タを計数記憶するカウンタである。第5−a図で
は、粗調時には新たにタイミング信号として、粗
調スタート信号CST、粗調ロード信号CLDと粗
調禁止信号CDLが用意されるものとする。以下
に動作を説明する。
粗調を実行するときは、外部より粗調禁止信号
CDLとして“1”を加えておく。粗調スタート
信号CSTが発生しアンドゲート10−6を介し
てカウンタ10−7をクリアする。その後で粗調
ゲート信号CGTが“1”になり、アンドゲート
10−2は粗調クロツク信号CCKを通過させ、
カウンタ10−7をカウントアツプさせる。粗調
ゲート信号CGTが“0”になるとカウンタ10
−7はカウント動作を停止し、粗調データCDT
を記憶する。その後粗調ロード信号CLDが
“1”になり、粗調データCDTをダウンカウンタ
4−15aにロードする。そして、ロードが済む
と、粗調タイムスロツト信号CTSが“1”にな
り、このときにはアンドゲート4−17を介し
て、和クロツク信号ACKがダウンカウンタ4−
15aのCK端子に加わるのでダウンカウントが
行なわれる。なお、このダウンカウンタ4−15
aの機能と動作は、本質的に、第5図のアツプダ
ウンカウンタ4−15のそれと同じである。そ
の、詳しい動作についてはノート演算装置4の項
で説明する。以上のようにして、カウンタ10−
7は、粗調データCDTをとり込み記憶する。粗
調の必要がなくなれば、粗調禁止信号CDLを
“0”にして、カウンタ10−7の内容がクリア
されないようにする。第5−a図のようにすれ
ば、一担記憶された粗調データCDTは以後安定
に記憶されるから、粗調クロツク信号CCKの長
期的な安定度は悪くても短時間安定度さえよけれ
ばよいことになる。
CDLとして“1”を加えておく。粗調スタート
信号CSTが発生しアンドゲート10−6を介し
てカウンタ10−7をクリアする。その後で粗調
ゲート信号CGTが“1”になり、アンドゲート
10−2は粗調クロツク信号CCKを通過させ、
カウンタ10−7をカウントアツプさせる。粗調
ゲート信号CGTが“0”になるとカウンタ10
−7はカウント動作を停止し、粗調データCDT
を記憶する。その後粗調ロード信号CLDが
“1”になり、粗調データCDTをダウンカウンタ
4−15aにロードする。そして、ロードが済む
と、粗調タイムスロツト信号CTSが“1”にな
り、このときにはアンドゲート4−17を介し
て、和クロツク信号ACKがダウンカウンタ4−
15aのCK端子に加わるのでダウンカウントが
行なわれる。なお、このダウンカウンタ4−15
aの機能と動作は、本質的に、第5図のアツプダ
ウンカウンタ4−15のそれと同じである。そ
の、詳しい動作についてはノート演算装置4の項
で説明する。以上のようにして、カウンタ10−
7は、粗調データCDTをとり込み記憶する。粗
調の必要がなくなれば、粗調禁止信号CDLを
“0”にして、カウンタ10−7の内容がクリア
されないようにする。第5−a図のようにすれ
ば、一担記憶された粗調データCDTは以後安定
に記憶されるから、粗調クロツク信号CCKの長
期的な安定度は悪くても短時間安定度さえよけれ
ばよいことになる。
別の粗調データの取り入れ方について説明す
る。第5−a図のカウンタ10−7をアツプダウ
ンカウンタにし、アツプカウントとダウンカウン
トの切り換えを外部に設けたスイツチによつて行
なう。カウンタのクロツクは内部で用意してお
く。アツプカウント用のスイツチを設け、これを
押さえると、アツプカウントになり、かつ、クロ
ツク信号がカウンタに加わつてアツプカウントす
る。ダウンカウント用のスイツチを別に設け、こ
れを押えると、ダウンカウントになり、かつ、ダ
ウンカウントの計数を行なうようにする。このよ
うな粗調装置は、上記アツプダウンカウンタと若
干のアンドゲートと上記スイツチとによつて容易
に構成できる。
る。第5−a図のカウンタ10−7をアツプダウ
ンカウンタにし、アツプカウントとダウンカウン
トの切り換えを外部に設けたスイツチによつて行
なう。カウンタのクロツクは内部で用意してお
く。アツプカウント用のスイツチを設け、これを
押さえると、アツプカウントになり、かつ、クロ
ツク信号がカウンタに加わつてアツプカウントす
る。ダウンカウント用のスイツチを別に設け、こ
れを押えると、ダウンカウントになり、かつ、ダ
ウンカウントの計数を行なうようにする。このよ
うな粗調装置は、上記アツプダウンカウンタと若
干のアンドゲートと上記スイツチとによつて容易
に構成できる。
クロツク処理装置8は、先に述べたように、ト
ーンクロツク信号TCKのパルス列から、微調パ
ルスFINにしたがつて、パルスを抜取ることによ
り、トーンクロツク信号TCKの周波数cを、
αcに引き下げる動作をする。第6図におい
て、トーンクロツク信号TCKは、Dフリツプフ
ロツプ8−1,8−2のCK端子に印加されてい
る。微調パルスFINはDフリツプフロツプ8−1
のD端子に印加され、CK端子のトーンクロツク
信号TCKに同期化されたのち、端子Qに現われ
る。Dフリツプフロツプ8−1のQ出力はDフリ
ツプフロツプ8−2のD入力に印加されるので、
Dフリツプフロツプ8−2の出力は、その入力
よりも、トーンクロツク信号TCKの1パルス分
遅延されており、しかも、極性は反転している。
したがつて、ナンドゲート8−3の出力には、微
調パルスFINが“0”から“1”に立ち上がつた
時点以後の最初のトーンクロツク信号TCKのパ
ルスの1周期分だけのパルス幅をもつた負のパル
スが得られる。アンドゲート8−4の出力はトー
ンクロツク信号TCKのパルス列から上記負のパ
ルスの部分だけ、パルスが1本抜き取られたもの
になる。微調パルスFINが立下るときには、Dフ
リツプフロツプ8−1の出力Qが“0”になつた
あとDフリツプフロツプ8−2の出力が“1”
になるのでアンドゲート8−3の出力は“1”の
ままになる。したがつて、微調パルスFINの立上
り時にのみ、トーンクロツク信号TCKのパルス
列から1本のパルスが抜取られることになる。微
調パルスFINの周波数をFとすると、Fの1周
期1/Fの期間中に、トーンクロツク信号のパ
ルスC/F個が発生し、そのうち、1個を消去
するので、クロツク処理装置8の出力信号の周波
数αCはつぎのようになる。
ーンクロツク信号TCKのパルス列から、微調パ
ルスFINにしたがつて、パルスを抜取ることによ
り、トーンクロツク信号TCKの周波数cを、
αcに引き下げる動作をする。第6図におい
て、トーンクロツク信号TCKは、Dフリツプフ
ロツプ8−1,8−2のCK端子に印加されてい
る。微調パルスFINはDフリツプフロツプ8−1
のD端子に印加され、CK端子のトーンクロツク
信号TCKに同期化されたのち、端子Qに現われ
る。Dフリツプフロツプ8−1のQ出力はDフリ
ツプフロツプ8−2のD入力に印加されるので、
Dフリツプフロツプ8−2の出力は、その入力
よりも、トーンクロツク信号TCKの1パルス分
遅延されており、しかも、極性は反転している。
したがつて、ナンドゲート8−3の出力には、微
調パルスFINが“0”から“1”に立ち上がつた
時点以後の最初のトーンクロツク信号TCKのパ
ルスの1周期分だけのパルス幅をもつた負のパル
スが得られる。アンドゲート8−4の出力はトー
ンクロツク信号TCKのパルス列から上記負のパ
ルスの部分だけ、パルスが1本抜き取られたもの
になる。微調パルスFINが立下るときには、Dフ
リツプフロツプ8−1の出力Qが“0”になつた
あとDフリツプフロツプ8−2の出力が“1”
になるのでアンドゲート8−3の出力は“1”の
ままになる。したがつて、微調パルスFINの立上
り時にのみ、トーンクロツク信号TCKのパルス
列から1本のパルスが抜取られることになる。微
調パルスFINの周波数をFとすると、Fの1周
期1/Fの期間中に、トーンクロツク信号のパ
ルスC/F個が発生し、そのうち、1個を消去
するので、クロツク処理装置8の出力信号の周波
数αCはつぎのようになる。
αC=C−F
=(1−F/C)C (1)
∴ α=1−F/C (2)
したがつて、たとえばF=0,001・Cとす
ると、0.1%だけピツチを下げることができるこ
とになる。微調パルスFINは、発振周波数が可変
できる方形波発振器を用いればよい。
ると、0.1%だけピツチを下げることができるこ
とになる。微調パルスFINは、発振周波数が可変
できる方形波発振器を用いればよい。
上記微調パルスFINの発生器として、電圧制御
式の発振器を用いて、その周波数を可変にすれ
ば、ビブラートやグライド効果をかけることが可
能になる。
式の発振器を用いて、その周波数を可変にすれ
ば、ビブラートやグライド効果をかけることが可
能になる。
第6−a図は、クロツク処理装置8の別の実施
例である。8−5は3ビツトのカウンタで、微調
パルスFINによりクリアされ、トーンクロツク信
号TCKにより計数される。カウンタ8−5の3
つの出力Q0,Q1,Q2はアンドゲート8−6に加
わる。したがつて、8個のクロツク中1個のクロ
ツクの期間のみ(すなわちQ0,Q1,Q2全部が
“1”の期間のみ)“0”になる出力Aが、アンド
ゲート8−7の一方の入力端子に加わる。残る1
つの入力端子にはトーンクロツク信号TCKが加
えられる。したがつて、微調パルスFINが“0”
であつてクリアが働かないときには、トーンクロ
ツク信号TCKは8個に1個間引かれ、8個中7
個のパルスBが次段のプログラムデバイダ6に加
わる。一方、微調パルスFINが“1”で、クリア
が行なわれると、カウンタ8−5の出力は“0”
であるから、アンドゲート8−7は開き、すべて
のトーンクロツク信号のパルスが通過する。すな
わち、アンドゲート8−7の出力周波数は(7/
8)Cか、あるいはCになる。微調パルスFIN
として、一定周波数で、デユーテイサイクルの変
更設定できるような信号を用いる。デユーテイサ
イクルをβ、すなわち、“1”の区間が周期に対
してβの割り合いであるとき、アンドゲート8−
7の出力の平均周波数αCはつぎのようにな
る。
例である。8−5は3ビツトのカウンタで、微調
パルスFINによりクリアされ、トーンクロツク信
号TCKにより計数される。カウンタ8−5の3
つの出力Q0,Q1,Q2はアンドゲート8−6に加
わる。したがつて、8個のクロツク中1個のクロ
ツクの期間のみ(すなわちQ0,Q1,Q2全部が
“1”の期間のみ)“0”になる出力Aが、アンド
ゲート8−7の一方の入力端子に加わる。残る1
つの入力端子にはトーンクロツク信号TCKが加
えられる。したがつて、微調パルスFINが“0”
であつてクリアが働かないときには、トーンクロ
ツク信号TCKは8個に1個間引かれ、8個中7
個のパルスBが次段のプログラムデバイダ6に加
わる。一方、微調パルスFINが“1”で、クリア
が行なわれると、カウンタ8−5の出力は“0”
であるから、アンドゲート8−7は開き、すべて
のトーンクロツク信号のパルスが通過する。すな
わち、アンドゲート8−7の出力周波数は(7/
8)Cか、あるいはCになる。微調パルスFIN
として、一定周波数で、デユーテイサイクルの変
更設定できるような信号を用いる。デユーテイサ
イクルをβ、すなわち、“1”の区間が周期に対
してβの割り合いであるとき、アンドゲート8−
7の出力の平均周波数αCはつぎのようにな
る。
αC=βC+(1−β)7/8C
=7+β/8C(0≦β≦1) (3)
すなわち、βを0から1まで変化させると、α
は0.875〜1.0までの約12%変化する。たとえば、
中央値をβ=0.5とすると、αは0.9375を中心に
0.875〜1.0まで変わる。すなわち、−6.67%〜+
6.67%変化させることができる。微調パルスFIN
の周期が小さいと、上記±6.67%の微調の分解能
が小さくなつて荒い設定しかできなくなり、周期
が大きいと、より細かい単位で設定できることに
なる。これを具体例で説明する。Cを8MHzと
し、微調パルスFINの周波数を10KHzとすると、
1周期中に800個のトーンクロツク信号のパルス
が存在し得る。そして、その周期中に最低700
個、最大800個の間で任意にパルス数を設定でき
ることになる。したがつて、701個と700個の場合
の調整が、もつとも分解能の悪い場合であり、そ
のときの周波数比は (701−700)÷700=0.00143 になる。これは、0.143%にあたる。
は0.875〜1.0までの約12%変化する。たとえば、
中央値をβ=0.5とすると、αは0.9375を中心に
0.875〜1.0まで変わる。すなわち、−6.67%〜+
6.67%変化させることができる。微調パルスFIN
の周期が小さいと、上記±6.67%の微調の分解能
が小さくなつて荒い設定しかできなくなり、周期
が大きいと、より細かい単位で設定できることに
なる。これを具体例で説明する。Cを8MHzと
し、微調パルスFINの周波数を10KHzとすると、
1周期中に800個のトーンクロツク信号のパルス
が存在し得る。そして、その周期中に最低700
個、最大800個の間で任意にパルス数を設定でき
ることになる。したがつて、701個と700個の場合
の調整が、もつとも分解能の悪い場合であり、そ
のときの周波数比は (701−700)÷700=0.00143 になる。これは、0.143%にあたる。
上記説明では、1種類のトーンクロツク信号
TCKによつて微調するようにしたが、同一の基
本原理にもとづいて、他の方法も実施できる。た
とえば、2つのトーンクロツク信号を用意する。
これらのトーンクロツク信号の周波数をずらして
おく。そして、この2つの信号のうち1方を上記
微調パルスFINが“0”か“1”かにしたがつて
選択する。このようにすれば、2つの信号の周波
数の中間の周波数の信号が得られる。微調パルス
FINのデユーテイサイクルを変えると、出力周波
数が変化する。
TCKによつて微調するようにしたが、同一の基
本原理にもとづいて、他の方法も実施できる。た
とえば、2つのトーンクロツク信号を用意する。
これらのトーンクロツク信号の周波数をずらして
おく。そして、この2つの信号のうち1方を上記
微調パルスFINが“0”か“1”かにしたがつて
選択する。このようにすれば、2つの信号の周波
数の中間の周波数の信号が得られる。微調パルス
FINのデユーテイサイクルを変えると、出力周波
数が変化する。
これらの微調方法において、、微調パルスFIN
のデユーテイサイクルを電気的に可変すれば、ビ
ブラートやグライド効果をかけることが可能にな
るので、変調装置9と変調データMDTの演算を
省略することもできる。デユーテイサイクルを電
気的に可変にするには、三角波や鋸歯状波あるい
は正弦波をスライスしてパルス波をつくり、その
スライスレベルを電圧比較器などによつて可変決
定するようにすればよい。
のデユーテイサイクルを電気的に可変すれば、ビ
ブラートやグライド効果をかけることが可能にな
るので、変調装置9と変調データMDTの演算を
省略することもできる。デユーテイサイクルを電
気的に可変にするには、三角波や鋸歯状波あるい
は正弦波をスライスしてパルス波をつくり、その
スライスレベルを電圧比較器などによつて可変決
定するようにすればよい。
プログラムデバイダ6は第6図に示すように、
D0,D1,D2,…,D9の10ビツトの分周数にした
がつて、分周数Nを変化することのできるデバイ
ダであつて、フリツプフロツプとゲートの組み合
わせによりつくることができる。また、市販の8
ビツトのプログラムデバイダ(たとえば、モトロ
ラ社MC14569BとMC14526B)を2個使えば簡単
に構成できる。10ビツトのプログラムデバイダ6
では、分周数Nとしては、一般に最大1024までの
整数をとることができる。
D0,D1,D2,…,D9の10ビツトの分周数にした
がつて、分周数Nを変化することのできるデバイ
ダであつて、フリツプフロツプとゲートの組み合
わせによりつくることができる。また、市販の8
ビツトのプログラムデバイダ(たとえば、モトロ
ラ社MC14569BとMC14526B)を2個使えば簡単
に構成できる。10ビツトのプログラムデバイダ6
では、分周数Nとしては、一般に最大1024までの
整数をとることができる。
本発明での分周数Nの一例を第8図に示す。プ
ログラムデバイダ6は、1オクターブの範囲内の
所定の周波数を発生させなければならない。本発
明では、まず1オクターブを12半音階に分け、そ
れぞれの半音階の間をさらにLの等比間隔に分割
する。以下、L=16とする。すなわち半音階を
1/16半音階に分割することになる。したがつて
1オクターブは、192(=16×12)個の16分の1
半音階によつて構成される。1オクターブは、
1200セントであり、半音は100セントであるか
ら、16分の1半音は6.25セントになる。以上のよ
うに、625セント間隔の192個の音の名称を、第8
図では、C(0),C(1),C(2),…C(15),B
(0),B(1),B(2),…B(15),…,C#(0),
C#(1),…,C#(15)と記している。それぞれ
の音名に対する分周数は本来、非整数とくに無理
数により構成されるが、これを、できるだけ誤差
を小さくして整数におきかえると、第8図の分周
数Nのようになる。C(0)の分周数Nを512と
し、これを誤差0とすると、C(1)では分周数=
514,セントエラー=0.499となり、C#(15)で
は分周数1020、セントエラー=−0.526となる。
本来の各音の間隔6.25セントに対して、最小間隔
は3.35セントになり、最大間隔は9.29セントにな
る。また、C(i)、B(i)、A#(i),…,
C#(i)(ただしi=0〜15)は、12平均律音
階の1オクターブを構成するが、その本来の半音
の間隔100セントに対する最大誤差は2.73セント
になる。以上のように、第8図の分周数Nの組を
使えば、12平均律音階として、音階間隔誤差2.73
セント以下であり、かつ、平均6.25セント、最悪
9.29セントのステツプで、擬似連続的にピツチ変
化を与えることのできる1オクターブの音源系を
つくることが可能になる。試聴実験によれば、
9.29セント以下の不連続な周波数変化は、クリツ
クなどの不連続感が殆どなく、実用上、連続に周
波数が変化したように聞える。
ログラムデバイダ6は、1オクターブの範囲内の
所定の周波数を発生させなければならない。本発
明では、まず1オクターブを12半音階に分け、そ
れぞれの半音階の間をさらにLの等比間隔に分割
する。以下、L=16とする。すなわち半音階を
1/16半音階に分割することになる。したがつて
1オクターブは、192(=16×12)個の16分の1
半音階によつて構成される。1オクターブは、
1200セントであり、半音は100セントであるか
ら、16分の1半音は6.25セントになる。以上のよ
うに、625セント間隔の192個の音の名称を、第8
図では、C(0),C(1),C(2),…C(15),B
(0),B(1),B(2),…B(15),…,C#(0),
C#(1),…,C#(15)と記している。それぞれ
の音名に対する分周数は本来、非整数とくに無理
数により構成されるが、これを、できるだけ誤差
を小さくして整数におきかえると、第8図の分周
数Nのようになる。C(0)の分周数Nを512と
し、これを誤差0とすると、C(1)では分周数=
514,セントエラー=0.499となり、C#(15)で
は分周数1020、セントエラー=−0.526となる。
本来の各音の間隔6.25セントに対して、最小間隔
は3.35セントになり、最大間隔は9.29セントにな
る。また、C(i)、B(i)、A#(i),…,
C#(i)(ただしi=0〜15)は、12平均律音
階の1オクターブを構成するが、その本来の半音
の間隔100セントに対する最大誤差は2.73セント
になる。以上のように、第8図の分周数Nの組を
使えば、12平均律音階として、音階間隔誤差2.73
セント以下であり、かつ、平均6.25セント、最悪
9.29セントのステツプで、擬似連続的にピツチ変
化を与えることのできる1オクターブの音源系を
つくることが可能になる。試聴実験によれば、
9.29セント以下の不連続な周波数変化は、クリツ
クなどの不連続感が殆どなく、実用上、連続に周
波数が変化したように聞える。
つぎに、周波数αCについて計算を試みる。
音各C(0)(N=512)のとき、αC/Nが、 C9=16.744KHz (4) になるような音階信号を出力するには、 αC=N・C9=8.5729(MHz) (5) であればよい。微調の範囲をα=0.99を中心に α=0.98〜1.00 (6) すなわち、約±1%とすると C=8.6595(MHz) (7) であればよい。
音各C(0)(N=512)のとき、αC/Nが、 C9=16.744KHz (4) になるような音階信号を出力するには、 αC=N・C9=8.5729(MHz) (5) であればよい。微調の範囲をα=0.99を中心に α=0.98〜1.00 (6) すなわち、約±1%とすると C=8.6595(MHz) (7) であればよい。
分周数Nは第8図に示した組以外のものが採用
できることはいうまでもない。それは、必要なピ
ツチの精度によつて決定される問題である。
できることはいうまでもない。それは、必要なピ
ツチの精度によつて決定される問題である。
プログラムデバイダ6の出力信号のデユーテイ
サイクルは、50%、30%などで、できるだけ一定
の方がよい。ほぼ50%に保つようにしたプログラ
ムデバイダは公知であるので、それらを使用すれ
ばよい。
サイクルは、50%、30%などで、できるだけ一定
の方がよい。ほぼ50%に保つようにしたプログラ
ムデバイダは公知であるので、それらを使用すれ
ばよい。
ノートテーブル5は、第6図に示すように、
ROM5−1とアドレスラツチ5−2より構成さ
れる。ノートアドレスは後述するように、ノート
演算装置4の出力する8ビツトの2進コードであ
り、第8図の192個の各音名を指定する。したが
つて、ノートアドレスは、0〜191の大きさの2
進コードと考えてよい。ノートアドレスは、後述
するようにアンドゲート4−30の出力が“1”
になると、アドレスラツチ5−2のD0,D1…,
D7端子より書き込まれて記憶される。このノー
トアドレスは、ROM5−1が記憶している10ビ
ツト×192ワード構成の第8図の192通りの分周数
Nのうちの単一のワードを指定して、10ビツトの
データを、ROM5−1の出力端子D0,D1,D2,
…,D9より出力する。この出力データは、第8
図の分周数Nに対応する2進数であつてプログラ
ムデバイダ6に与えられる。
ROM5−1とアドレスラツチ5−2より構成さ
れる。ノートアドレスは後述するように、ノート
演算装置4の出力する8ビツトの2進コードであ
り、第8図の192個の各音名を指定する。したが
つて、ノートアドレスは、0〜191の大きさの2
進コードと考えてよい。ノートアドレスは、後述
するようにアンドゲート4−30の出力が“1”
になると、アドレスラツチ5−2のD0,D1…,
D7端子より書き込まれて記憶される。このノー
トアドレスは、ROM5−1が記憶している10ビ
ツト×192ワード構成の第8図の192通りの分周数
Nのうちの単一のワードを指定して、10ビツトの
データを、ROM5−1の出力端子D0,D1,D2,
…,D9より出力する。この出力データは、第8
図の分周数Nに対応する2進数であつてプログラ
ムデバイダ6に与えられる。
プログラムデバイダ6の出力の周波数は、
αC/N
である。この信号は、1オクターブの範囲で変
化する。これを、いわゆる、1/2n分周して、
可聴範囲に拡張するのがオクターブデバイダ7で
ある。オクターブデバイダ7は、第6図に示すよ
うにプログラムデバイダ6の出力(αC/N)
を受けてこれを分周して各オクターブの音階信号
Q1,Q2,Q3,…,Q9をつくるデバイダチエーン
7−1と、各音階信号Q1,Q2,Q3,…,Q8とデ
バイダチエーン7−1への入力Q0の合計9個の
音階信号のうちから1個選択するデータセレクタ
7−2およびアドレスラツチ7−3により構成さ
れる。アドレスラツチ7−3の入力端子D0,
D1,D2,D3には、後述するノート演算装置4の
出力するオクターブアドレスが印加されている。
アンドゲート4−30の出力が“1”になるとア
ドレスラツチ7−3にオクターブアドレスが入力
され記憶される。アドレスラツチ7−3の出力は
データセレクタ7−2の入力端子A0,A1,A2,
A4に印加される。データセレクタ7−2は、オ
クターブアドレスA0,A1,A2,A3の4ビツトの
コードにしたがつて、上記Q0,Q1,…,Q8の9
個の音階信号のうちの1つを選択するものであつ
て、市販の集積回路素子の組み合わせ(たとえ
ば、モトロラ社MC14512や、同社MC14514Bと若
干のアンドゲートの組み合わせ)によつて実現で
きる。
化する。これを、いわゆる、1/2n分周して、
可聴範囲に拡張するのがオクターブデバイダ7で
ある。オクターブデバイダ7は、第6図に示すよ
うにプログラムデバイダ6の出力(αC/N)
を受けてこれを分周して各オクターブの音階信号
Q1,Q2,Q3,…,Q9をつくるデバイダチエーン
7−1と、各音階信号Q1,Q2,Q3,…,Q8とデ
バイダチエーン7−1への入力Q0の合計9個の
音階信号のうちから1個選択するデータセレクタ
7−2およびアドレスラツチ7−3により構成さ
れる。アドレスラツチ7−3の入力端子D0,
D1,D2,D3には、後述するノート演算装置4の
出力するオクターブアドレスが印加されている。
アンドゲート4−30の出力が“1”になるとア
ドレスラツチ7−3にオクターブアドレスが入力
され記憶される。アドレスラツチ7−3の出力は
データセレクタ7−2の入力端子A0,A1,A2,
A4に印加される。データセレクタ7−2は、オ
クターブアドレスA0,A1,A2,A3の4ビツトの
コードにしたがつて、上記Q0,Q1,…,Q8の9
個の音階信号のうちの1つを選択するものであつ
て、市販の集積回路素子の組み合わせ(たとえ
ば、モトロラ社MC14512や、同社MC14514Bと若
干のアンドゲートの組み合わせ)によつて実現で
きる。
つぎに、出力端子15に得られる音階信号の周
波数outについて述べる。オクターブデバイダ
7−1の入力信号Q0は、前述のトーンクロツク
信号TCKの周波数を8.6595MHz、α=0.99とする
と、分周数N=512のとき out=16.744KHz であり、これは音楽でいう音名C9に相当す
る。また、オクターブデバイダ7−1の出力Q8
は、1/2分周を8回繰り返すので、全体で1/
256になり out=16.744KHz/256=65.406Hz になる。つぎに分周数をN=1020にすると、 out=8.8698KHz/256=34.647Hz になる。したがつて、可聴周波数領域のほぼ全
領域の周波数を発生することができる。
波数outについて述べる。オクターブデバイダ
7−1の入力信号Q0は、前述のトーンクロツク
信号TCKの周波数を8.6595MHz、α=0.99とする
と、分周数N=512のとき out=16.744KHz であり、これは音楽でいう音名C9に相当す
る。また、オクターブデバイダ7−1の出力Q8
は、1/2分周を8回繰り返すので、全体で1/
256になり out=16.744KHz/256=65.406Hz になる。つぎに分周数をN=1020にすると、 out=8.8698KHz/256=34.647Hz になる。したがつて、可聴周波数領域のほぼ全
領域の周波数を発生することができる。
ノート演算装置4は、先に説明したように、キ
ーデータKDTと変調データMDTと粗調データ
CDTの3つのデータを加算し、かつ、modulo演
算を行なつて、ノートアドレスとオクターブアド
レスとを出力する。
ーデータKDTと変調データMDTと粗調データ
CDTの3つのデータを加算し、かつ、modulo演
算を行なつて、ノートアドレスとオクターブアド
レスとを出力する。
前述したように、1オクターブは、L=16のと
きには、192の量子化された分周数の組により成
り立つている。キーデータKDTは、12平均律で
演奏することを前提とする鍵盤と鍵スイツチ1に
よつて得られたものであるから、上記192個の分
周数のすべてに対応するのでなく、16個おき、す
なわち、C(i),B(i),A#(i),…,D
(i),C#(i)(i=0,1,2,…,15)の
12個に対応する。したがつて、キーデータKDT
の表わす数値をDKとすると、その16倍の16DKが
ノートアドレスに対応する。
きには、192の量子化された分周数の組により成
り立つている。キーデータKDTは、12平均律で
演奏することを前提とする鍵盤と鍵スイツチ1に
よつて得られたものであるから、上記192個の分
周数のすべてに対応するのでなく、16個おき、す
なわち、C(i),B(i),A#(i),…,D
(i),C#(i)(i=0,1,2,…,15)の
12個に対応する。したがつて、キーデータKDT
の表わす数値をDKとすると、その16倍の16DKが
ノートアドレスに対応する。
変調データMDTは、たとえば、ビブラートの
場合、あるノートアドレスを中心に、時間的にノ
ートアドレスを増減することにより、平均6.25セ
ントステツプを最小ステツプとする周波数変化を
与えるものである。変調データMDTは、先に説
明したように、符号ビツトと8ビツトの振幅ビツ
トより成立つているので、0〜±255のノートア
ドレスの増減ができる。これは±1594セント(〓
±255×6.25セント)に対応し、約±1.5オクター
ブということになる。
場合、あるノートアドレスを中心に、時間的にノ
ートアドレスを増減することにより、平均6.25セ
ントステツプを最小ステツプとする周波数変化を
与えるものである。変調データMDTは、先に説
明したように、符号ビツトと8ビツトの振幅ビツ
トより成立つているので、0〜±255のノートア
ドレスの増減ができる。これは±1594セント(〓
±255×6.25セント)に対応し、約±1.5オクター
ブということになる。
粗調データCDTは、先に説明したように、11
ビツトの2進数である。したがつて、その大きさ
は、10進表現では、0〜2047になる。すなわち、
平均6.25セントステツプの2048個の粗調設定がで
きることになる。別の表現をすると 2048×6.25=12800セント であるから、約10オクターブ余りの粗調ができ
ることになる。
ビツトの2進数である。したがつて、その大きさ
は、10進表現では、0〜2047になる。すなわち、
平均6.25セントステツプの2048個の粗調設定がで
きることになる。別の表現をすると 2048×6.25=12800セント であるから、約10オクターブ余りの粗調ができ
ることになる。
変調データMDTの表わす数値をDM、粗調デー
タCDTの表わす数値をDCとする。これらDM,
DCとさらに先に述べたキーデータKDTのノート
アドレスに対応する数値16DKとの和DSが、平均
6.25セントステツプで構成される音階のうちの所
定の音名を指示できる。すなわち、和DSは次式
のようになる。
タCDTの表わす数値をDCとする。これらDM,
DCとさらに先に述べたキーデータKDTのノート
アドレスに対応する数値16DKとの和DSが、平均
6.25セントステツプで構成される音階のうちの所
定の音名を指示できる。すなわち、和DSは次式
のようになる。
DS=16DK+DM+DC
和DSは、ノートアドレスの最大値191を越える
ことがある。これは、1オクターブの範囲を越え
たことを意味する。たとえば和DSが、数0,
192,384,…のように、192ずつ増加する数に対
応する音は、それぞれ同音名で互いにオクターブ
の関係になる。和DSを192で割り、その商をAOC
T、余りをANOTEとすると次式のようになる。
ことがある。これは、1オクターブの範囲を越え
たことを意味する。たとえば和DSが、数0,
192,384,…のように、192ずつ増加する数に対
応する音は、それぞれ同音名で互いにオクターブ
の関係になる。和DSを192で割り、その商をAOC
T、余りをANOTEとすると次式のようになる。
DS=192×AOCT+ANOTE (8)
ANOTEは、第8図の分周数に対応するノートア
ドレスになり、AOCTはオクターブアドレスにな
る。たとえば、AOCT=0のとき、ANOTEは0〜
191の値をとり、これは、第8図の192個の分周数
の何番目にあたるかに対応する。AOCT=0のと
きには、第6図のオクターブデバイダ7のデータ
セレクタ7−2は、信号Q0を選択する。AOCT=
1のときには、信号Qを選択する。以上の説明に
より、和Dから、ノートアドレスとオクターブア
ドレスを求めるにはmodulo192を求めるか、192
の割り算を行なえばよいことがわかる。
ドレスになり、AOCTはオクターブアドレスにな
る。たとえば、AOCT=0のとき、ANOTEは0〜
191の値をとり、これは、第8図の192個の分周数
の何番目にあたるかに対応する。AOCT=0のと
きには、第6図のオクターブデバイダ7のデータ
セレクタ7−2は、信号Q0を選択する。AOCT=
1のときには、信号Qを選択する。以上の説明に
より、和Dから、ノートアドレスとオクターブア
ドレスを求めるにはmodulo192を求めるか、192
の割り算を行なえばよいことがわかる。
192の割り算は、公知のデイジタルの演算装置
を用いてもよいが、本実施例では、カウンタを用
いて、和DSを求め、かつ、同時に、割り算の答
を求めるようにしている。
を用いてもよいが、本実施例では、カウンタを用
いて、和DSを求め、かつ、同時に、割り算の答
を求めるようにしている。
第5図にノート演算装置4の主要部分を示し、
第2図の下端に残りの部分を示している。以下、
その動作を、第7回のタイミングチヤートと共に
説明する。
第2図の下端に残りの部分を示している。以下、
その動作を、第7回のタイミングチヤートと共に
説明する。
4−5は192進のアツプダウンカウンタであ
る。4−6は4ビツトのバイナリのアツプダウン
カウンタである。まず、和クリア信号ACLが、
アツプダウンカウンタ4−5と4−6の各CL端
子に加わり、アツプダウンカウンタ4−5と4−
6の内容は、0になる。アツプダウンカウンタ4
−5,4−6の各U/D端子は、アツプカウント
とダウンカウントとを切り換えるもので、アツプ
カウントのときには加算が、ダウンカウントのと
きには減算が行なわれる。和クリア信号ACLの
つぎに、変調タイムスロツト信号MTSがアンド
ゲート4−9と4−12に加わる。アンドゲート
4−9の他の入力端子には符号信号SGNが加わ
つている。符号信号SGNはアンドゲート4−9
オアゲート4−10を介して、アツプダウンカウ
ンタ4−5,4−6のU/D端子に加わる。した
がつて、符号SGNが“1”のときには、アツプ
カウントになり、“0”のときには、ダウンカウ
ントになる。なおオアゲート4−10の残りの2
つの端子には、このとき“0”が加わつている。
アンドゲート4−12には、和クロツク信号
ACKと、オアゲート4−14の出力も印加され
ており、アンドゲート4−12の出力は、ダウン
カウンタ4−13のCK端子とアンドゲート4−
11の1入力端子にMDT*として加わつてい
る。先に述べたように、ダウンカウンタ4−13
には、すでに変調データMDTがプリセツトされ
ている。この変調データMDTが0でなければ、
オアゲート4−14の出力は“1”であるから、
アンドゲート4−12は、和クロツク信号ACK
をダウンカウンタ4−13に供給し、ダウンカウ
ントを行なう。また同時に、その和クロツク信号
ACK(MDT*)はオアゲート4−11を介し
て、アツプダウンカウンタ4−5のCK端子にも
印加され、符号信号SGNが“1”か“0”かに
応じて、アツプカウントもしくはダウンカウント
させる。なお、このとき、すなわち、変調タイム
スロツト信号MTSが“1”のときには、オアゲ
ート4−11の他の入力端子は“0”である。ダ
ウンカウンタ4−13がダウンカウントしてゆ
き、その内容が0になると、オアゲート4−14
の出力が“0”になりアンドゲート4−12の出
力していたMDT*はなくなり、アツプダウンカ
ウンタ4−5,4−6は計数を終了する。ダウン
カウンタ4−13とアツプダウンカウンタ4−
5,4−6とでは、この間に数えられた双方のク
ロツク信号(CL端子の信号)の数が等しい。数
はプリセツトされた変調データMDTに一致す
る。したがつて、アツプダウンカウンタ4−5,
4−6の初期値が0であると、符号信号SGNが
“1”のときは、初期値の0からこの数すなわち
変調データMDT分だけカウントアツプされるこ
とになる。すなわち、初期値に変調データMDT
が加えられたことになる。他方、符号信号SGN
が“0”のときには、アツプダウンカウンタ4−
5,4−6は初期値から上記数すなわち変調デー
タMDT分だけカウントダウンされるので、初期
値から変調データMDTを引算したことになる。
以上で、変調データMDTの加減算が終了した。
る。4−6は4ビツトのバイナリのアツプダウン
カウンタである。まず、和クリア信号ACLが、
アツプダウンカウンタ4−5と4−6の各CL端
子に加わり、アツプダウンカウンタ4−5と4−
6の内容は、0になる。アツプダウンカウンタ4
−5,4−6の各U/D端子は、アツプカウント
とダウンカウントとを切り換えるもので、アツプ
カウントのときには加算が、ダウンカウントのと
きには減算が行なわれる。和クリア信号ACLの
つぎに、変調タイムスロツト信号MTSがアンド
ゲート4−9と4−12に加わる。アンドゲート
4−9の他の入力端子には符号信号SGNが加わ
つている。符号信号SGNはアンドゲート4−9
オアゲート4−10を介して、アツプダウンカウ
ンタ4−5,4−6のU/D端子に加わる。した
がつて、符号SGNが“1”のときには、アツプ
カウントになり、“0”のときには、ダウンカウ
ントになる。なおオアゲート4−10の残りの2
つの端子には、このとき“0”が加わつている。
アンドゲート4−12には、和クロツク信号
ACKと、オアゲート4−14の出力も印加され
ており、アンドゲート4−12の出力は、ダウン
カウンタ4−13のCK端子とアンドゲート4−
11の1入力端子にMDT*として加わつてい
る。先に述べたように、ダウンカウンタ4−13
には、すでに変調データMDTがプリセツトされ
ている。この変調データMDTが0でなければ、
オアゲート4−14の出力は“1”であるから、
アンドゲート4−12は、和クロツク信号ACK
をダウンカウンタ4−13に供給し、ダウンカウ
ントを行なう。また同時に、その和クロツク信号
ACK(MDT*)はオアゲート4−11を介し
て、アツプダウンカウンタ4−5のCK端子にも
印加され、符号信号SGNが“1”か“0”かに
応じて、アツプカウントもしくはダウンカウント
させる。なお、このとき、すなわち、変調タイム
スロツト信号MTSが“1”のときには、オアゲ
ート4−11の他の入力端子は“0”である。ダ
ウンカウンタ4−13がダウンカウントしてゆ
き、その内容が0になると、オアゲート4−14
の出力が“0”になりアンドゲート4−12の出
力していたMDT*はなくなり、アツプダウンカ
ウンタ4−5,4−6は計数を終了する。ダウン
カウンタ4−13とアツプダウンカウンタ4−
5,4−6とでは、この間に数えられた双方のク
ロツク信号(CL端子の信号)の数が等しい。数
はプリセツトされた変調データMDTに一致す
る。したがつて、アツプダウンカウンタ4−5,
4−6の初期値が0であると、符号信号SGNが
“1”のときは、初期値の0からこの数すなわち
変調データMDT分だけカウントアツプされるこ
とになる。すなわち、初期値に変調データMDT
が加えられたことになる。他方、符号信号SGN
が“0”のときには、アツプダウンカウンタ4−
5,4−6は初期値から上記数すなわち変調デー
タMDT分だけカウントダウンされるので、初期
値から変調データMDTを引算したことになる。
以上で、変調データMDTの加減算が終了した。
つぎに、キーデータKDTの加減算演算が行な
われる。先に説明したキーアサイナ2では、低音
優先方式であつた。すなわち、キーデータKDT
が小さいほど、低音の鍵を指示していることにな
る。一方、ノートアドレスは、和DSが大きいほ
ど低音になるようにした。したがつて、キーデー
タKDT(16DK)は加算されるのでなく、減算さ
れなければならない。このために、優先端子
PRYを“0”にする。
われる。先に説明したキーアサイナ2では、低音
優先方式であつた。すなわち、キーデータKDT
が小さいほど、低音の鍵を指示していることにな
る。一方、ノートアドレスは、和DSが大きいほ
ど低音になるようにした。したがつて、キーデー
タKDT(16DK)は加算されるのでなく、減算さ
れなければならない。このために、優先端子
PRYを“0”にする。
第2図において、ラツチ2−9はキーデータ
KDTを出力している。先に述べたキーエネーブ
ル信号KENが“0”になつた後、キーロード信
号KLDが発生して、第2図のプリセツタブルの
ダウンカウンタ4−1のLD端子に加わり、キー
データKDTをプリセツトする。その後、キータ
イムスロツト信号KTSが発生して、アンドゲー
ト4−3と4−4に加わる。アンドゲート4−3
には、Lクロツク信号LCKとオアゲート4−2
の出力とが加わつている。アンドゲート4−4に
は、和クロツク信号ACKとアンドゲート4−2
の出力とが加わつている。第2図に示したLクロ
ツク信号LCKは、和クロツク信号ACKを1/16
に分周した信号である。キータイムスロツト信号
KTSが“1”の間に、Lクロツク信号LCKはア
ンドゲート4−3を介してダウンカウンタ4−1
のCK端子に加わり、ダウンカウントさせ、ダウ
ンカウンタ4−1の内容が0になるとオアゲート
4−2の出力が“0”になつて、計数を終了す
る。一方この間に、和クロツク信号ACKはアン
ドゲート4−4、第6図のオアゲート4−11を
介してアツプダウンカウンタ4−5,4−6に加
わり、計数する。ダウンカウンタ4−1が1回計
数する間に、アツプダウンカウンタ4−5,4−
6は16回計数する。したがつて、ダウンカウンタ
4−1の初期値の16倍だけ、アツプダウンカウン
タ4−5,4−6が計数することになる。この計
数の間は、アンドゲート4−8、オアゲート4−
10を介して、“0”が、アツプダウンカウンタ
4−5と4−6のU/D端子に印加されているの
で、アツプダウンカウンタ4−5と4−6は、変
調データMDT(DM)から、キーデータKDT
(16DK)を減算することになる。すなわち、アツ
プダウンカウンタ4−5,4−6の和データDS
はDS=DM−16DKとなる。
KDTを出力している。先に述べたキーエネーブ
ル信号KENが“0”になつた後、キーロード信
号KLDが発生して、第2図のプリセツタブルの
ダウンカウンタ4−1のLD端子に加わり、キー
データKDTをプリセツトする。その後、キータ
イムスロツト信号KTSが発生して、アンドゲー
ト4−3と4−4に加わる。アンドゲート4−3
には、Lクロツク信号LCKとオアゲート4−2
の出力とが加わつている。アンドゲート4−4に
は、和クロツク信号ACKとアンドゲート4−2
の出力とが加わつている。第2図に示したLクロ
ツク信号LCKは、和クロツク信号ACKを1/16
に分周した信号である。キータイムスロツト信号
KTSが“1”の間に、Lクロツク信号LCKはア
ンドゲート4−3を介してダウンカウンタ4−1
のCK端子に加わり、ダウンカウントさせ、ダウ
ンカウンタ4−1の内容が0になるとオアゲート
4−2の出力が“0”になつて、計数を終了す
る。一方この間に、和クロツク信号ACKはアン
ドゲート4−4、第6図のオアゲート4−11を
介してアツプダウンカウンタ4−5,4−6に加
わり、計数する。ダウンカウンタ4−1が1回計
数する間に、アツプダウンカウンタ4−5,4−
6は16回計数する。したがつて、ダウンカウンタ
4−1の初期値の16倍だけ、アツプダウンカウン
タ4−5,4−6が計数することになる。この計
数の間は、アンドゲート4−8、オアゲート4−
10を介して、“0”が、アツプダウンカウンタ
4−5と4−6のU/D端子に印加されているの
で、アツプダウンカウンタ4−5と4−6は、変
調データMDT(DM)から、キーデータKDT
(16DK)を減算することになる。すなわち、アツ
プダウンカウンタ4−5,4−6の和データDS
はDS=DM−16DKとなる。
つぎに、粗調データCDT(DC)の加算演算に
ついて説明する。先に述べたように、アツプダウ
ンカウンタ4−15には、粗調ゲート信号CGT
の立下りと共に、粗調データCDTが得られた。
このあとで、粗調タイムスロツト信号CTSが現
われ、オアゲート4−10、インバータ10−
3、およびアンドゲート4−17に加わる。オア
ゲート4−10の出力が“1”になるから、アツ
プダウンカウンタ4−5,4−6はアツプカウン
トすなわち加算状態になる。インバータ10−3
の出力は“0”になり、アツプダウンカウンタ4
−15はダウンカウントに切り換わる。アンドゲ
ート10−4の出力は“0”になる。アツプダウ
ンカウンタ4−15の内容が0でないときオアゲ
ート4−16の出力は“1”であるのでアンドゲ
ート4−17が開いて、和クロツク信号ACKが
通過し、オアゲート4−18を介してアツプダウ
ンカウンタ4−15のCK端子に加わり、ダウン
カウントの計数を実行する。粗調タイムスロツト
信号CTSが“1”の間にアツプダウンカウンタ
4−15の出力が0になるとオアゲート4−16
の出力が“0”になりアンドゲート4−17は閉
じる。したがつて、アツプダウンカウンタ4−1
6のカウントダウン数は、その初期値である粗調
データCDTに等しい。またこのカウンタ数に等
しい数の和クロツク信号ACK(CDT*)はアン
ドゲート4−17からオアゲート4−11を介し
てアツプダウンカウンタ4−5,4−6に加わ
る。アツプダウンカウンタ4−5,4−6はアツ
プカウントするから、粗調データCDT(DC)
が、さらに加算される。
ついて説明する。先に述べたように、アツプダウ
ンカウンタ4−15には、粗調ゲート信号CGT
の立下りと共に、粗調データCDTが得られた。
このあとで、粗調タイムスロツト信号CTSが現
われ、オアゲート4−10、インバータ10−
3、およびアンドゲート4−17に加わる。オア
ゲート4−10の出力が“1”になるから、アツ
プダウンカウンタ4−5,4−6はアツプカウン
トすなわち加算状態になる。インバータ10−3
の出力は“0”になり、アツプダウンカウンタ4
−15はダウンカウントに切り換わる。アンドゲ
ート10−4の出力は“0”になる。アツプダウ
ンカウンタ4−15の内容が0でないときオアゲ
ート4−16の出力は“1”であるのでアンドゲ
ート4−17が開いて、和クロツク信号ACKが
通過し、オアゲート4−18を介してアツプダウ
ンカウンタ4−15のCK端子に加わり、ダウン
カウントの計数を実行する。粗調タイムスロツト
信号CTSが“1”の間にアツプダウンカウンタ
4−15の出力が0になるとオアゲート4−16
の出力が“0”になりアンドゲート4−17は閉
じる。したがつて、アツプダウンカウンタ4−1
6のカウントダウン数は、その初期値である粗調
データCDTに等しい。またこのカウンタ数に等
しい数の和クロツク信号ACK(CDT*)はアン
ドゲート4−17からオアゲート4−11を介し
てアツプダウンカウンタ4−5,4−6に加わ
る。アツプダウンカウンタ4−5,4−6はアツ
プカウントするから、粗調データCDT(DC)
が、さらに加算される。
したがつて、結局、粗調タイムスロツト信号の
立下り時には、和データ DS=DM−16×DK+DC (9) がアツプダウンカウンタ4−5と4−6に記憶
されることになる。
立下り時には、和データ DS=DM−16×DK+DC (9) がアツプダウンカウンタ4−5と4−6に記憶
されることになる。
アツプダウンカウンタ4−5は192進構成であ
る。したがつて、アツプダウンカウンタ4−5の
計数値は、和データDSを192で割つた余りANOTE
になり、アツプダウンカウンタ4−6の計数値は
商AOCTになる。粗調タイムスロツトCTSの終了
後に和ロード信号SLDが、第6図のアンドゲート
4−30を介してアドレスラツチ5−2と7−3
のLD端子に加わり、ノートアドレスとオクター
ブアドレスとをそれぞれラツチし記憶する。4−
7(第5図)はオーバフロー検出ゲートであつ
て、和データDSが負または所定値DSMAXを越え
たときに、“0”を出力し、その他の場合に、
“1”を出力するものである。オーバフロー検出
ゲート4−7が“0”になると、第6図のアンド
ゲート4−30が禁止され、和ロード信号SLDが
阻止され、和データDSはアドレスラツチ5−
2,7−3に記憶されない。したがつて前回のノ
ートアドレスとオクターブアドレスがそのまゝ代
りに用いられる。
る。したがつて、アツプダウンカウンタ4−5の
計数値は、和データDSを192で割つた余りANOTE
になり、アツプダウンカウンタ4−6の計数値は
商AOCTになる。粗調タイムスロツトCTSの終了
後に和ロード信号SLDが、第6図のアンドゲート
4−30を介してアドレスラツチ5−2と7−3
のLD端子に加わり、ノートアドレスとオクター
ブアドレスとをそれぞれラツチし記憶する。4−
7(第5図)はオーバフロー検出ゲートであつ
て、和データDSが負または所定値DSMAXを越え
たときに、“0”を出力し、その他の場合に、
“1”を出力するものである。オーバフロー検出
ゲート4−7が“0”になると、第6図のアンド
ゲート4−30が禁止され、和ロード信号SLDが
阻止され、和データDSはアドレスラツチ5−
2,7−3に記憶されない。したがつて前回のノ
ートアドレスとオクターブアドレスがそのまゝ代
りに用いられる。
以上の説明よりわかるように、キーデータ
KDT、変調データMDT、粗調データCDTの3種
のデータは、それぞれのタイムスロツトにおい
て、3つのカウンタ4−1,4−13,4−15
とアツプダウンカウンタ4−5,4−6とが協同
で動作することにより、順次、加減算処理され
る。また、アツプダウンカウンタ4−5を192進
構成にしておくことにより、192の割り算処理が
自動的に実施されてしまう。
KDT、変調データMDT、粗調データCDTの3種
のデータは、それぞれのタイムスロツトにおい
て、3つのカウンタ4−1,4−13,4−15
とアツプダウンカウンタ4−5,4−6とが協同
で動作することにより、順次、加減算処理され
る。また、アツプダウンカウンタ4−5を192進
構成にしておくことにより、192の割り算処理が
自動的に実施されてしまう。
上記説明においては、L=16とした。このよう
にすれば、16は2進数で10000であり、扱いやす
い。しかし、分周数Nの組として、第8図以外の
ものを使う場合、Lとして他の値を用いる方がよ
い場合もある。
にすれば、16は2進数で10000であり、扱いやす
い。しかし、分周数Nの組として、第8図以外の
ものを使う場合、Lとして他の値を用いる方がよ
い場合もある。
上記説明の加減算は、カウンタを用いて行なつ
たが、周知の直列演算式の加減算器や、並列演算
式の加減算器を用いてもよいことはもちろんであ
る。これらの加減算器を用いる際、キーデータ
KDT、変調データMDT、粗調データCDTを加減
算器に供給するためのデータレジスタの形式は上
記カウンタの場合と異なる場合があるのはもちろ
んであるが、これらの変更は、デイジタル技術分
野では設計的な事項にすぎないので説明を省略す
る。
たが、周知の直列演算式の加減算器や、並列演算
式の加減算器を用いてもよいことはもちろんであ
る。これらの加減算器を用いる際、キーデータ
KDT、変調データMDT、粗調データCDTを加減
算器に供給するためのデータレジスタの形式は上
記カウンタの場合と異なる場合があるのはもちろ
んであるが、これらの変更は、デイジタル技術分
野では設計的な事項にすぎないので説明を省略す
る。
つぎに、これらの直列演算や並列演算を行なう
場合に、その後必要になる192の割り算は、非常
に複雑な構成になるのが普通一般の状況である。
この割り算を、ほぼ省略する方法について、以下
第9図の図面と共に説明する。
場合に、その後必要になる192の割り算は、非常
に複雑な構成になるのが普通一般の状況である。
この割り算を、ほぼ省略する方法について、以下
第9図の図面と共に説明する。
第9図は、並列演算器を用いた場合に、上記割
り算を不要にする構成である。4−40は第1の
データレジスタであつて下位の桁より、4ビツト
のレジスタ4−41、2ビツトのレジスタ4−4
2、2ビツトのレジスタ4−43、4ビツトのレ
ジスタ4−44に分けられる。4−50は第2の
データレジスタであつて同じく、4ビツト、2ビ
ツト、2ビツト、4ビツトの各レジスタ4−5
1,4−52,4−53,4−54に分けられ
る。4−60はフルアダーであつて、やはり、下
位の桁から4−61,4−62,4−63,4−
64の4つの部分に分けられる。4−61は4ビ
ツト2進、4−62は2ビツト1桁に2進化3
進、4−63は2ビツト2進、4−64は4ビツ
ト2進の加算器である。ここで、4−62は2進
化3進演算を行なうもので、2つの数A,Bと下
位の4−61の加算器からのキヤリーCの和を演
算すると2ビツトの出力と1ビツトのキヤリー出
力を出す。その演算の真理値表は、当然のことな
がら、第10図のようになる。4−70は演算結
果をたくわえる第3のレジスタで、上記データの
ビツト構成にしたがつて、各レジスタ4−71,
4−72,4−73,4−74に分けることがで
きる。
り算を不要にする構成である。4−40は第1の
データレジスタであつて下位の桁より、4ビツト
のレジスタ4−41、2ビツトのレジスタ4−4
2、2ビツトのレジスタ4−43、4ビツトのレ
ジスタ4−44に分けられる。4−50は第2の
データレジスタであつて同じく、4ビツト、2ビ
ツト、2ビツト、4ビツトの各レジスタ4−5
1,4−52,4−53,4−54に分けられ
る。4−60はフルアダーであつて、やはり、下
位の桁から4−61,4−62,4−63,4−
64の4つの部分に分けられる。4−61は4ビ
ツト2進、4−62は2ビツト1桁に2進化3
進、4−63は2ビツト2進、4−64は4ビツ
ト2進の加算器である。ここで、4−62は2進
化3進演算を行なうもので、2つの数A,Bと下
位の4−61の加算器からのキヤリーCの和を演
算すると2ビツトの出力と1ビツトのキヤリー出
力を出す。その演算の真理値表は、当然のことな
がら、第10図のようになる。4−70は演算結
果をたくわえる第3のレジスタで、上記データの
ビツト構成にしたがつて、各レジスタ4−71,
4−72,4−73,4−74に分けることがで
きる。
第1のレジスタ4−40にキーデータKDTを
入れ、第2のレジスタ4−50に変調データ
MDTを入れ、和を求める場合を考える。キーデ
ータKDTは、上記のように、下位より4ビツト
2進、2ビツト3進、2ビツト2進、4ビツト2
進で表現されていなければならない。このために
は、キーアサイナ2のカウンタ2−8を下位3進
カウンタと上位2進4ビツト以上のカウンタによ
り構成し、下位3進カウンタのキヤリーで上位2
進4ビツトカウンタを計数するようにすれば、自
動的に、2ビツト3進とそれより上位2進のデー
タが得られる。このデータをレジスタ4−40の
4−42〜4−44に格納し、レジスタ4−41
には0を格納すればよい。
入れ、第2のレジスタ4−50に変調データ
MDTを入れ、和を求める場合を考える。キーデ
ータKDTは、上記のように、下位より4ビツト
2進、2ビツト3進、2ビツト2進、4ビツト2
進で表現されていなければならない。このために
は、キーアサイナ2のカウンタ2−8を下位3進
カウンタと上位2進4ビツト以上のカウンタによ
り構成し、下位3進カウンタのキヤリーで上位2
進4ビツトカウンタを計数するようにすれば、自
動的に、2ビツト3進とそれより上位2進のデー
タが得られる。このデータをレジスタ4−40の
4−42〜4−44に格納し、レジスタ4−41
には0を格納すればよい。
第2のレジスタ4−50には変調データMDT
を入れるが、これも、ビツト構成を加算器に合わ
せる必要がある。このためには、第5図のカウン
タ類9−1と4−13の両方を、下位4ビツトを
2進カウンタで、中間2ビツトを3進カウンタ
で、それより上位を2進カウンタで構成すること
により、そのデータをそのまま、第2のレジスタ
4−50に格納することが可能になる。このよう
にすれば、第3のレジスタ4−70にはキーデー
タKDTと変調データMDTの和が得られるが、こ
の和データのうち、レジスタ4−71,4−7
2,4−73の部分は、16×3×4=192とな
り、192進であり、192進の上位桁がレジスタ4−
74の4ビツトに表現される。これらのデータを
再び、第1または第2のレジスタ入れ、第2また
は第1のレジスタに粗調データを入れて加算すれ
ば、最終的に必要なデータが得られる。レジスタ
4−71,4−72,4−73のデータは192進
であるのでノートアドレスに使え、レジスタ4−
74の出力はオクターブアドレスに使える。した
がつて、とくに192の割り算を行なう必要はな
い。
を入れるが、これも、ビツト構成を加算器に合わ
せる必要がある。このためには、第5図のカウン
タ類9−1と4−13の両方を、下位4ビツトを
2進カウンタで、中間2ビツトを3進カウンタ
で、それより上位を2進カウンタで構成すること
により、そのデータをそのまま、第2のレジスタ
4−50に格納することが可能になる。このよう
にすれば、第3のレジスタ4−70にはキーデー
タKDTと変調データMDTの和が得られるが、こ
の和データのうち、レジスタ4−71,4−7
2,4−73の部分は、16×3×4=192とな
り、192進であり、192進の上位桁がレジスタ4−
74の4ビツトに表現される。これらのデータを
再び、第1または第2のレジスタ入れ、第2また
は第1のレジスタに粗調データを入れて加算すれ
ば、最終的に必要なデータが得られる。レジスタ
4−71,4−72,4−73のデータは192進
であるのでノートアドレスに使え、レジスタ4−
74の出力はオクターブアドレスに使える。した
がつて、とくに192の割り算を行なう必要はな
い。
3進演算は加算器4−62と4−63とを入れ
かえて構成し、対応するレジスタやカウンタも同
様に入れかえてもよい。また、L=16以外の値の
ときは、加算器4−61と対応するレジスタやカ
ウンタ類をLに対応するようにすればよい。たと
えば、12平均律のみでL=1の場合は、加算器4
−61と対応するレジスタやカウンタ類は不要に
なる。3進演算以外に3の偶数倍演算でもよいこ
とはいうまでもない。
かえて構成し、対応するレジスタやカウンタも同
様に入れかえてもよい。また、L=16以外の値の
ときは、加算器4−61と対応するレジスタやカ
ウンタ類をLに対応するようにすればよい。たと
えば、12平均律のみでL=1の場合は、加算器4
−61と対応するレジスタやカウンタ類は不要に
なる。3進演算以外に3の偶数倍演算でもよいこ
とはいうまでもない。
第11図は3進加算器の実施例である。第11
図において4−80は2ビツトのフルアダーで (x,y,z) =(A1,A0)+(B1,B0)+Co-1 を実行する。zはキヤリーである。x,y,z
は論理回路4−81に加えられ、S0,S1,Coに
変換される。(S1,S0)は2進化3進数、Coはキ
ヤリーである。論理回路4−81の論理式は、真
理値表より、求まる。この論理式は、通常の技術
で構成できるものであることはいうまでもない。
図において4−80は2ビツトのフルアダーで (x,y,z) =(A1,A0)+(B1,B0)+Co-1 を実行する。zはキヤリーである。x,y,z
は論理回路4−81に加えられ、S0,S1,Coに
変換される。(S1,S0)は2進化3進数、Coはキ
ヤリーである。論理回路4−81の論理式は、真
理値表より、求まる。この論理式は、通常の技術
で構成できるものであることはいうまでもない。
先に説明したノートテーブルの内容やノートア
ドレス、オクターブアドレス、キーデータ
KDT、変調データMDT、粗調データCDTなどの
形式は、上記実施例に限られず種々のものがとり
得ることは云うまでもない。たとえば、ノートア
ドレスが大きいほど分周数を大きくする代りに、
逆に小さくすることもできる。また、各データは
負数を考えず、適切なオフセツトを与えて、オフ
セツトバイナリ形式のようにすることもできる。
また、加算のみの処理で和データを得るようにす
ることも各データの形式に注意することによつて
可能である。また、上記加減算の切り換えの代り
に、キーデータKDTのコンプリメントをとる
か、そのままのデータとするかを切り換えても、
大略、加減算の切り換えができる。
ドレス、オクターブアドレス、キーデータ
KDT、変調データMDT、粗調データCDTなどの
形式は、上記実施例に限られず種々のものがとり
得ることは云うまでもない。たとえば、ノートア
ドレスが大きいほど分周数を大きくする代りに、
逆に小さくすることもできる。また、各データは
負数を考えず、適切なオフセツトを与えて、オフ
セツトバイナリ形式のようにすることもできる。
また、加算のみの処理で和データを得るようにす
ることも各データの形式に注意することによつて
可能である。また、上記加減算の切り換えの代り
に、キーデータKDTのコンプリメントをとる
か、そのままのデータとするかを切り換えても、
大略、加減算の切り換えができる。
先の説明ではPRYを“0”にして低音優先と
した。PRYを“1”とすれば、キーデータKDT
は加算されるので、高音優先になる。なおこの際
キーアサイナの項で説明したように、マトリツク
スの鍵スイツチの配列を高低逆にする必要があ
る。
した。PRYを“1”とすれば、キーデータKDT
は加算されるので、高音優先になる。なおこの際
キーアサイナの項で説明したように、マトリツク
スの鍵スイツチの配列を高低逆にする必要があ
る。
これらのノート演算処理は、上記データのフオ
ーマツト(形式)の特徴を利用するようにして、
いわゆるマイクロプロセツサやマイクロコンピユ
ータのようにプログラムによつて制御される演算
方式によつて実現してもよい。この場合にも、上
記の割り算をできるだけさける方法が処理時間を
速くするのに有効である。
ーマツト(形式)の特徴を利用するようにして、
いわゆるマイクロプロセツサやマイクロコンピユ
ータのようにプログラムによつて制御される演算
方式によつて実現してもよい。この場合にも、上
記の割り算をできるだけさける方法が処理時間を
速くするのに有効である。
以上の説明において、種々のタイミングパルス
を使用した。これらのタイミングパルスは、和ク
ロツク信号ACKの最高の周波数として、フリツ
プフロツプを用いたカウンタとゲート群により、
つくることができる。たとえば、Lクロツク信号
LCKは和クロツク信号ACKを1/16に分周した
ものでよい。キーエネーブル信号KENは、和ク
ロツク信号ACKの48×L×2個のパルス分の幅
になる。キータイムスロツト信号KTSは48×L
個のパルス分の幅をもち、粗調ゲート信号CGT
と粗調タイムスロツト信号CTSは、それぞれ12
×L×7個のパレス分の幅をもち、変調ゲート信
号MGTは12×L×12個のパルス分の幅をもち、
変調タイムスロツト信号MTSは12×L個または
256個のパルス分の幅をもつようにするとよい。
なお、粗調ゲート信号CGTのパルス幅に合わせ
て、粗調クロツク信号CCKは約1MHz以下にする
必要がある。また、変調クロツク信号MCKは、
変調ゲート信号MGTのパルス幅間に、最大255カ
ウンタまで許されるから、それに見あつた周波数
範囲にすればよい。たとえば、和クロツク信号
ACKを1KHzとすると、Lクロツク信号LCKは
6.25KHzになり、変調ゲート時間は 12×16×12μsec=2304μsec になる。この間に、255カウントするときは、
1カウント約9.04μsecになるので、変調クロツ
ク信号MCKは、最大111KHzになる。
を使用した。これらのタイミングパルスは、和ク
ロツク信号ACKの最高の周波数として、フリツ
プフロツプを用いたカウンタとゲート群により、
つくることができる。たとえば、Lクロツク信号
LCKは和クロツク信号ACKを1/16に分周した
ものでよい。キーエネーブル信号KENは、和ク
ロツク信号ACKの48×L×2個のパルス分の幅
になる。キータイムスロツト信号KTSは48×L
個のパルス分の幅をもち、粗調ゲート信号CGT
と粗調タイムスロツト信号CTSは、それぞれ12
×L×7個のパレス分の幅をもち、変調ゲート信
号MGTは12×L×12個のパルス分の幅をもち、
変調タイムスロツト信号MTSは12×L個または
256個のパルス分の幅をもつようにするとよい。
なお、粗調ゲート信号CGTのパルス幅に合わせ
て、粗調クロツク信号CCKは約1MHz以下にする
必要がある。また、変調クロツク信号MCKは、
変調ゲート信号MGTのパルス幅間に、最大255カ
ウンタまで許されるから、それに見あつた周波数
範囲にすればよい。たとえば、和クロツク信号
ACKを1KHzとすると、Lクロツク信号LCKは
6.25KHzになり、変調ゲート時間は 12×16×12μsec=2304μsec になる。この間に、255カウントするときは、
1カウント約9.04μsecになるので、変調クロツ
ク信号MCKは、最大111KHzになる。
また、粗調データについては、粗調クロツク信
号CCKを最大1MHzとすると、粗調ゲート時間12
×L×7の間に、1344カウントできるから、7オ
クターブの間の粗調ができることになる。この場
合、第5回のアツプダウンカウンタ4−15はオ
ーバフローしないから、オーバフロー防止用のオ
アゲート4−16はなくてもよいことになる。他
のカウンタに設けているオーバフロー防止用のゲ
ート類も、タイミングパルスの設計のし方によつ
ては省略することもできる。
号CCKを最大1MHzとすると、粗調ゲート時間12
×L×7の間に、1344カウントできるから、7オ
クターブの間の粗調ができることになる。この場
合、第5回のアツプダウンカウンタ4−15はオ
ーバフローしないから、オーバフロー防止用のオ
アゲート4−16はなくてもよいことになる。他
のカウンタに設けているオーバフロー防止用のゲ
ート類も、タイミングパルスの設計のし方によつ
ては省略することもできる。
第7図のタイミングチヤートにおいて、和クリ
ア信号ACLが発生してから、和ロード信号SLD
が発生するまでが、全一周期になる。この時間
を、12×L×16個のACKパルスによつてつくる
場合、3.072msecになり、通常の鍵盤演奏に対し
ては十分に速い動作になる。
ア信号ACLが発生してから、和ロード信号SLD
が発生するまでが、全一周期になる。この時間
を、12×L×16個のACKパルスによつてつくる
場合、3.072msecになり、通常の鍵盤演奏に対し
ては十分に速い動作になる。
以上説明したように本発明はクロツク信号をデ
イジタル的に分周するようにしたものであり、そ
の分周数を鍵に対応するキーデータや粗調デー
タ、変調データにもとづいて決めるようにしたも
のである。したがつて、デイジタル方式特有の安
定で、正確な音階周波数が得られることはもちろ
ん、ミユージツクシンセサイザなどで要求される
音階周波数の微妙な制御を、デイジタル方式であ
るにもかゝわらず、可能としている。このため従
来のアナログ方式のミユージツクシンセサイザの
ような自由な制御機能を保存したまゝ、その欠点
である周波数安定性を大幅に改善することができ
る。
イジタル的に分周するようにしたものであり、そ
の分周数を鍵に対応するキーデータや粗調デー
タ、変調データにもとづいて決めるようにしたも
のである。したがつて、デイジタル方式特有の安
定で、正確な音階周波数が得られることはもちろ
ん、ミユージツクシンセサイザなどで要求される
音階周波数の微妙な制御を、デイジタル方式であ
るにもかゝわらず、可能としている。このため従
来のアナログ方式のミユージツクシンセサイザの
ような自由な制御機能を保存したまゝ、その欠点
である周波数安定性を大幅に改善することができ
る。
第1図は本発明を用いた電子楽器の実施例のブ
ロツク図、第2図はキーアサイナを中心にした詳
細なブロツク図、第2−a図は第2図のキーアサ
イナにおいて鍵数を増大させたときの実施例を示
すブロツク図、第3図はキーオンパルス発生器の
実施例のブロツク図、第4図は変調装置のアナロ
グ部の実施例を示すブロツク図、第5図はノート
演算装置および粗調装置を中心とする部分の詳細
なブロツク図、第5−a図は粗調装置の別の実施
例のブロツク図、第6図は音階信号をつくりだす
プログラムデバイダおよびクロツク処理装置を中
心とする部分のブロツク図、第6−a図、第6−
b図はクロツク処理装置の別の実施例のブロツク
図およびそのタイミングパルスの図、第7図は本
発明を用いた電子楽器のタイミングパルスの図、
第8図は第6図に示したノートテーブルの記憶す
る分周数Nの一例を示す図、第9図はノート演算
装置の別の実施例を示すブロツク図、第10図は
第9図の動作を設明するための図、第11図は3
進加算器の実施例のブロツク図、第11−a図は
第11図の動作を設明するための図である。 1……鍵スイツチ、2……キーアサイナ、3…
…キーオンパルス発生器、4……ノート演算装
置、5……ノートテーブル、6……プログラムデ
バイダ、7……オクターブデバイダ、8……クロ
ツク処理装置、9……変調装置、10……粗調装
置、11……DA変換器、12……クロツク発振
器、13……微調装置、14……移調装置、15
……出力端子、16……タイミングパルス発生
器。
ロツク図、第2図はキーアサイナを中心にした詳
細なブロツク図、第2−a図は第2図のキーアサ
イナにおいて鍵数を増大させたときの実施例を示
すブロツク図、第3図はキーオンパルス発生器の
実施例のブロツク図、第4図は変調装置のアナロ
グ部の実施例を示すブロツク図、第5図はノート
演算装置および粗調装置を中心とする部分の詳細
なブロツク図、第5−a図は粗調装置の別の実施
例のブロツク図、第6図は音階信号をつくりだす
プログラムデバイダおよびクロツク処理装置を中
心とする部分のブロツク図、第6−a図、第6−
b図はクロツク処理装置の別の実施例のブロツク
図およびそのタイミングパルスの図、第7図は本
発明を用いた電子楽器のタイミングパルスの図、
第8図は第6図に示したノートテーブルの記憶す
る分周数Nの一例を示す図、第9図はノート演算
装置の別の実施例を示すブロツク図、第10図は
第9図の動作を設明するための図、第11図は3
進加算器の実施例のブロツク図、第11−a図は
第11図の動作を設明するための図である。 1……鍵スイツチ、2……キーアサイナ、3…
…キーオンパルス発生器、4……ノート演算装
置、5……ノートテーブル、6……プログラムデ
バイダ、7……オクターブデバイダ、8……クロ
ツク処理装置、9……変調装置、10……粗調装
置、11……DA変換器、12……クロツク発振
器、13……微調装置、14……移調装置、15
……出力端子、16……タイミングパルス発生
器。
Claims (1)
- 1 鍵スイツチに対応するキーデータを出力する
キーアサイナと、楽音信号の音の高さに対応する
粗調データを出力する粗調装置と、ビブラートな
どの変調データを出力する変調装置と、上記キー
データ、粗調データおよび変調データのうち少な
くとも2つを加減算し、ノートアドレスとオクタ
ーブアドレスを出力するノート演算装置と、上記
ノートアドレスを受けて分周数に対応するコード
を出力するノートテーブルと、クロツク発振器
と、プログラムデバイダと、オクターブデバイダ
とを備え、上記プログラムデバイダとオクターブ
デバイダとを縦続接続して上記クロツク発振器の
出力信号を印加し、上記ノートテーブルの出力す
る分周数に対応するコードを上記プログラムデバ
イダに加えると共に上記オクターブアドレスを上
記オクターブデバイダに加えるようにして、上記
鍵スイツチの操作、粗調データ、および変調デー
タにもとづく周波数をもつた音階信号を得るよう
にした電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7362977A JPS547917A (en) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | Electronic instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7362977A JPS547917A (en) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | Electronic instrument |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS547917A JPS547917A (en) | 1979-01-20 |
| JPS6149676B2 true JPS6149676B2 (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13523788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7362977A Granted JPS547917A (en) | 1977-06-20 | 1977-06-20 | Electronic instrument |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS547917A (ja) |
-
1977
- 1977-06-20 JP JP7362977A patent/JPS547917A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS547917A (en) | 1979-01-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0035658B1 (en) | Electronic musical instrument | |
| US4114496A (en) | Note frequency generator for a polyphonic tone synthesizer | |
| US4119005A (en) | System for generating tone source waveshapes | |
| US4148239A (en) | Electronic musical instrument exhibiting randomness in tone elements | |
| US3992970A (en) | Electronic musical instrument | |
| US4108035A (en) | Musical note oscillator | |
| US4179968A (en) | Electronic musical instrument | |
| Snell | Design of a digital oscillator which will generate up to 256 low distortion sine waves in real time | |
| JPS6230634B2 (ja) | ||
| US4067254A (en) | Frequency number controlled clocks | |
| US4256003A (en) | Note frequency generator for an electronic musical instrument | |
| US5264657A (en) | Waveform signal generator | |
| US4677889A (en) | Harmonic interpolation for producing time variant tones in an electronic musical instrument | |
| JPS5938593B2 (ja) | 電子楽器の制御装置 | |
| USRE31648E (en) | System for generating tone source waveshapes | |
| JPS6149676B2 (ja) | ||
| JPH022154B2 (ja) | ||
| JPS604477B2 (ja) | 電子楽器の音階データ処理装置 | |
| JPH0664473B2 (ja) | 非高調波上音を発生する装置 | |
| US4282785A (en) | Electronic musical instrument | |
| US4646608A (en) | Phased memory addressing for noise reduction in an electronic musical instrument | |
| JPS5939757B2 (ja) | 電子楽器の音源装置 | |
| JPS5939755B2 (ja) | 電子楽器の変調装置 | |
| US4446769A (en) | Combination tone generator for a musical instrument | |
| JPS6248239B2 (ja) |