JPS6152612B2 - - Google Patents
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- JPS6152612B2 JPS6152612B2 JP54057803A JP5780379A JPS6152612B2 JP S6152612 B2 JPS6152612 B2 JP S6152612B2 JP 54057803 A JP54057803 A JP 54057803A JP 5780379 A JP5780379 A JP 5780379A JP S6152612 B2 JPS6152612 B2 JP S6152612B2
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Description
本発明は方向比較搬送保護継電装置の改良に関
する。 一般に、電力系統を事故から保護するような搬
送保護継電方式として、被保護区間の両端に夫々
故障検出継電器、内部故障継電器及び外部故障継
電器を設置し、各端相互に伝送し合つて電力系統
を保護するようにした方向比較保護継電方式が用
いられている。つまり、この方式は搬送信号を引
外し阻止信号として用い、(以後の説明では搬送
波送出とは、トリツプ阻止信号を送出しているも
のとする)外部故障継電器が動作すると搬送波端
局装置の送信回路を開放して阻止信号を阻止し、
相手端の引外し回路をロツクする。また、内部故
障継電器が動作すると、送信回路を短絡して送信
を停止する。結局、引外し指令回路は内部方向継
電器の動作時、外部方向継電器の不動作時及び阻
止信号の受信無の条件が備つた時に成立するもの
である。 また、この方式は搬送信号の伝送方式から、(a)
故障時送出方式、(b)常時送出方式の2つに大別さ
れる。前者(a)は、常時及び外部故障無の時には搬
送波送出を停止し、例えば電圧低下等に基づく故
障検出により搬送波を送出する方式である。ま
た、後者(b)は常時及び外部故障時は搬送波を送出
し、内部故障検出により搬送波の送出を停止する
方式である。そして、前者(a)においてその引外し
回路は、故障検出有、相手端からの搬送波受信無
及び外部故障検出無のアンド条件により形成され
る。一方、後者(b)においては内部故障検出有と相
手端からの搬送波受信無とのアンド条件により形
成される。 これらの方式には、各端子の周波数として同一
周波を用いる同一周波方式と、各端子の周波数と
して異なる周波を用いる異周波方式とがあり、次
の4通りの組合せが考えられる。 (1) 同一周波故障時送出方式 (2) 〃 常時送出方式 (3) 異周波故障時送出方式 (4) 〃 常時送出方式 ところで、一般に送電系統においては一端は故
障発生時確実に故障電流を供給することができる
電源端となるが、他端は故障電流を供給しない非
電源端となることを考慮しなければならない。こ
の場合、非電源端では系統故障による故障検出条
件により非電源対策回路を設けている。この非電
源対策回路とは、非電源端においては外部故障検
出は行なえるが、内部故障時には事故電流が流れ
ない為、故障検出を行なえない事に対する対策回
路である。そして、通常これは不足電圧リレー等
からなる故障検出リレーの動作と、外部故障リレ
ーの不動作によつて、内部故障検出と等価に扱う
ことで構成される。 この場合、常時送出方式では常に搬送波を送出
しているので、例えば電圧変成器回路の故障等で
不用意に非電源対策回路を構成しても誤動作はし
ないが、故障時送出方式の場合には電圧変成器回
路の故障時はすぐに誤動作に結びついてしまう。
つまり、以上の事から考えて常時送出方式による
方向比較がよいことになる。しかし、多端子系統
の場合(2)の同一周波常時送出方式では、いずれか
1端子の搬送波を停止しても他端子からの回り込
みで搬送波停止を行なえない為、搬送波停止点検
が行なえないという問題が生じる。また、(4)の異
周波常時送出の場合には点検は可能であるが、操
作シーケンスが複雑となるという問題が生じる。
そこで、従来は以上の点を考慮して、常時送出方
式と故障時送出方式の利点を生かし、同一周波、
異周波の何れにも適用可能な方式として、電源端
を常時送出また非電源端を故障時送出とするよう
にしたものが用いられている。 次に、このような方式による従来の方向比較搬
送保護継電装置を、同一周波、異周波の場合につ
いて述べる。まず、第1図aは同一周波方式の場
合の構成を示すもので、1は電源端、2は非電源
端で、その両端子1,2間を送電線3により夫々
の端子側のしや断器4A,4Bを介して連系して
いる。なお、以後の説明では電源端1をA端子、
また非電源端2をB端子と夫々称する。5A,5
Bは各端子A,B側電流を検出する電流変成器、
6A,6Bは同じく電圧を検出する電圧変成器で
ある。7A,7Bは各変成器5A,6A,5B,
6Bの出力信号を入力とし、内部故障を検出する
内部故障検出リレー、また8A,8Bは同様にそ
の外部故障を検出する外部故障検出リレー、9
A,9Bは電圧変成器6A,6Bの出力信号を入
力とし、電圧低下等に基づく故障を検出する故障
検出リレーである。10A,10Bは端子SPA,
SNA1,SNA2,SPB,SNB1,SNB2を有
し、搬送波を送出する搬送装置の送信部で、その
各端子相互間の開放あるいは短絡の状態に応じ
て、前述したように送信部10Aでは常時送出方
式、送信部10Bでは故障時送出方式となるよう
に、搬送波送出、または搬送波送出停止を制御す
るものである。すなわち、各端子1,2の送信部
10A,10Bにおいて、下表に示すように送
出、停止を制御するようにしている。
する。 一般に、電力系統を事故から保護するような搬
送保護継電方式として、被保護区間の両端に夫々
故障検出継電器、内部故障継電器及び外部故障継
電器を設置し、各端相互に伝送し合つて電力系統
を保護するようにした方向比較保護継電方式が用
いられている。つまり、この方式は搬送信号を引
外し阻止信号として用い、(以後の説明では搬送
波送出とは、トリツプ阻止信号を送出しているも
のとする)外部故障継電器が動作すると搬送波端
局装置の送信回路を開放して阻止信号を阻止し、
相手端の引外し回路をロツクする。また、内部故
障継電器が動作すると、送信回路を短絡して送信
を停止する。結局、引外し指令回路は内部方向継
電器の動作時、外部方向継電器の不動作時及び阻
止信号の受信無の条件が備つた時に成立するもの
である。 また、この方式は搬送信号の伝送方式から、(a)
故障時送出方式、(b)常時送出方式の2つに大別さ
れる。前者(a)は、常時及び外部故障無の時には搬
送波送出を停止し、例えば電圧低下等に基づく故
障検出により搬送波を送出する方式である。ま
た、後者(b)は常時及び外部故障時は搬送波を送出
し、内部故障検出により搬送波の送出を停止する
方式である。そして、前者(a)においてその引外し
回路は、故障検出有、相手端からの搬送波受信無
及び外部故障検出無のアンド条件により形成され
る。一方、後者(b)においては内部故障検出有と相
手端からの搬送波受信無とのアンド条件により形
成される。 これらの方式には、各端子の周波数として同一
周波を用いる同一周波方式と、各端子の周波数と
して異なる周波を用いる異周波方式とがあり、次
の4通りの組合せが考えられる。 (1) 同一周波故障時送出方式 (2) 〃 常時送出方式 (3) 異周波故障時送出方式 (4) 〃 常時送出方式 ところで、一般に送電系統においては一端は故
障発生時確実に故障電流を供給することができる
電源端となるが、他端は故障電流を供給しない非
電源端となることを考慮しなければならない。こ
の場合、非電源端では系統故障による故障検出条
件により非電源対策回路を設けている。この非電
源対策回路とは、非電源端においては外部故障検
出は行なえるが、内部故障時には事故電流が流れ
ない為、故障検出を行なえない事に対する対策回
路である。そして、通常これは不足電圧リレー等
からなる故障検出リレーの動作と、外部故障リレ
ーの不動作によつて、内部故障検出と等価に扱う
ことで構成される。 この場合、常時送出方式では常に搬送波を送出
しているので、例えば電圧変成器回路の故障等で
不用意に非電源対策回路を構成しても誤動作はし
ないが、故障時送出方式の場合には電圧変成器回
路の故障時はすぐに誤動作に結びついてしまう。
つまり、以上の事から考えて常時送出方式による
方向比較がよいことになる。しかし、多端子系統
の場合(2)の同一周波常時送出方式では、いずれか
1端子の搬送波を停止しても他端子からの回り込
みで搬送波停止を行なえない為、搬送波停止点検
が行なえないという問題が生じる。また、(4)の異
周波常時送出の場合には点検は可能であるが、操
作シーケンスが複雑となるという問題が生じる。
そこで、従来は以上の点を考慮して、常時送出方
式と故障時送出方式の利点を生かし、同一周波、
異周波の何れにも適用可能な方式として、電源端
を常時送出また非電源端を故障時送出とするよう
にしたものが用いられている。 次に、このような方式による従来の方向比較搬
送保護継電装置を、同一周波、異周波の場合につ
いて述べる。まず、第1図aは同一周波方式の場
合の構成を示すもので、1は電源端、2は非電源
端で、その両端子1,2間を送電線3により夫々
の端子側のしや断器4A,4Bを介して連系して
いる。なお、以後の説明では電源端1をA端子、
また非電源端2をB端子と夫々称する。5A,5
Bは各端子A,B側電流を検出する電流変成器、
6A,6Bは同じく電圧を検出する電圧変成器で
ある。7A,7Bは各変成器5A,6A,5B,
6Bの出力信号を入力とし、内部故障を検出する
内部故障検出リレー、また8A,8Bは同様にそ
の外部故障を検出する外部故障検出リレー、9
A,9Bは電圧変成器6A,6Bの出力信号を入
力とし、電圧低下等に基づく故障を検出する故障
検出リレーである。10A,10Bは端子SPA,
SNA1,SNA2,SPB,SNB1,SNB2を有
し、搬送波を送出する搬送装置の送信部で、その
各端子相互間の開放あるいは短絡の状態に応じ
て、前述したように送信部10Aでは常時送出方
式、送信部10Bでは故障時送出方式となるよう
に、搬送波送出、または搬送波送出停止を制御す
るものである。すなわち、各端子1,2の送信部
10A,10Bにおいて、下表に示すように送
出、停止を制御するようにしている。
【表】
11A,11Bは各端子1,2の両搬送波信号
を受信する受信リレー12A,12Bを備えた搬
送装置受信部である。また、この送信部10A、
受信部11Aを結合コンデンサ13Aを介し、ま
た送信部10B、受信部11Bを結合コンデンサ
13Bを介して、送電線3に夫々接続している。
更に、A端子1側の送信部10Aの各端子SPA,
SNA2間には内部故障検出リレー7Aの常開接
点7Aa1を設け、また各端子SPA,SNA1間には
外部故障検出リレー8Aの常閉接点8Abと故障
検出リレー9Aの常閉接点9Abとを直列に設け
ている。一方、B端子2側の送信部10Bの各端
子SPB,SNB1間には故障検出リレー9Bの常閉
接点9Bbと外部故障検出リレー8Bの常閉接点
8Bb1とを直列に設け、また各端子SPB,SNB2
間には内部故障検出リレー7Bの常開接点7Ba
を設けると共に上記接点8Bb1を介して後述する
補助リレー14Bの常開接点14Ba1を設けてい
る。 第1図bはA端子1側のトリツプ回路の構成を
示すもので、PAは制御電源母線で内部故障検出
リレー7Aの常開接点7Aa2と、受信リレー12
Aの常閉接点12Abとを直列接続してトリツプ
指令を出力するようにしている。 第1図cは同じくB端子2側のトリツプ回路の
構成を示すもので、PB,NBは制御電源母線であ
りこの両母線PB,NB間には、故障検出リレー9
Bの常開接点9Ba及び補助リレー14Bを直列
接続して設けている。また、補助リレー14Bの
常開接点14Ba2、受信リレー12Bの常閉接点
12Bb及び外部故障検出リレー8Bの常閉接点
8Bb2の直列回路を一方の制御電源母線PBに接
続して、トリツプ指令を出力するようにしてい
る。 かかる構成において、まず常時はA端子1側の
送信部10Aからのみ搬送波が送信され、これを
各端子1,2側の受信部11A,11Bが夫々受
信し、受信リレー12A,12Bが夫々動作して
その常閉接点12Ab,12Bbが開路している。
そのため、B端子2の電圧変成器6Bに2次出力
不良故障が発生し、故障検出リレー9Bが動作し
て接点14Ba2が閉路しても、トリツプ回路は形
成されずしや断することはない。一方、A端子1
の電圧変成器6Aに同様の故障が発生すると、故
障検出リレー9Aが動作するが、その条件接点は
A端子1のトリツプ条件には介在していないため
誤しや断することはない。 次に、内部故障発生時にはA端子1においては
内部故障検出リレー7Aが動作し、その常開接点
7Aa1を閉路して搬送波の送出が停止する。一
方、B端子2においては内部故障検出リレー7B
は動作しないが、故障検出リレー9Bが動作しそ
の常開接点9Baが閉路して補助リレー14Bが
付勢される。そして、この補助リレー14Bの動
作によりその常開接点14Ba1が閉路するので、
この接点14Ba1,8Bbによつて搬送波停止が
継続される。そのため、両端子1,2共搬送波送
出が停止し、A端子1側においては接点7Aa2,
12Abにより、またB端子2側においては接点
14Ba2,12Bb,8Bbによつてトリツプ回路
が形成されて、トリツプ指令が送出されて保護動
作が行なわれる。また、B端子2の外部故障発生
時にはA端子1側においては内部故障検出リレー
7Aが動作して、前述同様に搬送波の送出が停止
する。しかし、他方のB端子2側においては外部
故障検出リレー8Bが動作して、その常閉接点8
Bb1が開路することによつて、B端子2の送信部
10Bから搬送波が送信される。この搬送波は各
端子1,2の受信部11A,11Bによつて夫々
受信され、これにより受信リレー12A,12B
はその動作を継続する為、その常閉接点12A
b,12Bbが開路する。その為、A端子1におい
ては接点7Aa2が、またB端子2においては接点
14Ba2が閉路してもトリツプ回路は形成されず
外部故障によりしや断することはない。 第2図a,b,cは異周波方式の場合の回路構
成を示すもので、第1図a,b,cと同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。すなわち、A端
子1、B端子2の各受信リレー12A,12Bに
代えて、互いに相手端2,1から送出される搬送
波のみを受信する受信リレー15A,15Bを設
けたものである。また、各端子1,2のトリツプ
回路の接点12Ab,12Bbに代えて、受信リレ
ー15A,15Bの常閉接点15Ab,15Bbを
夫々設けたものである。更に、B端子2の搬送波
送信回路において、接点9Bbと直列に受信リレ
ー15Bの常開接点15Baを、同じく接点14
Ba1と直列に受信リレー15Bの常閉接点15B
b2を新たに設けたものである。 かかる構成において、まず常時はA端子1側の
送信部10Aからのみ搬送波が送信され、これを
B端子2側の受信部11Bのみが受信し、受信リ
レー15Bが動作してその常閉接点15Bb1が開
路している。そのため、B端子2の電圧変成器6
Bに2次出力不良故障が発生し、故障検出リレー
9Bが誤動作して接点14Ba2が閉路しても、ト
リツプ回路は形成されず誤しや断することはな
い。一方、A端子1の電圧変成器6Aに同様の故
障が発生すると、故障検出リレー9Aが動作する
が、その条件接点はトリツプ条件には介在してい
ない為、誤しや断することはない。 次に、内部故障発生時にはA端子1においては
内部故障検出リレー7Aが動作し、その常開接点
7Aa1を閉路して搬送路を停止する。一方、B端
子2においては内部故障検出リレー7Bは動作し
ないが、故障検出リレー9Bが動作しその常開接
点9Baが閉路して、補助リレー14Bが付勢さ
れる。そして、この補助リレー14Bの動作によ
りその常開接点14Ba1が閉路、A端子1からの
搬送波停止によつて受信リレー15Bが不動作と
なりその常閉接点15Bb2が閉路、更に外部故障
検出リレー8Bが不動作であるのでその常閉接点
8Bb1が閉路するため、B端子2側における搬送
波停止が継続される。そのため、両端子1,2共
搬送波送出が停止し、A端子1側においては接点
7Aa2,15Abにより、またB端子2側におい
ては接点14Ba2,15Bb1,8Bb2によつて、
トリツプ回路が形成されてトリツプ指令が送出さ
れ保護動作が行なわれる。 また、B端子2の外部故障発生時にはA端子1
側においては、内部故障検出リレー7Aが動作し
て前述同様に搬送波の送出が停止する。しかし、
他方のB端子2側においては外部故障検出リレー
8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開路する
ことによつて、B端子2の送信部10Bから搬送
波が送信される。この搬送波はA端子1の受信部
11Aによつて受信され、これにより受信リレー
15Aが動作してその常閉接点15Abが開路す
る。なお、この故障ケースの場合は、内部故障検
出リレー7Aよりも外部故障リレー8Bの方が早
い時点で動作する。つまり接点7Aa2が閉路する
時点では接点15Abは既に開路しているので、
トリツプ回路は形成されず外部故障により誤しや
断することはない。 以上、従来方式による方向比較搬送保護継電装
置について述べたが、実際にはしや断器のパレツ
トを増幅して本継電装置における方向比較は、距
離継電器の第1段しや断との組合せにより行なつ
ているので、第3図a,b及びcに示すように、
各端子1,2側の送信回路(以下、第2図の異周
波方式を例にとつて述べる)に対して並列に、各
しや断器4A,4Bのパレツト接点増幅回路が接
続構成されているものである。つまり、第3図c
においてP,Nは制御電源母線、4Ba,4Aaは
各端子2,1のしや断器4B,4Aのパレツト接
点で、補助リレー16B,16Aを直列に介して
制御電源母線P,N間に接続している。第3図b
〔a〕は各端子2,1における実際の送信回路の
構成を示すもので、第2図aの接点7Ba,7Aa
1と並列に、補助リレー16B,16Aの常閉接
点16Bb,16Abが夫々接続されている。また
第4図a,b及びcは第2図aの送電系統を説明
の都合上等価的に表わしたものである。図におい
て、17は変圧器、18はしや断器である。 かかる構成において、常時は第4図aのように
各しや断器4A,4Bは共に投入状態にあり、系
統の運転が行なわれている。このような状態にあ
る時、例えば今B端子2側に構内事故が発生する
と、B端子2において外部故障検出リレー8Bが
動作して、その常閉接点8b1が開路することによ
つてB端子2の送信部10Bから搬送波が送信さ
れる。この搬送波はA端子1の受信部11Aによ
つて受信され、これにより受信リレー15Aが動
作してその常閉接点15Abが開路する。一方、
A端子1においては内部故障検出リレー7Aが動
作して、その常開接点7Aa2が閉路する。しか
し、この時点では接点15Abが既に開路してい
るので、トリツプ回路は形成されず誤しや断する
ことはない。また、一方においてはB端子2の構
内事故発生により図示しない母線保護継電装置の
動作によつて、B端子2のしや断器4Bのトリツ
プ指令が出力される。これにより、そのパレツト
接点4Baが開路して補助リレー16Bが消勢さ
れ、その常閉接点16Bbが閉路することによつ
てB端子2からの搬送波送信が停止する。また、
その主接点が開路することによりしや断器4Bが
トリツプされて事故が解除され、これによりA端
子1の内部故障検出リレー7Aが復帰する。この
場合、B端子2の搬送波停止が、A端子1の内部
故障検出リレー7Aの復帰よりも早い時点で行な
われると、接点7Aa2が開路する前に接点15A
bが閉路することになり、A端子1が誤しや断し
てしまう。この様子を示すと、第5図のようにな
る。第5図において、t1はしや断器(CB)パレ
ツト接点(SW)が開いてからしや断器(CB)主
接点が開くまでに要する時間、t2はしや断器
(CB)パレツト接点(SW)が開いてから補助リ
レー16Bが復帰するまでに要する時間、t3はし
や断器(CB)主接点が開いてから内部故障検出
リレー44SIが復帰するまでに要する時間を夫々
示すものである。この場合、このような誤しや断
を防ぐにはB端子2の搬送波停止を、A端子1の
内部故障検出リレー7Aの復帰よりも遅らせるよ
うにする、つまり第5図でt2>t1+t3なる関係と
なるように、接点16Bbの時間協調を図るよう
にすればよい。 次に、事故修理後第4図bのような状態におい
て、同図cのように図示しない投入回路によりし
や断器4Bに投入指令を与えてしや断器4Bを投
入すると、変圧器17による励磁突入電流(以
下、インラツシユ電流Iohと称する)が流れる。
これにより、A端子1においては内部故障リレー
7Aが誤動作して、その常開接点7Aa2が閉路す
る。一方、B端子2においては外部故障検出リレ
ー8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開路す
るが、この時点では補助リレー16Bはまた動作
途中であるので、その常閉接点16Bbはまだ閉
路している。従つて、送信部10Bの端子SPB,
SNB2間が接点16Bbによつて短絡されるの
で、B端子2からは搬送波が送出されない。その
ため、A端子1の受信リレー15Aは動作せず、
その常閉接点15Abは閉路しているので、接点
7Aa2及び15Abによつてトリツプ回路が形成
されてA端子1が誤しや断してしまう。この様子
を示すと、第6図のようになる。第5図におい
て、t4はしや断器(CB)パレツト接点(SW)が
閉じてから補助リレー16Aが復帰するまでに要
する時間、t5はしや断器(CB)パレツト接点
(SW)が閉じてから内部故障検出リレー44SI
が動作するまでに要する時間を夫々示すものであ
る。そして、この場合このような誤しや断を防ぐ
には、B端子2の搬送波送信をA端子1の内部故
障検出リレー7Aの動作よりも早くするようにす
る、つまり第6図でt4<t5となるようにしや断器
4Bのパレツト増幅回路を構成して、接点16B
bの時間協調を図るようにすればよい。しかしな
がら、一般にしや断器によつてそのパレツトの動
作時間或いは復帰時間が様様である為に、増幅用
の補助リレーによつて前述したような時間協調を
とることが困難であり、その時間協調がとれてい
ない時には前述したように誤しや断してしまうと
いう欠点がある。なお、同一周波方式についても
全く同様である。 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、一方が電源端、他方が可変電源端で構成さ
れる電力系統の各端に方向判別継電器及び故障検
出継電器を設け、各端相互に搬送波信号を伝送し
合い電力系統を保護するようにした方向比較搬送
保護継電装置において、上記可変電源端における
搬送波送出停止を電源端側からの搬送波信号を受
信したことを条件に自端の搬送波停止を解除し、
且つ電源端からの搬送波受信無しを検出したこと
を条件に所定時間後に自端の搬送波送出を停止す
ることにより、可変電源端の構内事故に基づくし
や断器開放、またその端のしや断器投入時の背後
変圧器の励磁突入電流による電源端側の誤しや断
を防止して電力系統を確実に保護することができ
る信頼性の高い方向比較搬送保護継電装置を提供
することを目的とする。 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第7図a,b,cは異周波方式の方向比較
搬送保護継電装置の構成を示すもので、第2図
a,bと同一部分には同一符号を付してその説明
を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。すなわち、本実施例では第2図aの各端子
1,2側の送信回路の接点7Ba,7Aa1と並列
に設けられた前述した補助リレー16B,16A
の常閉接点16Bb,16Abに、新たに詳細を後
述する限時復帰リレー19B,19Aの常閉接点
19Bb,19Abを、直列接続して設けたもので
ある。 第8図は搬送波送信条件回路の構成を示すもの
で、P1,N1は制御電源母線、19B,19Aは
限時復帰リレーであり、受信リレー15B,15
Aの常開接点15Ba1,15Aaを直列に介し
て、制御電源母線P1,N1間に接続する。ここ
で、限時復帰リレー19B,19Aの限時時間
t2,tは、前述した第5図におけるt2>t1+t3を満
足する時間を有するものである。すなわち、少な
くとも内部故障検出リレー7Aの動作時から復帰
時までに要する時間に対応した時間t2を有する。 次に、かかる構成の異周波方式の方向比較搬送
保護継電装置の作用を、第9図a,b,cを参照
して述べる。まず、常時は第9図aのように各端
1,2のしや断器4A,4Bは共に閉路している
ので、各端子1,2の送信回路の接点16Ab,
16Bbは開路している。また、A端子1の送信
部10Aからのみ搬送波が送信され、これをB端
子2側の受信部11Bのみが受信し、受信リレー
15Bが動作してその常閉接点15Bb1が開路、
また常開接点15Ba1,15Baが夫々閉路して
いる。そのため、例えばB端子2の電圧変成器6
Bに2次出力不良故障が発生し、故障検出リレー
9Bが誤動作して接点14Ba2が閉路しても、ト
リツプ回路は形成されず誤しや断することはな
い。一方、A端子1の電圧変成器6Aに同様の故
障が発生すると、故障検出リレー9Aが動作する
が、その条件接点はトリツプ条件には介在してい
ない為、誤しや断することはない。 次に、内部故障発生時にはA端子1においては
内部故障検出リレー7Aが動作し、その常開接点
7Aa1を閉路して搬送波を停止する。一方、B端
子2においては内部故障検出リレー7Bは動作し
ないが、故障検出リレー9Bが動作しその常開接
点9Baが閉路して、補助リレー14Bが付勢さ
れる。そして、この補助リレー14Bの動作によ
りその常開接点14Ba1が閉路、A端子1からの
搬送波停止によつて受信リレー15Bが不動作と
なりその常閉接点15Bb2が閉路、更に外部故障
検出リレー8Bが不動作であるのでその常閉接点
8Bb1が閉路するため、B端子2側における搬送
波停止が継続される。そのため、両端子1,2共
搬送波送出が停止し、A端子1側においては接点
7Aa2,15Abにより、またB端子2側におい
ては接点14Ba2,15Bb,8Bb2によつて、ト
リツプ回路が形成されてトリツプ指令が送出され
保護動作が行なわれる。 また、B端子2の外部故障発生時にはA端子1
側においては、内部故障検出リレー7Aが動作し
て前述同様に搬送波の送出が停止する。しかし、
他方のB端子2側においては外部故障検出リレー
8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開路する
ことによつて、B端子2の送信部10Bから搬送
波が送信される。この搬送波はA端子1の受信部
11Aによつて受信され、これにより受信リレー
15Aが動作してその常閉接点15Abが開路す
る。なお、この故障ケースの場合は、内部故障検
出リレー7Aよりも外部故障リレー8Bの方が早
い時点で動作する、つまり接点7Aa2が閉路する
時点では接点15Abは既に開路しているので、
トリツプ回路は形成されず外部故障により誤しや
断することはない。 次に、B端子2に構内事故が生じた場合につい
て述べる。通常運転状態にある時、例えば今B端
子2側に構内事故が発生すると、B端子2におい
て外部故障検出リレー8Bが動作して、その常閉
接点8Bb1が開路することによつてB端子2の送
信部10Bから搬送波が送信される。この搬送波
はA端子1の受信部11Aによつて受信され、こ
れにより受信リレー15Aが動作してその常閉接
点15Abが開路する。一方、A端子1において
は内部故障検出リレー7Aが動作してその常開接
点7Aa2が閉路する。しかし、この時点では接点
15Abが既に開路しているので、トリツプ回路
は形成されず誤しや断することはない。また、一
方においてはB端子2の構内事故発生により、図
示しない母線保護継電装置の動作によつて、B端
子2のしや断器4Bのトリツプ指令が出力され
る。これにより、そのパレツト接点4Baが開路
して補助リレー16Bが消勢され、その常閉接点
16Bbが閉路また、その主接点が開路してしや
断器4Bがトリツプされて事故が解除され、A端
子1の内部故障リレー7Aが復帰を開始する。こ
の場合、本来であればA端子1の内部故障検出リ
レー7Aの復帰途中で、接点16Bbが閉路する
とB端子2からの搬送波送出が停止して接点15
Abが閉路して誤しや断するが、上述の内部故障
検出リレー7Aの動作により受信リレー15Bが
不動作となり、その接点15Ba1が開路して限時
復帰リレー19Bが消勢しても、その常閉接点1
9Bbはt2時間継過するまでは開路している。そ
のため、この時点ではB端子2からA端子1へ搬
送波が継続して送信され、受信リレー15Aはこ
れを受信して動作しており、その常閉接点15A
bは相変らず開路している。そして、やがて内部
故障検出リレー7Aが復帰してその常開接点7A
a2は開路するため、限時復帰リレー19Bが消勢
しその後t2時間経過してその常開接点19Bbが
閉路し、更にこれにより接点15Abが閉路して
もこの時点では、既に接点7Aa2は上述したよう
に開路しているので、トリツプ回路は形成されず
しや断器4Aがしや断されることはない。 次に、事故補修後第9図bのような状態におい
て、同図cのように図示しない投入回路によりし
や断器4Bを投入する場合について述べる。この
場合には、まずA端子1の送信部10Aから搬送
波が送出されており、それをB端子2の受信リレ
ー15Bが受信して動作し、更にその常開接点1
5Ba1の閉路により限時復帰リレー19Bを動作
させて接点19Bbは開路している。このような
状態にある時、今しや断器4Bを投入すると変圧
器17によるインラツシユ電流Iohが流れる。こ
れにより、まずB端子2においては外部故障検出
リレー8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開
路し次第、送信部10Bの端子SPB,SNB1間が
開放して搬送波がこれよりA端子1に送出され
る。この搬送波が、A端子1の受信部11Aが受
信することにより、受信リレー15Aが動作して
その常閉接点15Abが開路する。やがて、上記
インラツシユ電流IohによつてA端子1の内部故
障検出リレー7Aが誤動作してその常開接点7A
a2が閉路するが、この時点では上述の動作によつ
て接点15Abは既に開路しているので、トリツ
プ回路は形成されずしや断器4Aがしや断される
ことはない。 このように、電源端1と非電源端2とから構成
される2端子電力系統の各端に、内部故障検出リ
レー7A,7B、外部故障検出リレー8A,8B
及び故障検出リレー9A,9Bを設け、各端子
1,2相互にトリツプ阻止信号としての搬送波信
号を送信し合い、電源端1側においては内部故障
検出リレー7Aの動作と非電源端2側からの搬送
波信号受信無とによりしや断器をトリツプして電
力系統を保護するようにした異周波方式の方向比
較搬送保護継電装置において、非電源端2側にお
いては電源端1からの搬送波信号を受信したこと
を条件に自端の搬送波停止を解除し、且つ電源端
1からの搬送波信号の受信無を検出したことを条
件に限時復帰リレー19Bにより少なくとも電源
端1の内部故障検出リレー7Aの動作から復帰ま
でに要する時間t2経過した後に自端の搬送波送信
を停止するようにしたものである。 従つて、従来のように電源端1への搬送波の送
信または停止を、自端(非電源端2)のしや断器
4Bのパレツト接点増幅回路の動作・復帰条件に
よつてのみ行なつていたものを上述のように電源
端1からの搬送波信号の受信有・無の条件との組
合せによつて行なうことができるので、しや断器
4Bのパレツトの動作時間または復帰時間がまち
まちであるための時間不協調に基づく、非電源端
2の構内事故等、或いは非電源端2側の背後変圧
器17の投入時におけるインラツシユ電流による
電源端1側の誤しや断を防止して、電力系統を事
故から確実に保護することができる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。 (1) 上記実施例では異周波方式の場合を述べた
が、同一周波方式の場合についても全く同様に
実施することができるものである。 (2) 上記実施例ではB端子2が非電源端の場合を
述べたが、可変電源端の場合についても全く同
様に実施することができるものである。 (3) 上記実施例では限時時間t2を有する限時復帰
リレー19Bを用いたものであるが、これに限
らずその復帰をこの限時時間t2の間保持し得る
ような補助リレーであつても同様に実施するこ
とができるものである。 その他本発明は、その要旨を変更しない範囲
で種々変形して実施することができるものであ
る。 以上説明したように本発明によれば、一方が電
源端、他方が可変電源端にて構成される電力系統
の各端に方向判別継電器及び故障検出継電器を設
けて各端相互に搬送波信号を伝送し合い電力系統
を保護するようにした方向比較搬送保護継電装置
において、上記可変電源端において電源端からの
搬送波信号を受信したことを条件に自端の搬送波
停止を解除し、且つ電源端からの搬送波受信無し
を検出したことを条件に少なくとも電源端の方向
判別継電器としての内部故障継電器の動作から復
帰までに要する時間経過の間自端の搬送波送信を
継続させるようにしたので、可変電源端の構内事
故に基づくしや断器開放、またその端のしや断器
投入時の背後変圧器の励磁突入電流による電源端
側の誤しや断を防止して電力系統を確実に保護す
ることができる信頼性の高い方向比較搬送保護継
電装置が提供できる。
を受信する受信リレー12A,12Bを備えた搬
送装置受信部である。また、この送信部10A、
受信部11Aを結合コンデンサ13Aを介し、ま
た送信部10B、受信部11Bを結合コンデンサ
13Bを介して、送電線3に夫々接続している。
更に、A端子1側の送信部10Aの各端子SPA,
SNA2間には内部故障検出リレー7Aの常開接
点7Aa1を設け、また各端子SPA,SNA1間には
外部故障検出リレー8Aの常閉接点8Abと故障
検出リレー9Aの常閉接点9Abとを直列に設け
ている。一方、B端子2側の送信部10Bの各端
子SPB,SNB1間には故障検出リレー9Bの常閉
接点9Bbと外部故障検出リレー8Bの常閉接点
8Bb1とを直列に設け、また各端子SPB,SNB2
間には内部故障検出リレー7Bの常開接点7Ba
を設けると共に上記接点8Bb1を介して後述する
補助リレー14Bの常開接点14Ba1を設けてい
る。 第1図bはA端子1側のトリツプ回路の構成を
示すもので、PAは制御電源母線で内部故障検出
リレー7Aの常開接点7Aa2と、受信リレー12
Aの常閉接点12Abとを直列接続してトリツプ
指令を出力するようにしている。 第1図cは同じくB端子2側のトリツプ回路の
構成を示すもので、PB,NBは制御電源母線であ
りこの両母線PB,NB間には、故障検出リレー9
Bの常開接点9Ba及び補助リレー14Bを直列
接続して設けている。また、補助リレー14Bの
常開接点14Ba2、受信リレー12Bの常閉接点
12Bb及び外部故障検出リレー8Bの常閉接点
8Bb2の直列回路を一方の制御電源母線PBに接
続して、トリツプ指令を出力するようにしてい
る。 かかる構成において、まず常時はA端子1側の
送信部10Aからのみ搬送波が送信され、これを
各端子1,2側の受信部11A,11Bが夫々受
信し、受信リレー12A,12Bが夫々動作して
その常閉接点12Ab,12Bbが開路している。
そのため、B端子2の電圧変成器6Bに2次出力
不良故障が発生し、故障検出リレー9Bが動作し
て接点14Ba2が閉路しても、トリツプ回路は形
成されずしや断することはない。一方、A端子1
の電圧変成器6Aに同様の故障が発生すると、故
障検出リレー9Aが動作するが、その条件接点は
A端子1のトリツプ条件には介在していないため
誤しや断することはない。 次に、内部故障発生時にはA端子1においては
内部故障検出リレー7Aが動作し、その常開接点
7Aa1を閉路して搬送波の送出が停止する。一
方、B端子2においては内部故障検出リレー7B
は動作しないが、故障検出リレー9Bが動作しそ
の常開接点9Baが閉路して補助リレー14Bが
付勢される。そして、この補助リレー14Bの動
作によりその常開接点14Ba1が閉路するので、
この接点14Ba1,8Bbによつて搬送波停止が
継続される。そのため、両端子1,2共搬送波送
出が停止し、A端子1側においては接点7Aa2,
12Abにより、またB端子2側においては接点
14Ba2,12Bb,8Bbによつてトリツプ回路
が形成されて、トリツプ指令が送出されて保護動
作が行なわれる。また、B端子2の外部故障発生
時にはA端子1側においては内部故障検出リレー
7Aが動作して、前述同様に搬送波の送出が停止
する。しかし、他方のB端子2側においては外部
故障検出リレー8Bが動作して、その常閉接点8
Bb1が開路することによつて、B端子2の送信部
10Bから搬送波が送信される。この搬送波は各
端子1,2の受信部11A,11Bによつて夫々
受信され、これにより受信リレー12A,12B
はその動作を継続する為、その常閉接点12A
b,12Bbが開路する。その為、A端子1におい
ては接点7Aa2が、またB端子2においては接点
14Ba2が閉路してもトリツプ回路は形成されず
外部故障によりしや断することはない。 第2図a,b,cは異周波方式の場合の回路構
成を示すもので、第1図a,b,cと同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ述べる。すなわち、A端
子1、B端子2の各受信リレー12A,12Bに
代えて、互いに相手端2,1から送出される搬送
波のみを受信する受信リレー15A,15Bを設
けたものである。また、各端子1,2のトリツプ
回路の接点12Ab,12Bbに代えて、受信リレ
ー15A,15Bの常閉接点15Ab,15Bbを
夫々設けたものである。更に、B端子2の搬送波
送信回路において、接点9Bbと直列に受信リレ
ー15Bの常開接点15Baを、同じく接点14
Ba1と直列に受信リレー15Bの常閉接点15B
b2を新たに設けたものである。 かかる構成において、まず常時はA端子1側の
送信部10Aからのみ搬送波が送信され、これを
B端子2側の受信部11Bのみが受信し、受信リ
レー15Bが動作してその常閉接点15Bb1が開
路している。そのため、B端子2の電圧変成器6
Bに2次出力不良故障が発生し、故障検出リレー
9Bが誤動作して接点14Ba2が閉路しても、ト
リツプ回路は形成されず誤しや断することはな
い。一方、A端子1の電圧変成器6Aに同様の故
障が発生すると、故障検出リレー9Aが動作する
が、その条件接点はトリツプ条件には介在してい
ない為、誤しや断することはない。 次に、内部故障発生時にはA端子1においては
内部故障検出リレー7Aが動作し、その常開接点
7Aa1を閉路して搬送路を停止する。一方、B端
子2においては内部故障検出リレー7Bは動作し
ないが、故障検出リレー9Bが動作しその常開接
点9Baが閉路して、補助リレー14Bが付勢さ
れる。そして、この補助リレー14Bの動作によ
りその常開接点14Ba1が閉路、A端子1からの
搬送波停止によつて受信リレー15Bが不動作と
なりその常閉接点15Bb2が閉路、更に外部故障
検出リレー8Bが不動作であるのでその常閉接点
8Bb1が閉路するため、B端子2側における搬送
波停止が継続される。そのため、両端子1,2共
搬送波送出が停止し、A端子1側においては接点
7Aa2,15Abにより、またB端子2側におい
ては接点14Ba2,15Bb1,8Bb2によつて、
トリツプ回路が形成されてトリツプ指令が送出さ
れ保護動作が行なわれる。 また、B端子2の外部故障発生時にはA端子1
側においては、内部故障検出リレー7Aが動作し
て前述同様に搬送波の送出が停止する。しかし、
他方のB端子2側においては外部故障検出リレー
8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開路する
ことによつて、B端子2の送信部10Bから搬送
波が送信される。この搬送波はA端子1の受信部
11Aによつて受信され、これにより受信リレー
15Aが動作してその常閉接点15Abが開路す
る。なお、この故障ケースの場合は、内部故障検
出リレー7Aよりも外部故障リレー8Bの方が早
い時点で動作する。つまり接点7Aa2が閉路する
時点では接点15Abは既に開路しているので、
トリツプ回路は形成されず外部故障により誤しや
断することはない。 以上、従来方式による方向比較搬送保護継電装
置について述べたが、実際にはしや断器のパレツ
トを増幅して本継電装置における方向比較は、距
離継電器の第1段しや断との組合せにより行なつ
ているので、第3図a,b及びcに示すように、
各端子1,2側の送信回路(以下、第2図の異周
波方式を例にとつて述べる)に対して並列に、各
しや断器4A,4Bのパレツト接点増幅回路が接
続構成されているものである。つまり、第3図c
においてP,Nは制御電源母線、4Ba,4Aaは
各端子2,1のしや断器4B,4Aのパレツト接
点で、補助リレー16B,16Aを直列に介して
制御電源母線P,N間に接続している。第3図b
〔a〕は各端子2,1における実際の送信回路の
構成を示すもので、第2図aの接点7Ba,7Aa
1と並列に、補助リレー16B,16Aの常閉接
点16Bb,16Abが夫々接続されている。また
第4図a,b及びcは第2図aの送電系統を説明
の都合上等価的に表わしたものである。図におい
て、17は変圧器、18はしや断器である。 かかる構成において、常時は第4図aのように
各しや断器4A,4Bは共に投入状態にあり、系
統の運転が行なわれている。このような状態にあ
る時、例えば今B端子2側に構内事故が発生する
と、B端子2において外部故障検出リレー8Bが
動作して、その常閉接点8b1が開路することによ
つてB端子2の送信部10Bから搬送波が送信さ
れる。この搬送波はA端子1の受信部11Aによ
つて受信され、これにより受信リレー15Aが動
作してその常閉接点15Abが開路する。一方、
A端子1においては内部故障検出リレー7Aが動
作して、その常開接点7Aa2が閉路する。しか
し、この時点では接点15Abが既に開路してい
るので、トリツプ回路は形成されず誤しや断する
ことはない。また、一方においてはB端子2の構
内事故発生により図示しない母線保護継電装置の
動作によつて、B端子2のしや断器4Bのトリツ
プ指令が出力される。これにより、そのパレツト
接点4Baが開路して補助リレー16Bが消勢さ
れ、その常閉接点16Bbが閉路することによつ
てB端子2からの搬送波送信が停止する。また、
その主接点が開路することによりしや断器4Bが
トリツプされて事故が解除され、これによりA端
子1の内部故障検出リレー7Aが復帰する。この
場合、B端子2の搬送波停止が、A端子1の内部
故障検出リレー7Aの復帰よりも早い時点で行な
われると、接点7Aa2が開路する前に接点15A
bが閉路することになり、A端子1が誤しや断し
てしまう。この様子を示すと、第5図のようにな
る。第5図において、t1はしや断器(CB)パレ
ツト接点(SW)が開いてからしや断器(CB)主
接点が開くまでに要する時間、t2はしや断器
(CB)パレツト接点(SW)が開いてから補助リ
レー16Bが復帰するまでに要する時間、t3はし
や断器(CB)主接点が開いてから内部故障検出
リレー44SIが復帰するまでに要する時間を夫々
示すものである。この場合、このような誤しや断
を防ぐにはB端子2の搬送波停止を、A端子1の
内部故障検出リレー7Aの復帰よりも遅らせるよ
うにする、つまり第5図でt2>t1+t3なる関係と
なるように、接点16Bbの時間協調を図るよう
にすればよい。 次に、事故修理後第4図bのような状態におい
て、同図cのように図示しない投入回路によりし
や断器4Bに投入指令を与えてしや断器4Bを投
入すると、変圧器17による励磁突入電流(以
下、インラツシユ電流Iohと称する)が流れる。
これにより、A端子1においては内部故障リレー
7Aが誤動作して、その常開接点7Aa2が閉路す
る。一方、B端子2においては外部故障検出リレ
ー8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開路す
るが、この時点では補助リレー16Bはまた動作
途中であるので、その常閉接点16Bbはまだ閉
路している。従つて、送信部10Bの端子SPB,
SNB2間が接点16Bbによつて短絡されるの
で、B端子2からは搬送波が送出されない。その
ため、A端子1の受信リレー15Aは動作せず、
その常閉接点15Abは閉路しているので、接点
7Aa2及び15Abによつてトリツプ回路が形成
されてA端子1が誤しや断してしまう。この様子
を示すと、第6図のようになる。第5図におい
て、t4はしや断器(CB)パレツト接点(SW)が
閉じてから補助リレー16Aが復帰するまでに要
する時間、t5はしや断器(CB)パレツト接点
(SW)が閉じてから内部故障検出リレー44SI
が動作するまでに要する時間を夫々示すものであ
る。そして、この場合このような誤しや断を防ぐ
には、B端子2の搬送波送信をA端子1の内部故
障検出リレー7Aの動作よりも早くするようにす
る、つまり第6図でt4<t5となるようにしや断器
4Bのパレツト増幅回路を構成して、接点16B
bの時間協調を図るようにすればよい。しかしな
がら、一般にしや断器によつてそのパレツトの動
作時間或いは復帰時間が様様である為に、増幅用
の補助リレーによつて前述したような時間協調を
とることが困難であり、その時間協調がとれてい
ない時には前述したように誤しや断してしまうと
いう欠点がある。なお、同一周波方式についても
全く同様である。 本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、一方が電源端、他方が可変電源端で構成さ
れる電力系統の各端に方向判別継電器及び故障検
出継電器を設け、各端相互に搬送波信号を伝送し
合い電力系統を保護するようにした方向比較搬送
保護継電装置において、上記可変電源端における
搬送波送出停止を電源端側からの搬送波信号を受
信したことを条件に自端の搬送波停止を解除し、
且つ電源端からの搬送波受信無しを検出したこと
を条件に所定時間後に自端の搬送波送出を停止す
ることにより、可変電源端の構内事故に基づくし
や断器開放、またその端のしや断器投入時の背後
変圧器の励磁突入電流による電源端側の誤しや断
を防止して電力系統を確実に保護することができ
る信頼性の高い方向比較搬送保護継電装置を提供
することを目的とする。 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第7図a,b,cは異周波方式の方向比較
搬送保護継電装置の構成を示すもので、第2図
a,bと同一部分には同一符号を付してその説明
を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。すなわち、本実施例では第2図aの各端子
1,2側の送信回路の接点7Ba,7Aa1と並列
に設けられた前述した補助リレー16B,16A
の常閉接点16Bb,16Abに、新たに詳細を後
述する限時復帰リレー19B,19Aの常閉接点
19Bb,19Abを、直列接続して設けたもので
ある。 第8図は搬送波送信条件回路の構成を示すもの
で、P1,N1は制御電源母線、19B,19Aは
限時復帰リレーであり、受信リレー15B,15
Aの常開接点15Ba1,15Aaを直列に介し
て、制御電源母線P1,N1間に接続する。ここ
で、限時復帰リレー19B,19Aの限時時間
t2,tは、前述した第5図におけるt2>t1+t3を満
足する時間を有するものである。すなわち、少な
くとも内部故障検出リレー7Aの動作時から復帰
時までに要する時間に対応した時間t2を有する。 次に、かかる構成の異周波方式の方向比較搬送
保護継電装置の作用を、第9図a,b,cを参照
して述べる。まず、常時は第9図aのように各端
1,2のしや断器4A,4Bは共に閉路している
ので、各端子1,2の送信回路の接点16Ab,
16Bbは開路している。また、A端子1の送信
部10Aからのみ搬送波が送信され、これをB端
子2側の受信部11Bのみが受信し、受信リレー
15Bが動作してその常閉接点15Bb1が開路、
また常開接点15Ba1,15Baが夫々閉路して
いる。そのため、例えばB端子2の電圧変成器6
Bに2次出力不良故障が発生し、故障検出リレー
9Bが誤動作して接点14Ba2が閉路しても、ト
リツプ回路は形成されず誤しや断することはな
い。一方、A端子1の電圧変成器6Aに同様の故
障が発生すると、故障検出リレー9Aが動作する
が、その条件接点はトリツプ条件には介在してい
ない為、誤しや断することはない。 次に、内部故障発生時にはA端子1においては
内部故障検出リレー7Aが動作し、その常開接点
7Aa1を閉路して搬送波を停止する。一方、B端
子2においては内部故障検出リレー7Bは動作し
ないが、故障検出リレー9Bが動作しその常開接
点9Baが閉路して、補助リレー14Bが付勢さ
れる。そして、この補助リレー14Bの動作によ
りその常開接点14Ba1が閉路、A端子1からの
搬送波停止によつて受信リレー15Bが不動作と
なりその常閉接点15Bb2が閉路、更に外部故障
検出リレー8Bが不動作であるのでその常閉接点
8Bb1が閉路するため、B端子2側における搬送
波停止が継続される。そのため、両端子1,2共
搬送波送出が停止し、A端子1側においては接点
7Aa2,15Abにより、またB端子2側におい
ては接点14Ba2,15Bb,8Bb2によつて、ト
リツプ回路が形成されてトリツプ指令が送出され
保護動作が行なわれる。 また、B端子2の外部故障発生時にはA端子1
側においては、内部故障検出リレー7Aが動作し
て前述同様に搬送波の送出が停止する。しかし、
他方のB端子2側においては外部故障検出リレー
8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開路する
ことによつて、B端子2の送信部10Bから搬送
波が送信される。この搬送波はA端子1の受信部
11Aによつて受信され、これにより受信リレー
15Aが動作してその常閉接点15Abが開路す
る。なお、この故障ケースの場合は、内部故障検
出リレー7Aよりも外部故障リレー8Bの方が早
い時点で動作する、つまり接点7Aa2が閉路する
時点では接点15Abは既に開路しているので、
トリツプ回路は形成されず外部故障により誤しや
断することはない。 次に、B端子2に構内事故が生じた場合につい
て述べる。通常運転状態にある時、例えば今B端
子2側に構内事故が発生すると、B端子2におい
て外部故障検出リレー8Bが動作して、その常閉
接点8Bb1が開路することによつてB端子2の送
信部10Bから搬送波が送信される。この搬送波
はA端子1の受信部11Aによつて受信され、こ
れにより受信リレー15Aが動作してその常閉接
点15Abが開路する。一方、A端子1において
は内部故障検出リレー7Aが動作してその常開接
点7Aa2が閉路する。しかし、この時点では接点
15Abが既に開路しているので、トリツプ回路
は形成されず誤しや断することはない。また、一
方においてはB端子2の構内事故発生により、図
示しない母線保護継電装置の動作によつて、B端
子2のしや断器4Bのトリツプ指令が出力され
る。これにより、そのパレツト接点4Baが開路
して補助リレー16Bが消勢され、その常閉接点
16Bbが閉路また、その主接点が開路してしや
断器4Bがトリツプされて事故が解除され、A端
子1の内部故障リレー7Aが復帰を開始する。こ
の場合、本来であればA端子1の内部故障検出リ
レー7Aの復帰途中で、接点16Bbが閉路する
とB端子2からの搬送波送出が停止して接点15
Abが閉路して誤しや断するが、上述の内部故障
検出リレー7Aの動作により受信リレー15Bが
不動作となり、その接点15Ba1が開路して限時
復帰リレー19Bが消勢しても、その常閉接点1
9Bbはt2時間継過するまでは開路している。そ
のため、この時点ではB端子2からA端子1へ搬
送波が継続して送信され、受信リレー15Aはこ
れを受信して動作しており、その常閉接点15A
bは相変らず開路している。そして、やがて内部
故障検出リレー7Aが復帰してその常開接点7A
a2は開路するため、限時復帰リレー19Bが消勢
しその後t2時間経過してその常開接点19Bbが
閉路し、更にこれにより接点15Abが閉路して
もこの時点では、既に接点7Aa2は上述したよう
に開路しているので、トリツプ回路は形成されず
しや断器4Aがしや断されることはない。 次に、事故補修後第9図bのような状態におい
て、同図cのように図示しない投入回路によりし
や断器4Bを投入する場合について述べる。この
場合には、まずA端子1の送信部10Aから搬送
波が送出されており、それをB端子2の受信リレ
ー15Bが受信して動作し、更にその常開接点1
5Ba1の閉路により限時復帰リレー19Bを動作
させて接点19Bbは開路している。このような
状態にある時、今しや断器4Bを投入すると変圧
器17によるインラツシユ電流Iohが流れる。こ
れにより、まずB端子2においては外部故障検出
リレー8Bが動作して、その常閉接点8Bb1が開
路し次第、送信部10Bの端子SPB,SNB1間が
開放して搬送波がこれよりA端子1に送出され
る。この搬送波が、A端子1の受信部11Aが受
信することにより、受信リレー15Aが動作して
その常閉接点15Abが開路する。やがて、上記
インラツシユ電流IohによつてA端子1の内部故
障検出リレー7Aが誤動作してその常開接点7A
a2が閉路するが、この時点では上述の動作によつ
て接点15Abは既に開路しているので、トリツ
プ回路は形成されずしや断器4Aがしや断される
ことはない。 このように、電源端1と非電源端2とから構成
される2端子電力系統の各端に、内部故障検出リ
レー7A,7B、外部故障検出リレー8A,8B
及び故障検出リレー9A,9Bを設け、各端子
1,2相互にトリツプ阻止信号としての搬送波信
号を送信し合い、電源端1側においては内部故障
検出リレー7Aの動作と非電源端2側からの搬送
波信号受信無とによりしや断器をトリツプして電
力系統を保護するようにした異周波方式の方向比
較搬送保護継電装置において、非電源端2側にお
いては電源端1からの搬送波信号を受信したこと
を条件に自端の搬送波停止を解除し、且つ電源端
1からの搬送波信号の受信無を検出したことを条
件に限時復帰リレー19Bにより少なくとも電源
端1の内部故障検出リレー7Aの動作から復帰ま
でに要する時間t2経過した後に自端の搬送波送信
を停止するようにしたものである。 従つて、従来のように電源端1への搬送波の送
信または停止を、自端(非電源端2)のしや断器
4Bのパレツト接点増幅回路の動作・復帰条件に
よつてのみ行なつていたものを上述のように電源
端1からの搬送波信号の受信有・無の条件との組
合せによつて行なうことができるので、しや断器
4Bのパレツトの動作時間または復帰時間がまち
まちであるための時間不協調に基づく、非電源端
2の構内事故等、或いは非電源端2側の背後変圧
器17の投入時におけるインラツシユ電流による
電源端1側の誤しや断を防止して、電力系統を事
故から確実に保護することができる。 尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。 (1) 上記実施例では異周波方式の場合を述べた
が、同一周波方式の場合についても全く同様に
実施することができるものである。 (2) 上記実施例ではB端子2が非電源端の場合を
述べたが、可変電源端の場合についても全く同
様に実施することができるものである。 (3) 上記実施例では限時時間t2を有する限時復帰
リレー19Bを用いたものであるが、これに限
らずその復帰をこの限時時間t2の間保持し得る
ような補助リレーであつても同様に実施するこ
とができるものである。 その他本発明は、その要旨を変更しない範囲
で種々変形して実施することができるものであ
る。 以上説明したように本発明によれば、一方が電
源端、他方が可変電源端にて構成される電力系統
の各端に方向判別継電器及び故障検出継電器を設
けて各端相互に搬送波信号を伝送し合い電力系統
を保護するようにした方向比較搬送保護継電装置
において、上記可変電源端において電源端からの
搬送波信号を受信したことを条件に自端の搬送波
停止を解除し、且つ電源端からの搬送波受信無し
を検出したことを条件に少なくとも電源端の方向
判別継電器としての内部故障継電器の動作から復
帰までに要する時間経過の間自端の搬送波送信を
継続させるようにしたので、可変電源端の構内事
故に基づくしや断器開放、またその端のしや断器
投入時の背後変圧器の励磁突入電流による電源端
側の誤しや断を防止して電力系統を確実に保護す
ることができる信頼性の高い方向比較搬送保護継
電装置が提供できる。
第1図a,b,c及び第2図a,b,cは従来
の同一周波及び異周波方式による方向比較搬送保
護継電装置の構成を示すブロツク回路図、第3図
a,b及びcは従来の搬送波送信条件回路の構成
を示す図、第4図a,b及びcは第2図a,b及
びcにおける動作を説明するための図、第5図及
び第6図は第4図a,b及びcにおけるタイムチ
ヤート、第7図a,b及びcは本発明の方向比較
搬送保護継電装置の一実施例を示すブロツク構成
図、第8図は第7図a,b及びcにおける搬送波
送信条件回路の構成を示す図、第9図a,b及び
cは第7図a,b及びcにおける動作を説明する
ための図である。 1……電源端、2……非電源端、3……送電
線、4A,4B……しや断器、5A,5B……電
流変成器、6A,6B……電圧変成器、7A,7
B……内部故障検出リレー、8A,8B……外部
故障検出リレー、9A,9B……故障検出リレ
ー、10A,10B……送信部、11A,11B
……受信部、12A,12B,15A,15B…
…受信リレー、13A,13B……結合コンデン
サ、14A,14B……補助リレー、16A,1
6B……補助リレー、17……変圧器、18……
しや断器、19A,19B……限時復帰リレー、
7Aa1,2……7Aの接点、7Ba……7Bの接点、
8Ab……8Aの接点、8Bb1,2……8Bの接点、
9Ab……9Aの接点、9Ba,b……9Bの接点、
12Ab……12Aの接点、12Bb……12Bの
接点、14Ba1〜3……14Bの接点、15Ab…
…15Aの接点、15Bb1,2……15Bの接点、
16Ab……16Aの接点、16Bb……16Bの
接点、19Bb……19Bの接点、P,N,P1,
N1,PA,PB……制御電源母線。
の同一周波及び異周波方式による方向比較搬送保
護継電装置の構成を示すブロツク回路図、第3図
a,b及びcは従来の搬送波送信条件回路の構成
を示す図、第4図a,b及びcは第2図a,b及
びcにおける動作を説明するための図、第5図及
び第6図は第4図a,b及びcにおけるタイムチ
ヤート、第7図a,b及びcは本発明の方向比較
搬送保護継電装置の一実施例を示すブロツク構成
図、第8図は第7図a,b及びcにおける搬送波
送信条件回路の構成を示す図、第9図a,b及び
cは第7図a,b及びcにおける動作を説明する
ための図である。 1……電源端、2……非電源端、3……送電
線、4A,4B……しや断器、5A,5B……電
流変成器、6A,6B……電圧変成器、7A,7
B……内部故障検出リレー、8A,8B……外部
故障検出リレー、9A,9B……故障検出リレ
ー、10A,10B……送信部、11A,11B
……受信部、12A,12B,15A,15B…
…受信リレー、13A,13B……結合コンデン
サ、14A,14B……補助リレー、16A,1
6B……補助リレー、17……変圧器、18……
しや断器、19A,19B……限時復帰リレー、
7Aa1,2……7Aの接点、7Ba……7Bの接点、
8Ab……8Aの接点、8Bb1,2……8Bの接点、
9Ab……9Aの接点、9Ba,b……9Bの接点、
12Ab……12Aの接点、12Bb……12Bの
接点、14Ba1〜3……14Bの接点、15Ab…
…15Aの接点、15Bb1,2……15Bの接点、
16Ab……16Aの接点、16Bb……16Bの
接点、19Bb……19Bの接点、P,N,P1,
N1,PA,PB……制御電源母線。
Claims (1)
- 1 一方が電源端、また他方が可変電源端から成
る電力系統において、前記電源端、可変電源端に
各別に設けられ、前記電力系統の内部方向及び外
部方向の故障を検出する内部故障継電器及び外部
故障継電器と、前記電源端、可変電源端に各別に
設けられ、前記電力系統の故障を検出する故障検
出継電器と、前記電源端に設けられ、当該電源端
の前記内部故障継電器の不動作時に引外し阻止信
号としての搬送波信号を前記可変電源端へ送出す
る第1の搬送装置と、前記可変電源端に設けら
れ、当該可変電源端のしや断器が投入されている
ことを条件に前記内部故障継電器が不動作でかつ
少なくとも当該可変電源端の前記外部故障継電器
の動作時に前記搬送波信号を前記電源端へ送出
し、また前記しや断器開放によりその搬送波信号
送出を停止する第2の搬送装置と、前記電源端に
設けられ、当該電源端の前記内部故障継電器の動
作時に前記第2の搬送装置からの搬送波信号を受
信しないことを条件に当該電源端のしや断器を引
外す第1の装置と、前記可変電源端に設けられ、
当該可変電源端の前記外部故障継電器が不動作で
かつ当該可変電源端の前記故障検出継電器の動作
時に前記第1の搬送装置からの搬送波信号を受信
しないことを条件に当該可変電源端のしや断器を
引外す第2の装置と、前記可変電源端のしや断器
開放による前記第2の搬送装置の搬送波信号送出
停止を、前記第1の搬送装置からの搬送波信号を
受信したことを条件に解除しかつ当該第1の搬送
装置からの搬送波信号を受信しないことを条件に
所定時間阻止し、また前記可変電源端のしや断器
投入時に前記第2の搬送装置の搬送波信号送出を
許容する第3の装置とを備えて構成するようにし
たことを特徴とする方向比較搬送保護継電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5780379A JPS55150725A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Directional comparison carrier protecting relay device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5780379A JPS55150725A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Directional comparison carrier protecting relay device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55150725A JPS55150725A (en) | 1980-11-22 |
| JPS6152612B2 true JPS6152612B2 (ja) | 1986-11-14 |
Family
ID=13066064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5780379A Granted JPS55150725A (en) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | Directional comparison carrier protecting relay device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55150725A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01156114U (ja) * | 1987-12-21 | 1989-10-26 |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP5780379A patent/JPS55150725A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01156114U (ja) * | 1987-12-21 | 1989-10-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55150725A (en) | 1980-11-22 |
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