JPS6156562B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6156562B2 JPS6156562B2 JP15280480A JP15280480A JPS6156562B2 JP S6156562 B2 JPS6156562 B2 JP S6156562B2 JP 15280480 A JP15280480 A JP 15280480A JP 15280480 A JP15280480 A JP 15280480A JP S6156562 B2 JPS6156562 B2 JP S6156562B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- base film
- curling
- magnetic tape
- polyester base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/84—Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B5/842—Coating a support with a liquid magnetic dispersion
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は磁気記録媒体の製造方法に関し、さ
らに詳しくはカールを充分に矯正し得るようにし
た磁気テープ等の製造方法に関する。 〔従来の技術〕 一般に、ポリエステルフイルム、アセテートフ
イルムなどのプラスチツクフイルム上に磁性塗料
を塗布、乾燥してつくられる磁気テープなどの磁
気記録媒体は、乾燥時に磁性層が収縮するため、
磁性層側を内側にして凹状にカールし易い傾向が
ある。特に、極薄のベースフイルムを使用するカ
セツト用磁気テープにおいては、磁性層の厚みが
ベースフイルムに対して相対的に厚くなり、磁性
層の収縮が大きくなるためこの傾向が著しく、そ
の上このような極薄の磁気テープにおいては、磁
性層を硬くしてこの磁性層の強度でもつて磁気テ
ープの機械的強度が低下しないようにしているた
め、磁性層が収縮すると一段とカールし易い構造
になつており、このようなカールが生じると磁気
ヘツドとの摺接が阻害されて磁気特性が劣化した
りする。 このため、従来より加熱ロールにより熱固定す
るなどして磁気テープがカールするのを矯正した
り、また、アセテートフイルム等の吸湿性のベー
スフイルムを使用する場合は、このアセテートフ
イルムの裏面を水蒸気で湿潤加熱処理するなどし
て磁気テープのカールを矯正することが行われて
いる。(特公昭42−21145号) 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、加熱ロールにより熱固定する方法で
は特にカールし易いカセツト用磁気テープのカー
ルを充分に防止することができず、また、アセテ
ートフイルム等の吸湿性のベースフイルムの裏面
を水蒸気で湿潤加熱処理する方法では、加熱処理
工程が必要で操作および条件の設定が容易でない
上、使用する水蒸気がベースフイルムにして湿潤
作用しかないためカールを抑制している状態が不
安定で、一旦抑制されたカールも水蒸気の濃度が
高濃度の環境下におかれるとカールが再発するお
それがある。またこのような水蒸気での湿潤加熱
処理では吸湿性のアセテートベースフイルムに対
してはカールを抑制することができても、吸湿性
のほとんどないポリエステルベースフイルムの裏
面のカールを矯正することができない。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明はかかる問題点を解消するため種々検
討を行つた結果なされたもので、ポリエステルベ
ースフイルムの表面に磁性層を形成した後、ある
いは磁性層を形成する前に、ポリエステルベース
フイルムを溶解する能力を有するパラクロルフエ
ノール、メタクロルフエノール、オルソクロルフ
エノール、フエノール、ジクロルベンゼンから選
ばれる少なくとも1種を含む化合物の溶液を、塗
布、乾燥してポリエステルベースフイルムの裏面
を収縮させることによつて、磁気テープのカール
を容易かつ安定的に、しかも充分に防止したもの
である。 この発明によれば、ポリエステルベースフイル
ムの裏面にポリエステルベースフイルムを溶解す
る能力を有するパラクロルフエノール、メタクロ
ルフエノール、オルソクロルフエノール、フエノ
ール、ジクロルベンゼンから選ばれる少なくとも
1種を含む化合物の溶液を、塗布、乾燥している
ため、ポリエステルベースフイルムの裏面はこの
溶液の塗布、乾燥によつて溶解され、分子の配列
状態が変化してポリエステルベースフイルムの裏
面が収縮する。従つて、磁性層の収縮と同程度に
これらのポリエステルベースフイルムを溶解する
能力を有する化合物の溶液を、塗布、乾燥して、
ポリエステルベースフイルムの裏面を収縮させれ
ば、磁気テープはカールすることなく平衡を保
ち、磁気テープのカールは容易かつ安定的に防止
され、しかも充分に防止される。 この発明において使用されるポリエステルベー
スフイルムを溶解する能力を有する化合物として
は、パラクロルフエノール、メタクロルフエノー
ル、オルソクロルフエノール、フエノール、ジク
ロルベンゼンなどが好適なものとして使用され、
それぞれ単独であるいは混合して使用される。使
用に際しては、たとえばパラクロルフエノールの
場合、これをイソプロピルアルコールに溶解して
使用するなど適当な溶剤に溶解して使用され、グ
ラビア塗布などの方法によつてベースフイルムの
裏面に塗布され、乾燥される。 使用量は、たとえば、パラクロルフエノールの
場合、40〜70mg/m2のパラクロルフエノールがテ
ープ裏面に塗着されるように、塗布溶液の濃度お
よび塗布溶液の塗布量を調整する。塗着量がこれ
より少ないと充分にカールが矯正されず、また多
すぎるとベース面を内側にした逆カールが生じ好
ましくない。塗布後の乾燥温度は80〜150℃の範
囲が適当でこれより低い温度では乾燥が不充分と
なり、またこれより高い温度ではベースフイルム
の熱変形を生じ好ましくない。 〔実施例〕 次に、この発明の実施例について説明する。 実施例 1 Co被着γ―Fe2O3磁性粉末 100重量部 粒状α―Fe2O3粉末 4 〃 カーボンブラツク 5 〃 ステアリン酸亜鉛 0.5 〃 ニトロセルロースHIG1(旭 化成社製、ニト
ロセルロース) 10 〃 エスタン5702(米国グツト リツチケミカル社
製、ウレタ ンエラストマー) 9 〃 ステアリン酸―n―ブチル 0.8 〃 ミリスチン酸 0.5 〃 シクロヘキサノン 100 〃 トルエン 100 〃 この組成物をボールミルで40時間混合分散させ
た後、コロネートL(日本ポリウレタン工業社
製、イソシアネート化合物)3.4重量部をシクロ
ヘキサノン1.7重量部、トルエン1.7重量部の混合
溶液に溶解したものを加え、さらに1時間混合分
散させて磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚
さ9.5μmのポリエステルベースフイルム上に乾
燥厚が5μmとなるように塗布、乾燥、カレンダ
ー加工して磁性層を形成した。次いで、ポリエス
テルベースフイルムの裏面に下記の組成の溶液を
塗布し、105℃の温度で乾燥した後、所定の幅に
裁断して磁気テープをつくつた。 溶液組成 パラクロルフエノール 7重量部 イソプロピルアルコール 93 〃 比較例 1 実施例1において、ポリエステルベースフイル
ム裏面への溶液の塗布を省いた以外は実施例1と
同様にしてカセツト用磁気テープをつくつた。 各実施例および比較例で得られた磁気テープを
図面に示すように平面板1上に置き、平面板表面
からテープ2の最大高さhを測定して磁気テープ
のカール量を測定し、また各磁気テープをVHS
方式ビデオカセツトに組み込み、VHS方式ビデ
オテープレコーダーのオーデイオトラツクでの
300Hzにおける再生出力、7KHzにおける出力変動
を測定した。 下表はその結果である。
らに詳しくはカールを充分に矯正し得るようにし
た磁気テープ等の製造方法に関する。 〔従来の技術〕 一般に、ポリエステルフイルム、アセテートフ
イルムなどのプラスチツクフイルム上に磁性塗料
を塗布、乾燥してつくられる磁気テープなどの磁
気記録媒体は、乾燥時に磁性層が収縮するため、
磁性層側を内側にして凹状にカールし易い傾向が
ある。特に、極薄のベースフイルムを使用するカ
セツト用磁気テープにおいては、磁性層の厚みが
ベースフイルムに対して相対的に厚くなり、磁性
層の収縮が大きくなるためこの傾向が著しく、そ
の上このような極薄の磁気テープにおいては、磁
性層を硬くしてこの磁性層の強度でもつて磁気テ
ープの機械的強度が低下しないようにしているた
め、磁性層が収縮すると一段とカールし易い構造
になつており、このようなカールが生じると磁気
ヘツドとの摺接が阻害されて磁気特性が劣化した
りする。 このため、従来より加熱ロールにより熱固定す
るなどして磁気テープがカールするのを矯正した
り、また、アセテートフイルム等の吸湿性のベー
スフイルムを使用する場合は、このアセテートフ
イルムの裏面を水蒸気で湿潤加熱処理するなどし
て磁気テープのカールを矯正することが行われて
いる。(特公昭42−21145号) 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、加熱ロールにより熱固定する方法で
は特にカールし易いカセツト用磁気テープのカー
ルを充分に防止することができず、また、アセテ
ートフイルム等の吸湿性のベースフイルムの裏面
を水蒸気で湿潤加熱処理する方法では、加熱処理
工程が必要で操作および条件の設定が容易でない
上、使用する水蒸気がベースフイルムにして湿潤
作用しかないためカールを抑制している状態が不
安定で、一旦抑制されたカールも水蒸気の濃度が
高濃度の環境下におかれるとカールが再発するお
それがある。またこのような水蒸気での湿潤加熱
処理では吸湿性のアセテートベースフイルムに対
してはカールを抑制することができても、吸湿性
のほとんどないポリエステルベースフイルムの裏
面のカールを矯正することができない。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明はかかる問題点を解消するため種々検
討を行つた結果なされたもので、ポリエステルベ
ースフイルムの表面に磁性層を形成した後、ある
いは磁性層を形成する前に、ポリエステルベース
フイルムを溶解する能力を有するパラクロルフエ
ノール、メタクロルフエノール、オルソクロルフ
エノール、フエノール、ジクロルベンゼンから選
ばれる少なくとも1種を含む化合物の溶液を、塗
布、乾燥してポリエステルベースフイルムの裏面
を収縮させることによつて、磁気テープのカール
を容易かつ安定的に、しかも充分に防止したもの
である。 この発明によれば、ポリエステルベースフイル
ムの裏面にポリエステルベースフイルムを溶解す
る能力を有するパラクロルフエノール、メタクロ
ルフエノール、オルソクロルフエノール、フエノ
ール、ジクロルベンゼンから選ばれる少なくとも
1種を含む化合物の溶液を、塗布、乾燥している
ため、ポリエステルベースフイルムの裏面はこの
溶液の塗布、乾燥によつて溶解され、分子の配列
状態が変化してポリエステルベースフイルムの裏
面が収縮する。従つて、磁性層の収縮と同程度に
これらのポリエステルベースフイルムを溶解する
能力を有する化合物の溶液を、塗布、乾燥して、
ポリエステルベースフイルムの裏面を収縮させれ
ば、磁気テープはカールすることなく平衡を保
ち、磁気テープのカールは容易かつ安定的に防止
され、しかも充分に防止される。 この発明において使用されるポリエステルベー
スフイルムを溶解する能力を有する化合物として
は、パラクロルフエノール、メタクロルフエノー
ル、オルソクロルフエノール、フエノール、ジク
ロルベンゼンなどが好適なものとして使用され、
それぞれ単独であるいは混合して使用される。使
用に際しては、たとえばパラクロルフエノールの
場合、これをイソプロピルアルコールに溶解して
使用するなど適当な溶剤に溶解して使用され、グ
ラビア塗布などの方法によつてベースフイルムの
裏面に塗布され、乾燥される。 使用量は、たとえば、パラクロルフエノールの
場合、40〜70mg/m2のパラクロルフエノールがテ
ープ裏面に塗着されるように、塗布溶液の濃度お
よび塗布溶液の塗布量を調整する。塗着量がこれ
より少ないと充分にカールが矯正されず、また多
すぎるとベース面を内側にした逆カールが生じ好
ましくない。塗布後の乾燥温度は80〜150℃の範
囲が適当でこれより低い温度では乾燥が不充分と
なり、またこれより高い温度ではベースフイルム
の熱変形を生じ好ましくない。 〔実施例〕 次に、この発明の実施例について説明する。 実施例 1 Co被着γ―Fe2O3磁性粉末 100重量部 粒状α―Fe2O3粉末 4 〃 カーボンブラツク 5 〃 ステアリン酸亜鉛 0.5 〃 ニトロセルロースHIG1(旭 化成社製、ニト
ロセルロース) 10 〃 エスタン5702(米国グツト リツチケミカル社
製、ウレタ ンエラストマー) 9 〃 ステアリン酸―n―ブチル 0.8 〃 ミリスチン酸 0.5 〃 シクロヘキサノン 100 〃 トルエン 100 〃 この組成物をボールミルで40時間混合分散させ
た後、コロネートL(日本ポリウレタン工業社
製、イソシアネート化合物)3.4重量部をシクロ
ヘキサノン1.7重量部、トルエン1.7重量部の混合
溶液に溶解したものを加え、さらに1時間混合分
散させて磁性塗料を調製した。この磁性塗料を厚
さ9.5μmのポリエステルベースフイルム上に乾
燥厚が5μmとなるように塗布、乾燥、カレンダ
ー加工して磁性層を形成した。次いで、ポリエス
テルベースフイルムの裏面に下記の組成の溶液を
塗布し、105℃の温度で乾燥した後、所定の幅に
裁断して磁気テープをつくつた。 溶液組成 パラクロルフエノール 7重量部 イソプロピルアルコール 93 〃 比較例 1 実施例1において、ポリエステルベースフイル
ム裏面への溶液の塗布を省いた以外は実施例1と
同様にしてカセツト用磁気テープをつくつた。 各実施例および比較例で得られた磁気テープを
図面に示すように平面板1上に置き、平面板表面
からテープ2の最大高さhを測定して磁気テープ
のカール量を測定し、また各磁気テープをVHS
方式ビデオカセツトに組み込み、VHS方式ビデ
オテープレコーダーのオーデイオトラツクでの
300Hzにおける再生出力、7KHzにおける出力変動
を測定した。 下表はその結果である。
【表】
〔発明の効果〕
上表から明らかなように、従来の磁気テープ
(比較例1)ではカールが認められるのに対し、
この発明で得られた磁気テープ(実施例1)では
ほとんどカールが認められず、またこの発明で得
られた磁気テープは、従来の磁気テープに比べ再
生出力および出力変動がいずれも向上しており、
このことからこの発明によつて得られる磁気テー
プは、カールを生じることがほとんどなく、その
結果として磁気特性が一段と向上されていること
がわかる。
(比較例1)ではカールが認められるのに対し、
この発明で得られた磁気テープ(実施例1)では
ほとんどカールが認められず、またこの発明で得
られた磁気テープは、従来の磁気テープに比べ再
生出力および出力変動がいずれも向上しており、
このことからこの発明によつて得られる磁気テー
プは、カールを生じることがほとんどなく、その
結果として磁気特性が一段と向上されていること
がわかる。
図面はこの発明で得られた磁気テープのカール
量測定用平面板の斜視図である。
量測定用平面板の斜視図である。
Claims (1)
- 1 ポリエステルベースフイルムの表面に磁性粉
末およびバインダーを含有する磁性塗料を塗布、
乾燥して磁性層を形成する工程と、このポリエス
テルベースフイルムの裏面にパラクロルフエノー
ル、メタクロルフエノール、オルソクロルフエノ
ール、フエノール、ジクロルベンゼンから選ばれ
る少なくとも1種を含む化合物の溶液を塗布、乾
燥する工程とを含むことを特徴とする磁気記録媒
体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15280480A JPS5792433A (en) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Manufacture of magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15280480A JPS5792433A (en) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Manufacture of magnetic recording medium |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5792433A JPS5792433A (en) | 1982-06-09 |
| JPS6156562B2 true JPS6156562B2 (ja) | 1986-12-03 |
Family
ID=15548511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15280480A Granted JPS5792433A (en) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | Manufacture of magnetic recording medium |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5792433A (ja) |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP15280480A patent/JPS5792433A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5792433A (en) | 1982-06-09 |
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