JPS6160843B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6160843B2 JPS6160843B2 JP54117088A JP11708879A JPS6160843B2 JP S6160843 B2 JPS6160843 B2 JP S6160843B2 JP 54117088 A JP54117088 A JP 54117088A JP 11708879 A JP11708879 A JP 11708879A JP S6160843 B2 JPS6160843 B2 JP S6160843B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer emulsion
- polymerization
- polymer
- emulsion
- chloroprene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
本発明はクロロプレン又はクロロプレン及びそ
れと共重合可能な単量体を乳化重合してつくられ
た重合体乳化液(クロロプレン系重合体乳化液)
の処理法、特に残留単量体の分離除去方法又は濃
縮方法に関するものである。 クロロプレン又はクロロプレン及びそれと共重
合可能な単量体を乳化重合する場合、重合終了後
未反応単量体が残存することがある。又、単量体
を全て重合体に変換するのは重合時間が著しく増
大し、経済的に不利であるばかりか、得られた重
合体の品質が好ましくない場合があり、このよう
な場合は重合率が100%に達する以前に重合を停
止させるので、未反応単量体が残存する。 通常、乳化重合法で得られたクロロプレン系重
合体乳化液には、仕込単量体に対して1〜50重量
%の未反応単量体が含まれ、又、該重合体乳化液
は通常水分を30〜80重量%含有するが、固形分濃
度が低い場合はある種の用途例えばラテツクスと
してスポンジ製造用あるいは浸漬製品用に使用す
る場合、固形分約50〜60重量%まで濃縮する。 クロロプレン系重合体乳化液中に混入する未反
応単量体の分離除去又は濃縮を行なうには、従
来、重合体乳化液を連続的に脱揮発塔に送り込
み、重合体乳化液を水蒸気と接触せしめることに
より、重合体乳化液を加熱し、未反応単量体又は
水分を蒸発分離する方法がある。しかし、この方
法は多量の水蒸気を必要とし、経済的に不利であ
る。更に、この方法は水蒸気を直接重合体乳化液
と接触せしめるために、該重合体乳化液中のゴム
状重合体の析出が発生し易い。又この重合体の析
出は、重合体収率を低下せしめるのみならず、析
出物が脱揮発塔の内部に滞積したり、乳化液を留
出させるための配管を閉塞せしめたりして、脱揮
発塔の運転を困難にする。又、脱揮発塔の定常を
乱すと、泡が大量に発生し、操作が極めて困難に
なる。 又、脱揮発塔を使用して該重合乳化液中の水分
を蒸発して濃縮する場合は、水の蒸気圧は単量体
のそれより低いので、多量の水蒸気が必要であ
り、塔内の滞留時間も長時間必要となる。このよ
うな条件は、重合体の析出を増大せしめる。この
ように運転しても、脱揮発塔では、1回の運転で
重合体乳化液の固形分濃度を10重量%増大させる
のは困難であつて、未反応単量体の除去と兼ねて
固形分濃度を増大せしめるのは困難である。 そこで、重合体乳化液の固形分濃度を増大せし
めるために、アルギン酸アンモニウム等のクリー
ミング剤を加えて静置して水分を分離する方法も
ある。しかしこの方法は、静置に長時間必要であ
る。 本発明は重合体の析出及び発泡の極めて少ない
未反応単量体の除去方法及び濃縮方法を提供する
ものであつて、要すれば未反応単量体の除去と濃
縮を同時に行なうことができる。 即ち、本発明はクロロプレン又はクロロプレン
及びそれと共重合可能な単量体を乳化重合してつ
くられた重合体乳化液から残留単量体を分離除去
するか、又は該重合体乳化液から水分を蒸発せし
めて乳化液を濃縮するに際し、該重合体乳化液
100重量部に対し0.005〜1.0重量部の消泡剤を存
在させ、該重合体乳化液を容器中で撹拌しなが
ら、30〜760mmHgの圧力下、30〜90℃の温度に加
熱することを特徴とする重合体乳化液の処理方法
である。 本発明の方法を適用可能を重合体乳化液は、ク
ロロプレン重合体又はクロロプレン共重合体(以
下両者を総合してクロロプレン系重合体という)
の乳化液であり、それらはクロロプレン又はクロ
ロプレン及びそれと共重合可能な単量体を乳化液
中で重合して得られたものである。クロロプレン
と共重合可能な単量体としては、例えば1―クロ
ルブタジエン―1,3、スチレン、α―メチルス
チレン、アクリロニトリル、2,3―ジクロルブ
タジエン―1,3、エチレングリコールジメタア
クリレートなどがあるが、これらに制限されるも
のではない。 本発明の撹拌加熱処理は撹拌装置と加熱装置を
備えた容器で行なわれる。容器は特に制限されな
いが、重合缶及びタンク等が便利である。特に重
合缶は重合終了後の乳化液をそのまま処理できる
ので、特に好都合である。 撹拌翼は特に制限なくタービン翼、プロペラ
翼、フアウドラー翼等のいずれのものでも使用で
きる。加熱は容器に装備したジヤケツト又は容器
内部に取付けられた蛇管若しくはバツフルを加熱
することによつて行なわれる。 脱揮発温度は30〜90℃で、好ましくは40〜70℃
である。30℃より低温では単量体又は水分の揮発
が十分でなく、90℃より高温にすると、重合体乳
化液が熱により劣化し、得られるゴム状重合体の
品質が低下する原因となる。圧力は30〜760mmHg
が適当である。 重合体乳化液の撹拌・加熱は消泡剤の存在下で
行なう。消泡剤は重合体乳化液100重量部に対し
0.005〜1.0重量部添加する。0.005重量部より少な
い場合は、重合体乳化液の発泡を抑えることが困
難で、1.0重量部より多い場合は重合体乳化液又
はそれより得られたゴム状重合体の品質に悪影響
を与える。 消泡剤としてはシリコーン樹脂系消泡剤あるい
はソルビタンラウリル酸モノエステル、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリプロピレン
グリコール等の有機極性化合物系消泡剤が使われ
る。これらの消泡剤を1種あるいは2種以上の混
合物を使用してもよい。又該消泡剤を脱揮発を開
始する前に一括添加してもあるいは脱揮発期間中
に連続的あるいは間欠的に添加してもよい。 加熱は通常2〜8時間行なう。特に濃縮の場合
は加熱時間を調節することにより、任意の固形分
にすることが可能である。 なお明細書記載の部及び%はいずれも重量基準
で示した。 以下実施例によつてさらに本発明を説明する。 実施例 1 フアウドラー翼撹拌機及びジヤケツトを装備し
た内容積7m3のステレン製重合缶を使用した。 この重合缶にクロロプレン単量体を100部、水
を140部、乳化剤として不均化ロジン酸石けんを
3部、分散剤としてナフタリンスルホン酸とホル
ムアルデヒドの縮合物のナトリウム塩を0.6部、
水酸化ナトリウムを0.6部を仕込んだ。これらの
操作は全て窒素気流下で行なつた。 1時間撹拌乳化した後、40℃に昇温した重合を
開始した。重合触媒として過硫酸カリウムが1%
及びアントラキノン―β―スルホン酸のナトリウ
ム塩が0.05%の混合水溶液を使用した。重合は窒
素雰囲気下で40℃にて行なわれた。60%まで重合
が進行したとき、直ちにパラターシヤリーブチル
カテコールを0.04部添加し重合反応を停止させ
た。得られた重合体乳化液には残留クロロプレン
単量体が16.4%含まれていた。 次に該重合体乳化液100部に対して消泡剤とし
てシリコーン樹脂系エマルジヨン型消泡剤〔東芝
シリコーン(株)製商品名「TSA730」〕を0.2部添加
した後該重合缶に取付けたジヤケツトを熱水で加
熱し90℃とした。真空ポンプに導かれた導管で重
合缶内部を減圧にしつつ該重合体乳化液の温度が
60℃となるよう140〜560mmHgに圧力を調節して
脱揮発を行つた。撹拌数は60回転/分とした。該
重合体乳化液から揮発した蒸気は導管を通じて取
出され、凝縮器で冷却回収された。 3時間脱揮発した後該重合体乳化液中の残留ク
ロロプレン単量体は48ppmであつた。尚分析は
ガスクロマトグラフイーにより測定した。この脱
揮発された重合体乳化液を凍結乾燥して重合体を
単離した。この単離された重合体のムーニー粘度
(ML1+4/100℃以下同じ)は56であつた。 このゴム状重合体の貯蔵安定性試験として、70
℃ギヤーオーブンで2日、4日、6日、8日、10
日間老化させた後のムーニー粘度の測定結果を第
1表に示す。ムーニー粘度の増加巾が小さく貯蔵
安定性に優れたゴム重合体であることがわかる。 比較例 1 実施例1と同じ重合缶を使用し、又同じ重合条
件で重合して得られた重合体乳化液にシリコーン
樹脂系エマルジヨン型消泡剤〔東芝シリコーン(株)
製商品名「TSA730」〕を0.001部添加した以外は
実施例1と同じ方法で脱揮発を行つた。脱揮発開
始30分後に発泡が起り、重合缶内部が泡で充満し
脱揮発を継続する事は不可能となり中断した。 比較例 2 実施例1と同じ重合缶を使用し、同じ重合条件
で重合して得られた該重合体乳化液を脱揮発する
に当り、該重合缶に取付けたジヤケツトを熱水で
加熱しつつ125℃とし、該重合体乳化液の温度が
95℃となるよう調節弁で重合缶内部の圧力を600
〜1500mmHgに調節しつつ、脱揮発した以外は実
施例1と同様な方法で脱揮発を行つた。 3時間脱揮発した後、該重合体乳化溶液中の残
留クロロプレン単量体は32ppmであつた。この
脱揮発された重合体乳化液を凍結乾燥して重合体
が単離された。重合体のムーニー粘度は59であつ
た。実施例1と同様にして貯蔵安定性試験結果を
第1表に示した。このゴム状重合体のムーニー粘
度の増加巾は実施例1に比較して著しく大きく貯
蔵安定性に劣るゴム重合体であることがわかる。
れと共重合可能な単量体を乳化重合してつくられ
た重合体乳化液(クロロプレン系重合体乳化液)
の処理法、特に残留単量体の分離除去方法又は濃
縮方法に関するものである。 クロロプレン又はクロロプレン及びそれと共重
合可能な単量体を乳化重合する場合、重合終了後
未反応単量体が残存することがある。又、単量体
を全て重合体に変換するのは重合時間が著しく増
大し、経済的に不利であるばかりか、得られた重
合体の品質が好ましくない場合があり、このよう
な場合は重合率が100%に達する以前に重合を停
止させるので、未反応単量体が残存する。 通常、乳化重合法で得られたクロロプレン系重
合体乳化液には、仕込単量体に対して1〜50重量
%の未反応単量体が含まれ、又、該重合体乳化液
は通常水分を30〜80重量%含有するが、固形分濃
度が低い場合はある種の用途例えばラテツクスと
してスポンジ製造用あるいは浸漬製品用に使用す
る場合、固形分約50〜60重量%まで濃縮する。 クロロプレン系重合体乳化液中に混入する未反
応単量体の分離除去又は濃縮を行なうには、従
来、重合体乳化液を連続的に脱揮発塔に送り込
み、重合体乳化液を水蒸気と接触せしめることに
より、重合体乳化液を加熱し、未反応単量体又は
水分を蒸発分離する方法がある。しかし、この方
法は多量の水蒸気を必要とし、経済的に不利であ
る。更に、この方法は水蒸気を直接重合体乳化液
と接触せしめるために、該重合体乳化液中のゴム
状重合体の析出が発生し易い。又この重合体の析
出は、重合体収率を低下せしめるのみならず、析
出物が脱揮発塔の内部に滞積したり、乳化液を留
出させるための配管を閉塞せしめたりして、脱揮
発塔の運転を困難にする。又、脱揮発塔の定常を
乱すと、泡が大量に発生し、操作が極めて困難に
なる。 又、脱揮発塔を使用して該重合乳化液中の水分
を蒸発して濃縮する場合は、水の蒸気圧は単量体
のそれより低いので、多量の水蒸気が必要であ
り、塔内の滞留時間も長時間必要となる。このよ
うな条件は、重合体の析出を増大せしめる。この
ように運転しても、脱揮発塔では、1回の運転で
重合体乳化液の固形分濃度を10重量%増大させる
のは困難であつて、未反応単量体の除去と兼ねて
固形分濃度を増大せしめるのは困難である。 そこで、重合体乳化液の固形分濃度を増大せし
めるために、アルギン酸アンモニウム等のクリー
ミング剤を加えて静置して水分を分離する方法も
ある。しかしこの方法は、静置に長時間必要であ
る。 本発明は重合体の析出及び発泡の極めて少ない
未反応単量体の除去方法及び濃縮方法を提供する
ものであつて、要すれば未反応単量体の除去と濃
縮を同時に行なうことができる。 即ち、本発明はクロロプレン又はクロロプレン
及びそれと共重合可能な単量体を乳化重合してつ
くられた重合体乳化液から残留単量体を分離除去
するか、又は該重合体乳化液から水分を蒸発せし
めて乳化液を濃縮するに際し、該重合体乳化液
100重量部に対し0.005〜1.0重量部の消泡剤を存
在させ、該重合体乳化液を容器中で撹拌しなが
ら、30〜760mmHgの圧力下、30〜90℃の温度に加
熱することを特徴とする重合体乳化液の処理方法
である。 本発明の方法を適用可能を重合体乳化液は、ク
ロロプレン重合体又はクロロプレン共重合体(以
下両者を総合してクロロプレン系重合体という)
の乳化液であり、それらはクロロプレン又はクロ
ロプレン及びそれと共重合可能な単量体を乳化液
中で重合して得られたものである。クロロプレン
と共重合可能な単量体としては、例えば1―クロ
ルブタジエン―1,3、スチレン、α―メチルス
チレン、アクリロニトリル、2,3―ジクロルブ
タジエン―1,3、エチレングリコールジメタア
クリレートなどがあるが、これらに制限されるも
のではない。 本発明の撹拌加熱処理は撹拌装置と加熱装置を
備えた容器で行なわれる。容器は特に制限されな
いが、重合缶及びタンク等が便利である。特に重
合缶は重合終了後の乳化液をそのまま処理できる
ので、特に好都合である。 撹拌翼は特に制限なくタービン翼、プロペラ
翼、フアウドラー翼等のいずれのものでも使用で
きる。加熱は容器に装備したジヤケツト又は容器
内部に取付けられた蛇管若しくはバツフルを加熱
することによつて行なわれる。 脱揮発温度は30〜90℃で、好ましくは40〜70℃
である。30℃より低温では単量体又は水分の揮発
が十分でなく、90℃より高温にすると、重合体乳
化液が熱により劣化し、得られるゴム状重合体の
品質が低下する原因となる。圧力は30〜760mmHg
が適当である。 重合体乳化液の撹拌・加熱は消泡剤の存在下で
行なう。消泡剤は重合体乳化液100重量部に対し
0.005〜1.0重量部添加する。0.005重量部より少な
い場合は、重合体乳化液の発泡を抑えることが困
難で、1.0重量部より多い場合は重合体乳化液又
はそれより得られたゴム状重合体の品質に悪影響
を与える。 消泡剤としてはシリコーン樹脂系消泡剤あるい
はソルビタンラウリル酸モノエステル、ポリエチ
レングリコール脂肪酸エステル、ポリプロピレン
グリコール等の有機極性化合物系消泡剤が使われ
る。これらの消泡剤を1種あるいは2種以上の混
合物を使用してもよい。又該消泡剤を脱揮発を開
始する前に一括添加してもあるいは脱揮発期間中
に連続的あるいは間欠的に添加してもよい。 加熱は通常2〜8時間行なう。特に濃縮の場合
は加熱時間を調節することにより、任意の固形分
にすることが可能である。 なお明細書記載の部及び%はいずれも重量基準
で示した。 以下実施例によつてさらに本発明を説明する。 実施例 1 フアウドラー翼撹拌機及びジヤケツトを装備し
た内容積7m3のステレン製重合缶を使用した。 この重合缶にクロロプレン単量体を100部、水
を140部、乳化剤として不均化ロジン酸石けんを
3部、分散剤としてナフタリンスルホン酸とホル
ムアルデヒドの縮合物のナトリウム塩を0.6部、
水酸化ナトリウムを0.6部を仕込んだ。これらの
操作は全て窒素気流下で行なつた。 1時間撹拌乳化した後、40℃に昇温した重合を
開始した。重合触媒として過硫酸カリウムが1%
及びアントラキノン―β―スルホン酸のナトリウ
ム塩が0.05%の混合水溶液を使用した。重合は窒
素雰囲気下で40℃にて行なわれた。60%まで重合
が進行したとき、直ちにパラターシヤリーブチル
カテコールを0.04部添加し重合反応を停止させ
た。得られた重合体乳化液には残留クロロプレン
単量体が16.4%含まれていた。 次に該重合体乳化液100部に対して消泡剤とし
てシリコーン樹脂系エマルジヨン型消泡剤〔東芝
シリコーン(株)製商品名「TSA730」〕を0.2部添加
した後該重合缶に取付けたジヤケツトを熱水で加
熱し90℃とした。真空ポンプに導かれた導管で重
合缶内部を減圧にしつつ該重合体乳化液の温度が
60℃となるよう140〜560mmHgに圧力を調節して
脱揮発を行つた。撹拌数は60回転/分とした。該
重合体乳化液から揮発した蒸気は導管を通じて取
出され、凝縮器で冷却回収された。 3時間脱揮発した後該重合体乳化液中の残留ク
ロロプレン単量体は48ppmであつた。尚分析は
ガスクロマトグラフイーにより測定した。この脱
揮発された重合体乳化液を凍結乾燥して重合体を
単離した。この単離された重合体のムーニー粘度
(ML1+4/100℃以下同じ)は56であつた。 このゴム状重合体の貯蔵安定性試験として、70
℃ギヤーオーブンで2日、4日、6日、8日、10
日間老化させた後のムーニー粘度の測定結果を第
1表に示す。ムーニー粘度の増加巾が小さく貯蔵
安定性に優れたゴム重合体であることがわかる。 比較例 1 実施例1と同じ重合缶を使用し、又同じ重合条
件で重合して得られた重合体乳化液にシリコーン
樹脂系エマルジヨン型消泡剤〔東芝シリコーン(株)
製商品名「TSA730」〕を0.001部添加した以外は
実施例1と同じ方法で脱揮発を行つた。脱揮発開
始30分後に発泡が起り、重合缶内部が泡で充満し
脱揮発を継続する事は不可能となり中断した。 比較例 2 実施例1と同じ重合缶を使用し、同じ重合条件
で重合して得られた該重合体乳化液を脱揮発する
に当り、該重合缶に取付けたジヤケツトを熱水で
加熱しつつ125℃とし、該重合体乳化液の温度が
95℃となるよう調節弁で重合缶内部の圧力を600
〜1500mmHgに調節しつつ、脱揮発した以外は実
施例1と同様な方法で脱揮発を行つた。 3時間脱揮発した後、該重合体乳化溶液中の残
留クロロプレン単量体は32ppmであつた。この
脱揮発された重合体乳化液を凍結乾燥して重合体
が単離された。重合体のムーニー粘度は59であつ
た。実施例1と同様にして貯蔵安定性試験結果を
第1表に示した。このゴム状重合体のムーニー粘
度の増加巾は実施例1に比較して著しく大きく貯
蔵安定性に劣るゴム重合体であることがわかる。
【表】
実施例 2
実施例1と同じ重合缶を使用した。この重合缶
にクロロプレンを100部、共重合し得る単量体と
して2,3―ジクロルブタジエン―1,3を5
部、水を80部、乳化剤として不均化ロジン酸石け
んを3部、分離剤としてナフタリンスルホン酸と
ホルムアルデヒドの縮合物のナトリウム塩を0.6
部、水酸化カリウムを1.0部、分子量調節剤とし
てn―ドデシルメルカプタンを0.03部仕込んだ。
これらの操作は全て窒素気流下で行なつた。 1時間撹拌乳化した後、40℃に昇温し重合を開
始した。重合触媒として過硫酸カリウムが1%及
びアントラキノン―β―スルホン酸のナトリウム
塩が0.05%の混合水溶液を使用した。重合は窒素
雰囲気下で40℃にて行なわれた。95%まで重合が
進行したとき、直ちにパラターシヤリーブチルカ
テコールを0.04部添加し重合反応を停止させた。
得られた重合体乳化液には残留クロロプレン単量
体が2.44%、残留2,3―ジクロルブタジエン―
1,3が38ppm含まれていた。固形分は46.4%で
あつた。 次に該重合体乳化液100部に対して、消泡剤と
してシリコーン樹脂系エマルジヨン型消泡剤〔東
芝シリコーン(株)商品名「TSA730」〕を0.2部添加
した後、該重合缶に取付けたジヤケツトを熱水で
加熱し90℃とした。真空ポンプに導かれた導管で
重合缶内部を減圧にしつつ該重合体乳化液の温度
が60℃となるよう圧力を調節して脱揮発を行つ
た。撹拌数は60回転/分とした。該重合体乳化液
から揮発した蒸気は導管を通じて取出され、凝縮
器で冷却回収された。 5時間脱揮発した後、該重合体乳化溶液中の残
留クロロプレン単量体は120ppm、残留2,3―
ジクロルブタジエン―1,3単量体は5ppmであ
つた。固形分は60.3%であつた。この重合体乳化
液はスポンジ製造用クロロプレン重合体乳化液と
して満足し得る物性を有する乳化液であつた。
にクロロプレンを100部、共重合し得る単量体と
して2,3―ジクロルブタジエン―1,3を5
部、水を80部、乳化剤として不均化ロジン酸石け
んを3部、分離剤としてナフタリンスルホン酸と
ホルムアルデヒドの縮合物のナトリウム塩を0.6
部、水酸化カリウムを1.0部、分子量調節剤とし
てn―ドデシルメルカプタンを0.03部仕込んだ。
これらの操作は全て窒素気流下で行なつた。 1時間撹拌乳化した後、40℃に昇温し重合を開
始した。重合触媒として過硫酸カリウムが1%及
びアントラキノン―β―スルホン酸のナトリウム
塩が0.05%の混合水溶液を使用した。重合は窒素
雰囲気下で40℃にて行なわれた。95%まで重合が
進行したとき、直ちにパラターシヤリーブチルカ
テコールを0.04部添加し重合反応を停止させた。
得られた重合体乳化液には残留クロロプレン単量
体が2.44%、残留2,3―ジクロルブタジエン―
1,3が38ppm含まれていた。固形分は46.4%で
あつた。 次に該重合体乳化液100部に対して、消泡剤と
してシリコーン樹脂系エマルジヨン型消泡剤〔東
芝シリコーン(株)商品名「TSA730」〕を0.2部添加
した後、該重合缶に取付けたジヤケツトを熱水で
加熱し90℃とした。真空ポンプに導かれた導管で
重合缶内部を減圧にしつつ該重合体乳化液の温度
が60℃となるよう圧力を調節して脱揮発を行つ
た。撹拌数は60回転/分とした。該重合体乳化液
から揮発した蒸気は導管を通じて取出され、凝縮
器で冷却回収された。 5時間脱揮発した後、該重合体乳化溶液中の残
留クロロプレン単量体は120ppm、残留2,3―
ジクロルブタジエン―1,3単量体は5ppmであ
つた。固形分は60.3%であつた。この重合体乳化
液はスポンジ製造用クロロプレン重合体乳化液と
して満足し得る物性を有する乳化液であつた。
Claims (1)
- 1 クロロプレン又はクロロプレン及びそれと共
重合可能な単量体を乳化重合してつくられた重合
体乳化液から残留単量体を分離除去するか、又は
該重合体乳化液から水分を蒸発せしめて乳化液を
濃縮するに際し、該重合体乳化液100重量部に対
し0.005〜1.0重量部の消泡剤の存在下、該重合体
乳化液を容器中で撹拌しながら、30〜760mmHgの
圧力下、30〜90℃の温度で加熱することを特徴と
する重合体乳化液の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11708879A JPS5641212A (en) | 1979-09-12 | 1979-09-12 | Treatment of polymer emulsion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11708879A JPS5641212A (en) | 1979-09-12 | 1979-09-12 | Treatment of polymer emulsion |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5641212A JPS5641212A (en) | 1981-04-17 |
| JPS6160843B2 true JPS6160843B2 (ja) | 1986-12-23 |
Family
ID=14703087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11708879A Granted JPS5641212A (en) | 1979-09-12 | 1979-09-12 | Treatment of polymer emulsion |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5641212A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2241580A1 (de) | 2009-04-17 | 2010-10-20 | LANXESS Deutschland GmbH | Verfahren zur Herstellung einer Polymer-Dispersion auf Basis von Polychloropren sowie Anlage zur Herstellung einer Polymer-Dispersion auf Basis von Polychloropren |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004035846A (ja) * | 2002-07-08 | 2004-02-05 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 重合体ラテックスの濃縮方法 |
| DE10318107A1 (de) * | 2003-04-22 | 2004-11-11 | Bayer Materialscience Ag | Wässrige Klebstoff-Dispersionen |
| JP5484680B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2014-05-07 | 電気化学工業株式会社 | クロロプレン系重合体組成物の製造方法 |
| JP6477012B2 (ja) * | 2015-02-26 | 2019-03-06 | 日本ゼオン株式会社 | 重合体ラテックスの製造方法 |
| CN110869427B (zh) * | 2017-07-19 | 2022-07-22 | 日本瑞翁株式会社 | 泡沫橡胶的制造方法 |
| WO2019017240A1 (ja) * | 2017-07-19 | 2019-01-24 | 日本ゼオン株式会社 | フォームラバーの製造方法 |
| US11891470B2 (en) | 2019-05-31 | 2024-02-06 | Resonac Corporation | Method for producing chloroprene-based-polymer latex |
| US12331137B2 (en) | 2019-05-31 | 2025-06-17 | Resonac Corporation | Method for producing purified chloroprene-based-polymer latex |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3934154A (en) * | 1974-05-24 | 1976-01-20 | Cook Jr William R | Source of ultraviolet light employing a laser pumped borate crystal |
-
1979
- 1979-09-12 JP JP11708879A patent/JPS5641212A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2241580A1 (de) | 2009-04-17 | 2010-10-20 | LANXESS Deutschland GmbH | Verfahren zur Herstellung einer Polymer-Dispersion auf Basis von Polychloropren sowie Anlage zur Herstellung einer Polymer-Dispersion auf Basis von Polychloropren |
| WO2010118958A1 (de) | 2009-04-17 | 2010-10-21 | Lanxess Deutschland Gmbh | Verfahren zur herstellung einer polymer-dispersion auf basis von polychloropren sowie anlage zur herstellung einer polymer-dispersion auf basis von polychloropren |
| JP2012524132A (ja) * | 2009-04-17 | 2012-10-11 | ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー | ポリクロロプレンに基づくポリマー分散体を生産するプロセス、および、ポリクロロプレンに基づくポリマー分散体を生産する装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5641212A (en) | 1981-04-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101275996B1 (ko) | 인공 라텍스의 제조방법 | |
| US20130338324A1 (en) | Process for polymerization of a diene | |
| JPS6160843B2 (ja) | ||
| US3069401A (en) | Copolymers of hexafluoropropylene vinylidene fluoride and aliphatic, chain transfer agents | |
| CN107226916B (zh) | 一种制备聚异戊二烯橡胶胶乳的方法 | |
| US3770710A (en) | Bulk polymerization of diolefins | |
| JPS6037129B2 (ja) | 樹脂状重合体から未反応単量体の除去および回収法 | |
| US20180016368A1 (en) | Process for continuous synthesis of a diene elastomer | |
| US2462013A (en) | Stripping of emulsion polymerization latcies | |
| WO1992008743A1 (en) | Reactor with foam shearing means for solution polymerization process | |
| US4399273A (en) | Process for the removal of residual monomers from ABS polymers | |
| US3066128A (en) | Polymerization process | |
| US3438924A (en) | Agglomeration and concentration of synthetic latex | |
| CA2134839A1 (en) | Method for removing volatile organic compounds from latices | |
| US2568950A (en) | Latices from alkali metal catalyzed polymers | |
| US3249566A (en) | Collapsing of diene latex cement foam | |
| CN116903535A (zh) | 一种废旧聚酰胺6材料的解聚方法 | |
| MX2011010692A (es) | Metodo para producir una dispersion polimerica a base de policloropreno y sistema para producir una dispersion polimerica a base de policloropreno. | |
| US3214401A (en) | Process for agglomerating synthetic resin latex by freezing and thawing in the presence of a swelling agent | |
| JPS5914042B2 (ja) | 濃縮ポリクロロプレンラテツクスの製造方法 | |
| EP0103462B2 (en) | Process for separating a polymer from a solution containing the same | |
| US4098992A (en) | Method for continuous soluble polypropylene recovery from hydrocarbon polymerization media | |
| SU433683A3 (ru) | Способ получения иолиизопрена | |
| JPH0237927B2 (ja) | Hokyohoributajennoseizoho | |
| US2676951A (en) | High solids synthetic rubber latex |