JPS6165204A - 光スタ−カプラおよびその製造方法 - Google Patents

光スタ−カプラおよびその製造方法

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JPS6165204A
JPS6165204A JP18696484A JP18696484A JPS6165204A JP S6165204 A JPS6165204 A JP S6165204A JP 18696484 A JP18696484 A JP 18696484A JP 18696484 A JP18696484 A JP 18696484A JP S6165204 A JPS6165204 A JP S6165204A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光ファイバを伝送する光ビームを複数本の光
ファイバに分配する光スターカプラおよびその製造方法
に関する。
〔発明の背景〕
光フアイバ伝送技術の急速な進歩にともない、電子計算
機−電子計算機間や電子計算機一端末間のデータ伝送に
光ファイバを使用する光データリンクの研究開発が活発
に行われている。この光データリンクを構成する上で、
複数本の入力用光ファイバからの光信号をミキシングし
て複数本の出力用光ファイバに低損失で、かつ均等に分
配し得る光スターカプラは必須のデバイスである。
従来、光スターカプラの代表例として第9図に示すバイ
コニカルテーパ型がある(柳井久義編「光通信ハンドブ
ック」朝倉書店発行1982年9月1日、初版第1m1
の324〜325頁参照)。
これは、多数本の光ファイバ1を1箇所でまとめ加熱し
なから「ひねり」を加えて融着し、その中央部にテーパ
状領域5を形成することにより、入力用光ファイバ(テ
ーパ状領域5の左側)からの光信号を複数本の出力用光
ファイバ(テーパ状領域5の右側)に分配するものであ
る。なお、第9図中、矢印は光信号の進行方向を示す。
このバイコニカルテーパ型光スターカプラにおいては、
多モード光ファイバを用い、光ファイバの数が11本以
上の場合には良好な特性が得られることが報告されてい
る。しかし、長距離・大容量の伝送が可能な単一モード
光ファイバを用い、入力対出力ポート数を2対2に構成
した場合については服告例が少なく、また報告例に示さ
れた特性は良好とは言えない9本発明者らの研究による
と、特に単一モード光ファイバを用いて等分配の光スタ
ーカプラを実現することは極めて難しいことが判明した
すなわち1本発明者らは、第1O図のような構成で、ひ
ねり・融着・延伸部7(第9図のテーパ状領域5に相当
)のひねり回数、延伸倍率、融着範囲を種々変化させて
実験を繰返した(第10図中、liは入力用光ファイバ
、10は出力用光ファイバである)、シかし、低挿入損
失で、分配バラツキの少ないものは実現できなかった。
低挿入損失を得ようとすると分配バラツキが10dB以
上と極めて大きく1分配バラツキを小さくしようとする
と挿入損失が10dB以上となるという、二律背反に陥
るからである。また、ひねり・融着・延伸部7の部分に
対応する各光ファイバの外径(クラツド径。:125μ
m)をエツチングして20μmにし、各光フアイバ間の
コア(コア径約lOμm=東−モード光ファイバを実現
するには、コア径をこのように小さくする必要がある)
を接近させて結合を密にするよう試みた。この場合、光
フアイバ外径が20μm程度では比較的容易に分配バラ
ツキを低減させることができたが、逆に光フアイバ外径
が小さいため、ひねり・融着・延伸の工程でひねり・融
着・延伸部7の中央部が折れたり1曲ったすして信頼性
が大幅に低下することがわかった。この点を考慮すると
、結局、この方法で取扱うことができる光ファイバの外
径は、最低でも60μm程度であった。しかし、光フア
イバ外径が60μm程度では、コア間隔が広すぎるため
、十分な結合が得られず、挿入損失6dB以下では分配
バラツキは10dB以上もあった。
以上のような理由から、バイコニカルテーパ型光スター
カプラは、単に、ひねり・融着・延伸部を形成しただけ
では、長距離・大容量の伝送が可能な単一モード光ファ
イバの適用が難しく、また入力対出力ポート数が2対2
のものも難しいことが分った。
また、製造面では、上記のように、単一光モードファイ
バの形成時、テーパ状領域5の外径を十数μm〜百数十
μmの細さに延伸する必要があるが、この際、延伸1部
分が破損したり、取扱い時に折れたりする。さらに、延
伸に用いる加熱源として通常、酸水素バーナを用いるが
、酸水素バーナの風圧で溶融部が曲ったり、変形を生じ
たり、あるいは溶けすぎて外径を所望値に制御できず、
製造歩留りが非常に悪いという問題点がある。特に、入
力対出力ポート数が少ない場合は、上記領域の外径をI
O数μmから数10μm(この値はクラッドの厚みによ
り変化する)にする必要があり、上記各問題はより深刻
である。
単一モード光ファイバを用いた2対2の光分岐回路(光
スターカプラ)の従来例としては、第1f図および第1
2図に示すものがある。まず第11図は、各光ファイバ
la、lbをそれぞれブロック31a、31bに埋め込
み、接着固定し、面32a、32bを研磨した後、これ
らを合せて構成したものである。第11図(b)は第1
1図(、)のA−A’断面を拡大した図であるが、この
ようにすることにより、光ファイバla、lbのそれぞ
れのコア2aと2bの間隔を極めて接近させ結合効率を
高めるようにしている。しかし、研磨の厚さ制御性が悪
く、製造時間が長くかかる。そのため、製造コストが極
めて高くなるという問題点がある。なお、第11図(b
)中3a、3bはそれぞれ光ファイバla、lbのクラ
ッドである。
第12図は、偏心コアの光ファイバ33a、33bを用
いてそれぞれのコア233aと233bの間隔S(数μ
m)を接近させるようにしたものである。なお第12図
(b)は第12図(a)のA−A’断面を拡大した図で
ある。しかし、この構成において、偏心コアの光ファイ
バ33a、33bを作ることは難しく、製造コストが高
くなる。また、コア間隔を最小に接近させるようにして
融着させる際、最小に接近しているか否かの判断も出来
ないため、製造歩留りが問題になる。
以上説明したように、従来方法では長距離・大容挺の伝
送が可能な単一モード光ファイバ用の光スターカプラ、
特に入出力ボート数がn対nの等分配の単一モード光フ
ァイバを、低挿入損失、低分配バラツキ、低コストで実
現することは困難であった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点を解決
し、単一モードおよび多モード光ファイバ用の光スター
カプラ、特に入出力ボート数がn対nの等分配の単一モ
ート光フアイバ用の光スターカプラに対しても、低挿入
損後、低分配バラツキ。
低コストを実現し得る光スターカプラおよびその製造方
法を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明は1束ねられた複数本
の光ガラスファイバの中央部にテーパ状のひねり・融着
・延伸部を有するバイコニカルテーパ型光スターカプラ
において、前記ひねり・融着・延伸部の両側にひねり・
融着部を設けたことに特徴がある。
(発明の実施例〕 以下、本発明の構成を実施例により詳細に説明する。
第1図は1本発明の一実施例による光スターカプラの構
成図である。
la、lbはシリコーン被覆単一モードー光ガラスファ
イバ(コア径10μm、クラッド径125μm二以下単
に光ファイバと呼ぶ)、 4は光ファイバlの被覆材(
シリコーン)、6a、6bはひねり・融着部、7ばひね
り・融着・延伸部、8は保護管(本実施例では、外径6
mm、内径4劃nのパイレックス管あるいは石英ガラス
管を使用)、 9は保護管8と光ファイバla、lbを
接着・固定する接着剤である。本実施例では、接着剤9
としてエポキシ系の「アラルダイト」 (商品名:米国
エポキシ・テクノロジー社)を使用した。
保護管8としては、石英ガラス、バイコールガラス管を
使用することも可能であり、また管の内壁または外壁、
あるいは壁内に屈折率を制御するドーパント(例えばB
203 、G e02 、P205等)を含んだガラス
管を使用することも有効である。
なお、第1図に示したように、光ファイバla。
tbのうち、ひねり・融着部6a、6b、ひねり・融着
・延伸部7に対応する部分の被覆材4であるシリコーン
は剥離されているが、何ら被覆されておらず、コアとク
ラッドのみから成る光ファイバを使用することも可能で
ある。
ひねり・融着部6a、6bのひねり回数は、数回程度で
あり、ひねり回数を多くするほど分配バラツキが小さく
なる。またひねり・融着部6a。
6bの長さは数cm程度が望ましい。さらに、ひねりピ
ッチは数mm以上でないと破断を招いたり、マイクロベ
ンディング損失の増大を柘く。
ひねり・融着・延伸部7の長さは最大数cm程度とし、
この部分の延伸倍率は 1.5〜15倍程度が良い。延
伸倍率が大きいほど分配バラツキは小さくなるが、この
部分のコア径が小さくなって規格化周波数Vも2以下(
単一モード光ファイバの場合、V<2.4)になり、こ
の部分の表面状態によって特性変動が生じやすくなる。
すなわち、規格化周波数Vは。
ただし、a:コア径、λ:波長、nl:コアの屈折率、
nl:クラッドの屈折率。
で示され、規格化周波数Vはコア径aに比例するからで
ある。そのため、ひねり・融着部6a、6bおよびひね
り・融着・延伸部7は、保護管8内に宙づり保持し、清
浄な表面状態に保ち、かつ境界条件が変化しないように
している。
なお、光ファイバの数は2本に限定されることなく、2
本以上100数10本でも良い。また、単一モード用光
フアイバ以外の多モード用光ファイバにも本実施例を適
用し得ることは言うまでもない。さらに、入出力ボート
数がn対nの等分配の場合に限定されず、任意の分岐比
の光スターカプラにも通分し得ることは論を待たない。
次に、第1図に示した光スターカプラの光学的特性測定
例について述べる。
まず、光ファイバ1 a、1 bの被覆材4(シリコー
ン、あるいはシリコーンの上にナイロンを被覆したもの
)を剥離した部分の長さを4「1とし、この40m+m
の長さの範囲内で5回ひねりを加えた。
ついで、ひねり・融着部6a(長さ約15■)を加熱源
で加熱して融着した。その後、ひねり・融着・延伸部7
(長さ約101111)を加熱しながら、さらにひねり
を2回加えつつ融着・延伸を行い、長さ約40mm(延
伸倍率4倍)にした。そして、ひねり・融着部6b(長
さ約L5a+g+)を加熱し融着した。その後、保護管
8(長さ70mm)内に挿入して接着・固定した。
この光スターカプラの特性を測定したところ。
He−Neレーザの波長において、挿入損失2.1dB
、分配バラツキ2.8 d Bであった。
また、ひねり・融着・延伸部7以外は上記条件と同一に
し、ひねり・融着・延伸部7(長さ約10+m+m)を
3回ひねりつつ、融着・延伸を行い、長さ60■(延伸
倍率6.0倍)にしたところ、挿入損失2.7 d B
、分配バラツキ1.4dBを得た。
さらに、光ファイバla、lbに対し被覆材4を剥離し
た部分(40ma+)の長さの範囲内で4回ひねりを加
え、後は、最初の条件と同一にしてMT3潰したところ
、挿入損失1.8dB、  分配バラツキ4.1dBを
得た。すなわち、ひねり・融着部6 a +6bのひね
り回数が少なくなると、分配バラツキが大きくなること
がわかった。
このように、本実施例の光スターカプラは、ひねり・融
:η・延伸部7の両側にひねり・融着部6a。
6bti−設けたことにより、長距離・大容量伝送が可
能なQl−モート光フアイバ用の光スターカプラに対し
ても、低挿入損失、低分配バラツキを実現することがで
きる。また、保護管8により宙づり保持されているので
、環境条件の変動などによる特性変動がほとんどないこ
とがわかった。
次に、本発明の一実施例による光スターカプラの製造方
法を説明する。
第2図は1本発明の第1の実施例による光スターカプラ
の製造方法を示す図である。
まず、第2図(a)に示したように、シリコーンを被覆
した光ファイバla、Ibの中央部付近の被覆材(シリ
コーン)4を化学的処理または機械的処理により剥離す
る。その結果、第2図(a)のそれぞれA−A’線、B
−8’線、c−c’線断面図は矢印で示した図のように
なる。なお、2は外径IOμmのコア、3は外径125
μmのクラッドである。また本実施例に使用した光ファ
イバIは、屈折率差0.27%、カットオフ波長1.2
μmの貼−モード光ファイバである。
第2図(b)は、第2図(、)において被覆材11を、
I=lJ離した部分を、エツチング処理して得た光ファ
イバを示す図である。エツチングは、50%フッ酸で約
16分間行い、クラッド3の外径を60μmにする。
次に、第2図(c)に示した装置により、上記のように
エツチング処理した2本の光ファイバIa。
tbを束ね、ひねりを加える。第2図(c)において、
10はベース、lla、llbは光ファイバla、lb
を固定するチャック 12はチャック部11bを矢印1
4の方向(光ファイバ] a、1 bの軸を中心として
回転させる方向)に回転させるチャック回転機構、13
はチャックllbおよびチャック回転機gt12を支持
し、かつベース10上を移動するチャック移動機端、1
5は加熱源である。
この装置により、まず、束ねた光ファイバla。
1bの両端をチャックlla、llbにより固定し、チ
ャック回転機構12により片方のみを回転させてひねる
。なお本実施例では、チャック11bにのみチャック回
転機構12を設けたが、チャックllaにもチャック回
転機構を設け、両回転機溝を反対方向13回転させてひ
ねりを加えても良い。
次に、ひねりを加えた光ファイバla、]L+部の軸方
向に沿って、チャックILaの方向からチャックllb
の方向へ加熱源15を移動させる。ただし加熱源15は
2光ファイバla、Ibのうち。
被覆材4を着層した箇所のみを加熱するようにし動させ
る。ひねりを加えられた光ファイバla。
Ibの図面左側の部分の加熱により、この部分の光ファ
イバla、lbは融着され、ひねり・融着部6aが形成
される。加熱源I5が、光ファイバla、lbの中央部
付近に来た時点で、チャック11bを回転させる。この
回転により、ひねり・融着・延伸部7が形成される。ひ
ねり・融着・延伸部7を通過し終った時点でチャックl
lbの回転を停止し、さらに、加熱源I5をチャック1
1bの方向へ移動させることにより、ひねり・融着部6
bが形成される。
なお1本工程にて使用した加熱fFAtSは、具体的に
は酸水素バーナであり、酸素ノズル内径0.65m+i
、酸素ノズル外径と水素ノズル内径のギヤ・Iプ2 、
 On++iの2重管型を用いた。酸素および水素ガス
の流量は、いずれもtill/lll1n以下の微小量
とした。酸水素バーナの移動速度は、ひねり・融着部6
a、6bにおいては数Iam/sec、ひねり・融着・
延伸部7においてはそれより遅い速度とした。なお、加
熱源15としては、酸水素バーナの他に、電気炉、高周
波加熱炉等を使用することができる。
このようにして、ひねり・融着・延伸部7の両側にひね
り・融着部6a、6bを形成した後、これらひねり・融
着部6a、6bおよびひねり・融着・延伸部7を保護管
8に挿入し、密室保持すべく、保護管8の両端部分で光
ファイバ1a、[bを接着・固定する。
第3図は2本発明の光スターカプラの第2の製造方法の
実施例を示す図である。 一 本実施例の特徴は、装置全体を排気口18付き箱17で
囲った点にある。このように、箱17で囲うことにより
、加熱源(酸水素バーナ)15の炎のゆらぎによる光フ
ァイバ1a、1bの加熱むらを抑制することができる。
また、19は光源であす、例えば、He−Neレーザを
使用する。2本の光ファイバla、1bの出力ボートか
らの出射光20をスクリーン21上に照らして、その特
性を確認しながら光スターカプラを製造することができ
る。
第4図は、本発明による光スターカプラの製造方法の第
3の実施例を示す図である。
本実施例の特徴は、光ファイバla、lbへの加熱を間
接的に行うようにしたものである。間接的に加熱する理
由は、加熱源(酸水素バーナH5の風圧による光ファイ
バla、lbの変形、曲りを防ぎ、製造歩留りを向上さ
せるためである。
間接的に加熱する方法として、半円管ガラス(この場合
1石英ガラス)22を、サポーl−23a 。
23bにより光ファイバla、lbの下方位置に支持し
、この半円管ガラス22を介して加熱することとした。
なお、この場合、酸水素バーナ15には酸水素を数II
/min以上流す。
なお、上記第1〜第3の製造方法は、2対2の光スター
カプラの場合であったが、上記各実施例は光ファイバ数
社が2本以上、すなわち、n対n(n > 2 )の光
スターカプラの1造にも適用することが可能である。
これら製造方法は、第1【図、第12図に示した従来技
術と異なり、光ファイバを埋め込んだブロックの接合面
を研磨したり、fJrI造困難な偏心コアの光ファイバ
を使用したりする必要がないので、製造コストの低減化
および製造歩留りの向上化を図ることが可能となる。
第5図は、本発明の光スターカプラの製造方法の第4の
実施例を示す図である。
第5図(a)は本実施例の第1の工程を示す図である。
第1の工程を説明する前に、本実施例に使用する装置を
説明する。
■は光ファイバ、lcは光ガラスファイバ1を束ねた光
ファイバ束である。本実施例において使用した光ファイ
バIは、コア径10μm、クラツド径40μmの単一モ
ード光ファイバである。8は中空状のガラス管からなる
保護管であり、その両端は、最後の工程で光ファイバ束
1cと当、該保護管8の両端とを接着・固定することが
できるように外径を細くしである。本実施例において使
用した保護管8は、外径61、肉厚1u+mの石英ガラ
ス管である。
24a、24bは、それぞれチャック11c。
lidを支持する主軸台、25a、25bはそれぞれチ
ャックlle、llfを支持する主軸台、26a、26
bは、それぞれ主軸台25 a、25 bを移動させる
ための主軸台移uJ機構、27,28゜29はそれぞれ
加熱源15の酸素吸入口、水素吸入口、加熱源移動機構
である。チャックIlc。
lid、lie、llfは、それぞれチャック回転機構
(図示省略)を備えている。加熱g15としては、酸水
素バーナを使用し、酸素吸入口27および水素吸入口2
8を備えている。
まず、保護管8を主軸台24a、24bのチャックIl
c、lidにより保持する。保持された保護管8内に光
ファイバ束1cを挿入する。その後。
光ファイバ束1cが保護管8内に宙づりされるように、
光ファイバ束1cを外側の主軸台25a25bのチャッ
クlle、llfにより保持する。
なお、内側の主軸台24 a、24 bと外側の主軸台
25a、25bの中心軸は一致させである。したがって
、光ファイバ束1cは保護管8に全く接触することなく
宙づりさせることができる。
第5図(b)は次の工程を示す図である。
図中矢印で示したように、チャックlla、チャックl
lfを、光ファイバ束1cの軸のまわりに互いに逆向き
に回転させることにより光ファイバ束1cにひねりを加
える。ひねり回数は、光ファイバ束1cの全長、光フア
イバ1間の結合度にもよるが、通常、光ファイバ束1c
の全長が200mma度の場合、1回から30回程度ひ
ねる。一般しこ、ひねり回数は、光ファイバ東ICの全
長に比例して多くする必要がある。ひねり回数が多くな
る程、第2図(a)、(b)に示したひねり・融着・延
伸部7の径方向断面内の各光ファイバ1のコア2を円形
に保つことが可能となる。しかし、あまり多くすると損
失が増え、かつ延伸長さを大きくとらなければならない
ので、光フアイバ数、光フアイバ外径などに応じて設定
する。その結果、結合度にモード依存性がない光スター
カプラを実現することができる。
次に、第5図(c)に示すように、加熱源【5により保
護管8内の光ファイバ束1cに対し、その両側に融着、
中央部にひねり・融着・延伸処理を施す。この時、チャ
ックllc、lidを同方向に回転させることにより、
保護管8を回転させてその外周を均一に加熱し、ひねり
、融着、延伸処理を対称に迅速、かつ円滑に行う。
すなわち、保護管8を回転させつつ、点火した加熱−1
1J115を、加熱源移動機構29により保護管8の軸
方向に沿って所定の速度で移動させる。それにより、保
護管8内のひねりを加えられた光ファイバ束1cを軟化
させ融着させる。本実施例では移動速度を0.数mm/
see程度とした。点火した加熱源15が保護管8の左
部分を通過した時点で、第1図に示したひねり・融着部
6aが形成される。
点火した加熱源I5が中央部付近にきた段階で、チャッ
クlla、チャックllfを互いに逆方卯に所定の回転
数1時間だけ回転させ5そ1℃と同時に、主軸台25a
、25bを主軸台1東動機構26a、26bにより光フ
ァイバ東ICを延伸する方向に所定の速度で移動させる
。この速度は2時間と移動距離との間に線形あるいは非
線形の関数をもたせである。これにより、第1図に示し
たひねり・融着・延着部7が形成される。
次に点火した加熱源15が中央部付近を通過した後は、
チャックlieおよびチャックllfによる光ファイバ
束1cに対するひねり、および主軸台駆動源26a、2
6bによる延伸を停iトする。
点火した加熱源15を、ひねり、延伸処理を停止した状
態でさらに右方向に移動させることにより、第1図に示
したひねり・融着部6bを形成することができる。なお
、保護管内の光ファイバの所定部分に最初、ひねり・融
着部を形成させ、次いで、上部ひねり・融着部の中心付
近を延伸させるようにしてもよい。
上記のように、加熱源15の移動速度を O0数ram
/secとした場合、第5図(a)−(d)の全工程を
30分以内で終了すること/、?できた。こJノヨうな
方法で光スタースプラを37本試作したが、挿入損失は
3dB以下1分配バラツキは2dB以下を実現すること
ができた。
なお、分配バラツキを可能な限り低減させるために、第
3図に示した第2の製造実施例のように、光ファイバl
へHe−Neレーザ光を入射させ、その出射光を観測し
ながら加熱、ひねり、融着、延伸等を行っても良い。出
射光をI!測する際は、チャックlleの回転は停止し
ておいた方が良い。
第5図(d)は、次の工程を示す図である。
保護管8内の光ファイバ束1cに対し、融着、ひねり・
融着・延伸、WA:vの処理を施した後、保護管8の両
端部に接着剤9を充填し、光ファイバ束1cと保護管8
を接着・固定する。
なお、加熱源I5は、保護管8に対しその一端から他端
へ順次加熱して行くよう構成した場合、あるいは酸水素
バーナの火炎を拡げて保護管8の加熱範囲を広くした場
合は、移動させる必要はなく、また、保護管8をその外
周から一様に加熱できるように構成した場合は、保護管
8を回転させる必要もない。
接着・固定し終えた保護管8内には、後述の第7図の穴
30より酸化性または不活性ガスを封入後、穴30を止
じるか、液体、樹脂(たとえば、シリコーン材、プラス
チック材)を充填してもよい。これら液体、樹脂はクラ
ツディングモード除去用、光フアイバ補強用としての作
用を持つ。接着剤としては、熱可塑性、熱硬化性、エラ
ス1〜マー、混合型などの種類のものを使える。なお、
ひねり・融着・延伸工程の具体的方法は、最初にひねり
を加えた後、出射光を観測しながら延伸を行い1等分配
に達した段階で延伸を終える方法と。
ひねりを加えながら延伸を同時に行う方法のいずれを用
いてもよいが、前者の方がよ゛り制御性かよし)。
光ファイバ束1cのひねり処理は、チャック11eまた
はチャックllfのどちらか一方のみにチャック回転機
構を設けて行うことも可能である。
また、延伸処理も、主軸台25aまたは主軸台25bの
どちらか一方のみに主軸台移動機構を設けて行うことも
可能である。
保護管8の支持は、片方の主軸台およびチャックのみに
より行うことも可能である。すなわち。
保護管8を片方だけ支持し、保護管8が変形しない程度
の温度で加熱しても、ひねり・融着部6a。
6b、およびひねり・融着・延伸部7を充分形成し得る
ことが実験より明らかになったからである。
保護管8の形状は、第6図に示すように、中心付近を細
くし、光ファイバ束1cに熱が伝わりやすくすることも
可能である。また、第7図に示したように、管の両端付
近に穴30を設け、第5図(d)の工程での接着剤9の
管内I\の挿入を容易にすることも可能である。さらに
、第8図に示したようなストレートの保護管でも良い。
この第4の実施例においては、光スターカプラ&−[プ
ロセスで製造することができる。すなわち、光ファイバ
束1cを保護管8内に挿入したまま一度も外に取出すこ
となく、尤)γ−rバ束1 cのひねす工程、ひt:1
す・融着部Ga、6bの形成。
工程、ひねり・融着・延伸部7の形成にfIl、ひねり
・融着部6a、6bおよびひねり・融着・延伸部7の保
護管8への宙づり状態形成工程を連続的に行うことがで
き、xk産化が可能となる。また、間接加熱方法である
ので、酸水素バーナのような加熱源に対しても、その風
圧により溶融部が曲ったり、変形を生じたりすることが
なく、ひねり・融着・延伸部7の外径に対する制御が容
易になる。
さらに、製造時に破損したり、折れたりすることがない
ため、製造歩留りが向上し、低コスト化を図ることが可
能となる。また、上記光ファイバの加熱処理を保護管内
で行うので、空気中の不純物(遷移金属、アルカリ金属
、アルカリ土類金属など)の浸入を抑制でき、さらにゴ
ミなどの付着がないので低損失な光スターカプラを作れ
る。さらに、中空ガラス管を通した間接的加熱方法であ
るので、酸水素バーナから生ずる多量のf(20がひね
り・融着・延伸部に拡散浸入することがないので、○H
イオンによる吸収損失を大幅に低減でき、■損失光スタ
ーカプラを実現できる。特に、長波長用光スターカプラ
(1,3μm、+、55μm、1.2it m用)とし
て極めて良好な特性を得ることができる。また、延伸長
さを1?l密に制御できるので、より低損失、低分配バ
ラツキの光スターカプラを得ることができた。
上記第1〜第4の各実施例は、第1図に示した構造以外
の光スターカプラにも適用することが可能である。すな
わち、第1図に示したひねり・融着部6a、6bがなく
、ひねり・融着・延伸部7のみを有する光スターカプラ
の製造に適用し得る。
この場合は、第5図(b)の工程、および、第2図(C
)、第3図、第4図における加熱前のひねり処理は省略
する。
このような先スターカブラについても試作した結果、多
モード光ファイバを用いた場合、挿入損失1分配バラツ
キ共に2dBirf後の値を QL−モード光ファイバ
についても同様な値を得た。すなわち、保護管を加熱し
つつ、光ファイバ束にひねりを加えた。その後、光射光
をa K11l L、ながら延伸した。この場合、ひね
り回数は数回、延伸長さけ数1OIIII11であった
。光フアイバ数が多い程、ひねり回数も増やし、延伸長
さも長くなった。
また、上記各実施例は、1N、−モード光ファイバのみ
ならず、多モード光ファイバにも適用し得ることは言う
までもない。多モード光ファイバの場合、コア径は50
μmまたは80μm8度であるので、エツチングによる
光ファイバの外径は70μmまたは90μm程度とする
のが好ましい。
さらに、上記各実施例は0分岐比が1対1の場合であっ
たが、これに限定されることなく、任意の分岐比の光ス
ターカプラの製造にも適用することができる。例えば第
2図(b、 )において、束ねる光ファイバlのクラッ
ド3の外径を異なった値にすることにより分岐比を任意
に設定することができる。具体的に示すと、光フアイバ
数が2本の場合、一方の光ファイバのクラッド外径を1
25μmとし、他方の光ファイバのクラット外径を60
μmとすれば良い。
また、第5図(C)の工程中に、保護管内にN 2 。
02 、Ar、Heなどのガスを流し込みながら行うと
、より低損失光スターカプラを実現することができる。
この場合には保護管の一端側からガスを供給する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光スターカプラおよびそ
の製造方法によれば、単一モート光フアイバ用の光スタ
ーカプラ、特に入出力ポート数がn対nの等分配の単一
モード光ファイバ用の光スターカプラに対しても、低挿
入損失、低分配バラツキ、低コストを実現することが可
能となる6
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光スターカプラの構成
図、第2図、第3図、第4図、第5図は本発明の第1.
第2.第3.第4の実施例による光スターカプラの製造
方法を示す図、第6図、第7図、第8図は第2図、第3
図、第4図、第5図において使用する保護管の別の実施
例を示す図。 第9図、第1O図、第11図、第12図は従来の光スタ
ーカプラおよびその製造方法を示す図である。 1、la、lb:光ガラスファイバ、lc:光ガラスフ
ァイバ束、6a、6b:ひねり・融着部。 7:ひねり・融着・延伸部、8:保護管、9:接着剤、
lla、llb、Ilc、lid、lie。 11f:チャック、12:チャック回転機構、13:チ
ャック移動機構、I5:加゛熱源、26a。 26b:主軸台移動ma。 第   2   図 (a) A   B   C (b) A   I3   C 第   5   図 (a) 第5図 (C) 第6図 第7図 第8図 第   9   図 第   10   図 第   11   図 (a) (b) 1a 、、51b 第   12   図 (a) (b) 33a 33b

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)束ねられた複数本の光ガラスファイバの中央部に
    テーパ状のひねり・融着・延伸部を有するバイコニカル
    テーパ型光スターカプラにおいて、前記ひねり・融着・
    延伸部の両側にひねり・融着部を設けたことを特徴とす
    る光スターカプラ。
  2. (2)前記ひねり・融着部およびひねり・融着・延伸部
    は、保護管内に宙づり保持されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の光スターカプラ。
  3. (3)束ねられた複数本の光ガラスファイバの中央部に
    テーパ状のひねり・融着・延伸部を有するバイコニカル
    テーパ型光スターカプラの製造方法において、前記束ね
    られた複数本の光ガラスファイバにひねりを加える工程
    と、該工程によりひねりを加えられた光ガラスファイバ
    に対し、加熱処理のみを施してひねり・融着部を形成す
    る工程およびひねり処理と加熱処理と延伸処理を並行し
    て行い前記ひねり・融着・延伸部を形成する工程と、前
    記ひねり・融着部およびひねり・融着・延伸部を保護管
    内に宙づり保持する工程を設けたことを特徴とする光ス
    ターカプラの製造方法。
  4. (4)前記束ねられた複数本の光ガラスファイバにひね
    りを加える工程および、ひねり・融着・延伸部を形成す
    る工程は、あらかじめ保護管内に挿入された当該束ねら
    れた複数本の光ガラスファイバに対して実行されること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の光スターカプ
    ラの製造方法。
  5. (5)前記ひねり・融着部を形成する工程および前記ひ
    ねり・融着・延伸部を形成する工程は、前記光ファイバ
    への光信号の入射と並行して行われることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項記載の光スターカプラの製造方法
  6. (6)特許請求の範囲第4項記載の光スターカプラの製
    造方法において、ひねり・融着・延伸部の両側にひねり
    ・融着部を設けないことを特徴とする光スターカプラの
    製造方法。
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