JPS62101B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62101B2 JPS62101B2 JP57103058A JP10305882A JPS62101B2 JP S62101 B2 JPS62101 B2 JP S62101B2 JP 57103058 A JP57103058 A JP 57103058A JP 10305882 A JP10305882 A JP 10305882A JP S62101 B2 JPS62101 B2 JP S62101B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inorganic
- fibers
- pulp
- sheet
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Glass Compositions (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Description
本発明は焼結性を有する無機質物シートに関す
るものである。従来セラミツクスの製造方法とし
ては、原料(粉末)→成形→焼結を一つの操作で
行なうホツトプレス法、溶融鋳造法、ガスクラツ
キング法、鍛造法等の直接法と、乾式プレス、押
し出し、鋳込み、射出成形、ドクターブレード、
ラバープレス等の間接法とが行われていた。工業
的には間接法が主流であるが、なかでもドクター
ブレード法は厚み精度が高く、しかも薄いシート
が得られることから好んで用いられている。これ
ら成形シート(グリーンテープ)に要求される特
徴としては (1) テープの厚みが均一であること (2) 均一な組成であること (3) 寸法安定性が良いこと (4) 適当な柔軟性と耐張力を持つこと (5) 熱分解しやすく灰分を残さないこと 等がある。これらの要求特性を満たすために、こ
れまで種々の溶媒、結合剤、可塑剤、解膠剤、湿
潤剤等が検討されてきた。しかしこの方法は結合
剤にポリビニルブチラール等の高価な材料が必要
であり、また溶剤を使用することによる操業上の
種々の困難性が伴なうため、従来より有機溶剤等
を使用しない水系の方法が求められている。この
ような観点からいくつかの方法が提案されてお
り、その一つにセルローズパルプを置換度0.02〜
0.04にカチオン変性した後水度200〜100mlCSF
に叩解したパルプと無機物質粉末を通常の抄紙法
で抄造する方法(特開昭56−63099)、あらかじめ
凝集剤を含浸させたパルプを使用する方法(特開
昭56−167407)等がある。前者は予めパルプをカ
チオン化する工程が必要であり、またパルプの
水度が100〜200c.c.(JIS法)の叩解度では多量の
無機物質粉末を含むシートの製造が困難であるこ
とから高品質のセラミツクの製造ができない欠点
があつた。本発明者等は有機繊維の物理的形態お
よび無機物質の占積率の観点から鋭意研究を重ね
た結果、シート中の全無機物質の占積率が25%以
上で繊維懸濁液の水度が濃度0.03重量%におい
て100〜400c.c./0.3gの有機繊維3〜20重量%か
ら成る無機質物シートが極めて良好なセラミツク
が得られることを見出し本発明を完成するに至つ
た。 一般に無機質物シートが均質な焼結性を有する
ためには焼成前の無機材料の占積率が重要であ
る。構成材料の占積率は焼成前のシートの密度お
よび各成分の密度から下記の式に基づいて計算す
ることが出来る。 無機材料の占積率Vi=P/Pixw 有機材料の占積率Vo=P−PiVi/Po 空隙分の占積率 Va=1−(Vi+Vo) 但し P:成型生シートの密度 Vi:無機分占積率 Vo:有機分 〃 Va:空隙分 〃 Pi:無機分理想焼結後密度 Po:有機分平均密度 xw:無機分重量比率 こゝで有機分平均密度(Po)とはパルプ成分
とバインダー樹脂との平均密度を意味しており、
下記の式により計算される。 Po=P1P2(x1+x2)/P1x2+P2x1 但し P1:パルプ繊維密度 P2:バインダー樹脂密度 x1:パルプ分重量密度 x2:バインダー樹脂重量比率 無機質物シートを焼結してセラミツクを製造す
るにあたつて無機占積率が低い場合は均一な焼結
体が得られず焼結状態が低密度であつたり、歪み
を生じたりあるいは極端な場合には一体に焼成せ
ずに分断状態になつてしまうこともある。したが
つて無機分占積率は高い程望ましい。第1図はア
ルミナについての通常の焼結を示す焼成温度と生
シートの無機分占積率との関係を示す。斜線部は
焼結可能な領域であるが、寸法精度および経済性
からは生シートの無機分占積率としては25%以上
必要であり好ましくは40%以上であることが望ま
しい。 他の焼結性材料についても、良好な焼結体を得
るために必要な生シートの無機分占積率はアルミ
ナと同程度であることを確認した。上記無機体積
比率を達成するために必要な無機物質粉末の重量
比率は、その真比重により若干異るが、およそ70
%以上であることが種々の実験結果から判明し
た。 特に比重の高い無機質物を高密度で焼結させよ
うとする場合は90重量%以上好ましくは95重量%
以上の高い無機質分比率を必要とすることもわか
つた。 通常の木材パルプ原料(600〜100c.c.CSF)を
用いてこのように高い無機質分比率を有するシー
トを製造することは極めて困難であるばかりでな
く、仮りに可能であつたとしても、焼結後のパル
プ消失跡が10μ径のパイプ状となつて残るため平
滑性等の面から好ましくない。本発明者等はかゝ
る現状を充分把握し、鋭意研究を重ねた結果、無
機物質粉末が充分定着し、一般抄紙機で抄造可能
で且つ焼成後に良好な焼結性を有する無機質物シ
ートを得るに至つた。 本発明において用いられる有機繊維としては、
広葉樹パルプ、針葉樹パルプ、コツトンリンター
等の植物繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊
維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維等の合成
繊維が挙げられるが、これらの中でも本発明では
微細フイブリル化可能な繊維が適しており、この
点で植物繊維のほか合成繊維の中でもアクリル繊
維、レーヨン繊維が特に好適である。またこれら
の繊維の一部を無機繊維に置き替えることもでき
る。 濾水度の測定法としては、一般にJISP8121に
定められたカナダ標準濾水度が知られているが、
本発明において使用される微細フイブリル化可能
な有機繊維では濾水度の値が極めて小さくなり、
濾水度の表示が適切にできないので、下記に示す
ような濾水度測定法(以下濾水度H法又は単にH
法と呼ぶ)を採用した。 濾水度H法 JISP8121に定められたカナダ標準形濾水度試
験器を用いて、濾水筒の底の黄銅製のふるい板を
50メツシユ金網に変え、離解したパルプの濃度
0.3%を0.03%に変える以外には、JIS法と全く同
様な手順で濾水度測定操作を行ない、測定値をH
法濾水度とした。このH法は微細フイブリル化の
状況をよく反映しており本発明に必要な繊維のフ
イブリル化の程度を表示する上において好適な方
法と云える。この方法を用いて各種繊維材料の
水度と無機物質粉末の定着性との関係を調べたと
ころ定着に好適な水度はおよそH法で400c.c.以
下にあることを見出したものである。 無機物質粉末が強誘電体である場合は定着助剤
を用いなくても材料自身の持つ高い極性のため良
好な定着性を示すが、一般の常誘電体の場合は定
着剤を必要とする。この場合の定着剤はノニオン
系高分子定着剤、カチオン性高分子定着剤あるい
は両者の併用により高い定着性が得られる。 上記叩解微細繊維はそれ単独では水性が低く
抄紙困難であるが、無機物質粉末定着後は微小フ
ロツクを形成するために水性が大巾に向上し、
抄紙可能となることは全く予想外の結果であり抄
造上の経済的効果も大きい。またツインワイヤー
からの剥離性と湿紙強度を改善するために焼成後
の平滑性に支障のない範囲で叩解度の比較的粗い
繊維を極く少量添加して更に抄紙性を向上させて
もさしつかえない。これらの比較的粗い繊維原料
は無機物質粉末粒子が定着した微細繊維の支持体
として働くことから、0.5重量%以下ではその効
果は現われにくいが、一方10重量%以上では抄紙
性は良好になるが、焼成時の焼結性が悪くなる傾
向がある。しかし粗い繊維原料が繊維状無機材料
である場合は良好な抄紙性と共に高い無機分占積
率が得られる。 以上の構成原料を主材料とし、必要に応じてバ
インダー樹脂を加えて抄紙工程を経てシート化し
た後通常のドライヤー工程により乾燥処理される
が、更に熱圧ロールによつてカレンダー処理する
ことにより無機質物の体積比率を30%以上にする
ことが可能となる。この場合、熱圧ロールの圧力
は20〜100Kg/cm、該ロールの温度はバインダー
樹脂が使われる場合は少なくとも該バインダーの
軟化温度以上で行なうのが好ましい。 以下実施例により詳細に説明する。 実施例 1 無機粉末としてはアルミナ粉末(例えば真比重
3.93、平均粒子径0.83μmのαアルミナ粉末)を
用い、有機繊維としては、各種叩解度(水度試
験H法により200〜400c.c.)の針葉樹未晒パルプを
用いてシートを作成し、アルミナ粉末の定着性、
焼結性等を確認した。バインダーとしてエマルジ
ヨン型アクリル樹脂を添加した。これらの原料を
第1表に示す配合比率で調合した後原料スラリー
(4%濃度)に定着剤としてノニオン系高分子定
着剤を原料比0.1重量%添加して、アルミナ粉末
およびバインダー樹脂をパルプ繊維表面に定着さ
せ、これを通常の湿式円網ヤンキー抄紙機により
抄速3m/分で抄紙した。抄紙乾燥シートはスー
パーカレンダにより線圧30Kg/cm、温度120℃の
条件で高密度、高平滑化した。 得られた無機質物生シートを焼成温度1600℃で
電気炉中で焼結させ、焼成後のシートの均一性、
表面平滑性を調べ、焼結性を評価した。 第2表に各種叩解度のパルプを用いたシートの
特性を示した。なお無機分定着率は添加重量と焼
成後重量とを測定し求めた。
るものである。従来セラミツクスの製造方法とし
ては、原料(粉末)→成形→焼結を一つの操作で
行なうホツトプレス法、溶融鋳造法、ガスクラツ
キング法、鍛造法等の直接法と、乾式プレス、押
し出し、鋳込み、射出成形、ドクターブレード、
ラバープレス等の間接法とが行われていた。工業
的には間接法が主流であるが、なかでもドクター
ブレード法は厚み精度が高く、しかも薄いシート
が得られることから好んで用いられている。これ
ら成形シート(グリーンテープ)に要求される特
徴としては (1) テープの厚みが均一であること (2) 均一な組成であること (3) 寸法安定性が良いこと (4) 適当な柔軟性と耐張力を持つこと (5) 熱分解しやすく灰分を残さないこと 等がある。これらの要求特性を満たすために、こ
れまで種々の溶媒、結合剤、可塑剤、解膠剤、湿
潤剤等が検討されてきた。しかしこの方法は結合
剤にポリビニルブチラール等の高価な材料が必要
であり、また溶剤を使用することによる操業上の
種々の困難性が伴なうため、従来より有機溶剤等
を使用しない水系の方法が求められている。この
ような観点からいくつかの方法が提案されてお
り、その一つにセルローズパルプを置換度0.02〜
0.04にカチオン変性した後水度200〜100mlCSF
に叩解したパルプと無機物質粉末を通常の抄紙法
で抄造する方法(特開昭56−63099)、あらかじめ
凝集剤を含浸させたパルプを使用する方法(特開
昭56−167407)等がある。前者は予めパルプをカ
チオン化する工程が必要であり、またパルプの
水度が100〜200c.c.(JIS法)の叩解度では多量の
無機物質粉末を含むシートの製造が困難であるこ
とから高品質のセラミツクの製造ができない欠点
があつた。本発明者等は有機繊維の物理的形態お
よび無機物質の占積率の観点から鋭意研究を重ね
た結果、シート中の全無機物質の占積率が25%以
上で繊維懸濁液の水度が濃度0.03重量%におい
て100〜400c.c./0.3gの有機繊維3〜20重量%か
ら成る無機質物シートが極めて良好なセラミツク
が得られることを見出し本発明を完成するに至つ
た。 一般に無機質物シートが均質な焼結性を有する
ためには焼成前の無機材料の占積率が重要であ
る。構成材料の占積率は焼成前のシートの密度お
よび各成分の密度から下記の式に基づいて計算す
ることが出来る。 無機材料の占積率Vi=P/Pixw 有機材料の占積率Vo=P−PiVi/Po 空隙分の占積率 Va=1−(Vi+Vo) 但し P:成型生シートの密度 Vi:無機分占積率 Vo:有機分 〃 Va:空隙分 〃 Pi:無機分理想焼結後密度 Po:有機分平均密度 xw:無機分重量比率 こゝで有機分平均密度(Po)とはパルプ成分
とバインダー樹脂との平均密度を意味しており、
下記の式により計算される。 Po=P1P2(x1+x2)/P1x2+P2x1 但し P1:パルプ繊維密度 P2:バインダー樹脂密度 x1:パルプ分重量密度 x2:バインダー樹脂重量比率 無機質物シートを焼結してセラミツクを製造す
るにあたつて無機占積率が低い場合は均一な焼結
体が得られず焼結状態が低密度であつたり、歪み
を生じたりあるいは極端な場合には一体に焼成せ
ずに分断状態になつてしまうこともある。したが
つて無機分占積率は高い程望ましい。第1図はア
ルミナについての通常の焼結を示す焼成温度と生
シートの無機分占積率との関係を示す。斜線部は
焼結可能な領域であるが、寸法精度および経済性
からは生シートの無機分占積率としては25%以上
必要であり好ましくは40%以上であることが望ま
しい。 他の焼結性材料についても、良好な焼結体を得
るために必要な生シートの無機分占積率はアルミ
ナと同程度であることを確認した。上記無機体積
比率を達成するために必要な無機物質粉末の重量
比率は、その真比重により若干異るが、およそ70
%以上であることが種々の実験結果から判明し
た。 特に比重の高い無機質物を高密度で焼結させよ
うとする場合は90重量%以上好ましくは95重量%
以上の高い無機質分比率を必要とすることもわか
つた。 通常の木材パルプ原料(600〜100c.c.CSF)を
用いてこのように高い無機質分比率を有するシー
トを製造することは極めて困難であるばかりでな
く、仮りに可能であつたとしても、焼結後のパル
プ消失跡が10μ径のパイプ状となつて残るため平
滑性等の面から好ましくない。本発明者等はかゝ
る現状を充分把握し、鋭意研究を重ねた結果、無
機物質粉末が充分定着し、一般抄紙機で抄造可能
で且つ焼成後に良好な焼結性を有する無機質物シ
ートを得るに至つた。 本発明において用いられる有機繊維としては、
広葉樹パルプ、針葉樹パルプ、コツトンリンター
等の植物繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊
維、ポリプロピレン繊維、レーヨン繊維等の合成
繊維が挙げられるが、これらの中でも本発明では
微細フイブリル化可能な繊維が適しており、この
点で植物繊維のほか合成繊維の中でもアクリル繊
維、レーヨン繊維が特に好適である。またこれら
の繊維の一部を無機繊維に置き替えることもでき
る。 濾水度の測定法としては、一般にJISP8121に
定められたカナダ標準濾水度が知られているが、
本発明において使用される微細フイブリル化可能
な有機繊維では濾水度の値が極めて小さくなり、
濾水度の表示が適切にできないので、下記に示す
ような濾水度測定法(以下濾水度H法又は単にH
法と呼ぶ)を採用した。 濾水度H法 JISP8121に定められたカナダ標準形濾水度試
験器を用いて、濾水筒の底の黄銅製のふるい板を
50メツシユ金網に変え、離解したパルプの濃度
0.3%を0.03%に変える以外には、JIS法と全く同
様な手順で濾水度測定操作を行ない、測定値をH
法濾水度とした。このH法は微細フイブリル化の
状況をよく反映しており本発明に必要な繊維のフ
イブリル化の程度を表示する上において好適な方
法と云える。この方法を用いて各種繊維材料の
水度と無機物質粉末の定着性との関係を調べたと
ころ定着に好適な水度はおよそH法で400c.c.以
下にあることを見出したものである。 無機物質粉末が強誘電体である場合は定着助剤
を用いなくても材料自身の持つ高い極性のため良
好な定着性を示すが、一般の常誘電体の場合は定
着剤を必要とする。この場合の定着剤はノニオン
系高分子定着剤、カチオン性高分子定着剤あるい
は両者の併用により高い定着性が得られる。 上記叩解微細繊維はそれ単独では水性が低く
抄紙困難であるが、無機物質粉末定着後は微小フ
ロツクを形成するために水性が大巾に向上し、
抄紙可能となることは全く予想外の結果であり抄
造上の経済的効果も大きい。またツインワイヤー
からの剥離性と湿紙強度を改善するために焼成後
の平滑性に支障のない範囲で叩解度の比較的粗い
繊維を極く少量添加して更に抄紙性を向上させて
もさしつかえない。これらの比較的粗い繊維原料
は無機物質粉末粒子が定着した微細繊維の支持体
として働くことから、0.5重量%以下ではその効
果は現われにくいが、一方10重量%以上では抄紙
性は良好になるが、焼成時の焼結性が悪くなる傾
向がある。しかし粗い繊維原料が繊維状無機材料
である場合は良好な抄紙性と共に高い無機分占積
率が得られる。 以上の構成原料を主材料とし、必要に応じてバ
インダー樹脂を加えて抄紙工程を経てシート化し
た後通常のドライヤー工程により乾燥処理される
が、更に熱圧ロールによつてカレンダー処理する
ことにより無機質物の体積比率を30%以上にする
ことが可能となる。この場合、熱圧ロールの圧力
は20〜100Kg/cm、該ロールの温度はバインダー
樹脂が使われる場合は少なくとも該バインダーの
軟化温度以上で行なうのが好ましい。 以下実施例により詳細に説明する。 実施例 1 無機粉末としてはアルミナ粉末(例えば真比重
3.93、平均粒子径0.83μmのαアルミナ粉末)を
用い、有機繊維としては、各種叩解度(水度試
験H法により200〜400c.c.)の針葉樹未晒パルプを
用いてシートを作成し、アルミナ粉末の定着性、
焼結性等を確認した。バインダーとしてエマルジ
ヨン型アクリル樹脂を添加した。これらの原料を
第1表に示す配合比率で調合した後原料スラリー
(4%濃度)に定着剤としてノニオン系高分子定
着剤を原料比0.1重量%添加して、アルミナ粉末
およびバインダー樹脂をパルプ繊維表面に定着さ
せ、これを通常の湿式円網ヤンキー抄紙機により
抄速3m/分で抄紙した。抄紙乾燥シートはスー
パーカレンダにより線圧30Kg/cm、温度120℃の
条件で高密度、高平滑化した。 得られた無機質物生シートを焼成温度1600℃で
電気炉中で焼結させ、焼成後のシートの均一性、
表面平滑性を調べ、焼結性を評価した。 第2表に各種叩解度のパルプを用いたシートの
特性を示した。なお無機分定着率は添加重量と焼
成後重量とを測定し求めた。
【表】
【表】
【表】
実施例 2
有機繊維としてはH法による水度で200c.c.に
叩解した未晒針葉樹パルプを用い、無機粉末とし
ては、実施例1と同種のα−アルミナ粉末を用い
て、各種無機比率のシートを作成した。 定着方法及び抄紙方法は全て実施例1と同様に
して行なつた。各種配合比率の原料配合比とその
特性を第3表に示す。
叩解した未晒針葉樹パルプを用い、無機粉末とし
ては、実施例1と同種のα−アルミナ粉末を用い
て、各種無機比率のシートを作成した。 定着方法及び抄紙方法は全て実施例1と同様に
して行なつた。各種配合比率の原料配合比とその
特性を第3表に示す。
【表】
実施例 3
実験No.1として実施例1と同様のα−アルミナ
粉末を用い、有機繊維としてH法200c.c.のアクリ
ル繊維・叩解カシミロン繊維、JIS法300c.c.の低叩
解度パルプ等をブレンドして抄紙し、シートを作
成した。 実験No.2は有機繊維としてH法200c.c.のアクリ
ル繊維・叩解カシミロン繊維を、実験No.3はH法
200c.c.の叩解レーヨン繊維をそれぞれ用いて実施
例1と同様にしてシートを作成した。 また実験No.4はアルミナ粉末の一部をアルミナ
繊維に代替する以外は実施例1と全く同様にして
抄紙し、シートを作成した。 以下第4表に配合比率およびシートの特性を示
す。 第4表に示す通り、実験No.1〜No.4のシートは
いずれも焼結性が良好であつた。
粉末を用い、有機繊維としてH法200c.c.のアクリ
ル繊維・叩解カシミロン繊維、JIS法300c.c.の低叩
解度パルプ等をブレンドして抄紙し、シートを作
成した。 実験No.2は有機繊維としてH法200c.c.のアクリ
ル繊維・叩解カシミロン繊維を、実験No.3はH法
200c.c.の叩解レーヨン繊維をそれぞれ用いて実施
例1と同様にしてシートを作成した。 また実験No.4はアルミナ粉末の一部をアルミナ
繊維に代替する以外は実施例1と全く同様にして
抄紙し、シートを作成した。 以下第4表に配合比率およびシートの特性を示
す。 第4表に示す通り、実験No.1〜No.4のシートは
いずれも焼結性が良好であつた。
【表】
【表】
実施例 4
有機繊維としては水度試験H法で200c.c.に叩
解した未晒針葉樹パルプを用い、無機粉末として
は、平均粒子径2μmのチタン酸バリウム粉末を
使用した。 以下、第5表に配合例および焼結性を示す。抄
紙方法は実施例1と同条件にて作製した。
解した未晒針葉樹パルプを用い、無機粉末として
は、平均粒子径2μmのチタン酸バリウム粉末を
使用した。 以下、第5表に配合例および焼結性を示す。抄
紙方法は実施例1と同条件にて作製した。
【表】
第1図はアルミナについての通常の焼結を示す
焼成温度と生シートの無機分占積率との関係を示
す。斜線部は焼成可能な領域である。
焼成温度と生シートの無機分占積率との関係を示
す。斜線部は焼成可能な領域である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 無機質物粒子と有機繊維を主原料として湿式
抄紙法により製造される無機質物シートにおい
て、 (1) 有機繊維として微細フイブリル化可能な植物
繊維及び/又は合成繊維を用い (2) 該シート中の全無機物質粒子の占積率が25%
以上好ましくは40%以上であり、 (3) 前記有機繊維の瀘水度が0.03重量%濃度の測
定において100〜400c.c.である有機繊維を3〜20
重量%含有する ことを特徴とする無機質物シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10305882A JPS58223657A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 無機質物シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10305882A JPS58223657A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 無機質物シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58223657A JPS58223657A (ja) | 1983-12-26 |
| JPS62101B2 true JPS62101B2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=14344070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10305882A Granted JPS58223657A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 無機質物シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58223657A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59169970A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-26 | 明成化学工業株式会社 | フアインセラミツクスシ−トの製造法 |
| JPS638246A (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-14 | 株式会社クボタ | 繊維補強無機質板の抄造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5036248A (ja) * | 1973-08-06 | 1975-04-05 | ||
| AU533396B2 (en) * | 1979-10-19 | 1983-11-24 | Turner & Newall Limited | Non-asbestos paper |
| JPS593247B2 (ja) * | 1980-03-18 | 1984-01-23 | 日鉄鉱業株式会社 | セラミツク質構造体の製造法 |
-
1982
- 1982-06-17 JP JP10305882A patent/JPS58223657A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58223657A (ja) | 1983-12-26 |
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