JPS6210263B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210263B2 JPS6210263B2 JP53112193A JP11219378A JPS6210263B2 JP S6210263 B2 JPS6210263 B2 JP S6210263B2 JP 53112193 A JP53112193 A JP 53112193A JP 11219378 A JP11219378 A JP 11219378A JP S6210263 B2 JPS6210263 B2 JP S6210263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- phosphite
- polycarbonate resin
- hydrogen
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/53—Phosphorus bound to oxygen bound to oxygen and to carbon only
- C08K5/5317—Phosphonic compounds, e.g. R—P(:O)(OR')2
- C08K5/5333—Esters of phosphonic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/49—Phosphorus-containing compounds
- C08K5/51—Phosphorus bound to oxygen
- C08K5/53—Phosphorus bound to oxygen bound to oxygen and to carbon only
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はポリカーボネート樹脂に顔染料とベン
ゼンホスホン酸エステルとを混合配合してなる安
定化された着色ポリカーボネート樹脂組成物に関
する。この組成物はさらに有機亜リン酸エステル
を含有しうる。 ポリカーボネート樹脂は高度の耐衝撃強度を具
備し、自己消火性であり、熱変形温度が他の樹脂
に比して高く、しかも電気特性、寸法安定性が優
れているために広い範囲に用いられている。その
市販用途によつては基礎重合体に顔染料を加え外
観を向上させる必要があり、該着色成形品はその
色相によつて商品価値が左右される。 ポリカーボネート樹脂は比較的高い温度で成形
加工されるために、成形過程の間に熱分解等によ
り黄変色したり、分子量と共に機械的強度が低下
する。とくに、顔染料を添加して着色したポリカ
ーボネート樹脂については変色の度合が大きくな
り、分子量が低下し、予期した色相や強度のもの
が得られないことがある。さらに、最近の省資源
化による成形品の薄物化に伴う顔染料の多量添加
での300℃以上の高温成形時には変色、分子量低
下は大きくなる。このような顔染料を含有する着
色ポリカーボネート樹脂の変色や分子量低下を防
止する安定剤として、従来より有機亜リン酸エス
テルやリン酸のモノまたはジエステルを使用する
ことが提案されている。しかし、これら安定剤も
300℃以上という厳しい条件下での成形時には変
色が大きく、着色ポリカーボネート樹脂の有効な
安定化法はいまだ知られていない。 本発明の目的は、高温での成形過程の間に劣化
変色を生じない熱安定性に優れた着色ポリカーボ
ネート樹脂を提供することにある。本発明者らは
この目的を達成するために鋭意研究した結果、ポ
リカーボネート樹脂に顔染料とベンゼンホスホン
酸エステルを添加混合した着色ポリカーボネート
樹脂組成物が高温成形時に安定した色相と分子量
を保持することを見い出し本発明に到達した。 すなわち、本発明は 1 ポリカーボネート樹脂に、顔染料および一般
式 (ここに、R1およびR2はそれぞれ独立に水
素、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基からなる群から選択され、R1,R2の少く
とも一つは水素以外のものである。)で表わさ
れるベンゼンホスホン酸エステルを含有せしめ
ることを特徴とする安定化された着色ポリカー
ボネート樹脂組成物。 2 一般式 (ここに、R1,R2およびR3はそれぞれ独立
に水素、アルキル基、アルケニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキ
ルアリール基からなる群から選択されるが、
R1,R2,R3の少くとも一つは水素以外のもの
である。)で表わされる有機亜リン酸エステル
を含有せしめることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の組成物。 3 顔染料が二酸化チタンである特許請求の範囲
第1項および第2項記載の組成物。 である。 本発明の安定化された着色ポリカーボネート樹
脂組成物は高温での成形過程の間に変色や分子量
低下に伴う機械的特性の低下がないので、高温で
薄物の成形品に容易に成形でき、且つ成形品の薄
物化に対する隠蔽性や色相保持のための顔染料の
多量添加が可能となる。 本発明に用いられるポリカーボネート樹脂は酸
受容体および分子量調整剤の存在下での2価フエ
ノールとホスゲン等のカーボネート前駆体との反
応、或いは2価フエノールとジフエニルカーボネ
ート等のカーボネート前駆体とのエステル交換反
応によつて製造される。ここで使用しうる2価フ
エノールは、ビスフエノール類が好ましく、とく
に2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロ
パン(以下ビスフエノールAと称す)が好まし
い。また、ビスフエノールAの一部または全部を
他の2価フエノールで置換してもよい。ビスフエ
ノールA以外の2価フエノールは、例えばハイド
ロキノン、4,4′―ジヒドロキシジフエニル、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)アルカン、ビス
(4―ヒドロキシフエニル)シクロアルカン、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)スルフイツド、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)スルホン、ビス
(4―ヒドロキシジフエニル)スルホキシド、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)エーテルの如き化
合物またはビス(3,5―ジブロモ―4―ヒドロ
キシフエニル)プロパンの如きハロゲン化ビスフ
エノール類である。これら2価フエノールのホモ
ポリマーまたは2種以上のコポリマー或いはこれ
らのブレンド物であつてもよい。 本発明に用いられる顔染料は例えば神原、井本
監修“プラスチツクおよびゴム用添加剤実用便
覧”第791〜797頁(化学工業社発行)に類別され
ている如き無機おび有機顔染料であり、具体的に
は二酸化チタン、酸化亜鉛のような酸化金属や、
カドミニウム黄、群青、カーボンブラツク等が挙
げられるが、必ずしもこれらに限定されるもので
ない。 本発明に用いられるベンゼンホスホン酸エステ
ルは一般的にはベンゼンホスホン酸クロリドとア
ルコール類との反応によつて得られる化合物であ
つて、具体的にはベンゼンホスホン酸モノメチ
ル、ベンゼンホスホン酸ジメチル、ベンゼンホス
酸モノエチル、ベンゼンホスホン酸ジエチル、ベ
ンゼンホスホン酸ジアリルなどを例示することが
できる。 また、本発明で使用しうる有機亜リン酸エステ
ルとしてはジフエニルホスフアイト、ジクレジル
ホスフアイト、ビス(p―t―ブチルフエニル)
ホスフアイト、ビス(p―ヘキシルフエニル)ホ
スフアイト、ビス(ノニルフエニル)ホスフアイ
ト、トリス(2―t―ブチル―5―メチルフエニ
ル)ホスフアイト、モノフエニル―ジオキシエチ
ルクレジルホスフアイト、トリス(O―シクロヘ
キシルフエニル)ホスフアイト、トリス(2―メ
チルヘキシル)ホスフアイト、トリラウリルホス
フアイト、トリ―n―オクチルホスフアイト、ト
リス(2―エチルヘキシル)ホスフアイト、トリ
ス(3―エチルオキセタニル―3―メチル)ホス
フアイト、トリス(2―メチルフエニル)ホスフ
アイト、トリス(4―t―ブチルフエニル)ホス
フアイト、トリス(2,6―ジメチルフエニル)
ホスフアイト、トリス(2―メトキシ―4―t―
ブチルフエニル)ホスフアイト、トリス(ノニル
フエニル)ホスフアイト、トリス(混合モノ、ジ
ーノニルフエニル)ホスフアイト、トリス(2―
ドデシルフエニル)ホスフアイト、ジデシル―モ
ノフエニルホスフアイトなどを例示することがで
きる。 本組成物の配合比はポリカーボネート樹脂100
重量部に対して、顔染料は例えば0.001〜5.0重量
部、ベンゼンホスホン酸エステルは0.001〜0.5重
量部が好ましく、さらに有機亜リン酸エステルを
例えば0.001〜0.2重量部を添加できる。 本発明の着色ポリカーボネート樹脂組成物の調
製は、任意の方法によつて行われるが、その方法
としては例えばポリカーボネート樹脂に顔染料と
ベンゼンホスホン酸エステルを直接添加する方
法、高濃度の顔染料とベンゼンホスホン酸エステ
ルを添加したいわゆるマスターバツチを製造し、
これを他のポリカーボネート樹脂に添加して、所
定の添加剤濃度とする方法、或いはポリカーボネ
ート樹脂の塩化メチレン溶液または粉末にベンゼ
ンホスホン酸エステルをあらかじめ添加したのち
に、顔染料を添加する方法などがある。また、有
機亜リン酸エステルを添加する際には、上記のベ
ンゼンホスホン酸エステルと同様な方法で添加さ
れる。 本組成物にはポリカーボネート樹脂の改質を目
的とする添加剤、例えばガラス繊維等の強化剤、
酸化防止剤、難燃剤、光安定剤、可塑剤、充填
剤、帯電防止剤、離型剤、滑剤、発泡剤などを添
加することができる。また、ポリカーボネート樹
脂に例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリメチルメタクリレート、AS樹
脂、ABS樹脂、ポリエステル、ポリフエニレン
オキサイド等の他の樹脂を混合してもよい。 以下に本発明を実施例を以つて説明する。実施
例中部は重量部を示す。 評価は以下の如き方法で行なつた。 熱安定性評価法 ペレツトを射出成形機を用いて、成形温度340
℃で70mm×50mm×2mmの見本板に成形した。熱安
定性を評価するために、成形機のシリンダー中に
10分間滞留したのちに成形した見本板の色相
(L′,a′,b′)と滞留しないで成形した見本板の
色相(L,a,b)を色差計(スガ試験機(株)製)
にて測定し、変色の度合を△E=√(−′)2+
(a−a′)2+(b−b′)2で比較した。また、滞留し
ないで或いは滞留したのち成形した見本板の分子
量()を粘度法により測定し、分子量低下を比
較した。 実施例1〜4、比較例1〜2 2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロ
パンとホスゲンとの反応で調製した分子量24500
のポリカーボネート樹脂粉末100部と二酸化チタ
ン(石原産業(株)製R―930)0.5部に第1表に示す
ベンゼンホスホン酸エステルとトリス(ノニルフ
エニル)ホスフアイトの所定量を、スーパーミキ
サーを用いて混合し、30mmφ押出機で押出しペレ
ツト化した。該ペレツトは前記の方法で射出成形
し熱安定性を評価した。
ゼンホスホン酸エステルとを混合配合してなる安
定化された着色ポリカーボネート樹脂組成物に関
する。この組成物はさらに有機亜リン酸エステル
を含有しうる。 ポリカーボネート樹脂は高度の耐衝撃強度を具
備し、自己消火性であり、熱変形温度が他の樹脂
に比して高く、しかも電気特性、寸法安定性が優
れているために広い範囲に用いられている。その
市販用途によつては基礎重合体に顔染料を加え外
観を向上させる必要があり、該着色成形品はその
色相によつて商品価値が左右される。 ポリカーボネート樹脂は比較的高い温度で成形
加工されるために、成形過程の間に熱分解等によ
り黄変色したり、分子量と共に機械的強度が低下
する。とくに、顔染料を添加して着色したポリカ
ーボネート樹脂については変色の度合が大きくな
り、分子量が低下し、予期した色相や強度のもの
が得られないことがある。さらに、最近の省資源
化による成形品の薄物化に伴う顔染料の多量添加
での300℃以上の高温成形時には変色、分子量低
下は大きくなる。このような顔染料を含有する着
色ポリカーボネート樹脂の変色や分子量低下を防
止する安定剤として、従来より有機亜リン酸エス
テルやリン酸のモノまたはジエステルを使用する
ことが提案されている。しかし、これら安定剤も
300℃以上という厳しい条件下での成形時には変
色が大きく、着色ポリカーボネート樹脂の有効な
安定化法はいまだ知られていない。 本発明の目的は、高温での成形過程の間に劣化
変色を生じない熱安定性に優れた着色ポリカーボ
ネート樹脂を提供することにある。本発明者らは
この目的を達成するために鋭意研究した結果、ポ
リカーボネート樹脂に顔染料とベンゼンホスホン
酸エステルを添加混合した着色ポリカーボネート
樹脂組成物が高温成形時に安定した色相と分子量
を保持することを見い出し本発明に到達した。 すなわち、本発明は 1 ポリカーボネート樹脂に、顔染料および一般
式 (ここに、R1およびR2はそれぞれ独立に水
素、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基からなる群から選択され、R1,R2の少く
とも一つは水素以外のものである。)で表わさ
れるベンゼンホスホン酸エステルを含有せしめ
ることを特徴とする安定化された着色ポリカー
ボネート樹脂組成物。 2 一般式 (ここに、R1,R2およびR3はそれぞれ独立
に水素、アルキル基、アルケニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキ
ルアリール基からなる群から選択されるが、
R1,R2,R3の少くとも一つは水素以外のもの
である。)で表わされる有機亜リン酸エステル
を含有せしめることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の組成物。 3 顔染料が二酸化チタンである特許請求の範囲
第1項および第2項記載の組成物。 である。 本発明の安定化された着色ポリカーボネート樹
脂組成物は高温での成形過程の間に変色や分子量
低下に伴う機械的特性の低下がないので、高温で
薄物の成形品に容易に成形でき、且つ成形品の薄
物化に対する隠蔽性や色相保持のための顔染料の
多量添加が可能となる。 本発明に用いられるポリカーボネート樹脂は酸
受容体および分子量調整剤の存在下での2価フエ
ノールとホスゲン等のカーボネート前駆体との反
応、或いは2価フエノールとジフエニルカーボネ
ート等のカーボネート前駆体とのエステル交換反
応によつて製造される。ここで使用しうる2価フ
エノールは、ビスフエノール類が好ましく、とく
に2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロ
パン(以下ビスフエノールAと称す)が好まし
い。また、ビスフエノールAの一部または全部を
他の2価フエノールで置換してもよい。ビスフエ
ノールA以外の2価フエノールは、例えばハイド
ロキノン、4,4′―ジヒドロキシジフエニル、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)アルカン、ビス
(4―ヒドロキシフエニル)シクロアルカン、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)スルフイツド、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)スルホン、ビス
(4―ヒドロキシジフエニル)スルホキシド、ビ
ス(4―ヒドロキシフエニル)エーテルの如き化
合物またはビス(3,5―ジブロモ―4―ヒドロ
キシフエニル)プロパンの如きハロゲン化ビスフ
エノール類である。これら2価フエノールのホモ
ポリマーまたは2種以上のコポリマー或いはこれ
らのブレンド物であつてもよい。 本発明に用いられる顔染料は例えば神原、井本
監修“プラスチツクおよびゴム用添加剤実用便
覧”第791〜797頁(化学工業社発行)に類別され
ている如き無機おび有機顔染料であり、具体的に
は二酸化チタン、酸化亜鉛のような酸化金属や、
カドミニウム黄、群青、カーボンブラツク等が挙
げられるが、必ずしもこれらに限定されるもので
ない。 本発明に用いられるベンゼンホスホン酸エステ
ルは一般的にはベンゼンホスホン酸クロリドとア
ルコール類との反応によつて得られる化合物であ
つて、具体的にはベンゼンホスホン酸モノメチ
ル、ベンゼンホスホン酸ジメチル、ベンゼンホス
酸モノエチル、ベンゼンホスホン酸ジエチル、ベ
ンゼンホスホン酸ジアリルなどを例示することが
できる。 また、本発明で使用しうる有機亜リン酸エステ
ルとしてはジフエニルホスフアイト、ジクレジル
ホスフアイト、ビス(p―t―ブチルフエニル)
ホスフアイト、ビス(p―ヘキシルフエニル)ホ
スフアイト、ビス(ノニルフエニル)ホスフアイ
ト、トリス(2―t―ブチル―5―メチルフエニ
ル)ホスフアイト、モノフエニル―ジオキシエチ
ルクレジルホスフアイト、トリス(O―シクロヘ
キシルフエニル)ホスフアイト、トリス(2―メ
チルヘキシル)ホスフアイト、トリラウリルホス
フアイト、トリ―n―オクチルホスフアイト、ト
リス(2―エチルヘキシル)ホスフアイト、トリ
ス(3―エチルオキセタニル―3―メチル)ホス
フアイト、トリス(2―メチルフエニル)ホスフ
アイト、トリス(4―t―ブチルフエニル)ホス
フアイト、トリス(2,6―ジメチルフエニル)
ホスフアイト、トリス(2―メトキシ―4―t―
ブチルフエニル)ホスフアイト、トリス(ノニル
フエニル)ホスフアイト、トリス(混合モノ、ジ
ーノニルフエニル)ホスフアイト、トリス(2―
ドデシルフエニル)ホスフアイト、ジデシル―モ
ノフエニルホスフアイトなどを例示することがで
きる。 本組成物の配合比はポリカーボネート樹脂100
重量部に対して、顔染料は例えば0.001〜5.0重量
部、ベンゼンホスホン酸エステルは0.001〜0.5重
量部が好ましく、さらに有機亜リン酸エステルを
例えば0.001〜0.2重量部を添加できる。 本発明の着色ポリカーボネート樹脂組成物の調
製は、任意の方法によつて行われるが、その方法
としては例えばポリカーボネート樹脂に顔染料と
ベンゼンホスホン酸エステルを直接添加する方
法、高濃度の顔染料とベンゼンホスホン酸エステ
ルを添加したいわゆるマスターバツチを製造し、
これを他のポリカーボネート樹脂に添加して、所
定の添加剤濃度とする方法、或いはポリカーボネ
ート樹脂の塩化メチレン溶液または粉末にベンゼ
ンホスホン酸エステルをあらかじめ添加したのち
に、顔染料を添加する方法などがある。また、有
機亜リン酸エステルを添加する際には、上記のベ
ンゼンホスホン酸エステルと同様な方法で添加さ
れる。 本組成物にはポリカーボネート樹脂の改質を目
的とする添加剤、例えばガラス繊維等の強化剤、
酸化防止剤、難燃剤、光安定剤、可塑剤、充填
剤、帯電防止剤、離型剤、滑剤、発泡剤などを添
加することができる。また、ポリカーボネート樹
脂に例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリメチルメタクリレート、AS樹
脂、ABS樹脂、ポリエステル、ポリフエニレン
オキサイド等の他の樹脂を混合してもよい。 以下に本発明を実施例を以つて説明する。実施
例中部は重量部を示す。 評価は以下の如き方法で行なつた。 熱安定性評価法 ペレツトを射出成形機を用いて、成形温度340
℃で70mm×50mm×2mmの見本板に成形した。熱安
定性を評価するために、成形機のシリンダー中に
10分間滞留したのちに成形した見本板の色相
(L′,a′,b′)と滞留しないで成形した見本板の
色相(L,a,b)を色差計(スガ試験機(株)製)
にて測定し、変色の度合を△E=√(−′)2+
(a−a′)2+(b−b′)2で比較した。また、滞留し
ないで或いは滞留したのち成形した見本板の分子
量()を粘度法により測定し、分子量低下を比
較した。 実施例1〜4、比較例1〜2 2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロ
パンとホスゲンとの反応で調製した分子量24500
のポリカーボネート樹脂粉末100部と二酸化チタ
ン(石原産業(株)製R―930)0.5部に第1表に示す
ベンゼンホスホン酸エステルとトリス(ノニルフ
エニル)ホスフアイトの所定量を、スーパーミキ
サーを用いて混合し、30mmφ押出機で押出しペレ
ツト化した。該ペレツトは前記の方法で射出成形
し熱安定性を評価した。
【表】
実施例5〜6、比較例3
2,2―ビス(4―ヒドロキシフエニル)プロ
パンとホスゲンとの反応で調製した分子量24500
のポリカーボネート樹脂粉末100部とカドミウム
黄顔料0.5部に第1表に示すベンゼンホスホン酸
エステルの所定量を、スーパーミキサーを用いて
混合し、30mmφ押出機で押出しペレツト化した。
該ペレツトは前記の方法で射出成形し、熱安定性
を評価した。
パンとホスゲンとの反応で調製した分子量24500
のポリカーボネート樹脂粉末100部とカドミウム
黄顔料0.5部に第1表に示すベンゼンホスホン酸
エステルの所定量を、スーパーミキサーを用いて
混合し、30mmφ押出機で押出しペレツト化した。
該ペレツトは前記の方法で射出成形し、熱安定性
を評価した。
【表】
第1表、第2表の結果から明らかなように、本
発明による着色ポリカーボネート樹脂組成物から
得た成形物が熱安定性において優れている。
発明による着色ポリカーボネート樹脂組成物から
得た成形物が熱安定性において優れている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリカーボネート樹脂に、顔染料および一般
式 (ここにR1およびR2はそれぞれ独立に水素、
アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基か
らなる群から選択され、R1,R2の少くとも一つ
は水素以外のものである。)で表わされるベンゼ
ンホスホン酸エステルを含有せしめることを特徴
とする安定化された着色ポリカーボネート樹脂組
成物。 2 一般式 (ここに、R1,R2およびR3はそれぞれ独立に
水素、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基、アルキルアリ
ール基からなる群から選択されるがR1,R2,R3
の少くとも一つは水素以外のものである。)で表
わされる有機亜リン酸エステルを含有せしめるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成
物。 3 顔染料として二酸化チタンを含有する特許請
求の範囲第1項および第2項記載の組成物。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11219378A JPS5538843A (en) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | Stabilized colored polycarbonate resin composition |
| US05/968,809 US4251425A (en) | 1978-09-14 | 1978-12-12 | Polycarbonate resin composition |
| DE2854259A DE2854259C2 (de) | 1978-09-14 | 1978-12-15 | Stabilisierte Polycarbonatformmasse |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11219378A JPS5538843A (en) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | Stabilized colored polycarbonate resin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5538843A JPS5538843A (en) | 1980-03-18 |
| JPS6210263B2 true JPS6210263B2 (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=14580582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11219378A Granted JPS5538843A (en) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | Stabilized colored polycarbonate resin composition |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4251425A (ja) |
| JP (1) | JPS5538843A (ja) |
| DE (1) | DE2854259C2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4383066A (en) * | 1980-04-15 | 1983-05-10 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polyphenylene ether resin composition |
| FR2512039B1 (fr) * | 1981-08-26 | 1985-10-11 | Ato Chimie | Composition de resine synthetique ayant une bonne resistance au feu renfermant un polycarbonate, un additif ignifugeant phosphore, et eventuellement d'autres additifs et/ou des charges et objets conformes |
| JPS6176547A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-19 | Teijin Chem Ltd | 光拡散透過用成形品 |
| DE3516807A1 (de) * | 1985-05-10 | 1986-11-13 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Flammwidrige, schlagzaehe polycarbonat-formmassen |
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