JPS62162013A - ポリ(p−フエニレンテレフタラミド)からなるパルプ状短繊維の製造法 - Google Patents

ポリ(p−フエニレンテレフタラミド)からなるパルプ状短繊維の製造法

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JPS62162013A
JPS62162013A JP132086A JP132086A JPS62162013A JP S62162013 A JPS62162013 A JP S62162013A JP 132086 A JP132086 A JP 132086A JP 132086 A JP132086 A JP 132086A JP S62162013 A JPS62162013 A JP S62162013A
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Keizo Shimada
島田 恵造
Yasuo Nakagawa
中川 泰雄
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、実質的にポリ(P−フェニレンテレフタラミ
ド)からなる高品質のパルプ状短繊維を製造する方法に
関するものである。
[従来の技術] ポリ(P−フェニレンテレフタラミド)のパルプ状短繊
維は、ポリ(P−フェニレンテレフタラミド)の光学的
異方性溶液を紡糸して形成した分子配向性を有するポリ
(P−フェニレンテレフタラミド)繊維に、叩解等の機
械的剪断力を与えて砕き、該繊維をフィブリル化させる
方法よりに製造されている(特公昭59−603号公報
参照)。
この方法では、−たん繊維とするために、紡糸工程が必
要であるばかりでなく、紡出繊維を叩解し易くするため
適当な長さにカットする工程や、カットした短繊維を叩
解する工程も必要であるため、経済的に必ずしも有利と
は言い難い。
従来のパルプ状短繊維の製造法にみられる前述の如き問
題を解決する方法として、最近、パラフェニレンジアミ
ンとテレフタル酸クロライドとをピリジン3〜50重量
%及びアミド系溶媒97〜50重量%からなり更に必要
に応じてアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化物1
〜5重量%を添加した重合溶媒系中で反応せしめ、重合
反応中に撹拌を加えて、分子配向性を有する固体状の反
応混合物となし、これを叩解することにより、パルプ状
短繊維とする方法が提案されている(特公昭60−56
801号公報参照)。
この方法によれば、紡糸工程が不要となるため、従来法
に比べて経済的にパルプ状短繊維を製造することができ
るが、実際にこの方法を追試してみると、パルプ状短繊
維を形成するポリ(P−フェニレンテレフタラミド)の
重合度が上り難く、かつ得られるポリ(P−フェニレン
テレフタラミド)の重合度に変動が大きく、均一な品質
の製品が得られないという問題がある。また、特公昭6
〇−56801号公報に記載の如く結晶化度が高く結晶
サイズの大きなパルプ状短繊維は、これを紙にした、と
きの加工性が悪く、また、得られた紙の耐久性も十分で
ないことが判った。
[発明の目的] lj一 本発明の第1の目的は、前述の如き各方法の欠点を解消
し、経済的に良好な品質のポリ(P−7エ二レンテレフ
タラミド)のパルプ状短繊維を工業的に製造する方法を
提供することにある。本発明の他の目的は、紙にしたと
きの加工性に優れかつ耐久性の良好な紙を形成し得るポ
リ(P−フェニレンテレフタラミド)のパルプ状短繊維
を製造する方法を提供することにある。
[発明の構成] 前述の目的は、本発明に従って、P−フェニレンジアミ
ン1モルに対してテレフタル酸クロライド0.5〜0.
9モルの割合で、上記両成分をアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属を2〜5重量%含有する極性アミド系溶媒中
で第1次反応を行わせて平均重合度1.5〜15のオリ
ゴマーとなし、次いで、残余のテレフタル酸クロライド
及び極性アミド系溶媒の重量に基いて3〜30重量%の
ピリジンを同時的又は逐次的に重合系へ添加・撹拌して
第2次反応を行わしめて、高重合度のポリ(P−フェニ
レンテレフタラミド)を含む組成物を形成し、次いて該
組成物に沈澱剤を添加して粉砕することにより、結晶サ
イズ30〜45人のパルプ状短繊維とすることによって
達成される。
本発明の方法では、ポリ(P−フェニレンテレフタラミ
ド)の重合を、後記(−1’) (01の如き新規な2
段重合法によって行ない、しかる後、後記(/9の方法
によって重合体組成物から直接パルプ状短繊維とする。
(1′)第1段反応 まず、第1段反応において、P−フェニレンジアミン及
びテレフタル酸クロライドを、P−フェニレンジアミン
1モルに対してテレフタル酸クロライド0.5〜0.9
モル、好ましくは0.55〜0.8モル、特に好ましく
は0.6〜0.8モルの割合で重合溶媒中に仕込み、P
−フェニレンジアミンが大過剰の状態で低温溶液重合を
行う。重合溶媒系としては極性アミド系溶媒にアルカリ
金属の塩化物及び/又はアルカリ土類金属の塩化物を添
加した系を用いる。極性アミド系溶媒としては、N。
N′−ジメチルホルムアミド、N、N’ −ジメチルア
セトアミド、 N−メチル−2−ピロリドン、テトラメ
チル尿素等が好ましい。さらに、極性アミド系溶媒に少
量のテトラヒドロフラン、メヂレンクロライド、メチル
エチルケトン等の如き非溶媒を添加すると、本発明の効
果を一層よくする場合もある。
また、アルカリ金属の塩化物としては塩化リチウムが好
ましく、アルカリ土類金属の塩化物としては塩化カルシ
ウムが好ましい。極性アミド系溶媒中の前記塩化物の含
有量は、溶媒系の総重量を基準にして2〜5重量%が好
ましい。
特公昭60−48537号公報には、N−メチルピロリ
ドン等の極性アミド系溶媒に5重量%以上の塩化カルシ
ウムを添加した重合溶媒系中でポリ(P−フェニレンテ
レフタラミド)の重合を行うことが記載されているが、
本発明では、このような多量の塩化物を含む溶媒系を用
いる必要はなく、塩化物の世は5重量%以下で十分であ
る。溶媒系中の塩化物の量が多いと最終的に得られるパ
ルプ状短繊維中にかなりの量の塩化物が含まれるおそれ
があるので、好ましくない。
また、特開昭52−124050号公報には、重合溶媒
系としてアミド系溶媒−ビリジン−塩化物の系を用いる
ことが記載されているが、同公報に記載の如く反応当初
から重合溶媒中にピリジンを含むと、重合反応が余りに
急激に進行するため、重合度のバラツキの非常に大きな
ポリマーしか得られない。
本発明方法の第1段反応においては、反応系に仕込むジ
アミン成分(P−フェニレンジアミン)とジカルボン酸
成分(テレフタル酸クロライド)とを両者の割合(モル
比)が前者1に対し後者0.5〜0.9(好ましくは0
.55〜0.8、更に好ま[ただしn=1〜15.好ま
しくは2〜9]で表わされるオリゴマーを得る。
ここで、前記モル比が0.5より小さいと、オリゴマー
が殆んど生成せず、また、0.9より大きいと反応が進
行しすぎて、反応系が固化したりして、所定重合度のオ
リゴマーとはなり難い。
反応開始温度は0〜30℃とすべきであり、0〜20℃
が好ましく用いられる。通常、第1次反応は前記溶媒系
に所定量のP−フェニレンジアミンを溶解しておき、所
定の反応開始温度に調整した後、テレフタル酸クロライ
ドを添加して撹拌することにより行われる。重合溶媒系
に対する各モノマー成分の量は、最終的に得られる重合
反応後(第2次反応後)の組成物におけるポリマー濃度
が4〜8重量%となるように調整するのが好ましい。ま
た、第1次反応の反応時間は約5〜60分程度が好まし
い。
なお、第1次反応を行うに当り、P−フェニレンジアミ
ンの一部く例えば10モル%以下〉を他の芳香族ジアミ
ン、例えば、m−フェニレンジアミン、ごスフエニレン
ジアミン、 3.4−ジアミノジフェニルエーテル、4
.4’ −ジアミノジフェニルエーテル等に置きかえる
こともでき、また、テレフタル酸クロライドの一部(例
えば10モル%以下)を他の芳香族ジカルボン酸、例え
ばイソフタル酸クロライド、  2,6−ナツタレンジ
カルボン酸クロライド等に置きかえることもできる。
第1次反応終了後、反応系へ無水アンモニアガスを導入
し、反応によって生成したH(Jを中和するのが好まし
い。
(01第2次反応 本発明によれば前述の如き第1次反応により所定のオリ
ゴマー溶液を得たのち、該オリゴマー溶液に対し残りの
テレフタル酸クロライド、すなわち、最終的にP−フェ
ニレンジアミンと実質上等モルになるだけのテレフタル
酸クロライドと、ピリジンとを同時に又は逐次的に添加
し、系を撹拌して第2次反応を行う。
ピリジンの添加量は、極性アミド系溶媒の重量を基準に
して3〜50重量%とすべきであり、5〜30%が好ま
しい。また、ピリジンの添加時期は、テレフタル酸クロ
ライドの添加後がよく、特に、テレフタル酸クロライド
の添加終了後10〜60秒の間に行うのが特に好ましい
。ピリジンの添加があまり遅くなると本発明の効果が得
られない。
撹拌は、重合系(第2次反応系)に強い剪断力を加える
ようにするのがよく、場合によってはニーダ−等で行う
のが適当である。
この第2次反応は、10〜50℃で行うのが好ましく、
反応時間は1〜5時間程度でよいが実際に撹拌するのは
2〜5分程度でもよく、反応系が固化した時点で撹拌を
止め1〜5時間静置してもよい。
また、反応の後半をニーダ−等により強く混練するよう
にしてもよい。
し\)パルプ状短繊維化 第2次反応の終了した重合系は、ゲル化してほぼ固体状
になっているが、これに沈澱剤を添加して撹拌・粉砕す
ると、重合系は微細なフィブリルを有するパルプ状短繊
維となる。
沈澱剤としては、水、低級アルコール、アセトン又はメ
チレンクロライド等の低級ハロゲン化アルキルが用いら
れる。これらは単独で用いてもよく、2種以上混合して
用いてもよい。
このようにして得られたパルプ状短繊維は、長さが50
0〜5000μmで多数の微細なフィブリルを有する。
そして、該パルプ状短繊維は、X線回折による結晶化度
が50%以上、結晶サイズが30〜45人の範囲内にあ
り、特公昭60−56801号公報に記載のパルプ状短
繊維に比べて結晶サイズが非常に小さいという特徴を有
する。また、該パルプ状短繊維を構成するポリ(P−フ
ェニレンテレフタラミド)の固有粘度IVは通常6.0
以上となり、また、該ポリマーの固有粘度のバラツキが
非常に小さい。
[発明の効果] 本発明の方法によるポリ(P−フェニレンテレフタラミ
ド)のパルプ状短繊維は、上述の如く構成ポリマーの重
合度が高くかつ重合度のバラツキが小さいため、強力及
び品質安定性にすぐれており、さらに、結晶サイズが3
0〜45人であることに起因して、抄造して紙にしたと
きの加工性、例えばカレンダー加工、エンボス加工等の
加工性にすぐれ、しかも、紙の耐久性が良いという利点
を有する。
また、重合反応(第1次反応及び第2次反応)における
反応制御が容易で工程安定性がよく、また、重合反応後
の組成物に沈澱剤を加えて撹拌・粉砕するだけで、良好
なパルプ状短繊維となるので製造がきわめて簡単である
本発明の方法により得られたパルプ状短繊維は、全芳香
族ポリアミド繊維と混抄して電気絶縁用。
ハニカムコア用の紙状シートとしたり、無機繊維等と混
抄して摩擦材として、有効に使用することができる。
[指標の測定法] 次に、本発明で言う各指標の測定法を説明する。
(ω 固有粘度(IV) 濃硫酸(98%)+2804 )  100se中0.
5gのポリマーを溶解した溶液について30℃で測定し
た値から求める。
<b+  結晶化度 通常のX線法による。
<c>  結晶サイズ 特公昭59−14567号公報に記載の[見掛けの微結
晶大きさ」の測定法による。
[実施例] 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1.比較例1〜2 高速回転する撹拌翼と乾燥窒素の出入口と原料投入口を
有する容積300dのセパラブルフラスコの内部を、外
部から加熱しながら窒素を流し充分に乾燥した。モレキ
ュラーシーブスで塩化カルシウムを濃度4重量%となる
よう溶解したN−メチル−2−ピロリドン(N M P
 )  120mを乾燥した後、上記フラスコに入れた
次に、溶剤100dに対して6gとなるようにP−フェ
ニレンジアミン(PPDA)を上記NMP溶液に溶解し
、0℃に冷却した後、撹拌しながらテレフタル酸クロラ
イド(TPO)粉末をPPDA1モルに対し0.67モ
ルとなるように添加し、第1次反応を行わせて、反応終
了後に無水NH4ガスを反応系に吹込んで第1次反応で
生成したHCjを中和した。かかる第1次反応により得
られたオリゴマーは、平均重合度2.5であった。
引続き、このオリゴマー溶液に第1表に示す間のTPO
粉末を添加し、その30秒後に第1表に示ず量のピリジ
ンを添加し、激しく撹拌混合して第1次反応を行わしめ
た。撹拌混合を行うと重合反応系は粘稠になり約3分後
に固体状となったので、撹拌を停止し、3時間静置した
後、反応系に水を加えて強く撹拌したところ、パルプ状
短繊維が生成した。
かくして得られたパルプ状短繊維について、ポリマーの
固有粘度(IVY、パルプ状類IM@の大きさ、結晶化
度、結晶サイズ等を測定した。
次に、各々のパルプ状短!l維50重量部に対し、カッ
ト長5#のポリ(m−フェニレンイソフタラミド)l!
i維(登録商標「ユーネックス」)を50重量部混合し
て抄造してシート状となし、カレンダー加工を施して紙
状物とした。抄造性は良好であり、得られた紙の特性も
すぐれたものであった。
比較のため、実施例1と同様の方法において第1次反応
でPPDAとTOCとが等モルとなるように仕込んだ場
合(比較例1)及び第2次反応でピリジンを加えない場
合(比較例2)についても実験を行った。
それぞれの実験における実験条件を第1表に、実験結果
を第2表に示す。
これらの第1表および第2表から、本発明の方法による
もの(実施例1)は、パルプ状短繊維のIVが高く、抄
造性や抄造した紙状物の物性がすぐれていることが判る
(以下余白) 第1表:実験条件 第2表:実験結果 手続補正書 昭和61年6月72日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)P−フェニレンジアミン1モルに対してテレフタ
    ル酸クロライド0.5〜0.9モルの割合で、上記両成
    分をアルカリ金属又はアルカリ土類金属を2〜5重量%
    含有する極性アミド系溶媒中で第1次反応を行わせて平
    均重合度1.5〜15のオリゴマーとなし、次いで、残
    余のテレフタル酸クロライド及び極性アミド系溶媒の重
    量に基いて3〜50重量%のピリジンを同時に又は逐次
    的に重合系へ添加・撹拌し第2次反応を行わしめて、高
    重合度のポリ(P−フェニレンテレフタラミド)を含む
    組成物を形成し、次いで、該組成物に沈澱剤を添加して
    粉砕することにより、結晶サイズ30〜45Åのパルプ
    状短繊維とすることを特徴とする実質的にポリ(P−フ
    ェニレンテレフタラミド)からなるパルプ状短繊維の製
    造法。
  2. (2)第1次反応の重合開始温度を0〜30℃とする特
    許請求の範囲第(1)項記載の製造法。
  3. (3)第1次反応終了後に、反応系へ無水アンモニアガ
    スを導入し、第1次反応で生成したHClを中和・除去
    する特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の製
    造法。
  4. (4)第2次反応において、テレフタル酸クロライド添
    加終了後約1分以内にピリジンを添加する特許請求の範
    囲第(1)項記載の製造法。
  5. (5)第2次反応後の組成物中のポリマー濃度を4〜8
    重量%とする特許請求の範囲第(1)項又は第(4)項
    記載の製造法。
  6. (6)沈澱剤として、水、低級アルコール、アセトン、
    低級ハロゲン化アルキルの中から選ばれた少くとも1種
    の液体を使用する特許請求の範囲第(1)項記載の製造
    法。
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