JPS6219540B2 - - Google Patents
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- JPS6219540B2 JPS6219540B2 JP55039702A JP3970280A JPS6219540B2 JP S6219540 B2 JPS6219540 B2 JP S6219540B2 JP 55039702 A JP55039702 A JP 55039702A JP 3970280 A JP3970280 A JP 3970280A JP S6219540 B2 JPS6219540 B2 JP S6219540B2
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- JP
- Japan
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- aqueous solution
- animal hair
- fiber
- scale
- ions
- Prior art date
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06M—TREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
- D06M11/00—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising
- D06M11/07—Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with inorganic substances or complexes thereof; Such treatment combined with mechanical treatment, e.g. mercerising with halogens; with halogen acids or salts thereof; with oxides or oxyacids of halogens or salts thereof
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
発明の目的
本発明は、獣毛繊維質物のスケールを剥離して
改質する方法の改良に関する。ここで「獣毛繊
維」とは、羊、山羊、ラマ、アルパカその他の陸
棲の哺乳動物から採取される、微細構造がスケー
ルを有する繊維をいい、「毛皮」とは、上記の獣
毛繊維でおおわれている毛皮を意味する。
改質する方法の改良に関する。ここで「獣毛繊
維」とは、羊、山羊、ラマ、アルパカその他の陸
棲の哺乳動物から採取される、微細構造がスケー
ルを有する繊維をいい、「毛皮」とは、上記の獣
毛繊維でおおわれている毛皮を意味する。
獣毛繊維の表面は、よく知られているように、
扁平で屋根瓦のように重なり合つた、撥水性の強
いスケールでおおわれた微細構造をもつ。しか
し、スケールの内側は、エンドキユチクルとよば
れる、カルボキシル基やアミノ基などの極性基が
多く水を含みやすい組成の蛋白質からなり、この
部分がスケール接合部に開口して水の浸透経路と
なる。これを羊毛について図示すれば、第1図お
よび第3図に示すとおりであつて、水はまずエン
ドキユチクルに浸透してこの部分が膨潤し、その
結果、エツジが立ち上がる。さらに、浸透が進め
ば、水は完全に羊毛内部のコルテツクスに至る。 従来、羊毛繊維に防縮性を与えるためにスケー
ルを除去することを目的として、塩素化剤または
酸化剤を用いて処理することが行なわれている。 ところが、それら薬剤の作用をスケール表面に
限定しようとしても、水溶液中で行なう限り、そ
の液がコルテツクスへも浸透して酸化が内部にま
で進み、繊維が脆化損傷することを免れなかつ
た。 酸化剤の作用が弱ければ、防縮効果は不十分に
なる。 反応を途中でやめるとか、または比較的ゆるや
かに反応が進む薬剤、たとえば有機酸化剤を用い
ることが試みられているが、意図したように酸化
を限定することはできず、酸化途中の分解物が繊
維表面に付着して染色堅牢度を低下させるなど、
実用上さまざまな支障を生じやすい。 最初に酸類で処理してから酸化剤を作用させる
技術もあるが、これも水溶液中で行なう限りは、
水分の浸透経路を通して酸が限りなく内部に浸透
するので、酸化を羊毛の表面に局限することは事
実上不可能である。 本発明者らは、さきに中性塩類の飽和溶液中と
いう膨潤をおさえた条件下で羊毛に酸を作用させ
ることによりキユテイクル部分に酸を含有させ、
塩素化剤を用いてキユテイクル部分を塩素化して
から水中に浸漬して塩素化部分を膨潤させ、水洗
除去してスケールのエツジ部分を取除き、フエル
ト化を防止する技術を開発した(特公昭57−
53470号)。 今回、この技術を改良し、いつそうの高級改質
化を実現する方法を完成したので、ここに提案す
る。
扁平で屋根瓦のように重なり合つた、撥水性の強
いスケールでおおわれた微細構造をもつ。しか
し、スケールの内側は、エンドキユチクルとよば
れる、カルボキシル基やアミノ基などの極性基が
多く水を含みやすい組成の蛋白質からなり、この
部分がスケール接合部に開口して水の浸透経路と
なる。これを羊毛について図示すれば、第1図お
よび第3図に示すとおりであつて、水はまずエン
ドキユチクルに浸透してこの部分が膨潤し、その
結果、エツジが立ち上がる。さらに、浸透が進め
ば、水は完全に羊毛内部のコルテツクスに至る。 従来、羊毛繊維に防縮性を与えるためにスケー
ルを除去することを目的として、塩素化剤または
酸化剤を用いて処理することが行なわれている。 ところが、それら薬剤の作用をスケール表面に
限定しようとしても、水溶液中で行なう限り、そ
の液がコルテツクスへも浸透して酸化が内部にま
で進み、繊維が脆化損傷することを免れなかつ
た。 酸化剤の作用が弱ければ、防縮効果は不十分に
なる。 反応を途中でやめるとか、または比較的ゆるや
かに反応が進む薬剤、たとえば有機酸化剤を用い
ることが試みられているが、意図したように酸化
を限定することはできず、酸化途中の分解物が繊
維表面に付着して染色堅牢度を低下させるなど、
実用上さまざまな支障を生じやすい。 最初に酸類で処理してから酸化剤を作用させる
技術もあるが、これも水溶液中で行なう限りは、
水分の浸透経路を通して酸が限りなく内部に浸透
するので、酸化を羊毛の表面に局限することは事
実上不可能である。 本発明者らは、さきに中性塩類の飽和溶液中と
いう膨潤をおさえた条件下で羊毛に酸を作用させ
ることによりキユテイクル部分に酸を含有させ、
塩素化剤を用いてキユテイクル部分を塩素化して
から水中に浸漬して塩素化部分を膨潤させ、水洗
除去してスケールのエツジ部分を取除き、フエル
ト化を防止する技術を開発した(特公昭57−
53470号)。 今回、この技術を改良し、いつそうの高級改質
化を実現する方法を完成したので、ここに提案す
る。
本発明の目的は、前記した従来技術の問題を解
決し、進んで上記本発明者らの開示した方法より
もいつそう繊維の損傷の度合が少ない、獣毛繊維
質物の高級改質化方法を提供することにある。 発明の構成
決し、進んで上記本発明者らの開示した方法より
もいつそう繊維の損傷の度合が少ない、獣毛繊維
質物の高級改質化方法を提供することにある。 発明の構成
本発明の獣毛繊維質物の高級改質法は、撥水性
を示す獣毛繊維を、酸性のガスにさらすか、また
は遷移元素金属、マグネシウムもしくはアルミニ
ウムのイオンを含有する水溶液に浸漬して繊維の
表面にある親水性部分すなわちスケールの接合部
分とこれに連らなるエンドキユチクル部分に水素
イオンまたは上記金属イオンを吸着させたのち高
濃度の酸化剤の水溶液で処理し、上記部分におい
て急激な接触的酸化分解を起させることによりス
ケール組織を内側から崩壊させて剥離し、ついで
還元剤の水溶液で処理することからなる。 酸性のガスを獣毛繊維と接触させることによつ
て、その結合水分中に水素イオンを保持させるこ
とができる。塩化水素、無水硫酸のガスがこれに
適する。 獣毛の結合水分中に水素イオンを含ませたとき
は、次の工程の酸化剤に入れる前に、獣毛繊維を
水に触れさせてはならない。 一方、金属イオンを使用する場合は、エンドキ
ユチクル部分を構成するアミノ酸の特性を利用す
る。すなわち、カルボキシル基、アミノ基に、遷
移元素金属、マグネシウムまたはアルミニウムの
イオンを、配位吸着させる。 具体的には、重量で0.01〜0.05%owfの、Cr,
Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Pd,Cd,Sn,
Sb,Pt,Hg,Pb,Bi,MgまたはAlの金属イオ
ンを含む30℃前後の水溶液中に獣毛を浸漬する
と、水の浸透経路を通つて、エンドキユチクル部
分に、多くの場合おそらくは錯体として、これら
の金属が吸着する。繊維の内部に吸着が及ばない
よう、繊維の膨潤を避け、しかし吸着には適する
PHをもつた、上記金属イオンを含有する水溶液を
使用する。 この水溶液は、有機溶剤中に分散させて使用す
ることもできる。適当な有機溶剤は、後記の例に
示す1,1,1−トリクロロエタンのほか、パ−
クロロエチレン、トリクロロエチレン、工業用ガ
ソリン5号、灯油、四塩化炭素などである。分散
剤としては、やはり例示するソルビタンラウレー
トのほかに、各種アニオン系やノニオン系の有機
溶剤型界面活性剤を使用すればよい。 次に、塩素化剤または酸化剤の液中に、上で処
理した獣毛繊維を浸漬する。塩素化もまた酸化の
一種であるから、本発明で「酸化」とは塩素化を
包含する。「酸化剤」の語は便宜上「塩素化剤」
と対立させて用いたが、本発明の方法に使用する
代表的な酸化剤は、同時に塩素化および酸化をひ
きおこすものが多い。塩素化剤または酸化剤とし
ては、次亜塩素酸、亜塩素酸または塩素化シアヌ
ル酸などのアルカリ金属塩、あるいは過硫酸、過
硫酸水素カリ、過酢酸または過マンガン酸カリな
どが適当である。塩素化アミンや過酸化ナトリウ
ムも使用できる。使用量は、代表的な次亜塩素酸
ナトリウムの場合、被処理獣毛繊維に対して、重
量で有効塩素量3〜12%の範囲が適当である。 続いて、還元剤を用いて、酸化を止めるととも
に、残つた酸化剤を還元により除く。適当な還元
剤の例は、メタ重亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸ナトリウムおよびチオグリコー
ル酸である。
を示す獣毛繊維を、酸性のガスにさらすか、また
は遷移元素金属、マグネシウムもしくはアルミニ
ウムのイオンを含有する水溶液に浸漬して繊維の
表面にある親水性部分すなわちスケールの接合部
分とこれに連らなるエンドキユチクル部分に水素
イオンまたは上記金属イオンを吸着させたのち高
濃度の酸化剤の水溶液で処理し、上記部分におい
て急激な接触的酸化分解を起させることによりス
ケール組織を内側から崩壊させて剥離し、ついで
還元剤の水溶液で処理することからなる。 酸性のガスを獣毛繊維と接触させることによつ
て、その結合水分中に水素イオンを保持させるこ
とができる。塩化水素、無水硫酸のガスがこれに
適する。 獣毛の結合水分中に水素イオンを含ませたとき
は、次の工程の酸化剤に入れる前に、獣毛繊維を
水に触れさせてはならない。 一方、金属イオンを使用する場合は、エンドキ
ユチクル部分を構成するアミノ酸の特性を利用す
る。すなわち、カルボキシル基、アミノ基に、遷
移元素金属、マグネシウムまたはアルミニウムの
イオンを、配位吸着させる。 具体的には、重量で0.01〜0.05%owfの、Cr,
Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Zn,Pd,Cd,Sn,
Sb,Pt,Hg,Pb,Bi,MgまたはAlの金属イオ
ンを含む30℃前後の水溶液中に獣毛を浸漬する
と、水の浸透経路を通つて、エンドキユチクル部
分に、多くの場合おそらくは錯体として、これら
の金属が吸着する。繊維の内部に吸着が及ばない
よう、繊維の膨潤を避け、しかし吸着には適する
PHをもつた、上記金属イオンを含有する水溶液を
使用する。 この水溶液は、有機溶剤中に分散させて使用す
ることもできる。適当な有機溶剤は、後記の例に
示す1,1,1−トリクロロエタンのほか、パ−
クロロエチレン、トリクロロエチレン、工業用ガ
ソリン5号、灯油、四塩化炭素などである。分散
剤としては、やはり例示するソルビタンラウレー
トのほかに、各種アニオン系やノニオン系の有機
溶剤型界面活性剤を使用すればよい。 次に、塩素化剤または酸化剤の液中に、上で処
理した獣毛繊維を浸漬する。塩素化もまた酸化の
一種であるから、本発明で「酸化」とは塩素化を
包含する。「酸化剤」の語は便宜上「塩素化剤」
と対立させて用いたが、本発明の方法に使用する
代表的な酸化剤は、同時に塩素化および酸化をひ
きおこすものが多い。塩素化剤または酸化剤とし
ては、次亜塩素酸、亜塩素酸または塩素化シアヌ
ル酸などのアルカリ金属塩、あるいは過硫酸、過
硫酸水素カリ、過酢酸または過マンガン酸カリな
どが適当である。塩素化アミンや過酸化ナトリウ
ムも使用できる。使用量は、代表的な次亜塩素酸
ナトリウムの場合、被処理獣毛繊維に対して、重
量で有効塩素量3〜12%の範囲が適当である。 続いて、還元剤を用いて、酸化を止めるととも
に、残つた酸化剤を還元により除く。適当な還元
剤の例は、メタ重亜硫酸ナトリウム、次亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸ナトリウムおよびチオグリコー
ル酸である。
本発明の方法は、塩素化剤または酸化剤による
酸化分解の反応を促進させるいわば触媒的な存在
として、水素イオンまたは金属イオンを、獣毛繊
維のスケールの限定された部分に吸着させておい
て、塩素化剤または酸化剤の溶液に浸漬すること
により、スケールの特定部分に限定して酸化を行
なうことによりスケールだけを崩壊させて離脱さ
せ、内部のコルテツクスは何ら損傷させず保存す
るわけである。 上記の過程を、図面を参照して説明する。 羊毛繊維の表面は、第1図に示すようにスケー
ル1でおおわれている。内部を構成しているの
は、コルテツクス6とよばれる紡錘形をした細胞
であり、スケール1は撥水性の膜であるエピキユ
チクル4でおおわれている。従つて羊毛繊維の表
面は撥水性であるが、スケールとスケールの接合
部分は、第3図に示すように、親水性の部分が開
口していて水浸透経路2となり、これが、エンド
キユチクル部分3に接続しているから、ここから
水が浸透してエンドキユチクル3の部分が膨潤
し、スケールが立ち上がつてフエルト化しやすく
なる。 これは羊毛の欠点であるが、本発明はこれを逆
に利用して、水浸透経路2およびエンドキユチク
ル3に、まず水素イオンまたは金属イオンを吸着
させておき、上記2および3の部分を急激に酸化
分解するわけである。 このようにして、スケール1は、内部層5に接
する内側から崩壊が起つて脱落する。スケール部
分だけが剥離した繊維は、第2図に示すようにな
る。 実施例
酸化分解の反応を促進させるいわば触媒的な存在
として、水素イオンまたは金属イオンを、獣毛繊
維のスケールの限定された部分に吸着させておい
て、塩素化剤または酸化剤の溶液に浸漬すること
により、スケールの特定部分に限定して酸化を行
なうことによりスケールだけを崩壊させて離脱さ
せ、内部のコルテツクスは何ら損傷させず保存す
るわけである。 上記の過程を、図面を参照して説明する。 羊毛繊維の表面は、第1図に示すようにスケー
ル1でおおわれている。内部を構成しているの
は、コルテツクス6とよばれる紡錘形をした細胞
であり、スケール1は撥水性の膜であるエピキユ
チクル4でおおわれている。従つて羊毛繊維の表
面は撥水性であるが、スケールとスケールの接合
部分は、第3図に示すように、親水性の部分が開
口していて水浸透経路2となり、これが、エンド
キユチクル部分3に接続しているから、ここから
水が浸透してエンドキユチクル3の部分が膨潤
し、スケールが立ち上がつてフエルト化しやすく
なる。 これは羊毛の欠点であるが、本発明はこれを逆
に利用して、水浸透経路2およびエンドキユチク
ル3に、まず水素イオンまたは金属イオンを吸着
させておき、上記2および3の部分を急激に酸化
分解するわけである。 このようにして、スケール1は、内部層5に接
する内側から崩壊が起つて脱落する。スケール部
分だけが剥離した繊維は、第2図に示すようにな
る。 実施例
【実施例 1】
オーストラリア産メリノ種の径21.5μの羊毛で
つくつたセーターを、約20分間、HClの気流中に
おき、ついで、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウ
ムの、 有効塩素量 4%owf 浴 比 1:15 の水溶液中に25℃で25分間浸漬し、ついで回転式
洗濯機で3分間水洗したのち、 メタ重亜硫酸ナトリウム 5g/ 炭酸水素ナトリウム 10g/ の水溶液中で、30℃において5分間処理し、40℃
の温湯で10分間洗浄した。 このセーターの羊毛は、顕微鏡下でスケールが
取除かれたことが確認され、美しい光沢を有して
いた。洗濯機で3時間洗つても、収縮率は1.4%
であつて、完全に近い耐収縮性が得られた。
つくつたセーターを、約20分間、HClの気流中に
おき、ついで、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウ
ムの、 有効塩素量 4%owf 浴 比 1:15 の水溶液中に25℃で25分間浸漬し、ついで回転式
洗濯機で3分間水洗したのち、 メタ重亜硫酸ナトリウム 5g/ 炭酸水素ナトリウム 10g/ の水溶液中で、30℃において5分間処理し、40℃
の温湯で10分間洗浄した。 このセーターの羊毛は、顕微鏡下でスケールが
取除かれたことが確認され、美しい光沢を有して
いた。洗濯機で3時間洗つても、収縮率は1.4%
であつて、完全に近い耐収縮性が得られた。
【実施例 2】
オーストラリア産メリノ種、平均径17.6μのト
ツプ状羊毛を、 塩化ニツケル 0.015% の水溶液(Niイオンとして36ppm)中に、28℃
で10〜15秒間浸漬し、直ちに水洗いした。 ついで、これを次亜塩素酸ナトリウムの 有効塩素量 6%owf 浴 比 1:15 の溶液に塩酸を加えてPHを6.5に調整したものに
20℃で浸漬し、2分間液を循環させたのち脱液
し、水洗いした。続いて、 メタ重亜硫酸ナトリウム 5g/ アンモニア水(25%) 7c.c./ 浴 比 1:15 の溶液中に3分間浸漬し、脱液後、40℃の温湯で
機械的操作を加えながら、分解離脱したスケール
を洗い去つた。その後、 ホルマリン(35%) 5c.c./ 浴 比 1:15 の温度50℃の液中に30分間浸漬し、脱液、水洗、
乾燥した。 この処理をした羊毛は、美しい光沢と滑らかな
感触を有し、顕微鏡観察で90%以上スケールが消
失したことが確認された。 上記の羊毛の33番手双糸を、12ゲージの緯編機
で編み上げた紳士用セーターは、洗濯機洗浄に耐
える防縮性を示し、羊毛特有の弾力性とカシミヤ
のような感触とカサ高さを有し、着用時に肌を刺
す感じは、もちろんなかつた。真紅、紺、黒など
の濃色に染色したものは、いままでに得られなか
つた深い色合いがあり、摩擦堅牢度は4〜5級に
達する製品であつた。 下記の、これと異なる原料に上記の処理を試し
て、それぞれすぐれた製品が得られた。 (1) 改質抗ピリングポリエステル45%、羊毛55%
からなる混紡編物地について、実施例2の方法
を適用したものは、洗濯機で水洗い可能な編物
となり、ICI型ピリングテスターを用いるJIS
L−1076法によるテストの結果、抗ピリング性
が従来品より1級向上したことがわかつた。 (2) 羊の毛皮を上記の方法で処理したのち、平滑
剤をつけて梳き毛をくりかえし乾燥したもの
は、美しい光沢と滑らかな感触とを有し、処理
前のものにくらべて一段と品質のよい毛皮に改
質された。
ツプ状羊毛を、 塩化ニツケル 0.015% の水溶液(Niイオンとして36ppm)中に、28℃
で10〜15秒間浸漬し、直ちに水洗いした。 ついで、これを次亜塩素酸ナトリウムの 有効塩素量 6%owf 浴 比 1:15 の溶液に塩酸を加えてPHを6.5に調整したものに
20℃で浸漬し、2分間液を循環させたのち脱液
し、水洗いした。続いて、 メタ重亜硫酸ナトリウム 5g/ アンモニア水(25%) 7c.c./ 浴 比 1:15 の溶液中に3分間浸漬し、脱液後、40℃の温湯で
機械的操作を加えながら、分解離脱したスケール
を洗い去つた。その後、 ホルマリン(35%) 5c.c./ 浴 比 1:15 の温度50℃の液中に30分間浸漬し、脱液、水洗、
乾燥した。 この処理をした羊毛は、美しい光沢と滑らかな
感触を有し、顕微鏡観察で90%以上スケールが消
失したことが確認された。 上記の羊毛の33番手双糸を、12ゲージの緯編機
で編み上げた紳士用セーターは、洗濯機洗浄に耐
える防縮性を示し、羊毛特有の弾力性とカシミヤ
のような感触とカサ高さを有し、着用時に肌を刺
す感じは、もちろんなかつた。真紅、紺、黒など
の濃色に染色したものは、いままでに得られなか
つた深い色合いがあり、摩擦堅牢度は4〜5級に
達する製品であつた。 下記の、これと異なる原料に上記の処理を試し
て、それぞれすぐれた製品が得られた。 (1) 改質抗ピリングポリエステル45%、羊毛55%
からなる混紡編物地について、実施例2の方法
を適用したものは、洗濯機で水洗い可能な編物
となり、ICI型ピリングテスターを用いるJIS
L−1076法によるテストの結果、抗ピリング性
が従来品より1級向上したことがわかつた。 (2) 羊の毛皮を上記の方法で処理したのち、平滑
剤をつけて梳き毛をくりかえし乾燥したもの
は、美しい光沢と滑らかな感触とを有し、処理
前のものにくらべて一段と品質のよい毛皮に改
質された。
【実施例 3】
1,1,1−トリクロロエタン中に、CrF3を
0.05c.c./の水とソルビタンラウレートを加えて
分散させ、Crイオンとして35ppmとなるように
した分散液を用意した。 着用し、洗濯することによりフエルト固化して
20〜30%収縮した、羊毛100%のゴルフウエア、
セーター、チヨツキなどをポリエステル製ネツト
に包み、ドラム型溶剤加工機を用いて、上記の分
散液中で、25℃において2分間処理したのち脱液
し、溶剤を分離した。 被処理物を、次亜塩素酸ナトリウムの、 有効塩素量 5%owf 浴 比 1:10 の溶液をPHを6.5に調整してある浴槽に入れて、
25℃で2分間処理したのち脱液し、水洗して分解
離脱物を除去した。 ついで、 メタ重亜硫酸ナトリウム 8g/ 浴 比 1:10 の水溶液に入れ、温度35℃で5分間処理し、さら
に、 重炭酸ナトリウム 2g/ の溶液で中和し、水洗いした。 以上の処理により、繊維質物の表面の汚れおよ
びフエルト化した部分が、スケールとともに取り
除かれた。その結果、編目が再現し、収縮が新品
のときに近いところまで戻つた上、新品にもなか
つた伸縮性およびカサ高性が生じ、色彩が鮮やか
になつて光沢が増し、柔軟な手触りと、肌を刺す
感触がなくなり、かつ耐洗濯性が与えられるに至
つた。
0.05c.c./の水とソルビタンラウレートを加えて
分散させ、Crイオンとして35ppmとなるように
した分散液を用意した。 着用し、洗濯することによりフエルト固化して
20〜30%収縮した、羊毛100%のゴルフウエア、
セーター、チヨツキなどをポリエステル製ネツト
に包み、ドラム型溶剤加工機を用いて、上記の分
散液中で、25℃において2分間処理したのち脱液
し、溶剤を分離した。 被処理物を、次亜塩素酸ナトリウムの、 有効塩素量 5%owf 浴 比 1:10 の溶液をPHを6.5に調整してある浴槽に入れて、
25℃で2分間処理したのち脱液し、水洗して分解
離脱物を除去した。 ついで、 メタ重亜硫酸ナトリウム 8g/ 浴 比 1:10 の水溶液に入れ、温度35℃で5分間処理し、さら
に、 重炭酸ナトリウム 2g/ の溶液で中和し、水洗いした。 以上の処理により、繊維質物の表面の汚れおよ
びフエルト化した部分が、スケールとともに取り
除かれた。その結果、編目が再現し、収縮が新品
のときに近いところまで戻つた上、新品にもなか
つた伸縮性およびカサ高性が生じ、色彩が鮮やか
になつて光沢が増し、柔軟な手触りと、肌を刺す
感触がなくなり、かつ耐洗濯性が与えられるに至
つた。
【実施例 4】
実施例2と同じ羊毛を対象として、表に示す各
種の金属塩をそれぞれ併記した濃度で含有する水
溶液中に、実施例2と同じく28℃で10〜15秒間浸
漬し、直ちに水洗いした。 この金属イオンを吸着させた羊毛を、表に掲げ
た酸化剤の浴に20℃で浸漬し(浴比はいずれも
1:20)、2分間液を循環させたのち脱液し、水
洗いした。 以下の工程は実施例2と同様にして、還元剤に
よる処理およびホルマリン処理をした。 いずれの金属塩を用いた場合も、得られた羊毛
は美しい光沢と滑らかな感触をもつていた。顕微
鏡観察によれば、スケールは90%以上消失してい
た。 上記の羊毛各種は、防縮性、染色性および染色
堅牢度において、実施例2の製品と同様な特性を
示した。
種の金属塩をそれぞれ併記した濃度で含有する水
溶液中に、実施例2と同じく28℃で10〜15秒間浸
漬し、直ちに水洗いした。 この金属イオンを吸着させた羊毛を、表に掲げ
た酸化剤の浴に20℃で浸漬し(浴比はいずれも
1:20)、2分間液を循環させたのち脱液し、水
洗いした。 以下の工程は実施例2と同様にして、還元剤に
よる処理およびホルマリン処理をした。 いずれの金属塩を用いた場合も、得られた羊毛
は美しい光沢と滑らかな感触をもつていた。顕微
鏡観察によれば、スケールは90%以上消失してい
た。 上記の羊毛各種は、防縮性、染色性および染色
堅牢度において、実施例2の製品と同様な特性を
示した。
【表】
【表】
発明の効果
本発明の改質法により、獣毛繊維のスケールは
内側から形を止めない程度に分解して除去され
る。しかも、繊維内部のコルテツクス部分へは酸
化分解が及ばないから、損傷は避けられる。 従つて、得られた改質獣毛繊維は、いつそう美
麗になつて光沢を増し、独特の高級な風合をもつ
とともに、手触りも柔軟になる。フエルト化のお
それもなくなるから、洗濯が容易である。
内側から形を止めない程度に分解して除去され
る。しかも、繊維内部のコルテツクス部分へは酸
化分解が及ばないから、損傷は避けられる。 従つて、得られた改質獣毛繊維は、いつそう美
麗になつて光沢を増し、独特の高級な風合をもつ
とともに、手触りも柔軟になる。フエルト化のお
それもなくなるから、洗濯が容易である。
第1図は、羊毛繊維の拡大縦断面図である。第
2図は、第1図の羊毛繊維を本発明に従つて改質
したものの、第1図と同様な拡大縦断面図であ
る。第3図は、第1図の円で周囲部分の微細構造
を示す拡大図である。 1……スケール、2……スケール接合部の親水
性部分、3……エンドキユチクル、4……エピキ
ユチクル、5……コルテツクス。
2図は、第1図の羊毛繊維を本発明に従つて改質
したものの、第1図と同様な拡大縦断面図であ
る。第3図は、第1図の円で周囲部分の微細構造
を示す拡大図である。 1……スケール、2……スケール接合部の親水
性部分、3……エンドキユチクル、4……エピキ
ユチクル、5……コルテツクス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 撥水性を示す獣毛繊維を、酸性のガスにさら
すか、または遷移元素金属、マグネシウムもしく
はアルミニウムのイオンを含有する水溶液に浸漬
して繊維の表面にある親水性部分すなわちスケー
ルの接合部分とこれにつらなるエンドキユチクル
部分に水素イオンまたは上記金属イオンを吸着さ
せたのち高濃度の酸化剤の水溶液で処理し、上記
部分において急激な接触的酸化分解を起させるこ
とによりスケール組織を内側から崩壊させて剥離
し、ついで還元剤の水溶液で処理することからな
る獣毛繊維質物のスケール剥離による改質法。 2 遷移元素金属、マグネシウムまたはアルミニ
ウムがイオンとして溶解している水溶液中に獣毛
繊維を浸漬して、前記親水性部分にその金属を配
位吸着させることにより実施する特許請求の範囲
第1項の改質法。 3 酸化触媒となる金属イオンの水溶液を有機溶
剤中に分散させた液に獣毛繊維を浸漬して実施す
る特許請求の範囲第2項の改質法。 4 酸化剤として、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩、
塩素化シアヌル酸塩、ペルオキシ硫酸水素塩、塩
素化アミン、過マンガン酸塩、過酸化水素、過酸
化塩、過硫酸もしくはその塩、または過酢酸もし
くはその塩から選んだものを使用して実施する特
許請求の範囲第1項の改質法。 5 還元剤として、メタ重亜硫酸ナトリウム、次
亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウムまたはチオ
グリコール酸から選んだものを使用して実施する
特許請求の範囲第1項の改質法。 6 獣毛繊維が、羊、山羊、ラマ、アルパカまた
はこれに類似する陸棲の哺乳動物から採取したス
ケール構造を有する繊維、前記繊維を含有する繊
維製品、または前記動物の毛皮の繊維である特許
請求の範囲第1項ないし第5項のいづれかの改質
法。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3970280A JPS56140164A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Modification of animal fibrous material by scale peeling |
| US06/296,263 US4396388A (en) | 1980-03-27 | 1981-01-21 | Method of modifying animal fiber goods by stripping off scales |
| EP81900299A EP0055778B1 (de) | 1980-03-27 | 1981-01-21 | Verfahren zum modifizieren von wollfasern durch entfernen von schuppen |
| DE8181900299T DE3170786D1 (en) | 1980-03-27 | 1981-01-21 | Process for modifying woolen fiber by removing scales |
| AU67083/81A AU543073B2 (en) | 1980-03-27 | 1981-01-21 | Process for modifying woolen fiber by removing scales |
| CA000373322A CA1169606A (en) | 1980-03-27 | 1981-03-18 | Method of modifying animal fiber goods by stripping off scales |
| NZ196636A NZ196636A (en) | 1980-03-27 | 1981-03-26 | Modifying animal fibre by stripping off scales |
| IT20772/81A IT1137307B (it) | 1980-03-27 | 1981-03-27 | Procedimento per modificare i prodotti in fibra animale strappando le scaglie |
| PCT/JP1981/000015 WO1981002752A1 (fr) | 1980-03-27 | 1981-10-01 | Procede de modification des fibres de laine en enlevant les ecailles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3970280A JPS56140164A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Modification of animal fibrous material by scale peeling |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56140164A JPS56140164A (en) | 1981-11-02 |
| JPS6219540B2 true JPS6219540B2 (ja) | 1987-04-30 |
Family
ID=12560337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3970280A Granted JPS56140164A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Modification of animal fibrous material by scale peeling |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4396388A (ja) |
| EP (1) | EP0055778B1 (ja) |
| JP (1) | JPS56140164A (ja) |
| AU (1) | AU543073B2 (ja) |
| CA (1) | CA1169606A (ja) |
| DE (1) | DE3170786D1 (ja) |
| IT (1) | IT1137307B (ja) |
| NZ (1) | NZ196636A (ja) |
| WO (1) | WO1981002752A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0687764A2 (en) | 1994-06-07 | 1995-12-20 | Hiroshi Hojo | Method of modifying keratin fiber |
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| JP2567317B2 (ja) * | 1991-11-14 | 1996-12-25 | 花王株式会社 | 毛髪化粧料 |
| WO2006083650A2 (en) * | 2005-02-02 | 2006-08-10 | Vartest Labs, Inc. | A method of determining the cuticle scale height of fibers |
| JP2006283254A (ja) * | 2005-04-04 | 2006-10-19 | Toyobo Co Ltd | 脱スケール加工が可能な弾性複合獣毛繊維紡績糸およびそれを用いた防縮加工方法 |
| CN115948806A (zh) * | 2023-02-13 | 2023-04-11 | 浙江新中和羊毛有限公司 | 一种羊毛洗毛方法 |
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| US3076690A (en) * | 1957-05-28 | 1963-02-05 | Daito Boshoku Kabushiki Kaisha | Process for the chlorination of wool |
| US3062610A (en) * | 1959-02-10 | 1962-11-06 | Kroy Unshrinkable Wools Ltd | Process for shrinkproofing wool |
| JPS395992B1 (ja) * | 1961-04-04 | 1964-04-30 | ||
| GB1098582A (en) * | 1964-05-07 | 1968-01-10 | Prec Processes Textiles Ltd | Production of shrink-resistant wool |
| JPS462800B1 (ja) * | 1967-02-18 | 1971-01-23 | ||
| JPS5536342A (en) * | 1978-09-01 | 1980-03-13 | Hiroshi Houjiyou | High grade quality improving method of wool fiber substance |
| JPS5637368A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-11 | Hiroshi Houjiyou | High grade modification of animal fiber material |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP3970280A patent/JPS56140164A/ja active Granted
-
1981
- 1981-01-21 DE DE8181900299T patent/DE3170786D1/de not_active Expired
- 1981-01-21 EP EP81900299A patent/EP0055778B1/de not_active Expired
- 1981-01-21 US US06/296,263 patent/US4396388A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-01-21 AU AU67083/81A patent/AU543073B2/en not_active Ceased
- 1981-03-18 CA CA000373322A patent/CA1169606A/en not_active Expired
- 1981-03-26 NZ NZ196636A patent/NZ196636A/xx unknown
- 1981-03-27 IT IT20772/81A patent/IT1137307B/it active
- 1981-10-01 WO PCT/JP1981/000015 patent/WO1981002752A1/ja not_active Ceased
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0687764A2 (en) | 1994-06-07 | 1995-12-20 | Hiroshi Hojo | Method of modifying keratin fiber |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| AU6708381A (en) | 1981-10-09 |
| DE3170786D1 (en) | 1985-07-11 |
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| EP0055778B1 (de) | 1985-06-05 |
| CA1169606A (en) | 1984-06-26 |
| IT8120772A0 (it) | 1981-03-27 |
| JPS56140164A (en) | 1981-11-02 |
| US4396388A (en) | 1983-08-02 |
| EP0055778A4 (de) | 1982-09-03 |
| EP0055778A1 (de) | 1982-07-14 |
| NZ196636A (en) | 1983-05-31 |
| IT1137307B (it) | 1986-09-10 |
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