JPS6219795B2 - - Google Patents
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- JPS6219795B2 JPS6219795B2 JP11877179A JP11877179A JPS6219795B2 JP S6219795 B2 JPS6219795 B2 JP S6219795B2 JP 11877179 A JP11877179 A JP 11877179A JP 11877179 A JP11877179 A JP 11877179A JP S6219795 B2 JPS6219795 B2 JP S6219795B2
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- phosphor
- zns
- green
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/10—Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
- H01J29/18—Luminescent screens
- H01J29/26—Luminescent screens with superimposed luminescent layers
Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はカラーテレビジヨン用陰極線管に用
いられ、特に高輝度に発光すると共に電流飽和特
性を示さない緑色発光蛍光膜に関するものであ
る。
いられ、特に高輝度に発光すると共に電流飽和特
性を示さない緑色発光蛍光膜に関するものであ
る。
カラーテレビジヨン用陰極線管に用いられる緑
色発光蛍光膜は、ZnS/Cu、Al、ZnCdS/Cu、
Al又はZnS/Au、Cu、Alの何れもZnS系蛍光体
が一般に用いられている。これ等のZnS系化合物
を母体とする緑色発光蛍光体は、電子線励起の緑
色発光蛍光体の中でも効率が高く、明るい画面を
提供する利点を備えているが、別に電流飽和特性
を示す欠点を併せている。高電流密度の電子線で
蛍光体を励起した時、低電流密度からの電流密度
増加分に対応した輝度上昇を得させなくするので
ある。従つてZnS系蛍光体を使用するときには、
電子線の電流密度が或る値に達すると、この値を
こえる電子線で励起しても、より高輝度の緑色画
面を得ることは出来ない。カラーテレビジヨン用
陰極線管の他の二色の蛍光膜の、例えばY2O2S/
Euから成る赤色発光蛍光膜及びZnS/Agから成
る青色発光蛍光膜は、何れも緑色発光蛍光膜が示
すような電流飽和現象を認めさせることはない。
それ故これ等の各色発光蛍光体をそれぞれ用いた
蛍光膜を備える陰極線管では、電子線が高電流密
度であるとき色再生の為の各色発光強度バランス
をくずしてしまう。例えば高電流密度電子線によ
る励起を必要とする白色画面では、緑色発光蛍光
膜が輝度を上昇させないから、他の二色の各発光
蛍光膜が呈する輝度とのバランスを低下して白色
画面輝度を所望にさせない。又所望色温度の白色
画面を得ようとするとき、緑色成分より赤色成分
が割合を強くするため、より低い色温度の白色画
面を得させてしまう。
色発光蛍光膜は、ZnS/Cu、Al、ZnCdS/Cu、
Al又はZnS/Au、Cu、Alの何れもZnS系蛍光体
が一般に用いられている。これ等のZnS系化合物
を母体とする緑色発光蛍光体は、電子線励起の緑
色発光蛍光体の中でも効率が高く、明るい画面を
提供する利点を備えているが、別に電流飽和特性
を示す欠点を併せている。高電流密度の電子線で
蛍光体を励起した時、低電流密度からの電流密度
増加分に対応した輝度上昇を得させなくするので
ある。従つてZnS系蛍光体を使用するときには、
電子線の電流密度が或る値に達すると、この値を
こえる電子線で励起しても、より高輝度の緑色画
面を得ることは出来ない。カラーテレビジヨン用
陰極線管の他の二色の蛍光膜の、例えばY2O2S/
Euから成る赤色発光蛍光膜及びZnS/Agから成
る青色発光蛍光膜は、何れも緑色発光蛍光膜が示
すような電流飽和現象を認めさせることはない。
それ故これ等の各色発光蛍光体をそれぞれ用いた
蛍光膜を備える陰極線管では、電子線が高電流密
度であるとき色再生の為の各色発光強度バランス
をくずしてしまう。例えば高電流密度電子線によ
る励起を必要とする白色画面では、緑色発光蛍光
膜が輝度を上昇させないから、他の二色の各発光
蛍光膜が呈する輝度とのバランスを低下して白色
画面輝度を所望にさせない。又所望色温度の白色
画面を得ようとするとき、緑色成分より赤色成分
が割合を強くするため、より低い色温度の白色画
面を得させてしまう。
これ等の緑色発光蛍光体の中で、発光効率が高
いのはZnCdS/Cu、Alであるが、公害的見地か
らこの使用はZnS/Cu、Al又はZnS/Au、Cu、
Alに切換えられる傾向にある。この場合両蛍光
体の低い発光輝度も電流飽和特性と同様に問題と
なる点である。
いのはZnCdS/Cu、Alであるが、公害的見地か
らこの使用はZnS/Cu、Al又はZnS/Au、Cu、
Alに切換えられる傾向にある。この場合両蛍光
体の低い発光輝度も電流飽和特性と同様に問題と
なる点である。
この発明はこのような欠点を除き改良された緑
色発光蛍光膜を提供するもので、即ち(1)ZnS/
Cu、Al、ZnCdS/Cu、Al又はZnS/Au、Cu、
Alの少くとも一種であるZnS系緑色発光蛍光体を
少くとも60重量部に、Gd2O2S/Tb蛍光体に対す
るTbの比が0.8モル%以上8モル%以下である
Gd2O2S/Tb、又はY2O2S/Tb蛍光体に対する
Tbの比が1モル%以上10モル%以下である
Y2O2S/Tbの少くとも一種であるTb付活蛍光体
を0.05重量%以上40重量部以下占めるように積層
させた二層膜体から実質的に成る緑色発光蛍光
膜、(2)ZnS系緑色発光蛍光体層が前方フエースプ
レート側に、Tb付活蛍光体層が背方に積層形成
されていることを特徴とする前記第1項に記載の
緑色発光蛍光膜並びに(3)ZnS系緑色発光蛍光体及
びY2O2S/Tb蛍光体の平均粒度は4〜10μであ
り、Gd2O2S/Tb蛍光体の平均粒度はZnS系緑色
発光蛍光体の平均粒度の0.7倍以下であることを
特徴とする前記第2項に記載の緑色発光蛍光膜に
ある。Y2O2S/Tb中のTbが10モル%を超える
と、又はGd2O2S/Tb中のTbが8モル%を超え
ると、緑色発光の色純度が低下すると共に、発光
強度が弱くなり、好ましくない。
色発光蛍光膜を提供するもので、即ち(1)ZnS/
Cu、Al、ZnCdS/Cu、Al又はZnS/Au、Cu、
Alの少くとも一種であるZnS系緑色発光蛍光体を
少くとも60重量部に、Gd2O2S/Tb蛍光体に対す
るTbの比が0.8モル%以上8モル%以下である
Gd2O2S/Tb、又はY2O2S/Tb蛍光体に対する
Tbの比が1モル%以上10モル%以下である
Y2O2S/Tbの少くとも一種であるTb付活蛍光体
を0.05重量%以上40重量部以下占めるように積層
させた二層膜体から実質的に成る緑色発光蛍光
膜、(2)ZnS系緑色発光蛍光体層が前方フエースプ
レート側に、Tb付活蛍光体層が背方に積層形成
されていることを特徴とする前記第1項に記載の
緑色発光蛍光膜並びに(3)ZnS系緑色発光蛍光体及
びY2O2S/Tb蛍光体の平均粒度は4〜10μであ
り、Gd2O2S/Tb蛍光体の平均粒度はZnS系緑色
発光蛍光体の平均粒度の0.7倍以下であることを
特徴とする前記第2項に記載の緑色発光蛍光膜に
ある。Y2O2S/Tb中のTbが10モル%を超える
と、又はGd2O2S/Tb中のTbが8モル%を超え
ると、緑色発光の色純度が低下すると共に、発光
強度が弱くなり、好ましくない。
このようなこの発明の緑色発光蛍光膜は積層さ
れている一方のZnS系蛍光体膜体の電流飽和特性
を、他方の付活量を規定されたTb付活蛍光体膜
体により改め、占有比積層条件を最適に規定して
発光輝度をも向上させたものである。
れている一方のZnS系蛍光体膜体の電流飽和特性
を、他方の付活量を規定されたTb付活蛍光体膜
体により改め、占有比積層条件を最適に規定して
発光輝度をも向上させたものである。
ZnS系蛍光体に稀土類系緑色発光体を単純に混
合した緑色発光蛍光膜は、例えば実開昭49−
80677号、特開昭53−130966号公報で述べられて
いる。しかし後記公報に述べられているように
ZnS/Cu、Al60重量部にGd2O2S/Tb40重量部の
単純混合蛍光体から成る緑色発光蛍光膜は電流飽
和特性のみ改良され、絶対輝度を低くする。例え
ばZnS/Cu、Al単独膜体を100%とする時0.1μ
A/cm2の低電流密度時に80%、又2.5μA/cm2の
高電流密度時に94%にしか達しない。
合した緑色発光蛍光膜は、例えば実開昭49−
80677号、特開昭53−130966号公報で述べられて
いる。しかし後記公報に述べられているように
ZnS/Cu、Al60重量部にGd2O2S/Tb40重量部の
単純混合蛍光体から成る緑色発光蛍光膜は電流飽
和特性のみ改良され、絶対輝度を低くする。例え
ばZnS/Cu、Al単独膜体を100%とする時0.1μ
A/cm2の低電流密度時に80%、又2.5μA/cm2の
高電流密度時に94%にしか達しない。
この発明で積層させるTb付活蛍光体は、
La2O2S/Tb、Gd2O2S/Tb、Y2O2S/Tb等稀土
類緑色発光蛍光体中、発光効率、発光色、蛍光膜
品位を考慮してGd2O2S/Tb及びY2O2S/Tbを用
いる。但し何れも緑色発光蛍光体として用いるた
め、Gd2O2S/TbでTb付活剤濃度をGd2O2S/Tb
に対し0.8モル%以上、又Y2O2S/TbでTb付活剤
濃度をY2O2S/Tbに対して1モル%以上とする
を要する。もし両蛍光体のTb濃度がこれらの値
より小さい場合には、発光スペクトル分布におい
て、不要部である青色域、紫外域の発光強度が高
くなり、カラーブラウン管の緑色成分としての好
適範囲からはずれた発光色となるからである。又
更に好ましいTb濃度範囲として、なるべく
Gd2O2S/TbにおいてはTb濃度がGd2O2Sに対し
2.5モル%以下、Y2O2S/TbにおいてはTb濃度が
Y2O2Sに対し5モル%以下である事が望ましい。
これは発光色が黄色方向にずれる事もあるが、
Tb付活剤の濃度が高くなりすぎると、濃度消光
が起こり、発光効率が低下するからである。
La2O2S/Tb、Gd2O2S/Tb、Y2O2S/Tb等稀土
類緑色発光蛍光体中、発光効率、発光色、蛍光膜
品位を考慮してGd2O2S/Tb及びY2O2S/Tbを用
いる。但し何れも緑色発光蛍光体として用いるた
め、Gd2O2S/TbでTb付活剤濃度をGd2O2S/Tb
に対し0.8モル%以上、又Y2O2S/TbでTb付活剤
濃度をY2O2S/Tbに対して1モル%以上とする
を要する。もし両蛍光体のTb濃度がこれらの値
より小さい場合には、発光スペクトル分布におい
て、不要部である青色域、紫外域の発光強度が高
くなり、カラーブラウン管の緑色成分としての好
適範囲からはずれた発光色となるからである。又
更に好ましいTb濃度範囲として、なるべく
Gd2O2S/TbにおいてはTb濃度がGd2O2Sに対し
2.5モル%以下、Y2O2S/TbにおいてはTb濃度が
Y2O2Sに対し5モル%以下である事が望ましい。
これは発光色が黄色方向にずれる事もあるが、
Tb付活剤の濃度が高くなりすぎると、濃度消光
が起こり、発光効率が低下するからである。
以下にGd2O2S/Tb、Y2O2S/Tb何れか蛍光体
を条件をえらんでZnS系線色発光蛍光体の一種に
積層するときこの発明の効果があらわれる点につ
いてGd2O2S/TbとZnS/Au、Cu、Alの両蛍光
体組合わせをえらび説明する。
を条件をえらんでZnS系線色発光蛍光体の一種に
積層するときこの発明の効果があらわれる点につ
いてGd2O2S/TbとZnS/Au、Cu、Alの両蛍光
体組合わせをえらび説明する。
第1図にこの発明による二層膜体から成る蛍光
膜の膜構造を示す。図中11はフエースプレート
で、14はアルミ膜である。又フエースプレート
側の大きい粒子12は、ZnS/Au、Cu、Al粒子
で、小さい粒子13はGd2O2S/Tb粒子である。
電子銃より照射された電子線は、まずGd2O2S/
Tb層に射突して緑色発光させ、次いで残りの電
子線がZnS/Au、Cu、Al層に射突して、ZnS/
Au、Cu、Al層の緑色発光を生じさせる事にな
る。従つて画面前方にはZnS/Au、Cu、Alの緑
色発光とGd2O2S/Tbの緑色発光が混合されて放
出する事になる。
膜の膜構造を示す。図中11はフエースプレート
で、14はアルミ膜である。又フエースプレート
側の大きい粒子12は、ZnS/Au、Cu、Al粒子
で、小さい粒子13はGd2O2S/Tb粒子である。
電子銃より照射された電子線は、まずGd2O2S/
Tb層に射突して緑色発光させ、次いで残りの電
子線がZnS/Au、Cu、Al層に射突して、ZnS/
Au、Cu、Al層の緑色発光を生じさせる事にな
る。従つて画面前方にはZnS/Au、Cu、Alの緑
色発光とGd2O2S/Tbの緑色発光が混合されて放
出する事になる。
次に、第2図にこの発明の二層膜体から成る緑
色発光蛍光膜の電流飽和特性を示す。図中縦軸は
蛍光膜の相対発光輝度を示し、横軸は電流密度を
表わす。又、曲線15はこの発明の二層膜体から
成る縁色発光蛍光膜の、又曲線16は従来の
ZnS/Au、Cu、Al単独膜体の特性である。図か
らわかるように、この発明の二層膜体緑色発光蛍
光膜の相対輝度は、ZnS/Au、Cu、Al単独膜に
比較して、低電流密度時0.2μA/cm2で約91%で
あるが、0.8μA/cm2とほぼ同等となり、3μ
A/cm2では約118%に2割近く輝度を向上してい
る事が認められる。この発明のこゝに述べた効果
は、第1図13で示されるようなGd2O2S/Tb蛍
光体による蛍光体層が最低一粒子層膜厚で形成さ
れていても生じる。
色発光蛍光膜の電流飽和特性を示す。図中縦軸は
蛍光膜の相対発光輝度を示し、横軸は電流密度を
表わす。又、曲線15はこの発明の二層膜体から
成る縁色発光蛍光膜の、又曲線16は従来の
ZnS/Au、Cu、Al単独膜体の特性である。図か
らわかるように、この発明の二層膜体緑色発光蛍
光膜の相対輝度は、ZnS/Au、Cu、Al単独膜に
比較して、低電流密度時0.2μA/cm2で約91%で
あるが、0.8μA/cm2とほぼ同等となり、3μ
A/cm2では約118%に2割近く輝度を向上してい
る事が認められる。この発明のこゝに述べた効果
は、第1図13で示されるようなGd2O2S/Tb蛍
光体による蛍光体層が最低一粒子層膜厚で形成さ
れていても生じる。
第3図に、ZnS/Au、Cu、AlとGd2O2S/Tb
の重量積層比と蛍光膜輝度の関係を示す。図中縦
軸は25KV、2μA/cm2の電子線で励起した時の
蛍光膜の相対発光強度を、横軸はZnS/Au、
Cu、Alの塗布重量を100%とした時のGd2O2S/
Tbの相対塗布重量を表わす。図よりわかるよう
にZnS/Au、Cu、Al100重量部に対して約40重量
部のGd2O2S/Tbを積層した時に、相対輝度は最
大になり約80重量部を越えると、ZnS/Au、
Cu、Al単独膜よりも暗くなる事がわかる。又、
Y2O2S/Tbの量が極端に少なく、ZnS/Au、
Cu、Alの0.08重量%未満の混合量になると、膜
輝度評価で略同等となり、ZnS/Au、Cu、Al単
独蛍光膜と変らなくなる。尚、この蛍光膜に利用
した蛍光体の平均粒度は、ZnS/Au、Cu、Alが
7.1μ、Gd2O2S/Tbが4.5μであつた。Gd2O2S/
Tbの平均粒度が大きくなると、Gd2O2Sの比重は
ZnSの2倍弱である為、電子線を吸収する割合が
ZnSに比較して極端に高くなり、最適積層比は前
記より変化してしまう。この発明においては、蛍
光体粒子1個の電子線吸収能力を均一にする為、
Gd2O2S/Tb粒子の平均粒度をZnS/Au、Cu、
Al粒子の0.7倍以下とし、その範囲では、両粒子
の粒度が変化しても第3図と略同等の結果が得ら
れる。又蛍光体粒子の絶対粒度は、蛍光膜輝度の
観点から、ZnS/Au、Cu、Al粒子の平均粒度が
4〜10μが好適範囲である。
の重量積層比と蛍光膜輝度の関係を示す。図中縦
軸は25KV、2μA/cm2の電子線で励起した時の
蛍光膜の相対発光強度を、横軸はZnS/Au、
Cu、Alの塗布重量を100%とした時のGd2O2S/
Tbの相対塗布重量を表わす。図よりわかるよう
にZnS/Au、Cu、Al100重量部に対して約40重量
部のGd2O2S/Tbを積層した時に、相対輝度は最
大になり約80重量部を越えると、ZnS/Au、
Cu、Al単独膜よりも暗くなる事がわかる。又、
Y2O2S/Tbの量が極端に少なく、ZnS/Au、
Cu、Alの0.08重量%未満の混合量になると、膜
輝度評価で略同等となり、ZnS/Au、Cu、Al単
独蛍光膜と変らなくなる。尚、この蛍光膜に利用
した蛍光体の平均粒度は、ZnS/Au、Cu、Alが
7.1μ、Gd2O2S/Tbが4.5μであつた。Gd2O2S/
Tbの平均粒度が大きくなると、Gd2O2Sの比重は
ZnSの2倍弱である為、電子線を吸収する割合が
ZnSに比較して極端に高くなり、最適積層比は前
記より変化してしまう。この発明においては、蛍
光体粒子1個の電子線吸収能力を均一にする為、
Gd2O2S/Tb粒子の平均粒度をZnS/Au、Cu、
Al粒子の0.7倍以下とし、その範囲では、両粒子
の粒度が変化しても第3図と略同等の結果が得ら
れる。又蛍光体粒子の絶対粒度は、蛍光膜輝度の
観点から、ZnS/Au、Cu、Al粒子の平均粒度が
4〜10μが好適範囲である。
以上の様に、この発明の二層膜体構造を有する
緑色発光蛍光膜が電流飽和特性を改善し、特に高
電流密度時の発光輝度を改良したものである事
は、今述べた通りであるが、低電流密度時に画質
を改良する効果も合わせている。電流飽和特性が
改良されたため、低電流密度時の蛍光膜輝度の電
流に対する直線性が改善され、黒い画面をより鮮
明にし全体として画面のコントラストを向上させ
る。
緑色発光蛍光膜が電流飽和特性を改善し、特に高
電流密度時の発光輝度を改良したものである事
は、今述べた通りであるが、低電流密度時に画質
を改良する効果も合わせている。電流飽和特性が
改良されたため、低電流密度時の蛍光膜輝度の電
流に対する直線性が改善され、黒い画面をより鮮
明にし全体として画面のコントラストを向上させ
る。
こゝでは、Gd2O2S/TbとZnS/Au、Cu、Al
両蛍光体組み合わせについて、二層膜体構造の効
果を述べたが、Gd2O2S/Tb又はGd2O2S/Tbと
同様の効果を有するY2O2S/Tbと、ZnS/Cu、
Al、ZnCdS/Cu、Al等の何れか1種との組み合
わせでも同様に効果を得させる。ただし、
Gd2O2S/Tb蛍光体のかわりにY2O2S/Tb蛍光体
を二層膜構造にして用いる場合には、Y2O2S蛍光
体母体の比重がZnS蛍光体母体の比重と極端な差
がない為、Gd2O2S/Tb蛍光体の様な粒度規制を
する必要はなく、ZnS系縁色発光蛍光体と同じ4
〜10μである事が望ましい。
両蛍光体組み合わせについて、二層膜体構造の効
果を述べたが、Gd2O2S/Tb又はGd2O2S/Tbと
同様の効果を有するY2O2S/Tbと、ZnS/Cu、
Al、ZnCdS/Cu、Al等の何れか1種との組み合
わせでも同様に効果を得させる。ただし、
Gd2O2S/Tb蛍光体のかわりにY2O2S/Tb蛍光体
を二層膜構造にして用いる場合には、Y2O2S蛍光
体母体の比重がZnS蛍光体母体の比重と極端な差
がない為、Gd2O2S/Tb蛍光体の様な粒度規制を
する必要はなく、ZnS系縁色発光蛍光体と同じ4
〜10μである事が望ましい。
以下に他の実施例について述べる。
実施例 1
PVA、水、界面活性剤等を用いた蛍光体スラ
リーを、通常の方法にて塗布し、赤、青、緑三色
に発光する蛍光膜を備えた、カラーブラウン管蛍
光面を形成する。緑色発光蛍光膜については、ま
ず平均粒度7μのZnS/Au、Cu、Al蛍光体膜を
単位面積当りの重量に換算して3mg/cm2になる様
に塗布する。次いで前記ZnS/Au、Cu、Al蛍光
膜の上に、2.5モル%のTbで付活した平均粒度6.7
μのY2O2S/Tb蛍光体を、単位面積当りの重量
に換算して1.2mg/cm2になる様に塗布し、二重膜
を形成する。この様にして得られた蛍光面におい
て、緑色発光蛍光膜のみを、25KVの電子線で励
起、発光させた場合の電流飽和特性を第4図曲線
17に示す。図中縦軸は緑色発光蛍光膜を相対発
光輝度、横軸は電流密度を表わす。又曲線18は
従来のZnS/Au、Cu、Al単独膜の特性を表わ
す。図からわかるようにこの例二層膜体は従来に
比較して電流飽和特性が改善され、特に高電流密
度時3μA/cm2の電子線で励起した時の蛍光膜輝
度は従来の112%である。又、画面全体を発光さ
せた時、白色及び黒色の鮮やかな高品位の画面を
得る事ができる。
リーを、通常の方法にて塗布し、赤、青、緑三色
に発光する蛍光膜を備えた、カラーブラウン管蛍
光面を形成する。緑色発光蛍光膜については、ま
ず平均粒度7μのZnS/Au、Cu、Al蛍光体膜を
単位面積当りの重量に換算して3mg/cm2になる様
に塗布する。次いで前記ZnS/Au、Cu、Al蛍光
膜の上に、2.5モル%のTbで付活した平均粒度6.7
μのY2O2S/Tb蛍光体を、単位面積当りの重量
に換算して1.2mg/cm2になる様に塗布し、二重膜
を形成する。この様にして得られた蛍光面におい
て、緑色発光蛍光膜のみを、25KVの電子線で励
起、発光させた場合の電流飽和特性を第4図曲線
17に示す。図中縦軸は緑色発光蛍光膜を相対発
光輝度、横軸は電流密度を表わす。又曲線18は
従来のZnS/Au、Cu、Al単独膜の特性を表わ
す。図からわかるようにこの例二層膜体は従来に
比較して電流飽和特性が改善され、特に高電流密
度時3μA/cm2の電子線で励起した時の蛍光膜輝
度は従来の112%である。又、画面全体を発光さ
せた時、白色及び黒色の鮮やかな高品位の画面を
得る事ができる。
実施例 2
PVA、水、界面活性剤等を用いた蛍光体スラ
リーを通常の方法にて塗布し、赤、青、緑三色に
発光する蛍光膜を備えたカラーブラウン管蛍光面
を形成する。緑色発光蛍光膜は、まず平均粒度
7.1μのZnS/Cu、Al蛍光体膜を、単位面積当り
の重量に換算して2.3mg/cm2になる様に塗布す
る。次いで前記ZnS/Cu、Al蛍光体膜上に、1.8
モル%のTbで付活した平均粒度4.5μの
Gd2O2S/Tb蛍光体を単位面積当りの重量に換算
して1.5mg/cm2になる様に塗布し、二層膜体を形
成する。この様にして得られた蛍光面において、
緑色発光蛍光膜のみを、25KVの電子線で励起、
発光させた場合の電流飽和特性を第5図曲線19
に示す。図中縦軸は緑色発光蛍光膜の相対発光輝
度度、横軸は電流密度を表わす。又曲線20は従
来のZnS/Cu、Al単独膜の特性を表わす。図よ
りわかるように、こお発明の二層膜体は従来に比
較して電流飽和特性が改善され、特に高電流密度
時3μA/cm2の電子線で励起した時の蛍光膜輝度
は従来の114%である。又画面全体を発光させた
時、白色及び黒色の鮮やかな、高品位の画面を得
る事ができる。
リーを通常の方法にて塗布し、赤、青、緑三色に
発光する蛍光膜を備えたカラーブラウン管蛍光面
を形成する。緑色発光蛍光膜は、まず平均粒度
7.1μのZnS/Cu、Al蛍光体膜を、単位面積当り
の重量に換算して2.3mg/cm2になる様に塗布す
る。次いで前記ZnS/Cu、Al蛍光体膜上に、1.8
モル%のTbで付活した平均粒度4.5μの
Gd2O2S/Tb蛍光体を単位面積当りの重量に換算
して1.5mg/cm2になる様に塗布し、二層膜体を形
成する。この様にして得られた蛍光面において、
緑色発光蛍光膜のみを、25KVの電子線で励起、
発光させた場合の電流飽和特性を第5図曲線19
に示す。図中縦軸は緑色発光蛍光膜の相対発光輝
度度、横軸は電流密度を表わす。又曲線20は従
来のZnS/Cu、Al単独膜の特性を表わす。図よ
りわかるように、こお発明の二層膜体は従来に比
較して電流飽和特性が改善され、特に高電流密度
時3μA/cm2の電子線で励起した時の蛍光膜輝度
は従来の114%である。又画面全体を発光させた
時、白色及び黒色の鮮やかな、高品位の画面を得
る事ができる。
実施例 3
PVA、水、界面活性剤等を用いた蛍光体スラ
リーを通常の方法にて塗布し、赤、青、緑三色に
発光する蛍光膜を備えたカラーブラウン管蛍光面
を形成する。この時緑色発光蛍光膜を得るにあた
つては、まず平均粒度6.9μのZnCdS/Cu、Al蛍
光体膜を単位面積当りの重量に換算して2.0mg/
cm2になる様に塗布する。次いで前記ZnS/Cu、
Al蛍光膜上に1.5モル%のTbで付活した平均粒度
4.1μのGd2O2S/Tb蛍光体を単位面積当りの重
量に換算して1.4mg/cm2になる様にして塗布し、
二層膜体を形成する。この様にして得られた蛍光
面において緑色発光蛍光膜のみを25KVの電子線
で励起、発光させた場合の電流飽和特性を第6図
曲線21に示す。図中縦軸は緑色発光蛍光膜の相
対発光輝度、横軸は電流密度を表わす。又曲線2
2は従来のZnCdS/Cu、Al単独膜の特性を表わ
す。図よりわかるように、この発明の二層膜は従
来に比較して電流飽和特性が改善され、特に高電
流密度時3μA/cm2の電子線で励起した時の蛍光
膜輝度は、従来の109%であつた。又画面全体を
発光させた時に、白色及び黒色の鮮やかな高品位
の画面を得る事ができた。
リーを通常の方法にて塗布し、赤、青、緑三色に
発光する蛍光膜を備えたカラーブラウン管蛍光面
を形成する。この時緑色発光蛍光膜を得るにあた
つては、まず平均粒度6.9μのZnCdS/Cu、Al蛍
光体膜を単位面積当りの重量に換算して2.0mg/
cm2になる様に塗布する。次いで前記ZnS/Cu、
Al蛍光膜上に1.5モル%のTbで付活した平均粒度
4.1μのGd2O2S/Tb蛍光体を単位面積当りの重
量に換算して1.4mg/cm2になる様にして塗布し、
二層膜体を形成する。この様にして得られた蛍光
面において緑色発光蛍光膜のみを25KVの電子線
で励起、発光させた場合の電流飽和特性を第6図
曲線21に示す。図中縦軸は緑色発光蛍光膜の相
対発光輝度、横軸は電流密度を表わす。又曲線2
2は従来のZnCdS/Cu、Al単独膜の特性を表わ
す。図よりわかるように、この発明の二層膜は従
来に比較して電流飽和特性が改善され、特に高電
流密度時3μA/cm2の電子線で励起した時の蛍光
膜輝度は、従来の109%であつた。又画面全体を
発光させた時に、白色及び黒色の鮮やかな高品位
の画面を得る事ができた。
第1図はこの発明の緑色発光蛍光膜模式図、第
2図は従来及びこの発明の緑色発光蛍光膜の電流
飽和曲線図、第3図はZnS/Au、Cu、Al蛍光体
との二層膜体におけるGd2O2S/Tb蛍光体の積層
比と前記二層膜体の相対輝度の関係を表わす図、
第4図、第5図及び第6図は何れも従来及びこの
発明による緑色発光蛍光膜の電流飽和曲線を表わ
す図である。 11……フエースプレート、12……ZnS/
Au、Cu、Al蛍光体膜、13……Gd2O2S/Tb蛍
光体膜、14……アルミ膜、15……ZnS/
Au、Cu、AlとGd2O2S/Tbによる二層膜体例の
電流飽和曲線、16,18……ZnS/Au、Cu、
Al蛍光体単独膜の電流飽曲線、17……Y2O2S/
TbとZnS/Au、Cu、Al二層膜体の電流飽和曲
線、19……Gd2O2S/TbとZnS/Cu、Al二層膜
体の電流飽和曲線、20……ZnS/Cu、Al蛍光
体単独膜の電流飽和曲線、21……Gd2O2S/Tb
とZnCdS/Cu、Al二層膜体の電流飽和曲線、2
2……ZnCdS/Cu、Al蛍光体単独膜の電流飽和
曲線。
2図は従来及びこの発明の緑色発光蛍光膜の電流
飽和曲線図、第3図はZnS/Au、Cu、Al蛍光体
との二層膜体におけるGd2O2S/Tb蛍光体の積層
比と前記二層膜体の相対輝度の関係を表わす図、
第4図、第5図及び第6図は何れも従来及びこの
発明による緑色発光蛍光膜の電流飽和曲線を表わ
す図である。 11……フエースプレート、12……ZnS/
Au、Cu、Al蛍光体膜、13……Gd2O2S/Tb蛍
光体膜、14……アルミ膜、15……ZnS/
Au、Cu、AlとGd2O2S/Tbによる二層膜体例の
電流飽和曲線、16,18……ZnS/Au、Cu、
Al蛍光体単独膜の電流飽曲線、17……Y2O2S/
TbとZnS/Au、Cu、Al二層膜体の電流飽和曲
線、19……Gd2O2S/TbとZnS/Cu、Al二層膜
体の電流飽和曲線、20……ZnS/Cu、Al蛍光
体単独膜の電流飽和曲線、21……Gd2O2S/Tb
とZnCdS/Cu、Al二層膜体の電流飽和曲線、2
2……ZnCdS/Cu、Al蛍光体単独膜の電流飽和
曲線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ZnS/Cu、Al、ZnCdS/Cu、Al又はZnS/
Au、Cu、Alの少くとも一種であるZnS系緑色発
光蛍光体を少くとも60重量部に、Gd2O2S/Tb蛍
光体に対するTbの比が0.8モル%以上8モル%以
下であるGd2O2S/Tb、又はY2O2S/Tb蛍光体に
対するTbの比が1モル%以上10モル%以下であ
るY2O2S/Tbの少くとも一種であるTb付活蛍光
体を0.05重量%以上40重量%以下占めるように積
層させた二層膜体から実質的に成ることを特徴と
する緑色発光蛍光膜。 2 ZnS系緑色発光蛍光体層が前方フエーズプレ
ート側に、Tb付活蛍光体層が背方に積層形成さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の緑色発光蛍光膜。 3 ZnS系緑色発光蛍光体及びY2O2S/Tb蛍光体
の平均粒度は4〜10μであり、Gd2O2S/Tb蛍光
体の平均粒度はZnS系緑色発光蛍光体の平均粒度
の0.7倍以下であることを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の緑色発光蛍光膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11877179A JPS5642942A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Green colour luminescent fluorescent film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11877179A JPS5642942A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Green colour luminescent fluorescent film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5642942A JPS5642942A (en) | 1981-04-21 |
| JPS6219795B2 true JPS6219795B2 (ja) | 1987-05-01 |
Family
ID=14744656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11877179A Granted JPS5642942A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Green colour luminescent fluorescent film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5642942A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107243631B (zh) * | 2017-06-06 | 2018-12-25 | 福州大学 | 一种改性金纳米棒@硫氧化钆及其制备方法 |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP11877179A patent/JPS5642942A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5642942A (en) | 1981-04-21 |
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