JPS6220179B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220179B2 JPS6220179B2 JP53090839A JP9083978A JPS6220179B2 JP S6220179 B2 JPS6220179 B2 JP S6220179B2 JP 53090839 A JP53090839 A JP 53090839A JP 9083978 A JP9083978 A JP 9083978A JP S6220179 B2 JPS6220179 B2 JP S6220179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboxylic acid
- trans
- liquid crystal
- octylphenyl
- chloro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
Description
本発明は液晶性エステル化合物に関する。
液晶を用いた表示素子にはFE方式、DSM方
式、ゲスト・ホスト方式等色々あるが、これらの
表子素子が用いられるためには液晶組成物が安定
であり、素子の使用温度を液晶温度範囲がカバー
することが必要である。かかる液晶組成物は適当
な化学構造を有する液晶化合物を何種類か組み合
わせて混合することにより得ることが出来る。 本発明の目的はかかる液晶組成物の素材として
有用な新規化合物を提供することにある。 本発明の化合物は一般式が (式中Rは炭素数1〜6個の直鎖アルキル基を示
す。)で表わされるトランス−4−n−アルキル
シクロヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−
4′−(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエス
テルであり、この化合物はトランスス−4−n−
アルキルシクロヘキサノン−1−カルボン酸を塩
化チオニルで酸塩化物とし、これと2−クロル−
4−(4′−n−オクチルフエニル)−フエノールと
反応させることにより得ることが出来る。この反
応を化学方程式で示すと次の如く表わされる。 (但し、式中Rは炭素数1〜8個の直鎖アルキル
基を示す。)尚、上記反応に用いられる原料のカ
ルボン酸は相当する4−n−アルキル安息香酸を
還元することにより得ることが出来(特公昭53−
22882号)、2−クロル−4−(4′−n−オクチル
フエニル)−フエノールは特公昭52−142683号の
方法により合成出来る。 次に本発明の化合物4−n−アルキルシクロヘ
キサン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−(4
−n−オクチルフエニル)−フエニルエステルの
製造法を詳しく説明する。 市販のトランス−4−n−アルキルシクロヘキ
サン−1−カルボン酸(これらの化合物は特公昭
53−22882号等の方法により合成出来、これら化
合物の性質は表1のとおりである。)と過剰量の
塩化チオニルをフラスコにより加熱還流を行な
い、還流後過剰の塩化チオニルを留去し残査を減
圧蒸留することによりトランス−4−n−アルキ
ルシクロヘキサン−1−カルボン酸クロリドを得
る。次に当モル量の2−クロル−4−(4−n−
オクチルフエニル)−フエノール(この化合物は
特公昭52−142683号の方法により合成出来る。)
と、4−n−アルキルシクロヘキサン−1−カル
ボン酸クロリドをフラスコにとり80℃で2時間放
置し、放置後反応物をエタノールより再結晶する
ことにより目的物を得ることが出来る。 以下に本発明の実施の態様を更に詳しく示すた
め実施例によりその製造例及びその有用性を示す
応用例を述べる。 実施例 1 市販のトランス−4−n−ヘキシルシクロメキ
サン−1−カルボン酸10gと塩化チオニル20mlを
100mlフラスコにとり加熱還流を1時間行ない、
還流後過剰の塩化チオニルを減圧留去した。塩化
チオニル留去後の残査を減圧蒸留することにより
トランス−4−n−ヘキシルシクロヘキサン−1
−カルボン酸クロリドを得た。 沸点 103〜106℃/mmHg 収率 85% 次に特公昭52−142683号の方法により合成した
2−クロル−4−(4−n−オクチルフエニル)−
フエノール(融点42℃)(この化合物の赤外線吸
収スペクトルを第1図に示す。)1.5gとトランス
−4−n−ヘキシルシクロヘキサン−1−カルボ
ン酸クロリド1.1gをフラスコにとり80℃で2時
間放置した。放置後反応物をエタノールにより融
点が一定になるまで再結晶をくりかえしたところ
白色の結晶が1.2g(収率50%)得られた。この
化合物、即ちトランス−4−n−ヘキシルシクロ
ヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−
(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエステル
の融点は36℃であり、透明点は87℃であつた。こ
の化合物の赤外線吸収スペクトルを第2図に示
す。 実施例 2〜6 実施例1と同様にして、トランス−4−n−ヘ
キシルシクロヘキサン−1−カルボン酸の代わり
にトランス−4−メチルシクロヘキサン−1−カ
ルボン酸、トランス−4−エチルシクロヘキサン
−1−カルボン酸、トランス−4−n−プロピル
シクロヘキサン−1−カルボン酸、トランス−4
−n−ブチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、
トランス−4−n−ペンチルシクロヘキサン−1
−カルボン酸を原料として個々のアルキル基に対
応するトランス−4−n−アルキルシクロヘキサ
ン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−(4−n
−オクチルフエニル)−フエニルエステルを得
た。これら合成した化合物の赤外線吸収スペクト
ルを第3図〜第7図に示す。又合成の途中経過及
び結果を表2、表3に示す。
式、ゲスト・ホスト方式等色々あるが、これらの
表子素子が用いられるためには液晶組成物が安定
であり、素子の使用温度を液晶温度範囲がカバー
することが必要である。かかる液晶組成物は適当
な化学構造を有する液晶化合物を何種類か組み合
わせて混合することにより得ることが出来る。 本発明の目的はかかる液晶組成物の素材として
有用な新規化合物を提供することにある。 本発明の化合物は一般式が (式中Rは炭素数1〜6個の直鎖アルキル基を示
す。)で表わされるトランス−4−n−アルキル
シクロヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−
4′−(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエス
テルであり、この化合物はトランスス−4−n−
アルキルシクロヘキサノン−1−カルボン酸を塩
化チオニルで酸塩化物とし、これと2−クロル−
4−(4′−n−オクチルフエニル)−フエノールと
反応させることにより得ることが出来る。この反
応を化学方程式で示すと次の如く表わされる。 (但し、式中Rは炭素数1〜8個の直鎖アルキル
基を示す。)尚、上記反応に用いられる原料のカ
ルボン酸は相当する4−n−アルキル安息香酸を
還元することにより得ることが出来(特公昭53−
22882号)、2−クロル−4−(4′−n−オクチル
フエニル)−フエノールは特公昭52−142683号の
方法により合成出来る。 次に本発明の化合物4−n−アルキルシクロヘ
キサン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−(4
−n−オクチルフエニル)−フエニルエステルの
製造法を詳しく説明する。 市販のトランス−4−n−アルキルシクロヘキ
サン−1−カルボン酸(これらの化合物は特公昭
53−22882号等の方法により合成出来、これら化
合物の性質は表1のとおりである。)と過剰量の
塩化チオニルをフラスコにより加熱還流を行な
い、還流後過剰の塩化チオニルを留去し残査を減
圧蒸留することによりトランス−4−n−アルキ
ルシクロヘキサン−1−カルボン酸クロリドを得
る。次に当モル量の2−クロル−4−(4−n−
オクチルフエニル)−フエノール(この化合物は
特公昭52−142683号の方法により合成出来る。)
と、4−n−アルキルシクロヘキサン−1−カル
ボン酸クロリドをフラスコにとり80℃で2時間放
置し、放置後反応物をエタノールより再結晶する
ことにより目的物を得ることが出来る。 以下に本発明の実施の態様を更に詳しく示すた
め実施例によりその製造例及びその有用性を示す
応用例を述べる。 実施例 1 市販のトランス−4−n−ヘキシルシクロメキ
サン−1−カルボン酸10gと塩化チオニル20mlを
100mlフラスコにとり加熱還流を1時間行ない、
還流後過剰の塩化チオニルを減圧留去した。塩化
チオニル留去後の残査を減圧蒸留することにより
トランス−4−n−ヘキシルシクロヘキサン−1
−カルボン酸クロリドを得た。 沸点 103〜106℃/mmHg 収率 85% 次に特公昭52−142683号の方法により合成した
2−クロル−4−(4−n−オクチルフエニル)−
フエノール(融点42℃)(この化合物の赤外線吸
収スペクトルを第1図に示す。)1.5gとトランス
−4−n−ヘキシルシクロヘキサン−1−カルボ
ン酸クロリド1.1gをフラスコにとり80℃で2時
間放置した。放置後反応物をエタノールにより融
点が一定になるまで再結晶をくりかえしたところ
白色の結晶が1.2g(収率50%)得られた。この
化合物、即ちトランス−4−n−ヘキシルシクロ
ヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−
(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエステル
の融点は36℃であり、透明点は87℃であつた。こ
の化合物の赤外線吸収スペクトルを第2図に示
す。 実施例 2〜6 実施例1と同様にして、トランス−4−n−ヘ
キシルシクロヘキサン−1−カルボン酸の代わり
にトランス−4−メチルシクロヘキサン−1−カ
ルボン酸、トランス−4−エチルシクロヘキサン
−1−カルボン酸、トランス−4−n−プロピル
シクロヘキサン−1−カルボン酸、トランス−4
−n−ブチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、
トランス−4−n−ペンチルシクロヘキサン−1
−カルボン酸を原料として個々のアルキル基に対
応するトランス−4−n−アルキルシクロヘキサ
ン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−(4−n
−オクチルフエニル)−フエニルエステルを得
た。これら合成した化合物の赤外線吸収スペクト
ルを第3図〜第7図に示す。又合成の途中経過及
び結果を表2、表3に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 7
応用例 表4に示す液晶組成物を作成したとこ
ろ透明点は75.5℃であつた。又この液晶組成物を
厚さ8.5μmの液晶セルに充填してコントラスト
特性を40℃において測定したところ第8図のよう
なグラフが得られた。これから本発明の化合物は
FE方式の液晶表示体に用いられる液晶組成物の
成分として使用可能であるということがわかる。
ろ透明点は75.5℃であつた。又この液晶組成物を
厚さ8.5μmの液晶セルに充填してコントラスト
特性を40℃において測定したところ第8図のよう
なグラフが得られた。これから本発明の化合物は
FE方式の液晶表示体に用いられる液晶組成物の
成分として使用可能であるということがわかる。
【表】
本発明は、ビフエニル環とシクロヘキサン環か
らなる化合物が、液晶性を確保できることを実際
に合成してみて確認したものであり、 また、別の効果として、シクロヘキサン環を入
れることにより、粘度(η)および屈折率(△
n)を大きく改善できるなどの利点をもつもので
ある。 ηおよび△nが小さいことは、表示体に実際に
使用する際、高速応答性、広い視野角特性が得ら
れる点に関して有利であることはいうまでもな
い。 さらに、本発明の液晶性化合物は、分子軸とほ
ぼ垂直方向に双極子モーメントをもたせたことに
より誘電異方性が負となるとともに、その絶対値
|△ε|がほぼ2と大きな値を示すもので、駆動
電圧を下げる働きも有する有望な液晶性化合物で
ある。 したがつて、本発明の液晶性化合物を適当に組
み合わせることにより、あるいは他の液晶例え
ば、ビフエニル系液晶、エステル系液晶、アゾキ
シ系液晶、フエニルシクロヘキサン系液晶など広
い範囲の液晶と組み合わせることもでき、少量で
液晶の他の特性に悪い影響を及ぼすことなく、応
答性、視野角特性、駆動電圧などの改善及び液晶
温度特性の特に高温領域を広げることができ、表
示体使用温度(0℃〜60℃)をカバーする液晶組
成物を得ることができる。 さらに、シクロヘキサンカルボン酸を使うこと
によつて、製造方法も簡単で安価に製造できるな
どの効果も併せもつている。
らなる化合物が、液晶性を確保できることを実際
に合成してみて確認したものであり、 また、別の効果として、シクロヘキサン環を入
れることにより、粘度(η)および屈折率(△
n)を大きく改善できるなどの利点をもつもので
ある。 ηおよび△nが小さいことは、表示体に実際に
使用する際、高速応答性、広い視野角特性が得ら
れる点に関して有利であることはいうまでもな
い。 さらに、本発明の液晶性化合物は、分子軸とほ
ぼ垂直方向に双極子モーメントをもたせたことに
より誘電異方性が負となるとともに、その絶対値
|△ε|がほぼ2と大きな値を示すもので、駆動
電圧を下げる働きも有する有望な液晶性化合物で
ある。 したがつて、本発明の液晶性化合物を適当に組
み合わせることにより、あるいは他の液晶例え
ば、ビフエニル系液晶、エステル系液晶、アゾキ
シ系液晶、フエニルシクロヘキサン系液晶など広
い範囲の液晶と組み合わせることもでき、少量で
液晶の他の特性に悪い影響を及ぼすことなく、応
答性、視野角特性、駆動電圧などの改善及び液晶
温度特性の特に高温領域を広げることができ、表
示体使用温度(0℃〜60℃)をカバーする液晶組
成物を得ることができる。 さらに、シクロヘキサンカルボン酸を使うこと
によつて、製造方法も簡単で安価に製造できるな
どの効果も併せもつている。
第1図は2−クロル−4−(4−n′−オクチル
フエニル)−フエノールの赤外線吸収スペクトル
図である。第2図はトランス−4−n−ヘキシル
シクロヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−
4′−(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエス
テルの赤外線吸収スペクトル図である。第3図、
第4図、第5図、第6図、第7図はそれぞれトラ
ンス−4−メチルシクロヘキサン−1−カルボン
酸−2′−クロル−4′−(4−n−オクチルフエニ
ル)−フエニルエステル、トランス−4−エチル
シクロヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−
4′−(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエス
テル、トランス−4−n−プロピルシクロヘキサ
ン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−(4−n
−オクチルフエニル)−フエニルエステル、トラ
ンス−4−n−ブチルシクロヘキサン−1−カル
ボン酸−2′−クロル−4′−(4−n−オクチルフ
エニル)−フエニルエステル、トランス−4−n
−ペンチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−
2′−クロル−4′−(4−n−オクチルフエニル)−
フエニルエステルの赤外線吸収スペクトル図であ
る。 第8図は実施例7で述べた液晶組成物を充填し
た液晶表示体のコントラスト特性である。
フエニル)−フエノールの赤外線吸収スペクトル
図である。第2図はトランス−4−n−ヘキシル
シクロヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−
4′−(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエス
テルの赤外線吸収スペクトル図である。第3図、
第4図、第5図、第6図、第7図はそれぞれトラ
ンス−4−メチルシクロヘキサン−1−カルボン
酸−2′−クロル−4′−(4−n−オクチルフエニ
ル)−フエニルエステル、トランス−4−エチル
シクロヘキサン−1−カルボン酸−2′−クロル−
4′−(4−n−オクチルフエニル)−フエニルエス
テル、トランス−4−n−プロピルシクロヘキサ
ン−1−カルボン酸−2′−クロル−4′−(4−n
−オクチルフエニル)−フエニルエステル、トラ
ンス−4−n−ブチルシクロヘキサン−1−カル
ボン酸−2′−クロル−4′−(4−n−オクチルフ
エニル)−フエニルエステル、トランス−4−n
−ペンチルシクロヘキサン−1−カルボン酸−
2′−クロル−4′−(4−n−オクチルフエニル)−
フエニルエステルの赤外線吸収スペクトル図であ
る。 第8図は実施例7で述べた液晶組成物を充填し
た液晶表示体のコントラスト特性である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビフエニル環とシクロヘキサン環を有する一
般式 (但し、Rは炭素数1〜6個の直鎖アルキル基を
示す。)で表わされるエステル化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9083978A JPS5517363A (en) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | Ester compound |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9083978A JPS5517363A (en) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | Ester compound |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5517363A JPS5517363A (en) | 1980-02-06 |
| JPS6220179B2 true JPS6220179B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=14009746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9083978A Granted JPS5517363A (en) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | Ester compound |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5517363A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4113647A (en) * | 1976-08-13 | 1978-09-12 | The Secretary Of State For Defence In Her Britannic Majesty's Government Of The United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland | Liquid crystalline materials |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP9083978A patent/JPS5517363A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5517363A (en) | 1980-02-06 |
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